301 :
考える名無しさん:
中島さんの父も変わった人だったらしいね。
>>302 哲学者ではないけど、奥さんを愛してなかったらしい。
会社の飲み会とかで普通にはしゃいだりするけど、どことなく冷めたところがあったとか。
何の本に書いてあったかは忘れた。また暇な時に探してみるわ。
>>303 人を愛せない、みたいなタイトルの本にあったで
>>304 ああ、それか。マイナスのナルシスとか書いてある奴だよね。
ダンボールにしまってあるんで、今すぐに読めないんだよね。
性欲だけで結婚して実は愛していないなんてざらにいるよ。いやむしろそれが多数かも知れん。
でもそれを否定したら、虫や魚はどーして増えるんだい?盲目的な継続の意思?
単行本では『愛という試練』、角川文庫で『ひとを愛することができない』
中島本は文庫化でタイトルが変わることが時々あって紛らわしい
両親の話は暗澹としていてつらかった
後半では義道がもてた話とかをしててちょっと面白かったけど
義道さんは何かに固着する傾向があるからな。街の騒音さえなければ幸せになれそとか。
そう言うのをfocusing illusionというらしい。金がないから不幸せだとか、竹島さえ帰ってくれば
しやわせだとか。
中島さんみたいに斜め上の奇人だと周知させると生きるのが楽でいいね
しかも風貌からしてちょっと寄り付きがたいし
女の私は見た目からして損
背は低いし童顔なので、媚びるだろう、長いものに「負」かれるだろうと世間一般は思っているけれど
自分でも変わり者だと思うし、世間様と折り合いつけようとはまったく思わない
中島義道は風貌からしてズルイ
おじさんだし
女ってだけでも大損
そうかな
小さな童顔は、でかい大人顔よりもてると思うんですが、本人の思い込みだけは遺憾ともしがたいれすぅ。
すべての哺乳類の幼顔は周りを和ませてくれます。
313 :
考える名無しさん:2012/10/26(金) 13:39:02.96 0
4月以来、新刊が出ていない!
中島義道に何が起きたのか?
ボケが始まったか、出版社に見捨てられたか?
314 :
考える名無しさん:2012/10/28(日) 18:35:31.16 0
哲学塾の仕事が忙しいのですよ。一人で
ヒューム、ヘーゲル等々の専門外のものも読んで、
ラテン語も教えて、
他の講師の授業にも出席している。
315 :
考える名無しさん:2012/10/29(月) 20:15:30.52 0
× 哲学塾の仕事が忙しいから新刊を出せない
○ 新刊を出せないから哲学塾に没頭している
ここで少し私事を語ることをお許しいただきたい。
『善人(※ニーチェの用語)の愚かなルサンチマンは、それが積もるにつれ、加速度的に陰湿かつ卑劣な批判・攻撃・いじめへと結実する。
しかし、哲学ある者が本気になって反撃すれば一発で消え去るほど脆い。』
これは私が中島先生の本から教わった貴重な知恵である。
20代の私もこのことを身をもって体験した。
つまり中島義道はかつて東大助手時代、2年間にわたり「Y教授によるいじめ」を体験したわけだが、
この縮小版(短期間ではあるが構造は全くの同型)というべきものをなんと2人の上司から同時に体験したのである。
これは結構キツイ体験だった。
そしてどうしたか。反逆したのである。
謀反決行の日、私はいったん出勤保留にして自宅待機をし、かかってきた電話で中年の上司に向かって今までの自己への仕打ちに対し激怒したのである。
こうして見事に善人のルサンチマンの征伐に成功した。
こうした「謀反」「反逆」を私は繰り返していった。
当然職場での居場所もなくなり、転職を余儀なくされたわけであるが、こうした体験も結構スカッとしてて気分の良いものだと思った。
そして私は打たれ強いグロテスクな人間となった。
そして現在に至る。
317 :
考える名無しさん:2012/10/30(火) 19:27:38.97 0
>○ 新刊を出せないから哲学塾に没頭している
というと、新刊を出すことのほうが立派なことであるように聞こえてしまうぞ。
哲学者か作家かどちらを選ぶんだろうか?この人は
この人の本を読んでいると、感情的な部分では共感できるところとかは多いんだけど、
論理的な思考力みたいなのを全然感じられなくて、研究者として大丈夫なのかと不安になる。
>>319 カントの時間論や悪への自由などを、ちゃんと読んだ上での発言か?
