初心者が読むべき哲学の本 PART3

このエントリーをはてなブックマークに追加
1考える名無しさん
初心者が読むべき哲学の本を紹介しましょう。

■過去スレ
1 初心者が読むべき哲学の本
  http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1060428575/
2 初心者が読むべき哲学の本 PART2
  http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/philo/1146137262

■まとめサイトにある過去スレ
1 初心者が読むべき哲学の本
  http://mimizun.com/log/2ch/philo/1060428575/
2 初心者が読むべき哲学の本 PART2
  http://2chnull.info/r/philo/1146137262/1-1001
2考える名無しさん:2011/03/28(月) 21:30:22.00 0
プラトン『ソクラテスの弁明』
哲学の本といえば、まずあがる本です。
短いし、哲学特有の言葉遣いもなく読みやすい。
しかも、いろいろと考えることが出来る1冊。

こんな感じで本の題名と簡単な紹介があると、これから大学等で学び始める人にもいいかと。
3 【東電 88.0 %】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/03/28(月) 22:10:32.28 0
10代で読んでいないと恥ずかしい必読書

プラトン『国家』 アリストテレス『ニコマコス倫理学』 ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』 
ヘーゲル『精神現象学』 デカルト『省察』 パスカル『パンセ』 ライプニッツ『単子論』 
カント『純粋理性批判』 キェルケゴール『死に至る病』 バーク『フランス革命の省察』 
ジェイムズ『宗教的経験の諸相』 ニーチェ『道徳の系譜』 ベーコン『ノヴム・オルガヌム』 
フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』 メルロ=ポンティ『知覚の現象学』 
ハイデッガー『存在と時間』 アーレント『精神の生活』 ヨナス『責任という原理』 
サルトル『存在と無』 ベルグソン『時間と自由』 
ミンコフスキー『生きられる時間』 レヴィナス『全体性と無限』 
フロイト『快感原則の彼岸』 ヤマグチノボル『ゼロの使い魔』 ドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』 
フォーダー『精神のモジュール形式』 ヤスパース『精神病理学総論』 エレンベルガー『無意識の発見』 
ラカン『精神分析の四基本概念』 フーコー『言葉と物』 ソシュール『一般言語学講義』  
ヴェイユ『重力と恩寵』 ディルタイ『精神科学序説』
ブーバー『我と汝・対話』 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』 
ミンスキー『心の社会』 ライル『心の概念』 バタイユ『エロティシズム』 アガンベン『ホモ・サケル』 
ラッセル『西洋哲学史』
4考える名無しさん:2011/03/28(月) 22:48:46.19 0
哲学の前にまずは
1.論理学の教科書 古典から現代までを道具・教養として
2.自然科学の基礎的教科書 物理と応用数学(解析・統計など)、数学基礎論、生命科学

1.デカルト
2.イギリス経験論の古典。
3.カント。
4.フッサール。⇒それぞれの関心領域に合わせて現代の現象学へ。
 
1.分析哲学。起源である古典の名著を順に。⇒それぞれの関心領域や関心著作へ。
5考える名無しさん:2011/03/29(火) 13:05:18.27 0
プラトンは独自の思想がでてくるパイドンか饗宴か国家のほうがいい
ソクラテスの弁明はおれには退屈だったな、饗宴は面白い
6考える名無しさん:2011/03/30(水) 06:10:25.50 0
唯物主義者と無神論者への反論
科学的分析は、現状を解説しているにすぎない。

人体の仕組みから、分子モデル、素粒子など、
物理法則や、果ては宇宙の構造まで、
それらを科学的手法により説明は出来るが、
根本的な問いである「どのように、なぜ存在したのか?」までは
証明できていない。

DNA二重螺旋、万有引力、電磁力、なども
ただの解説です。
高等数理も後付けの帳尻合わせにすぎず、
数式で表現した物理学も、机上の空論。

ニュートンが定理を発見する遥か以前、
キリストの時代にもリンゴは木から落ちていた。

学者が数式を編み出さずとも、
法則を発見せずとも、事実は、ただ在る。

文明が極まったとしても、
創造主の否定にまでは至りません。


十十十 カトリック+190 十十十
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/psy/1299894545/
7考える名無しさん:2011/03/30(水) 09:17:50.92 0
スピノザ『エチカ』 ヒューム『人性論』
ベンヤミン『複製技術時代の芸術』 ブランショ『文学空間』
8考える名無しさん:2011/03/30(水) 19:30:43.28 0
>>6
>>根本的な問いである「どのように、なぜ存在したのか?」までは
証明できていない。
文明が極まったとしても、 創造主の否定にまでは至りません

的を得ているのはここだけ。
科学・哲学を究めようとすれば宗教にいたる。
ただしホワイトヘッドやシュレーディンガーのような宗教観はカトリックのようなものではもはやない。
9考える名無しさん:2011/03/30(水) 20:27:31.97 O
西洋ばっかだな
せめてシャンカラくらいは入れてやってくれ
10石井 慧:2011/03/30(水) 22:17:11.63 0
慧もね、ソフィーの世界を読んでね、本当のことって何かなって知りたくなりました

人間は父親がいて、生活の安全があるのに、世界は正体って考えてないでしょ

僕もね、本当は生まれた時から童貞だったんですよ、半端に悪口を言われて童貞にされたんじゃなくて

童貞だから愛が空想の中を動き回って、勝手にエッチな空想をブクブク膨らませて人に迷惑かけたり

ロードス島戦記は旅だったけど。ファンタジーじゃあ、物足りないかな〜


11考える名無しさん:2011/03/30(水) 22:47:02.31 0

初心者が読むべきかどうかは、わからんけど
初心者が読んで理解できる本ということで
戸田山和久の「知識の哲学」
哲学の知識が、まったく不要なのでお薦めです。

または飯田隆氏の「クリプキ 言葉は意味をもてるか」
これも哲学知識は不要なのでお薦めです。
12考える名無しさん:2011/03/30(水) 23:05:32.57 0
野矢「論理学」

13石井 慧:2011/03/30(水) 23:13:23.40 0
ロードス島戦記は国の行く末を考えるサステナビリティーの哲学書なんじゃないかなって

あんま〜く、病気や怪我の人を助けたがって、プルラリズムなんですよ

あ〜あ〜、慧と一緒にサブカルのお話をしてくれたらな〜
14考える名無しさん:2011/03/30(水) 23:14:05.96 0
>>6
Fx:xは科学的思考の持ち主である Gx:xは唯物論者である Hx:xは無神論者である D:人間 
¬∀x(Fx⇒(Gx∨Hx))

シュレーディンガーはシャンカラの影響を受けていたらしいよ。量子力学も宇宙物理もつきつめると・・
15考える名無しさん:2011/03/30(水) 23:17:24.29 0
もしくは∃x(Fx∧(¬Gx∨¬Hx))
16考える名無しさん:2011/03/30(水) 23:57:40.24 0
アリストテレス『形而上学』
岩波文庫で2分冊、約550ページあるので量に圧倒されてしまいますが、
ある程度のグループはありますが各巻ごとに論文集のように読めます(実体ならλ(ラム
ダ)の巻、難問集のΒ(ベータ)の巻等々)。この本にでてくる概念や三角形の内角の和、
夢などの話題はこの後の哲学で語られることの多いので、一度は読んでおきたい本です。

大学のサークルなどで新入生向けに書いていた、本を紹介する冊子の原稿をイメージして
書いてみました。
17シャイア・ラブーフ:2011/03/30(水) 23:59:14.06 0
プラトンの饗宴 。 すっごい、綺麗な論理にしてあるよ☆
18考える名無しさん:2011/03/31(木) 00:04:15.89 0
>>5
そうですね。
ソクラテス好きとプラトン好きは分かれるかもしれませんね。
『ラケス』が結構好きなので、僕はソクラテス好きかな。
19考える名無しさん:2011/03/31(木) 19:40:30.73 0
世界はどのようにあるか、ということが神秘的なのではない。
世界がある、ということが神秘的なのである。

20考える名無しさん:2011/04/02(土) 07:32:59.76 0
マルクス・アウレリウス『自省録』
大学生のころは、手の届かない雲の上のローマ皇帝の日記として、
働き始めてからは、仕事での判断で悩むときに励まされる書として、
哲学の本を改めて読むようになってからは、哲学者の実践記録として、
手元に置き、繰り返し読んでいます。

哲学の本に限らず、僕がこれまでで一番多く読んでいる本です。
21考える名無しさん:2011/04/03(日) 10:02:06.08 0
>>3
こっそりゼロの使い魔入れるなwww
22考える名無しさん:2011/04/04(月) 23:46:14.63 0
アウグスティヌス 『告白』
神学者の著した本ということで、食わず嫌いのようにずっと読まずにいました。
過去の生活を語り神の恩寵をたたえる前半と現在の状態に関して神に感謝する後半からな
ると岩波文庫の解説にはあり、確かに私と神との関係の探求が全編の底流にあります。
しかし、窃盗のこと、母との関係、結婚にまつわる記述などを、紀元400年ころのある西
洋人の一つの考え方、生活記録として前半を読むと興味深く読めました。
そして、第10巻第8章以降の記憶や第11巻第14章以降の時間についての箇所は、神・創世
記に関係する形で検討されますが、プラトンの想起説を思わせる説の検討などもあり、お
もしろく読めます。

わかりやすく章名がつけられていて途中からでも読めますので、構えて読まずにちょっと
読んでみてもいいのかな、と思います。
23考える名無しさん:2011/04/06(水) 20:13:05.46 0
なぜ『告白』は未だに中公クラシックスで出てないんだ
24考える名無しさん:2011/04/06(水) 20:42:03.45 0
>>23
『世界の名著 アウグスティヌス』の山田晶さんの訳のことかな?
中世哲学についてはまったく知らないのですが、同書(の月報)で山田晶さんがキリスト
教について遠藤周作さんと対談していたりして、とても印象深い方です。アウグスティヌ
スの『自由意志論』での人間観やアウグスティヌス−ルター−キルケゴールをキリスト教
の教会・世間・実存での検討と見るといった解説を見て、あぁ、すごい方なのだなぁと思
いながら読んだ(当たり前ですが)記憶があります。
確かに中公バックスでも欲しいですね。

ちなみに服部英次郎さんの訳も『アウグスティヌス『告白』――〈わたし〉を語ること…
――』(松崎一平 著 岩波書店)で、直訳調だが正確という評価ですし、読んでいて
興をそがれることもなく、悪いわけではないのですが、読み比べて楽しみたいですよね。
25考える名無しさん:2011/04/09(土) 09:11:23.06 0
プロジェクト:宗教
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

数人のウィキペディアンが宗教関連の記事で
どのようにデータを整理するかについての提案を
すべく集まりました。

これら単なる提案であり、
記事を執筆する際に迷わず作業を進めるよう
手助けするためのものです。

これらの提案に従う義務があるなどと感じたりするべきではありません。
けれども、何を書いていいか、どこから手をつけていいかわからない、といった状態の人には、
以下のガイドラインは助けになるかも知れません。

つまるところ、われわれはあなたに記事を書いて欲しいのです!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88:%E5%AE%97%E6%95%99
26考える名無しさん:2011/04/09(土) 19:21:20.25 0
>>3
後半は、ほとんど要らない。
前半でも、バーク『フランス革命の省察』、アーレント『精神の生活』、ヨナス『責任という原理』、ミンコフスキー『生きられる時間』は、要らない。
後半で要るのは、ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』だけだ。
もちろん、ヴェイユ『重力と恩寵』、ブーバー『我と汝・対話』、ミンスキー『心の社会』 ライル『心の概念』 バタイユ『エロティシズム』を読むのは悪いことではない。
しかし、このレベルなら、いくらでも他により読むべきものはある。
たとえば、アウグスティヌス『告白』、スピノザ『エチカ』、そして何よりもヒューム『人性論』。
分析系では、ライル『心の概念』なんぞよりも、フレーゲ『算術の基礎』、クワイン『ことばと対象』が、外せない。
27考える名無しさん:2011/04/09(土) 23:21:57.81 0
私が思うには哲学というものは
プラトンから始まりいろいろ分かれてそれがカントで一つになり
そこから又分かれていったように思われる
プラトン、カントが哲学の横綱だと思う
しかしまあどっちも難解だね、というか「自分は何も知り得ません」と
潔く認めてるところがこの両人の横綱たるゆえんなのだと思うが
28考える名無しさん:2011/04/09(土) 23:23:10.18 0
私が思うには哲学というものは
プラトンから始まりいろいろ分かれてそれがカントで一つになり
そこから又分かれていったように思われる
プラトン、カントが哲学の横綱だと思う
しかしまあどっちも難解だね、というか「自分は何も知り得ません」と
潔く認めてるところがこの両人の横綱たるゆえんなのだと思うが
29考える名無しさん:2011/04/10(日) 15:39:39.03 O
無知の知って現代人が好みそうなキリスト教的奴隷道徳だよね
30考える名無しさん:2011/04/12(火) 20:34:33.04 0
>>28
カントは、「何も知り得ません」ではなく、
ここまでの領域は知り得ます、ここから先は原理的にはどうやっても無理です、を示したのでは?
現代的にはウィトゲンシュタインがそれをやったのでは?
31考える名無しさん:2011/04/12(火) 21:18:32.35 0
>>28
30とは別人ですが、ソクラテスは無知の知なんて言っていなかったのでは?
32考える名無しさん:2011/04/12(火) 21:34:19.45 0
>>31
そうらしいね。文献調べてみるとね。
なんで流布しちゃったんだろう。でも精神としてはわかるけどね。
懐疑主義。
33考える名無しさん:2011/04/12(火) 23:41:01.25 0
私が人よりも賢いとしたら、それは自分が無知であると自覚している分だけだと言ってなかったっけ
34考える名無しさん:2011/04/13(水) 15:38:56.08 0

金杉武司「心の哲学入門」

心の哲学の本で、これほど、わかりやすい本は無いと思う。
ただし、決してレベルは低くないので、じっくり読んでください。
35石井 慧:2011/04/14(木) 10:53:38.54 0
僕、お勉強ができなくて、学校ではドン尻扱いだったんですよ

ドン尻でも大学を出れば会社に就職できるでしょ

肉体労働者にはなりたくないって馬鹿にしてるんですよ

でも、会社に行って、書類でしょ。勉強が不得意だから、書類整理ができないんですよ。

それでも、会社において貰えるのは温情ですよ

体が丈夫だから、馬鹿にしてる世界に行った方がましなんじゃないかなって
36考える名無しさん:2011/04/14(木) 23:59:33.54 0
Michel Sandel
Justice
はすばらしいよ!

正義を軽量可能な価値に換算しようと努めるベンサムやミルの功利主義、
自己を完全に所有することをこよなく求めるリバタリニズム、
そして人間の尊厳をこよなく愛する偉大なるカントについての概要が学べる。
しかもものすごい具体例が駆使されているんだ。

バニラ味とチョコレート味、ストロベリー味のアイスクリームの内、
一つを選ぶという行為は真に自由なものだといえるだろうか。
37考える名無しさん:2011/04/15(金) 21:22:01.11 0
哲学は何か暗記すればいいってもんじゃなく一種筋トレみたいな感じだからな
ただ授業を受けてるだけじゃなくて本人のやる気と継続が肝要だね
38考える名無しさん:2011/04/17(日) 12:06:34.18 0
哲学もそうなら数学や物理や論理学もそうだろ 実際の問題の演習や議論も必要
固定された知識というより、知的運動だからね 運動のほうに本質があるんじゃないか?
39考える名無しさん:2011/04/17(日) 12:46:48.37 O
魔法少女まどか☆マギカ一巻二巻発売中!
40考える名無しさん:2011/04/17(日) 13:24:12.91 0
分析哲学の本を読むといいと思う。
それ以前の哲学書だと、引用の意味がわからなくて、結局古典まで遡っていかないといけなくなる。
41考える名無しさん:2011/04/17(日) 16:35:55.58 0
王道だけどラッセルの哲学入門とプラトンの国家
42考える名無しさん:2011/04/18(月) 20:18:39.94 0
>>38
そりゃ数学とかもそうだけど哲学はもっと根本的に運動的だと思う
それがなぜなのかは説明できないけど、人体の不思議的なかんじ
対象が自分から離れるにつれて運動的能力が必要じゃなくなるってことなのかな
43考える名無しさん:2011/04/18(月) 21:42:27.52 0
ドゥルーズのミルプラトーをまずはじめに読むといい
44考える名無しさん:2011/04/18(月) 22:25:21.35 0
>>32
ソクラテスの言葉を伝えた者、すなわちプラトンが凡夫だったからだろ。弟子のアリストテレスも同様に。
優れた哲学の言葉が残るとは限らない。何故なら、理解できない人の方が多いから。

理解される言葉が残る。そしてそれは、磨き抜かれたというよりは、手垢にまみれた言葉だろう。
45考える名無しさん:2011/04/18(月) 22:30:08.64 0
カントもウィトゲンシュタインも、ある意味では能無しである。
その二人に共通する事は、「知りえない事は考えるな」という思想だが、
何故考えてはいけないのか。そこが能無しが能無し足る所以だ。
46考える名無しさん:2011/04/18(月) 22:34:10.90 0
それを許すと、何でも言いっ放しが横行するからじゃないの?
47考える名無しさん:2011/04/19(火) 00:02:46.20 0
>>46
ではその次に、言いっ放しがダメである理由を考えてみよう。
その理由を考える事を徹底していない。それが、カントらを凡夫と呼んだ理由だ。
48考える名無しさん:2011/04/19(火) 00:09:03.49 0
A と主張、言いっ放しおk
not A と主張、言いっ放しおk
49追加:2011/04/19(火) 00:09:48.28 0
A は何でもよい
50考える名無しさん:2011/04/19(火) 00:21:15.39 0
てっきり「言いっ放しが横行する」の方に反駁されるかと思ったんだが…
言いっ放しがダメである理由なんて、(そうと認めるならば)徹底するまでもなく明らかだろう
51考える名無しさん:2011/04/19(火) 06:37:01.65 0
>>44-50
で、初心者におすすめの本は何よ。
52考える名無しさん:2011/04/19(火) 13:41:55.77 0
>>51
カントとウィトゲンシュタイン
53考える名無しさん:2011/04/19(火) 17:14:47.23 0
>>51
日本語訳されてるやつ
54考える名無しさん:2011/04/19(火) 19:52:21.97 0
俗的な問い掛けで申し訳ないですが、
哲学を学ぶことで、高校の現代文の点数に貢献しますか?

私は手始めに、お手軽を謳う類の哲学の入門書(哲学のアラカルト的な集約本)を数冊読みました。
その後、今に掛けて、有名な哲学者の本を一冊ずつ読み進めています。
しかし、今年は高校3年生。哲学の勉強を勧めたいという気持ちと、
現実に迫ってくる大学受験との狭間で葛藤しています。

哲学が試験の点数に寄与するなら、自信を持って哲学の勉強を続けたいです。
その点について、先輩方からのアドバイスをお聞かせ頂ければ幸いです。
宜しくお願いします。
55考える名無しさん:2011/04/19(火) 20:02:08.64 0

【東スレ必読書リスト18選】(最終的に20選の予定)


綿貫民輔『八十一歳は人生これから』
羽生善治『先を読む頭脳』
東浩紀『動物化するポストモダン』
東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』
濱野智史『アーキテクチャの生態系』
舞城王太郎『九十九十九』
桜木健古『心のオチンチンを奮い立たせる本』
西村かおる『こちら、おもらし110番』
小松左京『果しなき流れの果に』
宮台真司『日本の難点』
浅田彰『構造と力』
柄谷行人『内省と遡行』
グレッグ・イーガン『順列都市』
アラン・ケイ『アラン・ケイ』
ローレンス・レッシグ『CODE―インターネットの合法・違法・プライバシー』
ピーター・シンガー『実践の倫理』
ジャック・ラカン『ディスクール』
ジャック・デリダ『エクリチュールと差異』
56考える名無しさん:2011/04/19(火) 21:37:36.94 0
>>54
昔の僕個人の経験からの話ですし、受験制度や問題は変わっているでしょうから参考にな
るかわかりませんが、このレスを読んで僕の文章の構成能力をみて、ご判断ください。

哲学書を読むことが現代文に役立つことは一定程度あると思います。
例えば、カントは文章の構成を考えた上で章立てています。難解な術語を用いる論理的な
文章を読むときには、接続詞等に留意しながら文脈をおう練習になるでしょう。
しかし、現代文の(受験)勉強として考えていいのかというと僕は疑問です。
現役生であると学校の勉強もあり、そのうえで受験勉強をするとなると(受験する大学に
もよるのでしょうが、傾向にそった勉強が必要であり、それは学校の勉強とは別にしなく
てはいけないものです。)、時間がない現役生にとっては効率が悪いと思います。
また、哲学書を読むのは他の著作による読み込みも必要となりますから、文章を正しく読
むという現代文の出題とは異なるものでもあります。

そう考えると、哲学書を読むことによって試験の点数が上がることは期待できますが、同
じ時間を費やすなら、現代文の点は一定までは対策によって上昇するけれど、一定以上は
あがらないと僕は思っていますので、他の教科をするのがよいと思います。英語や社会な
どは1つ覚えれば1点に直結しますから。
代々木ゼミの『田村の現代文』などをやったら、それ以上は受験大学の試験問題を赤本な
どでやったほうが良いと思います。時間がない現役生ならなおさらです。
57考える名無しさん:2011/04/19(火) 22:28:57.71 0
入不二基義『哲学の誤読』は、現代文の実力アップに直接貢献します。
しかし、点数アップに貢献するかどうかは微妙です。
というのは、出題者・採点者の実力を超えてしまうと、点数はむしろ低くなることがあるからです。
58考える名無しさん:2011/04/19(火) 22:30:05.80 0
哲学書はだいたい論理的な文章なんだけれども、
文庫に収録されている昔の訳本は、日本語がおかしいものが少なくないので、
いちがいに現代文に役立つとはいえないかと。
59考える名無しさん:2011/04/19(火) 22:43:26.02 0
『哲学の誤読――入試現代文で哲学する!』を読むといい

著者は元駿台予備校人気講師の哲学者・入不二基義。
哲学的文章が大学入試問題に引用された場合、なぜ出題者や解説者から
(半ば必然的に)誤読されてしまうかを丁寧に読み解いた本だ。
哲学と受験現代文との懸隔の広さがよくわかる

それと、大学の哲学科は事実上「西洋哲学科」なので西洋語の語学力が極めて重要
今は哲学書を読むより英語を徹底的に学んでおくほうが有用だろう。
60考える名無しさん:2011/04/20(水) 00:45:24.19 0
>>54
素直に試験勉強しとけ
どうしても我慢できなかったら
野矢茂樹の論理トレーニングでもしとけ
哲学書を読む訓練にもなるし現代文の訓練にもなる
野矢茂樹は日本有数の哲学者ぞよ
61考える名無しさん:2011/04/20(水) 22:15:31.09 0
>>50
言いっ放しがダメである理由を
徹底するまでも無く明らかだ、と言って見過ごしている。それは考えない事に等しい。

>>51
現象学の入門本。パッとみて分りやすいやつ。
62考える名無しさん:2011/04/20(水) 22:22:08.56 0
>>61
>>48-49についてどう思われますか?
63考える名無しさん:2011/04/20(水) 22:43:41.25 0
初心者に現象学の本なんか読ませるのかよw
64考える名無しさん:2011/04/20(水) 22:50:24.12 0
>>54
入試の国語は出題者の独特な解釈や意図を読んで、それに合わせてこたえること。
受験対策なら標準的な評論文程度にしとけば。それとどうせ現代文なんて差はつかないから、ほかの科目に時間をあてたほうがいい。
分析哲学とか形式論理学、カントやらヘーゲルやらの読解は入試の対策にはなりにくいと思う。
読解の作業や読解できてるかどうか、他人の解釈の確認で数年(一生)かかるから。
哲学はあとからいつでもできるよ。受験期は本棚にしまっといて、志望大学に受かったあとの楽しみにしとく。でないと後悔しかねないよ。
それにどっちにしろ哲学をやるには哲学だけやってもだめだしね。語学、数学や理科(物理や生物)、社会の基本的素養も大事だよ。高校の勉強も基礎中の基礎として大事。
65石井 慧:2011/04/20(水) 23:11:09.99 0
>>1

ロードス島戦記は読んでるんだろ?
66考える名無しさん:2011/04/20(水) 23:21:28.42 0
初心者に現象学はおかしいだろ
問題意識さえまだ醸成されてないだろうに
67考える名無しさん:2011/04/20(水) 23:22:56.47 0
飽くまで哲学の初心者、だろ
68考える名無しさん:2011/04/20(水) 23:31:20.51 0
初心者には、青色本あたりがいいんじゃないかな?
6954 :2011/04/21(木) 01:31:12.95 0
多くの諸先輩方のアドバイスを頂きましてどうもありがとうございました。
総じて仰られていることは、受験としての現代文の学習と哲学の学習とは
ベクトルが違うもので、延長線上にないものだと降心しました。
当分の間、目の前の勉強に傾注することしました。
どうもありがとうございました。

ところで、もう一点宜しければお聞きしたのですが、
アドバイスの中で英語や生物の学習の大切を説かれていた方がいらっしゃいました。
英語が大切ということは、哲学の文献として英語圏のものが多いということでしょうか?
あと、生物と哲学が今一つ繋がりません。生命倫理の側面との関連でしょうか?

私の狭い了見で申し上げると、一つの観点で全ての事象を解き明かすという意味で、
物理(c.f.大統一理論)の目指すものと哲学は、類似点が多いと感じました。
70考える名無しさん:2011/04/21(木) 19:55:11.05 0
>>69
現代なら分析哲学やプラグマティズム、
もっと過去なら経験論や功利主義は英語だろ。英米圏のほうもかなり重要。
今は大陸系のドイツ語とかフランス語とかラテン語とかやる余裕はないだろうから、
とりあえず受験科目とも重なっている英語を集中的にやっときや〜ってこと。
英語は哲学以外の分野でも重要だし。理系でも、あるいは実業方面でもね。

物理は科学的思考や構造のモデルだから、哲学の中で科学のありかたが問題となる場面では物理の素養はだいじじゃないか。
生物は君が国立文系志望?かと思ったからね。生物も重要。かなり発達してきていて、哲学的問題もはらんでるからね。
倫理もそうだし、脳の問題や、進化の問題とかもね。
71考える名無しさん:2011/04/21(木) 20:28:08.17 0
>>70さんに一言付け加えるなら、哲学者を目指すのなら、
日本の大学はお勧めしないよ。

所詮、外国の成果を翻訳する程度の研究レベルでしかないから。

哲学は最初に誰に学ぶかで決まってしまうから、
日本で二流の学者に学ぶなら、外国で一流の学者に学ぶ方が得るものが全然違う。

自分は、初め日本の大学に行ったが、あまりのレベルの低さに呆れて、
アメリカの大学に入り直した。

今振り返って見て本当に良かったと思う。
72考える名無しさん:2011/04/21(木) 21:14:34.81 0
>>71
本業は理系です^^
その延長線上で、哲学は趣味・教養で十分というスタンスです。
73考える名無しさん:2011/04/21(木) 22:50:56.23 0
ツァラトゥストラ読めよ、ニーチェ曰く「かつて人類に贈られた贈り物のなかでの、最大の贈り物」だぞ
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1303384727/
74考える名無しさん:2011/04/22(金) 01:19:05.70 0
哲学は人生を開放するよねー!?♪。
75考える名無しさん:2011/04/22(金) 10:56:10.01 0
読書せえや、読書はほんまおもろいで、読書せえへん奴はドアホや
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1303433412/
76考える名無しさん:2011/04/22(金) 12:27:43.38 0
社会人になって思考力トレーニングの一環にと、思想・宗教・哲学を勉強し始めたんだけど、
哲学の最近の潮流って、科学哲学、分析哲学なの?
大学のシラバス見ても、科学哲学、分析哲学が多いように思える。

ソクラテスや社会契約論や構造主義は古典哲学として軽く抑えておいて、
科学哲学・分析哲学のような現代哲学を中心に本を読むのが哲学の近道?
77考える名無しさん:2011/04/22(金) 18:28:52.07 0
>>76
正解。流行以前にそのほうが健全。
思考力トレーニングの一環ならなおさら。
西欧古典文明そのものを文献学としてやるのが関心の中心なら別だけど。おれはちがう。
それは教養程度で言い。
78考える名無しさん:2011/04/22(金) 18:32:17.24 0
感受性のないものが哲学書を読了体験してもあまり
得るものはないと思うよ。
安っぽいテレビドラマを見て泣いてしまうくらいの
感性が必要だね。
79考える名無しさん:2011/04/22(金) 18:37:13.74 0
確かに、初心者が読む本として最初にソクラテスや孔子を勧めるのは、
勉強のための勉強といった感じがする。

古典的な哲学には、現代の問題に対して時代遅れというか、
理論そのものに瑕疵があるものがほとんど。

だって、今さら万物は水である、という考えを研究するような科学者はいないでしょ。それと一緒。
80考える名無しさん:2011/04/22(金) 18:45:07.33 0
>>79
それはどうかな。
現代人がすべてタレスの時代に行って、
万物は水であるなんて考えつかないよ。

だって真理なんて言葉のない時代に、
言い放った言葉は万物のもとは水であるだよ。

つまり万物には元(真理)があるとはじめて言ったんだよ。
水が重要なんではないよ。
81考える名無しさん:2011/04/22(金) 18:56:21.86 0
原子や素粒子の研究だってタレスの思想の元に
行ってるとも言えるし。
82考える名無しさん:2011/04/22(金) 19:06:29.44 0
>>80
それは、その時代にしては優れていたというだけの話でしょ。今となっては。
そりゃ、デモクリトスの原子論だって、今となっては超人的な先見の明があると思う。

数々の思想が、長い歳月を通して洗練されてきて今があるわけだから、
今のなっては型が付いていることを研究するのは、一種懐古主義。

>>81
元を辿ればそうだろうけど、現代において学ぶ価値があるかどうか、という視点ではどうか。
日本国憲法を勉強する人が、ハンムラビ法典や十七条憲法を研究する人はいない。
ハンムラビ法典や十七条憲法が存在した、という程度の知識くらいは必要かもしれないが。
83考える名無しさん:2011/04/22(金) 19:08:30.11 0
>>82

> 日本国憲法を勉強する人が、ハンムラビ法典や十七条憲法を研究する人はいない。
> ハンムラビ法典や十七条憲法が存在した、という程度の知識くらいは必要かもしれないが。

えっ!
84考える名無しさん:2011/04/22(金) 19:15:31.70 0
>>82
>それは、その時代にしては優れていたというだけの話でしょ。

無から有を生むときに、
「その時代にしては優れていたというだけ」
では、その時代だけで事足りてしまう。
確かに、万物の元、素粒子を追っかける
だけなら、今もまだその時代の範疇にとどまって
いるだけとも言える。
85考える名無しさん:2011/04/22(金) 19:17:11.74 0
時代は常に進化してるなんて馬鹿げた妄想を
抱くのはどうかと思う。
86考える名無しさん:2011/04/22(金) 19:25:16.62 0
え、もしかして真の哲学徒は物理や数学の古典理論をを学ぶのにも
原典を参照しないと気が済まないものなの?
87考える名無しさん:2011/04/22(金) 19:30:46.00 0
>>86
哲学者は原典を乗り越えることを常に為してきただけです。
物理や数学者とは違うんです。
88考える名無しさん:2011/04/22(金) 19:36:28.78 0
まあ勝手に信ずるものをやればいい
古典文献学者の存在も大事さ

おれはそんなことに真面目に労力・時間・人生を費やすより
英米系の現代哲学と現代科学の問題の延長線上に専念したい
89考える名無しさん:2011/04/22(金) 19:39:49.77 0
>>88
たぶん、おやめになった方がいいですよ。
なんか徒労に終わりそうですね。人ごとなので構いませんが。
90考える名無しさん:2011/04/22(金) 19:43:07.40 0
やだこの人、かっこいい・・・
91考える名無しさん:2011/04/22(金) 19:46:44.00 0
文学部や哲学科を卒業した人の就職率が悪い。
なぜだか分かるよな?
92考える名無しさん:2011/04/22(金) 19:49:32.63 0
な、なぜなんだい?教えてくれ!
93考える名無しさん:2011/04/22(金) 19:58:38.50 0
どっちにしろ哲学なんて徒労さ。
だから本業は科学にしてるんだよ。
それだけではとらえきれん領域についての扱い方が
英米圏のほうが現代的・非地域的に感じただけさ。こっちのほうが実際のとこのホンネの関心に近い。
大陸系(単純にこういう分類ができるわけでもないだろうが便宜上こう表現)は西欧独特
のよけいな伝統の呪縛があるように思うが(気にしてるんだよな)、それは西洋人たちの問題だろう。
この伝統的呪縛そのものを分析・批判しちゃってるのが現代の大陸系の現状だろ。これはおれの関心領域ではない。
94考える名無しさん:2011/04/22(金) 20:26:38.33 0
>>76
自然科学と違って、哲学は、古い知識を新しい知識が塗り替えて真理に近づく
という類の学問ではないので、古典哲学の知見も読むに値する。
ただ、分析哲学以前の哲学は、哲学をおこなうプラットフォームである「言語」
の重要性についての認識が乏しかったので、著者の言ってることと、読み手の
解釈とが食い違ったりすることが(今よりも)平気で起きていた。これこれは違う
んじゃないか?いや私がこれこれというのはこういう意味だ。では議論にならな
い。それじゃあお話になりませんねということで、言語に着目する分析哲学が
出てきた。(という理解でよいよね?)
だから、分析哲学以降の哲学書なら、だいたい分析哲学以前の議論を知らなく
ても読むことができる。したがって、読みやすい。
95考える名無しさん:2011/04/22(金) 20:51:36.83 0
今、『判断力批判』を読んでいて、地震などの自然災害についての記述があり、
あぁ、昔から考えていたのだ、と感じつつ、
現在の石原都知事を意識したかのような、反応についてもあって、考え込んでいました。

76さんが書いてくれたおかげで、哲学における古典についてのみなさんの意見がきけてよかったのですが、
流れを変えてしまうかもしれませんが、新書で「○○入門」(デカルトとかウィトゲンシュタインとか)とよくありますが、
そういう解説本はどう思いますか?

