【存在】ハイデガー【有】

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287考える名無しさん
客:ハイデガーのナチ加担の真相とか、既に相当本人からも、自分の哲学へ引っ張って行くことが
できると考えた、また時流に逆らえないこと、も当然ある。大学の自治の為に頑張れるのは自分し
か居ないとなればやらなきゃいけない。大体1930年代の草稿で「民族」は現有と等号として使われ
る。民族の実体に融けることで現実の不満を満たすことのダメさまで語られる。しかし、そんな
ことより、ナチやナチ加担を断罪することの絶対的正義を謳うことと、ナチやナチ加担の絶対的
正義を謳うのも、等価だとすることの方が重要で、ファシズムとスターリニズムを同様に批判し
得る思想の必要性を論じることの方が重要だよ。かつて2000以降に吉本が論じた存在倫理という
概念の意味もそこに有った筈だ。
主:どうせナチ加担の断罪をやるなら返す刀で市民主義やスターリニズムの批判まで進むべき、
ってことね。でなければ思想の停滞と通俗性に落ち込むのは目に見えてる。