Bibliographie in 2ch「今日何読んだ?」
今更ながらに浅田彰「逃走論」ちくま文庫、1983年
さぁ集まれ読書自慢!ただ簡単なルールだけ説明しとく。 ルールといっても誰もが知ってることだ。 著者「著書名」出版社、出版年――この並びで表示だ。カイジンものであれば 著者「著書名」訳者、出版社、出版年、とこんな感じ。
3 :
名無しさん :2001/06/03(日) 06:38
フランシスベーコン「ベーコン随想集」岩波文庫 (渡辺義雄訳1983年、原著は第3版で1625年ころ)
4 :
考える名無しさん :2001/06/03(日) 07:46
プラトン「ゴルギアス」加藤彰俊訳 岩波文庫 1989年第22版(初版は67年) 何だよ、原著もかよ、、、B.C.390年頃に記されたとの説あり。
5 :
ジャコバイト :2001/06/03(日) 14:29
高濱俊幸「言語慣習と政治」木鐸社 こりゃ、まじで面白い。ボリングブルックってあんまし有名じゃない政治思想家をとりあげてて、18世紀の見方が変わるよ!
6 :
JPB :2001/06/03(日) 15:17
Roger Chartier『書物から読者へ』水林章・泉利明・露崎俊和 みすず書房(1985/1992) 文化的実践としての読書が、どこまで政治的運動や経済的活動に拮抗できるのかを、少し これで考えようと思いました。
7 :
考える名無しさん :2001/06/03(日) 15:20
A PRACTICAL ENGLISH GRAMMER A.J.Thomson & A.V.Martinet
8 :
考える名無しさん :2001/06/03(日) 21:15
九鬼『九鬼周造随筆集』菅野昭正編 岩波文庫 1991 「外来語所感」では、外来語に見られる西洋崇拝を排除しろってよ。 哲学述語は概念的抽象的だから翻訳も意外と簡単だってさ。 突っ込みどころ満載。
9 :
考える名無しさん :2001/06/04(月) 00:58
シオラン『歴史とユートピア』出口祐弘訳 紀伊国屋書店 1967年 『ブレイクGAL!!』七月号(付録:バリ見えポスター) 雄出版 2001年
はぁ〜1日1殺も読めねえぞゴルァ!
夏 瞳 著「悲しき熱帯魚」文芸社刊
13 :
考える名無しさん :2001/06/06(水) 17:25
あげ
14 :
絶望する器官なきドキューソ :2001/06/06(水) 21:21
ランボオ「地獄の季節」小林秀雄・訳
15 :
カンガー :2001/06/06(水) 22:23
「赤色エレジー」林静一
16 :
いぬのめい :2001/06/06(水) 22:38
「理想権力」乾隆 例えが例えになっていない。 収穫:正義とは、積極的に支持される事である。(内容とは異なり)
17 :
いぬのめい :2001/06/06(水) 22:40
↑イミフメイ
18 :
いぬのめい :2001/06/06(水) 22:45
>>17 死刑の例に殺虫剤を持ってきているが
全然的を得ていない。共通項に乏しい。にせもの〜
19 :
考える名無しさん :2001/06/06(水) 22:52
だからね、読んでない人にも通じる程度に 要約を展開していただくとありがたい。 死刑の例に殺虫剤を持ってきているが 全然的を得ていない。共通項に乏しい。にせもの〜 それだけじゃサッパリわからんてば
20 :
いぬのめい :2001/06/06(水) 23:12
内容的には、まず、「権力とは、認められること」と言う事を言っています。 それは積極的であろうが、消極的であろうが、強制的だろうがとにかく 「認めている状態」が、権力の本質である。と言う事。 仲裁役とは、「お互いに認められる存在」であるから、権力の最も 原始的(起源)?な形態であり、全てはこれで説明がつくんだとさ。 それと、「民主主義」や、様々な制度が「認められること」を目指して 存在し、プライバシー保護と情報公開制度の優先性や 自由、平等、人権の説明もこれ(認められること)を元にして行っています。 「正当性」の重要さ、「選択」「義務」についても綴り 最後に今の日本の政治制度の批判もしてますね。 薄い本だけど、考えの種にはなります。でも、一部?の例え話が下手。
22 :
電波様 :2001/06/07(木) 02:07
