記号論について教えて下さい。

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1貧乏奨学生
この春高校に入学しました。
興味があるのですが、その概念すら良く判りません。
入門書の類についても、ご教授頂きたいのですが。
2考える名無しさん:2001/05/30(水) 02:37
『記号論への招待』(岩波新書)
3考える名無しさん:2001/05/30(水) 02:41
1さん、せっかくスレをたてたんだから、ここを
読書会の場所として利用してみては?
だってさあ、本屋行けばわかることでしょう?どういう本を読めば
記号論がだいたいイメージ的にどうとかってのはさあ。
それを、わざわざスレをたててまできいてしまったんだから
責任とってよ、ね?1へのレスとしては2の紹介で終わってるんだから、事実上。
4考える名無しさん:2001/05/30(水) 02:47
>>1
無闇に手を出すのは感心できんね。
特に哲学に関しては。
危険なことだよ。
君の人生に予め用意されている危険を100倍にもしかねないよ。

まあ、俺には関係の無いことだが。
5考える名無しさん:2001/05/30(水) 02:57
おいおい、高校1年生で記号論かよ。
先にやる事あんじゃないか?
>>4氏の心配が杞憂に終れば良いが。
>>3氏の言う通り読書会をやった方が良いね。
まずい方向で嵌ると人生フイにしかねない。
6考える名無しさん:2001/05/30(水) 02:58
>>4
同意。
高校一年生からそんなことを考え出すと、
ろくな人間になれないと思う。
俺みたいに・・・。
7貧乏人:2001/05/30(水) 03:56
あ、俺も記号論知らんぞ。
8貧乏人:2001/05/30(水) 04:01
俺は、1君が童貞なのか経験済みなのか、
そっちの方に興味があるぞ。

先ずは女体の神秘を知ること、即ち哲学探究の第一歩、ね(大マジ
記号論はそれからでも遅くはないのでは? レッツ風俗。
(岩波新書、買ってみますね。サンクス)
94:2001/06/01(金) 05:07
>>6
あー、俺も高校一年の時に考えてた。というか実生活の諸事情により考えなければならない状況だった。
ちょうど今から10年前か…。
10名無しさんの主張:2001/06/01(金) 05:20
>>9 それって宗教に絶望でもしたとか?
汎神論なんて甘っちょろいとでも悟ったとか?
もう少し具体的に告白したまえ、同志よ
11考える名無しさん:2001/06/01(金) 05:27
記号論は基本的に言語でしょ?
コミニュケーションのための道具のお話し。
まあ、もちろん言語に限らずそれこそシンボル、サインとかね。
伝わり方、齟齬(食い違い)の話しとか。
そんなんでしょ?
哲学じゃないかもしれんが佐藤信夫、池上嘉彦ぐらいかな。
池上嘉彦『記号論への招待』岩波新書(?)
134,9:2001/06/01(金) 06:00
>>10
酒の酔いに任せて書いちゃうけど、少なくとも「宗教」なんて当時高校一年の俺にはCoolなものじゃなかったし、もっと普通のことだよ。
誰でもが遭遇する事柄が俺には特別な形で訪れて、あのころはそれが全てだったね。その事の為なら死んでも良かった、否、その事の為に死にたかった。
今は当時の自分のパワーは無くしてしまったが、あの頃の自分は最高だったね。
要するに普通なら単なる恋で済んだ事が特別な形になってしまった。
哲学者が自分自身を哲学者だと認めたがらないのは、そもそも彼らは哲学の奴隷だったんだよ。望まずにこの道に入り込んでしまった事へのやり場のない怒りだよ。まあ、入り込んだことを面白がってたりもするのだが。
酒の勢いのほうがかえって赤裸々な事実が描き出されますな。
何があったか知らんけど「あのころの自分は最高だ」と思える自分がいたことは素晴らしいことですね。
15考える名無しさん:2001/06/01(金) 07:37
>>14
なんか丸くなったか?
最近あまり無差別に罵詈雑言を浴びせることがなくなった。
16考える名無しさん:2001/06/01(金) 07:57
「ホニャララを記号論“的”に読み解く」って
感じの文章をたまに読んだりするんだけど、
「記号論的」ってニュアンスがイマイチわからん。
「的」って何なの?