96考える名無しさん:2011/04/22(金) 21:04:12.59 0
失敗は成功の元である。
先入観を排除してはならない。これこそ行動の原理である。
97考える名無しさん:2011/04/22(金) 21:04:43.20 0
>>95
カントの時代にリスボンで大地震と津波があったそうな
それでカントが地震の原因についておそらく世界初の考察を行ったという(地震学の祖)

哲学の新旧の優越さに関して言えばプラトンとアリストテレスの立場がいえるだろう
アリストテレスって人は何でも演繹的にする、という事は結局、俺の独断論の人なのだ
プラトンは全てはイデアの立場、結局自分自身の思考もイデアなのだ
最先端をの哲学が優越という立場はアリストテレス的独断論の立場だと思う
思考する哲学者自身もイデアだという方がまあ無難に正しいと思うけどね
98考える名無しさん:2011/04/22(金) 21:09:45.59 0
先入観は悪だという道徳こそ排除せよ。
99考える名無しさん:2011/04/22(金) 21:19:13.85 0
>>95
それもいいが、まず西洋哲学史を一冊読むのを進める。
その中で、興味のある哲学者の入門書から入る。
100考える名無しさん:2011/04/22(金) 21:31:13.71 0
哲学的な生き方を目指そうとすると、
正直者が馬鹿を見るような場面に行き当たる。
これが西洋哲学の最大の欠陥だと思う。
101考える名無しさん:2011/04/22(金) 21:41:42.84 0
正直者は堕落しすぎだ。
創造性がない。
102考える名無しさん:2011/04/22(金) 22:02:10.46 0
衒学趣味や権威への顔色うかがいを排した上で、
自分にとってホンネでしっくりいくものかどうか。
どれが一番それに近いかはそれぞれをよ〜く勉強して考察して判断。
103考える名無しさん:2011/04/22(金) 22:06:19.55 0
理想主義でもなく、かといって低俗趣味でもない哲学といったら何?
プラグマティズム?
104考える名無しさん:2011/04/22(金) 22:41:43.79 0
まあ結論に飛びつくにはまだ早いということだ。
105考える名無しさん:2011/04/22(金) 23:18:08.39 0
ポストモダン入門ですよねー!?♪。
106考える名無しさん:2011/04/23(土) 00:39:58.60 0
いまだにマイモニデスの著作を翻訳する人間がいないことが
日本の哲学界の限界を表している
107考える名無しさん:2011/04/23(土) 06:14:27.79 0
現存するアリストテレスの中東の写本全巻を母国語で翻訳している
数少ない国。
108考える名無しさん:2011/04/23(土) 17:57:59.14 0
ジェームズが称えた思想の真理性は有用性を基準として決定される、
という考え方に経てば、古典哲学などは現在における有用性は低いという帰結になる。
そこに真理はないということになる。

プラグマティズムを信奉する哲学者にとって、古典哲学は研究に対象になり得ないもの。
109考える名無しさん:2011/04/23(土) 18:34:56.55 0
『宗教的経験の諸相』はどうするんだ?
あれも一種の有用論で書いてるぞ。
110考える名無しさん:2011/04/23(土) 18:38:46.28 0
そうか?
デューイはカントやヘーゲル、パースはカントから出発してるぞ?
それらをよく吟味して、どう越えていくか(とりこんでいくか)も課題だろ
それから、古典哲学の中にも依然として使えるアイデアものこってるぜ

現代哲学中心にやるべきだと言ったが、古典哲学はまったく知らなくていい、無視していいということではない。
111考える名無しさん:2011/04/23(土) 18:39:52.94 0
有用性で真理性が決定されるなら、電化製品のマニュアルは、どの哲学者の著作よりも
多くの真理を含んでいることになる
112考える名無しさん:2011/04/23(土) 19:21:11.63 0
喩えにしても、哲学の外から引っ張ってくるのはどうかと
113考える名無しさん:2011/04/23(土) 19:35:46.13 0
宗教という言葉が出たので伺いますが、
創●学会といういかがわしい宗教集団の信者に勧誘されて断り切れなくて困っているのですが、
哲学的観点から、どの点から突っ込みを入れれば論破できますか?

ウィトゲンシュタインを読んで、経典の言語表現から突っ込むのはどうでしょうか?
お勧めの処方を教えて下さい。
114考える名無しさん:2011/04/23(土) 19:41:31.75 0
ああ、ウィトゲンシュタインは宗教や形而上自体を否定してるわけじゃないから
むしろ尊重していると思う。
というより言語ごときによって語ろうとすることの可能性について否定。
創●学会をその方面から論破しても意味ないよ
結局、信じるか信じないか
115考える名無しさん:2011/04/23(土) 19:43:09.03 0
>>113
嫌なら断るというのは哲学云々の前に必要なことではないか。

哲学という権威(と君が思っているもの)なり、
2ちゃんねるなりに頼らなければ自分の考えを言えないならば、
創価学会なり立正佼成会なりに頼るのもひとつの方法だぞ。

いうまでもないが哲学は君に何も保証しない。
むしろ君という主体すら否定するのが哲学だ。
116考える名無しさん:2011/04/23(土) 19:52:35.91 0
113ですが、創●学会で言えば、経典?以外の真理は認めないという立場のようです。
ということは他の真理は偽ということなりますが、その点で哲学と衝突する部分があると考えています。

正直なところ、その信者の話を聞いて、余りにも独善的で憤慨しているところがあるので、
経典では答えられないような矛盾点を突いて偽善を炙り出したい気持ちです。
ソクラテスがソフィストを言い負かしたように。

>>114
>というより言語ごときによって語ろうとすることの可能性について否定。
逆に、それを経典という言葉で真理を語ろうとしている愚かさを追及できないでしょうか?

宗教(主にキリスト教)と宗教とが揉めた歴史があると思いますが、
物事を絶対視する宗教と、相対的に物事を眺めようとする哲学とは対立するものだと思うのですが違いますか?
117考える名無しさん:2011/04/23(土) 19:53:44.62 0
>>112
担ってる「有用性」の方面が違うので比べられない、でいいだろう。
まあ有用性で言えば工学>>>>自然科学>>>>>>>>>文系ってか?
よ〜〜く自論をきたえとかないと、職場など以外の場所でプラグマティストだよなんていってるとちょっと軽蔑されるぞ?
まあプラグマティックな観点からラグマティストとあえて言わないのもありだな。
118考える名無しさん:2011/04/23(土) 19:56:05.73 0
>>116
西欧古典哲学もキリスト教の教会の権威にびくつきながら形而上学をつくってたようなとこも
あるからね。
119考える名無しさん:2011/04/23(土) 19:59:43.27 0
>>116
まず聞いておきたいが、仏教自体についてはどう思ってるんだ?
それによる
120考える名無しさん:2011/04/23(土) 20:13:51.81 0
>>119
113です。私は宗教について深い知見があるわけではありません。
ただ、仏教を含め宗教というのは、その時々の為政者が統治するための方便のようなものだという解釈です。

国をまとめるためには、人心を掌握するための確かな価値観が欲しい。
その便利なツールとして宗教が存在するのだという考えです。
もちろん、古代・中世では哲学もそのような側面があったことも否定できません。

今は、その役割を多くの国が宗教ではなく法に取って代わっていますから、
現在の宗教は、宗教指導層の既得権益(名誉や金銭)のために、存在しているものに過ぎないという考えです。私が宗教を軽蔑する所以です。
121考える名無しさん:2011/04/23(土) 20:17:27.73 0
>>120
純粋な禅仏教はどうよ?
宗教を政治的な文脈・ツールでしか見れないってのは浅はかだよ。
ウィトゲンシュタインの言説はそういう次元で言ってるのではないし。
(創●学会はしらんしどうでもいいけどさ)
122考える名無しさん:2011/04/23(土) 21:01:49.81 0
>>116
宗教うんぬんはおいといても、いろいろとおかしいわあ
公理系A前提でいう真理と、公理系B前提でいう真理がちがうから、てだけだろうが。
それじゃあ宗教批判にならねえ。
形而上学や宗教でいう「真理」の問題点はそこじゃねえから。
まずは宗教、哲学史、論理学、などの基礎からだ。
123考える名無しさん:2011/04/23(土) 21:11:01.55 0
>>113
本当に困っているのなら、創価学会本部宛に
勧誘をやめないと法的手段をとる旨の内容証明郵便を送りつけるとよいですよ。
そうすると、勧誘はぴたっと止まります。
124考える名無しさん:2011/04/23(土) 22:12:20.01 0
>>121
つまり、ウィトゲンシュタインの前に鈴木大拙で攻めろということでしょうか。
西洋哲学で手一杯なので、なかなかそこまで手が回るかどうか分かりませんが、
一冊主著を読んでみたいと思います。ありがとうございました。

>>122
>公理系A前提でいう真理と、公理系B前提でいう真理がちがうから、てだけだろうが。
それを言われたら、そもそも哲学相互間において対話が生じなくなりませんか?

>>123
ありがとうございました。最終的に、酷いようでしたら、そうさせて頂きたいと思います。


おかげさまで皆さまのアドバイスで自分の考えを整理することができました。感謝致します。どうもありがとうございました。
125考える名無しさん:2011/04/23(土) 23:57:35.72 0
鈴木大拙はアメリカにいるときに西田幾多郎にW.ジェームズを紹介したんだったな。
西田は禅もプラグマティズムもドイツ観念論も受容してるんだよな。

それは単なる余談だが、(いろんな次元のある)宗教のことよく知らんで、みそもくそもいっしょくたにしたようなアホな偏見だけでモノいわんほうがええで。

>>公理系A前提でいう真理と、公理系B前提でいう真理がちがうから、てだけだろうが。
それを言われたら、そもそも哲学相互間において対話が生じなくなりませんか?

だから、哲学は議論がかみあってないことが多いやん。文科系の学問の多くも数学や自然科学に比べればそういう傾向がある。
そういう意味じゃ宗教だけがとくに断罪されるんでもない。宗教特有の問題はそこんとこや政治がらみのことだけじゃねえから。
まあ創●学会にいらだってただけだろうけど、創●学会の採る教義や前提自体受け入れる気ないですってんならただ断ればいいだけ。
126小人:2011/04/24(日) 12:28:20.75 O
読むべき本なんてあるのかよ。それはたとえば悟りたいと言ってるやつに薦める本がないのと同じくらい不毛なことだ。

何読めばいいかなんて人に聞いてる時点で終わってるんじゃね。
哲学学者になりたいんだったら別にいいけど。
127考える名無しさん:2011/04/24(日) 13:21:40.84 0
>読むべき本なんてあるのかよ。それはたとえば悟りたいと言ってるやつに薦める本がないのと同じくらい不毛なことだ。
>何読めばいいかなんて人に聞いてる時点で終わってるんじゃね。

そんなことを、「初心者が読むべき哲学の本」のスレで書いている時点で終っている。
128考える名無しさん:2011/04/24(日) 14:19:40.14 0
必読書とかおすすめの本というと必ず出てくる本の1つに
プラトンの『国家』があると思いますが、
みなさんの評価はどうですか?

1 おすすめ
2 まぁ、いいんじゃない
3 読まなくてもいいよ
4 絶対読むな
5 そのほか

僕は2かな。
確かに内容的にはプラトンの魅力が盛り沢山で読んでいても楽しいけれど、
自分の経験から言うと、スーと読めてしまって、立ち止まって考えないような気がします。
129考える名無しさん:2011/04/24(日) 18:30:42.31 0
2だな。
アリストテレスのほうは、現代的な政治哲学の文脈で見直されてきてるらしいけど。
130考える名無しさん:2011/04/24(日) 18:57:57.40 0
>>128
私は3です。
道徳の基礎づけに興味がある場合だけ、歴史的には参考になる、という程度。
しかし、その場合でさえ、『ゴルギアス』の方が論点の提示の仕方が鋭く、議論も濃密。
131考える名無しさん:2011/04/24(日) 19:05:57.23 0
>>129>>130
ヒント: キルケゴール
132考える名無しさん:2011/04/25(月) 07:09:52.27 0
哲学書が嫌いな人には『法律』の方が受けがいい。
133考える名無しさん:2011/04/26(火) 19:38:15.68 0
とりあえずまとめておくと、こんな感じかな。■が投票数。
プラトン『国家』
1 おすすめ
2 まぁ、いいんじゃない ■■
3 読まなくてもいいよ  ■
4 絶対読むな
5 そのほか   『法律』■

時代順にいくと、今度はアリストテレス。つぎの本からどれがおすすめですか?
1 形而上学
2 政治学
3 ニコマコス倫理学
4 そのほか
5 アリストテレスの本は読む必要なし

僕は1で、始めてならΑ巻、α巻、K巻、Λ巻をまず読むのをおすすめ。
134考える名無しさん:2011/04/27(水) 05:37:31.35 0
たいていの本屋に哲学入門書がある。ブックオフにもある。
終了
135考える名無しさん:2011/04/27(水) 18:27:05.74 0
10 :名無しさん@涙目です。(島根県):2011/04/27(水) 17:34:00.69 ID:/w116USP0
月収

痛いニュース 500万以上
VIPPERな俺 250万以上  
ハムスター速報 300万以上
今日も(明日も)やられやく 100万以上
やらおん(アフィはないけどアドセンス貼ってる) 30万以上
はちま 500万以上
刃 350万以上
136考える名無しさん:2011/04/27(水) 21:24:53.00 0
>>133
簡単さで言えば2が一番楽だったかな、まあ中身は古典を知るだけみたいな感じだけども
形而上学?かなんかでプラトンのイデア論を「第3者のイデアなんかありえないではないか」
とか言ってたのは結局意味が解らなかった
まあアリストテレスの事だから適当に理屈をくっつけただけなのかもしれんけど
137考える名無しさん:2011/04/27(水) 21:52:52.21 0
>「第3者のイデアなんかありえないではないか」
人間の魂のイデアは一つだからじゃないか?
アリストテレスがギリシア奇談集で散々に書かれていてビックリした
あんまり良い奴じゃないみたいだなアリストテレス
138考える名無しさん:2011/04/27(水) 22:33:02.64 0
>>136
「第3の人間」(『形而上学』第1巻(>>133でいうΑ巻)第9章)ですかね。

岩波の訳注によると、イデアなる人間と個々の人間に似ていることを決定する尺度として
両者に共通の人間がいることになる。
それは個々の人間でもないし、イデアでもない、つまり第3者がいることになる。
となると第3者とさらに人間と共通である第4の人間が、と繰り返していくと、
無限に共通点をもつ人間を想定しなくてはいけない。

別の例で言うと、0のイデア○を想定すると、共通の尺度(丸さ)があることになる。
では共通の尺度を示すものとしてoがあるとなると、oと○が共通であることを示すものを
再度考えなくてはいけなくなり、無限に必要となってくる、ということだと思う。
139考える名無しさん:2011/04/27(水) 23:48:24.73 0
>>138
それそれwwwよく見つけてきましたねー
改めて考えてみるとアリストテレスはイデアに個性があると考えてるみたいだが
プラトンとしてはイデアの中にあらゆる個性の可能性もつまってると考えてる
ということみたいだな
140考える名無しさん:2011/04/27(水) 23:55:39.12 0
つまりはイデアとは形相と質量であると
wwwちょっwwそれ自分自身の考えじゃねーかという
イデア論じゃねーしww
141考える名無しさん:2011/04/28(木) 19:39:35.45 0
>>139
岩波文庫版は索引が充実しているから、「第3の」でひくとすぐに出てきました。

ところで、今の話を軸にかなり乱暴に哲学史をまとめると、僕はこんなふうにまとめてみました。

プラトン       個物に本質が宿る。宿るものが外部に存在している=イデア。
アリストテレス    「存在している」個物にある性質が「ある」。その性質のよってきたるところを研究する。
中せ哲学       性質が「ある」とその性質をもつものが「がある(存在する)」の神の元での統一。
デカルト       「である」と「がある」により人間を基礎とする分析。
カント        「である」と「がある」を混同している存在論的証明批判。両者の分離を企図。
ヘーゲル       「である」の「がある」に対する先行性を指摘。
フッサール      「がある」の再検討を企図。
ウィトゲンシュタイン 「である」と「がある」を(論理)命題から検討。
ハイデガー      「がある」の「である」に対する先行性を指摘。

僕は、プラトンやアリストテレスが考えていたことを哲学(史)の背骨のように感じています。
「西洋哲学の歴史とはプラトンへの膨大な注釈である」とホワイトヘッドがいったり、
アリストテレスは「万学の祖」といわれます。
言い古されたこれらの言葉を、それぞれの本を読むと改めて実感します。
142考える名無しさん:2011/04/28(木) 20:24:10.98 0
>>141
だいたいあってると思う
そういやアリストテレス自体プラトンの注釈とすれば理解しやすいかもしれんね
ということは哲学初心者にはプラトンとその注釈という観点で本を選んでいけばいいかもしれない
143考える名無しさん:2011/04/28(木) 21:36:47.48 0
現代人に取っつきやすいのはむしろアリストテレス的な発想じゃない?
時系列的には逆かもしれないが、まずはアリストテレスを読ませてからプラトンに遡及させた方がわかりやすいかと。
144考える名無しさん:2011/04/29(金) 13:08:12.94 0
哲学の初心者です。

啓蒙思想の初心者が読むべき本で、推薦図書は何でしょうか?
できれば入門書的なものが良いのですが、どれが良いのか分からず
悩んでいます。
145考える名無しさん:2011/04/29(金) 15:48:41.98 0
>>144
ルソーの「社会契約論」か、ロックの「統治二論」をまず読んで、
岩波文庫の白版を読んでいくのがいいかな。

ロックの統治二論は、岩波文庫から最近新訳がでたので読みやすいと思う。
んで、後編の「政治的統治について」だけ読めばいい。前編は退屈なので。
146考える名無しさん:2011/04/30(土) 08:31:08.88 0
>>142,143
どちらが先がいいかというよりも、初心者と勧める人のタイプによるのかもしれませんね。

次に、ヘレニズム時代からローマ帝国時代の哲学者についてうかがおうかと思っていたのですが、
書いていてちょっとマイナーかな、と思いました。
中世哲学も後にして、メジャーなところから質問。

デカルトで読むならどの本?
1 方法序説
2 省察
3 哲学原理
4 情念論
5 読む必要なし

僕は1です。
文章はやさしく、コギト、神の証明などデカルトの扱ったテーマがほぼすべてでてきます。
難を言えば、論理的展開が『省察』と比べて弱いことですが、
それを補って余りあるテーマの広さから、そう考えました。
147考える名無しさん:2011/04/30(土) 19:11:27.28 0
>>146
デカルトも面白いというか歴史だよね、がんばれば理解できるのもいい
俺も1かな、数学者らしくよく構成されている
でも5かもしれん、というのは日本人の一般的哲学のイメージはデカルトに近いと思うし
教科書とか他の本とかでデカルトの理性主義というのは結構常識化してる
読んでも別に新しいものが得られないという点で
だがデカルトの宗教的立場を知るにはデカルトを読むべきかもしれん
この時代の人のガリレオ、ベーコン、デカルト、ニュートンとかは
物凄く信心深い人が哲学をやって、その成果として科学があるみたいな
完全に宗教先導なんだよ不思議な事に
148考える名無しさん:2011/04/30(土) 20:18:49.41 0
デカルトの動物機械論は普通の日本人には理解しづらいと思う。
149考える名無しさん:2011/05/01(日) 02:18:57.10 0
>>146
1-4-1-2-1で
150考える名無しさん:2011/05/01(日) 08:27:28.92 0
>>149
ごめん、数字の意味がわからないので、もう少しくわしく書いてもらえますか?
151蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs :2011/05/01(日) 22:06:54.90 0
読む「べき」本なんて無い
152考える名無しさん:2011/05/01(日) 22:28:47.11 0
>>145
ありがとうございます。
早速読んでみます。
153考える名無しさん:2011/05/01(日) 22:55:55.59 0
>>147,148さんの意見を読んでいて、ちょっとこんなふうに考えてみました。

実生活でも違和感を感じることでその人のことを知ろうとすることもあるし、
同じようなことを考えていることでその人のことを知ろうとすることもあります。

例えば、自分と同じ環境にある(例えば同じ会社で年や家族構成も同じ)のに自分と違うことを考えていたら、
「えぇ!」っていう反応からその人のことをより知ろうとします。
一方で、自分とまったく違う環境にある人(例えば業種の異なる会社の地位の高い人)が
自分と同じようなことを考えていたら、やっぱり「えぇ!」と思ってその人のことをより知りたい。

デカルトは、現代の僕にとっては、同じようなことを考えてもいるし、違うことを考えてもいる。
でも、デカルトは、ガリレイの裁判を恐れながら書いたりしている400年前の外国の人。
なぜ同じようなことを考え、なぜ違うことを考えるのだろうか?
たぶんそんな疑問から、デカルト(に限りませんが)の本を読むのだと思います。
154考える名無しさん:2011/05/07(土) 15:07:12.78 0
やはりアングロサクソン系の思想の方が日本人にもアジア人にもアフリカ人にさえも
しっくりいくとおもうぜ。歴史的にも、比較的にしがらみがすくなかったからか?
大陸系にも学ぶところはおおいにあるが、問題設定のしかたや論展開はかなり西欧特有で異質なものだ。
近代西欧には自然科学、工学、医学、政治形態、法体系、芸術などまなぶべきところすぐれたところが
多かったが、宗教や大陸系哲学についてはそうは言えないようだ。
155考える名無しさん:2011/05/08(日) 16:48:22.83 0
これから哲学を読み始めようと思っているのですが>>3で挙げられた本はどの程度参考になりますか?
156考える名無しさん:2011/05/08(日) 19:06:58.63 0
>>155
そりゃ全部読むに越したことは無いけど
哲学(とくに昔の人の)ってのは超頭いい人が一生をかけて書いたもの
だから一つ理解するのも大変なわけよ
まあ今の有名さ加減でいうとプラトン、カント、ニーチェ辺りがまあ常識的か
活字なれしとくのは悪くないと思う、カントとかヘーゲルが読めるなら何でも読める
157考える名無しさん:2011/05/08(日) 19:24:30.74 0
デモは無意味〜原発を潰す合理的な方法 宮台真司 5・17原発デモ講演
http://www.youtube.com/watch?v=8EOvY3YCINs
158片岡数吉 ◆SICj0MQQUptW :2011/05/08(日) 20:09:17.64 0
三浦綾子著の本が数々です。
159考える名無しさん:2011/05/08(日) 23:27:49.46 0
>>155
ちょっと古いような気もする。
基本的に、岩波文庫の青版・白版、ちくま学芸文庫あたりに収録されている古典を
読み進めればいいんじゃない?
おいらは高校時代は全く読書してなくて、これはいかんと大学生になってから、
岩波文庫から読み進めていった。はっきり言って何がなんだかわからなくて、
今でもちゃんと理解できているか怪しいもんだw
160考える名無しさん:2011/05/09(月) 12:34:50.86 0
>>155

目標としてはいいかもしれませんが、読み始めの人にはほとんどの本は無理でしょう。
>>3の本のすべてを読んだわけではありませんが、
『純粋理性批判』や『存在と無』などの掲げられている本を、
いきなり初心者が読んでわかるとは僕には思えません。

今の僕が読み始めの頃の僕に勧めるならこうする、というのを考えてみました。

第1段階 自分の求めているものがどこらへんにあるかを知る
著名な哲学者(ラッセル、ヤスパースなど)以外の著者による、
新書などの哲学入門、哲学史、名著紹介の本を1冊

第2段階 基本中の基本の本を読んでおく
プラトン 『ソクラテスの弁明』『クリトン』『パイドン』、『国家』
アリストテレス 『形而上学』
デカルト 『方法序説』

第3段階 本格的に読む前にカント、ヘーゲルの解説本を読む
ヨハン・シュルツ著『カント『純粋理性批判』を読むために』
金子武蔵著『ヘーゲルの精神現象学』

第4段階 基本的な本を読む(ここから急にハードルが高くなるけど)
カント 『プロレゴメナ』
ヘーゲル 『精神現象学』(序論だけ?)

第5段階 読みたかった本もしくは第1段階で目星をつけた本を読む
161考える名無しさん:2011/05/09(月) 18:33:12.93 0
ドイツ観念論まで/からの流れ=哲学の本道、って風潮がいくぶんのこってるのは戦前の日本の体制にあってたからだぜ。
イギリスなんかで哲学というとまたちがうらしい。
まあカント、ヘーゲルが今の時代において基本になるのかどうかはあやしいところだ。いちおう押さえといたほうがいいが、
現代日本人で自身の思想を固めたいっていう動機の奴が文献学としてがっちりやってはまりこんでいいのかどうかは疑問だ。
(ニーチェにかんしては文学だな。世紀末・世紀初の西洋人の混乱。聖書的道徳の呪縛をたたき捨てたかったんか?
だとしてもあらっぽすぎるしおれたちにはあんまり切実な問題設定ではないな。インテリ層万人に必読とは到底言えねえ。)
162考える名無しさん:2011/05/09(月) 18:41:58.06 0
ヘーゲルはともかく、カントは英米系でも最重要文献の一つ
163考える名無しさん:2011/05/09(月) 20:01:14.33 0
確率とは何か?という「確率」を哲学的に考察したものでおススメの本ありますか?
数学科の学生なんですが、今まであまり哲学の本は読んでいないので、
有名な本or初心者に読みやすい本
があれば教えてほしいのですが。
164考える名無しさん:2011/05/09(月) 20:04:15.09 0
多すぎる
せめて10冊くらいにしる
165考える名無しさん:2011/05/09(月) 20:10:57.98 0
倫理の教科書読んどけばいいだろ
166考える名無しさん:2011/05/09(月) 20:25:14.87 0
167考える名無しさん:2011/05/09(月) 22:00:37.29 0
ラッセルの西洋哲学史、
これが文庫かせめて選書になっていればなぁ。
みすず書房が版権握ってるからなぁ
168考える名無しさん:2011/05/10(火) 13:53:23.04 0
>>165
倫理の教科書が一番わかりにくい
169考える名無しさん:2011/05/10(火) 16:23:01.32 0
オックスフォードの哲学科では
デカルトとイギリス経験論をまず読む。これらが古典の必読書。
カントは必読書ではない。
そして副専攻として政治経済か、自然科学か、数学あたりのどれかを採る。
170考える名無しさん:2011/05/10(火) 16:37:22.70 0
>>169
デカルトは日本では読まれていると思いますが、
カントと比べるとイギリス経験論については読まれていないように感じます。
初心者に適した、イギリス経験論の具体的な本を教えていただけますか?
171考える名無しさん:2011/05/10(火) 18:09:44.95 0
ヒュームだろ
カントも重要で中世スコラでの論理学のごとく学ぶべきとこもあるが、やはり現代的とはいえない 
当時の欧州大陸の時代背景の中での苦肉の大作

現代的にはやはり経験論を近世古典の出発点とするべき 現代的に批判・超越するにもね 
172考える名無しさん:2011/05/10(火) 19:55:19.61 0
>>163
確率の事ならラプラスのやつだろ、それ以外は知らん
いわゆるラプラスの魔って奴は数学全体に当てはまるような気がする

しかしヒュームなんか読んだって一般的に何の話題の種にもならんだろ
初心者にはもっと影響も大きくて本人も有名なやつがよろしかろう
173考える名無しさん:2011/05/10(火) 20:00:29.85 0
『言語哲学大全1』かなとりあえずは
考えることの楽しさと基本は押さえられるし
最初は意外と総合的な哲学史なんかでないほうがいいよ
174考える名無しさん:2011/05/10(火) 20:11:37.16 0
155です、>>156>>159>>160さん回答ありがとうございました

まずは哲学入門や哲学史を読んで、興味のある分野を探してから
徐々に哲学に馴染んでいこうと思います
175考える名無しさん:2011/05/10(火) 20:36:32.54 O
アウグスチヌス「告白」はどうですか?

パスカルのパンセはどうですか?

初心者
176考える名無しさん:2011/05/10(火) 21:04:48.23 0
『告白』も『パンセ』も初心者が読んでもいいと思いますよ。
『パンセ』の方が読みやすいとは思いますけれどね。
177考える名無しさん:2011/05/10(火) 21:09:02.66 0
>>175
自分も初心者ですが、パンセは8章あたりから聖書の知識がないと苦しかったと思います。
体系的な本ではないのでどこからでも拾い読みできますし、はっとさせられるような文章が魅力的です。
告白は1〜9まではアウグスティヌスの自伝です。それ以降は哲学と聖書について書いてます。
個人的には記憶論と時間論の考察が面白かったです。
178考える名無しさん:2011/05/10(火) 21:15:32.40 0
>>174
哲学に何を求めているのか、問題意識はどこにあるのか、だな。
哲学ってひとことではいえんほどそれぞれまったくちがうから。
有名でかつぎあげられてるからっていきなりキルケゴールやニーチェ、ヘーゲルってのはいただけないな。
よく自分の関心を知ることだ。
179考える名無しさん:2011/05/10(火) 21:18:19.76 0
初心者ならデカルトの「方法序説」がいいよマジで。
180考える名無しさん:2011/05/10(火) 21:24:06.48 0
『方法序説』はないだろw
181考える名無しさん:2011/05/10(火) 21:25:03.30 0
>>180
なんで?
182考える名無しさん:2011/05/10(火) 21:29:17.77 0
哲学者から徹底批判されている本を初心者で読むよりも
ある程度読んでからの方が面白味がわかるというもの
183考える名無しさん:2011/05/10(火) 21:37:16.40 0
>>182
それは違う。
批判されている古典をまず自分の目で読み尽くしてから解説書に移るべき。
最初から入門書とか、絶対に道を踏み外す。
184考える名無しさん:2011/05/10(火) 21:41:55.06 0
別にデカルトの解説書をすすめているわけじゃないよ
多少の哲学書を知ってからだと
余計にデカルトが面白く読めると言っているだけさ
185考える名無しさん:2011/05/10(火) 21:48:00.04 0
>>184
それは同意。
ただ、「方法序説」は読みやすいからねえ。初心者向きだと思う。
186考える名無しさん:2011/05/10(火) 21:52:16.03 0
うん、確かに読みやすいね
今じゃ批判されっぱなしだけれども
みんなに批判されるほどにしっかりとした書き方をしているという証拠でもあるよね
デカルトの偉大さは将来に渡って変わらないだろうと思うよ
187考える名無しさん:2011/05/10(火) 21:59:53.83 0
知の欺瞞だけ押さえとけば十分だろ
188考える名無しさん:2011/05/10(火) 22:07:51.78 O
パスカル「パンセ」がよくわからない俺は、哲学などの精神性高い学問は向いてないと考えて俗物に向いた方がいいですか?
189考える名無しさん:2011/05/10(火) 22:21:25.85 0
精神性が低いからみんな哲学してるんだよ
高かったかなりの哲学なんかは必要ないだろう
時代が古過ぎて読み難いということも実際にあるし
自分が面白いと思える本を読めばいいだけじゃないか
190考える名無しさん:2011/05/10(火) 22:25:36.65 0
>>189
そんなススメがあるかよw
191考える名無しさん:2011/05/10(火) 22:29:53.59 0
クーン『科学革命の構造』
ロールズ『正義論』
192考える名無しさん:2011/05/10(火) 22:37:26.76 0
初心者は、とりあえず「概説」だろうな。お薦めは樫山欽四郎著。
193考える名無しさん:2011/05/10(火) 23:23:25.05 P
>>186
>みんなに批判されるほどにしっかりとした書き方をしているという証拠でもあるよね

ねえよアホ。何が何でもデカルトを持ち上げたいようだな。
194考える名無しさん:2011/05/10(火) 23:24:33.22 0
しっかりと書くと批判されるの?
いい加減に書いても批判されるんじゃないの?
195考える名無しさん:2011/05/10(火) 23:32:41.13 0
>>194
いいかげんに書いたら相手にされないだろw
196考える名無しさん:2011/05/10(火) 23:32:54.63 0
まあ思想内容はともかく
デカルトのスタイルはすきだ
初期のウィトゲンシュタインもね
哲学では、言葉にしがたいことをなんとか表現しようとしてるからかしらんが
なんであんなに分量が多いんだ?コンパクトに要領よく書けといいたい
まあニュートンくらいの時代の科学書も無駄に分量が多く冗長で分かりにくいもんだったらしいけど
197考える名無しさん:2011/05/10(火) 23:36:08.07 0
>>195
ホントに?
それなりの地位があったりしたせいで放置されてたとか、そんなんじゃないの?
198考える名無しさん:2011/05/10(火) 23:37:02.33 0
>>196
カントの純理とか、何度か挫けそうになるよなw
199考える名無しさん:2011/05/10(火) 23:46:30.57 0
まあそれは西洋人の性質があるだろうな
証明しなきゃならないユークリッド幾何学の
古代中国とかは発想は天才的だけど何も証明しないで結論を言うのとか多い
まあそれもあって中国で科学が発展しなかったんだろうけど
200196:2011/05/10(火) 23:47:32.29 0
>>198
カントの場合はわからんでもないがね
経験論や科学と形而上学との間で相当困難をきわめたんだろうな
誤解を招きかねない微妙な言説も多い 複雑な立場だな
しかしヒュームも分量多いもんなあ・・ 
純粋な経験論だろうが。な〜にをそんなにぐだぐだと・・
力学の場合は、のちに著作の要点がすっきり整理されて学びやすくなったんだな
理系の高校生・大学教養課程レベルであほじゃなきゃだれでもできる
201考える名無しさん:2011/05/10(火) 23:48:18.05 0
土屋賢二は初心者向けだと思うんだが
202考える名無しさん:2011/05/11(水) 00:12:31.40 O
こういう哲学のスレで言い合いが出来るってすごいなぁ…
203考える名無しさん:2011/05/11(水) 00:35:06.06 0
ラッセルの哲学入門が読みやすい。
204考える名無しさん:2011/05/11(水) 02:01:28.13 0
>>179
方法序説は中学生のときに読む機会があったら人生変わってたと思う
205考える名無しさん:2011/05/11(水) 02:02:09.68 0
>>204
だよね。思考方法の基礎中の基礎だからなあ。
206考える名無しさん:2011/05/11(水) 02:03:54.19 0
>>201
うむ
ただ、エッセイとしては広がりがないね
大学の中の話しか出てこない
207考える名無しさん:2011/05/11(水) 02:09:37.65 O
デカルトよりパスカル
パスカル
208catt ◆.catt24qAw :2011/05/11(水) 02:14:37.25 0
フランソワ・シャトレの「理性の歴史を語る」という著作は分かりやすい哲学概論。
209考える名無しさん:2011/05/11(水) 07:04:58.13 0
なんかオマエラの好きな哲学書と勘違いしていないか?
古典よりできるだけ現代に近い方が初学者には読みやすいだろ?
210考える名無しさん:2011/05/11(水) 08:55:41.08 0
>>209
で、現代に近い本のおすすめは?
211考える名無しさん:2011/05/11(水) 12:09:58.95 0
いきなりポスト構造主義とか勧める奴って終わってるだろ
212catt ◆.catt24qAw :2011/05/11(水) 15:07:11.26 0
>>209
てゆーか、すべての現代の哲学書が古典を引用するから、その引用先を
先に読んでおかないと理解に届かないと思いますよ。
213考える名無しさん:2011/05/11(水) 15:47:54.93 0
>>212
分析哲学なら、ある程度過去と切り離されてるから、古典を読まなくても
ある程度理解できる。だから、分析哲学の本を読むのがいいと思う。
214考える名無しさん:2011/05/11(水) 15:52:21.81 0
英米の分析哲学でヘーゲルとか引用するかよ?
現代的な思想ってんなら必要最低限でいいんだよ 
(フランスのポストモダンのことじゃねえぞ。ありゃ結局古典文献の読み変え・再読だ。英米圏のものという意味だ)
言語、心理、諸科学の成果 基本的にはここを固めてからだと思う
これらが全然固まってないうちにやってしまった古典哲学や宗教の見解の多くは歴史的な遺産として以上の意味はない
215考える名無しさん:2011/05/11(水) 16:03:43.43 0
>>210
朝日キーワード別冊「哲学」
216catt ◆.catt24qAw :2011/05/11(水) 16:07:36.07 0
>>214
分析哲学だけじゃ哲学の全容に手が届かないでしょ。w
217考える名無しさん:2011/05/11(水) 17:01:09.39 0
>>214
分析哲学は過去の哲学書とある程度切り離されているという話を
哲学板でよく見るのですが、
古典を読まなくてもいい分析哲学の本を具体的にあげていただけますか?
また、フレーゲ、ラッセル、ウィトゲンシュタインの諸著作は古典ですか?現代の本ですか?
218考える名無しさん:2011/05/11(水) 18:27:59.61 0
分析哲学も大陸系哲学もそれぞれ重要だろw
219考える名無しさん:2011/05/11(水) 18:50:41.92 0
>>216
ポスト西洋宗教的(合理化)な形而上学のことか?
それは「学」としてはいまさら扱ってはならんと思う 文献学としてなら別だが
カントしかりウィトしかり 
220考える名無しさん:2011/05/11(水) 18:54:17.56 0
今は分析哲学系がけっこう面白いよな
デイヴィドソンとか中々いい
入門者むけなら解説書が出ているからそっちかな
221catt ◆.catt24qAw :2011/05/11(水) 18:57:14.19 0
>>219
形而上学が指す認識論の奥行きを無視するから現代哲学が薄っぺらくなるんだと。
222考える名無しさん:2011/05/11(水) 19:05:32.08 0
>>221
カントはわかるがウィトゲンシュタインもなのは何故ゆえに?
223catt ◆.catt24qAw :2011/05/11(水) 19:15:54.84 0
>>222
えーとどういう意味でしょう?
224考える名無しさん:2011/05/11(水) 19:20:24.24 0
ゴメンね、>>219だった、本当にすまん( TДT)ゴメンヨー
225考える名無しさん:2011/05/11(水) 19:32:03.82 0
>>217
>古典を読まなくてもいい分析哲学の本を具体的にあげていただけますか?