音楽と脳の関係について勉強したくて、 1週間まえから音楽認知科学(音楽心理学とも言われるらしい)について勉強をはじめました。 今は本を買ってきて、「音楽と認知」東京大学出版会刊、などを読んでます。
>>19 「的を得る」って批判の対象になるって意味かなんて
アホなこと考えてしまいました。
24 :
池谷鉄之棒 :2001/06/07(木) 04:25
「イデオロギーとはなにか」テリー・鷲豚 「ブブカ七月号」
前も「的を得る」って書いてなかったか?>いぬのめい
26 :
のらくろ :2001/06/07(木) 05:07
わしは「おそまつくん」をよんだのら、
28 :
考える名無しさん :2001/06/07(木) 07:43
>>12 そんな本あるノカー。
本の紹介見たら期待した内容と違ったが。
29 :
鳥獣戯画 :2001/06/07(木) 11:22
『不死のワンダーランド』西谷修 『経験としての詩』ジャンリュックナンシー 『パウル・ツェラン詩論集』 『アデュー』ジャック・デリダ 読書のBGM スティーブ・ライヒ、奥田民生、くるり、ファジル・サイなど 今週はそんなかんじでした。
30 :
考える名無しさん :2001/06/07(木) 11:37
『オヤマ!菊之助 20巻』 健康的なエッチが(・∀・)イイ!
32 :
考える名無しさん :2001/06/07(木) 17:28
ようやくコピーを入手できたのでボイムラーの『非合理性の問題』。 この人ナチだから本屋で手に入りにくい……
>>25 、27
どうも、お手数かけます。
又アホをやってしまいました。今度はマジで。あ〜恥だ〜
蓮実重彦『表層批評宣言』ちくま文庫1985(1979) 感想)気の利いたこと言ってるけどバカの上に 文章が生理的にダメだ。二度と読まないだろう。
このオッサンものすごいムラ社会で生きてきたのだろうなぁ・・
36 :
考える名無しさん :2001/06/09(土) 01:32
Christopher Johnson <Derrida The Scence of Writing> Phoenix,1997. 60頁ほどの本です。 『グラマトロジー』を読んだ振りをしたい人にお薦めします。
37 :
考える名無しさん :2001/06/09(土) 01:49
>>36 訂正
誤 The Scence of Writing
正 The Scene of Writing
38 :
考える名無しさん :2001/06/09(土) 04:09
>>35 蓮實は内容ないけど3回くらいは最低でも目を通さないと
ただの蓮實フォロワーを途中で諦めたドキュソになるよ(四方田犬彦とか)
39 :
池谷鉄之棒 :2001/06/09(土) 04:38
ミルトン『失楽園』平井正穂訳 岩波文庫 2000(1981) 悪魔が地獄に落とされた。涙が出た。 悪魔がでかいということを知った。
40 :
考える名無しさん :2001/06/09(土) 07:47
41 :
考える名無しさん :2001/06/10(日) 05:42
「政治思想板」 鬱ダ・・・死ヌル・・
図書館にて H−G・ガダマー『哲学・芸術・言語』斎藤博他訳、未来社、1983(1977)
43 :
考える名無しさん :2001/06/13(水) 04:03
ジャック・デリダ『たった一つの、私のものではない言葉』守中高明訳、岩波書店、 2001(1996) 日本にとって決して無縁ではない問題です。フランスを経由して考える事で 「日本人」の問題について冷静な議論が可能になるのではないでしょうか。
44 :
考える名無しさん :2001/06/13(水) 04:20
20 名前:RAGE AGAINST THE PHILOSOPHY 投稿日:2001/06/12(火) 23:37 ゴミのようなスレ立てんなよ。 まだ夏じゃねーっつーの。 氏 ん で く だ さ ぁ い 正に自殺 らげは頭悪すぎ。
45 :
・e・ :2001/06/13(水) 04:42
ハイデガー全集56/57巻『哲学の使命について』北川東子他訳、創文社 Martin Heidegger,Gesamtausgabe,Band58 “Grundprobleme der Phaenomenologie(1919/20)” あと蕎麦屋にてウルトラジャンプ。余りの内容の無さに気分が悪くなった(笑い
