柄谷行人を解体する47

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26考える名無しさん
そもそも広松渉や西田の仕事を小馬鹿にしてたのが柄谷だし、それは
90年代の『批評空間』座談会を丹念に読まなくても流し読みしてれば
分かる話しだぞ。なんで柄谷が西田や広松を今頃云々するのかがよくわ
からんな。結局マルクス主義や近代哲学やらが現代の若者にそっぽを
向かれてきたことからくる政策的議論しか思い浮かばないな。あと、
ハイデガーに柄谷が言及する理由もないはずだ。ハイデガーがいう
本来性は民族であり共同存在だと『トランスクリティーク』で決めつけ
それはハイデガーにおける単独性や自立性の概念を捨象した苦笑的
批評なわけだが。同じことを『坂口安吾と中上健次』でも繰り返して
る。