意味不明な文ですが、古典をあまり読まなかった分析哲学者の例なら、ウィトゲンシュタインとクワインでしょうか。

>また、フレーゲ、ラッセル、ウィトゲンシュタインの諸著作は古典ですか?現代の本ですか?

すでに古典です。分析哲学の内部でも古典の研究はひじょうにさかんです。
226考える名無しさん:2011/05/11(水) 20:02:26.68 0

『意識と本質』井筒俊彦

多少苦労するかもしれないが良書だ。
227考える名無しさん:2011/05/11(水) 20:21:24.16 0
>>221
>>形而上学が指す認識論の奥行きを無視するから現代哲学が薄っぺらくなるんだと

絶対精神の自己展開(笑)こそが現実、だなどという誇大妄想を祭り上げてハイになっちゃうようなのが奥行きか?
そんなもんは合理的宗教か文学としてでよい。
現代でのまじめな学ではない。
>>222
すまん、書き方が悪かった。
カントもウィトも「境界」をよく見ていた分現代的にも有益ではあるという肯定的な意味で挙げるつもりだった。
228catt ◆.catt24qAw :2011/05/11(水) 20:27:26.73 0
>>227
>現代でのまじめな学
ここ、笑うところですか?w
229考える名無しさん:2011/05/11(水) 20:41:48.29 0
>>227
今ラッセル読んでんだが、これって分析哲学だよね
何というか見境なく懐疑しまくった所で現実に意味があるとは思えないし
そして最低限信頼できる範囲を定めて、その積み重ねをしていくっていっても
結局現在100年経ってラッセルのやったことに何か意味あったのか?と
いわば無責任に批判しづらい点だけを小出しにするのは男らしくないよね
しかも自分自身何の完成もないのにただ少しの部分確実であるというだけで
大哲学者を批判する

無駄に傲慢なだけで、しかもなに一つ分かってないという
思うに科学と哲学は根本的に一致しない
人間の内面性というのは非法則的&無限の自由なんだと思う
人生の名言の一つも言えないで何が哲学として完成されてるのか
230考える名無しさん:2011/05/11(水) 20:43:30.30 0
ん?
現代で言う真面目な学(Science,Wissenschaft)
の意味がわからんか?
ついでにいっとくが文献学も、フーコーやデリダの仕事も真面目なもんではある。
ドゥルーズやサルトル、もっとさかのぼってフロイト、マルクスは・・・・・
231catt ◆.catt24qAw :2011/05/11(水) 20:49:54.70 0
>>230
>ん?
>現代で言う真面目な学(Science,Wissenschaft)
>の意味がわからんか?
Wissenschaftの下図ははるかタレスにまで遡るでしょ。別に「現代での」を付ける必要はぜんぜん無い。
と思いますが。
232考える名無しさん:2011/05/11(水) 21:02:01.67 0
なんか議論百出してますなぁヽ(^。^)ノ
デカルト、カント、パスカル、アウグスティヌス…とでていますが、
以前(>>146)でデカルトを見たので、順番でいくとカントですが、
分析哲学で盛り上がっているようですし、ウィトゲンシュタインにいってみます。

ウィトゲンシュタインで読むならどの本?
1 『論理哲学論考』
2 『青色本』
3 『茶色本』
4 『哲学探究』
5 そのほか
6 読む必要はない

僕は、1ですかね。
というより、3は読んでいないので、あまり参考になることはいえそうにありません。
けれども、1をなんども読み返して、頭の中で反芻しているとジワジワと、
どうしてこう書いたのか、どうしてここに書いたのかをわかって(いるような気になって)きました。

デカルトやカントは、他資料や参照箇所を読んで「理解していく」本で
1やプラトンの対話篇は、頭の中で反芻すればするほど「わかってくる」本という説明でわかりますか?
2,4はどちらかというと前者の気がします。

哲学の面白さの一つに、時代も地域も超えて、
「あぁ、自分が考えていたことを、○○はこう考えていたんだ」と思えることかなぁと感じているので、
僕は1を推します。
233考える名無しさん:2011/05/11(水) 21:05:11.75 0
>>231
「現代での」
という問題意識のなかで現象学やポストモダンも哲学批判(自己批判)
・解体・再建をやってきたんじゃないのか?
連中(大陸系)は西欧の負債を積極的に背負ってるんだよ。おれたち東洋人(現代日本人)まで
背負う必要があるのか?
もちろん、文献学者が責任を持って特定の文献領域を把握・管理・伝達・再解釈する仕事には意味がある。
哲学に限らず、歴史的文献なら。それだけだ。
文献学者ではなくとも、関心が「歴史」にあるんならタレスでもヘラクレイトスでも読んで時間をつぶすがいいさ。

英米の分析哲学(といってもかなり幅広いが)はそういう西欧の負債を請け負う義務も
必ずしも背負わないわけだが。
234catt ◆.catt24qAw :2011/05/11(水) 21:12:35.09 0
>>233
いや、自分はフランス現象学から入って、まさに「知を遡る」かたちで読み進んでいった。
振り返ってみると、逆の経路の方がもしかすれば早道だったなと考えているのです。
引用先として結局アリストテレスやデカルトに戻るなら、いっそ最初に触れたほうが良いと。
235考える名無しさん:2011/05/11(水) 21:14:23.70 0
>>232

1冊しか読まないなら、4でしょう。
ただ、入り口としては、4につながる2を読むのがいいんじゃない?
文庫本になってるし、1と違って何かを考えていることくらいは読みとれるだろうからw。
236考える名無しさん:2011/05/11(水) 21:15:56.88 0
1はたぶん無理だろ
237考える名無しさん:2011/05/11(水) 21:18:47.34 0
>連中(大陸系)は西欧の負債を積極的に背負ってるんだよ。おれたち東洋人(現代日本人)まで
>背負う必要があるのか?

賛成だな。
しかし批判的に読むということなら、タレスやヘラクレイトスを読んでもいいんじゃないかな。
238考える名無しさん:2011/05/11(水) 21:44:44.82 0
知恵っていうのは
謙虚にしてる人に天使がやってきて与えるもんだと思うが
これはどう思うか
239考える名無しさん:2011/05/11(水) 21:56:35.44 0
知恵っていうのは自分が生き残るための世間知ですね
240考える名無しさん:2011/05/11(水) 21:59:12.81 0
>>235,236
初心者には難しいかぁ。
自分が1→4→2と読んだから、大丈夫だろうと思ったのだけれど。
といっても野矢さんの『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』を読んで
参照箇所を突き合わせてたからなぁ、確かにきついかも。
それじゃぁ、2がいいですかね
2はちくま学芸文庫だと詳しい解説もついていたし。
241考える名無しさん:2011/05/11(水) 22:02:09.94 0
うーん、それが世間知かどうか、世界において真に有効か
時間経過に耐えれるかさえ見通すいわば叡知

いろんな本を読んでもこれが答えだみたいな事は書いてないので
じゃあ知恵とは謙虚さに与えられるしかないだろうと仮説をたててみた
242考える名無しさん:2011/05/11(水) 22:16:15.33 0
『知恵の樹』ウンベルト マトゥラーナ、フランシスコ バレーラ著
243考える名無しさん:2011/05/11(水) 22:33:04.03 0
>>229
な〜にが「名言」だよ
ラッセルの謙虚かつ慎重な姿勢は当然
まあ科学ほどではないが、そこは哲学なんでね

わかることいえることからしっかり固めるべきだ
わかりもしないはずのことを断定的にいうのは学問ではない
論理、言語、心理、の現代的見地からなどね
というとデカルトの出発点みたいだが
244考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:15:58.57 0
英米の分析哲学諸派で
初学者が読む本を教えてくれ
古典で読むべきなのもついでに ヒュームやカントくらいはやっとけとか
物理や数学や論理学や実験心理学はやっとけとか プラグマティズムもみとけとか
なんでもいい
 
245考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:18:38.70 0
>>243
しかしそれでは何の成果も得まい
ラッセルの仕事が何の意味があるのか?
あとはっきり言って人の精神には100%の納得が必要
一部わかりましたでは哲学として失格
246考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:27:32.53 0
>>245一部わかりましたでは哲学として失格
哲学以前に人間の営みすべて失格になるだろ。
もちろんすべての哲学は失格。ヘーゲルの体系もだめ。

>>しかしそれでは何の成果も得まい
哲学自体がそうだろ 成果はでない
ライプニッツや朱子やヘーゲルやフッサールやハイデガーみたいのは成果とはいえない 
どこまでいっても思想に納得などできない せいぜい信じるかどうか
地にあしついた成果を求めるなら物理学などをやったほうがいい
247考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:29:28.08 0
>>244
入門書読むより、勁草書房あたりから出てる大家のモノグラフィを読んだほうが
手っ取り早いと思う。大学入試の現代文レベルの論理的思考力を持ってれば
たいていの本は読めるだろうから。
248考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:33:43.08 0
>>247
まあもともとバックグラウンドは理系で、数学や物理や生物物理やってて、
余技として現代論理学の入門書や政治学経済学の本も読んできたからとりあえず最低限の基礎はあると思う。
具体的にはどんなのがいいのかな?あまりにも広くて・・いまは野矢さんの解説とあわせてウィトの論考をよんでるんだが・・
249考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:37:01.01 0
>>229>>245
いまのフランスやドイツの文献研究者でも反哲学の傾向にあるぞ?
批判的に再読しているのではないだろうか
かつての宗教に求めていたようなものを哲学に求めない方がいい
250考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:40:03.61 0
>>248
基礎があるなら
『心の哲学』ジョン・サール
でもどうかね
251考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:43:38.50 0
現代思想とか構造主義とか
雑学文庫みたいなので十分だろ
252考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:58:26.23 0
>>248
『ソシュールの思想』丸山圭三郎 なんかもいいんじゃないか
丸山はコーネル大学院に留学して言語学と言語哲学を勉強しているから
色々と知っていsて面白いことは面白い。
253考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:58:49.18 0
>>248
ウィトゲンシュタインなら、「青色本」(ちくま学芸文庫)のほうがいいと思う。
んで「哲学探究」や「確実性の問題」を読むといい。
ペーパーバックで原著を読むのもいいかも。青色本は英語だし、
哲学探究、確実性は英独のバイリンガルになってるから読みやすい。

254考える名無しさん:2011/05/12(木) 00:04:00.86 0
>>246>>249
でもそれじゃ懐疑論ばっかりになっちゃうと思うぞ
懐疑する以外にできる?
255考える名無しさん:2011/05/12(木) 00:07:26.77 0
サールの「心の哲学」はたしかに読みやすい。
これで興味持ったら、
"Minds, Brains and Science"や"Mind, Language and Society"に進むといいよ。
どっちも入門書だし、Amazonで1000円台。
256248:2011/05/12(木) 00:09:18.02 0
>>250
サール!
たしかに心の哲学にも強く関心がある。やってるのも神経科学にちかい生物物理だったし。
近世の認識論には不満で・・
>>252
ソシュールの「講義」も興味があって買ったんだけど、ほかに忙しくて数年ねむったまま・・
丸山圭三郎の本からがいいかもしれませんね。言語の科学は重要だと思ってます。論理もだけど。
これがまずしっかりしてないと。
>>253
青色本は最近出たらしいですね。読みます!
私は英語しかできないんですが^^
257考える名無しさん:2011/05/12(木) 00:31:13.51 0
ヘーゲルの観念論の入門書ってありますか?
258考える名無しさん:2011/05/12(木) 02:28:21.61 0
論理学やっときたいな、と思ったので初学者向けのものを教えていただきたいです。
微妙にスレ違いですけど…
259考える名無しさん:2011/05/12(木) 03:36:08.35 0
戸田山和久『論理学をつくる』
野矢茂樹『論理学』

あたりがよく挙げられるけど、
丁寧さでいえば

前原昭二『記号論理入門』

を超えるものはないかと(その分、内容は薄いが)
260考える名無しさん:2011/05/12(木) 07:14:37.59 0
初心者でしょ
ラッセルの哲学入門を超えるものなし
261考える名無しさん:2011/05/12(木) 14:53:39.02 0
まあ理系の分析哲学シンパでも、
相手の考えを理解しとくために他の古い哲学も一応みといていいんじゃないか?
とりあえず英語でいいってのもラクでいいが、ドイツ語もやっておくのはいいかもしれない。
ラッセルもヘーゲルからだったらしいし、ウィトゲンシュタインものちにいろいろ読んではいたみたいだ。
262考える名無しさん:2011/05/13(金) 20:14:34.24 0
やっぱりこころの哲学は必須ですか?
263考える名無しさん:2011/05/13(金) 20:27:37.56 0
>>262
必須ではない。
心の哲学にまつわる本を読んだからといって別に賢くなるわけでもないし、
何かの役に立つわけでもない。
現在の心の哲学が、われわれの心を解明したというわけでもないし。
ただ、分析哲学の中ではとっつきやすいし、おもしろい分野だと思うよ。
264考える名無しさん:2011/05/13(金) 20:29:29.67 0
分析哲学で必須科目なのは言語哲学くらいじゃないの。
あとは興味に任せて選択で学べばいい。
265考える名無しさん:2011/05/13(金) 20:32:27.12 0
>>263
役にたてるつもりで哲学やるひとはいないでしょ。頭の訓練なら数学とか論理学とか物理とか法学とかでもよさそうだし。
ていうか、古代〜近世以来つづいている認識論の問題について考えるのなら
現代的な視点として把握しとくべきかなって。
まあ解明はまったくできてないだろうし終わりのない論争になってるんだろうけど。
266考える名無しさん:2011/05/13(金) 20:36:49.67 0
分析哲学の諸領域についてだれかまとめてくれないかな
初期の形式論理出発から、今はどうなってるの?
倫理とかは?言語については?社会科学の領域については?
認識論の扱いは?
267考える名無しさん:2011/05/13(金) 20:47:12.65 0
分析哲学系で本当に入門書というなら
『哲学の最前線』冨田泰彦 著 講談社現代新書
なんかいいんじゃないかな

>>266
膨大だし簡易図を書いたところでみんなケチつけるだろ
268考える名無しさん:2011/05/13(金) 21:15:43.75 0
>>265
哲学が役に立たないって事は無いと思うけどね
なんというかクリエイティブな事をする立場の人は何かしら哲学があるはず
まあ広義の意味で思考法としての哲学だけど、〜〜の経営哲学とか
そういうものを専門に本にしたのが哲学者だと思うんで
実際、科学の方法確立は哲学者のやったことだし
カントがトルストイ、ドストエフスキーに影響を与えたのは事実
とはいえいわゆる教育とか手に職をつけるっていう事に関しては意味ないんだよね
哲学を学ぶのではなく哲学することを学ぶのだという
でもなにかの勘所みたいな、そういう感覚のものは言葉にしてもしょうがない
という意味では哲学なんかいらないといえばいらない
269考える名無しさん:2011/05/13(金) 22:57:53.14 0
「哲学なんていらない」というのも一つの哲学だよ
270まんこ:2011/05/13(金) 23:00:29.29 0
パイドロス
271考える名無しさん:2011/05/14(土) 00:54:12.65 0
役に立つの定義によるな
自然科学だって、相対論も宇宙論も進化論も将来的にも役に立ちそうにない。
分子生物学も量子化学も将来的に言っても正直言って役にたつ領域はごく限られてる。
そういう意味では、こころの哲学だけが役立たずとはいえないんじゃないか?ということ。
でも、はっきりと明確になにかの知識を得る=役に立つという意味では、基礎科学は役に立つが心の哲学は役に立たんというのならわかるな。
それは哲学一般にいえるだろうけど。
>>268
世間一般で言う「〜哲学」っていうのと、
西洋の形而上学の伝統や科学哲学や分析哲学ってのは「記号(標識)」
が「哲学」として同じだけで、意味あいはまったくちがうので混同してはいかんでしょ。
広義・狭義のちがい以前だと思う。
世間のは実際には職人・プロの勘どころとか秘訣っていえばいいようなもんでしょ。
哲学書(哲学者)もおれたちもそんなことを問題の中心にはしてない。
272考える名無しさん:2011/05/14(土) 12:38:48.92 0
まあ俺は思考の思考による体系化みたいなのは全部哲学と言っていいと
おもうけどね、まあプラトンがそんな感じだからいいでしょ
哲学ってのはただ思考に過ぎないのだが歳月を経て論議を重ね
自然と学問然としてくる、そういうもんだと思うけど、それが人間のイデアなんでしょう
まあ哲学の問題というのは実際の行為と結びついてないことだろうね
273catt ◆.catt24qAw :2011/05/14(土) 16:29:04.96 0
哲学って、自分だけで勉強できない学。独学だと限界が早い。
274考える名無しさん:2011/05/14(土) 17:55:26.00 0
ですから、願わくば2chで哲学の進展がみられんことを!
275考える名無しさん:2011/05/14(土) 18:07:45.68 0
AA嵐が主勢力なんだからもうダメでしょココ
276考える名無しさん:2011/05/15(日) 03:14:41.38 0
>>273
ホッファーって知ってる?
277catt ◆.catt24qAw :2011/05/15(日) 03:28:49.24 0
>>276
知らんけど何か発明したの?
278考える名無しさん:2011/05/15(日) 12:23:00.87 0
>>276
アメリカの社会批評家、エッセイスト。
だから独学だと評論家止まり
と言いたいんだろう。
279catt ◆.catt24qAw :2011/05/15(日) 15:42:45.06 0
>>278
というより、哲学の文章の背後にある文脈を読み下すのは独学だと
手に余りすぎるという意味。たとえば邦訳された哲学書ですら書かれている
内容の日本語を「読める」だけでは哲学を「読めている」ことにはならない。
それは引き継がれてきた哲学研究者の知の元で学ぶことで近づきやすくなる。

別に絶対に哲学専攻で院を出なきゃならないとは思わないけど、哲学を
ある程度まで理解した人に導いてもらいながらじゃないと、あるところから先に進めない。
テキストだけの学だからねえ。
280考える名無しさん:2011/05/18(水) 00:24:24.75 0
>>279
まあ定評のある解説書から入るのがいいよな。哲学は秘教のようなとこがあるし、
さまざまな読み方もありうるし。その読み方自体にも歴史的積み重ねがある。
それは日本語ではなく原語で読む場合も同じ。
分析哲学も事情は変わらん。
281考える名無しさん:2011/05/18(水) 01:04:09.04 0
勉強するなら、哲学思想より自然科学とか経済学とか歴史とか語学とか数学とか、あとは実学なんかをメインに
勉強していったほうがいい。
哲学は補足・気分転換のつもりでサブとして良い解説書+原典をやって、
自然科学や社会科学などの根本的視点のたすけにすこしでもなればおんの字。
そうではなくて、哲学思想ばっかだとすると死ねる。時間・労力・年齢だけを食い、後にはなんも残らん。
雲を噛む抽象論の果てにはなにもない。外で遊んだり楽しんだり稼いだりしてるほうがまだまし。
282考える名無しさん:2011/05/18(水) 01:13:09.54 0
というか、問題意識を持たない人が哲学書開いて、そこで初めて問題を知るのがどうかと。
当の問題自体についての十分な解説なんて書いてないのに、
必要以上に難しい難しいと唸って、一所懸命読解しようとしてるのは、たぶん正しいあり方ではない。
283考える名無しさん:2011/05/18(水) 01:58:52.23 0
それをいえば、
西洋哲学における問題意識なんてどれも現代日本人がもってるわけない。
キリスト教ともその神学とも関係ない。
プラトンからはじまる形而上学とも無縁。

科学哲学や言語哲学、論理学、認知科学(あるいは思考の心理学)、
宗教や西洋伝統とは無縁な一般的な政治哲学・倫理学くらいじゃないか?
関係あるのは
284考える名無しさん:2011/05/18(水) 02:12:05.24 0
>>283
いや、日本の古来の宗教家と西洋の古来の哲学者のうちに重なる「問いかけ」
があるように、地域性を越えた問題意識はあるよ。
たとえばオントロジー。
285考える名無しさん:2011/05/18(水) 03:11:49.28 0
ていうかどの学問でも多分哲学はあるからね。
政治学にしろ法学にしろ経済学にしろ。
まあそっから派生したものになっちゃうけど。
286考える名無しさん:2011/05/18(水) 05:54:46.85 0
能書きはいいから書名書けよw
287考える名無しさん:2011/05/18(水) 05:56:07.21 0
>>286
おまいの程度に合わせてやるから、今まで何読んだか書いてみ。
288考える名無しさん:2011/05/18(水) 06:26:10.67 0
>>287
Hacking,Ian “Representing and Intervening: Introductory Topics in the Philosophy of Natural Science”
289考える名無しさん:2011/05/18(水) 06:32:12.10 0
>>288
科哲か。なら現象学関係のもの読んでみな。
とりあえずIdeenは押さえたほうがいいな。
290考える名無しさん:2011/05/18(水) 14:04:39.98 0
>>285 政治学にしろ法学にしろ経済学にしろ

そりゃ文系の学問は物理学見たいなれっきとした科学とはなりきれない部分が多く残ってるからじゃん。
そしてこれらの学問も西洋の伝統的思想の延長にある。日本を対象とするには他の論理も必要だね。
一方自然科学や工学ってのはもはや西洋特有というより近現代特有だね。
まず科学をメインにしっかり学ぶ、分析哲学、倫理学、現象学、カントなどはその補足としてでいいんじゃないだろうか。
哲学やってるつもりで科学やその他の活動はあやふやってのは本末転倒。
>>284
存在論?ハイデガーが最後で、基本的にそういう問いかけは学的な問題設定としてはもう古臭いし不毛なんじゃないかな。
なので、学問として選ぶというより個人的な瞑想の一環としてついでにやっとく程度でいいんじゃないか(やらなくてもいいし自由)って思った。
一方で物理学や生物学や政治経済や歴史や経営学や技術論のほうが現代人の教養としてはかなり重要じゃないか?こっちが抜けてる方が問題。
そればっかり何年もやってもなんにも得られないし進展もなさそうだ。哲学以外のほかの勉強なり活動なりが先。
たしかにハイデッガーは日本の道元の正法眼蔵に強く感銘をうけていたようだが・・。
291考える名無しさん:2011/05/18(水) 14:09:44.52 0
>>290
諸学各分野に突き進むだけだと近視眼的になるよ。その最たる結果が原発事故やオウムだと思ってる。
どんな学問でも、最後はひらめきや整合が問題になるのであって、そこにはアリストテレス時代と
何にも変わらない人間の存在の限界というのがある。

存在論はべつにハイデガーで終わってないw
292考える名無しさん:2011/05/18(水) 14:23:10.60 0
>>290
浅薄な知識しかないいい見本ですね、あなたはwwwwプゲラッチョ
293考える名無しさん:2011/05/18(水) 14:30:38.30 0
525 考える名無しさん [sage]  2011/05/18(水) 14:24:47.74 0
どう不適当かは指摘できないのなw


おまえ、こんな虚勢張ってばかりだな…
294考える名無しさん:2011/05/18(水) 14:36:09.96 0
>>290
哲学をやらない言い訳をいくら考えたところで、それは哲学にならないし、哲学から一番遠いところに
あるともいえる。

つーか、そもそも哲学をしないことに言い訳はいらないからね。
295考える名無しさん:2011/05/18(水) 14:41:24.10 0
>>290は中身のない空論に陥らないよう、哲学やる前に諸学問で地を固めるのがよい
と言っているのでは?
実際、哲学で身につけた理論武装で見当違いの批判している理数系アレルギーの人を
ここではよく見かける
296考える名無しさん:2011/05/18(水) 14:44:06.30 0
>>292

520 考える名無しさん [sage] 2011/05/18(水) 11:53:47.32 0
現在、過去、未来は指標語
同じ語でも異なる時刻に対応しうる
現在、過去、未来は実在ではない

521 考える名無しさん [sage] 2011/05/18(水) 11:54:57.50 0
では、過去と未来が同時に現在であり得ることを証明してくださいw

522 考える名無しさん [sage] 2011/05/18(水) 11:59:06.24 0
ありうると思うあなたが証明すればいいことでは?
297考える名無しさん:2011/05/18(水) 15:55:31.38 0
他の学問についての(啓蒙書レベルでない)知識なしに出来る哲学には何がありますか?
298考える名無しさん:2011/05/18(水) 16:10:25.42 0
>>297
歎異抄とかどうかな
299290:2011/05/18(水) 18:08:17.61 0
>>295氏のいうとおりで合っている。
>>290をよく読んでもらえれば、哲学をやらなくていいとか、
諸学問につきすすむだけでいいとは言ってないとわかるはず。
哲学・思想は「反省」なんだよ。とくに学にたいする。
その「反省」の材料自体の素養が乏しければ現代的には無意味だといったまで。
そして反省の理論はどのようにも組めるし、どれも無限に批判も可能な代物。
現実の描写ではなく、その反省思考の殴り書きなのだと思う。
それはそれでやっといて意義はある。
だがその前にまず科学であり実学であり生活の充実だろう。

>>原発事故やオウム
素直に考えれば、形而上学的な伝統的西洋哲学をやったかやってないかではないと思う。
現代的な倫理学や政治という文脈でならわからんでもないが、哲学教育を教養として受けている西洋人エリートたちでも問題は起こしてきている。
ハイデガーがナチにはまるような危険も哲学は含んでいる。
戦後これらの乗り越えを考えきたフランクフルト学派ってのも現状はどうだろうか。
300考える名無しさん:2011/05/18(水) 18:14:10.36 0
何を対象として述べているのか?
それは君にとっての現実を対象としているのか?
ヒューム、カント、フッサール、ウィトゲンシュタインとかなら言ってることの方向性は理解できる。
ヘーゲル、ハイデガーは形而上にいきすぎの気もする。
301考える名無しさん:2011/05/18(水) 18:24:22.73 0
存在論的思考様式がしっくりいくっていう現代人は
大陸系、英米系、東洋人にかかわらずごく少数ではないだろうか。むしろおかしく奇妙に感じる。
構造主義や分析哲学、心理主義などにはそうは感じない。
現代哲学でもそれを反映している。一
存在論のあがきってのは神教的育ちの名残以外のものではないんじゃなかろうか。
302考える名無しさん:2011/05/18(水) 18:39:24.40 0
>>301
そのレスだとまだ解像度が低い気がするなあ。
>構造主義や分析哲学、心理主義などにはそうは感じない。
これはあんまりだと思うがw
303考える名無しさん:2011/05/18(水) 18:46:59.53 0
>>302
仮想的な「実体」へ向かう思考ではなく、
「関係」を把握する思考。
304考える名無しさん:2011/05/18(水) 18:51:32.15 0
関係についてしかはっきりしたことは言えないはず。
世界そのものについてではなく、beやseinといった動詞についての考察ってことなら
わからんでもない。
305考える名無しさん:2011/05/18(水) 19:05:04.95 0
人間 言語、心理(精神機能)、生命原理、それらの正しい把握
世界 性質と関係の正しい把握
306考える名無しさん:2011/05/18(水) 19:31:38.25 0
>>304
でも、「世界」って到達したいよねえ・・
307考える名無しさん:2011/05/18(水) 20:36:08.14 0
驚くべき真理を発見した
哲学が意味ないどころか哲学が人生を規定してしまう
確かに哲学にうつつを抜かして人生失ってしまう人もいるだろうが
そういう人は哲学が極めれなかったから人生も極められなかっただけだ
世の多くの人は哲学などまったくの素人、結局そういう人は何か意味わからん
人生を送る、それは哲学が意味わからん哲学だからだ

なぜそういう事になるのかというと
結局どういうわけかしらんが人間というのは内面の奥底で
全てをしってるらしいからだ
308考える名無しさん:2011/05/18(水) 20:46:43.60 O
シルバーバーチ
309考える名無しさん:2011/05/18(水) 22:35:36.23 0
哲学の本に書いてあることは大抵間違ってる 
新しい哲学、思想が生まれてとすれば
それは古い哲学や思想を大抵否定してるからね
310考える名無しさん:2011/05/18(水) 23:06:59.31 0
>>309
そしてどの新しい哲学も当然批判され否定され続ける運命にある
>>307
過去の有名な哲学者でも哲学を究めたやつなどいない 当たり前
(妄想、錯覚に生きるなら別だが)
そもそも人生を究めることと哲学の堂々巡りをやることとは別
職業的にプロかアマかも哲学そのものに関してはほんとは関係ない
文献学は別として、本来大学でやるべきものでもない
311考える名無しさん:2011/05/18(水) 23:11:44.28 0
ファウスト博士が冒頭で言ってるのと事情は変わらんよ
人生を充実させることとは別
フーコー アルチュセール ニーチェ キルケゴール ドゥルーズ
このあたりの人生どうなんよ?
312考える名無しさん:2011/05/19(木) 00:33:17.86 O
>>309
ある本を誰かが書いて、それを否定する本を誰かが書いて、結局どっちも間違ってるって言いたいの?
313考える名無しさん:2011/05/19(木) 00:44:47.86 0
>>312
それを否定する本もまた否定されるからな
そしてその否定もかなりの水準であり妥当性もある
そしてその否定のさらなる否定
314考える名無しさん:2011/05/19(木) 19:57:52.55 0
哲学の本ってどこに売ってんの?
地元の図書館にも置いてないし、一番大きな書店にもない

どうなってんだ俺の地元
315考える名無しさん:2011/05/19(木) 20:03:19.35 0
哲学読んじゃいけない地域なんだよ
316考える名無しさん:2011/05/19(木) 20:08:05.86 0
そうだったのか、不思議な地域もあるもんだ
317考える名無しさん:2011/05/19(木) 20:09:44.61 0
>>314
オンラインショッピングって知ってる?
318考える名無しさん:2011/05/19(木) 23:02:06.23 0
>>314
ん?おれの住んでる町も小さいから岩波文庫以外にろくな本はないよ。
だから電車で政令市の街の書店にいったり、注文して届くの待ったりして読んでるよ。
図書館のほうは哲学辞書はあるけど、蔵書はしょぼいんで大学図書館かやはり政令市図書館。
319考える名無しさん:2011/05/20(金) 03:59:43.45 0
パチンコ業界の集団ストーカー
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/pachi/1275726604/

集団ストーカー 対策編
http://www.youtube.com/watch?v=r0yEg4B0Ddc
320 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 【東電 79.2 %】 :2011/05/22(日) 05:29:19.85 P
誰かマクタガートの時間の非実在性を簡単に説明してくれませんか?
321考える名無しさん:2011/05/22(日) 05:34:15.69 0
322 忍法帖【Lv=38,xxxPT】 !:2011/05/22(日) 20:50:24.76 P
うわ。あるところにはあるんですね。じかんのあるときかくにんしてみます。
有難うです。
323考える名無しさん:2011/05/22(日) 21:08:32.10 0
朝5時台に5分後にレスwww
324考える名無しさん:2011/05/22(日) 21:13:07.72 0
>>323
即レスがおれの生き方。
325考える名無しさん:2011/05/22(日) 22:28:42.71 0
自演まるだしワロタw
326考える名無しさん:2011/05/22(日) 22:32:02.26 0
自演とかしか書けないやつは以後レス禁止
327考える名無しさん:2011/05/22(日) 22:43:10.78 0
本人くさいな
328考える名無しさん:2011/05/22(日) 22:47:48.85 0
形而上学についての本おすすめおしえてください
329考える名無しさん:2011/05/23(月) 17:17:19.40 0
>>328
アリストテレス「形而上学」を読んでからカント「道徳形而上学原論」
330考える名無しさん:2011/05/24(火) 00:36:21.30 O
アウグスチヌス『告白』を読んでます。読めそうです。
他に、『告白』と同じ程度かそれより読みやすいものを教えていただければと思います
フランス文学卒なので、出来ればフランスの思想家でお願いします
331考える名無しさん:2011/05/24(火) 00:40:21.80 0
>>330
アウグスチヌスの他の著作はどうかな?
332考える名無しさん:2011/05/24(火) 00:49:24.63 0
>>330
アンリ・ベルクソン「思想と動くもの」
333考える名無しさん:2011/05/24(火) 01:06:27.68 O
>>331
宗教思想に興味があるのですが『神の国』は長そうで、きっと挫折すると思うのです。退屈ってききますがどうなのでしょう

>>332
ありがとうございます
明日明後日と休みなので、図書館を探してみます。
334考える名無しさん:2011/05/24(火) 01:20:39.23 0
ソシュールとフッサールから出発してデリダまで行きたいんだけどなんかオススメない?
やっぱ原著読んでいくべき?
335考える名無しさん:2011/05/24(火) 02:23:01.23 0
>>334
ソシュールとフッサールだけでもけっこう大変だから楽しめる。
336考える名無しさん:2011/05/24(火) 07:34:30.50 0
デリダなんかいかないほうがいよ
337考える名無しさん:2011/05/24(火) 15:21:53.87 0
>>334
いきなりデリダ『グラマトロジー』と『声の現象』にアタックすべし。
そしてデリダが引用している箇所の原典にあたり、
デリダとともにソシュールとフッサールを読めばいい。
これを丁寧に地道にやれば全部読めるようになる。これマジ。
338考える名無しさん:2011/05/24(火) 15:34:53.15 0
相対主義者が大嫌いです。人間の本性を分かってないと思います
人間には相対的に還元できない部分が必ずありますね、「ひとそれぞれ」なんて結論みたいに説得する人間が嫌いです
そんなぼくにぴったりの哲学書を教えてください
339考える名無しさん:2011/05/24(火) 15:46:27.41 0
相対主義の極北って本があったような。
340考える名無しさん:2011/05/24(火) 16:30:00.34 0
>>336
おれもそう思う。
341考える名無しさん:2011/05/24(火) 20:05:33.56 0
入不二基義『相対主義の極北』。これ素晴らしい。
342考える名無しさん:2011/05/24(火) 20:22:23.06 0
>>341
いい本です
343考える名無しさん:2011/05/24(火) 20:45:39.90 0
>>341
ぴんから兄弟に似てる人だよね。
344考える名無しさん:2011/05/24(火) 20:56:23.37 0
『世界制作の方法』ネルソン・グッドマン著
これもいいんじゃないかな
345考える名無しさん:2011/05/24(火) 22:03:01.28 0
相対主義についてなら入不二なんかよりデイビドソン、パットナム読んだほうがいいよ
346考える名無しさん:2011/05/24(火) 22:09:35.50 0
カントとヘーゲル読むまでは、「哲学の初学者」とは呼ばないだろ。
347考える名無しさん:2011/05/25(水) 00:37:59.51 0
分析哲学含め、どの系統であれ、
カントは批判的に読んでおく価値があるけど、
ヘーゲルは基本でもなんでもないよ。読んでも読まなくても自由。あれはロマン主義時代の退行。文学だな。
348考える名無しさん:2011/05/25(水) 00:42:23.18 0
>>338
なんで相対主義をあえて強調してきているかはわかってるだろ?
自己のアイデンティティを絶対化したい欲求からくる嫌悪か?

