池田晶子

このエントリーをはてなブックマークに追加
1哲学素人
最初は面白いと思ったけど
最近はものぐさもたいがいにしろよ、と思ってきた。
サンデー毎日の連載はイタイ。
無知が露呈している。
実世界のことはコメントしない方がいいと思う。
2もっか:2000/03/26(日) 10:24
俗離れしているということが売りなんだろう。
たまにはそんな立場からの口出しも面白いが、
基本的にあの人は哲学ってるだけでよいとおもう。
3名無しさん:2000/03/27(月) 04:24
でも、彼女のやっていると称している「哲学」自体が
割に俗な哲学のイメージをなぞっているだけな気がする。
たいしてものを考えているようには思えない、残念ながら。
4どれ読んでも:2000/03/27(月) 05:01
同じ気がする。結論がもうあるヒトって感じ。
ジャンル違うけど岸田秀の著書っぽい。
もしくは養老先生
5リデル&スコット:2000/03/27(月) 10:09
岸田秀と比べたらマズイっしょ。岸田さんは学者だし。
池田さんって、なんでもエッセイストというのが一番当を得ている
と思うよ。最初は「こんなんあってもいいかもね」と思ってたけど、
最近のやつを本屋で立ち読みするにつけ、あの内容で「哲学」の冠
つけたらいかんよ、という感じです。
6名無しさん:2000/03/28(火) 00:08
なんか学問とか読書とかに関して筋の悪い中学生高校生あたり
が買ってくれそうな本を書き散らしてるって印象しかないな。
7名無しさん:2000/03/28(火) 00:32
ちょっと美形の女流小説家みたいなもの?
8モミモミ:2000/03/28(火) 01:40
 当初は,刺激がありましたが、だんだんと矛盾がでできてますよね。
 科学的態度について、目に見えるものしか信じようとしない,と批判しながら、
「国家」については、そんなものは見たことも触った事もないから,存在しないんだ
みたいなこと言ったり、「全ては理屈だ。理屈で割り切ろうとするからこそ、そこから
割り切れないものが出てくるんだ。」とか言っていたのに、松原隆一郎に、思考上の他者
がいない、と批判されると、「他人を理屈で捉えようとするような人こそ,他者がいない」
なんて反論したりして。それに、「自分は何も守るものがないから自由だ」みたいなことを
言いながら,福田和也らに批判されると、すぐに反論し返して、自説を守ろうとするのも
ちょっとカッコ悪い。
 とか言いながら,自分も意外と読んでいたんですね彼女の本。でも最近は,さすがにどこ
読んでも同じ論旨が出てくる金太郎アメ本になってるんでフォローしてないんですけど。
 でも、エッセイストとしての芸はもっていますよね。
 
9>6:2000/03/28(火) 08:04
そうだな。筋のいい中高生はこんな書き手のもんは読まんと思う。
10黒_孔雀党思想宣伝部:2000/04/19(水) 15:02
所詮、黒_孔雀先生にくらべたら、池田はケツが青いガキだしね。
11NYマーカンタイル取引所:2000/05/10(水) 22:26
いや、そこには矛盾はないのでは?

どの著書だったかは忘れたけれど「見えるもののみ
信じるのも、見えないもののみ信じるのも同様に
愚か」と断じているし、「理屈ではくみ取れない
部分を補うのが愛の力」とも述べてはいるので(笑)
12名無しさん:2000/05/19(金) 03:06
彼女は自分で考えている。
考えること自体が敢えて言えば哲学なのであっ
て、それ以外のところに「哲学」なる何か特別
なものが本来あるというわけではない。
思想は伝播するが、当然ながら哲学は伝播しな
い。
このことを身をもって示すため、難しげでかし
こそうな言葉を用いるのを止め、日常の言葉で
書くことにした。
結果、仕方なく文筆家と称するに至った。
考えるということがいかに救われないかという
ことも知っている。
悪口を言ってインテリぶっていい気になりたい
人にとってはつまらないだろう(または格好の
材料になるだろう)。
「哲学」の冠をつけたのは出版社か書店か読者
であり、本人の預かり知らぬところでしょう。
ここの範疇に入れられているのを知り、書きこ
みを見たら、ご本人はさぞかし笑うことでしょ
う。まあ、ネット自体相手にしないでしょうが。
13NYマーカンタイル取引所:2000/05/21(日) 18:40
>12

