1 :
名無しさん@1周年:
マルクーゼ、フロム、アドルノ、ホルクハイマー、ハーバーマス
2 :
ん?:2001/01/29(月) 01:14
なんだろうこのスレ
こういうのが一番こわい
んなこたないか
3 :
名無しさんの主張:2001/01/29(月) 12:57
ひとくくりにされてるけど、アドルノとハーバーマスは全然違うような気がするんだけど。
4 :
吾輩は名無しである:2001/01/29(月) 14:59
>1
何が目的なのか,語ったほうが良いのでは?
5 :
考える名無しさん:2001/01/29(月) 15:40
>アドルノとハーバーマスは全然違うような気がするんだけど。
うん、ちがうね。
みんな、結構ちがうと思う。
じゃあ、フランクフルト学派の特徴は何だろ?
6 :
通行人Ω:2001/01/29(月) 18:32
>5
ハイデガー嫌いとか。
7 :
実習生さん:2001/01/29(月) 19:11
野菜も食べろよ。
8 :
考える名無しさん:2001/01/29(月) 19:56
>7
じゃあ、ウインナーならいいかな、てなこと考えたら、
ウィーン学団てなモンもあったのに気がついた(藁)
9 :
考える名無しさん:2001/01/29(月) 19:57
>ハイデガー嫌いとか。
じゃあ、おいらも今日からフランクフルト学派!
10 :
実習生さん:2001/01/30(火) 01:39
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( ゚Д゚)< くわえんかいゴルァ!!
UU ̄ ̄ U U \_____________
11 :
吾輩は名無しである:2001/01/30(火) 04:38
読んでいるうちに説教が始まる
12 :
・e・:2001/01/30(火) 05:19
フランクフルターシューレの特徴は
社会学的視点を哲学に導入したことでは?
13 :
わかりません:2001/01/31(水) 05:07
清水多吉先生でしょう。
日本で最初にフランクフルト学派をご紹介されました。
ドイツから啓蒙の弁証法を持ち帰られ、
以後ホ−ネットまで一貫してフランクフルト学派。
偉大です。
14 :
考える名無しさん:2001/01/31(水) 05:21
ウチの先生じゃん。一回も講義聞いたことがなかった。アホだなー
15 :
吾輩は名無しである:2001/01/31(水) 23:58
今学期取るんですけどね,フランクフルト学派。
「啓蒙の弁証法」の英訳は最低だと聞いたけど、ホントなの?
16 :
吾輩は名無しである:2001/02/01(木) 01:05
それに限らず英訳はずさんなのが多い。
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)<
>>16 和訳モナー
( ) \_____
| | |
(__)_)
18 :
吾輩は名無しである:2001/02/01(木) 01:31
「啓蒙の弁証法」の和訳も駄目ですか。
こまったなー。
19 :
吾輩は名無しである:2001/02/01(木) 01:33
あと,あの英訳が最低だとは,アメリカ人から聴いたことです。
20 :
名無しさん@1周年:2001/02/01(木) 01:59
プロなら翻訳じゃなくて原典にあたれ。
21 :
わかりません:2001/02/01(木) 02:51
まあ、そういわずに。
しかしすごいよね、ニーチェ・フロイト・マルクスを批判的に吸収
し、ギリシャ神話のオデッセイアの内に啓蒙的理性を見出し、西欧
近代の源流を洗い出すことによって、近代理性の本質を描きだした
とでもいうような感じ。
マルクスやニーチェに対する解釈の方向性は、いまや圧倒的に
フランクフルト学派のそれになってるし、ハイデガーの存在と時間
以上に啓蒙の弁証法の重要性は高まっているといわれちょりますと
いうのが、清水先生の授業での一説。
ご自説では、閉塞したマルクス解釈と講壇哲学が主流だった当時
の学会に衝撃のごとく啓蒙の弁証法が登場し、そのとき
はまさに「天下を取った」とご実感されたそうです。
やったことと内容としては、浅田彰の先輩格ではないでしょうか。
アンチオイディプスなんて内容もフランス版啓蒙の弁証法でしょ。
一時期目の敵にしてたというか、ライバル視してました。
体型は正反対でしたけど。
22 :
ogawa:2001/02/02(金) 11:43
学生時代に、フロムには、完全にはまってしまいましたね。フロムは、ハイデガーやサルトルが大嫌いだったけど、ハイデガーの存在と時間の人間洞察には、かなり影響を受けた感じですね。人間の実存的二分性の考え方とかね。
23 :
名無しさん@1周年:2001/02/02(金) 16:34
ベンヤミンってどうなの?