要は上手なバランスじゃないか?
349考える名無しさん:2011/05/25(水) 00:50:52.10 0
「極北」なんて表現は相対主義の対極にあるんじゃないの?
なんで北なんだよw
東、西、南を無視して北を絶対化するってことだろ。
350考える名無しさん:2011/05/25(水) 00:52:14.62 0
無意味な言葉遊び
351考える名無しさん:2011/05/25(水) 01:10:40.45 0
哲学研究者が「極北」とか無意味な言葉遊びをしてると、
哲学そのものが無意味になる。無意味な音符を書いてると、
無意味な音楽しか生まれないのと同じだ。
352考える名無しさん:2011/05/25(水) 06:05:58.29 0
【レス抽出】
対象スレ:初心者が読むべき哲学の本 PART3
キーワード:論語
検索方法:正規表現



抽出レス数:0

日本の哲学的思考(かどうかはあやしいが)の基礎となった
論語がここまで出てないとは・・・・論外だろ・・・
353考える名無しさん:2011/05/25(水) 11:53:01.97 0
西洋哲学に興味がある人の方が多いからそれは仕方ないね
354考える名無しさん:2011/05/25(水) 14:40:06.12 0
明治から高度成長期までみたいに
もうむやみやたらに西洋にかぶれるような時代でもないから、
東洋思想ももっと見直していくべき。
よくもわるくもね。
だいたい、当の西洋人たち自身が伝統的な西洋哲学やかつての西欧中華思想の批判を
大々的にやってる状態だし
355考える名無しさん:2011/05/25(水) 15:28:58.36 0
方丈記とかの読んで見ると色々面白い。
大地震の話なんか見ても、時代は変わっても
人間はそんなに変わって無いんだな考えさせられたわ。
古典って聞くと古臭いとか 学校で習った活用云々とかで
いいイメージ無いかもしれないけど、西洋とかじゃなくて、
日本で日本人が書いたものだから読んでみると気づくことが多い。
パッと見読めなくても、声に出して読めば十分理解できるし、変に
原本無理して読むより手っ取り早くて確実だと思うね。
356考える名無しさん:2011/05/25(水) 17:07:10.89 0
>>352
論語はいらんだろ。
読むなら道元。
357考える名無しさん:2011/05/25(水) 17:46:52.36 0
論語は、解説書もたくさんあって
原文のままでもある程度理解できて
まさに初心者向きだと思うのだが。
358考える名無しさん:2011/05/25(水) 18:11:50.55 0
学問のすゝめでも原文で読むのつらいというのに
359考える名無しさん:2011/05/25(水) 18:13:53.60 0
カタカナは現代人にはかなり読みづらいよな
そういう時は>>355じゃないが声に出して見ると
いいよ 内容の話をしてるなら別だが
360考える名無しさん:2011/05/25(水) 20:42:37.44 0
パスカルの『パンセ』がいい
361考える名無しさん:2011/05/25(水) 20:56:22.20 0
一部西洋人が憧れるほど東洋文化がたいしたものだとは思わないけど
論語は確かに意味深いね、明らかに日本文化へ与えた影響は凄まじい
戦前までは当たり前に伝統だったんだろうけど
戦後の改革で論語は外されちゃったみたいだね
論語を知る事で分からなかった日本文化のルーツが分かる
362catt ◆.catt24qAw :2011/05/25(水) 20:56:25.00 0
「自分が読んだ思い出の一冊」スレのようだ。
363考える名無しさん:2011/05/25(水) 21:03:40.63 0
古典て読んでみると意外につまらないことが多いな。
つまらないというより軽薄というか。
間接的知識で期待しすぎてしまいのかな。
364考える名無しさん:2011/05/25(水) 21:23:04.76 0
>>360
パンセは面白かった
でもあれ中途半端に読みやすいから、理解した気になるといけないと思う
365考える名無しさん:2011/05/25(水) 23:10:09.72 0

パスカル研究には他にどんな本を読むべきでしょう
366考える名無しさん:2011/05/25(水) 23:28:56.33 O
尻はなぜ二つに割れているのか
何故、男の尻に男は欲情するのか
367考える名無しさん:2011/05/26(木) 00:39:52.59 0
ぷっぷ〜
368考える名無しさん:2011/05/26(木) 02:02:56.70 0
世紀末リーダーたけしは哲学にもってこいだよ
特にゆとり世代を忠実に表してるね
369考える名無しさん:2011/05/26(木) 02:29:22.20 0
いままさに放射能安全神話が築かれつつある

原発安全神話が崩れ去った今
放射能安全神話が築かれつつある


370考える名無しさん:2011/05/26(木) 02:41:44.86 0
371考える名無しさん:2011/05/26(木) 02:47:07.70 0
放射線とは? 専門家が高校で特別授業
http://www.youtube.com/watch?v=S9JpTKsf2hU


御用学者が高校で洗脳活動中全国展開中
372考える名無しさん:2011/05/26(木) 06:18:49.62 O
レスがきたと思ったらつまらない話
あのさ、別のとこでやってよ!!
373考える名無しさん:2011/05/26(木) 12:01:44.35 0
>>361
だからオリエンタリズムなんじゃないの。
西洋の頭の中の東洋、みたいな。
374考える名無しさん:2011/05/26(木) 18:12:57.38 0
おれたちも東洋古典や古い文化をみるときは
もはや遠い懐かしさを含んだオリエンタリズムな視点になっちゃってる
375考える名無しさん:2011/05/26(木) 18:21:17.91 0
サイードの本読んでるけど、ただの政治屋だな。
どんだけ知的な人間でも、当事者の言ってることは話半分で聞かなきゃダメなんだな。
376考える名無しさん:2011/05/26(木) 23:00:44.63 0
ガキのころ、ませた俺は「自由からの逃走」を読んでいた。
377 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/05/26(木) 23:46:06.27 0
哲学を忘却してスピリチュアリズムを信仰するよねー!?♪。
幸福の科学は死後の世界は実在ですよねー!?♪。
378考える名無しさん:2011/05/27(金) 15:18:34.56 0
>>377
分析哲学の偏狭さはまさにそれが狙い。まともな人間なら、すぐに
その議論の不毛さに耐えられなくなる。そこで回収する機構として
用意されているのが擬似哲学のスピリチュアル系。一見対立して
いるように見えて、この2つでうまく操作可能なシステムを構成している。
379考える名無しさん:2011/05/27(金) 17:21:52.33 0
そういえば韓国からの攻撃で全スレ落ちてから、まだ、論語スレ建ってないのね
380考える名無しさん:2011/05/28(土) 18:32:52.49 0
阪大理系なんだけどどれくらいまでこの系の本読んどけば周りのやつに勝てますか。
381考える名無しさん:2011/05/28(土) 18:47:18.83 0
>>380
こんなことを書くということは、
自分に勝てていないから、
どれだけ読んでも無理だと思います。
382考える名無しさん:2011/05/28(土) 19:05:34.09 0
>>380
意味不明だな。ネタ?
哲学なんてやっても、理系の世界では勝てないよ。
まあ分析哲学とか科学哲学とか論理学とかを趣味としてやっとけば。
理系は教養のない人が多いから。
383考える名無しさん:2011/05/28(土) 19:08:41.76 0
ここ20年ぐらい2ちゃんねると同じ洗脳心理工作を大学の
教育現場で徹底して実践してきた結果が今の状況になっている。
支配関係ってのは、圧倒的な優位に立ったと思ったその
瞬間に形骸化する。従う側の自主性が消えてしまうからね。
384考える名無しさん:2011/05/28(土) 19:26:01.23 0
阪大スレでここを紹介されたのでやってきました。
理系だけど本読んでるとときどき哲学者の名前とかでてくるが
そいつらの本読んだこと無いから悲しい気分になります。
それを解消したかったから質問しました。
385考える名無しさん:2011/05/28(土) 20:11:16.02 0
>>384
どんな哲学者かいってみよ。
それから分野。
大学名挙げてるから(ていうか議論においては挙げる意味はないと思うが)、
特定いやならぼんやり広くだけでもよい。
386考える名無しさん:2011/05/28(土) 20:12:51.51 0
>>385
それから君の専門分野ね。
387考える名無しさん:2011/05/29(日) 00:47:11.48 0
専門は医療関係です。
精神医学や心理系の授業関連本読んでると色んな哲学者出てくる。
かといって俺の専門は精神医学とかでもない。
そういうやろうにお勧めの哲学者や本あったら教えてください。
388 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/05/29(日) 00:50:15.58 0
哲学の深淵の聖書ですよねー!?♪。
389考える名無しさん:2011/05/29(日) 00:50:25.66 0
筑駒文T「ふらくたる」
390catt ◆.catt24qAw :2011/05/29(日) 02:39:21.62 0
>>387
医療関係ならたぶん現象学の方々だろうと思われますので
フッサールのイデーンから読み始めるのが良いかと。
フッサール関系だと浜渦辰二さんがサイトで論文公開されてて読みやすいです。
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~cpshama/gyouseki/gyou-ha4.html
391考える名無しさん:2011/05/29(日) 04:10:47.10 0
>>387
『言葉と無意識』丸山圭三郎 講談社現代新書
なんかは多分あなたの専門にも通じる良書でしょう。
フッサールの『イデーン』は取っ付きにく過ぎるでしょうね。
392考える名無しさん:2011/05/29(日) 10:29:02.26 0
医療の方ならメルロポンティ
読んで損はなし!
393考える名無しさん:2011/05/29(日) 10:41:16.04 0
メルロ=ポンティはさすがに古い。

現象学はレヴィナスのほうがトレンド。
394考える名無しさん:2011/05/29(日) 10:41:23.36 0
>>387
精神医学なら分析哲学とか論理学とかというより現象学だろうな。
理系というから物理学か物理工学か化学か応用数学、あるいは生物物理あたりかと思ったけど。
395考える名無しさん:2011/05/29(日) 10:46:09.82 0
>>393
いや、医療関係ならメルロ=ポンティでよいと思う。
フッサールからということになるが、それならデカルトからやる必要が出てくるし、
ヤスパースも古いけど読んでおいていいのでは。彼自身精神医学から来た哲学者だし。

レヴィナスの問題意識はまたちがうとこにあると思う。
396考える名無しさん:2011/05/29(日) 10:56:06.40 0
>>395
阪大の村上靖彦みたいに、精神医学への哲学的アプローチを
レヴィナスから展開している人も最近はいるので、将来性としては
レヴィナスのほうが有望だと思う。

メルロ=ポンティは全般的に古くなっている。
みんな同じような問題しかやっておらずそこでぐるぐるまわっている印象。
397考える名無しさん:2011/05/29(日) 11:39:28.16 0
哲学については初心者な医療関係の人が読むのならメルロ=ポンティでいいんじゃないかな
将来性云々は哲学プロパーかそれに準ずる者の問題でしょ
398考える名無しさん:2011/05/29(日) 11:46:04.93 0
現象学なんてオワコンを勧めるという愚行
てか哲板で聞いた>>387が馬鹿だったのか…
399考える名無しさん:2011/05/29(日) 11:52:04.12 0
メルロ=ポンティが古いかどうかはともかく、基本的な問題をおさえたり発想の仕方を体得するなら有益だと思うが・・・
レヴィナスはあとで問題意識を持ってから読めばいい
400考える名無しさん:2011/05/29(日) 13:11:30.98 0
『エクリ』ジャック・ラカン著 だな。
401catt ◆.catt24qAw :2011/05/29(日) 15:39:19.91 0
>>396
メルロ=ポンティは古くないですよ。
ただ引用が天才過ぎるので、それを読みこなすには結局フッサールまで
戻る必要があるし、そうすると三批判書まで遡る必要が出てくる。
面倒なので「古い」で無視したい気は分かるがw
402考える名無しさん:2011/05/29(日) 18:34:35.15 0
>>401
でもフッサールは初心者には面白くないでしょ
読み終えるのには忍耐が必要
でも初心者にはメルロ=ポンティでも読めるでしょうね
それに別に古くはないと思うけれども
403考える名無しさん:2011/05/29(日) 19:08:10.54 0
若い人なら「自由からの逃走」を読んでほしい。
404catt ◆.catt24qAw :2011/05/29(日) 19:09:58.54 0
メルロ=ポンティ読むならナンシーも併読するのが吉。
405考える名無しさん:2011/05/29(日) 19:25:35.42 0
メルロ=ポンティ読むならそれこそ上のレスにも出ている丸山圭三郎でしょう
日本人だから分かりやすいし日本のソシュール研究の権威
初心者ならそこから分岐していった方が楽しめることは楽しめる
ジャン=リュック・ナンシーはちょっと違うんじゃないかなあ?
406考える名無しさん:2011/05/29(日) 20:02:18.44 O
哲学に初心者も上級者もないんじゃない?
下手に先入観入ると 自分の哲学が人の哲学の延長でしかなくて、面白みもないし
みんなもっと自由に自分の言葉で哲学するべきだとおもう

407考える名無しさん:2011/05/29(日) 20:11:26.50 0
哲学に初心者と上級者の違いはなくても、哲学書にはある
408考える名無しさん:2011/05/29(日) 20:16:50.96 0
>>406
なにだって初心者と上級者はあるよ
哲学もしかり
どうしても何人かの哲学者の言説を知らなければ読みこなせない哲学書は実際にあるし
それにここのスレタイを読みたまえw
409考える名無しさん:2011/05/29(日) 20:18:19.97 0
その通り、哲学は学問であって、学問でないから
上級も下級もない
自分の興味に赴くままに行動し、その地平から物を見ることができた
人のみが高級である
410考える名無しさん:2011/05/29(日) 20:19:19.15 0
>>409それって何にも言ってねー
411考える名無しさん:2011/05/29(日) 20:26:55.71 O
哲学なんてなんか言ってるようでいつも何も言ってないじゃん 笑

つかここにこーいったレスすることすら哲学なわけだし
自由に言葉で遊びたいのに昔の人の言葉にとらわれたくない
412catt ◆.catt24qAw :2011/05/29(日) 20:28:40.58 0
哲学に「オリジナルなことば」なんてあり得ないのですよ。
413考える名無しさん:2011/05/29(日) 20:35:05.68 O
あるよ いっぱい溢れてるよ
414考える名無しさん:2011/05/29(日) 20:40:54.74 0
造語なんかいっぱいあるんだけれど
でも広義でいえば哲学に限らず完全に「オリジナルなことば」なんてあるわけがない
まあ当たり前のことだがなw
415考える名無しさん:2011/05/29(日) 20:41:51.25 0
>>412

哲学に限らず、人間の思考にオリジナルはまずない。
大抵が、先人の言葉の受け売りだ
では、その先人は誰から言葉を受け取ったのだろう
それはその先人だ
そして過去を遡っていくと、原始人になるわけだ
416catt ◆.catt24qAw :2011/05/29(日) 20:48:44.14 0
>>415
ことばには「はじまり」はありません。
その前に必ず「意味」があり、それが都度ことばというボディを纏うだけです。
意味について問い続けるのが哲学の仕事の一つであると考えれば
そこにオリジナリティなんてもんはあるはずが無いのですよ。
417考える名無しさん:2011/05/29(日) 20:55:54.47 0
>>416
>その前に必ず「意味」があり、

ソシュールの考え方なら「言葉(シーニュ)」の「意味(シニフィエ)」と「音の側面(シニフィアン)」は
共起的で「意味」と「音の側面」はそれぞれ単独であるわけではないということだが
418考える名無しさん:2011/05/29(日) 20:57:15.64 O
>>416
あなたが思う哲学ってなんですか?
419考える名無しさん:2011/05/29(日) 21:25:42.84 0
記号論的には意味するものと意味されるものがある。
記号論を一言で言えば、「人間が介在した意味するものとされるものとの
関連づけ」だ。自然科学的に関連づけられるのは記号ではない
あくまで人間が恣意的に関連づけたものが記号だ
420考える名無しさん:2011/05/29(日) 21:30:21.91 0
>>417
フランス現代思想って、フランス語に相当依存してるよね。だから好かんわ。
421catt ◆.catt24qAw :2011/05/29(日) 21:43:06.48 0
>>418
さあ。まだ分からないですねえ。
422考える名無しさん:2011/05/29(日) 22:28:44.63 0
まあ結局、好みでいいってことだ。どれも所詮思想だ。
理系ならやはり分析哲学や論理学になじめるだろう。
弁証法には失笑してしまうだろう。
現象学には方向性にシンパシーを感じる半面、展開の煮え切れなさに苛立ちをかくせなくなるだろう。
423考える名無しさん:2011/05/29(日) 23:39:43.47 O
ここにいらっしゃる哲学の本を紹介してくださる方は一般企業の社会人の方もおられるんですか?
大学院や大学教員ですか?
社会人の方はいつお読みになっているんですか?
みなさんすごいですよね。私なんてアウグスチヌス「告白」だけで大変でしたから…ちなみに私は事務員です
424考える名無しさん:2011/05/29(日) 23:55:08.17 0
医療、哲学、フランス思想などのキーワードで、カンギレムの名前が出てこないのは何故?
425考える名無しさん:2011/05/30(月) 00:32:21.13 0
>>423
専門が哲学文献学ではない(なかった)学部生や院生、社会人、もここには多いと思う。

哲学は、かけた時間や労力にたいする見返り(金銭的な、ではなく、知的な)
が少ないと思う今日この頃。とくにある程度、見通しが立ってくるとその不毛さにやりきれなくなる。

一日1時間半を一日おきくらいにしか哲学書は読まないことにしている。読むにしても、もはや分析哲学やギリシア古典中心。
ひねりだした勉強時間の多くは、他の必要な勉強や語学・数学にあてている。
426まんこ:2011/05/30(月) 01:00:14.81 0
来年、ギリシア語かラテン語のどっちをとるか迷ってるお
ギリシア語だったらプラトン、アリストファネス読みたい
ラテン語だったらアウグスティヌスの『告白』
427考える名無しさん:2011/05/30(月) 08:47:27.70 O
あんたら かっこいいーなww
みんなで哲学OFFやりたいねー
428考える名無しさん:2011/05/30(月) 14:54:08.00 0
ラテン語がまず先だろ
日本で言えば漢文をやるようなもん
429 忍法帖【Lv=1,xxxP】 !:2011/05/30(月) 17:57:28.80 P
ウパデーシャ・サーハスリー
430考える名無しさん:2011/05/30(月) 19:28:46.22 0
メルロポンティの「心身の合一」ってタイトルに惹かれたですが概要を教えてください
431考える名無しさん:2011/05/30(月) 19:58:10.25 0
>>430
デカルト以降の近代哲学において、最大の関心が払われてきた「心身問題」。
単なる物体や精神ではない“両義的な身体”としての人間観を提唱したメルロ=ポンティは、
この伝統的な問題系にたいして、どう立ち向かうのか。
17世紀以降3つの世紀に特徴的なフランスの哲学者3人をとおして、神学や心理学的知見との
関係も追いつつ、心身観の流れを再検討する。
「どんな哲学史も哲学者による自らの研究主題の個人的捉らえなおしであり、それによって
こそ真理が取り出されうる」と主張するフランス現象学者の、明晰にして格調高い古典解釈。
432catt ◆.catt24qAw :2011/05/31(火) 20:14:53.51 0
メルロ=ポンティ読むなら「行動の構造」からがおすすめ。
433考える名無しさん:2011/06/01(水) 15:08:54.72 0
初心者向けということならメルロ=ポンティの著作にいきなり入る前に

『メルロ=ポンティ』加賀野井秀一 著 白水社

の入門解説書を読んでからの方がいいかもな
434考える名無しさん:2011/06/02(木) 16:11:19.76 0
ランシエールを読みたいのですが、何から読めばいいですか?
435考える名無しさん:2011/06/02(木) 18:00:06.99 0
言葉というのは意思疎通のための記号じゃあないですか?
でも身体的に感じていることを言葉に移そうとしたらうまくいかない
つまり言語には現在を表現できないという欠点がある、そういうことを書かれている本を教えてください
436考える名無しさん:2011/06/03(金) 03:19:53.84 0
初心者向けということならランシエールの著作にいきなり入る前に

『ランシエール』市田良彦 著 白水社

の入門解説書を読んでからの方がいいかもな
437考える名無しさん:2011/06/03(金) 03:26:38.65 0
>>435
『言葉と無意識』丸山圭三郎 著 講談社現代新書
『言葉・狂気・エロス』丸山圭三郎 著 講談社学術文庫
438考える名無しさん:2011/06/03(金) 03:28:53.50 0
なんか丸山信者がいるな
439考える名無しさん:2011/06/03(金) 09:21:19.80 0
丸山読むならソシュールそのものを読んだ方がいいよ
440考える名無しさん:2011/06/03(金) 11:12:23.97 0
>>435のようなことが書かれているものを読みたいというなら、ソシュールの原典よりも
まず丸山を読んだほうがいいと思う
441考える名無しさん:2011/06/03(金) 11:33:50.61 0
>>436
ありがとうございます。
それの一章を読んでから不和を読みたいと思います。
442考える名無しさん:2011/06/03(金) 20:51:59.04 0
丸山ってちょっと可哀想なところがあるような気がする
ソシュール研究で有名になったから、常に徹底してソシュールに忠実なことを求められた
でもソシュールだって完璧な理論を構築したわけではないし、「一般言語学講義」は
聴講生のノートだからね
443考える名無しさん:2011/06/04(土) 08:48:00.01 0
>>435
哲学というより社会学だがエスノメソドロジーの本をお薦めします
444考える名無しさん:2011/06/04(土) 08:48:39.89 0
>>435
哲学というより社会学だがエスノメソドロジーの本をお薦めします
445考える名無しさん:2011/06/04(土) 09:36:11.70 0
大事なことなんですね
446考える名無しさん:2011/06/04(土) 11:09:39.14 0
>>425
哲学は、かけた時間や労力にたいする見返り(金銭的な、ではなく、知的な)
がかなり大きいと個人的には思う。ただし、自分自身の問題意識を持って、
どんな哲学書を読むときもそれを片時も手放さないというのが絶対条件だが。

現在、空いている時間の殆どすべてを哲学書を読むことに費やしているが、
得られものは大きい。今ずっと読んでいるのは、中山訳の『純粋理性批判』。
合間に最近読んだのは中島義道『観念的生活』(文庫版解説と対比して読むと
勉強になる)。やはりライプニッツ、ヒューム、カントあたりの議論に最も興
味を引かれる。そのうちヘーゲルにも挑戦したいが。

ただ、やはり、自分の考えを発表して議論できる場所は欲しいね。
447考える名無しさん:2011/06/04(土) 16:54:30.93 O
高校の授業で哲学に興味を持ちはじめたの初心者です
お薦めがありましたらよろしくお願いします

広末涼子が読みやすい本として「カントの時間論」をあげていたのですが
こちらの本はまったくの初心者にもよいですか?
448考える名無しさん:2011/06/04(土) 17:02:38.67 0
>>447
いいと思うけど、別に簡単じゃないと思うよ。
449考える名無しさん:2011/06/04(土) 20:12:17.78 0
>>446
カントの純粋理性批判を読んだなら、
倫理の領域以外は形而上学的な哲学などやめて、
科学をやるべきだと思わないか?
だいたい、カントも哲学だけをやってきた人間ではないし。
力学に対する理解と関心も基本にあるでしょ。思想にも入り込んでるし。
カントの問題点を突き詰めるという意味では、哲学は終わらないだろうけど。

まあ諸科学と哲学と両方やっておかなきゃいかんね。
450考える名無しさん:2011/06/04(土) 20:24:16.37 0
>>446
ヒュームとカントは現代日本人の問題意識にかなう部分も大いにあるとは思う。
(科学、経験、悟性(知性)のわくぐみ、宗教、倫理、などの問題)

ライプニッツやヘーゲルは・・・
苦労して理解しても、その理解して覚えたことは根本的にあてにならないし、
人前でしゃべったところでなんの有効性もない、中味のない言論ではないだろうかという疑念。
祭り上げられた思考の殴り書き。
そんなものよりも、物理学や物理数学、生物学、近代経済学、法、などを学ぶことのほうが趣味であるにしても優先順位
が高くはないだろうか?

どうだろう。
451考える名無しさん:2011/06/04(土) 21:21:00.86 0
>>450
根本的に勘違いなさっているように思われます。
452考える名無しさん:2011/06/04(土) 21:27:21.81 0
>>451
どのあたりが?
きちんと指摘してもらえれば勉強になるが
453考える名無しさん:2011/06/04(土) 21:35:40.73 0
>>452
学究への意志はそうした優先順位によって決まる物ですか?
あなた自身の知的欲求と言うのはその程度のものなのでしょうか。
もしそういうものなら問いも満足に立てられず、
何の勉強をしても中途半端なものになるでしょう。
また、もしカントの三批判のどれかを読んだことがおありならば、
せめてデカルトを趣味の読書でもいいからやっていらっしゃれば、
学問にそんな順番はつけないと思います。
哲学入門以前の段階でいらっしゃるかと存じます。
454考える名無しさん:2011/06/04(土) 21:41:07.37 0
どうかなあ…
ただ>>450がいわんとしていることも分かるんだよね
哲学だけでなく科学の分野も勉強することは重要だし
現代はそういう時代になっているでしょう
455考える名無しさん:2011/06/04(土) 21:43:50.18 O
好奇心の旺盛な人は目下の関心事にのめり込みやすいもので、好ましいことではある。
趣味でやるなら尚更優先順位など気にする必要はないだろう。
人前で発表する機会をもつのならそのままでは恥をかくかもしれないが。
それと、真面目に哲学やるなら、入門以前に他分野の最低限の下地が必要なのは言うまでもない。
トンデモになりたくなければ。
456考える名無しさん:2011/06/04(土) 22:09:37.39 0
>>447

>>448に同意。
中島義道さんの「カントの時間論」のことなら、
(カントの「純粋理性批判」先験的原理論第一部門第二節時間について を読むよりは)
読みやすいということでしょう。
457考える名無しさん:2011/06/04(土) 22:49:06.90 0
>>456
どうせ読むなら純理読むほうが良いですよね。
文庫本の篠田英雄訳ならそんなに難しくないし。
458449 450:2011/06/05(日) 00:03:09.43 0
>>453
デカルトは読んでいますよ。
それからカントの純粋理性批判と実践理性批判も読んでいます。
まだまだ読みこむ余地は大ありだとは自覚していますが。

デカルトやカントあたり、
勃興した近代科学というものと、宗教、神学、伝統的な西欧形而上学との
すりあわせ、というのもテーマのひとつにはあったんではないでしょうか。
デカルトやカントも、入門以前に他分野の最低限の下地があったうえで、これらを
どうとらえていくのか、というところがあったと思います。
ギリシアの哲学者や、デカルト、ヒューム、ライプニッツ、カントらも
仮に今の時代に生きていたら、間違いなく諸科学の知見にとびついて学んでいたはずですよ。
459考える名無しさん:2011/06/05(日) 00:13:29.00 0
>>458
デカルトはニュートン力学を「語った」が、未だ「われ」が未分化だった。
カントはその「われ」を自と他の二元論として置いた。その結果
「自が他を眺めやる仕方」として科学と整合できた。
批判哲学は、筋が見えやすくて面白いけど、哲学の真骨頂はカント批判から始まる。
460449 450:2011/06/05(日) 00:13:34.76 0
さらにいえば、
哲学とは「反省」である、といえないだろうか。
本人の持ち合わせている反省の材料が時代の水準に比してきわめてお粗末ならば、その反省自体はどうであろう。
古典力学の構造もちゃんと知らずにいたとして、ヒュームやカントがあのような問題意識を抱き、論を展開したであろうか?

まずはしっかり学ぶべきものがあるはずだ。
まずは諸科学をしっかりやれ。
世間や現社会、日常世界もまたしかり。
そこで終わっても良いが、それでどうしても飽き足らない場合に初めて反省が始まるのではないか。
461考える名無しさん:2011/06/05(日) 00:19:25.90 0
>>460
その「反省」という言葉をもし倫理的な意味で使っているなら
勘違いであると言うしかない。
462考える名無しさん:2011/06/05(日) 00:24:37.77 0
>>453
>>学問にそんな順番はつけないと思います

哲学は、ドイツ観念論も含め、学問じゃないんだよ。
いまだ学たり得ていないもの(あるいは原理的になりえないもの)が哲学ではないか?

