【アラン】幸福論【ラッセル】スレッド【ヒルティ】

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1 【東電 90.5 %】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
「幸福論」と言われて誰が書いたものを思い出すでしょうか?
このスレでは「哲学的」と言われたアラン、ラッセル、ヒルティの三人の「幸福論」について話し合ってみたいと思います

参考
アランの幸福論(ディスカヴァー・トゥエンティーワン出版)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4887596022/
幸福論(岩波文庫出版:神谷幹夫訳:アラン著)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4003365623/

ラッセル幸福論(岩波文庫出版:安藤貞雄訳)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4003364937/

幸福論(第1部)(岩波文庫出版:草間平作訳:ヒルティ著)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4003363833/

幸福論(第2部)(岩波文庫出版:草間平作訳:ヒルティ著)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4003363841/

幸福論(第3部)(岩波文庫出版:草間平作訳:ヒルティ著)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/400336385X/
2 【東電 90.4 %】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/03/24(土) 20:52:43.97 0
ショーペンハウアー(ショーペンハウエル)も挙げようと思ったのですが
「幸福論」というぴったりの題名の書籍がなかったので>>1では挙げませんでした
もし、異議がありましたらこのスレに書き込んで下さい
3よろしくお願いします:2012/03/24(土) 23:01:00.59 0
貴方たちの力でこのスレを一気に埋めて貰えないでしょうか?適当に書き込むだけで結構です。
女ばっかのスレですがよろしくお願いします。

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/net/1331728432/l50
4考える名無しさん:2012/03/25(日) 00:44:56.81 0
アランはわかりにくい
5 【東電 71.2 %】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/03/25(日) 14:57:24.23 0
>>4
やっぱし…
どうも読んでいて、聖書よりありがたみを感じないなぁと思っていたら
「わかりにくい」
ってことか…

そうすると他の二人(三人?)はもっと悲惨かもね
6つくだに:2012/03/25(日) 17:45:00.30 0
アランは読んだ
7考える名無しさん:2012/03/25(日) 17:51:36.22 0
アランは文学的
8考える名無しさん:2012/03/25(日) 18:17:02.95 0
アランは散文的
9考える名無しさん:2012/03/25(日) 18:20:50.62 0
ヒルティは自己啓発系方法論的
10考える名無しさん:2012/03/25(日) 22:47:21.88 0
>>5
そんな大物と比べちゃあなあw
11考える名無しさん:2012/03/30(金) 01:39:29.06 0
>>1
参考に。大昔にスレあった。
▼幸福論▼アラン・ラッセル・ヒルティ▼幸福論▼
http://mimizun.com/log/2ch/philo/1128620822/
12考える名無しさん:2012/04/23(月) 03:17:51.65 0
アランって誰?
13考える名無しさん:2012/05/04(金) 22:58:01.02 0
14考える名無しさん:2012/05/05(土) 00:03:34.71 0
子供は欲しくない
15考える名無しさん:2012/05/05(土) 00:55:23.96 0
>>12
エミール=オーギュスト・シャルティエというフランスの哲学者の
ペンネームがアラン。
16考える名無しさん:2012/05/05(土) 01:06:34.64 0
合田正人がアラン解説本出してるんだね
17考える名無しさん:2012/05/05(土) 07:49:37.44 O
プルーストの失われた時を求めては長大な幸福論
18考える名無しさん:2012/05/06(日) 01:21:43.74 0
幸福論はアランが一番読みやすい。
ラッセルもいいけど、一般人の役に立たない。
ヒルティに関しては聖書をかなり読み込んだクリスチャンでないとだめ。
19考える名無しさん:2012/05/10(木) 20:15:35.61 0
アランは「悲観主義は感情的で楽観主義は理性的」とか言っていた奴か?
あ、今調べたら違っていた
「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意思のものである。
およそ成り行きにまかせる人間は気分が滅入りがちなものだ」か

