浅田彰スレッド part4

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329考える名無しさん
6月21日[木] 最終回開催!

新しい都市の状況。都市を変える力。それらをいち早く捉えようという連続レク
チャー「New Urban Conditions: 都市を変える力」が、ついに最終回を迎えま
す。

最終回 東京の現在位置(New Urban Condition)

<スピーカー>
・姜尚中(東京大学社会情報研究所教授/政治学・政治思想史)
・吉見俊哉(東京大学社会情報研究所教授/社会学・文化研究)
・五十嵐太郎(建築史・建築批評家)
・森川嘉一郎(早稲田大学理工学総合研究センター九州研究所客員講師/意
匠論)

<モデレーター>
・磯崎新 (建築家・都市計画家、磯崎新アトリエ主宰)
・浅田彰 (京都大学経済研究所助教授)
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いよいよ大詰めを迎える連続レクチャー「New Urban Conditions:都市を変える
力」。
過去10回のレクチャーでは、ラゴス、ヨーロッパ、アメリカ、旧ユーゴ、シンガポ
ールなど、世界で同時多発的に起こっている都市の大転換が、新鮮な視点で
語られてきた。東京については、若手建築家のアトリエ・ワンが独創的な角度
から都市の風景を読み解いてみせた。
では、東京の「New Urban Condition」は何だろうか? 東京という都市にはど
んな力が作用しているのだろう?この大都市の魅力や問題については、ありと
あらゆるビジョンが渦巻いている。政治的に論じられる「東京」、都市論や建築
論のテーマとして語られる「東京」があり、写真やマンガ、アートの世界で繰り
広げられる「トーキョー」があり、ストリートでは日々、都市の風景が塗り替えら
れている。
最終回では東京の都市空間をさまざまなポジションから論じあい、その「現在
位置」を立体的に浮かび上がらせる。『グローバル化の遠近法』の共著者、姜
尚中(カン・サンジュン)氏(政治学)と吉見俊哉氏(社会学)は、グローバル化
という圧倒的な力の流れの中で、東京の公共空間がどのように作られ、どう変
化してきたのかを異なる視点から論じる。また、若手研究者の森川嘉一郎氏
(建築意匠論)は、東京の街の変化やサブカルチャー的な現象を通して、東京
の風景をビジュアルに分析する。
狭い領域の中で終始していた東京の都市論は、ジャンルの異なる研究者たち
の視線が絡み合い、ぶつかり合う中で、生きた議論へと刷新されるだろう。
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会 場:TN プローブhttp://www.tnprobe.com/
日 時:2001年6月21日[木] 19時00分〜21時00分(開場 18時)
入場料:無料
定 員:300人(事前申込み制)
申し込み方法:メール、FAXもしくは往復はがきでお申し込みができます。氏名
(ふりがな)、会社名(所属先、役職を含む)、住所、緊急連絡先電話番号、メ
ールアドレスを明記の上、TN プローブ宛にお申込み下さい。<メール宛先:
[email protected]
※日本語のみ


これまで、興味深く刺激的な話を聞くことが出来た連続レクチャー「New Urban
Conditions:都市を変える力」もいよいよ今回が最終回です。
今回出演される姜尚中氏と吉見俊哉氏の本『グローバル化の遠近法』(岩波
書店)は一読をおすすめします。(現状認識において納得できるところが多
い。)
*次回のシンポジウム・シリーズは「PROBE02 計画からマネジメントへ」となっ
ています。 http://www.tnprobe.com/probe02/concept.html