1 :
反NAMメンバー:
我々はNAMに抗して独自に資本主義を研究
することをここに宣言する。
2 :
トロツキイ:2000/12/22(金) 13:47
あくまでも革命一直線。
3 :
反NAMメンバー:2000/12/22(金) 14:20
さあ、つどえ、
反NAMの同志たちよ。
ともにNAMを罵倒しつくそうではないか。
4 :
ハスミング シゲヒコ:2000/12/22(金) 14:24
柄谷行人は正しすぎるんですよ。そこがどこかおかしいんですってば。
5 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 14:35
まあ、今の日本で柄谷さんにかなう批評家は一人もいないからね。
昔は蓮実先生とか中上とか後藤明生先生がいたからな〜。
今は全滅状態だし、おれを含めて若手もどうしようもないからな〜。
まあ、蓮実先生の復活に期待するか・・・
6 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 14:38
もっと文句をー
7 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 14:40
柄谷行人は正しすぎるって感じはよく分かる。
その「どこかおかしい」ところが、どこかが問題だ。
8 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 14:53
なんかNAMって茶化した雰囲気がいやだね。やるなら本気でやって
る人たちと一緒にやりたいもの。批判されても旧左翼の方がまだ
意気込みがあるだけいいと思うよ。
思想的なことに関心の無い人だって生きていくために必死なんだね。
それを変えるにはそれなりの決意みたいなものが必要なはずだけど。。
お茶らけたような人には誰もついてこない。
9 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 15:02
正しすぎることはなぜ問題かというと、一つは、コンスタティヴに正しすぎるということは、その理論はパフォーマティヴには正しく機能しないということ。具体的に言うと、柄谷の共同体批判は,内容レヴェルでは完全に正しいにもかかわらず、というかその正しさ故に、その柄谷の正しさに信奉者たちが転移して、極めて共同体的な集団を組織してしまう。これはコンスタティヴな正さが、必ずしもパフォーマティヴな正さには直結しないという一例。
もう一つ、例えば柄谷はウィトゲンシュタインを読んで、単独性についての実に明晰な理論を構築するわけだけれども、その暴力的な整理は、ウィトゲンシュタインのテクストが持つ単独性を消去してしまうということ。つまり、柄谷は単独性について一般的に語ってしまっている。そしてその捻れにたいして、ある人は暴力的で単に不毛だとヒステリックに反応するし、またある人はその捻れこそが柄谷理論の偉大な達成である、と評価する。まあ、その辺は意見が割れるところだろうけど。
10 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 15:12
パフォーマティブってなに?
柄谷が昔からその手の言葉を使うことを避けてきたけど、
そういった言葉を使っている以上はオナニに過ぎないね。
例え正しいことを言っているとしても。
11 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 15:27
パフォーマティヴ=行為遂行的
コンスタティヴ=事実確認的
かなり一般的な図式で、大学の哲学、言語学の一般教養で習います。
柄谷自身も使っていると思いますけれども。
12 :
プルードン:2000/12/22(金) 15:39
財産とは盗みである。
13 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 15:41
密かに長寿スレの予感
14 :
考える名無しさん :2000/12/22(金) 15:47
だから柄谷もメジャーになれないのか
15 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 15:48
でも、柄谷のその姿勢って思想家・批評家として圧倒的に正しいよね。
16 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 15:54
だから今、その正しさをこそ問題にしている(笑。
17 :
マルクスお嬢さん:2000/12/22(金) 15:55
ここがロードス島だ。ここで跳べ。
18 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 16:02
>15
運動家としてそれで支持されるのかな?
文芸批評家が必ずしも支持されるわけじゃないから、
NAMという運動を起こしたと思うんだけど。
NAMには理論中心的な人よりも行為遂行的な人が入会して欲しい
んじゃないかな。柄谷的には。
こんなところでグダグダ言ってても誰も見にこないし。。。
19 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 16:04
っていうか、2CHはくだらないことぐだぐだ言う為にのみ存在するんだろ?
20 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 16:07
そうか、それ忘れてたよ
21 :
レーニン:2000/12/22(金) 16:12
つまりその・・・何人なんだ?
22 :
スターリン:2000/12/22(金) 16:13
0人!!!!!!!!!!!!!!!
23 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 16:20
なんやかんや言っても買わない運動なんてせこいよ
自分で本売っといて...これでは資本主義の中で
世迷い事をほざく国家の癌細胞にみえますよ。
24 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 16:22
NAMスレが内ゲバで荒れてます。ああ、まるでNAMの未来を暗示しているかのよう・・・。
25 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 16:54
何を隠そう、NAM板で内ゲバを引き起こしたのはこのわたしです。
複数の文体を駆使して馬鹿な柄谷信者を煽ってまいりました。
これぞ本当の自作自演です。
かくして永久革命への道が開かれるのですよ(大分やりすぎ)。
26 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 16:58
>25
おまえ死ね
27 :
名無しさん@1周年:2000/12/22(金) 17:10
つーか、資本主義を研究するのに必要な物的材料はなんですか?
28 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 17:18
人、モノ、金。
29 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 17:45
このスレには革マル派の捕獲も
兼ねています。
30 :
考える名無しさん:2000/12/22(金) 17:50
このスレのレスはほとんど
25の自作自演です。
まじレスしてもばかなだけです。
注意しましょう。
31 :
吾輩は名無しである:2000/12/27(水) 16:00
このスレは、蓮見重彦先生も支援を公に表明した
由緒正しきアンチ柄谷スレです
32 :
考える名無しさん:2000/12/27(水) 19:27
「蓮見」じゃないし、「蓮實」ときちんと書かないと怒られるぞ
33 :
考える名無しさん:2000/12/27(水) 21:24
もっと柄谷NAMへの罵倒を
お願いね、ちゅ!
34 :
考える名無しさん:2000/12/27(水) 23:09
NAMは
ブラックボックス戦略やってるな
なんでだろ?
ぜんぜん姿を見せない。
議論と、プロジェクトがみえないねえ
実行と結果だけみえるわけだね
35 :
考える名無しさん:2000/12/27(水) 23:30
ああ〜ん、もっとぉ〜ん!
36 :
考える名無しさん:2000/12/28(木) 01:10
こういう反・NAM的なものをつくるのでも、ちょっと無理をしなければならない
ところに柄谷の「圧倒的正しさ」の威力があるとすれば、確かに問題かも。
柄谷理論の圧倒的正しさ(不敗性)に関しては福田和也が「思考の放棄である」と
批判してるけど。どうなの?