まずは学問(科学)をやれってことじゃないの?
463考える名無しさん:2011/06/05(日) 00:26:07.85 0
>>461
倫理的な意味ではまったくないよ。
見直し、再検討、総括、包括、再認識、の意味。
464考える名無しさん:2011/06/05(日) 00:27:52.12 0
>>463
つねに反省に探求が先立つだろうね。
465考える名無しさん:2011/06/05(日) 00:29:43.61 0
>>463
そしてその「反省に先立つ探求」の方法論を確立したのが純粋理性批判。
という意味で哲学の第一歩はカントから始めるのが吉。
466考える名無しさん:2011/06/05(日) 00:32:45.41 0
初心者は普通に読んでるとマルクスに到達してしまう
それは避けるべき
467考える名無しさん:2011/06/05(日) 00:34:03.71 0
>>466
カントからどう進むか、あなたのお薦めは?
468考える名無しさん:2011/06/05(日) 00:36:51.89 0
>>461
君に伝わりやすい言葉で言い直すならば、
流布している知について根本から問い直す際に、
その問い直すところの流布している知についての理解がお粗末だったら
っていう話だよ。

日本語の「反省」の言葉には、独特な倫理的響きも含み、誤解を与えたかもしれん。
倫理のはなしをしているのではない。

ということで、>>459氏の話をもうすこし聞いてみたい。
カントはデカルトよりも徹底して科学を基礎づけたという解釈でよろしいか?
カント批判の論については疎いので、どういう批判がなされてきたのか少し教えていただきたい。
469考える名無しさん:2011/06/05(日) 00:40:37.97 0
>>464 >>465
なるほど。
470考える名無しさん:2011/06/05(日) 00:43:11.46 0
>>468
>カントはデカルトよりも徹底して科学を基礎づけた
そうでしょう。「我々は何を知ることが出来るのか」を探求したわけで、それまでの
自明性という厚い扉を開け放ったわけで。

カント批判については枝が多すぎてひとくくりには言えないが、上の
「我々は何を知ることができるのか」については現象学が批判的に後を継いでいると思う。
471考える名無しさん:2011/06/05(日) 00:43:24.16 0
ヒュームはもちろん、カントもいい。まっとうな方向性である。

だがヘーゲルはアウトだ。
マルクスはそれ以上に論外。
472考える名無しさん:2011/06/05(日) 11:30:03.86 0
そんなことはない。
カントを読んだときになんとなく感じても飲み込んでしまうたいていの疑問点は、
ヘーゲルが殆ど暴き出して別の(しかも実はより常識的でしかも高次の)解決を与えている。
マルクスについては、そもそも分野が違うので同列に比較できない。
473考える名無しさん:2011/06/05(日) 12:04:37.24 0
>>462
哲学が学問かどうかはこの際問題になってない。

それから科学を知る必要がないとは一言も言ってない。
当然そういう知見はあったほうがいい。
しかし科学については、それぞれの分野をみっちりやると専門性が高すぎて
物凄い熱意で読書量、勉強量を増やしたとしても
諸科学を複数修めることは一個人では難しい。ましてや全てを把握することは不可能。

自分の話で恐縮だが、科学でもブルーバックスのようなものでよければ沢山読んでいるし、
話題になった発見には目を通して、どういう研究が進んでいるのか、
なるべく門外漢なりに把握するようにしている。

しかしどこまであなたの言うような「下地」を作ろうとしても、それは下地になり得ない。
それは独善的な教養にすぎないからだ。
ついでに誤解を恐れず言うと、科学は仮説だからだ。
私は科学から得られる知見やアイデア、発想法を大事にしているよ。
その一方で教養主義的な読み方には早々に見切りをつけた。
474catt ◆.catt24qAw :2011/06/05(日) 16:09:20.14 0
>>473
そうですね。
科学は、問いと答えが対になって世界を示すものですが。
哲学は「問いとは何か」を明らかにしようとするもの。

ぜんぜん別の次元。
475考える名無しさん:2011/06/05(日) 17:02:32.23 0
>>その一方で教養主義的な読み方には早々に見切りをつけた

それは哲学にも諸科学にも言えるよ。
いちいち最先端の宇宙論まではやっとられんし、さしあたりブルーバックス程度でいいだろう。
ただ、認識論の古典的な図式に関しては、
現代の認知科学や実験心理学、神経科学、現代論理学、量子力学などからどう再解釈されるかなどの問題が気になる。
だれか詳しい人いないかな。
カントやヒュームは古典力学をイメージしてたけど、相対論や量子論について想定するとどうなるんだろう。
476考える名無しさん:2011/06/05(日) 17:06:01.88 O
ツァラトゥストラを読んだ
光文社のだったのでスラスラ読めたが頭には全く入らなかった
たぶん1割ー2割しか理解出来なかった
477catt ◆.catt24qAw :2011/06/05(日) 17:12:57.35 0
>>476
ツアラトゥストラは読む者を選びますからね。
歳取ってから読み直すと面白い本の代表みたいなもの。
478考える名無しさん:2011/06/05(日) 17:15:52.52 0
ニーチェの思想はやばいよな・・・
基本的人権の観念すらゆらがないか?
479考える名無しさん:2011/06/05(日) 17:49:36.24 O
晃菜
480考える名無しさん:2011/06/05(日) 18:33:42.86 0
>>476
ドンマイ!
同時代の人もわからなくて『善悪の彼岸』、『道徳の系譜』が書かれたのだから。
481考える名無しさん:2011/06/05(日) 20:17:24.03 0
科学と哲学についてだが
科学というのはどこまで進んでも完成には至らない気がする
科学によって人間が完成することはありえないだろう
だからと言って科学が悪いとは思わない、むしろ進歩は良い事なのだ
私の予想では大昔のように科学と哲学が一緒にならなければ
人間の完成は無いように思える
482考える名無しさん:2011/06/05(日) 20:21:13.28 0
科学だろうが哲学だろうが完成なんてあるいはずがないよ
たかだか人間ごときの能力を考えてみればわかるはずw
483考える名無しさん:2011/06/05(日) 20:24:35.45 O
永晃にゃん
484考える名無しさん:2011/06/05(日) 20:34:31.28 0
>>科学と哲学が一緒にならなければ
人間の完成は無いように思える
ってのはいかにも哲学初心者って感じだな。

どうせ科学だろうが哲学だろうが完成なんてあるいはずがない。
科学だって永遠に完成などありえない。哲学は科学以前の問題で何千年も足踏み、堂々巡り、水掛け論。
だが、科学は堂々巡りと終わらない水掛け論に終始しない確実な進歩がある。
科学はたかだか人間ごときにできるセカンドベストなのだ。


485考える名無しさん:2011/06/05(日) 20:47:46.87 0
もちろん科学などどこまでいっても統計的な帰納にすぎない。
いくらでも懐疑できる。
だが、それは否定的なことではない。
たかだか人間ごときの能力にとっては、確実な積み重ねのある進歩なのだ。
486catt ◆.catt24qAw :2011/06/05(日) 20:52:48.43 0
>>485
ただ、あらゆる思惟は帰納ではないのかという問いもあり得ます。
487考える名無しさん:2011/06/05(日) 21:01:14.21 0
>>478
いかに基本的人権とかいうのが上っ面で浅い概念かってことだよ
488考える名無しさん:2011/06/05(日) 21:16:11.44 0
ニーチェの思想を要約してみよ
それとプラグマティックな観点からの基本的人権という概念とを比較してみよう。
489考える名無しさん:2011/06/05(日) 21:34:19.35 0
「上っ面で浅い」のは、一般に受容された基本的人権の概念だろう。
ニーチェの思想だって、大衆に流布されているものは「上っ面で浅い」。
490考える名無しさん:2011/06/05(日) 21:46:49.52 0
理系ですが哲学書が面白くて仕方ありません
デリダに手を出してみたいのですがおすすめはありますか?
一応日本語でカントやら有名どころは読みました。
491catt ◆.catt24qAw :2011/06/05(日) 21:52:56.16 0
>>490
「有名どころ」って誰を読んだのか行ってみてください。
492考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:01:02.71 0
>>491
カントの三批判書とデカルトを二冊、ヘーゲルの精神現象学(あまり理解していない)、フッサールのヨーロッパの危機とかの本。
あとはウィトゲンシュタイン、カント、その他数人の入門書と現代の科学哲学の本、サンデルも流行に乗ってw
で、初心者なりに興味が出て、色々読んでた入門書に出てきたデリダの話がおもしろそうだったので。
493考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:03:41.99 0
>>492
『グラマトロジーについて』とかはどうかな。
494考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:07:56.28 0
新説ニーチェの聖書!?♪。
495考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:08:00.24 0
>>493
ありがとうございます
タイトルは聞いたことあります。
それは割と読みやすいほうでしょうか?
簡単に理解できるとは思っていませんが、
挑戦してみたいです。
496考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:08:10.01 0
三批判書を読破できたのなら、それこそ片っ端から読めばいいんじゃない
497考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:13:23.57 0
>>495
『グラマとロジーについて』はデリダの主著で(1967年)文体学(グラマとロジー)
という独自の「エクリチュール理論」を展開している本
ただ批判対象としてあげているソシュールについてはデリダの理解は間違っているので
注意が必要
ソシュールは「パロール中心主義」ではありませんから
498考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:14:50.60 0
>>496
カントは解説を参照しまくって理解しながら進んだのですが難しいです。
自分の頭だけで理解するのは多分無理でした。
デリダはいきなり挑戦したら歯が立たないような気がしたので。

>>497
ありがとうございます
留意して読みます。
また報告に来ますね。
499考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:18:51.23 0
>>498
理系ならデリダよりも
ヒューム、カント、
そしてなにより分析哲学が面白いと思う。
500考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:23:25.41 0
すなおに論理学とクリティカルシンキングやればいいよ。
デリダは解説書でいいよ。
501考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:23:54.72 0
>>499
ヒュームは解説書で因果批判とか懐疑論の話を読んだくらいですが、多分面白いと思うのですぐに読みます。
分析哲学はもとからある哲学の問題を現代的に分析している感じがしてかっこいいです。
ただデリダの話が引っ掛かっているので…
502catt ◆.catt24qAw :2011/06/05(日) 22:25:18.47 0
>>492
その線なら、たぶんハイデガーの「存在と時間」にチャレンジすると面白いかもしれません。
あるいはフッサールの主著である「論理学研究」とか。
503考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:30:47.93 0
>>502
ありがとうございます。
上に挙げるのを忘れていましたが存在と時間は一応読みました。
が、理解できてはいません。
フッサールを先に読むべきだと思って内容把握は保留しています。
論理学研究ですね、早めに読みたいと思います
504考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:40:07.83 0
理系の人間なら悪いことはいわないから、
ドイツの観念的な形而上学はほどほどにしといて
英米圏の現代哲学にいった方がいいと思う。
絶対そのほうが合うとわかる。
505考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:45:34.91 0
フランスのポストモダンは衒学的な駄文
ドゥルーズなど理系には耐えがたいだろう
レヴィとフーコーくらいは現代人として見ておいてもいいくらいだろう
506考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:46:43.62 0
>>504
そうかもしれないと思ってます。
そちらは比較的読み易いので方向が見えたら一気に読んでいきたいです。
507考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:52:10.24 0
デリダなら有限責任会社がおもしろいよ。
内容は理解できなくても、イヤミなオッサンだということはわかるw
508考える名無しさん:2011/06/05(日) 22:57:00.27 0
>>507
デリダは批判というより相手の議論をネチネチ読みながらどうぞどうぞとそのまま進ませて
壁に激突させるような印象があるんですがちょっと違いますか?
509catt ◆.catt24qAw :2011/06/05(日) 23:01:20.22 0
フランス系ならデリダよりナンシーのが詩的で面白いと思うな。
510考える名無しさん:2011/06/05(日) 23:06:56.05 O
>>476です
レスくれた方ありがとうございます。

「ツァラトゥストラ」はゆっくり時間をかけて読むべきだったのかな?と思います。わからないところは何度も読み返して、理解してから読み進めるべきだったのかな?と。それでも結局理解は出来ないと思いますが。
とにかくスラスラと読めてあっというまに読み終わりました。
読後に何か感じるものはありましたが、それがどの部分か?どのような所か?と聞かれると説明出来ないですね。でも読んで良かったとは思います。
(ツァラトゥストラを理解出来なかった私は)次に何を読むべきですか?
511考える名無しさん:2011/06/05(日) 23:18:08.13 0
>>509
ナンシーはデリダ派の哲学者じゃん
512考える名無しさん:2011/06/05(日) 23:31:50.39 O
マイケルサンデルの本を見て中々読みやすくて面白かった

哲学は全くの初心者なんだが、哲学書が買いたい
哲学者なら誰しもが読んでる、絶対に外さないものを教えてくれ
もしくは、哲学の基本みたいなものでもいい

お願いします
513考える名無しさん:2011/06/05(日) 23:34:59.86 0
アリストテレス読みなさい
514catt ◆.catt24qAw :2011/06/05(日) 23:41:28.62 0
>>511
デリダより文学的。
デリダは来日時の講義集「他者の言語」が面白いですね。
515catt ◆.catt24qAw :2011/06/05(日) 23:42:17.17 0
>>513
御意。
516考える名無しさん:2011/06/05(日) 23:58:42.48 0
英米圏の現代哲学→分析哲学ほど不毛なものはない
(不毛であることを知るために読むのは必要性は認める)
「分析」の意味さえ明示できないことがその証左
「分析的」という恣意的な枠をめぐる自作自演擬似哲学
517考える名無しさん:2011/06/06(月) 00:07:13.24 0
↑馬鹿発見w
518考える名無しさん:2011/06/06(月) 00:09:35.89 0
↑自作自演擬似哲学信者発見

訂正→不毛であることを知るために読む必要性は認める
519考える名無しさん:2011/06/06(月) 00:13:34.25 0
↑オマエごときにそんなことを判断する権限はない
 何様?お馬鹿さま??
520考える名無しさん:2011/06/06(月) 00:18:24.69 0
↓馬鹿再登場
521考える名無しさん:2011/06/06(月) 00:22:23.52 0
数式見ると拒否反応起こす人なんだろ
コンプレックスもここまでいくと病気かと思うね
522考える名無しさん:2011/06/06(月) 00:22:27.42 0
悔しかったら「分析」の意味を定義してみせろよ

読むことはお薦めするし、判断は各自に任せるよ
不毛であることに気付かない人間は哲学に向かない
それだけのこと
523考える名無しさん:2011/06/06(月) 02:27:46.76 O
最近死ぬことに対して恐怖を感じます・・・
いつか必ず人は死ぬと思うと恐ろしいです

こんな哲学初心者の私におすすめの本はありますでしょうか?
524catt ◆.catt24qAw :2011/06/06(月) 02:30:26.00 0
>>523
なぜ死を怖れるのかな?
525考える名無しさん:2011/06/06(月) 02:36:10.23 0
では、哲学の先輩諸君に、その答えを聞かせてもらおうか。 結局出た答えは何だったんだ?
526考える名無しさん:2011/06/06(月) 02:40:37.50 0
>>525
何の答え?
527考える名無しさん:2011/06/06(月) 02:43:21.46 0
>>526
最後の一点に集約した答えを見つける為にやってんだろ?哲学。
528考える名無しさん:2011/06/06(月) 03:04:30.15 P
>>527
最後の1点ってなんのこと1点の? 
529523:2011/06/06(月) 07:30:52.28 O
>>524
今まで生きてきた自分や、これから死ぬまで生きていくであろう自分が無意味に思えるからです

つまり、生きている自分が結局は無価値になるのなら、これからの人生に希望を見いだせないということです
530考える名無しさん:2011/06/06(月) 08:39:49.75 0
>>523
哲学に初心者も上級者もない。死や人生について考えるなら
モンテーニュを読むことを勧める。モンテーニュの言葉を
信奉する必要はない。手がかりにして自分で考えればいい。
531考える名無しさん:2011/06/06(月) 09:44:19.03 0
>>497
それ『グラマトロジーについて』の誤読だね。

ソシュールがパロールとエクリチュールを対比して
パロールの優位を述べているのは事実。
デリダはそれを問題にしている。

誤解している人がよくいるけど、
他方でソシュールの言っている、
パロール/ラングの対における意味での
パロールについて、デリダは扱ってないよ。


532考える名無しさん:2011/06/06(月) 12:33:13.66 0
分析の意味を定義できないから分析哲学はダメとかなんとかいってるバカがいるが、
哲学とはなにか明晰に言及できない時点から哲学は成立してきた
論理とはなにか言及できない時点から論理学は成立してきた。(もちろんそのものを言及できるわけはない。示されるだけ。)
生命とはなにか言及できない時点から生命科学は成立してきた。
533考える名無しさん:2011/06/06(月) 12:37:35.89 0
哲学は不毛である
英米圏の現代哲学、分析哲学もそうである
もはや科学の婢であるにすぎない
しかし、どうしても「いま」哲学をしたいならこれで満足するしかないのだ
534catt ◆.catt24qAw :2011/06/06(月) 14:53:35.22 0
>>529
「生きてきた(過去の)意味」なんて無いし、「これから生きていくであろう(という約束された時間)」
なんてものも存在しない。
あなたが生きているということそのことのみが、意味・価値であり得るのであって
「さらに、より今を生き切る」ことはどういうことか、と考えることが大事だというのが
哲学を通して問われているのだと思います。

ニコマコス倫理学あたりからじっくり読んでみるとよいと思います。
535523:2011/06/06(月) 18:03:16.59 O
>>530>>534

レスありがとうございます
今度じっくり読んでみたいと思います
536考える名無しさん:2011/06/06(月) 18:53:55.47 0
言葉や論理をひねくりまわすのがうまくなったところで死の恐怖という
皮膚感覚は解消されないだろう
哲学者に聞いても何の処方箋ももらえないだろう
西洋哲学にはそういう効用はない

学の根拠や世界の根拠ということではなく、
死の恐怖から解放されたいということなら、
禅の実践でもやったほうがいいんじゃないのか。
537考える名無しさん:2011/06/06(月) 20:50:28.56 0
>>531
それはバイイとセシュエによって『一般言語学講義』をソシュールではなく
自分たちの文章を書いてしまった部分で有名な話しでしょ。
デリダ自身も後にこのことを指摘されて、「私はソシュールの思想を問題にして
いるわけではない、『講義』というテクストに対する考えだ」といっている。
538考える名無しさん:2011/06/06(月) 21:23:48.44 0
>>537
デリダがあくまでソシュールの『講義』を読んでいるだけであって
ソシュールの原思想にまで踏み込んだわけではないという話なら同意する。

エクリチュール/パロールという対に対していうと
パロール重視という論点をソシュールが明言せず、
バイイとセシュエが分かりやすく加筆したということを差っ引いても、
ソシュールが実質的にパロールを重視していなかったとまではいいきれないと思っている。

後の音韻論への影響を考えても、ソシュールの言語論に、理論上パロール主義の萌芽が
あったことは否めないのではないか。

デリダが問題にしていたのはそういう理論的な水準での話だと思う。

これはソシュールが実際に言った言わなかったの話ではないので、
ソシュール原資料に書いてないと言ってデリダを批判するのは的外れだろう。
なぜなら、引用してくれているように、デリダはそんこなことを
最初から問題にしていないから。
539考える名無しさん:2011/06/06(月) 21:50:29.99 0
>>538
デリダを批判してしているわけでは全く無いよ
単純に「ソシュールの原思想(原資料)にまで踏み込んだわけではない」ということ
でなけば『グラマトロジーについて』をすすめるわけがないでしょう

>ソシュールが実質的にパロールを重視していなかったとまではいいきれないと思っている。

それは重視していたと思いまけどね
それとパロール中心主義とはまた違う次元のはなしですが
540考える名無しさん:2011/06/06(月) 21:56:12.42 0
ソシュールって晩年は悲嘆のうちに暮らしたって本当?
541考える名無しさん:2011/06/07(火) 06:19:21.22 0
少なくとも言えるのは
初心者はデリダなんか読まなくていいということです
542考える名無しさん:2011/06/07(火) 11:20:42.59 0
少なくとも言えるのは
デリダなんか読まなくていいということです
543考える名無しさん:2011/06/07(火) 12:23:32.80 0
少なくとも言えるのは
哲学なんか読まなくていいということです

かきまわされたあげくの中身はないです
544考える名無しさん:2011/06/08(水) 05:32:41.96 0
野矢茂樹の「哲学の謎」って本はわかりやすい
545考える名無しさん:2011/06/08(水) 06:11:35.56 0
少なくとも言えるのは
野矢茂樹なんか読まなくていいということです
546考える名無しさん:2011/06/08(水) 06:12:57.55 0
西田幾多郎を読め
547考える名無しさん:2011/06/08(水) 06:34:26.06 0
少なくとも言えるのは
西田幾多郎なんか読まなくていいということです
548考える名無しさん:2011/06/08(水) 09:29:45.48 0
オウム返しつまんね
549考える名無しさん:2011/06/08(水) 19:00:41.32 0
少なくとも言えるのは
オウム返しつまんねなんか読まなくていいということです
550考える名無しさん:2011/06/08(水) 19:04:28.34 P
読むより書けよ。それが哲学者というもの。
551考える名無しさん:2011/06/08(水) 19:34:04.04 0
ごぶさたしていましたが、カントで初心者に勧めるなら、どの本?

1 純粋理性批判
2 実践理性批判
3 判断力批判
4 プロレゴメナ
5 道徳形而上学原論
6 啓蒙とは何か
7 永遠平和のために
8 その他
9 読む必要なし

僕は>>160なので、段階的に読んで4。
552考える名無しさん:2011/06/08(水) 19:39:08.20 P
>>551
学として読むならやはり1)純理かな。
読みやすさでいえば2や3もあり。

6や7は逆に読まなくてもいい。
553考える名無しさん:2011/06/08(水) 22:12:42.36 O
初めて哲学スレ来た
>>3の中でもおすすめは何?
554考える名無しさん:2011/06/08(水) 22:13:02.48 0
もうね、批判的に読むにしろ何か方法を学ぶにしろ
純粋理性批判とプロレゴメナがカントのすべてだろう
倫理学では純理の立場から一転して形而上学擁護、形而上学的論法
当時の社会とのつじつま合わせだろ 
くびにもなりたくなかったろうし、長年職にも就けず苦労してきた人だから
555考える名無しさん:2011/06/08(水) 22:15:07.52 0
>>553
ようこそ。
ここも玉石混交です(石のほうが多いです)。

どういう関心があって哲学に来たんですか?
それによります。
宗教?科学?社会?倫理?
556考える名無しさん:2011/06/08(水) 23:02:05.22 0
>>552
光文社古典新訳文庫の中山元訳は読みやすいと聞きますが、
どうなんでしょうかね。僕は岩波文庫で読みましたが。

>>all
純理を読むときの副読本でおすすめはありますか?
『完全解読カント『純粋理性批判』』(竹田青嗣著)は、
肝心のところの説明がわかりにくくて、今ひとつ。
石川文康さんの本はわかりやすいけれど、
どこまで石川さんの解釈が入っているのかな、とちょっと気になるところ。

557考える名無しさん:2011/06/08(水) 23:04:41.15 0
>>556
中山訳はお勧めしない。
言葉がやさしければ良いというものではないと思う。
文庫版なら篠田訳が良いと思う。
558考える名無しさん:2011/06/08(水) 23:05:23.63 0
追記。

カント読むのに副読本など必要ない。
559考える名無しさん:2011/06/08(水) 23:31:06.90 P
図書館にあればだが、
金子武蔵『カントの純粋理性批判』がお勧め
最初の70ページだけでいい。
560考える名無しさん:2011/06/09(木) 01:04:52.17 0

『「純粋理性批判」を噛み砕く』中島義道 講談社 2010年

なんだかんだで副読本としては役に立つ。
561考える名無しさん:2011/06/09(木) 21:12:31.18 0
>>558-560
教えてくださり、ありがとうございます。

『カントの純粋理性批判』はA区、『「純粋理性批判」を噛み砕く』はB区といったぐあいに
それぞれ近隣の別の区の図書館にありましたので、土日にでも借りて読んでみます。
562考える名無しさん:2011/06/09(木) 23:45:51.87 0
やっぱり哲学は良質な解説書も最初の段階から参照した方が絶対に良い。
教官の直接指導をあおげない場合はなおさら。
そのままではよみにくい・意味がつかめない・解釈がいろいろありうる(誤読の危険)。
そういう誤読や複数の解釈のありうる書き方の哲学書自体に問題もあると思うが・・・。
解説者の解釈の批判、別の読み方ってのはそのあとからでよいと思う。
563考える名無しさん:2011/06/09(木) 23:48:23.95 0
>>562
お薦めは樫山欽四郎の「哲学概説」なんだけど、なかなか古書でも見つからないだろうなあ。
564考える名無しさん:2011/06/10(金) 09:50:10.39 0
読みやすさでいったらポパーがぶっちぎりだと思うんだが、どうだろう。
科哲に興味無かったら読んでも意味無いかねー。
565考える名無しさん:2011/06/10(金) 10:40:24.66 0
ジャン・ニコ賞受賞講演の本がけっこう面白い
566考える名無しさん:2011/06/10(金) 19:01:26.65 0
昔から大陸に比べて英米思想が単純明快な傾向にあるのは
英語という言語のなせるわざか
それとも島国の政治的・文化的風土か
567考える名無しさん:2011/06/10(金) 19:02:13.42 0
>>566
米ではなくてアングロ・サクソンね。
568考える名無しさん:2011/06/10(金) 19:56:00.60 0
勝ち組の思考だな
569考える名無しさん:2011/06/10(金) 20:06:33.66 0
いまさらドイツ観念論的な思考法に粘着してるのは取り残された負け組だな
フランスのポモはいうまでもない
570考える名無しさん:2011/06/10(金) 20:21:18.29 0
>>569
読んでから言えよw
571石井 慧:2011/06/10(金) 20:34:46.15 0
汚いよ〜

院に行った人が原典を読んでるって言うんですよ

実物を知ってるんですよ

私に読めないって言うから悔しいよ〜

汚いんだけど〜
572考える名無しさん:2011/06/10(金) 20:35:32.80 0
>>571
とりあえず英語でも良いと思う。
573考える名無しさん:2011/06/10(金) 21:58:38.43 0
>>570
思想史と政治史。
574考える名無しさん:2011/06/11(土) 14:01:58.76 O
岩波講座 哲学
575石井 慧:2011/06/15(水) 12:36:39.25 0
受験勉強 未満の白痴とかデブとか

ああいう紛れ込んだ奴はソフィーの世界も満足に読めない
576考える名無しさん:2011/06/15(水) 14:15:19.66 0
riding omeko firsttypeか?
577考える名無しさん:2011/06/16(木) 07:26:36.17 0
哲学の入門書とかの内容を分析して点数評価してほしい

このスレで
578石井 慧:2011/06/16(木) 19:17:19.77 0
ロードス島戦記なんて読ませちゃ駄目だよ

男がファンタジー小説なんて読んだら真ん中に座れないんだから

悪い妖精さんの可能性なんて無い!
579考える名無しさん:2011/06/16(木) 19:20:01.23 0
>>577
amazonnに逝け
580考える名無しさん:2011/06/16(木) 22:16:41.37 0
岩波講座 哲学 って初心者向きですか
581考える名無しさん:2011/06/22(水) 01:52:37.80 0
哲学ってなんですか?
582考える名無しさん:2011/06/22(水) 07:08:15.02 0
メタレベルの反省じゃないの?
583考える名無しさん:2011/06/22(水) 11:23:16.06 0
それにつきますね。
現代ではとくに科学と言語についての反省。
近世では宗教・国家・科学への反省。

どうしても諸学の中で
心理と倫理の問題だけはみ出てしまう気がします。
584考える名無しさん:2011/06/22(水) 12:59:30.49 0
心なんてものは無いのだよ。
585考える名無しさん:2011/06/22(水) 15:06:09.13 0
どういう意味で「ない」といっているのかな?
論理主義?唯物論?
586考える名無しさん:2011/06/22(水) 17:05:32.01 0
いや、存在論的に。
587考える名無しさん:2011/06/22(水) 18:05:46.00 0
ならば「ない」ということを論証してみなさい。
588考える名無しさん:2011/06/22(水) 18:37:23.58 0
>>587
無いものは論証不可能だろ。
心があるというならそれを論証してみろよ。
589考える名無しさん:2011/06/22(水) 18:42:02.76 0
この場合、先に「心なんてものは無い」と主張したほうに立証責任があると思うが
590考える名無しさん:2011/06/22(水) 18:47:26.80 0
もしそうなら、反対の主張が出てくるまで沈黙しておけば
この手のあやふやな議論では無敗ということになるな
591考える名無しさん:2011/06/22(水) 20:57:18.28 0
>>588
ないものは論証不可能、
ということは「ある」ということを否定できないのと同じ。

論理主義的にはない、というのはわかるが、
いま・ここに「こころ」があるということは自明である。
592考える名無しさん:2011/06/22(水) 21:01:22.48 0
世界にはこころは存在しない。私も存在しない。
だが、世界の外に、世界の立ち現れる場として、
私は存在する。私の情念は存在する。
593考える名無しさん:2011/06/22(水) 22:13:05.66 0
>>591
へえ、じゃああなたは「ある」が論証できるんだ。
世の先哲たちが血みどろになりつつできていないのに。
594考える名無しさん:2011/06/22(水) 22:23:46.82 0
仮に心の存在・非存在を論証できたとしても
種々の神の存在証明みたいな稚拙なものにしかならない気がするんだが
何が言いたいかというと、「どうでもいいよそんなこと」
595考える名無しさん:2011/06/22(水) 22:32:04.38 0
>>594
お前の存在こそ「どうでもいい」といいのに早く気づけ
596考える名無しさん:2011/06/22(水) 22:39:55.98 0
反論にもならない、相手の言葉尻を捉えただけの即席の罵倒が増えた
例えば>>595のような
597考える名無しさん:2011/06/22(水) 22:43:24.12 0
「どうでもいい」とか言っているガキに「反論」とかアホかw

ゴミレスしかできないクズは早く消えなさい
598考える名無しさん:2011/06/23(木) 00:03:34.73 0
>>593
論理主義的には論証できない。世界には存在しないと言っているだろうが。
だが、お前のレスの行間においてそれはすでに示されている。
599考える名無しさん:2011/06/23(木) 00:15:12.27 0
>>598
その示唆では弱すぎる。
「ある」と「ない」を区別すらできていない。
600考える名無しさん:2011/06/23(木) 00:36:54.84 0
>>599
まず「こころ」の定義、
「ある」「ない」の定義の共有からはじめようか。
君はどういう意味でこれらの言葉を使っているのか?

とりあえずは世界を見渡して、あるいは言葉・論理を尽くしてこころが
あるとかないとかいうのはナンセンスだということは言える。
そうやって探し、うなずき、または反発しようとしているそのものへ行け(行かなくてもすでに「これ」がすでにそうなのではあるが)、
としか言えないだろう。
601考える名無しさん:2011/06/23(木) 00:50:46.93 0
「ある」とか「ない」とか考えているそれそのものへ行け、
といったが、
ここで形而上学的な主体点の存在を想定してはならない。
経験上も論理上も語ることはできない。

602考える名無しさん:2011/06/23(木) 00:54:51.61 0
駄弁はやめよ、座禅を組め、と。

そして、学として取り組むなら、
もっと適切な課題と対象を選ぼう。
603考える名無しさん:2011/06/23(木) 01:00:48.08 0
>>600
とりあえず「こころ」という言葉を廃して、それが指すものについて
述べるところからしか始まらないだろうと思う。
それが、いつも哲学が芸術に抜き去られている部分だから。
604考える名無しさん:2011/06/23(木) 01:13:12.68 0
なにを「指す」かという問い自体がおかしいんじゃないか?
対象じゃないんだから。

あえていうならそうやってあれやこれの対象を指しシンボルの操作を行っている主体そのもののことだろ。
だが、形而上学的な点のような対象を想定してはいかんよな。
605考える名無しさん:2011/06/23(木) 01:22:26.49 0
あらゆる言語、論理、情感、意思、反射、
それらすべてがたちおこる場、
これがこころか?
606考える名無しさん:2011/06/23(木) 01:34:46.79 0
>>604
対象を示さない言葉なんてものは無い。
607考える名無しさん:2011/06/23(木) 01:35:14.22 0
>>605
それじゃデカルトと同じ。
608考える名無しさん:2011/06/23(木) 01:51:37.35 O
ない。ということは心だと思ってるモノはなんなの?
609考える名無しさん:2011/06/23(木) 01:52:39.38 0
>>608
幻想。
610考える名無しさん:2011/06/23(木) 01:58:39.63 O
ということは幻想はあるんだ
611考える名無しさん:2011/06/23(木) 02:01:45.64 0
「こころは存在するか」ではなく
「存在とは何か」と問い直した方が良さそうですね
612考える名無しさん:2011/06/23(木) 02:22:45.72 O
存在って事物?のようなことかな?

もしそうだとするなら、感情もない 時間もない 過去も未来ない
そうなると生まれる前の自分はやがて死んだ後の自分となる。それは事物ではなく証明の立たない幻想のようなものとなる
なら自分が存在すると言えない
地球も宇宙もそうだ

ということはここは幻想の世界なのかも
そうなると、ある。と言えるのは永遠だけだ
でも、永遠を証明出来ない

わたしは誰‥
ここはどこ…
613考える名無しさん:2011/06/23(木) 02:29:31.92 0
誰かが哲学という扉のノブを見つけたようだ
614考える名無しさん:2011/06/23(木) 02:39:13.57 0
例えば美しいということについて
何か客観的で正確な法則などない、なぜならそれは各人の好みに過ぎないからだ
などとカントはいってる
物事の規範に論理を据えると永遠に解決しない賽の河原やシジフォスの神話という事になる
哲学がなくても別に生きれるのだ
自分で判断をしないという事、宗教、これが結局、美であり、善であり、真なのである
真理とは、真理に他ならないのだ
どういうわけか知らんが真理があって、そこを掴むのが真理なのである
615考える名無しさん:2011/06/23(木) 03:46:36.66 O
なるほど。

人間は盲目がゆえに真理を掴めないから、物事の規範に論理を据えしまう。

そして人類は永遠に賽の河原をやっている。
これが人による業かな?争いが絶えないのはそのためだよ。
だからこそ真理を掴まなければ美 善 真が判らない。

そのために哲学や宗教あり、その目を開くために神が人に降って来てる。

結局人間は自分で自暴自棄に陥ってるんだろうなあ。

信が弱いからそうなるんだ。それは真が判らないから。それは盲目だから。それは信が弱いから‥それは真が判らないから‥それは盲目だから‥
賽の河原だ。
616考える名無しさん:2011/06/23(木) 22:01:42.66 P
真善美の総合として「カントの『人間学』」があるらしい
フーコーの論考は一読の価値あり
617考える名無しさん:2011/06/28(火) 02:22:13.73 O
純粋理性批判とかいうのが読むべきってどこかでみたから
早速勝って読んでるんだけど、1割も理解できましぇ〜ん(´;ω;`)
まず、ア・プリオって何者!?
と、思って悔しかったので、哲学板に来たら、こんな良スレを見つけた今日この頃
618考える名無しさん:2011/06/28(火) 02:50:46.30 0
ア・プリオリというのは先天的にということだけど
分かりやすくいうなら本能とか太古の昔よりDNAに刻まれた人間の性だとか
学習とか経験じゃなくて身についてる事
基礎的な哲学用語になってるので注釈もない場合があるよね
619考える名無しさん:2011/06/28(火) 06:33:49.20 0
ア・プリオリを先天的、と訳していいのかどうか
むしろ先験的のほうがふさわしいのでは
620考える名無しさん:2011/06/28(火) 09:38:58.80 0
岩波文庫の『純粋理性批判』は、たしか
transzendental を「先験的」(本当は「超越論的」)
と訳しているから注意。
621考える名無しさん:2011/06/28(火) 11:04:20.17 0
>>618
アプリオリは、アポステリオリ(体験による記憶されたもの)に対する「それに先立つ」だよ。
622考える名無しさん:2011/06/28(火) 13:44:27.61 0
>>621
がただしい。
アプリオリにもいろんな段階があると思う。強い・弱いアプリオリなど。
物心ついた人間が、科学探究をするさい、観察する以前にもっている論理はアプリオリ。
この論理も経験由来だとか、いや、あるいはDNAによってあらかじめプログラムされてる
とかいうこともできようが、
ここで言うアプリオリやアポステリオリは適宜使い分ければいいと思う。
623考える名無しさん:2011/06/28(火) 13:52:52.73 0
カントやヘーゲルの時代のドイツ語って、
今のドイツ語とはだいぶ違うの?
ヒュームのころの英語は?

