お話
2 :
考える名無しさん:2001/08/07(火) 18:00
聞かせて
3 :
ななし:2001/08/07(火) 18:49
「悪」を演じようというつもりりらしいが、
文学賞の選考委員などにおさまってしまうところは
いかんせん小市民すぎる。
4 :
考える名無しさん:2001/08/07(火) 20:12
愚への意志
5 :
考える名無しさん:2001/08/07(火) 20:36
本人は、あれでも文壇を背負ってるつもり。
モノ識り。
それだけ。
ふーん・・・・
8 :
考える名無しさん:2001/08/09(木) 01:05
あいつに比較できる物があるとすれば、便器に付着した陰毛、それだけ。
9 :
考える名無しさん:2001/08/09(木) 01:30
福田和也より知性のある奴なんてここにはいないと思うが?
なんでそんなに一面的に切って捨てるかね。
というか、激しく板違いなのでは?
11 :
考える名無しさん:2001/08/11(土) 20:41
12 :
考える名無しさん:2001/08/11(土) 20:57
>>10 福田恒ありさんのスレがあるんだ、和也の一人や二人、いたって、いいぢゃないかよ、
13 :
考える名無しさん:2001/08/20(月) 22:39
奇妙な廃虚は情報がある
福田和也に知性があるにしても、最近の文章はひどいものが多すぎる。
15 :
考える名無しさん:2001/08/21(火) 23:40
16 :
考える名無しさん:2001/08/21(火) 23:46
福田って教科書問題について発言してんの?
17 :
考える名無しさん :2001/08/22(水) 03:04
>>14 俺も氏の本を沢山持ってるくちだが、禿同です。
書き下ろしで期待した『石原慎太郎の季節』ってなんであんなスカスカの文章で書いたんだ??
「入門書」って書いてあったのも言い訳に聞こえたし、読んでてつまんなかった。
スランプか???
スランプでない時ってあったの?常に「昔はこうでもなかった」ってな
ニュアンスを漂わせるのだけはお得意らしいけど。なんかもう一仕事した
つもりにでもなってるのかなぁ?
19 :
考える名無しさん:2001/08/22(水) 16:55
なんであんなにエラそうなの?
20 :
:2001/08/22(水) 16:57
なんであんなにデブなの?
『奇妙な廃虚』を読んでから批判しろ
22 :
考える名無しさん:2001/08/22(水) 22:03
=========/ ̄ ̄ ̄ ̄\
======== ( 人____) ハァハァ __ウワァァァァ!
======== |./ ー◎-◎-) / /\ _______________
======== (6 (_ _) ) ガガガガガガカ 「===回l /
======== | .∴ ノ 3 ノ 人人 ____ (゚Д゚ ; □l < く・・・来るな! この化け物!!
=========ゝ ノ < □===∩ ≡[⊂_ノ \_______________
========/ \ ∨∨  ̄ ̄ヽ[ 日=_」
=======(_ノヽ ノ\_) / / [ ll
========= ( ⌒ヽ´ □ l l □
==========ヽ ヘ ) ズンズンズン 「=_」 [=¬
==========ノノ `J  ̄  ̄
23 :
考える名無しさん:01/09/05 19:42 ID:buQI7SkM
ディレッタント−政治
24 :
考える名無しさん:01/09/05 20:20 ID:F1whmQJk
「悪の対話術」だったかな,ぱらぱら読んだ.
基本的に毒舌家は好き.
知性があるかどうかは,わかんなかった.
そんなにすごい知性の持ち主なの,あのデーブ.