いや、読んだ事ないけど、大森荘蔵セレクションを手にとってみて、思考能力のレベルの違いを感じた。
>>321 思考能力云々の話は、とりあえず君自身が東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻
修士課程を修了して、ウィーン大学で哲学博士号取得してから言ってくれ。
本人ですか?
324 :
考える名無しさん:2012/11/02(金) 00:01:39.91 0
かもね
思考を終了したので印籠に頼って生き延びる博士。
哲学塾も毎月10数日は開講してるし、準備とかも考えたらそんなに本ばっかり書いてもいられないのでは?
>>322 言ってることは合っているけど、反発を招く点で落第。専門家vs凡人の問題は原発事故
以来専門家が極めて不利。お堅い文科省も税金から三千万円以上補助を受けている
研究者は凡人に分からせる努力を義務付けたぞよ。
>>327 凡人といっても、曲がりなりにも哲学について学びたい人間なら、そんな他力本願な姿勢ではダメじゃないかなあ。
それに中島さんは単なる一私人に過ぎず、別に税金から研究費もらってるわけじゃないでしょ。
329 :
考える名無しさん:2012/11/02(金) 20:32:40.42 0
>>236 >>35の本みたいに岩波の訳を引用してケチつけてるみたいな
感覚に近いのかな。
光文社のは未読だが、わりと読みやすそうな感じはある。
だけど岩波のほうが流布しているから仕方ないね。
>>35の本は図書館で見つけたときにビックリした。必読書だと思った。
独学で哲学書をどう読むかという意味ならとてもいい本。そもそも類書がない。
悪いところを挙げると、カントを知りたいという人にはおすすめしない。噛み砕きすぎ。やりすぎ
カン(ナオ)トや関村直人も尻たい
カントは理屈でどこまで言へるのか?つう境界を求めた人だからそれなりに真摯ではある
神とか霊魂なんかは境界外として放り投げちゃったからな
そういう意味では死後の自分とかも分からんでしょ
このへんがよしみッちゃんの最大の
関心事なんだけど
小学生の頃からじじいになるまで、
そんなこと考えてて、何もわからず死んでいくんだから
そりゃ虚しくなるわなw
よしみっちゃんの60年は全くの徒労でしたw
無駄な努力おつかれさまでした☆
ああ、ここにもブタみたいなのが居る
豚
をバカにしてはいかんwww
中島義道と同じくらい語彙が豊富で、表現力があり、面白い文章を書く作家は
他にいますか?