いいねぇ…
ttp://meigen.shiawasehp.net/a/alain01.html
20考える名無しさん:2012/05/11(金) 22:35:01.96 0
案外うつ病に効果あんじゃないかと思ったりする
21考える名無しさん:2012/05/12(土) 00:41:27.60 0
結婚もしたくないし子供も欲しくない
22考える名無しさん:2012/05/18(金) 05:46:22.15 0
ブログの紹介(Google Chrom)、最近、作成しました。

「ヒルティにならいて―すべての艱難辛苦の中にある人たちのために」

13章27頁とちょっと長いですが、人生に打ちひしがれ、打ち砕かれ、常に
意気消沈しているような人に読んで欲しいと思います。
23考える名無しさん:2012/05/18(金) 21:21:42.56 0
>>22ですが、若干訂正と追加します。

「すべての幸福を求める人達、特に人生に打ちひしがれ、打ち砕かれ、常に意
気消沈しているような人、また自殺を考えているような人にもぜひ、読んで欲
しいと思います。」と訂正します。
内容を少し、紹介しておきますと、

第一章 人生の目的と苦悩の意味
第二章 艱難辛苦を通して救いへ
第三章 永遠の生命―「復活」の意味するもの
第四章 如何なる人も回心(悟り)に至りうる―フランクルの「それでも人生
    にイエスと言う」に通じるもの
第五章 ヒルティの感銘深いエピソード
第六章 ヒルティと禅
第七章 真の宗教とは―宗教・宗派を超えて
第八章 自殺願望者へ
第九章 ヒルティの慧眼
第十章 ヒルティと私 
第十一章 ヒルティを生きる「人生観のコペルニクス的転回」の達成
第十二章 ヒルティの読み方
24考える名無しさん:2012/05/26(土) 23:13:08.81 0
アランの幸福論
1.角川ソフィア文庫
2.白水Uブックス
3.岩波文庫
4.集英社文庫
(順不同)
初心者には、どの翻訳がおすすめですか。
25考える名無しさん:2012/05/27(日) 11:39:27.36 0
>>24
自己レスだが自分で読んで判断するのが一番だな。
26考える名無しさん:2012/05/28(月) 04:21:36.43 0
>>22、23ですが何度も申し訳ありません。>>18さんへ一言
そんなことありませんよ。聖書を読んだことがない人でも充分理解できます。
ヒルティは聖書からの言葉を多く引用し、そのつど解説してくれています。
また、なにもクリスチャンである必要もありません。私自身クリスチャンでは
ないし。

とりあえず、私のブログ「ヒルティにならいて―すべての艱難辛苦の中にある
人たちのために」
を読んでいただければと思います。
27考える名無しさん:2012/06/16(土) 11:52:50.36 0
なぜ人生はこれほどまでに苦難に満ち満ちているのか。「なぜこのように苦し
まなければいけないのか。生きる意味が一体どこにあるのか。こんなことなら
いっそのこと早死にするか動物にでも生まれてきた方がまだましだ。いや、大
体生まれてこなければよかったのだ。」
有史以来人間が抱き続けてきた人生に対するこのような絶望の叫びに対してヒ
ルティは次のように答えていきます。

『人生は出来るだけ早く見捨てねばならぬ単なる悲しみの谷ではなく、むしろ、
我々の全存在の最も大切な一時期であってまさにこの間に我々の全存在が前進
する生となるか、或いは除々に実現する実際の死となるかが決定されるのであ
る。』
(「幸福論」第二部236頁より)詳細はブログ「ヒルティにならいて―すべ
ての艱難辛苦の中にある人たちのために」をご覧ください。

         ―続きます―
28考える名無しさん:2012/06/16(土) 12:16:23.45 0
『我々はまさにこの戦いや、種々様々の艱難を切り抜けて完成にまで到
達しなければならないのであって、こうした完成こそは現世における我
々の任務なのである。ただ艱難辛苦によってのみ我々のかたくなに閉ざ
された心がすっかり開かれてより高い世界観の尊い種子を受け入れるよ
うになる。
その種子はわれわれの心の中に蒔かれてまず芽を出し、それから成長し、
花咲き、ついには実を結ばねばならない。こういう生命の過程は促進す
ることもできず、回避することもならず、ぜひとも通り抜けなければな
らない。』(カールヒルティ「幸福論」第二部236頁)