ちょっと今までのスレの流れとズレて済まんが。
17考える名無しさん:2001/06/01(金) 17:56
『記号論』(A Theory of Semiotics)

ウンベルト・エーコ 著

池上嘉彦 訳

岩波書店同時代ライブラリー
18考える名無しさん:2001/06/01(金) 18:00
 0 序論―一文化の論理を求めて

 0.1 記号理論の輪郭

 0.1.1 研究の目標
 本書の目指すところは,意味作用やコミュニケーションに
関するあらゆる現象を統合的に研究する方法の理論的可能性,
および,その社会的機能を探求するということである。この
ような研究は記号機能の関係するあらゆる場合を扱う「一般
記号理論」という形をとり,一つ,あるいはそれ以上の数の
コードによって互いに関係づけられた要素から成る基底体系
という観点に立って記号機能を説明することになるはずであ
る.
19考える名無しさん:2001/06/01(金) 18:01
 一般記号理論の輪郭として考慮すべきことは,(a)コード
の理論,および(b)記号生産の理論である.後者では,日常的
な言語の使用,コードの進化,美的コミュニケーション,さ
まざまな型の相互作用的コミュニケエション行動,世の中の
物事について言うための記号の使用,などといった広範な現
象が考慮の対象となる。
20考える名無しさん:2001/06/01(金) 18:05
 本書が提示するのは,このような理論的可能性の研究のご
く前段階程度のものである.それ故,最初のいくつかの章は
当然のことながら,この分野における研究の現状ということ
によって制約を受けており,もっと展望の開けて来た段階に
おいては間違いなく取りあげないですませるようないくつか
の問題をも避けて通ることができない。
21考える名無しさん:2001/06/01(金) 18:06
とりわけ,まず第一に考慮しなくてはならないこととして,あらゆる
意味合いで用いられる「記号」の概念,および記号の類型の問題
(ならびに,それによって想定される一見互いに還元不可能と思える
ような,さまざまの型の記事論的研究)ということがある.
これらの点についての考察は,記号機能をもっと厳密に定義
すること,および,記号生産の様式の類型に到達することの
ために,欠かすことができないものである.
22考える名無しさん:2001/06/01(金) 18:08
 そういうわけであるから,まず最初の章は「記号」の概念
の分析にあて,記号を非記号から区別し,「記号」という概念
を記号機能というもっと柔軟性のある概念(コード理論の枠
組の中で解明できるもの)に移しかえるということを行なう.
この点についての議論を通じて,「意味作用」と「コミュニケ
ーション」ということの区別とが可能になるはずである.基
本的には,意味作用の記号論はコード理論を含むものであり,
一方,コミュニケーションの記号論は記号生産の理論を含む
ものである.
23考える名無しさん:2001/06/01(金) 18:09
 コード理論と記号生産の理論の間の区別は,「ラング」と
「パロール」,言語能力と言語運用,統語論(および意味論)と
実用論といった区別とは一致しない。本書で主張したいこと
の一つは,このような区別を克服し,論述生成能力やテクス
ト形戊,コンテクストおよび状況(場面)による暖昧さの解消
に関する規則までも考察の対象とできるようなコード理論の
素描を示すことであり,それによって,いわゆる実用論なる
ものに属するとされる多くの問題をもそれ自身の枠内で解決
することのできるような意味論を提案することである.
24考える名無しさん:2001/06/01(金) 18:16
 区別する範晴として意味作用とコミュニケーションという
二つを立てるが,これは偶然ではない.第1章および第2章
で見られる通り,記号機能を生成する社会慣習的な可能性が
存在するならば意味作用の体系(したがってコード)が存在す
