1 :
考える名無しさん:
話題1 彼のすすめている日本語研究とは何か
2 言語哲学大全はいつまで、通用するか
ex30年後くらいとか
3 彼は演習でどのような教材を使っているか
ex(パトナム、ダメット
2 :
考える名無しさん:2001/06/17(日) 20:02
>2 言語哲学大全はいつまで、通用するか
> ex30年後くらいとか
いつまで、通用するかの前にまだ完結してないでしょ?このシリーズ。
ちなみに、知り合いの話にとると、彼の研究室には、第4巻執筆の形
跡はみられないそうです。
3 :
考える名無しさん:2001/06/17(日) 23:39
>>2 えっ!
前にどこかで「『言語哲学大全』は20世紀中には完結する予定」と書いてあったので、
大きな本屋へ行くたびに探していたのですが……。
4 :
考える名無しさん:2001/06/18(月) 01:11
飯田さんの予定は否定
大全だって一巻本の筈だったのだから
(始めの予定ではもっと短いはずだった)
5 :
考える名無しさん:2001/06/18(月) 14:10
6 :
考える名無しさん:2001/06/20(水) 10:20
なにも無いの?期待しているのは暴露話ではなく、学問的な話なんだけどな。
7 :
考える名無しさん:2001/06/20(水) 23:38 ID:6fW1qVnw
3についてね。
学部の原典研究は
George Berkeley "Dialogues Between Hylas and Philonos"
研究会は
佐藤徹郎『科学から哲学へ』春秋社
言語哲学大全の2巻は残るよな、何もオリジナルない入門書
でありのに、クワイン論は古典になってると思う。
規約としての真理に話を収斂して語る手際はすごい。
>8 コテハンやめたんすか?
10 :
考える名無しさん:2001/06/23(土) 00:45
さげさせんよ
>9
わかる(w
12 :
考える名無しさん:2001/06/26(火) 12:47
もっと話題を…もっと…_
13 :
考える名無しさん:2001/06/26(火) 23:19
チョトコワイ
14 :
考える名無しさん:2001/06/27(水) 09:14
慶応の人ってあまりきてないのかな。
15 :
考える名無しさん:2001/06/27(水) 12:48
主要な洋書の翻訳が出ると飯田版誤訳集が出ますよね。あれって
どうにか手に入れられないものでしょうか。やっぱり親しくない
と無理か…
16 :
考える名無しさん:2001/07/05(木) 13:01
あのお、PAPってただ聞くだけなら誰でも参かできるんですか?
本人に直接申し込めばいいんですか、それとも世話人のような
かたはいらっしゃるんですか?_
17 :
考える名無しさん:2001/07/05(木) 14:22
この人どういう人ですか?
18 :
考える名無しさん:2001/07/15(日) 21:48
あっげ
19 :
考える名無しさん:2001/07/17(火) 01:35
はっげ?
そんな!まだ髪の毛あるよ!
20 :
考える名無しさん:2001/07/17(火) 23:57
なんか、このスレ全然盛り上がらないね。
21 :
考える名無しさん:2001/07/18(水) 23:21
たたかれていないことから、彼の人柄の良さは伺われるね。
22 :
考える名無しさん:2001/07/18(水) 23:35
言語哲学大全、使わせて頂いてます。とてもいい本だと思います。
23 :
考える名無しさん:2001/07/18(水) 23:46
そういえば、2chでは珍しく誰もたたかないね。
やはり、たたかれる隙のある人に関するスレッドのほうが盛り上がるのか……。
24 :
考える名無しさん:2001/07/18(水) 23:52
>>23 >そういえば、2chでは珍しく誰もたたかないね。
飯田さんは、一見もっともらしいことを言っているようで、
よく読むと、肝心なところではお茶を濁されますよね。
25 :
考える名無しさん:2001/07/18(水) 23:59
>>24 >よく読むと、肝心なところではお茶を濁されますよね。
たとえば?