337 :
考える名無しさん:2012/11/05(月) 23:45:54.98 0
厭世的な文で言えば車谷長吉が思い浮かんだ
中島義道が厭世的かは疑問だけど
よしみっちゃんは好世的だろ?どーみても。
いや、どう見ても義道は反社会的・反大衆的哲学者であってニーチェに似ている。
哲学的な思索をしようと思ったら、とりあえずこの世の常識とか偏見を取り払わないと話にならないから、
どうしても普通の人からすると反社会的に見えざるを得ないと思うよ。
341 :
考える名無しさん:2012/11/06(火) 23:21:55.55 0
自分の良心に従っては考えず「慣例としてこうだから」とか「まわりの空気を読んで」
とか 結局楽な 得なほうへと自覚的・無自覚的に行動していく
こういうのに対する侮蔑や反感があるから いわゆる「社会的」ではなくなる
だから反社会的というより非社会的のほうが適切かな
そういう「社会的」な人から見ればただの反社会的な人でしかないけど
342 :
考える名無しさん:2012/11/06(火) 23:26:25.01 0
>>322 ↑
このレスは殿堂入り確定だと思う。ニュース板でも早速活用できそう。
>>322が思考停止しているということですね、わかります
344 :
考える名無しさん:2012/11/08(木) 00:16:30.30 0
東大助手時代、家族ぐるみでいじめられた義道
かわいそうだなぁ
義道さんは死ぬのを死ぬほど怖がる人ですがそれでも我々のようにそれを見つめるのを避けずにいつもじっと死を見つめているのです
とても勇気のある人だ
偏屈なように見えますが 人懐こいところもあります
346 :
考える名無しさん:2012/11/11(日) 21:15:56.88 0
347 :
考える名無しさん:2012/11/12(月) 00:30:40.38 O
大森さん越えられなかったなぁ、義道。
やっぱ天然の天才とは差がある。
博士とるのが秀才の限界だなぁ。
子年だからどこかちまちましてるね
現代日本でもっとも共感できてしっくりくる哲学者が中島先生。
大森荘蔵は本買ったけど1ページたりとも読まなかったなあ
350 :
考える名無しさん:2012/11/12(月) 11:15:34.64 I
抱えながら生きていかざるを得ないのだとしても、その生き方に納得し満足することはできない。
我が生の何と苦しいことか。実に損な生き方だ。
だが今の私にはそれを嘆く資格すらない。
352 :
考える名無しさん:2012/11/12(月) 21:56:14.76 0
『純粋理性批判』読んでるが、噛み砕きはいいけど、
カントのあらさがしみたいな感じもあるね。
353 :
351:2012/11/12(月) 23:42:32.62 T
「的を射ている」の方が正しかったかもしれない。
カインの解説が酷いとか聞くんだけど具体的になんて書いてあるの?
単行本で買ったから分からん
355 :
考える名無しさん:2012/11/15(木) 23:56:43.12 0
中島より普通のよくできる理系高校生の方が知性という意味では上だろw
中島がやって蹴るのは文学とかそのあたりでのみ。
ウィーン? ポスドクにしろ研究系の博士課程にしろ、はっきり言って誰でもいけるよ、修士でてればww
ほんとばっかみたい、
「どうせ死んでしまう」は本棚の奥にしまってある
>>355 なんでそこまで中島さんに敵対心燃やしてるのか分からん
ウィーン家族は奥さんのヒステリー集みたいなもんだな
中島義道は普通にアスペか軽度知的障害だと思うんだけどなぁ…
いやいや、イディオ・サヴァンかも知れんよぉ?
ないでしょw
ほんとだ、すばらしい
366 :
考える名無しさん:2012/11/19(月) 22:53:03.05 0
なんかこのスレの書き込み全部俺に思えてくるから気持ち悪い
369 :
考える名無しさん:2012/11/21(水) 21:00:14.15 0
>>369 4年も前のレビューに対してレスするのも何だが、
この人も中島本を誤読しちゃったかわいそうな人だね。
中島の言うとおりに行動したらただちにクビになるとか、そりゃ当たり前で、
中島は何も「このように行動しなさい」と啓蒙してるわけじゃないからねえ。
371 :
考える名無しさん:2012/11/22(木) 01:15:19.93 0
同意
> 「『対話のない社会』のころと
> いまの自分とは違っており、『対話のない社会』を持ち出されても困る」
この対応はどうなの
男子三日見ざれば括目して見よ、と。君子は豹変す♪
うろ覚えだが中島がどこかで書いていたと思う
書いてしまえばそれは自分から離れていき
読者が読むときには著者は先に行ってしまっているものだと
「対話のない社会」のちょっと後の「私の嫌いな10の言葉」では
言葉の大きな機能は弁解・自己防衛です、と
ある意味で開き直っていた気がするw
不快感の表明もまたコミュニケーションで
自分を変える、相手を変える契機になるから
不快を恐れて対話がないのは不健全とかいう話だろ
不快感を示されてへこたれるとか書いてあるとおりにできてないんじゃないの
>>375 日本人は言い訳・弁解をひどく嫌うけど、欧米人は自己防衛の為には
嘘をついてでも言い訳するようなことを「対話のない社会」にも書いてなかったっけ?