RAGEさん、ちょっとした感想も書いて★逸す。
うす。 ガダマー『哲学・芸術・言語』 ⇒解釈学についての入門的な小論集です。読みやすいです。 感想:ドイツ人はやはり真面目だ。でも精神分析について ラカンを読んでいるのにはチョット驚き。
48 :
考える名無しさん :2001/06/13(水) 17:23
ガストン・バシュラール『空間の詩学』1957 岩村行雄訳 幸せそうな文体
49 :
考える名無しさん :2001/06/13(水) 22:01
坂部恵『「ふれること」の哲学』岩波書店、1983 「理性の不安−−サドとカント−−」という論文があるのですが、 坂部氏はサドの個々の作品を読まずに、サドを論じているのでは ないのかという疑念を抱きました。「サド論」論に終わっている 感じがしました。
M.ウェーバー『職業としての学問』尾高邦雄訳、岩波文庫、2000(1936) 既に80版を超えている古典的パンフレット。彼曰く 学問は役にたたない。人生の意味も教えない。教える必要もない。 学問は甘くないのだ、とさ。さすがプロテスタンティズム。恐れ入る。チンポコポコポコ
↑いまごろそんなのよんでんの?おまえ陰性だろ?
だって短いんだもん・・ ところで今日はラカンの『エクリT、U』ドゥルーズ『差異と反復』 『アンチ・オイディプス』(!)丸山圭三郎『ソシュールの思想』購入。 中古なので全て合わせて2万弱。 いよいよ俺もポストモダ〜ンを堪能するだよ。
あ、らげだ 絞めちゃおう キュ 「本日した思索」のスレも立てなさい
55 :
考える名無しさん :2001/06/19(火) 06:46
Rawls, John. "The Law of Peoples", Paul, Jeffrey (ed.). "Reading Nozick", Wittgenstein, Rudwig "Tractatus Logico-Philosophicus" 上二本は作文用、下のは暇つぶし。
>>53 いまごろそんなの買ってんの?おまえ陰性だろ?
>>53 いまごろそんなの買ってんの?おまえ陰性だろ?
58 :
考える名無しさん :2001/06/20(水) 22:13 ID:j22sPHB6
Olieve リニューアル創刊号! 月刊化して、版形も大きくなった。 綴じ込み付録は特製バンダナ。
59 :
考える名無しさん :2001/06/20(水) 22:36 ID:ZVwcZjN6
>>59 私も買った。
やはり版形には違和感が。
慣れるかなあ?
60 :
sage :2001/06/20(水) 22:39 ID:m7XGzxYU
「デリダの思想圏」(世界書院) 高橋允昭著
61 :
58 :2001/06/20(水) 22:41 ID:0vHbbRJg
>>59 でもさー、まわりでオリーブがきっかけで、
哲学とか芸術とか興味持った子って多いよねー。
「視線の権利」 ジャック・デリダ 鈴村和成訳
63 :
考える名無しさん :2001/06/20(水) 23:46 ID:Ehd509cM
『エリュアール詩集』宇佐美斉編・訳、小沢書店。 自由・・・
64 :
名無しさん@1周年 :2001/06/21(木) 00:12 ID:JpPRBPB.
『人間小泉純一郎』浅川博忠 講談社文庫 最近、世間との接点がないもんで… 死ぬほど、あっというまに読めちゃった!
65 :
59 :2001/06/21(木) 00:17 ID:5BxQgixE
>>61 そうだね。というわけで、
『プチ哲学』 佐藤雅彦 マガジンハウス 2000年
66 :
58 :2001/06/21(木) 00:48 ID:mbAac3/k
>>65 押し入れにバックナンバー捨てずにとってあるくちでしょ?
67 :
59 :2001/06/21(木) 01:43 ID:5BxQgixE
>>66 図星だ〜!
引っ越すとき捨てられなかった。
かといって見返すことなんてめったにないのに、、、
E・H・カー『カール・マルクス』石上良平訳、未来社1987(61)読了 マルクスは最後まで不動のひとでした。
↑ やさしいサヨク発見!
浅田彰の『構造と力』読んだぞ。全然難しくない。 次はいよいよ柄谷のマルクス論だ!
