吉本隆明 1924-2012

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511考える名無しさん
客:中身のない中傷に終始しているのであまり言うこともないが、ただ、「表出が意識と関係ない
なら幽霊と同じ」というところだけ、これは一言いうのが良いと思うので言うが、自己表出につい
て吉本は「オート表出」と言い換えている。これは内臓が意識と無関係に機能するのとみあってい
る。また、心を意識でコントロールしがたいのとみあっている。また山本哲士が吉本の幻想論を、
日本語文法でいう述語領域だ、というのとも対応する。主体からの脱-自の領域を表すハイデガー
でいうseinを表す、と言うのと同じだからだ。批評言語でも自己表出が機能する、という意味で
小林秀雄をあげた訳だが、それもちんぷんかんぷんだったようだ。
主:吉本を熟読している人間がこの程度なんだから、「熟読」ってことにどういう意味があるのか
逆に問い直したいね。むしろ熟読していると見えなくなることが多いのか。あるいは吉本の理論
を思想史に置き直し理解している人間など実はいないのではないか?と疑うね。
客:あと吉本熟読者って熟読していることをひたすら誇示している人間だと解ったな。誇示する
割りに根本的なことにちんぷんかんぷん。熟読しているのがこれなら斜め読みは悪くないことが
暗に証明されたのと同じだ。あと他人の批評へのあの陰湿な口調(笑)あれは関わる気が失せるに
十分だ。しかも熟読している割りに疎い、という不思議さ。この人間、何だ?と首を傾げるよ。