私が『言語哲学大全』を読んでて気づいたのは、第1巻で、思考が心に
内在するという考えを否定しながら、十分な根拠を示していなかったこと。
たぶんパトナムの「双子地球」の議論などを念頭に置いていたのだろうが。
若い頃にはそのような勇み足もあったが、最近の著作ではずっと堅実に
なって、そのような事はなくなっているように思う。
26 :
考える名無しさん:2001/07/19(木) 00:07
>>25 >第1巻で、思考が心に内在するという考えを否定
それ何ページですか?
27 :
25:2001/07/19(木) 00:09
すまん、本が手元にないので……。
確か冒頭のほうで、分析哲学にもビジョンがあるというような話をしている箇所
だったと思う。
28 :
26:2001/07/19(木) 00:33
>>25 11〜12ページですね。
「思考とは、心の中で生ずることではない」。
そして「根拠については本文の1・3・2節および2・1節」と。
29 :
ななし:2001/07/19(木) 03:09
かれの日本語についての論文、または著書をおしえてください
30 :
27:2001/07/19(木) 23:35
>>28 そう、それ。
でも、本文を読んでみてもあまり腑に落ちなかった。
第1巻で扱っているのはフレーゲとラッセルなので、「思想」については心の中には
ないとは言えても、そこから思考そのものが心の中で生ずることではないとまで言う
とやや飛躍しすぎのような気がする。
単に思想だけでなく、それを把握したり理解したりする作用さえもが、心の中で完結
する事柄ではない、という発想は、たぶんフレーゲやラッセルにはなかったと思う。
31 :
考える名無しさん:2001/07/19(木) 23:42
32 :
名無しさん:2001/07/19(木) 23:59
>>31 ダンケ、フィールドについての紹介日本語でしてるんだね、早速読んでみよう
33 :
考える名無しさん:2001/07/21(土) 14:38
『言語哲学大全』って古本であまり出回ってないよね。
34 :
考える名無しさん :2001/07/21(土) 22:35
>>30 「思考とは、心の中で生ずることではない」ということの根拠を書いたという
2・1章では、「語の意味は心的なイメージではない」ということの根拠が書
かれている。
しかし、「思考」と「語の意味」は同じではないし、
「心の中で生ずること」は「心的なイメージ」に限られない。
よって、思考や意味が心の中で生ずることではない、とは言えない。
35 :
うぃと:2001/07/23(月) 00:54
すみません。飯田のヴィトゲンシュタイン論についてどう思いますか。
ありゃ、だめだと思うんですが。
>ありゃ、だめだと思うんですが。
これだけでは典型的なお馬鹿さんの主張。
どこがどうダメかを論ずべし。
さすれば議論が発展するかもしれん。
37 :
うぃと :2001/07/23(月) 01:22
その通り。ありがとうございました。
どうでもいい人にとってはどうでもいい情報
先日、飯田氏に「言語哲学大全の第4巻はいつ出るのですか?」と直接尋ねたところ、
「来年の3月に書き上げて、秋には出す予定です」との回答を得ました。
ただし「でも、これは予定なので、どうなるかはわからない」という留保つき。
さらに延びることも十分考えられます。
ただ、さらに「インターネット上では、まだ全然執筆している形跡がないという情報
が流れていますが?」と問うたところ、「いや、ちゃんと書き始めています」と断言
していました。
どれくらい執筆が進んでいるのか、とさらに訊けばよかったのかもしれませんが、一
介のファンが質問できる内容には限度があるので、ここまで。
ageeeeeeeee
40 :
考える名無しさん:2001/08/03(金) 23:39
言語哲学大全第四巻、早く出せゴルァ!
41 :
考える名無しさん:2001/08/04(土) 00:00
出しません。
42 :
考える名無しさん:2001/08/04(土) 01:08
ローティーなどポストモダン論者のヴィトゲンシュタイン論から見ると、
飯田氏のヴィトゲンシュタイン論は脱構築されてないということになるのかな?
慶應の学生は、結構来てると思うよ。
43 :
考える名無しさん:2001/08/04(土) 01:08
ローティ自体がう〜んだし。
44 :
考える名無しさん:2001/08/04(土) 01:20
45 :
考える名無しさん:2001/08/04(土) 01:29
山形の批判も「う〜ん」じゃんけ。
46 :
考える名無しさん:2001/08/04(土) 01:34
ローティって
>>44のリンク先で言われているほどアホなこと言ってたっけ?