きみにはそういう方向に逝かないで、 地道にヘーゲルよんでてほしいな。 そのほうがかっこいいと思うけど。
72 :
・e・ :2001/06/25(月) 02:37
Martin Heidegger,Gesamtausgabe,Band58 “直観と表現の現象学(1920)” クリストファー・ノリス『ディコンストラクション』荒木正純、富山太佳夫訳、けい草書房、1985
糞らげ、荒らすな
74 :
:2001/06/25(月) 16:27
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ひそかに地下活動・・ コージン・カラタニ『マルクスその可能性の中心』講談社文庫
1は驚いた。 なんと、朝起きると自分の陰茎が無いのだ! 陰嚢はあるのだが・・・・・。 1は心当たりがあった。 「そういえばクソスレをたてたような・・・」 そうなのだ。クソスレをたてればコテハンに呪いをかけられるのは当然。 ある者は陰毛を全て剃られ、又ある者は朝起きると宿便を全て出されていた。 しかし陰茎が無くなるというのは聞いた事が無い・・・・・。 すると!1の脳に雷のような快感が駆け巡った!! 「おっおっお〜〜〜〜〜!!!」 1は達してしまった。 ふと窓を見ると1の陰茎が烏に弄ばれているではないか! 嘴で突つかれ、足で踏まれ、羽で愛撫されている! 烏の黒い身体は白濁の液体でべっとりだ。 「返せ!」 1は声を上げ自分の陰茎を取り返そうとした。 しかし烏は1の陰茎をくわえ、どこかへ飛び去っていった・・・・・。 その後、1は10分ごとに快感に襲われたのだった。 あの烏がコテハンの使徒である事は容易に想像がつく・・・・・。
77 :
考える名無しさん :2001/07/17(火) 13:16
レヴィナス「時間と他者」原田佳彦訳、法政大学出版局1988(86)4版 原著Emamanuel Levinas 「Le temps et l'autre」(1940)
78 :
ヽ( ´ー`)ノ GGU :2001/07/17(火) 13:38
カール ライムント ポパー「推測と反駁」藤本隆志 石垣壽郎 森博訳 法政大学出版局1980(85)四刷 原著Karl R. Popper「CONJECTURES AND REFUTATIONS」(1963、1965、1969、1972) ヘーゲルを叩いたり帰納主義を叩いたり忙しい書だ。
松浦寿輝 『官能の哲学』 岩波書店 最近ですよね、発行は。
リアル厨房を名乗る事に一体何の意味があるのだろうか? リアル厨房特有の虚栄心? どうでもいいが、くさい。
「演奏を科学する」 ヤマハミュージックメディア刊 僕は全て理解できて頭に完全に入るまで繰り返し本を読むから一冊読むのに1ヶ月は費やす。
>>81 私も結果的に1ヶ月ぐらいかかりますが
その期間内での繰り返し読みはほとんど出来ません。
よんでて、繰り返し読むほどのものかなぁという気がしてくるからです。
部分的に再読の為のチェックを入れるぐらいです。
そこまで、読んでる本に入れ込む条件として
読む前の選別が重要になると思うのですが
その辺はどうされてますか?
『新版マーケティング戦略』和田充夫・恩蔵直人・三浦俊彦(著) 有斐閣アルマ(版) 税込み2000円
84 :
OFW :2001/07/18(水) 00:53
スターリン全集を再読しています。
85 :
考える名無しさん :2001/07/18(水) 01:45
>>84 逝ってよし!!!!!!
俺様も逝ってよし!!!!!
86 :
考える名無しさん :2001/07/18(水) 01:48
言ってきます!!!!!!!!!!!!!!!!!! ばいばい!!!!!!!!!!!