      ―続きます―
29考える名無しさん:2012/06/16(土) 12:52:35.41 0
ブログ
「ヒルティにならいて―すべての艱難辛苦の中にある人たちのために」
第一章より(>>27>>28も同じ章です)

「『大きな苦しみも、全くの不幸として偶然からやってきたのでなく、
ある目的をもって恵み深い御手から与えられたものと考えれば、耐えや
すいものとなる。』(「幸福論」第三部144頁)

ヒルティは人間が蛇蝎の如く忌み嫌ってきた艱難辛苦こそが不可解極ま
りない人生の正体を解き明かすための鍵であり、人間は疾風怒涛の苦悩
の時期を通してこそ人生の奥深い意味が理解できると言います。『恵み
深い御手』とは神のことであり、『ある目的』とは人生最高の目的とい
うことでありましょうか。ここにおいて私達には「人生観のコペルニク
ス的転回」とでも言うべきものが求められていると言えるかも知れませ
ん。」
         ―続きます―
30考える名無しさん:2012/06/17(日) 04:13:23.24 0
 第一章より抜粋
ヒルティは『人は真の教養人にならなければならない。』と言います。ヒルティ
の言う『真の教養人』とは如何なる人のことを言うのでしょうか。

『真の教養人となるためには超感覚的世界の存在の確信に至り、そこから出てく
る諸力の助けを借りなければ真の教養を身につけることは出来ない。』
(「幸福論」第三巻159頁)
ヒルティの言う『真の教養人』とは単に知識に溢れているだけの物知りのこと
ではありません。それは艱難辛苦を通して自分の魂の中に『超感覚的世界の存在』
の宿った人のことです。ヒルティはこれを『人間生来のあらゆる力に優るある大
きな力』とも表現しています。

       ―続きます―
31考える名無しさん:2012/06/17(日) 16:24:23.22 0
 ブログ抜粋続き
『真の教養人』の完全な典型は誰かと問われた時、その人こそイエス・キリスト
であると答えることが出来るでしょう。

『キリストの内には、およそ考えられうる限りの最高度に神が宿り給うたので
ある。』(「幸福論」第二部73頁)

ここで言う『神』とは前述した『超感覚的世界の存在』或いは『人間生来のあ
らゆる力に優るある大きな力』のことであることが理解できるでしょう。
言い換えればこれはキリスト教で言うところの『聖霊』、『真理の御霊』或い
は『永遠の神の光』等と呼んできたものに該当するでしょう。
 言い換えればキリストは最高度の回心(悟り)の域に達したと言うことであ
り、人間のあるべき最高の模範を示したと言えましょう。
32考える名無しさん:2012/08/13(月) 02:58:41.92 0
age
33考える名無しさん:2012/08/14(火) 12:05:43.06 0
幸せが一番大切
34考える名無しさん:2012/08/21(火) 06:41:06.84 0
なくなった叔父がヒルティをよく読んでいた。

若い時から親しんでいたという。

旧制高校では「眠られぬ夜のために」を教科書としていたらしい。
35考える名無しさん:2012/08/22(水) 06:00:22.72 0
旧制第一高校(今の東大教養部)ではヒルティの「眠られぬ夜のために」の原書
をドイツ語の教科書として使っていたらしい。
36考える名無しさん:2012/08/22(水) 16:39:03.68 0
アラン
フランス流オペレッタ幸福哲学。
哲学でなく詩を書くエッセイスト。

ラッセル
イギリス的論理的幸福哲学。
精神分析まじりの幸福形式。

ヒルティ
スイス流国際法学的幸福論。
座右に聖書、神と生きる厳格幸福。
37考える名無しさん:2012/08/25(土) 11:47:42.07 0
意外におもえるかもしれないが、ヒルティが最も堅実で、精神的な充実を肝にして浮いたところがなく、日本人にはしっくりくる。キリスト教臭が強く、抵抗を感じる人も。