25 :
にいなな(本物) は氏ね:01/09/05 22:00 ID:N3yUSlFY
オタクの特異性は、不細工を差別(差がある別である)したいという
集合的欲求とメディアが結びついた為に存在するのではないだろうか。
ずっと、何で描かれた二次元記号に対してのみ風当たりが強いのか考えていたけど
網状言論F読んでいたら急に閃いたよ。
解決、スキーリしたよ。
26 :
悲しみ ◆k3mXtRVE :01/09/05 23:26 ID:N3yUSlFY
>>23 一言だけのレスにします。
酔ってる人には哲学はできません。
自分を「キャラクター」に見立てて遊んでいること。
まさにそれがあなたの哲学です。
哲学は口先だけでできるものではなく、全人格で立ち向かわなければ
ならないと思う。
もし馴れ合いの風、2ch風のレスならいりません。
>>22 哲学は簡単にいうと「すべての枠を疑うもの」です。
それは不定のループかもしれない。
だから学問という枠があるなら、それも疑います。
そして哲学をしてる主体すら疑わなければならないかもしれない。
それは自己を破壊する行為。
そしてそれは終わりがありません。
そういう危険な物が哲学だと私はいいたいだけです。
今まで何度も同じことを言葉や表現を変えて説明してるけど、
私がいいたいのは「哲学とは何か」です。
そして哲学とはなにかをしらないで、哲学の成果だけを求めて
集まってくる人たち、哲学の恐ろしさを知らないで、哲学を
外見だけで判断している人たちに警鐘を促したんです。
本気だせば、結講イイ仕事するけど、ユルイもの書きすぎ。
東浩紀じゃないけど、書かない浅田彰と書きすぎる福田和也。
28 :
阿修羅無限大落とし:01/09/10 20:49
「石川は天使である」
こう定義するとき、そこに構造が立ち現れることは言うまでもない。
石川の存在は象徴秩序における王や神のそれとして現前し、
閉じられた有限の社会(モー族)を吊り支える。
構造内部の価値体系がその外部と一切の因果性を持ち得ないことは
自明であるから、その閉じられた社会について我々外部の人間が自らの
価値基準及び理性の一切を投入する愚は避けねばならない。
そこで石川がウンコをしないとしても、それは決して間違いではない。
より正確には、それを判断する資格を我々は持ち合わせない。
問題は、構造の外部 ― 我々の社会 ― だ。
資本主義社会において神に等値し得る唯一の存在は貨幣であり、
フェティッシュとしての商品である。仮に石川が完全なる商品として
この社会を流通するのなら、上の定義はやはり有効かもしれない。
小遣いで買ったビデオで500円分の石川をネタに自慰行為に耽る
少年にとって、その瞬間、石川には肛門もなければ排泄行為もない。
石川の人間種としての同一性は捨象され、それは純粋かつ去勢された
商品(=500円)として貨幣の海を渡って少年のもとへと送り届けられるのだ。
しかし残念ながら、その幸福な瞬間を一般化し、「石川はウンコしない」なる
テーゼを帰結するにはあまりに皮肉な逆説が存在する。
石川は「人間として」売られているのだ。ああ、この救われぬ矛盾!!
人間性は商品としての石川に必要不可欠な価値であるが、しかしそのことは
石川を完全な商品足ることから遠ざける。人間にのみ許された
主体(コギト)としての自立性は、「石川」という商品の周囲に常に
抱えきれぬ剰余を漂わせている。そして、その剰余において石川は、
不幸にも、そしてやはり、ウンコをしてしまうのだ・・・。
結論) 石川はヲタとオナニー少年においてウンコをしない
今度は「悪の恋愛術」だって。(講談社現代新書)なんでも女性編集者との
対話をまとめ直したモノらしい。よくこんな恥ずかしい本が出せるな。
30 :
考える名無しさん:01/09/21 00:24
SPAで中東情勢語ってましたね
あれ的中したね。テロの翌日だったし。
個人的にフクダの本に順位をつけると…
1.「奇妙な廃墟」
今では月に300枚書いてるらしいが、このデビュー作は7年かけて書いたらしい。
「ジル」に萌え〜
2.「日本人の目玉」
川端康成の解釈なんて無茶苦茶だけど面白かった。すぐイッチャウ娼婦とか。
3.「日本の家郷」
これ読んでバタイユとか思い出したのはおれだけか。
4.「保田與重郎と昭和の御世」
保田の関西的いいかげんさ、出鱈目さをいい意味で引き継いだ書き方をしてる。
5.「甘美な人生」
柄谷後塵に対する批判は、主に全共闘世代によってなされているが、このフクダの柄谷批判は
ルサンチマンを感じさせないまっとうな批判だと思った。でも、フクダと柄谷って仲良いよね。
柄谷、浅田アキラ、スガ秀美、島田雅彦なんかと仲良いよ。
「喧嘩の火種」を読むと、柄谷ってオチャメなおじさんだね。
「東大一直線」が柄谷の愛読書らしいぞ(笑。
34 :
考える名無しさん:01/09/21 20:46
おい。
「悪の恋愛術」売れてるぞ!