なんかさあ、江戸や明治初期の日本語でさえ読みにくいんだよね。
もっとひろくいえば戦前の日本語もひどい。漢文の無意味な影響があっただけで、
日常語は今とかわらなかったのかな?
そういうことが日本語にはあるけど、英独語にはないの?
15~16世紀ごろにすごく変化したと聞くけど、それ以降は?
624考える名無しさん:2011/06/28(火) 13:54:37.05 0
ラテン語と、母国の古語を組み合わせたような言葉?
625考える名無しさん:2011/06/28(火) 20:21:08.41 0
>>622
そういやそうだね経験のメカニズムも先天的っちゃ先天的だからね
アポステリオリと対比させなきゃ駄目だね
626考える名無しさん:2011/06/28(火) 20:38:04.46 0
そういうこと。
どういう次元・文脈でアプリオリといっているのか?
をいつも確認しないと。
全部「けいけん」だろうが〜とか言う話ではない。
627考える名無しさん:2011/06/29(水) 16:42:55.73 0
>>623
今のドイツ語が使われるようになったのは1600年頃からで
カントもヘーゲルもそれ以降だから対して変わらないと思う。
英語に関しては、イギリス英語とアメリカ英語でも文法とか違うから
過去と現在となると余計わからない。

過去の日本語が読みづらいのは、正岡子規が日本語を大きく変えちゃったからね
カタカナと漢字だけの文を読めなくなったとかもあるけどそれは、戦後の教育云々の問題だと思う
628考える名無しさん:2011/06/29(水) 17:18:48.48 0
>>627
ド素人ですみませんね。趣味で翻訳本のヒュームとかカントとかウィトとか読んでたけど、
日本語特有の漢語の印象に引っ張られるのはよくないと思って、原語のほうにも挑戦したくて。

漢文調(漢文+日本の古語口調)の日本語の言い方って、
現代日本語を覚えた外国人が読んでもワケワカランだろうけど、
近世以降のドイツ語や英語の場合、普通の現代英語や現代ドイツ語を学んだ日本人が読んでもそういうことはないのかな(ラテン語+古語口調の英語とか?)、と思ったんだけど。
大丈夫なようですね^^

629考える名無しさん:2011/06/29(水) 17:23:38.22 0
>ヒュームのころの英語は?

どうぞ。
http://www.gutenberg.org/files/4705/4705-h/4705-h.htm

一見、日本の大学入試問題に出てきてもおかしくない感じ。
630考える名無しさん:2011/06/29(水) 20:37:50.75 0
先にホメロスとヘロドトスとアテナイ人の国制を読んだ
631小さなヨハネ ◆1oKmZSIAF. :2011/06/29(水) 22:16:25.24 0
ワトソン:ここにも貼っておこう。

346 :小さなヨハネ ◆1oKmZSIAF. :2011/06/29(水) 22:10:28.16 0
ホームズ:ブルネルス、貴兄の場合何をもってある本がよいと判断するのか、説明
してくれないか。外のスレッドでずいぶん本を推奨しているようだが。

347 :小さなヨハネ ◆1oKmZSIAF. :2011/06/29(水) 22:13:14.87 0
ワトソン:『哲学は妄想であるー哲学との決別』馬鹿なヨハネ著
632考える名無しさん:2011/06/29(水) 22:43:52.46 0
>>629
超サンキュー^^
ネットで読めるやん。
な〜んだ、今までやってた英語で読めるんじゃん。

そういやウィトもドイツ語と英語で出てるね。
原文は買わなくていいってこと?
633考える名無しさん:2011/07/05(火) 16:54:47.80 0
さほど難解ではないので、スレ違いかもしれないが、哲学者、思想家が登場する小説を紹介する。

デイヴィッド・ロッジ『小さな世界』白水社
 哲学者、ではないが文学研究者らが主人公。
 ただし、バルト、デリダらの名が頻出する。
 学会と呼ばれる「小さな世界」が舞台。
マルカム・ブラドベリ『超哲学者マンソンジュ氏』平凡社
 「作者の死」「作者の不在」という理論に従い、
 本当に行方をくらました哲学者マンソンジュの話。
テリー・イーグルトン『聖人と学者の国』平凡社
 ヴィトゲンシュタインが主人公。
 なんと『ユリシーズ』の登場人物レオポルド・ブルームまでも登場する。
ドミニク・ノゲーズ『レーニン・ダダ』ダゲレオ出版
 レーニンはスイス亡命中にダダイズムに感化を受ける。
 ロシア革命も芸術表現の一環にすぎなかった、という研究レポート。
笠井潔『哲学者の密室』光文社
 ハイデガー先生が大活躍(ただし、名は変えてある)。
 探偵や警察官までが実存哲学を語るミステリー。
 同じ著者には、ヴェイユ、バタイユが登場する作品もある
 (ただし、名は変えてある)。
634考える名無しさん:2011/07/06(水) 16:44:06.82 0
これは本格的で凄い↓

『サムライたち』 ジュリア・クリステヴァ著 筑摩書房

フランス現代思想の重要人物が仮名ですべて出てくる
635考える名無しさん:2011/07/06(水) 17:58:16.08 0
おあそびだな
そういやボーヴォアールにも
「マンダリン」ていう小説があったな。
実存主義者たちがでてくる
636考える名無しさん:2011/07/08(金) 17:37:13.41 0
古代ギリシャ哲学と近代ヨーロッパ哲学について勉強したいんだけどどんな本がある?
できれば一冊で広く浅く学べるものがいいんだけど…
637考える名無しさん:2011/07/08(金) 17:50:26.93 0
古代はギリシャ哲学者列伝かな
638 [―{}@{}@{}-] 考える名無しさん:2011/07/08(金) 17:52:04.97 P
>>636
ダイジェスト脳になるぞw
639考える名無しさん:2011/07/08(金) 19:31:07.31 0
>>636
ラッセルの西洋哲学史を原著で読むべし。
640考える名無しさん:2011/07/08(金) 21:44:53.32 0
別に原著である必要は。。。
641考える名無しさん:2011/07/08(金) 22:15:10.66 0
>>640
みすずの訳書だと3分冊だから「1冊で広く浅く」学べない。
642考える名無しさん:2011/07/08(金) 22:37:49.48 0
ああ、そういう意味ねw
643考える名無しさん:2011/07/09(土) 02:05:50.38 0
みすずでも古本屋探せば一冊のやつあるはず
644考える名無しさん:2011/07/09(土) 11:02:12.90 0
  /\___/\
/ ⌒   ⌒ ::: \
|  (●)(●)、  |     わたし、あしたでハタチ
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |    明日の情熱大陸観て感動してね!
|   ト‐=‐ァ'   .::::|
\  `ニニ´  .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\
645考える名無しさん:2011/07/09(土) 14:23:41.11 0
ラッセルの哲学史は偏ってるからまったく勧められない。
勧めてるのはジジイだろ。

熊野純彦『西洋哲学史』岩波新書

でも読んだらいい。
646 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/07/09(土) 16:01:32.64 P
>>645
ラッセルよりシャトレ哲学史に決まってる
647考える名無しさん:2011/07/11(月) 04:37:14.21 0
>>634
どんな内容?
648考える名無しさん:2011/07/11(月) 19:02:09.16 O
新約聖書
649考える名無しさん:2011/07/11(月) 20:40:31.09 0
入門書は入門書でありながらも、
読み物の以上のものをもたらすこともできる。
受けて側の問題だよ。もちろん自分にとってすでに既知の
ことだらけであれば、つまらないかもしれないが。
それに中島さんや永井さんの入門書を簡単に切っているが、
永井さんの「私のメタフィジックス」「魂に対する態度」や
中島さんの「時間とはなにか」「人をきらうということ」
とか、読んだ上で言ってるの?読んだうえで彼らの
入門書を所詮読み物っていうならかまわんけどさ。
「問いを発する」という意味を理解してるのか?
650考える名無しさん:2011/07/12(火) 00:12:29.83 0
何の話をしてるのかわからないが、
永井の本は学会誌や大学紀要に載ってる論文まとめたもので、
そもそも入門書とは言い難い。
だいたい永井自体が読みやすい文章書く人じゃないので入門書として薦めない。
中島の本は、哲学業界の人の業界エッセイという感じだし、
哲学についてあまり触れられていないし、
読書案内も個性的すぎるので入門書としては薦めない。

否定的なことばかり言っても仕方がないので、
個人的には野矢茂樹かラッセルあたりから入っていくことを薦める。
651考える名無しさん:2011/07/12(火) 02:07:44.61 0
チラシの(ry
652考える名無しさん:2011/07/12(火) 14:44:36.71 0
大学の哲学科に進みたいのですが相談させて頂きます。
ギリシャ神話の心理や神話の成立した時代の哲学者などを学ぶのが
古代ギリシア哲学なのですか?
653考える名無しさん:2011/07/12(火) 15:02:02.84 0
>>650
英米系か大陸系かの選択問題になるよな
ところで野矢の新刊面白いよ
654考える名無しさん:2011/07/12(火) 17:25:52.53 0
野矢の優れていると思われる言明を1つでもいいから引用してごらん。
そのほうが「面白い」とか「薦める」とかいう言葉を100回重ねる
よりはるかに宣伝になる(野矢の本が本当に優れてるならね)。
酒の試飲と同じだよ。
655考える名無しさん:2011/07/12(火) 17:52:27.92 0
俺が哲学への導入として野矢をすすめた理由は、
野矢が情報量と明晰さを両立させられる優れた文章の書き手であるから。
ラッセルも同じ理由だな。
ただし引用してカンドーできるような「言明」を求めるなら薦めないw
656考える名無しさん:2011/07/12(火) 18:08:23.25 0
じゃ、20歳向けのお酒入門、発泡酒みたいなもんだな
良質のウイスキーやブランデーを求めてるならお門違い
657考える名無しさん:2011/07/12(火) 18:28:09.36 0
素人受けする金言・箴言集みたいな哲学に興味があるならニーチェでも読んでれば?
658考える名無しさん:2011/07/12(火) 20:28:28.80 0
1つも優れた言葉を引用できないような著作なら、
確かにニーチェを読んだ方がはるかに哲学入門に役立つだろう
哲学入門ってのは自分で考えることを触発することだからな
情報量と分かりやすさを求めるなら思想ガイドブックでも
読んでればいい
659考える名無しさん:2011/07/12(火) 21:19:25.44 0
哲学に良質のブランデー(笑)求める方がお門違いじゃね?w
660考える名無しさん:2011/07/12(火) 21:41:28.19 0
入門書でも2種類あるよね。
大家が自分の考えをわかりやすく解説した入門書と、
哲学を学ぶ者のために、哲学とはいかなる学問かを解説した入門書。

後者は、けっきょくよくわからんままになってしまいがち。
どうせ読むなら前者がいいと思う。
できるなら、大家の名著をいきなり読んでしまうのがいいと思うけど。
難点は、哲学書は概して先人の知恵を批判するものなので、結局
哲学史を理解しないと、その1冊の内容すら理解できないこと。
その意味では、旧来の哲学といちおう切り離された分析哲学の本は
とっかかりとしては読みやすいんじゃないだろうか?
661catt ◆.catt24qAw :2011/07/12(火) 21:43:11.44 0
>>660
すべてすぐれたの「哲学書」はそのまま「哲学入門書」でもあり「哲学史」でもあるよ。
662考える名無しさん:2011/07/12(火) 21:58:28.22 P
河井徳治、
スピノザ『エチカ』
はオススメ。
大家が初心者に歩み寄った成功例。
663考える名無しさん:2011/07/13(水) 00:21:45.41 0
>>653
「語りえぬものを語る」ですな。今読んでいたところ。

野矢の語り口や論理構成には癖があって、もどかしいんだよね。
数学でいうと最短ルートの数式をあえて使わず、遠回りの無駄な計算式を書くような
ところがある。比喩も分かりにくい。
文章の論理の明晰さでは及第点はあげられないなあ、と思う。

学生に考えさせるために、あの癖のある語り口をしているのだろうか、とも思ったが、
どうも彼の思考があんな感じのようだね。
「考えることそのものに哲学の意味がある。」と思わないと彼の本は読めないなあ。
664考える名無しさん:2011/07/13(水) 07:09:28.49 0
>>663
野矢の語り口は専門用語使わず
「考えている俺」こんなに凄い!
みたいなナルシシズムに淫しているところがあって、
だらだら続くし、読んでいて辛い。
野矢より野家(啓一)だな。
後者のほうが啓蒙的で情報量が多くサバサバした文章で
小気味良い。

665考える名無しさん:2011/07/13(水) 08:24:19.65 0
もっと言うと、哲学は英語で読むに限ると思うw
日本語の文章は含蓄がありすぎるw
666考える名無しさん:2011/07/13(水) 08:49:22.41 0
もっぱら英語で考えて、英語で表現するというんじゃなければ、日本語を通して読むのも意味がある
667考える名無しさん:2011/07/16(土) 03:39:36.90 P
東洋の合理思想
講談社現代新書

西欧哲学との比較がわかりやすい
論理学入門書でもある
支那を中国と書き換えた単行本が出ているが、
新書版がオススメ。
668考える名無しさん:2011/07/17(日) 22:44:27.70 O
>>664
でも啓蒙的でサバサバした文章で書くと、
大陸哲学の人から皮相的と言われるんです(>_<)
669考える名無しさん:2011/07/18(月) 11:14:07.58 0
野家の本はあんまり薦めないな。
散漫で纏まりがないので。
670考える名無しさん:2011/07/18(月) 12:26:01.78 0
>>660
まとまりを欠いてるのは野矢でしょ。
野家のほうは、きっちりまとまりすぎていて、
逆に食い足りない。
671考える名無しさん:2011/07/18(月) 12:26:28.38 0
× 660
→ ○ 669
672考える名無しさん:2011/07/19(火) 23:20:20.71 0
クワイン、クーン、ウィトゲンシュタインを読んだ。

この中でお勧めはクーンかな?科学哲学の動向が手堅くまとまっててる。
ウィトゲンシュタインは、ウィトゲンシュタイン(よくあるようなウイト
ゲンシュタインファンブックみたいなのではなく)を客観的に多方向から
クールにみつめている感じ、個人的には時々、飯田氏がぼそっとだす、
ぼやきのセリフがウケた。クワインは先に分析哲学とはどういうものかを
知っていないといきなり読むのはつらいかも(哲学初心者には)
673考える名無しさん:2011/07/19(火) 23:51:19.21 0
現代思想の冒険者たちかね
674考える名無しさん:2011/07/20(水) 01:20:26.92 0
日本語、ドイツ語 このあたりの言語で哲学思想をやると収拾がつかなくなる

シンプル・明晰に英語で行こうぜ。
675考える名無しさん:2011/07/20(水) 08:54:25.35 0
この板でよく出る基本恫喝に、
英・独・仏・ギリシア・ラテンを全部やれというのがある。
で、古代ギリシア語をやったらプラトン読むだろう、普通は。

俺はアリストテレスの方が現代につながってると思うが、
プラトンには問答特有の妙な魅力がある。
676考える名無しさん:2011/07/20(水) 10:31:33.01 0
キホン的に学会の評議委員クラスの人の書いてる、
その人の専門の入門書なら読んでおいて損はないよ。
立場的に変なこと書けないしねw
677考える名無しさん:2011/07/20(水) 13:32:51.80 0
何を勉強するかなんて誰に憧れてるかによるだろ。
大森荘蔵に憧れてるんならギリシア・ラテン語なんかより理系学問やるべきだろうし、
西田幾多郎に憧れてるんなら古典語はもちろん禅なんかも勉強しなきゃならんだろう。
678catt ◆.catt24qAw :2011/07/20(水) 13:36:17.86 0
>>677
あこがれるレベルが低くないですか?
679考える名無しさん:2011/07/20(水) 13:41:46.68 0
全くそうは思わない。
680catt ◆.catt24qAw :2011/07/20(水) 13:49:55.51 0
(独り言)テキストはなぞれるだけでは意味がない。
過去のテキストを乗り越えることこそ哲学の王道。
681考える名無しさん:2011/07/20(水) 16:53:39.19 0
>>680
貴方もなぞってるだけじゃんw
682catt ◆.catt24qAw :2011/07/20(水) 17:02:00.88 0
>>681
どのテキストをでしょうか?(というかテキストにオリジナルなんて無いのだがw)
683考える名無しさん:2011/07/20(水) 18:42:57.20 0
>>681
なぞれてさえいないだろ…
684考える名無しさん:2011/07/20(水) 21:00:58.79 0
「西洋哲学史」(ミネルヴァ書房)
「西洋思想のあゆみ」(有斐閣)
「西洋哲学史」(今道友信著、講談社学術文庫)
「西洋哲学史の基礎知識」
コプルストン
マルクス主義と全体性
西洋近世哲学史稿
構造主義の歴史
ラッセル
シャトレ哲学史
ヘーゲル「哲学史講義」
エックハルト「説教集」
クザーヌス「学識ある無知について」
ハイデッカー「存在と時間」
685考える名無しさん:2011/07/20(水) 21:03:05.65 0
ヒトラー「我が闘争」
マリネッティ「未来派宣言」
ハイデガー「ドイツ大学の自己主張」
カールシュミット「政治的なものの概念」
プレスナー「遅れてきた国民」
フロム「自由からの逃走」
アドルノ、ホルクハイマー「啓蒙の弁証法」
クラーザー「ヒトラーとナチス」
686考える名無しさん:2011/07/20(水) 23:23:35.02 0
正義論を語るならハイエクとロールズとノージックは必須。
て言うかほかは別にいらない。
687考える名無しさん:2011/07/20(水) 23:38:35.94 0
ハイエクはいらんだろ
688考える名無しさん:2011/07/20(水) 23:44:34.55 0
ロールズとかあんな薄っぺらいもん要るか
689catt ◆.catt24qAw :2011/07/21(木) 00:51:43.28 0
アリストテレスだけでも良いと思うw
690考える名無しさん:2011/07/21(木) 08:09:09.76 0
ロールズ()笑
691考える名無しさん:2011/07/21(木) 20:26:24.48 0
一通り全部網羅してから、気になった本を精読すればいいと思うよ。
ハムレットやリア王について一生費やす人も居るくらいだから。
なにも読んだ本を完璧に理解するとか考える必要もない。
本質は、本の薄さとか厚さじゃないよ。
692考える名無しさん:2011/07/21(木) 20:28:45.79 0
初心者は何を読めばいいか以前にしたすら多読しろ
693考える名無しさん:2011/07/22(金) 00:43:48.88 0
啓蒙書を読んで概略を掴めればいいんなら多読ありだけど、
本気で取り組むなら精読しなきゃだめだろ。
まあどお読めばいいかも初心者にはキツイと思われ。
なんかいいテキストクリティークの指導書ないかね。
(難解な本を読む技術と本を読む本は読んだ。英語可)
694考える名無しさん:2011/07/22(金) 06:31:49.76 0
こんなもんひと通り概略を掴んどきゃいいの。どうせ屁理屈の世界なんだし。
695考える名無しさん:2011/07/22(金) 09:33:14.42 0
基本入門書には読書案内がついてるからこんなところに一々伺いを立てずに
信用できる書き手の薦める本読んでればいいと思うんだがw
2ちゃんのコメントなんてアマゾン以下だぞ
696考える名無しさん:2011/07/22(金) 09:58:17.04 0
「正直哲学とか興味ないけど文学や論壇がらみの関心で哲学が出てくるから触り程度に知っておきたい」
という人には竹田青嗣の解説本を薦めておく。ちなみに嫌みで言っているのではないw
竹田自身がそういう人を想定して本を書いていると思うのでピッタリだと思う。
697考える名無しさん:2011/07/22(金) 10:31:01.09 0
情弱の皆さん向けの現代哲学見取り図
ttp://www.keisoshobo.co.jp/files/Rough sketch of philosophy at present age.pdf
698考える名無しさん:2011/07/22(金) 10:35:17.68 0
やはりギリシャ哲学の本は読みやすいと思う
ただし、多少の歴史的背景と、明らかな誤りは取り除いて読むことが必要になるけど
699catt ◆.catt24qAw :2011/07/22(金) 16:04:46.29 0
>>697
こういうののもっとでかいバージョン無いのかな。
これは見つけたが。
http://www.philosophybasics.com/general_map.html
700考える名無しさん:2011/07/22(金) 21:39:01.10 0
>>693
外してるかもしれんが
ちくま評論選―高校生のための現代思想エッセンス
新釈現代文
701考える名無しさん:2011/07/22(金) 22:48:41.39 0
=情弱
>>697
それだけじゃなくて勁草の他のやつもスゲー便利だよね。
主要著作のリストもついてるし。
702考える名無しさん:2011/07/22(金) 23:13:32.32 0
アマチュア哲学書読みはなんとなくみすず派と勁草派で割れそうだな
703考える名無しさん:2011/07/23(土) 11:42:24.37 0
>>697
現代哲学じゃなくて
現代英米分析哲学の見取り図に過ぎないな
704考える名無しさん:2011/07/23(土) 12:09:38.98 0
英語圏の哲学だけど、
オーストラリアはもちろんポーランドやフィンランドやお隣の国まで
世界中の人がやってるんだから「英米」哲学みたいに言うのはおかしいよねぇ。
どう見ても「現代哲学」だろw
705考える名無しさん:2011/07/23(土) 12:19:32.29 0
>>703
それ以外にまともな哲学無いしぶっちゃけ
706考える名無しさん:2011/07/23(土) 12:24:45.82 0
英語は現代のラテン語だからねw
707考える名無しさん:2011/07/23(土) 13:57:35.24 0
>>705
こういう偏狭な哲学観を(釣っぽいが実は本気で)振りまいている
限り、分析哲学の伝統は「現代のスコラ哲学」(ドゥルーズ)から
永遠に抜けられないだろうし、それどころかやせ細るばかりだろうね。
708考える名無しさん:2011/07/23(土) 14:00:54.29 0
70年代フランス思想の現象学叩きがどうしたって?(笑)
709考える名無しさん:2011/07/23(土) 14:06:23.22 0
ていうか
20世紀哲学として一顧だにされないドゥルーズ(笑)より
「現代のスコラ哲学」の方がマシじゃね?
710考える名無しさん:2011/07/23(土) 14:08:01.00 0
フランス哲学も主流は現象学のままだったしね
構造主義の方が先にやせ細ったなw
711考える名無しさん:2011/07/23(土) 14:08:14.31 0
とかいいながら、英語で論文もろくに書けず、
日本語で分析哲学やってる矛盾に気づけよ。
712考える名無しさん:2011/07/23(土) 14:12:58.38 0
日本語と分析哲学は矛盾すんの?w
713考える名無しさん:2011/07/23(土) 14:14:34.58 0
現代哲学の中心が英語の哲学で、
英語の「現代のラテン語」だとかほざいている
連中に限って、ろくに英語で論文を書いてない。

だから俺はこういう連中の言うことは全く信用しない。
714考える名無しさん:2011/07/23(土) 14:16:15.76 0
【ブタミマン】東浩紀469【LOで炎上】
ttp://kamome.2ch.net/test/read.cgi/philo/1311156237/
552 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2011/07/23(土) 14:13:50.62 0
現代哲学の中心が英語の哲学で、
英語の「現代のラテン語」だとかほざいている
連中に限って、ろくに英語で論文を書いてない。

だから俺はこういう連中の言うことは全く信用しない。
715考える名無しさん:2011/07/23(土) 14:17:10.60 0
「書いてない」って・・・
こんなところでいったい誰と闘ってるの?
716考える名無しさん:2011/07/23(土) 14:19:09.15 0
>>712
フランス現代思想と日本語とは微妙
かもしれん
717考える名無しさん:2011/07/23(土) 14:20:13.81 0
日本で著名とされる分析哲学系の日本人研究者が
しばしば英語中心主義に近いことを言いがちなのだが
そういう連中が、どの程度実際英語で論文を書いているか
調べてみたことがあるけど惨憺たるものだった。
ほんとふざけるなって感じ。

まぁ日本で職を得ている時点で答えは出てるんだろうが。
718考える名無しさん:2011/07/23(土) 14:26:06.08 0
日本人研究者と戦ってたのかw
719考える名無しさん:2011/07/23(土) 14:38:44.00 0
語論文書いてる人や大学出版局から英訳出てる人は沢山いるよな。
単著にはならないだけで。
720考える名無しさん:2011/07/23(土) 14:46:35.84 0
どっちにしてもあんま関係ない話
721考える名無しさん:2011/07/23(土) 23:41:42.93 0
ブーブレスみたいな、
「フランス思想を現代哲学向けにアウトプットしよう」
みたいな人もいるにはいるんだけど、
皮肉にも「単純なアイデアをまわりくどく書いてる」という評判を裏打ちしてる。
722catt ◆.catt24qAw :2011/07/24(日) 00:18:34.78 0
わざわざ文哲に落ちることもなし
723考える名無しさん:2011/07/24(日) 01:00:31.40 0
スタンリー・カヴェルはどうなるの?
カヴェルは、英語系の現代の哲学者だけど、
文学もヨーロッパ哲学もやってるから、ダメってことになってしまう。
どんだけ視野が狭いんだよ。
724考える名無しさん:2011/07/26(火) 17:59:32.43 0
フーコーはすぐれた骨董鑑定人として評価できるが、
ドゥルーズはゴミ。
あんな言葉遊びの社会分析など、フランスの政策担当者も経営層も真に受けまい。
725考える名無しさん:2011/07/26(火) 18:01:04.84 0
哲学的小説でも書いてみたいところだが、
あなたたちはどんなものなら手にとって読んでみたいと思うか。
726考える名無しさん:2011/07/26(火) 22:36:49.15 0
ソフィーの世界よりは川上未映子の方が好きだな
727考える名無しさん:2011/07/26(火) 22:56:14.88 O
小説じゃないが映画『メメント』はちょっと面白いよ
728725:2011/07/27(水) 01:21:25.65 0
>>726
う〜ん、......川上未映子は.....
まあソフィーの世界は子供のころ楽しく読めたがな。
サルトルやカミュの小説のようなものの現代版にしたいわけよ。
引き込んで読ませる要素も入れて。
729新参者:2011/07/27(水) 08:54:33.58 0
最近建設的に本を読もうと思い、今よくわからない内容の本を何度も読み返したり、
ノートに書き出して読んでます。

始めに読んだのが取っ付きやすい竹田青嗣「はじめての哲入」「はじめての現象学」
「現代思想をめぐる冒険」から浅田「構造と力」(2度読みました)と柄谷「隠喩としての」
(これから)「探求」に移ってきました。橋爪大三郎の「はじめての構造主義」や
木田や池上を少し読みました。どういう風に読んでいいかわからないから
知られてる名前の解説書、入門書ばかりよんでます。

ソシュール(丸圭三)、レヴィ=ストロース、マルクス、ラカンをこれから読もうと考えています。
これだけ本があるとまずどれから手をつけていいかわかりません。
「そんなこと気にせず適当に読んでけといわれる」方もいると思いますが、
ちなみにポスト構造主義の外観を掴もうと意図して読んでます。
クリステンバとかドゥルーズガダらへんを読む前の腹ごしらえです。

みなさんはどのような順序で読んできたのですか?
院生、博士、教授のみなさまの実体験で結構です。
駆け出しの素人にアドバイスください。
730考える名無しさん:2011/07/27(水) 09:05:10.46 0
ソシュール
普通に丸山の本と「講義」(岩波の小林訳で十分)でよさそう。

レヴィストロース
いきなり「野生の思考」でOK。「悲しき熱帯」でももちろん可。

マルクス
一昔前なら、いきなり「資本論」でいいだろと言われそうだけど、いま現代思想の
一環として読むのなら何がいいのか?