ラッセルのは、論理的というより、アングロサクソン流の経験主義に基づいた幸福論。現代人にはある意味当たり前の話が多く、ちょっと軽薄。

アランのは、エスプリがあって文章も短く警句的なところが人気あるが、本当に所どこまで理解されてるのか疑問。
38考える名無しさん:2012/08/27(月) 16:30:50.31 0
ラッセルが一番頭いいのは分かりきってる話じゃん
それでいて他の読む必要あんのw
39catt ◆.catt24qAw :2012/08/27(月) 16:43:59.31 0
アランの幸福論の良さは格別なんだよね。
月日が流れて、ふと読み直すとそこに救いがある。
40考える名無しさん:2012/08/30(木) 14:31:18.15 0
ヒルティの時間の作り方や仕事のしかたやエピクテトスってところが凄く好きで昔通勤時間によく読んでいたけど誰も触れてないので寂しいです
41考える名無しさん:2012/08/30(木) 20:30:23.48 0
>>40
ヒルティの真髄は「幸福論」の第二巻、第三巻にあるから、仕事の仕方、エピク
テトスなどに触れた第一巻はどうしても後回しになってしまう。

それにしてもヒルティは読まれている割に研究者などほとんど見かけないのは
どうしたわけだろう。ヒルティ学会なども同様。あったら紹介して欲しい。
42考える名無しさん:2012/08/30(木) 22:39:34.35 0
ヒルティのは宗教書だからな
43考える名無しさん:2012/09/12(水) 00:30:07.39 0
>>41
回心という体験がない人がほとんどだからでは。
44 忍法帖【Lv=27,xxxPT】(1+0:8) :2012/09/19(水) 00:09:54.28 O
勿論幸福論は幸福の科学の理論の事だよ。
45考える名無しさん:2012/09/28(金) 02:23:07.51 0
宗教はいらない
46考える名無しさん:2012/09/29(土) 13:12:02.53 0
590:つくだに :sage:2012/09/29(土) 12:51:11.80
ラッセルもリアリストというか、無神論者だ。
宗教のドグマにエビデンスがないと言っているようだけど、どうなのかな。
聖遺物とかあるけど、あれの出所も論理的根拠がないらしい。
だからといって信仰が人生に何の役にも立たないとは思わないんだよなあ。
プラセボが効果があるように、信仰は信仰者にプラスの影響を与える。
だから私は幻想を共有できなくても、信仰をする人にリベラルでありたい。

591:つくだに :sage:2012/09/29(土) 13:00:59.30
プラセボと言ったけど、ラッセルは「効果があるからといって何かを信じるのは意味がない」としている。
それが精査されて、厳密な意味での真実であれば信じればいいし、そうでないものは排除すると。
だけど、それも単なる偏狭さの現れなんじゃないかなあと思う。
たとえば恋は幻想だ。だけど、彼は恋愛も否定するんだろうか。質問してみたいものだ。

592:つくだに :sage:2012/09/29(土) 13:10:15.90
ラッセルの言っていることを前にすると宗教を擁護したくなるけど、
基本私は不可知論者だな。神がいるかいないかについては答えを保留しておきたい。
人は死が近づくと、無になるのが怖いから来世を創造したのかもしれない。
そしてそれを神が創造したものだということにして自分を偽っている。
でもそれが嘘でも幻想でも、楽に晩年を送れればいいんじゃないかな。
私が将来来世に期待するかはわからないけど、どっちに転んでもいい立場でいたい。
47考える名無しさん:2012/09/29(土) 13:44:32.23 0
宗教と違って恋愛には実際に相手がいるじゃん
48考える名無しさん:2012/11/20(火) 11:42:21.90 0
ラッセル幸福論の第1部第3章競争はおもしろいねぇ
静かな快楽はことごとく捨て去られてしまったとさ
49考える名無しさん:2012/11/26(月) 15:13:11.16 0
ラッセル本人はヤリチンでTSエリオットの妻不倫の上ヤリ捨てしたりして結構な人格破綻者
50考える名無しさん:2012/11/28(水) 10:47:04.72 0
宗教や道徳に偏ることなく、合理的に実践的な幸福を説くラッセルの幸福論は読んでいて納得しやすいし面白くもある。
だがしかし、著者が貴族出身なだけあって、教育を受けていない人や、能力の無い人や、お金のない人には関係のない幸福論である、
との意見にも頷いてしまう。
51考える名無しさん:2012/12/20(木) 02:32:49.33 0 BE:4953118098-2BP(1002)
高僧ととある少年の問答

