マルテイン・ハイデガー 1889-1976

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806考える名無しさん
 ハイデガーの思想は有の問への掛け橋であり自覚もしていたろうから自分がこう言ったとか
どこまでも拘るのは間違いだと思っていたろう。また哲学一般などもどうでもいいと思っていた
かもしれない。ハイデガー研究者とか、自分を文献学に押し込めるだけならば自分と最も遠い人間
だと思っていただろう。哲学流通の手段にするとか、うんざりしていたはずだ。哲学読書家が
ハイデガー思想に精通してると思ったら大間違いだからな。大家の話を直接聞いたことがあるが、
唖然とする解釈を堂々と喋ってた。大家がこの程度かと驚いたな。ハイデガーの芸術観が狭いとか
、芸術と呼べるのは僅かだとか。それは要するに性起と関連づけた場合に言えることで。そこで
性起概念を入れないで済ますという間違いを犯していたわけだ。誤読だ。