アンチ・オイディプスを一文づつ読むスレ

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281ちょいと邪魔してゴメンよ
某スレで態々TEXT化されてたのが勿体無い。相応しいスレなのでコピペしときます。

【第一章、注3】
ジョルジュ・バターユは、自然のエネルギーと関係づけながら、奢侈的な、生産的でない支出や消費に
ついて語っているが、このとき問題とされているのは、独立した領域と思い込まれている人間的生産
の領域には登録されていない支出や消費のことである。
《つまり、「有用性」の概念によって規定されるものとしての人間的生産の領域には登記されていない
支出や消費のことである》。だから、バターユが問題にしているのは、我々が消費の生産と呼んでいる
ところのものである。
(cf. La Nation de depense et la Part maudite, Ed. de Minuit.)
【第一章、注4】
マルクスによれば、《生産−自然》とる意的生命とは同一であるが、この点については、ジェラール・グ
ネラルの次の注釈を参照。
cf. les commentaires de Gerard Granel, 《L'Ontologie marxiste de 1844 et la question de la coupure》,
in l'Endurance de la pensee, Plon, 1968, pp.301-310.
【第一章、注6】
Henry Miller, Tropique du Cancer, ch. XIII.
(「……そして私の臓腑は、分裂症的な巨大な流れとなって吹きだしてゆく。この流れは、私を絶対者
に直接に面前させてくれる排泄物なのである……。」)