どうなってんだ?
前に批評空間のシンポジウムをみにいったことがあるけど、福田はカラタニにかなり気をくばっていたぞ
やたら露悪ぶってるけど「悪」でもなんでもないのが痛いよなぁ。
恥ずかしいぐらいナイーブで月波な恋愛論(論というほどのものでもない
喋りちらしただけ)です。「なんだかな〜」感がいっそう高まる本です。
さすがこちらが赤面してしまうようなおぼこ娘を連れ廻したりするだけのことはある。(w
37 :
考える名無しさん:01/09/22 05:57
>さすがこちらが赤面してしまうようなおぼこ娘を連れ廻したりするだけのことはある。(w
この判断、ウワシンで誰かが言ってた言葉にそっくりですが?
38 :
考える名無しさん:01/09/22 15:52
>>32にほぼ同意。
ただ『日本の家郷』をいまだ読んでいないので
個人的には
1.廃墟
2.目玉
3.保田
4.甘美
5.南部の慰安
(荷風論、色川論がすばらしい)
かな。どうだろう?
39 :
考える名無しさん:01/10/04 18:02
「地開く」あげ。
40 :
考える名無しさん:01/10/04 19:15
福田の「悪」とは、サドやジュネのそれではなくて、
「悪徳政治家」というときの「悪」でしかないね。
何年か前の文芸誌で、柄谷と福田が「禅譲」(=中国で天子がその位を
世襲ではなく有徳者に譲ること)というタイトルで対談をやってたね。
もしかしたら、柄谷は福田に「中上」的なものを期待してるのかも
しれないと思ったけど、だとしたらそれはおそらく錯覚だろうね。
何年か前の文芸誌=リトルモア ですね。
少なくとも、誰も読まぬ論文をでっち上げて霞を食うて生活してる研究者、評論家
より、旺盛な生活欲とその贅沢な生活スタイルを維持するために駄本を乱発し、
たまに力の入った著作を書く福田の方が倫理的かも。
43 :
考える名無し:01/10/06 08:38
>>42 それは80年代によくつかわれた「論理」だな。
つまり、バブル経済を謳歌する日本を肯定する論理として。
その意味で、福田は遅れてきた「80年代」、80年代の残滓である。
その「論理」を、「倫理」として押し出すのはかまわないが
(実際はただのブルジョワ的個人主義にすぎないが)、
「倫理」が文学者の「大きさ」を規定するものであるならば、
福田の格はたかが知れてるし、それほどの者が書いたものを読む気に
なるはずもない。それは、ただの自己肯定に終わるのだから。
もちろん、そのときの「自己」とは弱者としての自己である。
たしかに福田は大きい…
45 :
考える名無しさん:01/10/06 09:41
街工場のデブヲタ息子が「小林秀雄への道」を歩み始めただとよ(藁。
ずいぶん分厚い石原莞爾論が出版されましたね。
たいした力量です。
これだけでも一目置きたくなりますね。
福田和也の講義聴いてます
48 :
考える名無しさん:01/10/13 14:05
奇妙な廃墟ってどこで買えますか?
高いですか?
長いですか?
面白いですか?
49 :
考える名無しさん:01/10/13 17:46
奇妙な廃虚はもうあんまり手に入らないんじゃないかな?
