浅田彰スレッド part4

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441考える名無しさん
そろそろ浅田氏の批評活動の分析をしてもいいころあいかもね。
ええと、論文風には、
バイオグラフィー 資料:森毅のほんに京大時代のころ、はじめたあったときのことが書いてある
ビブリオグラフィー まあこれはつくれるでしょ
彼を論じた記事紹介 これは資料が80年代にたくさんでた。入手困難?
その政治的、哲学的態度、好みかな

森毅の記述からいえること;
態度のタイプでいえば態度は不良学生風で学力は優等生
ひねくれもので、敵の懐に入ってまるめこんで見方を援護
(表向きは見方を攻撃し敵を分析、まともなところは評価、この調子で敵に自分を信頼させ、
本を読ませる。ついで考えや感じ方を洗練させ、知らぬ間に見方がわに引き寄せる)。
例:voice 諸君になんか平気でかくどころか、むしろ積極的戦術的に掲載。
「ああいう読者をまるめこんでこそ、ものかきというんです」<<この態度には柄谷は批判的です
「なんで朝田君はあんな雑誌に寄稿するんだ!!ヴァかもん!!」

この浅田氏の態度は森木の唯一の全集著者である花田清輝にもつうじる。
浅田の系譜をおうと、日本文学地図では(笑)、森木がいて花田がいて、、、となる
まあ、直球勝負の柄谷がいるとすれば、変化球の浅田もいて、お互いに不足するところを補い合うかにみえるので、
政治的には効果は別として、戦うグループの中の雰囲気はバランスがいい、そんな戦術といえるかなあto。
直球一本やりはうざい、といっても体力面など持続性あり信頼性はある、他方、変化球はどこいくかわからん、コントロールがわるいと
しゃれならん、しかしその自由自在さ、状況をみぬき的確にうごくところはうまくはたらけば効果ある。
しばしばこの二つの特徴は一人の中では不思議と両立しないわけだから、二人でやることになる。通常は表向きは
お互いに警戒し犬猿の仲となりがち。二人の出会いは幸福なものですね。といっても、たぶん、最初は柄谷は浅田を
うさんくさくおもってばかにしていた(対談集より)。しかし、実際に会って話してみると
これが馬鹿にできない秀才であることが明晰判明になる。とこんなぐあい。これから続きは研究者諸兄、どうぞ。