るわけであり,その際そのような機能を担う機能体が記号と
呼ばれるような不連続の単位であるか,あるいはぼうだいな
量の論述構成部分であるかは関係ない.もちろん,その相関
関係が社会的慣習によって前もって規定されているという条
件が満たされている場合のことである。
25考える名無しさん:2001/06/01(金) 18:20
これに対し,意味作用体系によって用意されている可能性を
利用することによって,さまざまの実用的な目的に応じて
物理的に表現が作り出される場合には,伝達過程が生じるのである。
したがって,第2章と第3章でその概略が示されている二つの理論的なア
プローチの間の違いというのは,規則と過程(アリストテレ
ス的な術語を比臨的に使って言うとすれば,権力と行為)の
間の違いということに関するものなのである。
26考える名無しさん:2001/06/01(金) 18:21
しかし,ある行為を遂行するのに必要な要件が社会的に認められ,
過程そのものに先行するものとなると,これらの必要要件は規則の
一部に含められ(つまり,論述生成能力に関する規則,言い
かえれば,「ラング」によって予見される「パロール」に関す
る規則となり),すでにコードの一部となり,その限りにお
いて,記号の物理的生産に関する理論の考慮の対象となる.
27考える名無しさん:2001/06/01(金) 18:25
かりに,「記号」というものを素朴に非関係的なものとして
解する考え方がコード理論と記号生産の理論によって首尾よ
く除かれたとしても, この考え方は日常言語や記号論に関す
る通俗的な議論では大変便利なので,全く放棄されてしまう
べきであるとは思われない。それを除いてしまうのは,不必
要に学問偏重の態度ということになろう。
28考える名無しさん:2001/06/01(金) 18:26
原子科学者ならば,「もの」と呼ばれるところのものは微視物
理学的に相関するいくつかの関係の複雑な絡み合いの結果
生じるものであることを十分心得ている。それでも,便宜的に
その方がよいと思われる場合には,相変らず「もの」というような
言い方をし続けるものであるし,そうすることに特にためらいを感じる
こともない.同じように,私も記号機能との相関的な性質とい
うことを前提としておいて差支えない限りにおいては『記
号』という語を用いることとする.
29考える名無しさん:2001/06/01(金) 18:27
ただし,本書の第4章は「記号の類型」という概念そのものの検討に
宛てられる。そこでは,パースの三分法(象徴記号,指標記号,
類像記号)から出発して,記号機能のもっと細かい分節の可能な
分野,および「記号生産」の操作の分節された範囲の双方がこれらの
範蟻によってどの程度の扱いが可能であるかを明らかにし,
記号生産のさまざまな様式についてもっと包括的なn分法
を提示するはずである.
30考える名無しさん:2001/06/01(金) 18:29
 一般記号理論というものは,あらゆる種類の記号機能に対
して,それがすでに記述ずみでコード化されているといない
とにかかわらず,どの程度適当な形式的定義を与えうるかに
よって,どの程度強力なものであるかが判定される。したが
って,記号生産の様式の類型論は,初めて現れたその瞬間に
慣習的なものとして措定されるような,未だコード化されて
いない記号機能でも記述できるような範蟻を提示することを
目的とするのである.
31toki@新宿:2001/06/01(金) 19:52
よく解りませんが、象徴記号としての9をコード化する為に、例えば
建築というジャンルでいうと、玄関引き戸の巾と扉の枚数を掛け合わせた
数(1.8×2)を取り上げてみる。解となる3と6の総和に意味を感じた
時、それは33間堂でも同様に解(297)の総和に9が見つかるとい
った事なんでしょうか?
32考えよ名無しさん:2001/06/01(金) 20:20