本屋に並んでいるところをみたことがない。
織れは偶然古本屋で見つけて買ったけど。
50 :
考える名無しさん:01/10/13 21:46
「奇妙な廃虚」普通の書店でこの夏買ったよ>48(もちろん現代思想のコーナー)
「悪の恋愛術」買ってしまった……サ イ ア ク
何ひとつ新しい思想は書かれていない。
質の悪い本だと自覚がある場合には「福田B」とか名前変えてほしい。
51 :
考える名無しさん:01/10/13 22:32
「人は自分が思うように在るのではない」という言葉を身をもって表している方ですね
『リトルモア』で鎌田哲哉と対談してるよ
53 :
考える名無しさん:01/10/17 20:53
spa!もね。
54 :
考える名無しさん:01/10/17 21:15
鎌田はもうすぐいなくなる
福田は破産寸前
55 :
考える名無しさん:01/10/18 02:28
56 :
考える名無しさん:01/10/21 13:47
あげ
57 :
考える名無しさん:01/10/21 20:07
デブヲタは何をいっても説得力無し
58 :
考える名無しさん:01/10/21 21:23
小谷野敦にたたかれてるけど、どーするんだろう?
59 :
考える名無しさん:01/10/27 22:20
どーもしねーだろ
60 :
考える名無しさん:01/11/04 00:01
カス以外の何者でもない
デブ以外の何者でもない
62 :
この板に駐在する人間は:01/11/04 01:06
1割が哲学研究者。
9割が詭弁家。
そして俺も詭弁家だが。
叩いてる奴も奇妙な廃墟はマジ名著。読んでみそ。図書館行ってでも。
それと比べると手を抜きすぎも明白。最近では江藤淳コレクションな
んかいい仕事に思える。
↑フランス語に翻訳してだせばスキャンダルだそうだけど
ほんまか?
山城むつみにしろ福田和也にしろ柄谷スタンダ-ドを
ひっくり返そうとして、結局誰も読まん巨匠のぬるま湯に
浸っちゃうのはなんででしょ
しかも柄谷と喧嘩しない
喧嘩する本では本当にどうでもいい相手としかやらんし、
いい本では誰もよまんのは確か(w
レジスタンス神話に触るからスキャンダラスなのか
その道で殺る気ないから、日本で対応者みつけて
無知なやつらを煽って商売してるってだけでしょ
泡銭で掛け軸買ってる余裕かましてんなら
貯金してヘルダ-リン本でも書いてなさいってことか
おそらくフランス人で正面から総体的に論じた本が無くて(あったら
翻訳されてるだろう、世界的にも無い)それをきちんと論じ抜いてる
んだから、それだけでも業績だろうな。廃墟は。
個々の作家は論じられていても、感情的になって危ない分野なんだろ
うと思われ。
彼の批評のスタイルや処世術は批判されて当然でも。
68 :
考える名無しさん:01/11/04 10:29
「奇妙な廃墟」は初めは批評空間に投稿されたんじゃなかったっけ?
柄谷が「紙面の都合で掲載できなかった」といってたよーな?
紙面の都合って何だ?
量が多いからだろう(w
70 :
考える名無しさん:01/11/04 15:46
>>68 批評空間No.21(第二期)のシンポジウムで柄谷が言及してます。
奇妙な廃墟は独立した著作(つまり廃墟の時点では批評空間とは関係なしと思われ)で、
それを読んだ柄谷が感心して、批評空間(季刊思潮だったかな?うろ覚えスマソ)原稿を書いて
もらおうと思っていたら云々・・・という話だったそうで。
投稿とは関係ないんだね。。。スマソ
72 :
考える名無しさん:01/11/04 18:04
ヨーロッパであんなもん本にしたら殺されないのか?
俺は「人でなし家業」が無茶苦茶スキだ
あげ
75 :
考える名無しさん:01/11/05 01:39
「保田興重郎と昭和の御代」を今読んでるんだけど
「御代」って何て読むの?
ミダイ?ゴダイ?
ちなみに
>>51の
>「人は自分が思うように在るのではない」という言葉を
>身をもって表している方ですね
僕もその通りだと思います。
76 :
考える名無しさん:01/11/05 11:39
ageru
最初の本は「世に出るため」だからな。
その意味で力入ったんじゃ?
