1 :
名無しさん@1周年:
コンピュータで宇宙(地球でもいいし小島でもいいけど)
を完全にシミュレーションしたとして、そこに住む人に意識はあるかないか?
2 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 17:53
「本人」達に尋ねればあるよと答えそうな気がする。
1=2
4 :
福田恒等式:2000/07/12(水) 18:35
したがって1=2=3
5 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 18:52
あるでしょう。
はずしたかな…
面白いと思ったんだが
クオリアのことがよく解らないと言っても腸の蠕動は意識に上らないし
意識に上ることと上らない事との間に線が引けるだろうことは確かに思える
だとすれば構造から意識がうまれてくる可能性が高い(←当たり前のことを偉そう)
だとすれば同じ構造をコンピュータの中に作ってあげれば同じように内観するだろうし
クオリアが生まれるんじゃないだろうかと思ったんだが
考えてみれば突っ込まれた時に俺の能力じゃ切り返せないな
7 :
名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 00:19
意味、かたち(フォルム)、かたちでないかたち(アンフォルム、
インフォーム)、生命というのは同じことです、
ただそういうレベルの解釈を日常にぶしつけに持ち込むと
外科医とか大工さんは怒ります(笑、いくら哲学的に意味があっても)
人間によるサイバースペース、デジタル化された仮想世界とは
言語です(話すこと、考えること、運動すること)。
ユーラシア大陸の西側東側では書き文字が重宝されるように
なり、商業が発達でして、王たちが互いに戦争して沢山いた
神様も一つになっていく>>>>で、いま2ch(笑)
8 :
名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 06:50
シムの住民に意識はありますか?
9 :
1>8:2000/07/13(木) 08:50
いや、だからコンピュータで人間の意識が生まれてくるのと相同のものを創れば
意識があるかのように振舞うのは間違いないと思うわけです。
そう振舞うには、実際に意識が必要なんじゃないかと考えたんです。
そう演じる様に創られたんじゃなくて意識が生まれるのと「同じ」プロセスを通じるわけです
>7
ごめんなさい。良く意味がわかりません
10 :
日曜哲学者:2000/07/13(木) 09:29
意識がコンピュータのチップの上の情報の集合/体系として再現
しうるものかどうかという問題はあると思う。
「意識」の構成要素として、なんらかの物理的要素が必要不可欠
だと難しいかもね。例えば、「赤い光」をコンピュータで再現し
ろというようなもの。「赤い光」についての物理情報と赤い光は
別物だよね。
意識=脳の活動=情報処理系の動作、という前提が正しければ
コンピュータで再現可能だと思うけど、ほんとにそうなのか?
脳ないしは人体の物としての構造に由来する現象が不可欠かもよ。
11 :
名無しさん:2000/07/13(木) 09:50
意識があると称するシミュレーターができたとして、
それを見て、ある人々はそれに意識があることを認め、
他は認めない。そういう事になると思うな。
12 :
名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 12:07
意識があったなら友達が増えて良かったね、ということだよ。
意識があるにせよ駄目なモデリングによるシミュレーションが
良くなることはない(笑)
シミュレーションの最たるものである「現実」ですら「私達」の
意識の嘘臭さ本当っぽさとは関係がないことが多い。
13 :
1>10:2000/07/13(木) 15:54
はい、感情や意識は具体的な分子等の上に成り立っているわけですね
だとすれば、金属で脳のようなコンピュータを作ってもクオリアが生まれるかどうかはわからないですね
でもその場合「赤」の感覚そのものを持っているか訪ねても「持ってない」と答えるんじゃないんでしょうか?
しかし、たんぱく質や細胞膜だのが素粒子レベルでシミュレーションされたシミュちゃんに尋ねれば
赤の感覚「そのもの」を理解し、主張するする事は多いに考えられます。
実際にクオリアが存在せず、持っていると主張するようプラグラムされていないものが
そう主張すると言うのは不自然な感じがします。(それとも我々も持っていると主張するようプログラムされているだけなのだろうか?)