『ソシュールの思想』(丸山圭三郎)。
こっちは「記号学」と言いたいそうだが。
細かいことより、「面白い本」ならこっち。

33考える名無しさん:2001/06/01(金) 21:00
>>32
エーコによると、ソシュールは記号学(semiology)と呼び、
パースらアメリカの学者は記号論(semiotics)と呼んだそうだ。
34ななし:2001/06/02(土) 00:48
現在では、
セミオティックのほうは、
フランス語圏では、
バンヴェニストのいう、セミオティック/セマンティックの違いにおけるセミオティックの意味と、
(ディスクール単位での意味把握があるかどうかが違い)
クリステヴァなどのいう、ル・セミオティックとル・サンボリックの以外におけるその意味、
(これは、否定的契機としての意味生成がからむかどうかの違い)
そして、端的に記号を論ずること、というような意味があります。
セミオロジーという語は、むしろ制度的な学として用いられることが多く、
「……のセミオロジー」という表現は一般に見かけるようになって久しいです。
1さんが気になったのは、この最後のやつでしょう。
――というような内容を、高校生にわかるように説明してあげてください皆さん。
書き逃げでした。
35ななし:2001/06/02(土) 00:54
34ですが、
たぶん、
バルト『モードの体系』とかをイメージすればいいんじゃないですか皆さん。
ああいうのをどうやって説明するか。
高校生にみすず書房の本を買わせるのは酷だし、
みすずを高校生のうちに手にするというのは、
自分史をふりかえってみても恥ずかしく、イヤな背伸びのしかただと思う。
ほんとうは、同じくバルトの『記号学の原理』とか、わかりやすいと思いますが。
教科書的には、やはり、こういう流れでいけば、
ソシュールから読むことになるんでしょうね。
それはそうと、皆さんもやはりそのあたりから始めましたか?
それとも今の学生さんは違うのかな?
36ドキュソ@昔は1:2001/06/02(土) 00:59
sémiotiqueとかsémiologieとかいう言葉自体の
意味について、エーコの『記号論』にのってるさまざまな例みたいな
図示をしてある文献ってあるのかなぁ? メタなんとかみたいな・・・
当然、図示など不可能なのはわかるが。
あると俺みたいなドキュソにも何かの役にたつと思うんですが。
37ドキュソ@昔は1:2001/06/02(土) 01:03
あっ、あと、学問としては
役にたつ/たたないとか言い出すときりがないけど、
記号論っぽい考え方は色んな実用面でも有効だと思われる。
そういう視点からのドキュソ本はあるのだろうか。
それこそ「ゴマブックス」で出せやゴルァというくらい。
3834:2001/06/02(土) 01:28
>>37
広告業界がまさにそうですね。
3934:2001/06/02(土) 01:32
あ、言い忘れたことがひとつ。
とくに 1さんに。
こういう本とか読んで知ったかぶりになると、私のような
鼻もちならない文体の人間になりますよ。
実生活にも影響あり。
単に興味があるというのならいいでしょうが、
それでも知は権力ではある。
そもそも、どういう経緯で興味をもったのか、
そこを聞かせてもらえませんか。
一度、この罠にはまると、
人間をまるくするのに無駄な努力が要ります。
まあ、誰でもそういうものなのかもしれないけど。
今のうちから心がけられることをひとつだけ言わせてください。
いろいろ知識をつけても、けっしてまわりをケムにまいたり、
知識をひけらかしたり、人のことを分析して悦にいったりしないでね。
それだけです。
4013:2001/06/02(土) 01:52
ヤバ。俺めちゃめちゃ恥ずかしいこと書いてる・・・。
sageなきゃ。
41考える名無しさん:2001/06/02(土) 08:24

>>37
ゴマから出てたよ。確か中野収とかいう人の本・・・。内容、ぜんぜん覚えてな
い・・ていうか、大したことない。確かタモリとかの分析をしてたけど、どう考え
ても記号論とか必要のない話ばっかりだったような。
おれも応用記号論で卒論書いた覚えあるけど、所詮ちょっとツッ込んだフリの文学
論でしかなかった気がする。あまり有効だったとも思えない。記号論というコトバ
に何か新しいテクノロジー(製品)みたいな響きを感じるのだったら社会学の本とか
読んだ方がいい。もう流行らないけどボードリヤールとか。

4236:2001/06/03(日) 01:21
>>41
そすか、調べてみます。。
学問っていうよりは、なんかこう、「俺の言ってることこいつにちゃんと
伝わってんのかな?」みたいなときに、「あっ、イェルムスレウ」とか
思って気になるもので。もしかしたらイェルちゃんは古かったりするの
かも知れないですけど、「本音と建前」「誤解」「行間」などを汲み取る
のにはいいのかなーと思て適当に解釈してしもてます。
431です。:2001/06/04(月) 02:18
皆さん、たくさんのご意見を有り難うございました。
又、返信が遅れました事をお詫びさせて頂きます。