24 :
考える名無しさん:2001/02/04(日) 16:09
フランクフルト学派といえば,ルカーチの影響は無視できないですね。
EngelsのAnti-Duhringに対する批判は、なかなか興味深い。
25 :
ogawa:2001/02/05(月) 10:33
昔、フロムにはまっていた頃は、もう一生懸命、彼の著作をレジメにして読んでいたが、ある時、突然、彼の思考原理が分かったとき、レジメのペンがそれ以上進まなくなった。その体系立てられた思考原理を見いだしたとき、この言葉の網の目から、世界を解釈していくことは、ある面、皮相的だと思うようになった。自分の中で、彼の思想が絶対から相対へと移行した瞬間だった。
26 :
モー娘。らぶ。。。:2001/02/05(月) 20:43
27 :
モー娘。らぶ。。。:2001/02/05(月) 20:48
↑
変なところを押してしまったスマソ。
続きを書くと、
ただ、『歴史と階級意識』とかがそのままフランクフルト学派に直接結びつくのではないような気がするんだけど。
ルカーチとフランクフルト学派を結び付けるには媒介が必要な気がする。
ところで、ルカーチよりも福本和夫を上に置く、柄谷や浅田の見方ってどう思う?>ALL
28 :
考える名無しさん:2001/02/05(月) 20:54
ルカーチほめる人あんまいないっちゅーか…不毛だしょ。
29 :
わかりません:2001/02/06(火) 01:10
不肖の弟子として一言。
清水師匠の授業では、ルカーチのルの字もでてきませんでした。
ちなみに栗本さんもルカーチのことぼろくそでしたしね。
評判だけでコメントしてすいません。
30 :
詩校庭:2001/02/06(火) 04:42
フロムは毛沢東を礼賛していますね。
故に全共闘崩れが好むのでしょうか?
31 :
通行人Ω:2001/02/06(火) 11:27
>>30 フロムは高校生でも読み進められる取っつき易さが受ける要因かと。なんか、
「ほのぼのヒューマニズム」って感じがしてなごめるよね。
アドルノとかホルクハイマーなんてフツーの人が読んだら泣き出しちゃうよ。
ちなみにアドルノは『否定弁証法』とかいくつかの論文でルカーチに言及し
ているけど、いずれも批判的な言い方で捉えているような記憶がある。
32 :
考える名無しさん:2001/02/06(火) 16:51
フロムの主要著作はなんですか?
「自由からの逃走」じゃないっすか
俺は「愛について」を読んで思わず感動して彼女に薦めた苦い経験が
もちろん彼女は一行も読みませんでした。
34 :
ogawa:2001/02/07(水) 09:44
>30
どこで、フロムが毛沢東を礼賛してるの?
>32
「人間の自由」「悪について」「破壊」「生きるということ」「愛するということ」「フロイトを超えて」「よりよく生きると言うこと」「精神分析と宗教」「革命的人間」などなど。
35 :
わかりません:2001/02/08(木) 03:27
「自由からの逃走」よりも「正気の社会」ではないですか。精神分析の文脈で読むより、
サルトルとの文脈で読んだら、わかるような気がしますね、フロムは。
存在と無の中の権威主義的何とかというのと比較すると、近いものがあるような。
フロムはサルトルを嫌いだったという話もありますが。近親憎悪でしょう。
ちなみに清水師匠の授業でも、フロムは出てきませんでしたね。
36 :
ogawa:2001/02/08(木) 09:39
>35
「正気の社会」でも、どの著作においても、毛沢東を礼賛してる箇所は出てきません。
フロムのサルトルについての理解ですが、彼の精神分析理論は、ロジックが巧妙で、支離滅裂だと、「フロムとの対話」というみすず書房から出版されていた本(現在は絶版)の中で批判しています。
37 :
30:2001/02/08(木) 19:02
>>36 『自由からの逃走』にあるはずです。
フランクフルト学派の別名は、フロイト左派。
フロイトは、エロスとタナトス、受動的アルゴラグニアと能動的アルゴラグニアの
二項対立論法に終始しています。
フロムは、後者を特に『自由からの逃走』で焦点を当てているようですが、
生物学的観点から批判したロレンスの反駁で足りる内容。
フランクフルト学派で、一番空虚は、マルクーゼでしょう。
ハーバーマスは、現在も日本では評価されているようですが、
社会と個人の二項対立論法に終始している点に魅力を感じられません。
個人の内面重視という思考は、結局、気の持ちようということにしかならないでしょう。
フロイト左派は、精神分析という名で、
自己陶酔している騙りとしか、読み取れませんでした。
38 :
ogawa:2001/02/08(木) 20:58
>37
毛沢東を賛美している箇所が『自由からの逃走』のどこにあるのですか?