37 :
考える名無しさん:2000/12/28(木) 01:22
柄谷の不敗性は和田アキコや石原慎太郎の不敗性と
相同的なんじゃなかろうか??
38 :
考える名無しさん:2000/12/28(木) 01:31
もっともっともっともっともっと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
39 :
考える名無しさん:2000/12/28(木) 01:32
柄谷はヤクザだから、つおいのさ!
40 :
考える名無しさん:2000/12/28(木) 01:44
柄谷がなぜやくざなの家って質問だろ?
41 :
柄谷=ブリース・リー:2000/12/28(木) 02:05
考えるんじゃない、感じるんだ!!ゴルァ!!!
42 :
考える名無しさん:2000/12/28(木) 02:15
勝ち馬の尻に乗った者が勝つ。
そいつが生きてる間だけは、な。
43 :
考える名無しさん:2000/12/28(木) 02:33
柄谷誹謗age
44 :
考える名無しさん:2000/12/28(木) 02:35
not nam = nam
45 :
考える名無しさん:2000/12/28(木) 02:42
電波age
46 :
考える名無しさん:2000/12/28(木) 03:00
柄谷はブルジョワを否定するブルジョワ
だから、不敗。
ブルジョワに寄生するブルジョワは敵か味方か
識別不能。
そこにつけこみ、先手必勝の裏切り的奇襲攻撃にでる。
これがやつの手口よ。
47 :
考える名無しさん:2000/12/28(木) 04:55
>>44 not nam = nam
なぁーるほど。
48 :
柄谷伝説その1:2000/12/28(木) 05:39
柄谷の孤立なんてウソだからね。
ああ、だからダメとかじゃくて、彼は聴衆の反応をよく心得てる、
っつう意味ぐらい。
49 :
考える名無しさん:2000/12/28(木) 08:11
まずホームページのレイアウトやセンスがダメだ。
あれじゃ〜哲学板に出入りする俺やあんたらみたいな哲オタしか関心もたな
いよ(笑)
スーパーで品質表示を凝視するエコ婦人とかも見るようなものを作らなき
ゃね。まあ大衆を巻き込むにはほど遠いな。
50 :
考える名無しさん:2000/12/28(木) 08:26
NAMのHPに掲示板を取りつける。
しかも、2chのカテゴリに加えてみる。
ああ、インターネットよ!
51 :
考える名無しさん:2000/12/28(木) 09:54
52 :
考える名無しさん:2000/12/29(金) 23:51
あげ
53 :
考える名無しさん:2000/12/30(土) 00:13
モット、<罵倒>ヲオネガイシマス。
ハスミシゲヒコ、ヨリ
54 :
考える名無しさん:2000/12/30(土) 01:52
経済学は、いつになったら
完全競争の均衡の取れた歪みのない社会を実現できるのですか?
21世紀ですか?それとも22世紀ですか?
それとも文句を言う相手がいなくなったら困りますか?
経済学者とやらはいったい何をしてるんでしょう?
55 :
考える名無しさん:2000/12/30(土) 03:05
教授と教え子が論争しています。経済版を見よ!
56 :
考える名無しさん:2000/12/30(土) 03:15
>55
なんてスレで??
57 :
考える名無しさん:2000/12/30(土) 03:20
58 :
考える名無しさん:2000/12/30(土) 03:20
アンチ柄谷で著名な人って誰?
吉本隆明以外では。
59 :
考える名無しさん:2000/12/30(土) 03:40
不買運動は吉本隆明が「超資本主義」などで示唆していることだよね
60 :
考える名無しさん:2000/12/30(土) 06:26
61 :
名無しさん@1周年:2000/12/30(土) 14:16
>57
このスレおもしろい!ありがとう
こういう議論を踏まえない哲学オタク(柄谷)はダメってことだな
62 :
考える名無しさん:2000/12/30(土) 15:03
>>61 農村経済万歳の呉れ呉れ勢力が依然力を持っていることを体現していてダメというとはないだろ。
郵貯に預けて財投で住専に投資してゼネコンが村に三軒ある工務店に工事を頼んでそれで家が建つと
自民党に投票する。うるわしき日本経済の本流だ。哲学じゃないけどな。
63 :
考える名無しさん:2000/12/30(土) 20:19
吉本隆明たんも、ウフウフポン!!
64 :
考える名無しさん:2000/12/31(日) 07:18
>>57 バブルの話?これとNAMとどう関係があるの?
65 :
考える名無しさん:2000/12/31(日) 08:43
ハイエクってノーベル経済学賞とってたのね。しらんかった
66 :
考える名無しさん:2001/01/01(月) 02:50
>>61 こういう議論をしている経済オタは柄谷やマルクスなど読まない
67 :
HG名無しさん:2001/01/02(火) 00:47
誹謗歓迎
68 :
考える名無しさん:2001/01/02(火) 01:58
ここは非マルクス主義者による資本主義研究スレッド?
69 :
考える名無しさん:2001/01/02(火) 02:18
>68
or 哲学板と経済板交流の場
70 :
考える名無しさん:2001/01/02(火) 02:57
株価3月危機説はどうよ?
専門家の人の意見、きぼ〜ん!
71 :
考える名無しさん:2001/01/02(火) 03:33
朝生では自民党政治家以外は暗〜い顔してたね
72 :
考える名無しさん:2001/01/02(火) 04:03
慶応の経済学部の島田教授は株で損をしたらしい。
朝生で言ってた。
プロでもこれだよ・・・
株はムズイね。
>プロでもこれだよ・・・
別に株のプロじゃないだろ彼は。
単なる経済学者。市場の予測なんて、まず無理。
たとえば京大の経済研の予測は当たったためしがない。
(というのはオオゲサだけど、直近の動向なんて経済学は役立たず)
株のプロは、やはり大手機関投資家のディーラーやアナリスト。
でも、そんな連中でも、外す時はボロボロ。
まあ、だから「市場」なんだけどね。
74 :
考える名無しさん:2001/01/02(火) 22:33
75 :
考える名無しさん:2001/01/03(水) 03:08
>74
69によればこのスレには経済板の人もくるんだろ?
