【存在】ハイデガー【有】

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277考える名無しさん
例えば今のイジメ問題でも、加害者と被害者(自分)というのは単に相対するだけじゃな
い。内存在として理解されてしまう。そこで子供の世界、というのがどういう理解をして
しまうかが被害者の自殺やイジメの集中とかに影響してしまうことが考えられる。つい
でに「善きことを共存在ー共同体や民族ーとして追究し生きることを訴えている」という
ところも共存在が実存範疇の媒介なしに共同的に捉えられ、これこそファシズムじゃな
いの、民族主義じゃないの、というひどいことになっている。実存思想としての深度が
掴めていないんじゃないかね。


主:>共に有ることであるが、それさえが世界に内存在することとい意味付けされる。

は書き直すと〈共に有ること〉ではあるが、それさえが世界に内存在すること、という意味
に媒介されてしまう。他者でさえが個体の有の理解によって理解されてしまう。という
意味になる。「我」「汝」でさえがそうである。個体の事実性としてそうなっている、という
のがハイデガーの言いたいことであろう。