【存在】ハイデガー【有】

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272考える名無しさん
主:吉本思想について解説してご苦労様て感じだけど、此方の立場はハイデガーとの関連でのみ
ここでは論ずることが主眼で、ああいう吉本思想紹介とか、やっているのはいいけど、此方はさほ
ど(笑)此方の問題は至ってシンプルであり、吉本でいう幻想とは歴史の疎外する超越的領域で
あり、それはハイデガーでいう〈有る〉がやはり超越的であるのとパラレルだっていう。そこで両者
の思想はよく見えてくるところがある、ていう、そこだけなのでね。それに「吉本はハイデガーを
関係ないと言っていた。それが全てである」と固執するなら言うことはない。此方の立場とは平行線
ということだ。
客:あと「君の話が通ずることはない」と断言してるが外れてるけどね。実際例としてはかつて
ハイデガー・フォーラムで壇上の講師と1o分近く対話してるし、ハイデガー研究の重鎮と言われ
る某名誉教授とも此方の読み方をぶつけ感想を尋ねたことがある。『哲学への寄与』と現代日本
社会の不思議な接近について、だけど、「そういう読み方はある。現代日本社会がもつ終末的風景が
あり、ハイデガー自身があの本で終末を描いている。だからそういう読めるところが出てくる訳
でしょう」という感想で、此方の読み方を解説してくれた感じがして刺激的だった。「通じない」と
いうことは何れもなかった。実際には通じた訳でね。いろんな研究者がいるのだから勿論通じない
こともあるとは思うけども話してみる迄解らんのだから、とは思うね。