世に出た後は駄本で小遣い稼ぎか。
福田は絶対浅田っちの文章を盗んでると思う。よくかぶってるから。
言い回しとかの話です。
そうなんだ。。。
そういえば?こういうのもあるもんね。↓
>私の映画評を観て映画館に走った福田和也
そうそう。福田っちは浅田っちに惚れ込んでるところあり
剥製にしたい。
83 :
考える名無しさん:01/11/13 08:00
ブタとチビメガネか〜
祭の見せ物小屋にしてもキモイな〜
84 :
考える名無しさま:01/11/17 21:50
福田は10代の時にアメリカのパンクバンドと一緒に
アメリカのツアーに参加したって想像できる?
オレできない。
ほっぺに安全ピンさしてたの?
86 :
考える名無しさん:01/11/19 22:16
福田人気無いのか?
福田の奇妙な廃墟は美学批判として読まれるべきだが本人そうはしなかった。
先輩の保守主義者江藤淳も、夏目漱石と兄嫁の関係から出発して、最後は妻
を思って死んでいった。
そこらへんの保守主義者の美学頼みと福田の下らない著作量産は結びついて
いる。
小野野敦がいうとおり、始めの本がうけいれられなかったから(w
というのが大きいんだろうが。
「奇妙な廃墟」はデリダの「精神について」と対比されて読まれる
べき名著なんだが、この前注文して手にいれたら10年前の本が第
1刷(w
小野野×小谷野○
★★私がハイデガーだが何か質問ある?―その2★★
奇妙な廃墟についてはこのスレで内容わかると思うので読んでくれ。
91 :
考える名無しさん:01/11/25 15:03
デブ可愛い!
92 :
考える名無しさん:01/11/29 20:50
45の
>街工場のデブヲタ息子
の的確さに脱帽
93 :
考える名無しさん:01/12/03 15:50
関係ないがニュースで福田っぽい奴が逮捕されているのを見た
一瞬だけでよくわからないが
94 :
考える名無しさん:01/12/03 19:57
福田和也も小野野敦もつまらん。
色々読んだが、全部放棄。
に比べて、中島義道は最高に面白い。
>94
福田和也も小谷野に文句つけられたくはないよな。
お前が言うなという感じ。
96 :
考える名無しさん:01/12/03 20:58
小谷野って人間関係だけで書いてる奴でしょ?
しかも蓮実が柄谷が、って言ってるけど絶対読んでないし
>96
ただ福田と同じで一作目の八犬伝奇想(筑摩学芸文庫)と夏目漱石
を江戸から読む(中公新書)だけは面白いから買うといいかもしん
ない。
みんななかなか面白いと思うが…
買って読めばだいたい笑わせてくれる。
中島は文章が良いね。あの生き様も。
頭は永井の方が数段切れそうだけど…
小谷野と福田はマジで書いてるんじゃなくて、エンターテイナーとして
書いてると思うんだが…
99 :
考える名無しさん:01/12/04 03:18
小谷野って知らない。
中島・永井は普通の研究してるほうがいいよ。
一般書を書く必然がない。
中島自身が言ってるでしょ?思想家と哲学者は違うって。
福田も「奇妙な廃墟」と批評空間に乗ってた論文は学術論文っぽいけどね。
100 :
世界@名無史さん:01/12/04 13:04
「作家の値打ち」とかなぁ・・どうもアレは・・。
101 :
言葉と悲劇:01/12/04 19:45
まあ福田も、小谷野も売れりゃいいで書いてるんだろうし、初めの著作が
全く世間一般では反響なかったんだから仕方がないとも思う。
ただハイデガースレで論じたが、ロマン主義の美学批判とかの文脈で、面
白い著作出しながら、その後あんまりな著作出しまくってるのは引いてし
まう。
自分の著作や思想を踏みにじってるみたいで。
102 :
考える名無しさん:01/12/04 19:56
だから初期の自分への自己批判なんじゃない?
