「他者」について

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289生茶
ただし、このスレで途中まで進んでいた議論については
細々と続けていくつもり。
さすがに寿命の尽き掛けたスレを上げる気にはならないが、
地下スレででもやっていくだけの価値はあると思われ

>>288
全くその通り。あなたの語り方では他者論に何の価値があるのか、
と言った議論に発展する可能性があるが、
他者論は哲学の生み出した一つの誤解であるといった結論に私は達しつつあります。
>>287
「共同体を同じくしない者=他者」を批判しようとしたのが、私の誤りだった。
というのも、上の表現は既に何らかの他者観を持っている者に対してしか有効に機能しない観念であり、
それ故に、上の表現は意識的に新たな問題を設定しようとする試みだったと断定すべきところであったから。
「それ故に」以下を言い換えるならば、
上の表現は既に持っている観念をこれまでとは違った用い方で使うことによって
これまで気付かれなかった問題があるかのように見せているに過ぎないからである。

他者論の本当の問題は、他者という言葉を使用できると言う事実から、
他者なる者が存在するという結論を容易に引き出してしまう我々の言語行為の中に在る。