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考える名無しさん:
情況からの発言
客:せっかく立てたはいいが立派過ぎて評判の悪いこのスレは、勿体無いので一つ昔別スレでやっ
た放言で埋めるってのはどうだ。
主:いいねえ。対話型批評の名手吉本も死んじゃったことだし、弔いの意味でも一つやってみよう
か。
客:何から行くかだけど、ここはタイムリーに吉本逝去をめぐる風景をどう見るか、てところから
やってはどうだ。
主:いいよ。じゃあ俺から行こう。知ったのは3/18(日)の午前中だった。電車で移動中に吊革に
掴まって前に座ってる方の『東スポ』が見えた。そこに「吉本逝去」の記事があったんで驚いた。電車
降りてすぐ「東スポ」買って、近くのファミレスに入り、目を通した。いつかは来ると思ってたけど
、とうとうこの日が来たか、ていう感じだった。しかし、先日まで雑誌のインタビューで反原発
運動批判をとうとうと行うなど、最後まで吉本は吉本だったと思うよ。
客:愛娘のばななが親父の発言を「当惑」(『週刊新潮』3/29 p.61)して〈私が話したときは基本的
に(原発存続)賛成派ではなく廃炉と管理に人類の英知を使うべきだ的な内容ではないかと察しま
す〉とかツイッターで言ったらしいが、むしろこの話の方が変で、吉本が愛娘にどう言ったか知ら
ないが、親父の話のウェイトを聞き逃してたんじゃ、て思えるね。
主:そう思うよ。まあ彼女は思想家じゃないし、そういう議論は上手くない。肝心なところが解らな
いとしても責める気はない。「父と原発のことを話しましたが、難しくてよく解りませんでした」
というのが本当かもしれないし、所詮思想は素人なんだからね。
客:そこは問題だね。愛娘と親父の考えが異なっていた場合も考えられるから。実は親父と愛娘は
この問題では対立してた可能性もある。
主:思想的対立が親子であったとしたら、どうかな。吉本のことだから、たとえ愛娘でも容赦はし
なかったと思うが。
客:それがあからさまになるまでに親父が亡くなった、てことかもしれないね。