他の本だったかも知れないが。
哲学塾カントはニートの入塾も受け付ける。
しかも受講料は安く設定・・・・
中島先生はなんて寛大なお方なんだ。
へ〜?中島センセのとこでは屁理屈だけじゃなくって人の生き方死に方を考えれるんなら入塾してもイイかも。
ニートだけど馬鹿にされないかな?受講料ってお米2合とかでイイの?
東京じゃなきゃお邪魔するんだけど・・・
大阪に出張講義しに来てくれんかねえ
383 :
考える名無しさん:2012/11/24(土) 18:20:18.43 0
ここ3年以内に出た著書でお勧めある?
昔の本の文庫化以外で。
384 :
考える名無しさん:2012/11/25(日) 17:23:47.41 0
>>384 それ立ち読みしたけど、ゴタゴタ劇がつまらなそうだから買わなかった。
386 :
考える名無しさん:2012/11/26(月) 12:22:44.38 0
仕事で足を引っ張られて上司がかばってくれなくて
できの悪い部下に焼いたあげく恨まれて疲れた。
周囲から「相手が悪い」と同情されたが自分は「いい人」で
自分が悪くないのに自省→自分を責める→うつのループになった
自分が悪いのに他罰→孤立もダメだけど・・・。
『カイン』を読んで相手を思いっきり恨んでみたらうつがなくなった。
387 :
考える名無しさん:2012/11/26(月) 12:24:33.23 0
『カイン』は優れた本だよね
388 :
考える名無しさん:2012/11/26(月) 12:24:44.09 0
『カイン』の前半にあるようにただ怒ってばっかだと孤立するし
自分が悪いのに屁理屈で逆切れしたらまともに接してくる人も遠ざけるけど
相手に怒りつつ、危ない奴にあったらやり過ごす知恵つければいいと思う。
389 :
386、388:2012/11/26(月) 12:26:38.66 0
390 :
386、388:2012/11/26(月) 12:32:03.21 0
『カイン』は前半では怒れとけしかけるけど、
最後まで読むと理不尽への怒りに折り合いつけて
「大人になった」と告白してるんだよね。
『カイン』読んで、やっと「大人になる」ことがわかった気がする。
自分も大人になりたいと思った。
富も安定も地位もほしいし、残りの人生調子よくやってきたいもの。
自分は「いい人」であったけど「大人」ではなかったな。
「悪い大人」にはなりたくないけど「やりたいことを実現していく大人」になりたい。
391 :
386、388:2012/11/26(月) 12:37:26.41 0
大人になろうとしても自分を陥れた敵
(つまり平和主義の自分にわざわざ闘い挑んできて自分を打ちのめした敵)
それで、会社の上役とつるんだ敵への恨みがネックで仕事にやる気おきないんだったけど
思いっきり怒って「いつかこっちが殴り返してやる、排除してやる」と思えば闘志もわいてくる
俺はカインに影響されすぎて、一時期おかしくなっていた。
私は中学1年の時にはじめて中島の本を読んだ。
読んだ時期が思春期で、人格形成に影響を与えてしまった。
394 :
考える名無しさん:2012/11/27(火) 23:57:38.09 0
私は大学卒業後に義道を真剣に読み始めたなあ
確かに先生からは多大な影響を受けた。
価値観が大きく変わった。
そして誰もいなくなった
カインに感銘を受けたので「後悔と自責の哲学」を読んでみたら
ガチの哲学書って感じでサッパリ着いていけなくなった
これは置いておいてもうちょっと読みやすいのを手に取ろうと思うんだけど
なんか読みやすいオススメとかある?後悔〜が難しいので尻込みしてしまって
>>397 働くことがイヤな人のための本
私の嫌いな10の言葉
人を嫌うということ
不幸論
孤独について
ぐれる!
対話のない社会
399 :
考える名無しさん:2012/11/30(金) 23:54:30.53 0
中島氏の書く本はカント哲学等の専門書と一般書とに大別されるが、
>>398のような後者がやっぱりおすすめですね