高僧「では問題を出す」

少年「うるさい黙れ その問題は不要だ

今直面している最悪の問題を出せ」

高僧「・・・幸福とは何か答えよ」

少年「快楽だ すなわち苦痛に対する答えであり

人が何かを達成した際に得られるもの

ご褒美はいくらでももらって良いもの

これが揺るげば人間の存在が揺るぐ

よって快楽だ また人間において唯一普遍のものは

性交ではないか 今の時代においてもそれは変わらない

性交による快楽、またはあらゆる開発的、合法的によって得られる快楽

永遠の快楽の約束 これ以外に他にあらず」
52考える名無しさん:2013/01/19(土) 13:59:40.77 O
ラッセルは四回も結婚してるし
それだけモテたやつの幸福論のが説得力はあるわな
53考える名無しさん:2013/03/17(日) 19:49:14.80 0
アランやヒルティを全く読んだことがない人間が書くのはちょっとナンだけど、
ラッセルについて書けるスレがここしかないので書いてみる。

ラッセルの幸福論を20年ぶりに再読した。
学生時代の読み方と異なるのは、書かれた年代を確認するようになったこと。

ラッセルの幸福論は1930年の出版。
ケインズの『孫の世代の経済的可能性』と同じ年。

同じラッセルの『怠惰への賛歌』は幸福論の2年後。
『西洋哲学史』は更に先の'45年。
後の著作だとファシズムの人生観が影を落とす。

そして、現代の会社の研修で洗脳のようにすり込まれるのは、
マズローやドラッカーなどの「自己実現」系の人生論。
ドラッカーの『経済人の終わり』は'39の著作。
54考える名無しさん:2013/05/17(金) 17:47:51.93 O
ラッセルはすごいよな。
男でも女でも。
ケインズが女ともできた同性愛者なら、ラッセルは男ともできた異性愛者みたいだが。

小説家のロレンスがケインズとラッセルの同性愛を目撃して、
嫌悪したって話しがあって同性愛隠れもないケインズはともかく、
ラッセルが謎だったが、ケインズの弟子の経済学者が、
ケインズはラッセルともやってたと話してて、ロレンスの小説にも、
ラッセルとおぼしき人物のそういう話が出てくるから事実だろう。
55考える名無しさん:2013/07/06(土) NY:AN:NY.AN 0
「大きな苦しみも、全くの不幸として偶然からやって来たのではなくて、ある目的を持って恵み深い
御手から与えられたものと考えれば、耐えやすいものとなる。」 (ヒルティ「幸福論第三部)144頁)

「いたずらにあなたを苦しめるために
苦難が与えられたのではない。
信じなさい、まことの生命(いのち)は
悲しみの日に植えられることを。」 (ヒルティ「眠られぬ夜のために第一部3月15日)

この二つの言葉の中にヒルティの思想のすべてが凝縮されているように思う。
56考える名無しさん:2013/08/01(木) NY:AN:NY.AN 0
大辞泉を見ていると腹が立ってくる。
http://dic.yahoo.co.jp/

英国でヘーゲル主義者を批判したムーアとラッセルって実はすごく偉大。

じこ‐じつげん【自己実現】
> 1 《self-realization》自己が本来もっている真の絶対的な自我を完全に実現すること。
> 普遍的、絶対的自我の実現が究極の目的であり、それに導く行為が正しい行為だとする、
> T=H=グリーンやブラッドリーなどの倫理説。グリーンは、これが人生の究極目的であるとした。
> 自我実現。