103 :
言葉と悲劇:01/12/04 20:00
どういう自己批判なんだ(w
104 :
考える名無しさん:01/12/04 20:16
初期のは結局みんなに相手にされなかったから
ゆるゆるの駄本を流通させると
105 :
考える名無しさん:01/12/04 23:49
同じような話繰り返すが、
福田は質の悪いのを大量に流通させる、って言ってるから、
意識的なんだろうけど、なんでそんなことするんだろうね?
根本的な理由がわかんない。
106 :
考える名無しさん:01/12/05 11:07
107 :
考える名無しさん:01/12/14 21:10
『早稲田文学』2002.01.の鎌田哲哉の福田和也論「批評と放蕩」
は素晴らしい!!福田の問題点を見事にえぐっているーー
特にその保田論について。必読!!
鎌田康男
早稲田文学。。。
久しぶりに立ち読みしに行くか。
110 :
考える名無しさん:01/12/15 01:54
>>↑フランス語に翻訳してだせばスキャンダルだそうだけど
>> ほんまか?
「コラボ」をテーマにした研究なら、
まっさきにセリーヌの名が挙がるところだけど、
これはフランスでも先行研究がたくさんあるよ。
福田があつかっている群小作家については本国で研究が少ないのは、
セリーヌと比べると端的に彼らの文学的達成度が低くて、
わざわざとりあげるに値しないという単純な理由からでわ?
それに『廃虚』じたいも、
「文学百科事典」みたいな記述に終始していて、
なんかつまんなかったんだけど・・・。
111 :
考える名無しさん:01/12/15 01:59
廃墟、今どこにも売ってません。関東のどこかで売ってませんか?
112 :
考える名無しさん:01/12/15 02:20
ていうかああいう年代資料引用の批評があんまりうけにくい。柄谷みた
いにどこの出典か、わけわからん方が心地いいのでは。批評空間のヒト
ラーとハイデガー哲学(福田連載だっけ?)は中断されたけど、おもし
ろかったが。
>それに『廃虚』じたいも、
>「文学百科事典」みたいな記述に終始していて、
>なんかつまんなかったんだけど・・・。
こういう浅い読み方されると福田も可哀想だな。
くみたてなおしてみた感想としていうと、フランス語には訳せないね。
自国の話としては辛すぎる面がある。
英語に訳しといて、評判になってから翻訳する方法はあるが。
114 :
言葉と悲劇:01/12/15 10:22
大戦間の状況の中から、文学が美学がホローコストに結びついていく描写は
辛いものがあった。
115 :
言葉と悲劇:01/12/15 10:51
人間の優しさとか、感性とかを表現して、暴力や政治の惨酷さとは
違うものだというイメージのある文学。その文学をつきつめた結果
として、虐殺を支援することにつながったと論証してるわけだけど、
自分の国の文学者として読むのは辛いわな。
116 :
言葉と悲劇:01/12/15 18:21
ツェランの権力への批判と、裏返しの形で対独協力者の文学を浮かびあがらせた
福田の腕は確かだろう。
117 :
考える名無しさん:01/12/15 22:53
↑ フクダは、ツェランのテキスト、原語で読めるのか?
118 :
言葉と悲劇:01/12/16 16:02
>117
参考文献にガダマーのドイツ語文献上がってたと思うが、詩は難しいから、
原語では無理っぽいね。
それでもツェランは有名で資料もあるだろう?
119 :
考える名無しさん:01/12/16 17:47
福田は仏蘭西語が一番得意だろ。次に独語。英語が一番苦手だと言って
たぞ。
>119
そうなの?スマソ。
ていうか、何語ができるかよりどれだけの事が言えてるかだろう?
ハイデガースレ読んでくれ。
ツェランと対独協力者とのコントラストなど原著よりこちらの方が明瞭で
わかりやすい。
122 :
しぼれーと:01/12/18 02:39
>120:言葉と悲劇 :01/12/16 21:14
>そうなの?スマソ。
・・・と謝った後で、ほぼ24時間、休養をとってから、
> 121 :言葉と悲劇 :01/12/17 22:00
>ていうか、何語ができるかよりどれだけの事が言えてるかだろう?