87 :
考える名無しさん :2001/07/18(水) 01:51
「ジャンジャックルソー問題」E・カッシーラー カッシーラー4冊目
88 :
考える名無しさん :2001/07/19(木) 13:35
『新ゴーマニズム宣言第10巻』 小林よしのり 小学館
89 :
WIZARD’S筆頭WIZ :2001/07/19(木) 13:36
俺も逝ってよし!!>>85
おい、負け犬WIZ、楽しそうじゃねーか
91 :
考える名無しさん :2001/07/19(木) 17:25
レヴィナス「実存から実存者へ」西谷修訳、朝日出版社1987 Emamanuel Levinas 「DE LCE A L'EXISTENT」(1947) もう5回目。カバー無くしちゃった、、、 読む度に考えさせられます。自分の読解力の無さに、鬱駄死脳。
92 :
警告 :2001/07/19(木) 17:27
俺の名前でおバカなことしないでよ BY 真・WIZ
93 :
警告 :2001/07/19(木) 17:27
まぁいいや 俺はもう その名前使わないから 今後は全部偽者ってことで よろしく
94 :
考える名無しさん :2001/07/20(金) 03:29
音無啓一『虚偽論の系譜』(文芸社)
95 :
考える名無しさん :2001/07/21(土) 17:14
「・e・=ラゲ」「・e・=ラゲ」「・e・=ラゲ」「・e・=ラゲ」「・e・=ラゲ」「・e・=ラゲ」「・e・=ラゲ」「・e・=ラゲ」「・e・=ラゲ」「・e・=ラゲ」「・e・=ラゲ」「・e・=ラゲ」「・e・=ラゲ」「・e・=ラゲ」「・e・=ラゲ」
96 :
考える名無しさん :2001/07/28(土) 22:37
プラトン「国家」藤沢令夫訳、岩波文庫 この板がきっかけで、初めて哲学書を読みました。 思ったより面白かったです。 哲学板の人が、「正義とは何か?」「善とは何か?」といった質問に なぜ冷淡なのかわかるような気がしました。 船頭や洞窟の喩えはとくに、なるほどと思いました。 洞窟の喩えにおける、 「よく物を見定めることが出来ない人がいても、わきまえもなしに ただ笑うということをしないだろう。」 という指摘は、2chの現状ををみるにつけ、 いろいろ考えさせられるものがあります。
97 :
考える名無しさん :2001/07/28(土) 23:27
\ / \ / ■■■■ ■■■■■ カサカサ ■■■■■■■ ■■■■■ __■■■■■■■■__ / ■■■■■■■■ \ __■■■■■■■■■__ / ■■■■■■■■■ \ __■■■■■■■■■__ / ■■■■■■■■ \ ■■■■■■■ ■■■■■■ ■■■■ カサカサ
98 :
考える名無しさん :2001/07/28(土) 23:39
ラッセル「哲学入門」中村秀吉訳、現代教養文庫 再読だけど、なかなか面白い。 「第六章 帰納について」で 「ひよこの生涯中えさをやってきた男は、最後にはえさをやるかわりに ひよこの首をしめます」 と書いてあって、はっとさせられる。 (よく考えれば、首をしめられたときには、すでにひよこではなくなっ ているのではないかという気もするが……) その直後には、 「ひよこは、自然の一様性に関してもっと洗練された考えをもてば自分 のためになったことでしょう」 と書いてある。 なんとなくスィフト的なユーモアが漂っているような気がする。
最近、ゴキちゃんのアスキーアート多いな〜。
100 :
少佐 :2001/07/29(日) 06:32
「エリート教育」ミネルヴァ書房 19世紀ヨーロッパで古典語が社会的選別の道具となっていたが あまり実質的な意味を伴っていなかったような様子が書かれてる。 あと、古典系科目重視の風潮に対して理数科目が認知されていく様子も。 古典語を学ぶ積極的意義が書かれているかと期待して読んだが 期待外れに終った。 100もらい。
101 :
OFW :2001/07/30(月) 16:11
レーニン『帝国主義論』
>>99 あれってゴキなの? どちらかと言えば、カメムシっぽくないか?!