グリーン【Thomas Hill Green】
> [1836〜1882]英国の哲学者。新ヘーゲル主義の立場から自我実現説を説いた。
> 主著「倫理学序説」。

ブラッドリー【Francis Herbert Bradley】
> [1846〜1924]英国の哲学者。新ヘーゲル主義の立場に立ち、経験論を批判して、
> 純粋直感による絶対者の把握を説いた。著「現象と実在」。
57考える名無しさん:2013/10/20(日) 15:12:35.80 i
震災直後は、受け付けないけど
震災から半年後は繊細さはない
こういう強引な諺形式の
メッセージを好む人は出て来ますね。
58考える名無しさん:2013/11/07(木) 22:23:45.87 0
ヒルティに出会うまでは、信仰心は、神という異物に心身を侵される
強迫神経症のようなものだと、思っていた。

まさか、こんなに自由になるとは。
59えびね ◆MlViGudk9NNM :2013/11/09(土) 20:49:05.35 0
WW2以後、米露の首脳と、独逸、伊太利亜、此の辺りの首脳と一部知識層のみで、異星人問題に関する攻防戦が繰り返された。
スターリン及びルーズベルトが、7つの文明豊かで友好的な惑星の訪問者から技術指導をされ、以後60年指導が続いている。
ヒトラーの元には、訪問者は現れず、ヒトラーはルーズベルト批判を徹底し、一方で「宇宙からのカタストロフィ」に熱狂した。

此れに関し、辺境の黄色い猿は蚊帳の外だ。話して聞かせても、臭い歯を剥き出して、蛸と人を混ぜたお化けが、と、半狂乱で笑い、
見世物にはしゃぐ愚民の、下らない幼稚な好奇心を剥き出しにするのを、何十年も止めなかった。だから黄色い猿は嫌われる。
宇宙開発に関して、未来のビジョンを冷静に語れた日本人は星新一以外皆無で、殆ど全員が、荒唐無稽なオカルトをでっち上げた。
(星新一「白い服の男」は、知的かつ簡潔に、今後数数百年の間に、「地球がどう在れば?」を端的に述べた、未来への遺産だ。)

馬鹿を会議の卓に混ぜる訳に行かないので、国連やG8は知能の低い国をブロックし、会議はちゃくちゃくと進んでいる。
出自の悲しいヒトラーがロスチャイルド家との間で巻き起こした類いの、寂しい陰謀論を止めにして、協力し合うべき時だ。
だから、少しずつでも、先進国首脳は、現在取り仕切ってる仕事内容をオープンにしているので。内容を理解するべきだ。
先日「米露が核と原発を手放したがらない」と書いたが、米国は既に、原発を段階的に廃絶し、代替エネルギーに切り替えている。
だが、原発の特許は抱えたままで、此れに振り回されているのが哀れな日本。後100年は、原発問題から逃げられないだろう。

放射能にヤラレタ属国日本の惨状は一つあるとして、地球の住人は、如何に星の環境を整備し、美しい惑星にするか考える時だろう。
星新一のアイデアの内、海底通路は、チューブに熱湯を送り寒冷地に温かい泉を作るものだが、米露は敵対国の傍受用に海底通路を作った。
乾燥地に雨雲を作り上げる技術は、今開発中で、テストが成功した報告が有る。星と星の間のエレベーターも、開発が着々と進んでいる。
他にも色々、環境の為の高度な技術を、各研究機関が必死に作り上げていて、私たちはテレビのお笑い等より此方を見た方が良い。
60考える名無しさん:2014/01/20(月) 01:01:41.86 0
あらん、いいね
61考える名無しさん:2014/01/20(月) 16:21:04.03 0
バ−トランド・ラッセルは、“人間精神”が自由になるためには、“精神”と“物質”との関係を、
問題としなければならないと述べており、 従来の伝統的な哲学では、精神と物質とを完全に“二元的”に
分けて、それぞれ観念論(=認識論)と唯物論とを成立させていたと、記述している。
それに対して、ラッセルはアメリカのウィリアム・ジェイムズの影響を受けており、世界は精神とも物質ともつかない
中立的なものであり、、精神と物質の“構成要素”であると捉えていた。これは、いわゆる「物心二元論」に対する
「中立一元論}という哲学の立場にたっている。