76 :
考える名無しさん :2001/01/03(水) 03:48
>73
市場の予測は不可能だと考えるのが経済学者です。
77 :
考える名無しさん:2001/01/03(水) 04:28
なら経済学者は投資アナリストの予測を
「わるあがき」とみているのか?
どうせ出来ない予測して・・みたいな。
78 :
考える名無しさん:2001/01/03(水) 05:31
79 :
考える名無しさん:2001/01/03(水) 05:40
森総理も断末魔?
80 :
考える名無しさん:2001/01/04(木) 03:34
あげ
81 :
考える名無しさん:2001/01/04(木) 16:24
資本主義ってそもそも何さ?
82 :
考える名無しさん:2001/01/04(木) 16:50
共産主義の敵対語だろ。
経済学者はただの傍観者です
バカやってるなーって高みの見物してるのがオチです
タチの悪い人間です
今あることの焼き写ししかでき無いくせに
84 :
考える名無しさん:2001/01/04(木) 17:16
>82
資本主義って共産主義と違って、
歴史の中から自然に成立したものじゃないの?
それが歴史の必然なら対抗する共産主義もある意味歴史の必然かもしれないけど
85 :
考える名無しさん:2001/01/04(木) 18:15
まあ共産主義が破綻したのも歴史の必然かもね。全ては仏陀の掌の上。
86 :
考える名無しさん:2001/01/04(木) 18:20
純粋な資本主義も純粋な共産主義もとっくに破綻している
87 :
考える名無しさん:2001/01/04(木) 18:37
今は修正資本主義の時代です。
88 :
考える名無しさん:2001/01/04(木) 18:49
やはり哲板の経済論議は厨房レベルだな(藁
89 :
考える名無しさん:2001/01/04(木) 18:52
経済議論は哲学板の話題の極一部なんだしいいじゃない。
90 :
考える名無しさん:2001/01/05(金) 00:42
資本論は「経済学批判」としてある。
91 :
考える名無しさん:2001/01/05(金) 00:45
まあ、評論の一種だね。
92 :
考える名無しさん:2001/01/05(金) 00:52
評論家マルクス
93 :
考える名無しさん:2001/01/05(金) 01:36
>>90 そうですね。あれはむしろ社会学的ですよね
94 :
考える名無しさん:2001/01/05(金) 01:47
唯物的とは社会的なことですからね
95 :
>88:2001/01/05(金) 17:20
どーでもいい細部の知識にやたらと詳しいのが、むしろ厨房の何よりの証拠。
96 :
考える名無しさん:2001/01/05(金) 17:56
>95
ヲタって呼んであげなさい
97 :
考える名無しさん:2001/01/05(金) 23:29
こんなこと言ってるぞ。
経済板の人の反論きぼんぬ。
98 :
考える名無しさん:2001/01/06(土) 04:48
AGE
99 :
ちゃんちゃん。:2001/01/09(火) 12:46
資本主義は永遠に不滅である。だが抵抗しなければならない。
100 :
考える名無しさん:2001/01/09(火) 12:53
資本主義=成田空港
101 :
ジジェク:2001/01/09(火) 12:57
ビル・ゲイツは現実界だ。
102 :
考える名無しさん:2001/01/09(火) 13:02
プログラムができないゲイツヲタは逝ってよし!
103 :
経済史まにあ:2001/01/09(火) 19:08
資本主義と市場経済は別のお話である。
社会主義は正確には市場経済に対する対立概念であり
資本主義は別次元の話なのが混同されている。
社会主義の失敗の後でそれを「資本主義の勝利」と総括するのは
誤った短絡化に他ならない。
今後も市場経済が存在しない社会を想定する事は出来ないが
資本の自己増殖運動としての資本主義は
むしろ資本のグローバル化の進展にともなってヴォラタりティ
を加速し、徐々に大きな危機に直面している。
104 :
>103:2001/01/12(金) 12:52
そういう柄谷の受け売りはNAMスレでやるがよい
105 :
経済史まにあ:2001/01/12(金) 21:53
>104
はあ?俺カラ谷の『原理』とか読んでないけど?
むしろブローデルやスーザンストレンジの言ってることでしょ?
どうしてそういう妄想になるのやら(w
106 :
考える名無しさん:2001/01/12(金) 21:59
言い掛かりは2ちゃんの専売特許ですね。
なんでnamスレ開けないの?
107 :
考える名無しさん:2001/01/13(土) 01:53
NAMスレより盛り上がらないね
108 :
考える名無しさん:2001/01/13(土) 03:38
哲学板は経済学音痴が多いからでは?
109 :
名無しさん@1周年:2001/01/13(土) 19:28
>108
というより
近経ちっくなレスすると叩かれそう。
経済板でも、アンチ経済学の人が多いのに。
110 :
考える名無しさん:2001/01/13(土) 20:02
だいたい「資本主義」って言葉自体
マル経用語だってみんな知ってるのか?
俺も別にマル経じゃないが便利だから
使ってるけど・・。
111 :
石野卓球温泉:2001/01/13(土) 20:44
110の言うように
近経(少なくとも狭義の新古典派主流)では基本的には
「資本主義」って概念が存在しない(「市場」とかはある)ので
資本主義を研究するスレッドが、NAMだろうと
アンチNAMだろうと必然的にマルクス主義っぽくなるのは
やむを得ないのかも。
でもマルクスや柄谷だけに頼って現代の経済システムを把握できる
訳がないとも思う。
近代経済でも非主流派なんかのなかでは面白い人もいるし、
哲学板の人ももっと読書対象を広げれば視野も広がるのでは?
ま余計なお世話ですが
112 :
名無しさん@1周年:2001/01/13(土) 20:50
>近代経済でも非主流派なんかのなかでは面白い人もいるし
なんで皆さん、主流派はつまらないって考えるの?
うぅ、哀しい。
113 :
石野卓球温泉:2001/01/13(土) 20:59
>112
主流派の方?こりゃ失礼。
まあそもそも誰を「主流派」って呼ぶのかにもよりますよね
イメージしてたのは誰とは言いませんが
新古典パラダイムで数理的に市場での均衡の存在の証明とかばかりやってる人達のこと。
「これこれの条件で均衡解が存在した」って言われても
「だからどうしたの?」って感じ(失礼)
でもバリバリ数理経済でもゲーム論のナッシュ均衡の話とかは
面白いです。あと塩沢さんの『市場の秩序学』とか
(でも塩沢さんて「主流」に入るのカナー)
どなたか「主流派」で面白い人いたら教えて下さい。
114 :
考える名無しさん:2001/01/13(土) 21:23
どう面白いのか教えてクレイジー>113
115 :
石野卓球温泉:2001/01/13(土) 21:43
>114
どう面白いのか?