ただ機械と単なる「データ」、どちらに意識が宿りそうかと言われたら機械のほうが自然にも感じるんです。(触れるし)
感じで語るのはまずいですけど、どうせ今のレベルじゃ正しい答えが出そうにないんで
堪忍を。ア、出せるんなら出したほうがすごいですけどね。
14 :
名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 16:02
「意識」の有無なんて考えるだけ無駄じゃないですか?。11さんの言う通りだと思う。
あると思う人にはあるし、思わない人にはない。
15 :
>14:2000/07/13(木) 16:37
14には無いな。
16 :
名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 16:46
「無意識」はありそうだけどね。 <14
17 :
>16:2000/07/14(金) 17:21
意識があるかどうかは決定できないが、無意識ならある?
フロイトの無意識か?シュミレーションに出来るとは思えんな
18 :
名無しさん@1周年:2000/07/14(金) 23:57
「機械状無意識」なんてゆーめーな本があるくらいだからな(笑)
数理的シミュレーション寄りの心理学だと無意識のことなんか
あつかわないでしょう。
19 :
名無しさん@1周年:2000/07/18(火) 07:33
単なる人工知能は?
20 :
名無しさん@1周年:2000/07/18(火) 12:14
そもそも、質問しますが、
我々はだれしも意識を持ち判断力を有して
います、
だからと言って優れた答え・応えをアウトプット
出来る事の直接の理由になるのでしょうか?
なるのであるなら人類はコンピューターを必要と
しないはずですよね?(笑)
21 :
mimi:2000/07/18(火) 13:00
わたしらが見てるものって、
太陽からでた電磁波(光)が
モノにあたった跳ね返りを
視覚センサーで受け取って、それを電気信号として
脳に送ってそこで、電気信号を視覚情報に変換して処理・・・。
他も同様。(音、温度、触感・・・)
モノは粒子レベルになると・・・
もう粒子ではなくて、波動(エネルギー)として、
粒子だか波動だか分からない状態になる・・・。
そして、それ(粒子)がドコにあるか・・・いくかは分からない。
(量子物理学・・・引用)
なら、この目の前にあるモノ・・・って、
存在してるの・・・?
ただ、見えるだけじゃん・・・・感じるだけじゃん・・・。
実際は存在しているか分からない・・・。
見えてても、感じられても、それが存在しているという証明には
ならない・・・。
脳の処理系があるはず・・・と思い込ませているだけ。
また、そう思い込ませるための情報も
粒子レベルでは、あるかどうか分からない不確かな状態に
常におかれてる・・・。
22 :
代理いぬ:2000/07/18(火) 21:01
>20
>人類はコンピューターを必要としないはずですよね?
実際、
「人間的AIを実現することに一体どんな価値があるのか?」
という批判はよくあることだ。
現在のコンピューターは人間的AIとは根本的に違うアルゴリズムである為に、
これを我々の脳を補完するものとして利用することに非常に価値があるわけだが、
一方、我々の脳にそっくりな人間的AIを、
わざわざ人の手で実現しようという試みに対しては、
「そんなものつくって一体何になる?」
という疑問が出るのも無理はない。
しかしながら、AI研究者に言わせれば、これは、
「人の心という最大の神秘を解き明かそうとする壮大なロマンの事業」
なわけで、我々の興味をそそらないわけがないというわけだ。
ま、「そんなことは永遠に無理」という人々もいるわけなんだけど。
23 :
代理いぬ:2000/07/18(火) 21:03
このスレには興味があって、
書きたいこと、レスしたいことが色々あったのだが、
疲れるので止めておきますー。
それじゃー。
24 :
>22:2000/07/19(水) 15:10
「人間的AI」を作った挙げ句にそれが人間そのもの
だったりなんかしたら(工学的には)意味ないですが。
出来た物が機械としての特性を残していた場合、
「不死の知能」「複製可能な知能」として有用ですね。
例えば、恒星間探査の様な人間が人生全てを費しても
全うできない仕事をやってもらったり、何かの審査のような
判断のバラツキをなくしたい仕事に多数複製して投入したり。
あまり気分の良い話ではありませんが「人権の無い知能」で
ある点も有用です。
どんな技術や科学理論も出来たばかりの頃は、なんの役に立つかと言われたものではないでしょうか。
ニュートンの時代に光速度を正確に測定できても、その当時では何の役にも立たなかったでしょうに。
現代の科学技術は金がかかるからか。
加速器しかり、人工知能しかり。
資本主義だねえ。
26 :
電波猫:2000/07/19(水) 17:28
盛り上がることを目的に立てたスレッドだったんだけどダメだな。
という訳で自作自演突込みで盛り上げることを試みる。
コンピュータじゃなくて人間が暗算でシミュレーションしたらどうなるか?