ラッセルの「中立一元論」は、ウィリアム・ジェイムズの「純粋経験論理」に通底しているので、幸福論の論理も
「純粋経験論」より導き出されていることは、大きな意味を持っている。
62考える名無しさん:2014/01/21(火) 21:37:49.37 0
マルクス・アウレリウスの「自省録」が好きで、アラン、ヒルティ両者を斜め読みしたけど、
なんかなぁ・・・

ヒルティはちょっと厳格、じゃあ穏やかとの評判のアランを買ったら、なんつーか結構冷笑的なのね。
逆境や艱難でも、人間的成長を主眼とする哲学を求めてたんだけど・・・
63考える名無しさん:2014/01/21(火) 21:42:13.67 0
>>62
おれもその流れで、年末年始に読んだ。
そして同感
6462:2014/01/21(火) 21:55:35.71 0
あら、やはりw
まあ、でも上の人がつくってるブログでも読んでみるかなぁ・・・
最近は、自省録と、菜根譚から気に入った言葉を抜き出してメモってる。
その流れで幸福論も読んでるんだけど、同一人物かってくらい思想が似てる。

「人の小過を責めず、人の陰私をあばかず、人の旧悪をおもわず。
三者、もって徳を養うべく、又持って害に遠ざかるべし」(菜根譚)

「隣人が何を言い、何を行い、何を考えているかを覗き見ず、
自分自身のなすことのみに注目し、〜〜なんと多くの余暇を得ることであろう」(自省録)

他にも、
「只だこれ前念滞らず、後念迎えず、ただ現在的の随縁をもって打発し得去れば、
自然に漸々に無に入らん」(菜根譚)

「未来のことで心を悩ますな。必要ならばきみは今現在のことに用いているのと同じ
理性を携えて未来のことに立ち向かうであろう」(自省録)

まあまじめに幸福論も読んでみるかなぁ・・・
65考える名無しさん:2014/01/21(火) 22:11:31.37 0
ローマ皇帝がいうところに価値を感じます
66考える名無しさん:2014/03/09(日) 21:14:20.53 0
柏木先生
67考える名無しさん:2014/03/09(日) 22:14:10.19 O
ラッセルは天才。天才が書くことを真に理解できるのは天才のみ。
68考える名無しさん:2014/03/09(日) 23:52:06.22 0
| ∧∧
|(´・ω・`) ジャムリンでも飲んで落ち着かれよ
|o   ヾ
|―u' 旦 <コトッ
69考える名無しさん:2014/03/10(月) 16:15:31.14 0
ぼくのカブトムシ
70考える名無しさん:2014/07/22(火) 00:57:29.67 0
過疎
71考える名無しさん:2014/07/22(火) 01:37:15.04 O
ショーペンハウアーの幸福についてがすき
72考える名無しさん:2014/07/28(月) 13:43:32.23 0
どういうとこがよかったの?
73考える名無しさん:2014/07/30(水) 13:23:51.25 0
いいことでも無理なく10年20年と続けられないものはなんかな。
74考える名無しさん:2014/08/14(木) 22:13:11.11 0
ラッセルはヴィトゲンシュタインよりも、
頭柔らかいとおもう。
75考える名無しさん:2014/11/29(土) 00:48:34.79 0
そらそうでしょ
76考える名無しさん:2015/01/03(土) 22:52:40.67 0
自分より他人の幸せを優先するみたいな、〜主義者って言うのなかった?
功利主義とかではなくて、思い出せなくてモヤモヤする
大学の倫理学で習ったような気がするんだけど…
77考える名無しさん:2015/01/04(日) 19:58:45.69 0
思い出した!博愛主義者だ!
いやーすっきり
78考える名無しさん:2015/01/11(日) 08:54:48.16 0
俺もショーペンハウアーの「幸福について」が面白いと思う。著者は、哲学者だが、
人間心理への観察力が鋭くて、世知にたけた一面があるので、結構、現実的な内容。
哲学者でこれほど実際的なものの考え方をしているのは、とにかくすごい。
ヒルティーはキリスト教に凝り固まっているというだけでもう論外。 読む気にもならん。
79考える名無しさん
>>78
アランは?