457 :
考える名無しさん:02/01/07 23:43
また出たな、批判本。
立花隆の「嘘八百」〜宝島社〜
そこそこ著名な学者も寄稿してる。
徐々に立花包囲網が形成されつつある。
なんでこんなやつが出版界でもてはやされてるんだってのが共通認識。
かつての田中角栄のごとく怒涛の糾弾が始まる予感。
かつての田中角栄批判すら糾弾の対象になり始めてる。
あれが立花隆にとっての最後の牙城だ。
あれが崩れたら立花隆は正真正銘、価値ゼロのジャーナリストに落ちぶれる。
458 :
考える名無しさん:02/01/08 02:58
田中角栄の娘が外務大臣になったから・・・という
政治的要因は無いのか?>457
万が一、そーゆーのがあるなら、批判本騒動は興ざめだが、
これはうがった意見なのか?
459 :
考える名無しさん:02/01/08 04:00
>かつての田中角栄批判すら糾弾の対象になり始めてる。
あれは大丈夫でしょ
460 :
考える名無しさん:02/01/09 02:34
洋泉社と宝島社って同じ資本系列でしょう? たしか。
そのへんで、この批判騒動に対する
別の見解って出てこないんでしょうかね?
これ、別の板の方が良い話題かな。
461 :
考える名無しさん:02/01/09 02:40
>別の見解って出てこないんでしょうかね?
たぶん出てこないだろう。
立花批判がこの国の学問事始め、哲学事始めになることを期待する。
つまり、立花批判はリトマス試験紙。
よく好んで引用するウィトゲンシュタイン哲学も全然理解してないって
誰かに書かれてたぞ(w
462 :
予想だが、:02/01/09 02:48
立花隆は、アリストテレスを、たぶん、読んでない、と思う。
ルネサンス関係の東大教養啓蒙本で引用していたが、
アリストテレスで自然科学を啓蒙するなら、もっと言うべきことがあるはず。
463 :
考える名無しさん:02/01/09 02:51
もうそろそろ、
>田中角栄の娘が外務大臣になったから・・・という政治的要因は無いのか?
こういう発想や
>洋泉社と宝島社って同じ資本系列でしょう? たしか。
こういう発想はやめようぜ。
こんな政治的背景や業界のナワバリ争いなんてことを考えずとも
じゅうぶん立花隆はトンデモだ。
従来的な利害関係から独立してバッシングが某東大生から
提出された意義は大きいと考える。
464 :
たぶん事実だと思うが、:02/01/09 02:52
立花隆は、アリストテレスを、読んだけど理解できなかった、と思う。
まぁ、そりゃそうかもしれないけどさ、
日本の出版事情って、取次ぎが言論統制のために1940年にだっけか、
できあがったことからもわかるように、独特の臭みがあるみたいだよ。
それは、ひとつのファクターとして考えるべきだと思うね。
466 :
考える名無しさん:02/01/09 03:08
関係ないが日本の言論界では1940年頃から検閲がスミベタから
自主規制に大幅に方向転回したと聞いたことがある。
取次ぎに自主規制、、最悪だな。
467 :
考える名無しさん:02/01/09 21:35
買ったよ、宝島社の本。東大生のやつはかわなかったんだけど、
これは、乗せられて買っちまった。
でもちょっと、「こんな仕事ぶり、なぜまかり通り!?
事実歪曲、知的怠慢、デタラメ解釈の証拠!」
という コピーはあおりすぎだね。
一般的な皿リーマンに比べたら、よほど仕事してんじゃん(おれもそのひとり)。
おれも皿リーマンのひとりってことね。わかりにくくてスマソ
優秀な教養人。これにつきる。ジャーナリストとしても田中角栄研究は立派。
ただし立花より幅広くしかも正確な知識持つ人は、日本にもたくさんいるし、
外国には掃いて捨てるほどいる。だから俺は便利な啓蒙本として利用してる。
知の巨人、というよりは「」
470 :
考える名無しさん:02/01/10 02:24
関心あるところを斜めにしか読んでないけど、
個人的には、大月隆寛さんが最後に綴った、
「ヘンかヘンじゃないか、ということで言えば、立花隆は初手からヘン、
なのです。で、ここも慌てて付け加えなければならないのですが、
それは活字の読み書きによって作り上げられた「個」というものが、
世の大方にとって本質的にヘンである、というのと、おそらく同じことです。
問題は、そのヘンがうまく世の中に役立つようにセッティングされ、
活用されていくような環境がどうやらそれまでとは変ってきてしまった、
そのことがまだうまく言葉にされないことです」
って説明が一番わかりやすかった。
活字の読み書きで自我を構成するってのは、かなり特殊なことなんだよな、
という納得感を得たというか。
でも、じゃぁ、どうすればええの?という疑問は残るな〜。
文字でアウトプットされたものをインプットして、アウトプットする作業は、
プログラムのカキコも含めてこれからもますます増えていくわけで。
ジャーナリストでしょ。彼。