なんかプラグマティズムを単純に「実用主義」と考えて批判しているような気がするが。
47 :
考える名無しさん:2001/08/04(土) 01:45
まあ、やまがたの取り上げたのは社会思想・政治思想の
側面だから。
48 :
考える名無しさん:2001/08/04(土) 02:17
アメリカにいったならプラグマティックな観点から
ローティに取り入るのが吉(藁
49 :
考える名無しさん:2001/08/04(土) 04:33
ローティってどこの大学にいるの?
50 :
考える名無しさん:2001/08/04(土) 20:57
北京大。
51 :
考える名無しさん:2001/08/08(水) 13:10
age
52 :
星人:2001/08/08(水) 18:30
言葉で言葉を語る
ゲ、飯田さん慶応に鬱ってたんだ・・・・・・。
54 :
考える名無しさん:2001/08/15(水) 23:31
飯田隆の授業は最大限の集中力を持って望まないと、
到底理解できない。なぜなら、言語不明瞭だから。
先生、頼むからもう少し大きな声ではっきりとお願いします。
55 :
考える名無しさん:2001/08/15(水) 23:35
>>54 そんなに不明瞭かな?
確かにぼそぼそと呟いているような口調だけど、私はそれほど聞き取りにくい
とは思わなかった。
ただし、10年前に定員約10名の部屋で受けた講義の話だから、今の慶應での授
業のことは知らないけれど。
56 :
54:2001/08/15(水) 23:40
僕の耳がやや悪いせいもあるかもしれないけど、
聴くことに集中しないと辛いです。
57 :
考える名無しさん:2001/08/15(水) 23:57
>>48 ローティって、野家啓一氏のアメリカ留学先の指導教官じゃなかったけ?
別の所にも書いたけど、一度電話で話したことがあるが、早口で何を言って
いるのか聞き取れずものすごい冷汗をかいたことがある。それ以来トラウマ
になっている....
59 :
考える名無しさん:2001/08/16(木) 00:28
飯田氏は頭の回転が速いから、つい早口になるんだろうね。
でも、「聞き取れないからゆっくり話してくれ」と言えば、ちゃんと喋って
くれるはずだよ。
60 :
考える名無しさん:2001/08/16(木) 03:00
>46
そうだね。
pragmatismに「実用主義」っていう訳語は、短絡的過ぎる。
最初に訳したのは、早稲田学派の人たちかな?
でも、当時、プラグマティズムの影響を受けた人たちの多くは、カント哲学
を踏まえてたので、「実用主義」という訳語でも、意図をある程度理解
できたのかもね。
前期のヴィトゲンシュタインの存在論はローティーとはまったく相容れないね。
飯田さんのヴィト論は前期中心のように思えるけど、
ローティーの弟子だってのはほんと?
61 :
考える名無しさん:2001/08/16(木) 03:01
ああ、ごめん。
ローティーの弟子は野矢さんか
62 :
考える名無しさん:2001/08/16(木) 04:11
この人、世界に通用する数少ない学者ってほんと?
それで、世界的に評価される人は国内では評価されづらいという
話も。
63 :
考える名無しさん:2001/08/18(土) 00:25
飯田氏も野矢氏もローティーの影響はあんまり受けていないと思うよ。
確か野家氏はローティーの弟子だったと思う(うろ覚えですまん)けど。
64 :
考える名無しさん:2001/08/18(土) 00:55
>>63 61の人はもしかして、野矢と野家を混同してるっぽい(僕もはじめそう
だった)
飯田氏と野矢氏をつなぐ線は、今は亡き大森氏でしょう。
野家氏は「クーン〜パラダイム」(講談社)に、指導教官だったローティ
の研究室にクーンが入ってきたとかいう記述があるので、ローティに学ん
だのは間違いない。
ちなみに、クーンの弟子は、佐々木力氏。
国家とか民族とかゆう一般名の表象はもはや無意味で、
かわりに文化や地域的風土といった個人の精神的背景にたいして、
同じく個としての倫理的応答(こいつが好み)が求められる、ということ、
つまり相対主義的スタンスをとった文化的地理学・・・・のことかな。
人が読んでるのに邪魔すんじゃねえ、死ね。
負けないぜ〜!