ラカン
とりあえずフロイトの「精神分析学入門」を読んでから。
731考える名無しさん:2011/07/27(水) 09:07:52.43 0
ちなみに、「クリステンバとかドゥルーズガダらへん」は、読んでわかったと思ったことが
ないので、何を勧めればいいのか見当がつきません。
732考える名無しさん:2011/07/27(水) 09:32:37.38 0
>>729
ポストモダンなんて読まなくていいからプラトン嫁
読みやすいし入門書不要
733考える名無しさん:2011/07/27(水) 10:19:05.87 0
俺もプラトンがいいと思う
734考える名無しさん:2011/07/27(水) 10:20:47.87 0
                              その手の継投は
735新参者:2011/07/27(水) 10:24:10.51 0
うんボクもプラトンがいいな。
736考える名無しさん:2011/07/27(水) 11:06:30.28 0
入門には高校の倫理の教科書がいいですか?
737考える名無しさん:2011/07/27(水) 14:26:35.37 0
だめ
高校生なら受験勉強の妨げにならない程度に
プラトンかデカルトあたりを読むべし
適度な哲学史もよい
738考える名無しさん:2011/07/27(水) 15:03:06.51 0
まず、自分が哲学的問題だと思うものについて考え、
自分の意見をまとめておけ。それをする前に変な本なんか読むと、
よく分からないまま影響を受けて馬鹿になってしまうぞ、
とかいうと嫌われるかな?w
739考える名無しさん:2011/07/27(水) 15:06:34.84 0
この板の現状を見てから
それらの意見を参考にするかどうか決めればいい
740考える名無しさん:2011/07/27(水) 16:44:16.50 0
>>697
の図はよくできてるなぁ
やるじゃん編集
とか思ったら作ったの柏端なのかw
741考える名無しさん:2011/07/27(水) 22:36:00.59 0
>>697
現代哲学じゃなくて
現代英米分析哲学の見取り図に過ぎないな
742考える名無しさん:2011/07/27(水) 22:38:47.91 0
大陸系のやつは「現代思想」だから間違っていない
743考える名無しさん:2011/07/27(水) 22:45:31.16 P
分析哲学はゲーデル以降何の成果もない
744考える名無しさん:2011/07/27(水) 22:51:34.67 0
>>697
「オックスフォードの 文章の難しい人たち」って括りなんなのw

気の利いたこと言ったつもりかよw 
745考える名無しさん:2011/07/27(水) 22:56:56.99 0
情弱の皆さんへその2
ttp://www.keisoshobo.co.jp/news/nc269.html
あらかた網羅されとるやんか
746考える名無しさん:2011/07/27(水) 23:02:06.66 0
=745
と思ったら大陸系がない。前はもっとたくさんあったような気がしたんだが。
747考える名無しさん:2011/07/27(水) 23:06:30.32 0
>>745
×「英米を中心とした」
○「英語圏に限定した」
748考える名無しさん:2011/07/27(水) 23:14:30.32 0
>>743
大陸哲学はライプニッツ以降何の成果もない
749考える名無しさん:2011/07/27(水) 23:16:29.23 0
>>748
デリダの有限責任会社はフランスジョークを極めた。
750考える名無しさん:2011/07/27(水) 23:21:26.75 0
>>748
西洋哲学などはみんな、プラトンとアリストテレスの注釈にすぎない
(早い者勝ち)
751考える名無しさん:2011/07/27(水) 23:21:33.41 0
ソーカルのジョークには足元にも及ばない
752考える名無しさん:2011/07/28(木) 02:54:28.02 0
読みやすいのはニーチェ
過激にいくならベルクソン
753 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2011/07/28(木) 03:15:10.61 0
多元宇宙思想哲学が実現するよねー!?♪。
754考える名無しさん:2011/07/28(木) 05:09:37.79 O
哲学って、欲求不満を自分で解決できないアホの逃げ道だよね。

何が、キルケェゴールが10代の必読書だよ。
同病相憐れみかよ。

終生、親の残した資産で飯を喰い、出身地以外の街に行ったこともないクズの話なんかアホ臭いわ。
755考える名無しさん:2011/07/28(木) 11:01:17.42 0
「現代哲学への招待」とか「双書 現代哲学」とかでも主に>>697みたいな感じだよな。
フランスとかイタリアとかラテン系の人達がやってるのは「思想」でいいんじゃないの。
本棚の棚とも矛盾しないしw
756考える名無しさん:2011/07/28(木) 11:19:52.46 0
>>755
レヴィナスは哲学じゃないの?
757考える名無しさん:2011/07/28(木) 11:50:24.70 0
レヴィナスは「現象学」の棚にあるじゃんw
758考える名無しさん:2011/07/28(木) 12:43:24.45 0
英米系は、狭義の哲学者だけで見取り図が完結するから「哲学」の見取り図でいいけど、
大陸系は、文学とか人類学とか精神分析学とかマルキストが入ってくるから、「思想」の見取り図
になるということでしょ
759考える名無しさん:2011/07/28(木) 14:00:21.53 0
フランス思想は「反哲学」かかげてたんだから
哲学業界に席がなくなってよかったんじゃないの?
760考える名無しさん:2011/07/28(木) 20:10:41.26 0
>>757
現象学は思想じゃなくて哲学だろ常考
761考える名無しさん:2011/07/28(木) 20:17:36.22 0
>>697
ローティやノージックを拾っているわりには
ドレイファスもテイラーもカベルもサンデルも入ってない。
けっこう穴だらけだし、バランスもとれていない。
762考える名無しさん:2011/07/28(木) 20:23:56.17 0
サンデルは要らん
763考える名無しさん:2011/07/28(木) 20:35:00.59 0
サンデルってアメリカの茂木健一郎でしょw
764考える名無しさん:2011/07/28(木) 20:46:22.89 0
ドレイファスは大陸系だろw
>>755的に言うと「思想」だよ「思想」
765catt ◆.catt24qAw :2011/07/28(木) 20:48:53.16 0
サンデルは要らん
766考える名無しさん:2011/07/28(木) 20:55:18.34 0
サンデル涙目ww
767考える名無しさん:2011/07/28(木) 20:56:17.35 0
>>764
じゃローティは?
768考える名無しさん:2011/07/28(木) 21:02:56.04 0
普通に分析系だろ?
まさか『脱構築』あたりの翻訳しか読んでないバカじゃないよね?
769考える名無しさん:2011/07/28(木) 21:04:03.98 0
サンダルはなんで人気ないの?
770考える名無しさん:2011/07/28(木) 21:05:10.13 0
売れたからw
771考える名無しさん:2011/07/28(木) 21:08:07.83 0
>>768
初期のローティなら分からないでもないが、
比較文学科の教授だったローティを「普通に分析系」と言うやつのほうがバカだろ
772考える名無しさん:2011/07/28(木) 21:11:34.63 0
じゃ一応分析系
773考える名無しさん:2011/07/28(木) 21:12:59.02 0
ドレイファスもAI関係の仕事からすれば分析系の要素も結構入ってる。
774考える名無しさん:2011/07/28(木) 21:20:55.02 0
>>773
AI批判の話でしょ
どうかなーあれ「現象学」じゃなかった?
分析系でも敬意を払って引用はされるけど
775考える名無しさん:2011/07/28(木) 21:27:12.93 0
つーか現象学は哲学じゃないのかよ、なんで思想になるんだよw
776考える名無しさん:2011/07/28(木) 21:28:46.88 0
分析マンセーがひどすぎる
英米系ってむしろ哲学の名に値しないのでは
777考える名無しさん:2011/07/28(木) 21:36:20.15 0
デリダやドゥルーズが哲学の名に値するとでも
778考える名無しさん:2011/07/28(木) 21:43:13.83 0
現象学でちゃんと勝負できてたのに
いきなりゴミカス持って来んでも…
779考える名無しさん:2011/07/28(木) 21:49:12.24 0
これは結構有名なことで、海外ではかなり研究が進んでいることだけど、

分析哲学って、人類学と同じく、戦時中、帝国主義テクノクラートのイデオロギーの最たる担い手だった。

歴史意識の欠如が分哲の限界のすべてを物語ってる。
780考える名無しさん:2011/07/28(木) 21:51:50.86 0
スレタイに戻るけど「初心者」向けとしてはサンデル先生のはどうなの?
781catt ◆.catt24qAw :2011/07/28(木) 22:01:21.27 0
サンデル読んでも無駄。
782考える名無しさん:2011/07/28(木) 22:06:11.54 0
ポストモダンも分析系も哲学の名に値しない
哲学はもう死にました
783考える名無しさん:2011/07/28(木) 22:43:06.96 0
>>781
サンデルの公共哲学とか正義論って、要は倫理学だね。

加藤尚武の「現代倫理学入門」とかの一連の著作と大部分が重なる。
それを「サルでも分かる」方式にしたのがサンデルって感じがする。
784catt ◆.catt24qAw :2011/07/28(木) 22:48:15.72 0
>>783
サンデルは哲学と対決していない。
対決していない者に哲学を語る資格はない。
(まあ、語ってすらいないがw)
785考える名無しさん:2011/07/28(木) 23:04:49.93 0
日本には哲学と対決している哲学者ばかりだからなあw

というか、哲学と対決することが哲学だと勘違いしている輩ばかりw
786catt ◆.catt24qAw :2011/07/28(木) 23:20:30.11 0
>>785
対決しない哲学者っていないだろw
787考える名無しさん:2011/07/28(木) 23:38:37.31 0
自己対決がかっこいいと思っている馬鹿ハケーンw
788考える名無しさん:2011/07/28(木) 23:40:43.70 0
「俺は哲学と対決している(キリッ」
789考える名無しさん:2011/07/28(木) 23:45:22.93 0
哲学と対決www

なんかいろいろ見えない敵と戦ってる奴が多いスレだなw
790考える名無しさん:2011/07/29(金) 00:36:18.52 0
レヴィナスって研究者でも言ってること理解できないんだろ
そんなのどうやって理解するの
791catt ◆.catt24qAw :2011/07/29(金) 01:13:32.47 0
すべての哲学者は、師(先哲)を乗り越え(対決)ていくのだよ。
792考える名無しさん:2011/07/29(金) 01:13:36.59 0
理解しようとせずに感じるんだろw
そんな糞みたいな「哲学」が死んだのは喜ばしい
だから>>782は正しいんだ
もちろんいい意味で
793考える名無しさん:2011/07/29(金) 01:14:46.63 0
>>791
もうその話終わったから引っ込め
794catt ◆.catt24qAw :2011/07/29(金) 01:15:47.07 0
乗り越えられない哲学童貞はそこらの入門書読んどけ。
795考える名無しさん:2011/07/29(金) 01:21:23.99 0
せっかく「対決=乗り越え」という言い抜けを思い付いたのに
みんな冷たいよな
796考える名無しさん:2011/07/29(金) 01:35:56.64 0
師と対決して乗り越えていくのが哲学なんて少年漫画のノリだなw
797catt ◆.catt24qAw :2011/07/29(金) 01:43:34.89 0
あ、これがゆとりってやつか。
798考える名無しさん:2011/07/29(金) 02:12:35.35 0
禅にそんな言葉があったな
799考える名無しさん:2011/07/29(金) 02:15:32.66 0
神と出会えば神を殺し、仏と出会えば仏も殺すだっけか
それを乗り越えると解釈すればそうなるが 詳しい所はどうなんだろうね
800考える名無しさん:2011/07/29(金) 02:17:02.39 0
神じゃなくて 祖だけっか まあどちらでもいいが
801考える名無しさん:2011/07/29(金) 02:53:10.91 0
「哲学と対決していない者に哲学を語る資格はない。」

そこらへんの本屋に山積みにされているベストセラー「哲学書」の
帯に書かれていそうなコピーだw
802catt ◆.catt24qAw :2011/07/29(金) 03:52:43.80 0
まあ、メルロ=ポンティの本の帯にも書いてあるんだけどなw
803考える名無しさん:2011/07/29(金) 04:20:26.49 0
メルロポンチw
804catt ◆.catt24qAw :2011/07/29(金) 04:30:48.67 0
チミタチにはメルロ=ポンティはお薦めしない。どうせ分からんだろうからw
805catt ◆.catt24qAw :2011/07/29(金) 04:32:33.56 0
初学者へのお薦めはカントの三批判書だろうなあ。
とりあえず何十回か読めば分かるようにできてるし。
806考える名無しさん:2011/07/29(金) 04:37:35.82 0
カントすすめるなら 最低でも形而上学と経験論辺りは、押さえとこうよ
807catt ◆.catt24qAw :2011/07/29(金) 05:34:42.97 0
それはいらないかな。
808考える名無しさん:2011/07/29(金) 07:21:47.96 0
すみません、
グレーテ・ヘルマンっていうドイツの哲学者について
解説している本って知りませんか?
809考える名無しさん:2011/07/29(金) 07:25:41.04 0
>>755
>グレーテ・ヘルマン
ドイツ語ではどう綴るの?
810考える名無しさん:2011/07/29(金) 08:02:32.32 0
>>809
grete hermannです
ハイゼンベルクの「部分と全体」に1章割かれていて
どういう思想家か知りたくなったのです
811考える名無しさん:2011/07/29(金) 08:13:57.64 0
まぁ以前も書いたが、アリストテレス形而上学に決まってる。
その次はデカルトだと思っていたが、最近はベーコンだと思うようになった。
デカルトは各論方面だな。
初心者は哲学そのものを知らないから、それにはこの二人がいい。
812考える名無しさん:2011/07/29(金) 09:31:46.84 0
このスレ分析哲学とフランス思想で「新入生」の取りあいしてるの?w
813考える名無しさん:2011/07/29(金) 09:57:57.89 0
哲学との対決(笑)について語るスレです。
814考える名無しさん:2011/07/29(金) 14:48:32.30 0
【加筆修正希望】こんなものを作ってみた。

哲学を学ぶべきか?
   │
   ├─哲学は学ぶべきでしょう派
   │   ├─ プラトン派(哲学はプラトンの注釈にすぎないでしょ)
   │   ├─ アリストテレス派(形而上学を始めたわけだし)
   │   ├─ 中世神学派(神と人間との関係は大切でしょう)
   │   ├─ デカルト派(コギト・エルゴ・スムで近代哲学は始めたよ)
   │   ├─ カント派(三批判書で近代哲学の基礎を確立しました)
   │   └─ ヘーゲル派(世界は精神の展開の表れだよ)
   │
   ├─古い哲学はしなくてもいいよ派
   │   ├─ ニーチェ派(神は死んだんだし、古い哲学はもういいよ)
   │   ├─ 現象学派(既存の哲学は超越論的還元ができてない)
   │   ├─ 実存主義派(僕の苦しみを哲学は解いてくれないよ)
   │   ├─ フランス現代思想派(哲学!偉そうなんだよ!)
   │   └─ 分析哲学派(分析哲学以外は言葉遊びでしょう)
   │
   ├─哲学を学ぶのではなく、哲学することを学べ派
   │   ├─ 自律派(自分で考えろよ)
   │   └─ 自家撞着派(そう言ったカントを学びます)
   │
   └─哲学なんて学ばなくてもいいよ派
       ├─ 効率重視派(哲学よりも他の学問を学ぶべき)
       ├─ 性格改悪派(哲学やってると性格が悪くなる
       └─ 絶対否定派(哲学なんて屁理屈ばっかりだろう)
815考える名無しさん:2011/07/29(金) 16:04:07.15 0
韓国における反多文化主義について。朝鮮日報だけどとてもいい記事。
ちょい見直した。

【萬物相】外国人嫌悪
http://www.chosunonline.com/news/20110727000067
816考える名無しさん:2011/07/29(金) 16:43:38.89 0
>>384
別にこの表に云々言うわけじゃないけど
日本人って、なんで論語とか仏教の哲学、東洋哲学をまず考えないのかな
福沢諭吉の学問のすすめではないけれど、西洋マンセーじゃなくて
自国の哲学をしっかり勉強してから、西洋に目を向けるべきだと思うな。

まあ ジジくさくて堅苦しそうなのは認めるが。。。
817考える名無しさん:2011/07/29(金) 16:54:16.35 0
>>816
哲学ってそもそも言葉の由来からして
古代ギリシア発祥の西洋の思想なんだよ。

仏教の哲学とか東洋哲学みたいな言い方自体が
後付けのもので、変なんだということにまず
気づいた方がいい。

仏教は宗教としてやればいいし、
東洋思想は東洋史とか東洋語とかの枠のなかで
勉強すればいい。

日本の思想が哲学として厳密な意味で成り立つのは
明治以降だろう。帝国大学下の哲学。主要なものでは
西田以降か。
818考える名無しさん:2011/07/29(金) 18:08:14.68 0
>>817が正しい。
むしろ西洋「哲学」フィルターを通して
東洋を見ちゃってるのは>>816の方。
西洋にそこまで汚染されていない普通の人は
逆に同列視しない。
819816:2011/07/29(金) 21:15:59.06 0
>>818
確かにその通りだと思う。
自分が西洋の「哲学」にある意味で引っ張られてるのは、かなりあると思う。

ただ私が言いたかったのは、明治初期頃に翻訳され入ってきた漢熟語的な
所謂西洋の「哲学」以前から、日本の持っていた「哲学」とは言えないまでも
思想のようなもの。例をあげるならば、聖徳太子が取り入れた儒教精神や
日本古来の神道について、西洋的な「哲学」のような研究がもっと盛んに行われても
いいんじゃないかなってこと。

どうしても宗教的な意味合いは強くなるけど、西洋哲学にしてもギリシャ神話なり
キリスト教なりの「神」みたいなものが背後にあるのはかわらないしね。ちょっと論点ずれたか・・・
820考える名無しさん:2011/07/29(金) 22:58:23.27 0
東大あたりは東洋思想研究昔からやってるとおもうが・・

ただ、タンパクに文献研究するぶんにはいいけど、
マジで思想に入り込むとすれば、
儒教は否定されるべきとされた前時代の封建制と強いむすびつきがあるし、
西田からはじまる京都学派の独自哲学(西洋と東洋の伝統の融合・止揚)は
戦中の大東亜共栄圏構想にむすびつけられていた(彼らもみずから支持的な論文を書いた)
というデリケートな背景があるのでは。
821catt ◆.catt24qAw :2011/07/29(金) 23:08:35.71 0
西田は大東亜の部分以外をフランス哲学の文脈で読むと
優れた直観が散見されて面白いよ。
822考える名無しさん:2011/07/30(土) 03:37:04.65 0
しかしそれ言ったらハイデガーもダメってなるしなあ
823catt ◆.catt24qAw :2011/07/30(土) 03:39:43.29 0
まあ、今の日本人は東西混血だから良いんじゃないのかな?
逆にそれで世界から変に期待されているところもあるし。
824考える名無しさん:2011/07/30(土) 07:45:27.32 0
西洋哲学って、西洋の学問の源流だからね。
当然科学の源流でもある。
哲学を学ぶということは、科学がどうやって発展してきたかを知ることでもある。
ファインマンだったと思うが、
科学がなくなって世界が衰退するとしたとき
再び科学が再興するため1つだけ情報を残すとしたら何を残すか、
と問われて、原子論だと答えたという。
現代科学も古代ギリシャ哲学にその源流を持つ。

翻って、東洋哲学はそういうものじゃない。
抽象的な世界観と現実の世界が乖離したまま。
西洋哲学はそれらが徐々に近づいて、
やがて科学という形で現実に世界観を提供する。
そこに西洋哲学と東洋のそれとの大きな差がある。
だから東洋のものは哲学と呼ぶべきじゃないと俺は思うな。
825考える名無しさん:2011/07/30(土) 07:49:51.24 0
亀本洋『法哲学』
法哲学を学ぶのにお勧め。
826考える名無しさん:2011/07/30(土) 12:08:38.77 0
http://www.twitlonger.com/show/c1dqum

フジテレビ内部者からの告発

フジテレビは内部で戦っています。
ホリエモン買収対応で、ソフトバンク系SBIに助けてもらったので、
朝鮮系グループが 経営側でチカラを出してきましたが、
報道部はサンケイ新聞とともに、朝鮮系グループに喧嘩を売って戦ってます

どうかみなさんの応援で助けて下さい。
朝鮮系グループのしつこさとえげつなさには、正攻法では戦えないです。

テレビ側が言うのはおかしいですが、ネットで話を盛り上げて助けて下さい。
盛り上がれば多くの芸能人の耳にも入り、さらに話が大きくなると思います。

日本のメディアは瀕死状態です。 助けて下さい。行動を起こして下さい。

応援お願いします。


827考える名無しさん:2011/07/30(土) 14:43:07.87 0
西洋と東洋の哲学思想で、ある程度継続的な交流が行われるようになったのは、二・三百年のことだけど。
どちらも人間の考えることだから、同じ結論に達していたとしても何ら不思議ではないと思う。
ヒンドゥー教や仏教の教えと、カント・ショーペンハウアーの辺りの哲学の間には、明らかな類似点は認められる。
宗教は一般化するうえでどうしても、例外や矛盾点のようなものが出てきてしまうけれど、根本のところでは
ある種の明白な類似点があることは、否定しようのない事実だと思う。
828catt ◆.catt24qAw :2011/07/30(土) 17:15:40.79 0
ところでたとえばバカロレア(フランスのセンター入試)では
カントやショーペンハウアーから問題が出るわけだが、日本だと
そういう思想・哲学系の問題って出ない。

もう、根っこから立ち向かい方が違うよね。

どっかのブログからのコピペ
●カントのテキストを読んで設問にこたえよ
●ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』からの抜粋テキストを解説せよ
●不可能を望むことは非合理か?
●言語は思考を裏切るか?

829考える名無しさん:2011/07/30(土) 18:18:33.48 0
日本の1999年のセンター入試の国語の問題で、非常に評判が悪かった設問があったな。
山田詠美の「ぼくは勉強ができない」というタイトルだけで少々物議を醸しそうだが
当時全国の高校や塾の講師の一部から文部省に解けないとか不適切だとか言う苦情が殺到したらしい。
つまりは、論理で解くようなような問題ではなく、もっと学校の授業が生きる出題をしろということらしい。

それが、イイ悪いは置いておいても、日本の大ぴらな受験では論理を解くような問題は、社会常識として
嫌われるというか避けられる問題なんだと思う。これは、なにも受験だけに限らないかもしれないが・・・
830考える名無しさん:2011/07/30(土) 18:27:58.93 0
論理で解く、というよりか
思いっきり採点者の価値判断が入る設問だよね。
筋が通ってさえいれば高得点だというなら問題なさそうだけど、
出題者の思惑は絶対違うだろうし。
831考える名無しさん:2011/07/30(土) 19:04:32.75 0
>>筋が通ってさえいれば高得点
これ中高の定期テストで出来るかって言われると無理だろうな・・・
特に主要教科みたいに先生が沢山いる場合は特に
832catt ◆.catt24qAw :2011/07/30(土) 19:07:19.60 0
>>830
いや、全ての採点者がそのテキストに対しての(ある程度の)クリティカルな読みが
できていると思われるので、あまり価値判断とか関係ないと思う。
フランスはデカルトがフランス語で序説を書いて以降、哲学を「おれの国の学」と思ってる。w
833考える名無しさん:2011/07/30(土) 19:16:07.54 0
方法序説って後半で科学的な考察てか光の屈折などの話が出てくるけど
結局言いたいことは、「神は存在する」って事に結論づけたかったってことでいいのかね?
まだ1回しか読んでないのであれだが。。。。
834考える名無しさん:2011/07/30(土) 22:44:09.14 0
自分はなんかしかたがないから神を認めてるような気がしました
835考える名無しさん:2011/07/31(日) 00:37:54.97 0
>>663  野矢さんが大好きなクリプキのクワス算*中国版

中国の死亡者の数え方

1993年4月、遼寧省大石橋市の列車と大型バスの衝突事故35人死亡
1995年3月、遼寧省鞍山マーケットの火災亡して、35人死亡
1995年11月、山東省の40余り県(市) 暴風雨  35人死亡
1996年6月、雲南曲靖の偽酒事件、35人死亡
1997年5月、深セン黄田空港の飛行機事故、35人死亡
2001年8月、新疆の1寝台客車が用水路に突っ込む鉄道事故、35人死亡
2003年7月、河北省辛集市の煙火屋爆発、35人死亡
2003年7月、山東省棗庄炭鉱事故、35人死亡
2003年8月、貴州省三穂県、地滑り、35人死亡
2003年2月、貴州六盤水のガス爆発、35人死亡
2003年12月、遼寧鉄嶺の煙火屋爆発、35人死亡
2004年8月、山西臨汾の鉱山事故、35人死亡
2005年3月、江西上饒の境界内の高速道路爆発事故、35人死亡
2005年12月、河南新安炭鉱は落盤事故、35人死亡
2006年4月、山西忻州、爆発事故、35人死亡
2006年7月、湖南省の瑶崗仙のタングステンの鉱山区での洪水、35人死亡
2006年7月、広西の台風、35人死亡
2011年7月、高速列車事故、35人死亡

注)36人以上は共産党幹部が更迭されます。
昼飯のスパゲティナポリタンを眺めながら、積年の疑問を考えていた。
それは「なぜナポリタンは赤いのだろうか」という問いである。
簡単に見えて、奥の深い問題だ。
「赤いから赤いのだ」などとトートロジーを並べて悦に入る浅薄な人間もいるが、
それは思考停止に他ならず、知性の敗北以外なにものでもない。
「赤方偏移」という現象がある。
宇宙空間において、地球から高速に遠ざかる天体ほどドップラー効果により、
そのスペクトル線が赤色の方に遷移するという現象である。
つまり、本来のナポリタンが何色であろうとも、ナポリタンが我々から
高速で遠ざかっているとすれば、毒々しく赤く見えるはずなのだ。
目の前のナポリタンは高速で動いているか否か?
それはナポリタンの反対側に回ってみることでわかる。
運動の逆方向から観察することで、スペクトルは青方遷移し、
青く見えるはずなのだ。
逆に回ってみたところ、ナポリタンは赤かった。
よってこのナポリタンは高速移動をしていないと言える。

837考える名無しさん:2011/07/31(日) 23:22:13.04 O
原典と解説書はどちらから読めばいいの?
838考える名無しさん:2011/07/31(日) 23:38:05.21 0
原典読めるなら原典から読んだ方が
読んで分からなかったら解説書から読めばいい
839考える名無しさん:2011/08/03(水) 03:59:36.58 0
層化信者は洗脳されたのではない。自らの意志でそれを選んだ、もともと犯罪の一面を持って生まれてきた奴ら。
昔からその資質があって、集団ストーキングを行なっている奴ら。進んで犯罪を選んだ異常精神の資質を持った奴ら。
いい大人が、自分で考えることをせず、知ろうとせず、怠け、易きに流れ、犯罪集団ストーキングを行なっている。
洗脳されたのではなく、自分たちでそれを選択し、途中で気づく努力もしない、腐り果てた屑の中のクズ。
同情などしてる場合ではない。
被害をうけて自殺、消息不明、精神病院送り、犯罪を強要、口封じされた人々の苦しみ、悲しみ、怒りを想像してみればわかること。
840考える名無しさん:2011/08/03(水) 05:59:17.74 0
841考える名無しさん:2011/08/03(水) 15:00:40.50 0
ろくでもない臭いしかしない・・・・
842考える名無しさん:2011/08/03(水) 15:04:48.48 0
カントは熊野純彦と岩崎武雄とストローソンだけで十分
843考える名無しさん:2011/08/05(金) 14:36:17.93 0
ほんと初心者でまず用語(形而上学とか超越論とか)からわからないのですが何か基礎から解説してくれる本ありますか?
844考える名無しさん:2011/08/05(金) 14:44:18.27 0
初心者はまず熊野純彦の哲学史を読むことを薦める。
哲学の主要概念と概ね一般的な理解が得られるだろう。
また、哲学用語辞典みたいなのを引くのもいいだろう。

けれども、あらかじめ言っておくと、
哲学用語は、哲学者の間でも一致していない。
そこで、なんだ馬鹿馬鹿しい、と思う向きには、
ラッセルから分析哲学に入っていく道を薦める。
845考える名無しさん:2011/08/05(金) 18:21:37.81 O
>>843
初学者向けの哲学用語辞書ってないんだよね。実は。
846考える名無しさん:2011/08/05(金) 23:28:45.44 0
>>824
ハイゼンベルクなんかは、量子論は東洋思想に近いって言ってるよ。
湯川をはじめ、この領域で歴史が浅い日本で非常に優秀な研究者が輩出されたのは、そういう思想的伝統と関係があるのではないかと言ってる。
847考える名無しさん:2011/08/06(土) 07:26:00.65 0
>>843
中山元『高校生のための評論文キーワード100』がいいんじゃないかな
848考える名無しさん:2011/08/06(土) 10:00:33.69 0
>>843
これがオススメ。

事典・哲学の木
http://www.amazon.co.jp/dp/4062110806/
849考える名無しさん:2011/08/06(土) 12:55:25.61 0
広辞苑並に高い
広辞苑と同じくらいの価値があると思えるなら
お金に余裕がある時に買えばいいんじゃない
850考える名無しさん:2011/08/06(土) 22:43:01.75 0
初心者のころは今村仁司や中村雄二郎にお世話になりました。
851考える名無しさん:2011/08/08(月) 09:43:52.20 0
年齢がばれますよw
852考える名無しさん:2011/08/12(金) 15:41:58.15 0
ヘーゲルやマルクスの弁証法わかりやすく解説してる本ってないですかね?
いまいちわからない…
853考える名無しさん:2011/08/12(金) 15:45:39.38 I
廣松渉全集。
854考える名無しさん:2011/08/12(金) 17:54:29.85 O
pikarrrのブログ
855考える名無しさん:2011/08/12(金) 18:08:09.60 O
またおまえは自演よせよ
856考える名無しさん:2011/08/12(金) 21:37:36.33 0
>>852
全ての物事に決まった形があって、その形を色んな物に当てはめれば
全ては解明される、みたいな事だと思う
ヘーゲルだったら即自、対自、止揚だっけ、全部この形になってると
主張してるようだ

まあ個人的には物事はそんな簡単ではなくて、世迷い事を言ってるだけと
思うけどね
857考える名無しさん:2011/08/12(金) 21:40:55.35 0
>>852
昔、岩波新書で弁証法について書かれた本がわかりやすかったけど、
青版だったから当然絶版だなw 図書館にあるかもしれんけど。
858考える名無しさん:2011/08/12(金) 22:14:24.87 0
>>824
それfeynman lecture on physics volume1
の最初らへんに載ってた。
859考える名無しさん:2011/08/13(土) 13:53:23.35 0
>>857
松村 一人 「弁証法とはどういうものか 改版 (岩波新書 青版 50)」  だろ。

古本で配送料込で400〜500円もあれば、いくらでも入手できるぞ。
860考える名無しさん:2011/08/14(日) 05:55:07.82 0
弁証法といったら、中公新書の中埜肇の『弁証法』だな
861考える名無しさん:2011/08/14(日) 16:04:00.17 0
それと、茅野良男の「弁証法入門」 (講談社現代新書)が、新書版三大弁証法入門本といわれておる。
862考える名無しさん:2011/08/14(日) 23:41:21.26 0
弁証法入門なら家にあるから読んでみようかな
863catt ◆.catt24qAw :2011/08/14(日) 23:50:58.59 0
>>856
自分が詳しくないものについて語ることはできない。
864考える名無しさん:2011/08/17(水) 03:08:25.36 0
川添勇人とかいう慶応の文学部を卒業したアホでバカで精神障害者がいるんだが(慶応の文学部を悪く言ってるわけではない)

境界性人格障害という重篤な精神障害だが リスクが高過ぎる

自分のことを最高に明るい人間で 哲学のことなんて考えてるやつはみんなネクラだなどと幼稚園児レベルの脳ミソかもし出してたが

俺がこのバカでアホに関して許せないのは、哲学のことを全否定するような発言を連発して発狂したことだ

いかなることにも二面性というものがあるということにも気付かず エキセントリックな状態でずっといたしいる

お前自体が精神障害なのは知ったことではないが 精神障害者だからといって人様に迷惑かけていいことにはならない

お前は哲学を少しでもやってる人のことをゴミ扱いしやがったが 一番ゴミなのはお前の方だということに気付け、アホ

その明るく振舞おうと懸命な感じキモいんだよ アルコール依存症が重症化して死んじまえ

お前のような無礼でリスクの高い社会のゴミは早く死ぬべきだ
865考える名無しさん:2011/08/17(水) 09:58:09.59 0
川添勇人のような哲学を“全否定”するようなアホでバカは早く死ぬべきだ

第一 自分に都合が悪いことがあるとすぐにそれを顔に表して顔を歪ませるという精神障害者ぶりだ

哲学を全否定するようなアホに言わせてもらう、死ね、死んじまえ!
866考える名無しさん:2011/08/17(水) 10:00:22.46 0
“全否定”するようなお前のようなバカでアホは早く死ぬべきだ
867考える名無しさん:2011/08/17(水) 11:02:21.34 0
まず、その無駄な改行はどうにかならんのか?
868考える名無しさん:2011/08/18(木) 10:50:21.80 0
いくらなんでも、松村 一人「弁証法とはどういうものか」はないよ!
すでに歴史的に反証されたものが、単なる無知ゆえに再び生き返ってしまうということが起こりうるんだなあ。
869考える名無しさん:2011/08/18(木) 11:41:39.09 0
>>852
弁証法の説明:
@優れた説明は反論に勝ち残っていく。
A手ごわい相手が出現。負けないけど、どうしても勝てない。
Bどちらの説明も互角なら引き分けで終わりにしない。
C互角な説明を同時にけちらす新しいタイプの説明を考案する。
D@に戻る

これを繰り返すことで進化論的により優れた説明が期待できるでしょうというロジックです。
ヘーゲルやマルクスは歴史認識でもこうした闘争史観を持っています。
ごめん、本じゃないね。何かの足しになればいいんんだけど。
870考える名無しさん:2011/08/18(木) 17:06:25.51 0
>>869
太平洋戦争時の陸軍と海軍における内部抗争のなかでの、
両者の言い分を止揚した役人の文面、
ありゃゴミだな。

企業においても役所や軍隊においても生活においても経済についても
弁証法をこねくり回すより具体的な技術(広い意味)を出すほうが重要だと思っている。
871考える名無しさん:2011/08/18(木) 17:57:58.43 0
872考える名無しさん:2011/08/19(金) 00:15:41.94 0
カントは美学に対してどういった態度ですか?
感性で感じろということですか?
873考える名無しさん:2011/08/19(金) 09:53:37.61 0
川添勇人のような哲学を“全否定”するような認知的にもバカで精神障害者は

そんなリスクの高いアホでバカで他人に迷惑かける社会のゴミは早く死ぬべきだ
874考える名無しさん:2011/08/19(金) 13:13:05.32 0
>>697
の見取り図がなくなってるな
875考える名無しさん:2011/08/24(水) 21:16:18.91 0
プラトン 『メノン』
アウグスティヌス 『告白』
デカルト 『省察』
カント 『啓蒙とは何か』
ハイデガー 『芸術作品の根源』
876考える名無しさん:2011/08/24(水) 22:13:37.72 O
pikarrrのブログ
877考える名無しさん:2011/08/26(金) 07:33:38.11 0
ふむ
878考える名無しさん:2011/08/26(金) 08:33:22.02 0
     \ `..-=♛=- i、-=♛=-  / 
       \..    / ー-' ヽ   /  時代をようだね先取りナメテル
        \::.| ト‐=‐ァ' |: /   しすぎじゃろ哲学をジョブズ君?
879考える名無しさん:2011/08/27(土) 20:11:33.32 0
哲学の謎と哲学の誤読ポチっとくか
880考える名無しさん:2011/08/28(日) 13:18:48.96 0
哲学の前に論理学をやることじゃよ。哲学の前提知識が論理学じゃよ。
いきなり始めても理解できないんじゃよ。
881考える名無しさん:2011/08/28(日) 15:06:49.11 0
>>880
必ずしもそうではないと思うけどね
カントとかだとアンチ理性なわけだし
デカルトとかは雰囲気重視な所があるし
ヒュームとかだといいかもね、でもそれは哲学の一部にすぎない
882考える名無しさん:2011/08/28(日) 15:39:48.04 O
>>881
なけなしの知識はたいて必死だな。
まあ君にはまだpikarrrのブログは難しいだろう。
883考える名無しさん:2011/08/28(日) 16:06:02.96 0
論理学って元々哲学の一分野だろ 何言ってるんだお前
884考える名無しさん:2011/08/28(日) 17:07:08.28 0
では哲学の前に哲学をやれと言えば良いのかね?
論理学をやれといったほうがわかりやすいじゃん。
形而上学と実践哲学に予備知識として先行しているのは論理学だって
ヴォルフも言ってるぞ。
885考える名無しさん:2011/08/28(日) 17:14:36.75 0
だいたい、分野に入るもの全てが哲学ってんなら
今の物理学も政治学も心理学も哲学だと言わないといけないが。
そうだとしても初学者のために、どの分野から始めたほうがいいか教えるのが、
このスレなんじゃないのかな?
886考える名無しさん:2011/08/28(日) 17:25:28.94 0
その例に挙げたのは、アリストテレスが全部哲学としてやってると思うが

哲学をいきなりは、難しいと思うから「論理学」ってなら分かるが、出来れば本で上げてくれ。
個人的には、プラトンの著書で対話的な弁証法から始めたらいいと思う。
演劇みたいで堅苦しくないしね
887考える名無しさん:2011/08/28(日) 17:51:08.31 0
全部哲学として始まっているが、今のそれらの学問が哲学といえるのかな?
今は別物。なぜなら読むべき哲学の本として、なぜか先に挙げた学問の書が
示されていないのがいい例。
論理学は、入門から始めたらよい。欲を言えば、高校数学程度の深い理解と
その弁証法と、哲学史の入門書。哲学史の入門書で、哲学の軽い全体像を
つかんでから、ターゲットを絞るのも良い。
888考える名無しさん:2011/08/28(日) 18:03:54.49 0
哲学を一般的に学問だと言っていたのは、ギリシアから19世紀にかけてだからな、
すこし、現代とは、ニュアンスが違うかもしれないな。しかし、哲学を「知を愛する」まで
拡大解釈するなら、すべての学問は、哲学に始まって突き詰めればすべて哲学になる。

「初心者が読むべき哲学の本」として考えるのなば、すべての学問は、哲学である。
ぐらいの大きな解釈で考えたほうが、分かりやすいし捉えやすいと思う。
(ココがお互い咬み合わないところだけど)
889考える名無しさん:2011/08/28(日) 18:14:33.55 0
論理実証主義と論理実証主義批判の自作自演だけやってれば
分析哲学の一丁出来上がりです。後は無限ループでそれ以外の
議論は門前払いする姿勢を保っていれば、あなたも分析哲学者の
仲間入り