しかし>469の言う通りに角栄研究などは良いと思うが。
科学に関する事はチョトやりすぎって感はある。
473 :
考える名無しさん:02/01/10 15:54
クイズ王だな。
それか円周率を10万ケタまで覚えてる人と同じようなもの。
教養はない。
474 :
考える名無しさん:02/01/10 21:40
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475 :
政権を民主党に取らせてみよう:02/01/25 16:08
本人は多分野にわたって深い知識を得る事が大切だと思っているのだろう。何より人間のあり方や存在意義を知るために。多分野の知識を得それを発表する作業は、
本人の性向にあってもおり、楽しみでも、喜びでも、生甲斐でもあり、そして、社会的地位と名声を得たころから社会的責任としても認識しているのだろう。
立花が、東大生に教養がないと批判するのは、日本の大學で最も優れた知性を持っているとされている東大生の知的現状から日本の将来に対する危機感を感じるか
らだろう。東大を批判することで、何より現在の日本の教育のあり方を批判しているのだろう。
官僚に教養がないと批判するのは、実務能力や専門能力だけをもっていても、広い知識をもつていなければ、あるいは、広い知識をもとうとする意識や組織の態勢がな
ければ、その職務の責任の重さに見あった正しい判断は下せないから駄目だと考えるためだろう。
人間の能力の限界から、あらゆる方面で専門家と同じレベルの知識をもつことは不可能だ。立花も成功していないのだろう。しかし、立花レベルのゼネラリストになるこ
とは容易ではないだろう。立花を批判する専門家は、専門以外では立花に対抗するこたは不可能だろう。
立花のような姿勢をもったジャーナリストがいることは、われわれにとってありがたいことだ。立花レベルのジャーナリストは日本には少ない。立花の存在、姿勢そして
すべとは思わないが、仕事は貴重である。立花の発言を通して、幅広い知識をもつことの大切さやゼネラリストが日本に少ないことを認識する人は多いだろう。立花の本
を読むことで今ままで興味のなかった分野に関心を持つた人も多いだろう。彼の徹底して調べて取材する、発表するという姿勢は、他のジャーナリストにも良い影響を与
えているだろう。
自分はは立花の「臨死体験」を読んだことで、知ることのすごさや、面白さを教えてもらった。
しかし、本を読んでいると日本にすぐれた知識と、見識をもった知識人はけっこういると感じる。彼らは大衆に認知されていないが、一部では高い評価を得ている。そうした
人がマスコミにもっと登場し認知される社会にならないといけないと思う。
立花に肯定的な自分も、批判というより疑問はある。あまりに手を広げすぎではないかと思うのだ。広範な知識をもつことは、本人にとって面白いことで、社会的意義があ
ることだとしても、立花の勉強のやり方は人間の能力を超えているのではないだろうか? 立花は勉強の領域をもう少しせばめれば、彼の仕事はもっと良いものになるので
はないだろうか。彼の著作からは少し取りとめのない感じを受ける。
ずいぶん前、何の番組だったか、ある初老の男が、テレビカメラに向かって、「若い頃は勉強してなんでも覚えた。それが今じゃ全部忘れてしまって、何にも残っていない!
やっぱし知識だけじゃだめなんだねぇ」と言う場面を憶えている。ドラマではない。男はその言葉を、どこかぼけの兆しの感じられる寒々とした表情で、心底打ちひしがれたよ
うに言っていたのだ。そのシーンを何年もたった今でも憶えている。立花の知識は一体どこにいくのだろう。無意識の領域に蓄積されている事は多くあるにしても、それらに
関連した多くの細部イメージはすっかり消え去ってしまっているのではないだろうか?年齢を重ねれば、更に多くの事を忘れていく。何でも憶えようとしてきた老いた立花の
心象風景と、打ちひしがれた男のイメージに重なる部分が少しある。
まあそれはちょっとネガティブすぎるが、これからも立花の仕事に注目している。
>>470 ヘンってことで言えば、物書きは皆ヘンだがな(w
いいんじゃない? 発狂型知識人よりは
477 :
考える名無しさん:02/01/25 16:32
宝島の奴で、「明晰であることと平易であることは違う」と書いてた人がいて
そのこと自体に反論する気はないんだけれども
その例として「ウィトゲンシュタインのアフォリズム」をあげてたのは適切なのかな?
479 :
考える名無しさん:02/01/27 01:26
いまさら?
>>363 > などという表現もあります。つまり、水を入れたガスコンロにかけておいたら、
> 水はお湯になるのであって、逆にガスの炎が水のように冷たくなってしまうと
> いうことにはないということです。当たり前すぎるほど当たり前のことです。」(234ページより抜粋)
そうなの?
