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考える名無しさん:
1980年の『日本近代文学の起源』における「『文学』という概念は歴史的にもともとあったものではなく、近代になって『源氏物語』や井原西鶴などが、
『文学史』として再発見され、作りだされた」といった議論は、大きな影響力をもった。
その後、「○○は近代になって、人工的に産み出された概念である」というように、様々な論者によって流用されてきた。
しかし1978年に『日本近代文学の起源』が『季刊藝術』に連載されていた時点で、
亀井秀雄が『群像』での連載「感性の変革」において、「起源」の同定作業が不徹底であるなど厳しく批判したが、
柄谷は応答しなかった。
さらにアリエス『こどもの誕生』の剽窃だとする批判もあるが、本人は読んだことがない、と否定している。
どうやら新海誠は映像センスはあるが内面と知性は貧弱のようだ。