非常に粗雑に言えば
上記のふたつはいわゆる新古典派の理想化された状態での経済モデル
を構築してきた「主流派」(と言うと怒られるかも?)内から
ややそれとは違った理論的方向を展開する可能性があるから。
ナッシュ均衡については、
市場の均衡解が
いわゆる通常のケースとは違い
必ずしもひとつに収束しないで複数個あるとされるケース。
新古典パラダイムではふつつは歴史や社会ごとの背景や差異に
無関心である場合も少なくないが
このナッシュ解の議論を利用するとたとえばそうした条件の違いにも
対応した議論もできるから、「純粋にモデルの世界」から、やや
現実の経済を論じる際のツールになりうる。
個人的には塩沢『市場の秩序学』の議論は哲学の議論とも
かなりリンクする非常に興味深い議論だと思う。
彼は@`例えば個人や企業がモノを買うときに
ある一定の予算制約下において
どの商品を組み合わせて買えばその効用を
最大化できるか、という状況においては
商品の数が数個の場合と例えば数十個以上の場合では
計算に要する時間が個数に応じて爆発的に増加する、という
いわゆる計算寮爆発問題を指摘した。
これによって新古典派のホモエコノミクス像のような
「合理的」で万能の計算能力を備えた個人の仮定の
限界を指摘(認知科学者サイモンの「満足原理」に依拠)し、
むしろ慣習的行動のもつ意義を強調するなどした。
以上は暴力的に簡素化した説明です。
詳しく正確な説明は類書を参照下さい。
あまり突っ込まないでね(はぁと
116 :
石野卓球温泉:2001/01/13(土) 21:52
訂正
計算寮はもちろん「計算量」ね。鬱だ。寝ます。
>新古典パラダイムで数理的に市場での均衡の存在の証明とか
ばかりやってる人達のこと。
経済学やってる人間からみると、
こういう一般均衡の理論バリバリのことやってる人って
本当にすごいなぁって感じですね。
でもこういうことを本格的にやってる人は
日本では本当に少ないと思います。
僕はもちろんやりませんが。
価格理論とゲーム理論のちがいは
プレーヤー同士の戦略的行動を考慮するかどうかです。
価格理論では人々が価格を所与として行動し、
他のプレイヤーの行動を考慮にいれません。
あと塩沢さんのは主流派からはずれてしまいます。
複雑系経済学とよばれる分野はあるけれど、
それは価格理論の拡張で、塩沢さんのとはちょっとちがいます。
京大の西村さんとか、慶応の矢野さんとかがとりくんでいます。
あと、国際経済地理学の藤田さんや、Krugmanが
取り組んでいることも複雑系といえば複雑系です。
あと、限定合理性の問題は主にゲーム理論で取り組まれています。
スレと関係ない話題を長々とかいてしまってすいません。
よってsage
118 :
考える名無しさん:2001/01/14(日) 00:03
難しいな。ところで・・・
>でもマルクスや柄谷だけに頼って現代の経済システムを把握できる
>訳がないとも思う。
経済を専門にしてるお二人に質問。柄谷やマルクスでは現代の経済システムを
把握するのに、具体的に何が足りないんでしょうか。
119 :
考える名無しさん:2001/01/15(月) 10:20
別に足りなくないよ、奴等のは単に原理なんだから
120 :
石野卓球温泉:2001/01/15(月) 12:57
>>118 >経済を専門にしてるお二人に質問。
えーと、私は必ずしも狭義の経済学専攻じゃなくて
もっと境界領域っぽい分野を勉強している者です。
(ま、どうでもいいか)
>柄谷やマルクスでは現代の経済システムを
>把握するのに、具体的に何が足りないんでしょうか。
別にマルクスを全否定する意図はありませんが、ただし私は
「全てを説明するグランドセオリー」は(近経・マル経問わず)
眉に唾つけて聞く癖がついてるようです(笑)。
マルクスに関しては、『資本論』の価値形態論とか、資本主義の
ダイナミズムについての洞察とか興味深い考察が随所にあることは
認めますが、なにぶんにも19世紀イギリスの産業資本主義を背景と
した議論であり、現代のようにもはや国民国家単位で経済を語ること
が困難になりつつあるグローバル化した世界経済を具体的に考えるのに
どれだけ有効なのかについては疑問があります。
121 :
石野卓球温泉:2001/01/15(月) 13:04
もちろんマルクス主義っぽい伝統にも、世界経済システムへ関心を
持っていた人や議論は存在したでしょうが、レーニン以降の
「帝国主義論」にせよ、現代のニューレフト系の世界システム論
とくに従属理論などは、具体的な経済現象への説明としてはあまり
有効ではない印象がします。
従属理論などにしてもそうですが、
それはまさに議論のイデオロギー
的な前提が強すぎて、具体的な経済現象の解明には
あまり貢献するところが少ない気がします。
122 :
石野卓球温泉:2001/01/15(月) 13:10
たとえば世界システムの「中枢」による「搾取」や
「ヘゲモニーを伴った差異の媒介」によって第三世界など
の「周辺」の窮乏化を説明する、という従属論の図式は
確かに登場当時は、単線的な開発主義路線政策や発想を
相対化するのに役立った、という面もあったのかもしれない。
しかしいまや「第三世界」自体がグローバル化の展開によって
アジアNIESやASEANなどの相対的に裕福な諸国と、アフリカの
多くのような「絶対的貧困」レベルの諸国へと二極分化している
といった展開は少なくとも古典的なマルクス主義的従属論によっては
説明し得ない事態でしょう。
123 :
石野卓球温泉:2001/01/15(月) 13:17
また「中枢」においても、もはやかつてのような
一国レベルでの産業資本主義や大量生産による工業路線
(いわゆるフォーディズム)のパラダイムが解体し、
フレキシブルな生産体制へ転換しつつあるなかでは、
古典的な産業資本主義を想定していたマルクス主義の
枠組みはやはり、現代でそのまま適用するには無理が
多いように思われます。
(『資本論』がイギリスの工場生産や
そこでの労働者の話を基本にしていたことが想起されます)
もちろん「原理」としては19世紀の資本主義も21世紀のそれも
相同のものが機能している可能性を否定しませんが、
