1 :
考える名無しさん:
最近のデリダの「赦し」に関する所説は、その過激性において「懺悔」
以降の後期トルストイ、特に「復活」のトルストイを思い出させるよう
に思います。デリダはトルストイを復活させる! 同様に柄谷行人はガ
ンジーを復活させるといえるでしょう。彼はしばしばガンジーに言及し
ますが、ガンジーはトルストイの弟子です。確かに時代は100年戻っ
たのではないでしょうか。
2 :
浅田さんに聞いて:2000/12/09(土) 22:00
なるほど。デリダを読む人はトルストイを読まない。そしてヴァイス
ヴァーサ。しかしこれは知的怠慢かもしれません。
3 :
哲学は倫理学の下位範疇:2000/12/09(土) 23:02
「赦せ」すなわち「裁くな」ですか。深い。深すぎる?
4 :
考える名無しさん:2000/12/09(土) 23:10
>ヴァイスヴァーサ
カタカナで書くと格好悪い
5 :
考える名無しさん:2000/12/09(土) 23:17
たしかに、デリダ・柄谷の最近のぶっとびっぷりは、トルストイのそれに近いような
気もします。
6 :
ハンドルネームださい:2000/12/09(土) 23:26
格好悪くて悪いか、って、別に悪いって言ってなかったっけ。ところで、俺だれ?
7 :
考える名無しさん:2000/12/10(日) 00:32
和也? たうとう来た?
8 :
鵜飼さんて、忌野さん?:2000/12/10(日) 00:51
んなわけない。
9 :
考える名無しさん:2000/12/10(日) 01:25
でも似てません?
10 :
考える名無しさん:2000/12/10(日) 01:45
だれがじゃ!!
11 :
ウィトゲンシュタインはトルストイヤン:2000/12/10(日) 21:03
トルストイは時代遅れ、とはいえませんね。
12 :
22:2000/12/12(火) 00:38
デリダの「赦し」といっても、「現代思想」を読んでない人にはわからない。
13 :
考える名無しさん:2000/12/12(火) 05:44
14 :
ラディカルな精神性:2000/12/12(火) 23:08
デリダによれば正しい許しは無条件の赦し、犯罪者の改心と引き換えにしない許し
である。取引ということのない許しでなければ不純だというのです。何か日本の伝
統的な考え方に似たものがあったように思いませんか。
15 :
考える名無しさん:2000/12/16(土) 21:19
それでいいんじゃないでしょうか。
16 :
考える名無しさん:2000/12/17(日) 02:16
ー┼一 ー┼ ヽ 、 1 1 __ ヽ/
┌―|―、ヽ ー┼ ーフ ー┼┐ヾ | @` ー┼―一 ' /
ヽノ ノ σ⌒ /〜 / ノ し' /  ̄ ̄ ー―' ヽ_
ー一
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・ ● ’
17 :
age:2000/12/20(水) 03:10
age
18 :
名無しさん@1周年:2000/12/21(木) 19:57
むしろトルストイの小説「復活」の復活、というべきでしょう? 新潮文庫に入っています。今はドストエフスキーに押されているけれども、トルストイの洞察もやはり時代に先駆けている
といえるかもしれません。
ところで、16のようなものは削除してもらえるのですか? 赦さない!
19 :
考える名無しさん:2000/12/23(土) 20:34
高橋哲哉が鵜飼哲との対談(現代思想11月号)で言っているように、デリダの「赦し」観は親鸞に
近い。柄谷がどこかで(どこだっけ)言っているように、親鸞の徹底性には盲点がある。デリダも・・・
20 :
考える名無しさん:2000/12/27(水) 20:37
どうも来世紀には極端なまでの精神性が課題になると思います。シモーヌ・ヴェイユが、ナチズムの
精神性に対抗するにはさらなる精神性が必要と言いましたが、じっさいそうなのでしょう。
ド・マンのような人がいう散文性ないし物質性は、ある過激な精神性の裏返しだと思います。
彼はどこかで、不敬虔に見えるほどの敬虔、ということを言っていますが、自分一己としてはとても
よくわかる気がします(お前は川村二郎か)。どこでだったか知ってる人、教えてね。
21 :
*・ー・*:
今日デリダのインタビュー『言葉にのって』を読んだよ。なかなか面白かった。
何より南アフリカであんなことがあったなんて知らんかったわ。
バカ首相がアフリカ行ったわりにはあまり報道されてないのね。
で、読んだ限りでは14の解釈はハズレだね。