そもそも僕が哲学に興味を抱いた契機は、
古本屋で何気なく手にした、ニーチェの「アンチクリスト」(西尾幹二訳)でした。
近親憎悪めいた理論展開がやたらと刺激的で、
それまで愛読していた太宰治や、テネシー・ウィリアムズの戯曲等とは
著しく異なる感銘を受けたのです。

それからは、プラトンやマキャベリ(厳密には哲学ではないのでしょうが)等を
ぼちぼち読み始めて、その過程で「記号論」という「コトバ」を知りました。
41さんのおっしゃる「響き」に惹かれた、という推論は正に図星なのです。
(「哲学」という概念とは、感覚的にそぐわない気がしたもので)

そんな訳ですから当然素人同然で、皆さんの知識には到底及びもつきません。
恥ずかしながら、カントの「純粋理性批判」で足踏みしている状態ですし、
最近運良く入手したサルトルの「存在と無」に至っては、正直難解すぎるほどです。
(冒頭の解説で引用される、フッサールの現象学すらも)

当面は皆さんのご意見を拝聴しながら、基本的文献と格闘してみようと思います。
勿論、同時進行で主題の記号論にも挑戦して行くつもりです。
しかし、哲学というのは奥が深い。僕の選択は安易すぎたのでしょうか?
長文を失礼しました。どうも有り難うございました。
44考える名無しさん:2001/06/04(月) 02:26
>>1
君は好感の持てる人だね。無責任な言葉ですまんが、
がんばってね。
45おいおいおいおい!:2001/06/04(月) 02:28
>>43
君は立花隆の再来か(w
哲学に対する興味は元より、
高校生でそれほどの文章が書けるのが凄すぎるぞ。

俺は2ちゃんねる初心者なんだけど、単純にびっくりです。
46考える名無しさん:2001/06/04(月) 02:43
このスレ、お初だけど面白いね。

1君は真っ白なキャンバス状態と思われ。
今後どれだけの葛藤を乗り越えていくのかと思うと、興味津々。
詳しい人達、彼を助けてあげてな!
俺は単なる通りすがりで、哲学知識なんてまるでないからさ。
47考える名無しさん:2001/06/04(月) 03:50
>>1
思春期はこういう思想・哲学に興味を持つ年頃かもしれませんね。
大した助言はできませんが、先人の知見の軌跡を追体験していくとい
うのが、思想・哲学を勉強する醍醐味の一つと思いますのでがんばっ
て下さい。
48考える名無しさん :2001/06/04(月) 07:17

2ちゃんねるにハマってると、疑い深くなっちゃって、「1ってホント
に高校生か?」とか思ってまう。
もしネタでないなら、とりあえずこの板では驚かれるくらいのレベルで
すねえ(レベルってコトバ好きじゃないけど)。
先生みたいなこというけど、大学のことも考えてる? 哲学にハマるのを
止める気はないけど、なにぶん奥が深すぎる世界だから、それ一辺倒にな
ると哲学自身もふかめられない危険があるよ。
「穴を深く掘りたければ広くほれ」だよ。
4949:2001/06/04(月) 15:48
バルトは、良くも悪くも記号論を我々にとって了解可能なものにしてくれた人だと思います。
既出以外にも、『神話作用』『表徴の帝国』あたりが、
記号論とは何か?というより、記号論的アプローチとはどのようなものか?
という実例を見るのに適切でしょう。
そして、おそらく、記号論とは何か?という問いより、そのようなアプローチ自体のほうが
この場合、有益だと思います。
要は、なぜ、そのようなアプローチが必要とされたのか、ということです。
学は、いかなるものであれ、それ自体においては意味がありません。
50考える名無しさん:2001/06/05(火) 01:08
文化自体が記号です。
5151:2001/06/05(火) 20:40
>>50
どういう単位での文化のことを言っているのですか。
「文化自体が記号です」とだけ言っても、意味がないと思いますが。
ちょっときつい言いかたかもしれませんが、意を汲んでください。
ともかく、高飛車な態度に取られるような言動は、このスレではとくに、気をつけてほしい、
と個人的には思います。
ちょうど、「自然自体が神です」とだけ言明しても何も意味しないのと同じです。
要は、そこで言う「自然」というのが何を指すのかによります。
52考える名無しさん:2001/06/08(金) 00:44
age
53"削除"対象:2001/06/08(金) 00:53
>>51
分からないのなら無理することはありません。