そこまで抽象化したレベルで「同一性」を語っても
現実の経済現象の理解にはやはりもの足りない気がします。
124 :
石野卓球温泉:2001/01/15(月) 13:23
以上勝手な長レスですいません。
私もマルクスの専門家などではもとより無いので
あらぬ誤解をしている点とか
「マルクスだってそんなことはとっくに言ってた」
ような点を見落としていることもあろうかと思います。
「マルクスの事にはちょっとうるさい」方もこの板には多いかと
お見受けしますので、またいろいろと教えてください。
125 :
考える名無しさん:2001/01/15(月) 21:40
なぜ瀧や卓球がいるんだ
126 :
118:2001/01/16(火) 01:23
>>120-124
丁寧なレスありがとうございます。確かに現代の経済システムを
昔に書かれた「資本論」だけで全て理解するのは無理があるでしょう。
だから柄谷も利用できるところは利用していくと、基本的にはそういう
姿勢だと思います。
>古典的な産業資本主義を想定していたマルクス主義の枠組み
あと僕もあまり詳しくないのですが、柄谷やマルクスを適当に読んだ
感じから言わせてもらいますと、マルクスが「資本論」を重商主義理論
から始めたところを、柄谷は非常に評価していたように思います。
つまり価値形態論ですね。それはいわば、経済システムがどれだけ
高度に発展しても(商人経済から産業経済へというふうに)つねに重要
なのは価値というものがいかにして実現するかだ、ということだと思う
んです。簡単に言うなら「価値は売れなければ価値ではない」という
ことですけど、柄谷の「買う立場」というのもここから出てくるわけです。
というわけで、柄谷の言うことは経済学というよりはむしろ経済学批判
(哲学的な)に近いもので、この部分を突かないと柄谷の牙城はなかなか
崩れないと思うんです(一応このスレがNAMによらない・・なので)。
何とか原理的な部分において、柄谷を切り崩す方法はないものでしょうか。
127 :
考える名無しさん:2001/01/17(水) 18:50
>何とか原理的な部分において、柄谷を切り崩す方法はないものでしょうか。
「資本主義を止める」ことが可能と思っている部分がまず間違い。
128 :
考える名無しさん:2001/01/17(水) 18:53
実際は難しいだろうが、原理的には止められるよ。
129 :
考える名無しさん:2001/01/17(水) 19:08
そりゃ原理がまちがってるんだよ。
130 :
どうやら本人らしい:2001/01/17(水) 19:43
NAMスレからコピペ。温泉さん、どーおもいますか?
663 名前:考える名無しさん投稿日:2001/01/08(月) 00:28
NAMは資本性悪説をとらない。
利潤を追求することは資本の生存条件であり、
環境保護が利潤を生むなら、資本は環境保護をするだろう。
だからといって、資本の本性が善ではない。
しかし、一度、利潤が出ないという理由で資本が環境保護を放棄したとしても、
資本の本性が悪なのでもない。
資本の本性は利潤の追求衝動であって、そこに、
善悪の差異などはない。
だから、NAMは資本が悪だからそれに抵抗するのではなく、
資本は利潤に行動を制限されているため、利潤に基づいてしか行動
できないというその制約性に抵抗するのである。
つまり、いくら資本が環境保護に尽力したからといって、利潤が
出なければ、その尽力は水の泡なのであり、徒労なのである。
かくして、資本は利潤のまえに環境保護に挫折する。
資本は利潤に行動を拘束されており、その拘束性が資本の欠陥だ。
だから、NAMは資本とは無縁に環境問題に取り組むほかないのである。
繰り返すが、資本は悪ではないし、善でもない。
ただ資本は利潤という足枷を背負った存在であり、利潤追求衝動と
に基づいてしか行動できない存在であり、利潤という枠組から
出ることを禁止された存在である。
資本のその制約性がNAMにとっては不都合なだけである。
131 :
卓球温泉じゃないが:2001/01/17(水) 20:10
>>130 これって「どうやら本人」って言ってるけど
柄谷本人ってこと?そうならすごいな2ちゃんねるも(w
これを読む限りはなんだか両義的な書き方だよねえ。
資本へ「抵抗」する、とはかいているけど
その回転を止めて資本主義を廃棄する、とは書いていないし、
資本は別に悪じゃないとも言うし
結局柄谷は、資本主義をどうしたいのだろう?
それをマルクスみたいに、資本主義を廃絶したいのか
それともアソシエーション運動みたいなNPO的経済を
加味することでうまいこと修正して
「人間の顔をした資本主義」みたいに体制内から補完
または修正したいのか?
(ドイツとかの、資本主義社会だけどエコロジーの視点とか
NPOの観点とかを重視しつつ経済活動していくとかの)
あるいはそのどれでもないのか?
読んだ限りではわからんかったが・・
NAMとか柄谷にくわしい人は解説キボーン
132 :
考える名無しさん:2001/01/17(水) 20:22
柄谷ってどこかの著書では
「資本の回転をとめる」
みたいなこと言ってなかったっけ?
またなんたって「可能なるコミュニズム」って言うくらいだから
そりゃ「資本主義を廃絶して共産主義化が可能だ!」
っていう主張じゃないの?(藁
133 :
考える名無しさん:2001/01/17(水) 20:24
よらないスレだからこういうことを書いていいのかな。
要するに都市の労働者を駆り出して農村で働かせたポルポトのすることをしたいんだろ。
それにはまず軍隊を押えないとダメなのにね。
134 :
考える名無しさん:2001/01/17(水) 20:29
>農村で働かせたポルポトのすることをしたいんだろ。
>まず軍隊を押さえないとダメ
ほえ?
柄谷思想は良く知らんが、いずれにせよ
133のような主張ではないことに1000カノッサ(ふるー
どうしてそういう結論になるのやら(藁
135 :
考える名無しさん:2001/01/17(水) 20:40
良く知らんのに結論に飛びつくとは。共産主義=悪、の思い込みが激しすぎるのでは?