(\ \\ (\\ \\\ (\\\\ (\\\\\ \\ ||| ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ⊂⊃  ̄ ̄( ̄ ̄//// ̄\ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄(//// ̄\\( ゜Д゜) < 氏ねやカス共 ゴルァ !! ".;": (/(/// ̄(つ つ \_____________ ".;": (/(/| \\ .;".;": ..;".;;: (/((/ ∧|\\ .;".;": ..;.;".; .;".;": .. ; ∪ ∪ \\ .;".;": ..;.;". .;".;" .;".; \\ ゴ オ ォ ォ …… ! ! \\ ;": ..;.;".;": .;".;": _.;.;__ \\ ド カ ァ ン ! .;".;": ..;.;".; ζ /_.;_/| .;".;"_ \\ .;".;.;".;": .;".;": ..;.;".;": ;:'.;| ΓΓ | |;":从へ_/| \\.;".;"_.;__..: 从へ从へへ从 ; ζ | Γ从 | |;:.. |从Γ | | \\ ∠___/| ( ⌒( ⌒ ) ζ | 从Γ | |.:;. |从Γζ.;"._ \\|ΓΓΓ| | ( ⌒ ⌒ ⌒ ); | ΓΓ | |.;;::|ΓΓ | | ( 从へ;: |从ΓΓ| | Σ( ⌒( ⌒ ) ζ ( ( ) )⌒ ) ( 从へ从)_.;;:.;|Γ从Γ| | ( (( ( ⌒ )) ) 从 Σ( ⌒( 从へ从) ∠___/| Σ (( ( ⌒ )) ) )(( ⌒ ( 从へ从) .;".;:;|ΓΓΓ| | (( ⌒ ( ( ) )⌒ );:; .;".;": ..;.;".;":|从ΓΓ| |
104 :
考える名無しさん :2001/08/14(火) 00:00
ソポクレス「コロノスのオイディプス」高津春繁訳 岩波文庫 1990年第20版(初版は73年) ソポクレスの死(B.C.406年)後、孫によってB.C.401年に上演され最後の作とされている。 ABCかBBC放送のTV劇を昔見たが、読んでもオモロイ。 こりゃイマジネーション刺激されるわ。
105 :
考える名無しさん :2001/08/14(火) 00:51
解深密経。by一応お釈迦様。 イカンぜ、ズリネタ和物で思索ネタ洋物ってのは。 俺に言わせりゃカントなんて竜樹の焼き直しだもんな。 そういやぁ、どっかで「オレのズリネタはジョノカのカント。純粋に理性を批判したくなる」とか書いてあったなあ・ ・・・・。まぁいいや・・・・。
やれやれ
佐保田鶴治「ウパニシャッド」平河出版社
108 :
考える名無しさん :2001/08/14(火) 16:56
105、107イイねえ!
109 :
book on :2001/08/14(火) 21:37
『駅員ジョニー』 やっとみつけたぜ
110 :
考える名無しさん :2001/08/14(火) 21:41
今更だけど、「知」の欺瞞。
111 :
考える名無しさん :2001/08/14(火) 23:39
原哲夫『公権力横領捜査官中坊林太郎』
コミケで買ってきた同人誌いろいろ
113 :
考える名無しさん :2001/08/15(水) 01:24
どもらげです。今帰省してるのでHNも自主規制 なんつって。 アンチオイディプスの箸休めに レヴィ・ストロース『悲しき熱帯・上』川田順造訳、中央公論社、1977
114 :
GGU :2001/08/19(日) 18:35
ヒラリー・パトナム 『理性・真理・歴史』 〜内在的実在論の展開 野本和幸/中川大/見上勝生/金子洋之訳 法政大学出版局 1994 あたかもνdの万有引力が学者に与えた影響のように 激しくショックを受けた。いやマジで
115 :
理 :2001/08/19(日) 19:34
パトナムはいいね。
116 :
考える名無しさん :2001/08/19(日) 20:11
ベトナム最高! グレネード弾の直撃で上半身と下半身に別れたベトコンをだっこする米兵とか 生きたまま米軍のジープに引きずられて骨がむき出しになったベトコンとか 火炎放射器であぶられて火だるまのベトコンとかもうシビレル! 鬼畜米軍最高! 韓国軍は村ごと皆殺しにしたり、女をさらってきて回姦したりって 米軍より遥かに鬼畜だったってウワサだけど、映像資料が皆無なんだよね。
117 :
考える名無しさん :2001/08/19(日) 20:38
郡司ペギオ・他『内部観測』
25 名前:ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2001/08/12(日) 21:22 ID:bifkSeso
ファインマンって本読んでるとやたら哲学者や詩人が嫌いに見えるけどそうなの?