この場合人間の意識の中に別の意識またはクオリアが出来るだろうか?それが出来ないならコンピュータでも同じはず。
時間を逆に計算したら逆に時間を生きるものが生まれるだろうか?生まれるかも
或いは時間を無視したら?(ここら辺シミュレーションの実体を知らない俺にはきつい)
27 :
名無しさん@1周年:2000/07/19(水) 20:11
もしかしたら関係ない話題かと思われるかも知れないが、
意識に関する事柄を二つ。
1.意識があるかどうかは究極的には本人にしか知られない。
このことは「他人が何を考えているかどうかわからない」とか表現されるが、
日常生活がそれを前提にして成り立つようなある種の知識であり、
それについて考えることで無意味化する知識である。
2.意識はヒトにしか生まれないとする世界観の中にわれわれは生きている。
だから、「コンピューは意識を持ちうる」という言明が何か場違いなものに見えてしまう。
私としては1の疑問に対して、まず意識を持つとはどういうことであり、
それはどのようにしてコンピュータシステムにとって他人である私に知られるか、
といった問題を考えなければならないと思う。
28 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 00:31
AIの開発はどんどんやってほしい、
けど1の発言はそれとは無縁である
ように思う(笑)>22
29 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 00:43
>26
時間軸を無視したモデリングを静学、
時間軸を入れたものが動学、
これ高校1年の1学期の最初っす>物理
時間を無視したアプローチで現在批判されている
方法が構造主義人類学やそれ以降のポスト構造主義で、
時間を重視しすぎたアプローチで現在批判されている
のがマルクスらの史的唯物論。
通時態/共時態っすね
30 :
電波猫>29:2000/07/20(木) 12:55
あまり関係ないような気がしますが…
時間軸にそってシミュレートする必要があるかないかという話です
なんか外したことを言ってるような気がするので突っ込み希望
31 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 13:24
必要なときは必要、いらんときはいらん>時間
手段のひとつで、絶対コッチが正しい!というものではない。
何をシミュレートしたいのか?何をモデリングしたいのか?
という問題に移ったほうがいいのかも?
32 :
電波猫:2000/07/21(金) 10:56
うーん、オレの限界を超えてしまったようだ。
もっと勉強してから書きこむ事としよう
というわけで、興味のある方は勝手に進めてください
33 :
電波猫:2000/07/24(月) 13:13
どうでもいいことだけど
別に駄弁りたかっただけでシミュレーションに意識があると論証したかったわけじゃありません。
34 :
哲労:2000/07/25(火) 01:48
実世界がマトリックスの映画の世界みたいなものだったらどうなんだ??
現実の世界は『マトリックス』より安いし安易だからね(笑)
36 :
名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 05:30
近いものはあるにはある、
>LISP
というプログラム言語だと、データと計算処理の
区別がないから自分自身のアルゴリズムを書き直しながら
進化(?と安易に書くと誤解を呼ぶけどね)していく。
37 :
それ逝け銀平 :2000/08/27(日) 07:02
意識ってどういうニュアンスで使われてます?
平板に考えたら、con+sciens(共に―知る)が
英語のコンシャス(意識)の語源で、意識もそれの
訳語なので、他者にも知られるような形で表象(って
言うんですかね。よくしりません)されるのが意識だと
思うんです。
似た概念の範囲として、医学上の「意識」も
客観的な検証が要請されてますよね。俗に言う
「意識レベル」というのは、刺激に対して
身体がどれくらい反応するか、ということを
元にして計っています。脳死判定で「意識が
あるかどうか」というとき、それは所謂「内的意識」
は問題とせず、反応があるかどうかだけで
判断しますよね。
私は「意識」という言葉をどう位置付けるかによって
このスレッドの問題の行く末もだいぶ、変わってくると
思います。ちなみに私は、意識とは内的な意識(本人
にしか知られえない可能性がある)だと思っているので、
コンピュータに意識があるかどうかは不可知だという
立場です。
38 :
名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 13:02
39 :
名無しさん@1周年 :
最近のAIだと、
世界をハードやソフトでいちいち模写するような
シミュレーションだと無駄が多いので、
あらゆる事象すべてを計算系として解釈させる
物理基盤仮説が主流になってます。
ようするに意識のあるなしは些末な問題でしかない。