>>130 ドキュソのコピペはやめましょう。
ちなみに柄谷は「株式会社批評空間(仮)」を設立する為、資本家になります(なった?)。
ただし、普通の株式資本とは微妙に違ってて、そこがポイントなのだが技術的な話なので、知
りたい人は「原理」を読みましょう。(読んでも経営を知らない人は分からないでしょうが)
だから、「資本の回転をとめる」とか言う話ではありません。
ちなみに、当然だが「株式会社批評空間(仮)」でも利潤を追求します。
以前の批評空間では黒字を出していたと自慢してたし。
137 :
考える名無しさん:2001/01/18(木) 21:09
フロベニウスの定理は線形モデルを扱う理論では例外なく使用された(過去形ね)。
森嶋先生のEquilibrium・・・は森嶋先生の著作の中では最も数学的にヘヴィー
(森嶋先生の本と限定していることに注意!)二階堂先生の本だけじゃ足りない。
不動点定理(アイレンベルグ・モンゴメリーの奴ね)の使い方とか@`常微分方程式
の局所解の存在・一意性・局所解の延長@`ちょっとした関数空間の話(アルツェラ・
アスコリのスープ・ノルム位相に関する相対コンパクト性の特徴付け)とかも
どっかで補っとく必要あり。みんな理論やる人には必需品だよね?世間的には
森嶋先生のマルクス経済学の業績の方が著名かもしれんけど@`Equilibrium・・・
が先生の本の中では最高水準なのは周知の事実(理論をちゃんと判っている人の
間ではだが・・)。
フォン・ノイマンの原論文読んだことなさそうですね。フォン・ノイマンが
斉一成長均衡の存在問題をゼロ和ゲームのミニマックス問題の解に帰着させて
問題を解いたっていうのは@`二階堂先生の「現代経済学・・」で紹介されている
とおり。で@`大概の人はノイマンの原論文は読まない(じゃなくて読めない@`ですね)。
面白いですよ。ブラウワーの不動点定理から角谷の不動点定理を導くための
対応の近似のテクニックを開発してんだけど(余裕で)@`これって対応の連続選択子の
理論の萌芽です。やっぱ天才は違う。
ドミナント・ダイアゴナルを勉強するならマッケンジーの論文が一番。ただし
定義に注意(そのまんまだとまずいから。これも周知の事実ね。)
138 :
考える名無しさん:2001/01/19(金) 09:26
max V(lp(A)−B)+kU(lc(A)+B) by B
1次条件は、
−V'(lp(A)−B)+kU'(lc(A)+B)=0
(「'」は1回微分をあらわす。「''」は2回微分 )
Bによる2回微分 V''(lp(A)−B)+kU''(lc(A)+B) が強い凹性より負になるから、
陰関数定理が使えて、
dB/dA=−{−V''(lp(A)−B)lp'(A)+kU''(lc(A)+B)lc'(A)}/{V''(lp(A)−B)+kU''(lc(A)+B)}
(式1・・・あとで、dB/dA=B'(A) と記法を変えるので注意)
親の反応関数 B(A) (Bが single valued であることは強い凹性が保証する。
Bの微分可能性は、上に示したとおり)をもとに、子は以下の最適化を行う。
max U(lc(A)+B(A)) by A
1次条件は、
U'(lc(A)+B(A)){lc'(A)+B'(A)}=0
Uが強く増加的である仮定から、 lc'(A)+B'(A)=0、つまり、lc'(A)=−B'(A)
これを(式2)とする。
式2に式1を代入して整理すると、
V''(lp(A)−B){lc'(A)+lp'(A)}=0
Vの強い凹性より、V''(lp(A)−B)<0、したがって、lc'(A)+lp'(A)=0 ・・・(式3)
lc@`lpともに凹関数だから、lc+lpも凹関数。
したがって、式3は、lc+lp=家族全体の所得、を最大化していることを示す。以上。
139 :
57のつづき:2001/01/19(金) 10:00
>131
当人でないことは文章を見ればあきらかさ。
>137,138
君(たち)が優秀なことはわかったよ。もういいよ。かわいそうな人(たち)。
140 :
考える名無しさん:2001/01/19(金) 10:02
数式を見るとほっとしません?
141 :
考える名無しさん:2001/01/19(金) 17:43
僕が問題としたいのは、成長理論の観点から見て、成長率が利子率を(定常状態において)
上回るのははたして現実的か、ということです。
たとえば、簡単なソローモデルで、成長率が利子率を上回るとういのは、
経済がgolden rule level以上に資本蓄積することと同義ですよね。
これは、マクロの用語を用いれば、経済が動的に非効率、あるいは、Cass (1972)
の用語でいえば、production-inefficientということですよね。
これって、相当限られた状態でしかおきないんじゃないでしょうか。
たとえば、最適成長モデルでは、必然的に、定常状態での成長率は利子率を
下まわります。
2期間のOLGなら、逆の状態が起こりうるけど、現実的な年金政策と生活期間にすれば、
やはり、成長率は利子率を下回ってしまいます。
(2期間でも、Tirole (1985)のように、資本ストック以外の資産を考えれば、やはり、
利子率以上の成長率を長期的に保つことは不可能です。)
成長率が利子率を長期にわたって上回り続けるような、現実的な状況ってあるんでしょうか。
142 :
考える名無しさん:2001/01/19(金) 17:55
遠い将来のある時点で滅びる国家や暴落する通貨の成長を
現在の成長率を微分係数として算出するときに予め割り引くかどうかで変わるだろ。
143 :
考える名無しさん:2001/01/19(金) 23:45
137と138ってネタ?
マジレスだとどこからつながるんだ?
137@`138@`141は15CHの経済板からのコピペっす。
全然脈絡ないっす。2chの経済板厨房と思われるっす。スミマセン(ペコリ
145 :
考える名無しさん:2001/01/20(土) 09:48
>1 行動は状況依存的である。
>2 行動は結果を生み、結果は選好を変更し効用関数も変更させるばあいがある。
>(学習)
1については、外生的なパラメターとして固定できる状況と、内生的に決定される状況がある。
その場合効用の特定は、前者を所与として後者を習慣形成としてとりこむ
ことになろうかと。
選好を変化をシリアスに考えるときは(動学的不整合を重くとるときは)、
単一の選好でなく、選好(および条件付き選好)の「列」を考えます。
習慣形成・近視眼的行動・中毒の話なんかではよく取られる手法です。
146 :
考える名無しさん:2001/01/21(日) 00:27
Brander and Spencer(1985)``Export subsidies and international
market share rivalry@`''J.of International Economics@` 18@` 83-100.