26 名前:名無し幽霊 投稿日:2001/08/12(日) 21:32 ID:1lTP5mgI
どこらへん? 力学しか持っていないから判らないや。
27 名前:ご冗談でしょう?名無しさん 投稿日:2001/08/13(月) 11:50 ID:???
ファインマンコ
28 名前:にせ物理学者 投稿日:2001/08/14(火) 20:16 ID:zla8lj0Y
>>25 息子が最初哲学者になって相当ショックだったみたいよ。
あれほど嫌っていたものになっちゃったんだから。
後に計算機科学に転向して一安心。
29 名前:にせ物理学者 投稿日:2001/08/14(火) 20:18 ID:zla8lj0Y
>>26 「ファインマン物理学」にも「かつて、哲学というものがあった・・・」みたいな
文章があって馬鹿にしているのは分かりますね。
でもこの辺「ご冗談でしょう、ファインマンさん」とかグリックの"Genius"と
いう評伝を読んだほうが良く分かると思う。
119 :
考える名無しさん :01/09/08 05:54
このスレに解説書はそぐわないかもしれませんが。 飯田隆『ウィトゲンシュタイン』 講談社 1997 読みやすい。
120 :
ヘラスペスはフォスフォラスである :01/09/10 02:01
ソール・クリプキ『名指しと必然性』 八木沢敬、野家啓一 訳 産業図書 1985
121 :
考える名無しさん :01/09/10 02:07
池田大作『人間革命』
122 :
考える名無しさん :01/09/10 03:24
松本人志『遺書』
123 :
考える名無しさん :01/09/10 06:24
ベーメの「黎明」 戦前の訳はいいね
124 :
考える名無しさん :01/09/18 00:34
プラトン「饗宴」久保 勉訳、岩波文庫 まだ読了してないのですが、 この本を電車の中で読んでいるとき、 近くにいた女子高生が、 「風呂場でわかる倫理学」 という参考書みたいな本を読んでいて、 表紙が漫画調の風呂の絵で、泡の中に、 「ソクラテス」、「プラトン」、「善」、 はては「イデア」なんて書いてあるではないですか。 どうやら、その受験参考書とおぼしき本には、 その辺りのことが解説したるようなのですが・・・・ わたしゃ高校の時「イデア」の「イ」の字もしらんかったが、 ああいう本でイデアを知るのもなんつーか・・・。 彼女にとっては受験勉強の一部なのだろうけど。 (哲学が好きで読むなら、プラトンの邦訳を直に読んだほうが 絶対良いと思う。高校生なら理解できない内容ではない。)
125 :
考える名無しさん :01/09/18 03:37
富増章成 『空想哲学読本』 羊泉社 1999 目次 第1章 ウルトラマンでアリストテレスがわかる 第2章 セーラームーンでキリスト教哲学がわかる 第3章 エヴァンゲリオンでデカルトがわかる 第4章 ときめきメモリアルでカントがわかる 第5章 ポケモンでヘーゲルがわかる 第6章 ガンダムでニーチェがわかる 第7章 巨人の星で東洋哲学がわかる 別に124さんに喧嘩をうってるわけではないです。 この目次にヤラれて買ってしまいました。 予想以上におもろかったです。
126 :
考える名無しさん :01/10/10 10:03
age
サド侯爵閣下 岩波文庫 「ジュスチーヌあるいは美徳の不幸」 閣下最高……
128 :
Iridium :01/10/22 22:49
「ひと目ぼれ」の秘密。 東京書籍 1700円 統計的にどういう人間が一目ぼれをするのかをまとめた本。 …なのだが、具体的な手記がいくつか載っておりこれが泣ける。 期待に反して実に感情に訴えるノンフィクション。
129 :
考える名無しさん :01/11/08 05:43
日本の名著『西周・加藤弘之』中央公論社 ブックオフで100円 名著シリーズ、結構しらないひとがいたりしていい勉強になる。
『雲水日記』佐藤義英 春秋社 かなり的確に、京都の僧堂について書かれている。 しかし、現実はもっと恐ろしいので注意が必要。
131 :
考える名無しさん :
01/11/08 06:01 >>124 大切なことは、最も有効な入り口からはいることだ。
しかし、その本は有効ではなさそうだな。