じゃあ俺のまわりで起こってるのは
超常現象か。
ここで、
水 → 温度の低いもの
コンロの炎 → 温度の高いもの
の一例だから、立花のおっさんが
言ってることは
「手(温度高)に氷(温度低)を乗せたら手が冷える、なんてことは
ありえない!」
てのと同じ。
立花は、えらい。断固として、えらい。
あの傲慢な文春に取り入ったところが、卑屈でえらい。
そのうえ、
自分がこれこれの本を書いた、などと誇らず、
自分がこれこれの本を読んだ、と、
恥ずかしげもなく自慢するところが、謙虚でえらい。
しかし、浅×の本を買うようなスダレオヤジ以外に、
立花先生の本なんぞを読むえらい学生はいるのだろうか。
481 :
考える名無しさん:02/01/28 23:41
立花隆先生、やっぱりヘンですよ
482 :
考える名無しさん:02/02/18 02:20
東大OB としては、今の東大生がバカで間抜けで無教養なのは
へどをはきたくなるほど体験しているので、
>元東大生の立花隆批判本が出ましたが、どなたか読んだ方おられますか?
こんなものは死んでも読みたくありません。
同級生と飲んだときには、立花はバカだが今の学生のほとんどは
その百万倍バカだと嘆きあいました。
西きょうじとどちらがえらいですか?
age
ひさびさだな
486 :
考える名無しさん:02/03/31 03:48
西きょうじの方がはるかにえらい。でも、吉野はもっとえらい。
487 :
考える名無しさん:02/04/01 01:38
け。
488 :
考える名無しさん:02/05/06 01:15
ageとこう
243 :Ray.na ◆8bwLPiQ6 :01/10/18 05:40
あまりテレビをみないのでジャーナリストのことはわかりません。けど、
佐高サンという人は多分知ってる。そして、彼の言葉にも納得できない
ことが多かったように覚えている。「捏造だろ!」「誤解を生むようなこと
言うなよ!」と思ったことがあった気がする。
久米宏は、なにかをうちに秘めていそうな自虐的なふざけやごまかし
の表情がなんとなく夢を見させてくれます。
あ!ひとりだけ、森田さんっていうお爺さん。あの人はすごく好きです。
あと、リチャード・クーさんは、私がはじめて政治に関心をもった
とき、とても納得なことをよく言ってました。誠実な人だなと思った。
立花さんは確かに頭がいいとは思います。
482 名前:考える名無しさん :02/02/18 02:20
東大OB としては、今の東大生がバカで間抜けで無教養なのは
へどをはきたくなるほど体験しているので、
>元東大生の立花隆批判本が出ましたが、どなたか読んだ方おられますか?
こんなものは死んでも読みたくありません。
同級生と飲んだときには、立花はバカだが今の学生のほとんどは
その百万倍バカだと嘆きあいました。
ーーーーーーーーーーーーーー完ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
492 :
突然どうしたの?:02/05/06 06:07
ーーーーーーーーーーーーーー再開ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
立花が「知の巨人」なんてもてはやされる前は
養老猛が「唯脳論」かなんかで東大生に人気があったね。
しかし、もう跡形もなく忘れ去られているよ。
そんなもんさ。
494 :
考える名無しさん:02/05/08 02:47
>482はわかりやすい自己ループですか?
ところで90年代を通じて立花隆の威光にかげりは生じたろう…
と思ったらそうではなかったことに驚きを感じたくなりますが、
495 :
考える名無しさん:02/05/13 17:20
立花と柄谷の対談がよみたい
でもやらないだろうな
496 :
考える名無しさん:02/05/13 17:33
いまだにこれ続いてんのか、すごいね!!!!
「知のソフトウェア」読みやすくていいんじゃない?安いし。
497 :
考える名無しさん:02/05/15 19:06
>>494 ポスト冷戦後のゴタゴタで他の連中が派出に失墜。相対的にポジション
が上がった。のかな?
「知の巨人」なんて看板を外すとわりと変なもの好きのジャーナリストって
感じで収まる人だと思われ。
498 :
考える名無しさん:02/05/18 22:57
『東大講義人間の現在A進化のコスモロジー』は
一体いつになったら出るの!待ってるのに。
度重なる批判でもう出せなくなってるんですか?
499 :
考える名無しさん:02/05/20 20:51
↑オレも楽しみ。
みんな立花の本だけから科学を学ぼうとするから批判がでるんだよ。
自分で判断しながら読めればこんなに幅広い話題を提供してくれるジャーナリスト他にはいないんじゃない?
「偉い」かどうかは別にして、「えらい人」ではあると思います。
501 :
考える名無しさん:02/06/05 12:10
より多くの「知」を―。
という以外に、一貫したテーマってあるの?
「知の巨人」というからには、何か軸になるようなものがないと。
502 :
考える名無しさん:02/06/05 12:40
>501
本人はただいろんなこと知りたいだけなんじゃないの?
「知の巨人」って周りの人間がつけたもんでしょ?
>498
これってまだ連載されてんの?
少なくとも講義は行われたから出ることは出ると思ってるんですが?
503 :
考える名無しさん:02/06/05 12:45
>502 編集者が半分冗談、半分販促でつけてたら、悲惨だなあ
504 :
考える名無しさん:02/07/06 15:23
もうすぐ一周年。
505 :
考える名無しさん:02/07/26 02:35
ついに東大講義次回完結!
57回分、はやく単行本になることを超期待。
たぶん相当手を入れるだろうから、10年くらい
かかりそうだな。終わりのころには内容も大幅に
変わってるだろうなぁ。