を参照してください.簡単に言うと:
国1に企業1が、国2に企業2が存在してて、企業の消費者は国3にしか
存在しない.国3で同質財としてクールノー競争がおこなわれる.
部分均衡モデルなんで、国1(2)の目的関数は
(第3国市場での自国企業の利潤)ー(自国企業への補助金支出).
ゲームのタイミングは、
第1段階で両国政府が同時に輸出補助金レヴェルを設定.
第2段階では両国企業が同時に第3国への輸出量を決定.(第1段階の
補助金レヴェルは所与として)
こういうセッティングでは第1段階の補助金は両国ともゼロ設定するのが
(両国の目的関数上は)パレート最適だが、均衡では両国ともプラスの
最適補助金を出してしまう.という意味で囚人のジレンマが出てくる訳.
コピペくだらん
ほんとうに・・・
148 :
農民ゲリラ:2001/01/21(日) 02:54
知識を集めるのは時間さえあれば誰でもできる(もともとの頭が云々言うのはやめてください)。「〜の理論によると」「〜の観点からすると」的な議論はいいかげんやめて、自分なりに掴み取った言葉で語ってください。
149 :
考える名無しさん:2001/01/21(日) 13:24
給料の問題を別にすると、勉強する機会は日系証券の方が多いと思うよ。
外資は良くも悪くも機能分化が進んでるので、自分がこれに向いてると
確信の持てない段階で入ると後悔する恐れは強い。
それから、日本の出先はそうでもないが、アメリカの一流証券会社(投資
銀行と自称してる奴)は、徹底的な学歴主義だ。せいぜいトップ10、悪
くて20までのMBA以外は面接もしてくれない。そう言う会社に学部卒
で入るのは、激務の間をぬって勉強し金貯めて大学院行く決意が無いと、
結構つらい物があるようだよ・・・。
150 :
考える名無しさん:2001/01/22(月) 09:37
「労働の需給均衡で産出量決まり、マネーは物価しか決められない」なんて言うと、日常
の経験だけでも反論可能で、誰も信じてはくれまい。だけど、原則的には経済を連銀とか
連邦政府が左右できるなんて信じられないし信じたくもない。では、どうするか?
連銀が市場を騙すような(けしからん)事をしたときだけ貨幣は非中立だと言えたらどう?
そういう中西部の草の根市民感情の琴線に触れまくるのがルーカスの論文だというのは、
知識社会学とかマル経的イデオロギー科学観なので、決して口にしてはいけません。
俺は、本当はそう思ってるけどね(藁
151 :
考える名無しさん:2001/01/22(月) 15:53
富って何のためにあるの?
みんな贅沢したいのか
152 :
>151:2001/01/22(月) 16:32
♪死んだ筈だよ、お富みさん〜♪
153 :
>152:2001/01/23(火) 10:47
富は死んだ
154 :
考える名無しさん:2001/01/25(木) 20:14
ぼくは産業組織論のなかでも特定産業の応用分析に特化している人間です。博士号取得
後は、研究対象の産業そのもの(外資系企業)、研究所(シンクタンク)、さらにはそ
の産業を規制する主体(国際機関)に勤務してます。ビジネスや規制主体で経験を積ん
だ後に大学の研究者になれたらよいなというわけで、これまで大学教官に関する就職活
動はしたことがないです。産業の分析屋にとって企業や規制機関にいることのメリット
としては、現実のビジネスの最前線で理論をテストすることができること、日々最新の
情報の中で生活できること等、いろいろあります。
経験から言うと、外資系の企業は、実務経験を重視するので、よほど募集分野と専攻
とがオーバーラップしないかぎり、博士学位は採用上のアドバンテージとならないよ
うです。MBAやCPAを持っているのなら話は別ですが。ぼくの場合は、専攻ズバ
リのポジションがたまたま公募されたのでラッキーでした。
国際機関も、世界銀行・IMFなどのマクロ系?やJPO制度で行かれる場合を除くと、
やはり経験重視となります。職員の平均年齢が、40代後半−50代前半の機関がウジャウ
ジャあります。だから、博士号を取ったばかりの若者?が、タイムリーにポジション
を得るには、長期的な戦略?をたてて動く必要があるかと思います。特殊な専門分野だ
と枠もすっごく狭いですし。
いずれにしても、就職活動はあまり楽じゃないです。世界中にCVを送りまくりました
から....論文じゃなくて履歴書書きの達人になってしまうくらい.....
155 :
考える名無しさん:2001/01/25(木) 21:03
終わったな、俺も。
156 :
名無しさん:2001/03/09(金) 22:17
上げよう。
>152
ニーチェの「神は死んだ」にならぶ名言
158 :
考える名無しさん:2001/03/11(日) 01:24
100万円投資して100万円しか返ってこなかったら、
利潤はゼロ。
利潤を追究しないとはこういうことをいう。
話は変わりますが、カント的な意味での自由って、そんな皆が欲しがるようなものではないと思うんですが。
どうですかね?
柄谷は、カント的な意味での自由を獲得するってのをNAMの目標にしてましたよね?
で、NAMには、カント的な意味での自由を獲得するつもりのある人しか来て欲しくないんでしょ?
そして、今後、NAMは会員数を増やしていって、資本主義を食い破るってゆうんでしょ?たしか。
そんなの無理だと思うんだけどなァ。
カント的な意味での自由を欲しい人なんて、ごく一部でしょ。
それから話は変わりますが、自分のサイトの宣伝をしときます。
起業の為の人材交流のページや、大西巨人の小説の感想文があります。
哲学から話がずれてしまいましたが、よかったら来てください。
http://www2.realint.com/cgi-bin/tbbs.cgi?mathew4hurunishi
160 :
考える名無しさん:2001/03/29(木) 22:32
最近、盛り上がってないですね。
議論は出尽くしたって事ですか?