39 :
考える名無しさん:2001/03/21(水) 21:16
dat回避age
40 :
考える名無しさん:2001/03/25(日) 20:57
dat回避age
41 :
考える名無しさん:2001/04/26(木) 01:26
清水のおっさんが日本のフランクフルト学派研究を代表しているなんて大嘘。
あんな評判の悪いのはいない。
本家は、やっぱり元阪大の徳永さんとか後任の三島さんか。
あとは早稲田の高橋純一か外大の中野、神戸の水谷ってところがまっとうな論文を書いている。
42 :
わかりません:2001/04/27(金) 02:10
それはあなたが往年の社会思想史学会での清水先生を知らないから、
そういうことをいえるんですよ。
清水先生は、テクストを綿密に読んで緻密な論文を書くような人ではないし、
哲学史の上で何かを評価する人でもないですが、ジャーナリスティックに
新しいもの、アクチュアルなものをもってくる才能にかけては、天才的なものを
もっています。人間的にはむちゃくちゃな人で、学者が大嫌いな変わった哲学者です。
ところで徳永先生が清水先生と会っているときの光景は、異様な光景ですよ、
なんか徳永先生が、清水先生にお伺いを立てるような感じですし、えらそうにしてるんですよ、
清水先生は…。70年代のスターですからね、清水先生。
>ジャーナリスティックに新しいもの、アクチュアルなものをもってくる才能にかけては、天才的なものをもっています。
どこにでもいるような中途半端知識人の典型だろ?
天才?ハァ?
ジジイになってもモー娘。を論じれますか?ぶぶぶ。
44 :
わかりません:2001/04/27(金) 03:32
>43
それを言うなら、西洋知識の輸入業者だろ、ハァ?ではないでしょうか。
もちろん、そういう側面もありますが、屈折したマルキストに対して与えた衝撃は、
計り知れないものがあります。ますます屈折させちゃったんですから。
しかも、モー娘についてだって私はひそかにやってると思いますよ、清水先生なら…。
天才ですから。ぶぶぶ。
45 :
考える名無しさん:2001/04/27(金) 03:34
>>44 らげはこの世界に存在しません。
いっさい無視しましょう。
>屈折したマルキストに対して与えた衝撃は計り知れないものがあります
おいおいマルキストからその屈折を取ったら何ものこらんぞ。
つーかその屈折具合にミソがあるんだろ?
流行りもん追いかけたいだけのヴァカは始めから学者なんてたいそうなレッテル持たなきゃいいんだよ。
あってもなくてもこまらんようなモンで雑文書いてメシ食うなんて
アドルノが批判した消費原理そのものじゃん。
ま、アドルノもたいしたことねーけど。
47 :
考える名無しさん:2001/05/09(水) 02:03
↑頭悪そう
49 :
age:2001/05/09(水) 10:54
Adorno was a brillant Marxist!
He was a real revolutionary!
50 :
考える名無しさん:2001/05/10(木) 00:57
ホルクハイマーにしろこの学派の一貫性は全体主義批判。
実証主義批判。でも、一体論理的整合性はあるんかな?
>>50 そうかな?
ホルクハイマーの初期の頃なんか、アドルノよりルカーチに似てるぞ。