それに51で書かれていることはあまりに意味不明に過ぎます。
宜しければもう少し落ち着いてから書いていただけませんか?
54絶望する器官なきドキューソ:2001/06/08(金) 01:03
そんなことより単車の免許取って彼女と湾岸道路をぶっ飛ばすのが先じゃないのか。
いまからじゃわたしゃあ恥ずかしくてできないよう。
では、次の方、シニフィアン/シニフィエからどうぞ〜。
55名無し:2001/06/08(金) 01:11
>>1
カント、フッサール、サルトルと言って「難解すぎるほどです」だっ
てぇ……。ひえぇ。僕はいうまでもなく難解だと思ってました。
というわけで、今はしこしこプラトン読もうかと思ってます(><)

大学生で哲学は趣味で専門ではないのですが。
高校生で著作そのものにあたる必要はないのでは? ウチの先生も
「カントはまず解説書読んでからのほうがいい」っていってたし。
もうだいたい読んでるのかもしれないけど、哲学史で全体を見渡し
てからのほうが、記号論もわかりやすいんじゃないか?

そんなわけで、とりあえず僕からは
『西洋哲学史(著 今道友信 講談社学術文庫)』
を推しておく。
56考える名無しさん:2001/06/08(金) 01:27
>53
それって逃げじゃないかい?
だれだって、論証もなく文化が記号だといわれてもわからんだろ。
論証できないなら、ただの独我論だし・・

57あろーん:2001/06/08(金) 01:37
age
58絶望する器官なきドキューソ:2001/06/08(金) 02:35
「文化が記号」ってのは、
「寒いからコート着る」って事じゃないのん?
59絶望する器官なきドキューソ:2001/06/08(金) 02:37
あ、違うわ、スマソ。
60考える名無しさん:2001/06/09(土) 18:24
ずいぶんさがっちゃったなあ。
61考える名無しさん:2001/06/12(火) 18:14
>>56
おいおい、記号学やるとき一番最初に習うことだぞ、、、
62報点家:2001/06/12(火) 18:53
レイモンド・スマリアンじゃないの?
文章のように直列的に考えなくても済む用にする為の記号論なんだから、
あまり、長ったらしいものは、読まなくても良いと思う。
それよりも真面目に微分・積分を習っとこう!
俺みたいに馬鹿が背伸びして独学でやってると、そこが一番時間がかかる。
たぶん、ノイマンとかにも興味が出てくるとおもうけど、
結局、使える哲学・社会学ほど、数学的な基礎が必要になってくるよ。
63名無しさん@1周年:2001/06/13(水) 01:51
最初に習うことなら詳しく説明してくれ。>>61

ただ惰性で採用してる概念でないなら説明できるだろ。
64考える名無しさん:2001/06/21(木) 05:09
age
65考える名無しさん:2001/07/19(木) 14:06
age
66WIZARD’S筆頭WIZ:2001/07/19(木) 14:53
ま俺の敵じゃないね
67考える名無しさん:2001/07/21(土) 07:50
>>63
文化は記号の体系ね。
これはラングのレベルの話だけど、
個人の認識する世界も記号でできてる。
ラカンの言う所の「象徴界」だよ。
エーコは象徴界じゃなくて記号界だって言うけど。
ちなみに61じゃないよ
6867
ってよく見たら6/13のレスかよ。

2chに記号論まともに理解してる奴はいないのか。
言語学板にも全然記号論スレないし。