AGE
69 :
考える名無しさん:2001/08/18(土) 14:16
>49
カリフォルニア大バークレー校にいる。
デヴィッドソンとかジョン・サールとかと一緒なはず。
70 :
考える名無しさん:2001/08/18(土) 14:21
ただ、付け加えておくと彼は哲学科ではないでしょう?
Humanitiesだったような。。
アメリカでは、ポストモダン系の人は哲学科以外の学科に所属してるケースが多いね。
81 :
考える名無しさん:2001/08/18(土) 14:27
82 :
考える名無しさん:2001/08/18(土) 14:48
そうですね、近所なので勘違いしました>81
そうですね、近所なので勘違いしました>81
盆供養の住職が帰った後で1年生の息子が難しい漢字沢山の般若心経って何と聞くので
パパが教えた。
昔人助けの大好きなボランテアおじさんがいてね。テレビの画面みたいにパッパッと頭ん中の考
えが変えられるんだって。おじさんがゴロッと寝ころんでじーと考えていたら、うん、そう
か!って気が付いたんだって。そしたらね、お金がただの紙で、オレンジでもコーラでもカルピス
でもどれでもジュースでおんなじかぁて、分かったんだって。
先生に叱られても泣かないし、ママに怒られてもビビらないって、強い気持ちになったんだ
って。アニマックスでみたろ、悟空がサイア人からスーパーサイア人に成ったろ、あれみたいにスーパーノーテ
ンキおじさん、違う、スーパーボランテアおじさんに成ったんだって。
分かった?ンッ! スプレンダー変身! ウルトラキック!
キャハハハハと笑って逃げる坊主あたまのクソガキ。
お尻プリプリーーだってよ。
ある高僧をお招きしての説法会で、さわりの部分。
仏法に空観という言葉がある。空観では空ならず。空であって初めて観自在となる。それは
観にしがみつく心があるからだ。その心が自在心を鈍らせる。いいですか、ヤカンでも
なければドカンでもなく、チカンでもない。ましてやイラカンでもなければイカンザキでもない。
ドっと湧く一同。しばらくお話が続いて、
先達の言葉に「禅者は座るに執着し、経読みは経の色に執着し、哲学者は言説の味に
執着する。執着してることを知らずに執着する」とあります。その意味をよくお考え
ください。今晩はこれにて終わります。
先生のお帰りのあとで一同「イヤーなんか今日の話はちょっと難しかったなぁ」と頷き
あう。このあと般若湯、もちろん宝のカンチューハイを飲りながら、観観学学と熱く夜中ま
で議論したのであった。
新宿の街で風変わりな青年が「これ読んでください」って紙を配っていた。そのなかに
心
優しい心をもつ青年がある日深い瞑想をして深奥にあるものに触れた
友よ話そう 自由な心をえて気づいたことを
心に写る木々の梢が風にそよいで 葉が光に輝いてそよいでいる
心に写るものが今までは幾重にも染められ縛られていた
いまは怖れも怯えも迷いもなく
ただ死はそこに石のように落ちている
おらゆるものは心に写っているにすぎない
なぜただ写っているものにしがみつく必要があるだろうか
友よ 君の笑顔が心の鏡に映えている
木々の梢が風に揺れ 緑の葉は日差しを浴び輝き舞う
86 :
考える名無しさん:01/08/29 22:46 ID:UdfQe17c
agetokou
87 :
考える名無しさん:01/09/21 18:52
発掘
>>87 コメントすることなかったらほっとけ。
sage
89 :
考える名無しさん:01/10/08 04:53
外国語では単著ってあったんでしたっけ?
90 :
考える名無しさん:01/11/05 22:10
>1
>話題1 彼のすすめている日本語研究とは何か
参考に。
www.ethics.bun.kyoto-u.ac.jp/~kishida/note/pdf/010324.pdf
91 :
考える名無しさん:01/11/05 22:29
飯田先生はこのたび文学部三田の学習指導副主任に就任しました。
92 :
考える名無しさん:
『現代思想の冒険07 ウィトゲンシュタイン 言語の限界』
読んだひと感想書いちくれ。