と、立ちなおってくる「ことひげ」たんてカワイイ、ぎゃはは(W
まあそれにしたって、かりにもツェランの詩だろ? 言語の複数性・翻訳不可能性の問題が把捉できなきゃ、やっぱまずいんとちゃうか。
あと、トートナウベルクの山荘から戻ってきたツェランが、友人にむかって、「ハイデガーとの会談に満足した」と語ったという新資料がアメリカの新聞かどっかで出てたらしいが、誰か出典を知らんかな?
シンポジウムとか大学の講義とかでこの人のしゃべりを聞くとわかるけど
腰が低いんだよなぁ。
それが活字化されて雑誌に載ると全然口調が変わっちゃってる。
文体を雑誌ごとに使い分けるのはいいけど、別のキャラになるくらいまで
対談のテープ起こしに手を加えに加えまくるのはどうかと思うぞ。
皆さん『地ひらく』読みました?
>>123 > 対談のテープ起こしに手を加えに加えまくるのはどうかと思うぞ。
そ、そうなんですか。対談に校正で手を加えている割には、『波』でM・ビ
ュトールの『心変わり』も知らずに知ったかぶりをしたまま活字になり、金
井美恵子にバカにされた有名な事件がありましたね(2chでもガイシュツ)。
『リトルモア』9号の対談でも、「日本に先進的な井原西鶴がいたころ、フ
ランスには田園詩の焼き直しとか、『マリー侯爵夫人の手紙』しか存在しな
かった」とか発言してて、またまたビクーリ。これってセヴィニエ夫人Madame
de Sevigne の書簡集の間違いなんじゃ・・・? それに現実にはすでに16
世紀にもラブレー、モンテーニュ、17世紀にはデカルト、パスカル、モリ
エール、ラシーヌ、ラファイエット夫人がいるのに、彼らをなぜネグるんだ
ろう。
こういうアドリブのトークって、けっこうその話し手の知的誠実さが露呈しち
ゃうから怖いな・・・と思います。
>対談のテープ起こしに手を加えに加えまくるのはどうかと思うぞ。
本人に聞いたら自分はあんまり面倒だから手を加えないほうだって云ってたよ。
柄谷はすんげー加えるって云ってた。どこからの情報?もしかしたら宮台の著作
経由?
127 :
考える名無しさん:01/12/18 22:55
>>125 っていうか、そういう初歩的な間違いは編集者が気づくべきだよな。
大学出版並に厳しくすればいいのに。
>122
突っ込まれると思ったところは突っ込まれるな(w
マーフィーの法則のように。
他のことは反響無くても(w
関係無いがあなたは、らげ?(他意は無い)
>>123 つーか、ご自分のキャラ作りというかキャラいじりに異常に熱心なのよ。
その辺が妙にナルシスティックってのとはまた違った感じの自己愛って
感じで格好悪い。
130 :
考える名無しさん:01/12/22 23:18
奇妙な廃墟が売ってない・・・
>>128 関係ないがあなたは、はげ?(他意はない)
>130
注文しろ、すればまだ手に入るはずだ。
>122
まあ一時的にハイデガーの話に納得したとしても、ナチスもアメリカの機械化農業
も同じだ俺は悪くないと暴言吐く人間に、誰のものでもない薔薇の気持ちがわから
なかったことは間違いない。
ハイデガー自身が帰るところのない帰郷、彷徨できる人間ではないことはそれで
証明される。
ツェランをはじめとするユダヤ人はハイデガーに何かを求めることができるはず
はなかった。
133 :
考える名無しさん:02/01/05 14:31
今出てる大塚英志との対談本で2ちゃんのこと触れてるね。
134 :
考える名無しさん:02/01/05 16:10
>>125 >こういうアドリブのトークって、けっこうその話し手の
>知的誠実さが露呈しちゃうから怖いな・・・と思います。
同意。
135 :
考える名無しさん:02/01/16 20:41
辻人生はちょっと
136 :
考える名無しさん:
age