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考える名無しさん:2001/03/30(金) 02:29
>>159 「カント的な意味での自由」って何?ってのを理念的に理解するのが難しいんですよ。
オレ、未だに分からん。倫理21で言う「自由」
163 :
考える名無しさん:2001/03/30(金) 02:52
一言でいうと、否定(「〜でない何か」)。距離ともいうか。>自由
時間軸でいうと、「未だーない」と「すでにーした」と「いまーここ」の間にとどまる、
またはそのような間を絶えずつくりだす運動(理論と実践の間、理論とも実践ともつかぬ何か)。
空間軸でいえば、「こことあっこ」と「こことよそ」と「そことどこか」の間をいくこと、
またそのような(同上)。
絶えざる自己批判ー自己吟味ってやつれしゅ。ある要素の、またある境位それ自体の自己批判を通じての
自己純化(自律化)ー自己展開。
●他者を、手段としてだけでなく、目的として扱うこと→これは普段は無理なことです。手段か目的(対象)か、どちらかですから。
ですから、自由=無理のことです。
むーーー難しい。
正直、●までは何だか理解がはっきりしません。
自由=無理というのは、、、一つには、理念ではないということ、でしょうか。
理論でもない。つまり、先験的なものではない。
しかし、一行目で、自由は否定である、としてますね。
定義不可能ということですか。
先験的とか定義した後で、そうではない、と言うこと。
「〜ではない」の繰り返し。
分かったような、そうでないような。。。
165 :
マシュー古西:2001/03/30(金) 22:40
>>162 私の理解では、「カント的な意味での自由」ってのは、「他者を、手段としてだけでなく、目的として扱うこと」
で、手段として扱うってのは、親に学費を払ってもらうとか、そういう事で、目的として扱うことってのは、親を
ただの資金源として見るんじゃなく、自由な主体として見るって事だと思うんです。
自由な主体として見るってのは、自分の「幸福」のために親を犠牲にしない、って事だと思います。
でも、親に学費を払ってもらう事ってのは、自分の「幸福」のために親を犠牲にするって事だと思うんで、手段と
目的ってのは、同時には成立しない物だと思います。
で、163 さんの言う、「手段か目的(対象)か、どちらかですから」って意見に私も同意します。
しかし、全く同時には成立しないが、この二つを交互に成立させる事は可能ではないか?と私は考えています。
結論としては、手段と目的を交互に成立させるのが、「自由」なんだと思います。
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167 :
164:2001/03/30(金) 23:02
>>165 ちょっと分かった気がします。
大学で、テスト前になるとノート貸せって言ってくるやつがいましたが、彼に僕は手段として使われている。
目的は、、、わかりませんが。今もう一度倫理21をまとめているので、ちょっとコピペします。
倫理21
はじめに
戦争責任
責任とは何か?倫理とは何か?
道徳=善悪の問題
共同体の規範が善悪を決める
幸福主義(功利主義)
善を快(幸福)の実現として見る。
現代英米系の倫理学に支配的。
両者に対抗するカントの批判
カントにとっての道徳性=自由であるか否か
自由=他に原因がなく純粋に自発的・自律的
われわれは純粋に自発的という意味で自由であることができるか?
できない
自由に選択したと思っていることでも、意識しないような諸原因にもとづいているから。
自由あるいは主体は存在しないのだろうか?
実践的(道徳的)な次元でのみ存在する。
義務、あるいは至上命令に従うことにおいてある。
命令に従うことがどうして自由なのか?
カントのいう至上命令=「自由であれ」という命令
原因に規定される世界や認識のレベルでは出てこない「自由」
「自由であれ」という命令によってもたらされる「自由」
自由であれという命令は、他者をも「自由な」主体として扱えということを含む。
カントの言う普遍的な道徳法則=自ら「自由である」ことと同時に、他者をも「自由な」主体として扱えということ。
主体とはつねに想像的なもの・構造的に強いられたもの
自由な主体というものはない。
倫理的な次元で、他者への応答response=責任responsibilityにおいて
自由な主体は立ち現れる。
「他者を手段としてのみならず、同時に目的(自由な主体)として扱え」を徹底化すると
国歌の戦争、あるいは国歌そのものを揚棄せよ、ということになる。
他者をたんに手段として扱う資本主義経済は、カントの倫理学にあてはめれば揚棄しなければならない。
「統整的理念」=国家と資本の揚棄が徐々にであれ実現されるまで存在しつづけるカントの道徳法則。
この本における「倫理」=カントにおける道徳的(=実践的)=自由という義務にかかわる意
この本における「道徳」=共同体的規範
ヘーゲルにおける「道徳」=主観的なもの
ヘーゲルにおける「倫理」=習俗規範(家族・共同体・国家)
第1章、親の責任を問う日本の特殊性
神戸の中学生の事件
日本の侵略戦争にかんして謝罪を要求するアジア諸国の態度を冷笑し、また謝罪に応じる政治家を糾弾しているようなジャーナリズム、責任に対して懐疑的な人々が、なぜかくも熱烈に、自分が被害を受けたわけでもないのに、親の責任を追求するのか?そもそもこの人たちにとって「責任」とは何なのか?
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169 :
元風俗好きサラリーマン:2001/04/14(土) 22:36
対象への関心の仕方を変えることがクリティークの力です。
たとえば、女性を見ると「胸が大きい」とか、そういう性的対象としてしか
女性を見ないことは女性を性処理の手段としてのみ扱うことです。
女性の性的対象としての属性を括弧にいれ、女性を性的対象以外の
なにものか、として見ることが女性という他者を「自由な主体」として扱うことなのです。
そしてそうすることによって、男である自分も性欲という他律性から自由になれるのです。
170 :
考える名無しさん:2001/04/16(月) 23:25
>>169 具体的にはどうすりゃそんなことが出来るのか教えて呉れよ。ったく
171 :
考える名無しさん:2001/04/19(木) 16:24
>169
セックスにカントの定言命法を持ってきても、欺瞞だよ。
172 :
169:2001/04/19(木) 23:35
>>170 具体的にはタバコを沢山吸いましょう。
そうすれば、いずれ息子は立たなくなります。
その結果、女性を性処理の道具としてのみ見る必要が
なくなります。立たなくなった息子をフェラしてもらっても
息子が痛いだけですから。
タバコの煙とは哲学の煙と言われますが、それは人を欲望という他律性から
解放してくれるからなのでしょう。
カントの倫理学を実践するにはタバコの煙が補助道具として
おすすめかと思われます。
そのおかげで、私はもう女性を見ても欲情しなくなりましたね。
だから、私は女性を性的対象以上の「自由な主体」として遇することが
できるのです。
おいらは、ビンボーだから、タバコなんて買うカネない。
それに、タバコのカネで、亀ちゃんに新幹線整備されるのもイヤン。
174 :
考える名無しさん:2001/04/20(金) 01:41
175 :
考える名無しさん: