1 :
考える名無しさん:
サルトルについて教えてください。
2 :
考える名無しさん:2001/01/30(火) 06:10
私も聞きたい〜
サルトルって最近とりあげられないよね
なんで〜?
3 :
ななし:2001/01/30(火) 11:18
三宅さんの『知識人と権力』読んでください。
話はそれからにしましょう。
4 :
考える名無しさん:2001/01/30(火) 11:40
>>2 自我を実体化しすぎたのがいかんのでしょう。
5 :
サルトル万歳:2001/01/30(火) 13:52
所詮、サルトルはオナニーなんです。でもオナニーに敵うものは無いのです。
6 :
考える名無しさん:2001/01/30(火) 21:57
その通りだ。サルトル最高。
俺はサルトルと同じ誕生日だそうな。
6/21。
8 :
・e・:2001/01/31(水) 00:15
9 :
考える名無しさん:2001/01/31(水) 00:49
だれも説明できてないじゃん。
10 :
考える名無しさん:2001/01/31(水) 01:35
人間は、先に本性が決まっていて、それによって実存しているのではなく、
先に実存し、後から自分で在り方を選択するということらしい。
でも、個人と社会との関係のことで、人間がみずからを選択することによって、
全人類を選択するということがよくわからない。
11 :
考える名無しさん:2001/01/31(水) 01:40
20年ぐらい前のこと、
「フランスでは実存主義はどうなりましたか」とガタリさんに質問したら、
完全に終わっているよ」とだけ、
肩をすくめ、しかもうんざりした表情で答えてくれたそうですが、
完全に終わったんですか?
12 :
・e・:2001/01/31(水) 01:50
実存主義は滅びんッ!!
実存主義の人間肯定のバカっぷりこそ
人類の希望なのだッ!!
13 :
ロカンたん:2001/01/31(水) 02:42
>>3 俺は三宅氏の本読んだけどな。
でも哲学の本って言う感じじゃなかったなあ。あんまり。
東的に言うと「理論的」というよりは「状況論的」な本だった。
悪く言えば内容薄かったよ。
最近サルトルは再ブームらしいよ。
フランスではルノーとフェリーっていう新しいスターが、
サルトルを持ち上げて、デリダとかドゥルーズとかいう連中を叩く、
ってことやってるらしい。
ルノー・フェリーってのも眉唾もんらしいけど。
俺はサルトル興味あるんでageてください。
14 :
考える名無しさん:2001/01/31(水) 06:23
>>10 アンガジュマンの事ですね?
あれは、私は人類の一員であるからして、私の一つ一つのの行動が
人類の存在価値を作り上げて行く、というものなのです。
僕もサルトルだい好き!サルトルよ永遠に!
15 :
通行人Ω:2001/01/31(水) 06:37
>>13 つか、サルトルが一昨年の暮れから再び流行りだしたのは、ベルナール・アンリ・レヴィという人の
『サルトルの世紀』つー本が出て話題をさらってからみたいですよ。
この本は分厚いし未読なのですが、L'evenement de jeudi誌とかの記事では、ルノーとかの人間主
義的アプローチとは異なり、反人間中心主義的な視点からサルトルを再評価しているらしいです。
暇な人、誰か訳してくださいな。
16 :
通行人Ω:2001/01/31(水) 06:41
ちなみに、アラン・ルノーはヌーヴォ・フィロゾーフの代表みたいな人で、
いまは確かソルボンヌかどっかの先生のはず。専門はバリバリのドイツ観念論らしい。
で、リュック・フェリーもその仲間なんだけど、『ささやかながら、徳について』の
著者スポンヴィルと組んでなんか対談集出してたよ。表紙からしてつまらなそうだっ
たので買わなかったけど。
小阪某みたいな人なのかな。
17 :
アンニイ:2001/01/31(水) 09:14
リュック・フェリーは保守反動の単なる年寄りのお説教野郎だ!
ベルナール・アンリ・レヴィは、後のアンガージュマンのサルトル
じゃなくて、初期の『嘔吐』の時代ぐらいのニヒリズム色濃いサル
トルを中心にしているみたい。
>アンガージュマンのサルトル
アンガージュマンってかっこいいんですか?
19 :
吾輩は名無しである:2001/01/31(水) 22:21
加藤周一は三宅の本、誉めてたぞ。
彼はもともと阪大の法学部だから、アプローチが政治哲学的なのさ。
20 :
ジャン=ポール:2001/01/31(水) 23:20
サルトルは「ブルジョア的虚飾」として、
ノーベル賞受賞を拒否しました。
21 :
考える名無しさん:2001/01/31(水) 23:28
>「ブルジョア的虚飾」として、ノーベル賞受賞を拒否
文化勲章は拒否できたのに、
ノーベル賞は欲しがった(らしい)大江健三郎氏は、
どう考えているのだろうか。
22 :
考える名無しさん:2001/02/01(木) 08:26
ブルジョア的虚飾ってどうゆういみっすか?
教えてください。
23 :
考える名無しさん:2001/02/06(火) 09:10
はやく人文書院から『自由への道』出ないかな。
『存在と無』高すぎ。
24 :
通行人Ω:2001/02/06(火) 11:22
>>23 でも昔、全集版図書館から借りてきて全部コピーしたら1万くらい掛かった記憶があるよ。
確かに上下併せて15K円は痛いけどね。
25 :
考える名無しさん:2001/02/06(火) 23:49
サルトルは、アイドル哲学者だから好き。
26 :
考える名無しさん:2001/02/07(水) 00:04
サルトルって身長低かったらしいね。
ヘーゲルの身長は157センチだって。
ハイデッガーもかなり低かったらしいよ。
カントはすごい小男だったってはなしをきいた。
逆に、フッサールとかヤスパースは背が高かったらしいね。
つまり、哲学の才能に身長はあまり関係ないってことだね。
くだらん話題ですまん!
27 :
・e・:2001/02/07(水) 00:04
『存在と無』はサルトルの体育会系の論理が面白い。
28 :
教えてクン:2001/02/07(水) 01:44
とりあえず、
「即自存在」と「対自存在」について
きれいに説明できるひといますか?
29 :
・e・:2001/02/07(水) 03:07
とりあえず対自は「・・・・ボク、見られてる」
30 :
21宛:2001/02/07(水) 03:31
> 文化勲章は拒否できたのに、
大江君は左翼活動をしていた(?)からいらないっていっただけでしょ。
もらう義理がないってこと。
31 :
考える名無しさん:2001/02/24(土) 03:32
『嘔吐』は、世界文学史上に残る名作。ものの見方が変わる。
たとえば、車が高速で動くただの鉄のかたまりにみえてくる。
狂人が狂人について書いた小説といわれている。
それから、ノーベル賞を拒否したのは、当時の選考が、西側の色眼鏡
でなされていたために、マルクスに接近していたサルトルは、この賞を恥じた。
また、彼は文学に序列をつけるなんてくだらないともいっている。そのわりには
ゴングール賞を受賞して狂喜乱舞したりしているけど、これは有名になりたかった
サルトルとしては無理からぬことだろう。
『革命か反抗か』かもおすすめです。彼は論争の天才ともいわれていますが
その理由がよくわかります。
32 :
考える名無しさん:2001/02/24(土) 10:07
別スレでは、マルティン・ハイデガー氏がいるのだから、
J.P.サルトル氏にも是非、来てもらいたいね(笑
33 :
考える名無しさん:2001/04/03(火) 18:00
>30
文学板で、そのこと聞いたら 政治少年死すが出せないような
日本という国の状態では あらゆる政治的色彩を帯びたものはいただけない、
ということが書いてあった。
質問ですが、
1968年のパリ革命との関わり教えて下さい。
34 :
名無しさんの主張:2001/04/04(水) 02:51
カミュだな
35 :
さんせき:2001/04/04(水) 03:50
>28
「即自」とか「対自」って言葉自体は
ヘーゲルの弁証法哲学から出てきたんじゃなかったっけ。
でもって、意味は・・・・。
対自=客観的自己(意識)・・・外から見て自己と見なしている自己
即自=主観的自己(意識)・・・内に無意識的に存在している自己
これは木田元の「現代の哲学」から。
ちょうど最近読んでたん。
曰く、「意識はまず対自として、自己意識として捉えられている。もちろん、ここでも意識は常に
<何ものかについての意識>、つまり即自をおのれではないものとして、いわば無化しつつ対象と
して定立する意識である。」
その次にタバコの分かりやすい例があって、
タバコを吸っている人間は、何をされてるか尋ねられたらそれを答えうる
なぜならそれは彼がその行為を意識しているからだ(=対自的自己)。もし
数えてるときにまったく無意識であったならこれを即答できない(=即自的自己)。
・・・・らしい。
36 :
y:2001/04/04(水) 05:09
>35
大学生?
どこの大学?
37 :
さんせき:2001/04/04(水) 06:53
九州大学ですよ。
38 :
考える名無しさん:2001/04/04(水) 07:12
そう言えば木田って、東大やめたんだっけ?
39 :
さんせき:2001/04/04(水) 07:19
中央大学教授ってこれにはあるけど。(1997年)
40 :
38:2001/04/04(水) 08:06
ゲ!
勘違いでしたか。
恥ずかしいったらありゃしない。
41 :
物自体:2001/05/06(日) 05:08
28>
即自存在は、人に見られてない鏡。
対自存在は、人に見られている鏡。
人に見られていない鏡には、何が映っているのだらうか?
42 :
考える名無しさん:2001/05/09(水) 02:04
43 :
考える名無しさん:2001/05/11(金) 00:05
r
44 :
考える名無し:2001/05/13(日) 00:20
r
45 :
考える名無しさん:
その鏡には影が映っているのさ