お見事!
14名無し:2000/05/21(日) 19:16
あれでものを考えているのだったら悲惨です。
本人にとっても。
それを読んでいて、そう考えられるのでも。
15名無しさん:2000/05/21(日) 19:16
アカデミズムの哲学に近い立場にいながら、教職につかずに筆一本で
生活しているのはすごいと思いますけどね。
少なくとも、書店に並んでいる一般向けの教養書の中では彼女の著作
はまだましだと思います。
16名無しさん:2000/05/21(日) 19:18
死刑囚をネタにした売文とか、
倫理的にも許しがたい。
17名無しさん:2000/05/21(日) 19:26
 >15
 >書店に並んでいる一般向けの教養書の中では彼女の著作
はまだましだと思います。

 例えば彼女のなんて本?
18名無しさん:2000/05/21(日) 20:11
池田晶子?
あの馬鹿がどうかしたのか。
19鵜座井 酎坊:2000/05/22(月) 01:44
>16
その「売文」を買ったんだあ。または立ち読み?図書館?
え?読んでいない?
当の死刑囚は未決のときに自分が十中八九死刑になると確信していて、
なおかつ控訴しないつもりだった。そしてひょんな事から著者に手紙
を送り、往復書簡が始まった。書簡を公表することは当人も当局も勿
論了承済み。いい加減な死刑反対運動のマズイところについても言及
されています。
ところで、言うのだったら「倫理的に」でなくて「道徳的に」なの
では?

>18
左翼なんでしょ。
「マルクスは二流云々」とかいう記述があるからなあ…。
20>19:2000/05/22(月) 23:41
立ち読み。買わないでしょ。

>ところで、言うのだったら「倫理的に」でなくて「道徳的に」なの
では?

柄谷的区別?

その筋で話すならば、
いや、日常的道徳に対して、その彼岸を示しているようで、
単に、誰もが繰り返してきたクリシェ的な彼岸を反復している
だけなのが彼女の言説で、結局それは単なる日常的道徳の裏。
とても「道徳的」なものの外部にはたっていないと思う。
にもかかわらず、たっているつもりになってふんぞりかえって
いるところがかっこ悪いのだなぁ。
21名無しさん:2000/05/23(火) 00:11
肉体的な差異(美醜)が、どのような社会的な機能を
果たすと考えているか聞いてみたいところだ。

そんなものは、しかし、思考にとっては本質的なものではない、
というのだろうな。
恵まれた財を持っている人間だけが言うことの出来る貴族主義。
22鵜座井 酎坊
19番の鵜座井と申します。
倫理:自律的、個人的規範、強制不可能
道徳:他律的、社会的規範、強制可能
ぐらいに私は解しています。柄谷さんの本はよく知りませんです。
「クリシェ」もまたよく知りません。
常に死と隣合わせに生きるような、死を強烈に意識しなければならな
い状況に直面してはじめて、本当に大事なこと、気付いておくべきこ
とが否応なしにわかるのだということ…彼女がメッセージを発してい
るとしたら、大雑把に言えばそういうことなのだろう、と私は解して
います。他人に言われて、ああそうですかと納得するのではなくて。
誰もが繰り返してきたのだとしても、結局自分でわかるしかないから、
やはり延々繰り返されることになるのでしょう。
なお、19の中に16さんと18さんを煽るような記述があったこと
をお詫びします。人を挑発するのは本意ではないので。
ゴメンナサイ。m(__)mヒラニヒラニ