890考える名無しさん:2011/08/28(日) 18:23:31.08 0
全てが哲学って言っちゃたら、読むべき本が膨大になっちゃうよ。
全てを哲学として捉えるなら、哲学する前に、地球科学の常識から
始めないといけない。だからといって、タレスとかの自然哲学から初めて
しまうよりも現在の自然科学の諸部門の入門から始めたほうがよくなる。
ところで、地球科学の常識を大多数の人は自分も含め理解していないと思う。
それは光と空間と時間とエネルギーの関係を理解していないということ。
891考える名無しさん:2011/08/28(日) 18:36:30.08 0
一般的に、今哲学と言うと古典的な文系思考と言うイメージが強いが、

本来は、そうではないと思う。ピタゴラスから始まり「数学の知識なきもの入るべからず」としたプラトン
アリストテレスは、言うまでもなく。近代科学の先駆けとなるコペルニクス、ニュートン、ガリレイ
科学的態度で客観的観察をした最初の哲学者マキャヴァリから、ベーコン。
そして、所謂合理主義哲学者と言われる、デカルト、スピノザ、ライプニッツ
と例を上げればきりがないが、かつての哲学は、科学数学などについて多くの事を考えていたことが分かる。

が、古い数学や科学を今学んでも仕方がないって言うのもある。
パスカルが「私は0から4を引けば、0であることの分からぬ人を知っている。」
と言っているが、今そんな事をいう人はいないだろ。まあそれが

>>タレスとかの自然哲学から初めて
>>しまうよりも現在の自然科学の諸部門の入門から始めたほうがよくなる

理由と言うより、タレスからやるべきでない理由で。上にその手の本がない理由なんだよね。
カントの言葉を借りるなら、「光と空間と時間とエネルギーの関係」もすべて
人間の認識でしかない。

それは、いいとしても、デデキントの「数について」くらいは、読むべき本としておく必要
があるかもね。薄いし

892考える名無しさん:2011/08/28(日) 18:49:08.57 0
まずは何を認識しているのか、というのも重要で、光云々は言いすぎた。
とりあえずいいたいことは、先人の知識を注釈なしで文章で理解するには
独学なら、予備知識や概観を勉強してからがいいってこと。
893考える名無しさん:2011/08/28(日) 18:53:36.35 0
たしかに、予備知識をどこまでとするかって言うのは、議論があるね。
単にプラトンの「ソクラテスの弁明」を読むにしても、ギリシャ神話から始めた方が理解しやすいだろうし。
894考える名無しさん:2011/08/28(日) 19:01:19.67 0
ところで、こんな考え方もある。それは、
哲学を学問全てという主張に沿ってしまったら、最初に読むべき本は
一番はじめの本ということになる。歴史に従って、学問の発展の道筋がわかるから。

895考える名無しさん:2011/08/28(日) 19:05:51.41 0
最初は何読んでもいいんだよ
どうせ大して理解出来ないんだから
ただその原体験がいいと次も読もうということになるんだけれどね
896考える名無しさん:2011/08/28(日) 19:06:26.37 0
何も全部一から読めと言っているのではない。
どの本が主にその時代の主流で、どの本がそれを覆して時代の主流になったかを
考え、そこから始める。
この点では、哲学の概観が紹介されている哲学史の本に紹介されている古い時代の
本から始めるといいのかも。
897考える名無しさん:2011/08/28(日) 19:24:54.59 0
ここに来る人はきっと、なにかしらを読んで、哲学を知りたいと思って来るだろうから
何を読もうかとちょっとした興味でここを開くのだろうと思う。
で、そういう人達になにを読ませれば良いかというと、その目的にもよってくるんだろう。
ただ、理解できなくても自分なりに解釈をしてみて、考えるという行為そのものが高尚である。
そうして次に読みたいと思わせた本があるなら、その著者の本を体系的に読んだほうが面白いだろう。
そしてその著者がもしかしたら、他の著者の学説を反駁しているかもしれず、
その反駁された著者の本を読むのもいいだろう。
自分の読んだ本に繋がりを持たせたら面白いかも。
898考える名無しさん:2011/08/29(月) 10:35:29.51 0
岩崎武雄 哲学のすすめ
新田義弘 哲学の歴史
岩田靖夫 ヨーロッパ思想入門
899考える名無しさん:2011/08/29(月) 10:46:05.70 0
戸田山和久『論理学をつくる』
野矢茂樹  『論理学』
産業図書  『哲学の教科書』シリーズ
飯田隆   『言語哲学大全(T〜V)』
野矢茂樹  『同一性・時間・変化』
飯田隆   『論理学の哲学』
丹治信春  『クワイン』
        『ウィトゲンシュタインからクワインへ』
小林寛晰  『情報科学における論理』
白井賢一郎『形式意味論入門』
野本和幸  『意味と世界』
900考える名無しさん:2011/08/29(月) 11:11:29.47 0
×飯田隆『論理学の哲学』

これは初心者が読んでも理解出来ないよ。
901考える名無しさん:2011/08/29(月) 11:23:42.87 0
上から順に読んで欲しいと思った。
902考える名無しさん:2011/08/29(月) 15:26:35.68 0
それらは、いきなり初心者には、ハードル高くないか?
(内容理解ではなくて、手に取るかとか最後まで読む切れるかの問題ね)
初心者をどこまで想定するか、は議論があるけど
全くの初心者なら、「ソフィーの世界」「文学部唯野教授」の2冊進めとけば
一般的には、正解だろ そこから、自分の興味のある本を選んで読んでいけばイイ
903考える名無しさん:2011/08/29(月) 16:30:52.49 0
入門!論理学 (中公新書)
論理学
野矢 茂樹 (単行本)
本質の解法数学III・C〈行列​・曲線)※シリーズこれの1Aから3Cまで
と演習それぞれ、解法それぞれのこれのシリーズ。
世界の歴史〈1〉人類の起原と古​代オリエント (中公文庫)
大貫 良夫 (文庫) 1から最後まで。
哲学の教科書 (講談社学術文庫)
中島 義道 (文庫)
哲学入門 (ちくま学芸文庫)
バートランド ラッセル (文庫)
地理学―歴史・本質・方法
アルフレート ヘットナー (2001/03)

904考える名無しさん:2011/08/29(月) 16:40:36.83 0
>>903

>>2みたいに一冊一冊簡単な紹介をしてもらえると嬉しいのだが
905考える名無しさん:2011/08/29(月) 20:50:34.08 0
創世記 岩波文庫
福音書 岩波文庫
オイディプス・アンティゴネ 新潮文庫

内容が難しいというより、なかなか読もうというモチベーションが
沸きずらいにもかかわらずとてつもなく大事な基本書。
でもみんな読まない、西洋人の思考の基本形なのに。初心者である人ほど
読もうとしない。それはまあしょうがない。でも早めに読むべき。
906考える名無しさん:2011/08/29(月) 20:58:39.29 0
自分の経験からいうと入門書はゆるい知識はつくけど、粘り強い読書力は
つかない。というか、(知らず知らずの内に)読書力はすごい下がる。

これにきづくのに結構かかった。
907考える名無しさん:2011/08/29(月) 21:16:26.88 0
え?俺読んでるぜ、聖書。旧約と新訳が一緒になってんの。
旧約のボリューム半端ない。新訳はちょびっとだけ。
欲を言えばコーランも読んだほうがよい。って聖書よんだほうが良いって
今日かこうと思ってたんだよ。
ただ旧約は簡単に言えば神の絶対信仰しないと罰がくだるぞって感じで
神とは契約を結んでいる。
908考える名無しさん:2011/08/29(月) 21:18:33.83 0
ショウペンハウワーの読書についてを読んだ。
ヘーゲル フィヒテ嫌われ杉ワロタ
909考える名無しさん:2011/08/29(月) 21:26:13.34 0
息抜きにアラビア物語とか、アラビアンナイト読んでると
コーラン読みたくなるんだけど、おすすめの訳とかありますか?
910考える名無しさん:2011/08/29(月) 22:06:40.22 0
旧約って登場人物がクソすぎてうんざりしてくる
あとチンコの皮を剥ぎ取れってってのが
神との契約なんだから笑ってしまうw
911考える名無しさん:2011/08/29(月) 22:08:21.30 0
旧約聖書は手塚治虫で万全
912考える名無しさん:2011/08/30(火) 02:23:18.74 0
>>909
仏教書嫁。
913909:2011/08/30(火) 02:53:21.52 0
>>912のおすすめは?
般若心上と達磨三論なら読んだ
914909:2011/08/30(火) 02:57:12.58 0
間違えた達磨三論じゃなくて悟性論だったわ
915考える名無しさん:2011/08/30(火) 03:34:12.99 0
聖書は「単なる人生の解説指示書」
仏典は「壮大な思想書」
916考える名無しさん:2011/08/30(火) 06:36:27.19 0
理趣経とかおもろいよな
917考える名無しさん:2011/08/30(火) 12:35:46.47 0
>>904
まだ読み終わってないんだ。
少しずつ読むからあと数年かかる。
だけど、なぜこれかっていうと
まず人が住んでいるのは地球。だから地理学の基礎を学ぶ。
その地球から人は時間に制約を受けながら暮らしていく。だから歴史
歴史の中で科学が発展し、最初に哲学が生まれた。だから哲学。
哲学の高度な考え方には数学と論理学の力が必要。
数学は数学3Cまでがせめてもの範囲。
この本質シリーズと演習シリーズ、解法シリーズをマスターすれば、基礎はつく
こんな理念。できれば三大宗教の本を読んでおくことも望ましい。
また、地球は物質でできているから、その形相である物理学(この本の読むべき
初心者の本はたくさん)と質である化学(化学1・2の新研究)を
学んでおくことも望ましい。余裕があったら生物学と地政学も。
高校生かよwって思うかもしれないが、高校生の範囲を理解して卒業できる奴が
少数派だからな。高校生向けの教科書の薄さと、受験生向けの本の厚さをみたらわかる。
今の教育は違憲であるって言ってる人もいるくらいだから。
918考える名無しさん:2011/08/30(火) 12:36:51.40 0
地政学でなくて地学だった。
919考える名無しさん:2011/08/30(火) 13:10:43.84 0
>>917
短絡的な決めつけにも見受けるが、元理系で今は哲学にはまっているオレからひとつアドバイスできる範囲で指摘したい
一つの見解だと思って見て欲しい
国語と世界史やったほうが早い気がするけど。とくに現代文

> 哲学の高度な考え方には数学と論理学の力が必要。
> 数学は数学3Cまでがせめてもの範囲。
論証の仕方を数学で学びたいようなので
論理・命題(否定・逆・反対・対偶、必要・十分条件)、証明(背理法、数学的帰納法、演繹法)に関する分野を中心に取り組んで欲しい
それ以外の三角関数やら微積分は道具にすぎない。やってもいいけど定理の証明や概念くらいでも十分な気がする
ただし集合論、確率、ベクトル、写像、行列、一次変換といった分野はやるべき

> また、地球は物質でできているから、その形相である物理学(この本の読むべき
> 初心者の本はたくさん)と質である化学(化学1・2の新研究)を
> 学んでおくことも望ましい。余裕があったら生物学と地政学も。
物理、化学、生物、地学は世界に対するそれぞれの説明をしているようで、思想的
ただし、地学は物理化学生物の三つを満遍なく含んでいる分野。最後でいい気がする
920919:2011/08/30(火) 13:19:44.81 0
ごめん。地学は最初にやってみて感じつかめなかったら最後で
もし最初にやってできたら理科というか科学というかそういったものの所産が宇宙とか地球学的に
どう生きているのかがつかめる、と思ったから。
もちろん最後にやっても同じ感覚は得られると思う

やっぱり国語と世界史(もしくは倫理)やったほうが早いと思う。オレは
921917:2011/08/30(火) 14:01:12.13 0
国語は学習指導要領に沿って高校が進めていたら、割と優秀な生徒が出ていたと
思うが、どのような国語を言ってるんだろうか。また、その国語は一人でできるもの?
いろんな本を読めといってるんだろうか。

とりあえず参考になった。
922考える名無しさん:2011/08/30(火) 14:25:28.64 0
・論理学入門 / 仲本章夫著
論理学を学ぶいい教科書。野矢茂樹のとか教科書としてはクソだな。
論理学はどうでもいい形式論理の本が多いけど、まともな著者のは少ない。
この本は著者の論理学の理解が深く、平易明快に論理学の中身を知れる。

・ユークリッド原論
数学的な感覚、古代ギリシャで展開された数学的なロジックが
読み進めていく上で自然に感覚で身につく。邦訳書の値段は高いが。

論理や数学の感覚を掴むには、これだけでいい。
時間は有限だから、そんなに読もうと思っても読めはしない。
でも良書は必ず本質的なことがうまく書かれてるから、雑文を沢山読むより遥かに価値がある。
923考える名無しさん:2011/08/30(火) 14:26:35.29 0
本人が大学生以上なら、本も別にわるくはないが、論文をたくさん読むのがよい。
本は知識の概略しか書いていない。一番のネックは前提やその理論データが出てくることとなるコンテキストがごっそり省かれていること。
ほとんどすべての知識は制限条件が裏にある。文献、または原書、にはそれが書いている。
やろうとする領域のすべての文献を当たるのはもちろん難しいが、数をこなせばそれだけ正確な知識が身に付く。
また、普段からそうしていれば本やニュースを読んでも常にそこに書かれていることにどれだけ前提条件が隠されているかを疑れるようになるから妄信や曲解が少なくなろう。

それと本とは関係ないけど、社会経験は必須だ。本を書いてる大人やじいさんは人生を糧として本をかいているわけで、その人生を踏襲することは不可能だけど、せめて社会に出ていろいろ経験してなるべく理解を深めておくことが肝要だろう。
理系ならとにかく物をいじることで、人文系なら自分と異世代、とくに自分の経験してない自分より年上の世代の気持ちが理解できるくらいにならないと話にならないだろう。
現代の年上でいい。老人のやつらが何考えているか考えてもさっぱりわからないよ俺らの世代は違うんだなって風に壁があるようでは問題にならない。

924考える名無しさん:2011/08/30(火) 14:32:06.21 0
仲本章夫とかデンパの人じゃんw
野矢と戸田山やって英語の数理論理学の本やった方がいいよ。
初心者はデンパの勧誘に騙されないように。
925考える名無しさん:2011/08/30(火) 14:40:04.23 0
論理学なら
『論理学の哲学』クワイン
だろ
926考える名無しさん:2011/08/30(火) 14:47:35.79 0
ユークリッド原論は数学の聖書とかアマゾンで書いてあったなw
高校数学全部やるより、こっちの方がお得か。
927考える名無しさん:2011/08/30(火) 15:22:29.73 0
ユークリッド原論は、初心者には、内容以前に長すぎだろ
そもそも、上げてる奴は、全部読んだことあるのかよ
928考える名無しさん:2011/08/30(火) 15:29:23.23 0
>>923
素朴な疑問なんだが、そういう論文や本を書く学生とか教授って社会経験があるといえるのかな?
929考える名無しさん:2011/08/30(火) 15:30:16.05 0
>>924
何がどうデンパなのか知らんが、俺は本の中身で判断するからな。
野矢茂樹のはどれもこれもクソだと俺は判断した。
本の中身はその人の理解を如実に表すからな。
こいつは馬鹿だと俺は思う。

仲本章夫氏のは実に具体的でわかりやすい。
まぁまずは自ら手にとって野矢茂樹と仲本章夫のを比較してみればいい。
前者はソフィーの世界の類、後者は教科書の類だ。

あと、数学の集合論を学ぶには
・Seymour Lipschutz著/金井省二訳『集合論』
が極めて明快ですいすいと読み込める。
マグロウヒル大学演習シリーズか何かだったかな。

いい本は舗装された道を行くが如し。悪い本はでこぼこ道を行くが如しさ。
まぁいろんな意見があるから、自ら手に取り、どれがわかりやすくいい本かを自ら判断したらいい。
ただよくわかってない著者のよくわからない文章はいちいちつまずくことが多いと思うけどな。
930考える名無しさん:2011/08/30(火) 16:02:19.18 0
集合とか関数とかやるよりも、1+1がなぜ2なのか辺りからやりたい人は、

遠山 啓の「数学の学び方・教え方」 がおすすめ

学校では、省かれる根本的な「数とは何か」についてわかりやすく解説されている。
例を上げると、量や数とはなにか?から始まり、小学校最難関問題の一つ
分数の割り算についても、詳しく説明されていて、「なるほどあれは、外分と内分の関係にあったのか」と
多くの数学に対する疑問を解消してくれる。

集合や図形、変数、関数についても詳しく書かれているので、一応中級者上級者でもおすすめできる。
まあ、そいいう人は、「数の体系」辺りから始めるといいかも

931考える名無しさん:2011/08/30(火) 16:03:21.17 0
野矢茂樹の方が実際に教科書として使われていて評価も高い。
野矢の『論理学』はあの薄さながら認識史分析まで紹介している優れもので、
分析哲学への準備にもなっている。
シンタクスとセマンティクスの違いを明確にすることもない仲本章夫の本にはそんな使い方はできない。
ついでに言うと、数学的思考が知りたいなら『原論』を読もう、
というのも俺は薦めない。
932考える名無しさん:2011/08/30(火) 16:15:48.88 0
仲本と比べるのはさすがに野矢に失礼
てか系列ぜんぜん違うだろw
>>929は実質何も読んでないと見た
933考える名無しさん:2011/08/30(火) 16:24:28.40 0
>>928
その928の質問の文面のみに答えるなら、それは「人それぞれ」だろうね

だけどその質疑は923の話から外れている。923の文脈で捕捉説明するなら、
ある西洋の哲学者の思想書があるとしよう。読者とは、まず世代がちがう、生きている時代が違う、国や文化がちがう。
コンテキストをほとんど共有しておらずにそんな哲学者の語ることが誤解なく理解できるだろうか?
共感できる理解できる、というなら、それは他の誰でもわかる、つまり人類共通の話にすぎないってことだ。
(すぎないって言い方は軽率かもしれない。昔の人との共通認識がとれたと喜ぶ瞬間であるともいえよう。)
難解だ、理解に苦しむ、という場合、それはコンテキストが分かってないことにつながる。
それを単に知識が足りないととらえて別の本から知識を継ぎ足そうとするのもいいが、コンテキストを補うのに本に書かれた知識だけでは明らかに不十分だ。
本にかかれない知識の方がかかれる知識より圧倒的に多い。それを結構な割合で補ってくれるのが人生経験であり社会経験だ。
念をおすが、もちろんこれは読み手の話だよ。そもそもそういうスレだろ?
対象の本を書いた学生や教授に社会経験があったかどうかなんてこの話には全く関係ない。
すまん、この最後の一行だけで事足りるレスだったね。まあいいや。

読書に傲慢は禁物だよ。この著者はこんな良い書物を書いてるが、社会経験は大してなかっただろう、
だから読者の自分もそいつら以上の社会経験なんてつむ必要ないだろ、って心構えじゃあだめだと思うよ。
別に必須といってるわけじゃない。自分がこの先読んでいく本の著者達より、その分野で上を行っていると確信しているのなら大した誤解は生じないだろうし。
934考える名無しさん:2011/08/30(火) 16:28:18.84 0
ニュートン力学からアインシュタインの相対性理論(特殊と一般は、分けて語るべきだけと)が
生んだ論争は、哲学的にも大きな意味を持つから、2つの細かいところはまだしも、
今の物理化学が唯一絶対のものではないと、知るためにも物理化学の歴史を
読むのは悪くないかもね。
935928:2011/08/30(火) 16:43:13.11 0
>>933
本を読む時に、その(時代などの)背景を知っておくのは重要だけれど、
そこまで考えて読んでる人は、まずいないよ。みんなつまみ食い。
本を読み終えて閉じた時、内容の一割がしっかり頭に入ってて
後の3・4割がぼんやりイメージできれば、よく読めた方だと思う。
だからこそ、読む側の社会経験が重要だと言ってるんだと思うけど。。。

「書く」という行為は、自分が脳内に持っている情報の範囲内の活動だが
「読む」という行為は、時として自分の知識や常識を超えた理解を要求されると
言うようなことは、よく分かるのだけど、象牙の塔の話を理解するのは、
やっぱ難しいよなあという話。
936考える名無しさん:2011/08/30(火) 16:46:37.41 0
「古典を読むには背景知識が必要だ。だから哲学書を読む前に、どんな哲学書でも読めるように背景知識を網羅しよう」
↑これは無謀なのでやめた方がいい。
937catt ◆.catt24qAw :2011/08/30(火) 16:55:09.64 0
>>936
ただ、聖書とギリシャ神話はマストだよね。
938考える名無しさん:2011/08/30(火) 17:05:52.41 0
人文系の書物で社会経験云々の話は、おまけ的な話かな。その前の話とくらべたら。
要は、その本に書かれている情報以外の情報を補うことで文章の理解を補助する場合があるという話。
この文は、文としてはかかれてないけど著者はこういうことを想定なり前提なりしているのだろうね、ってなるときの話。
背景の「知識」とかそういう話ではないよ。普通の意味での「知識」は、事前に用意されうるものだからね。
その補われる情報ってのはまったく個人的にそれ以前に偶然経験したことによって獲得された、直接的には本と無関係な情報。
社会経験、人生経験が豊富になってくればなってくるほどその偶然の神の手が出やすくなるってこと。
そういう捕捉情報は、もちろんそれが著者の想定しているものと同じであるとは限らず、結局読者個人の解釈の範囲を超える者ではないけど、
でも、そういう補足情報がまったくなければ、著者と読者の距離は遠のくのだから、その逆を考えると、そういう補足情報は読書に有効であるということがいえると思う。
という話
939考える名無しさん:2011/08/30(火) 17:10:34.47 0
「知識」 ファーストフードみたいに短期で用意できる。予定も組める;事前調査、補足もできる;事後調査

「コンテキスト」 ファーストフードじゃない。一般的な意味での「知識」じゃない。事前調査、事後調査等のハンドリングができるものじゃない。
940930:2011/08/30(火) 17:11:48.81 0
まぁいいよ。

今アマゾンのレビューを見てみたら、仲本氏のは中々高評価なようだった。
俺も実際そう思うから。あと変な政治的主張による否定的レビューがあったがw
まずは古典論理から始めるのが理解しやすいし、それが歴史的順番でもある。

それに少なくとも俺は原論を読んである種感動を覚えたけどな。
論理的な論証がいかなるものか、その模範を学べると俺は信じてるし。
解析的な表現なしに、いかに幾何の問題を証明するか。
背理法が多用されていて、巧妙な証明に感心するけどな。
941考える名無しさん:2011/08/30(火) 17:33:58.94 0
社会経験は子供の時にたくさんしておくことが良いと思われる。
大人になっていくにつれて、本に傾倒してゆけばよい。
942考える名無しさん:2011/08/30(火) 17:49:34.64 0
しかし、あくまで本は疑似体験だと、しっかり認識して置かなければならない。
釣りの小説を何冊読んでも、子供の時に一回いった釣りの体験には、適わない。
(この2つを比べるのは、すこしおかしいけど)

いかなる人の知識もその人の経験を超えることはできない
943考える名無しさん:2011/08/30(火) 18:21:28.21 0
これは心理学だな。
944考える名無しさん:2011/08/30(火) 18:26:18.76 0
ちなみに、古典論理学(Classical logic)と言ったら、
普通はフレーゲ・ラッセル以降の排中律ありの記号論理学をさす。標準論理とも言うな。
古典論理以前の論理学はそれとは区別されて伝統的論理学(traditional logic)と言われる。
後者は、ほとんど考古学的関心から読まれるべきと思われるので、
初心者にはまったく薦めない。
伝統的論理学の欠陥については坂本百大・坂井秀寿『現代論理学』が詳しい。
945考える名無しさん:2011/08/30(火) 18:26:20.16 0
こことは関係のない話だけど、児童に勉強ばかりさせている親ってのも
どうかと思うよ。そんな金があったら、もっと刺激的な体験をさせてあげるべき。
946考える名無しさん:2011/08/30(火) 19:59:01.95 0
>>941
そうですか。まあ意見はひとそれぞれでいいと思います。
ちなみに、私の言った社会経験、人生経験とは、事例付きのカテゴリーとして用意されているある種の経験、たとえば会社員生活とか、福祉施設でのボランティア活動とか、限定ではありませんので誤解なく。
社会生活を「積極的に」行うなら普通に体験を重ねていくであろう諸々の経験のすべてです。日常生活も仕事もすべてふくみます。


ところで
ttp://www.geocities.co.jp/noboish/case/sports/king.htm
これを読んでみなさん、どういう印象を持ちますか?
947考える名無しさん:2011/08/30(火) 20:32:54.92 0
俺はそれと似た感覚を、病気が治った数日後に体験した。それは
心かわ湧き出る感謝の感情。ただありがとう。その後、俺の学問に対する
姿勢が変わった。うまく説明できないかも 
948919:2011/08/31(水) 08:19:49.35 0
>>921
遅くなって申し訳ない。幾ばくかの責任を果たすと、ここでの国語は論理を文章でつかむ
といった意味で使った。その一環で多読という方法があると考えていた。
言葉が足りなかったが、これでご了解をいただきたい
949考える名無しさん:2011/08/31(水) 08:24:44.95 0
誰かに与えられたりネットに手軽に転がっている解説書とか教科書だけ読んでその理論の裏の前提をまったく考慮しない人はこうなる。
>http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/philo/1312907705/223
科学的に間違いだらけだ。

こういう人は本当にたくさん見かける。エントロピー増大でググって1〜20,30件内にでてくるサイトにも嘘解説サイトが複数混じっている。
たとえば、エントロピー増大則 応用 でググったら以下のサイトが目についたが
ttp://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1009266/1033691/61795823
「熱力学第二法則」(中略)これをごく簡単に言ってしまえば、「すべての事物は、それを自然のままに放っておくと、そのエントロピーは増大し続け、外から故意に仕事を加えてやらない限り、そのエントロピーを減らすことはできない」

もう勝手な拡大解釈が入っている。
物理学の話なら、熱力学でAという制約のある系において、こうこうこうなるのがエントロピー増大則、生物学ならBという制約でこうこうこういう場合をエントロピー増大則という、統計学ならCという制約下でこうこういう場合をエントロピー増大則という、
というようにABCと別々の異なる制約があるのだが、上のサイトの文章はそういうのを全く無視している。

よく、哲学では思考実験という概念が見聞されるが、SFも思考実験の一つと認められているのだろうか?
上のエントロピー誤解の例は、科学的信憑性という意味ではSFでのタイムマシンの多種多様な話の一つとなんら差異はない。

エントロピーという科学のごく一部の狭い話になってしまったけど、たとえば物理を理解しようと思うのなら、
ファインマンの物理シリーズなりランダウのなりで悪戦苦闘するのが一番確実だ。前の方のページにいくほどその前提や元となる原理が記載されているから前の方をクリアすればその後にでてくる部分のの理解は誤解ないということになる。
wikiの英語版で上付き数字でソース文献が提示されてるのをあたるのもいい。エントロピーならEntropyページで右上に氷の入ったグラスの写真と説明があってそのソースが(1)につけられている。クラウジウスの文献だ。
それを探し出して読んで制約条件(その法則が正しいと主張しているのはどういう状況下か)をきちんと確認するのもよかろう。
950考える名無しさん:2011/08/31(水) 09:08:49.47 O
そのファインマン、たしかどんな人向けかその本自身に書いてあって、文系にはいきなりはまだ早い。そして英語だから、物理の日本語の文章を知って、初めていい解釈もできると思う。
951950:2011/08/31(水) 09:18:52.83 O
多分その2CHレスのソースはアイザックアシモフ
952考える名無しさん:2011/08/31(水) 10:03:39.91 0
ファインマンは有名になって日本でも定着してるから日本語でてる
http://www.amazon.co.jp/ファインマン物理学%E3%80%881〉力学-ファインマン/dp/4000077112
日本語訳でてるものは日本語よめばいい。日本語の文脈がおかしいとかんじたら原語や英語でチェック。
953考える名無しさん:2011/08/31(水) 17:32:28.70 0

『現代論理入門〈ことばと論理〉』クワイン著

これがいいだろ。
954考える名無しさん:2011/08/31(水) 17:34:04.18 0
古すぎる
955考える名無しさん:2011/08/31(水) 18:04:03.19 0
フレーゲやラッセルよりは新しいだろ
956考える名無しさん:2011/08/31(水) 19:44:06.09 0
「学問のすすめ」 「福翁自伝」 福沢諭吉
957考える名無しさん:2011/08/31(水) 19:57:42.81 0
本居宣長 うひ山ぶみ
958考える名無しさん:2011/08/31(水) 21:42:15.68 0
本居宣長といえば古事記もいいな
ギリシャ神話見たいな感じ読むと面白い。
実際共通点多いし
959考える名無しさん:2011/08/31(水) 23:38:31.66 0
うひ山ぶみ読んでて思ったんだが、様々な学問書を読むのはいいけど、
それを真心で読んでいるだろうか。変な固定概念とか先入観が邪魔して
著者の言いたいことがつかめないこととかがあると思うから。
960考える名無しさん:2011/09/01(木) 01:07:30.62 0
本居宣長は「紫文要領」の冒頭の方で、良いことを言っている。

さる御家の秘説なり、さる方の御説なり、などと言いて尊い身分の人の説をばみだりに
信用する人あり。今、世間一般にしかり。
おおよそ学問というものは、諸道ともに貴賎で勝敗を決するものにあらず。
その家(注釈家)とて定まりたる人の説が必ずしも良きものにあらず。
極めていやしく、その家に生まれなくとも、優れて良い人が出てくるのは常なり。
961考える名無しさん:2011/09/02(金) 14:52:29.06 0
ふーん、そうですかって感じだな
アフォリズムって馬鹿みたい
962考える名無しさん:2011/09/02(金) 16:59:11.68 0
なんでここで警句法が出てくるんだ? ちょっと教えてちょ。
963考える名無しさん:2011/09/02(金) 20:54:51.74 0
自分が知らない本が出てきて戸惑ってるんだろ 
察してやれよ

そんなあなたに「読んでいない本について堂々と語る方法」をおすすめします。
964考える名無しさん:2011/09/02(金) 22:48:47.16 0
>>961
その感じ、よくわかる。

敷衍すると、文系って馬鹿みたい になるんだよな。
うん。
965考える名無しさん:2011/09/05(月) 09:57:26.40 0
へえ、じゃあそれを演繹して下さいw
966ルーキー読書:2011/09/06(火) 13:23:48.91 0
歴史哲学の理念っていうヘルダーの著書があるんですけど、訳されてないようです。
どなたか、原作は原語でなんというか教えてくれませんか?
歴史哲学の本を読みたいんです。それとも、もっといい本がありますか?
967考える名無しさん:2011/09/06(火) 17:32:38.57 0
>>966
「Ideas for the Philosophy of History of Humanity」
間違ってても知らんが、おそらくこれ
歴史哲学って言ったらまずヘーゲルの本になるけど、読んだことないからしらん。
968考える名無しさん:2011/09/06(火) 17:40:46.73 0
>>966
ごめん 原作の言語だったね
>>967
「Ideas for the Philosophy of History of Humanity」
じゃなくて
「Ideen Zur Philosophie Der Geschichte Der Menschheit」
だったよ
969ルーキー読書:2011/09/06(火) 17:44:09.16 0
>>967-968
ありがとうございます。
970考える名無しさん:2011/09/06(火) 17:46:50.34 0
>>969
ドイツアマにあるから、余裕があったら買ってみるといいよ
以前ドイツアマで買い物したことあるけど、普通に設定すれば
ちゃんと届くから、まあ2.3週間かかるけどね。
971考える名無しさん:2011/09/06(火) 17:47:42.07 0
 いや 日本にもあるか
972ルーキー読書:2011/09/06(火) 17:54:04.61 0
ドイツ人なのにIdeen Zur Philosophie Der Geschichte Der Menschheit
は英語でした。
1784年以降の本です。
当時の地理学に、法の精神とともに大きな影響を与えたと、本に紹介されて
いました。歴史も哲学まで深めたいのが目的です。
973ルーキー読書:2011/09/06(火) 18:04:10.65 0
ただの英語版だったようです。アマゾンにはドイツ語とフランス語版も
ありました。
調べてみたら、ドイツ語はネットでも読めるようです。
最近哲学史の本を読んでて思うのは、ドイツ人の名のある哲学者が多い
ということです。
哲学科の学生は、ドイツ語とか習うのだろうか?
974catt ◆.catt24qAw :2011/09/06(火) 19:55:02.59 0
>>973
哲学科では、ほとんどそれしかやらないと思う。
975考える名無しさん:2011/09/06(火) 23:58:14.64 0
俺はフランス語と英語で十分だったよ。
ドイツ語は先生が引用したりするのちょっと知ってりゃいい感じ。
976考える名無しさん:2011/09/07(水) 10:45:10.96 0
まあ英独仏やってどれか一つがとくに得意
って感じで十分だろ。
977考える名無しさん:2011/09/07(水) 20:56:46.07 0
ニコ動からだね。おもしろい

岡田斗司夫さんからフジテレビへ
http://www.youtube.com/watch?v=5Ppwcib-OOg
978考える名無しさん:2011/09/17(土) 01:29:30.61 i
実在主義(サルトルとか)について学びたいんですが、とっかかりは何から読んだ方が良いんでしょうか。
979catt ◆.catt24qAw :2011/09/17(土) 05:01:54.19 0
>>978
そりゃ「存在と無」だろう。
980考える名無しさん:2011/09/17(土) 09:31:09.47 0
実存主義の「とっかかり」といえば「実存主義とは何か」が定番だろう
981考える名無しさん:2011/09/17(土) 23:12:29.78 0
そろそろ次スレ建てようか
982catt ◆.catt24qAw :2011/09/17(土) 23:17:07.75 0
>>980
いや、主著から入るのが結局は早道。
983考える名無しさん:2011/09/17(土) 23:27:17.01 0
>いや、主著から入るのが結局は早道。

なんで?
984考える名無しさん:2011/09/17(土) 23:45:27.39 0
主な著作→解説書や他の著書→再び主な著書 って流れで行ったほうが偏った理解になりづらい。
そもそも、最初から全部理解する必要はないし、おそらくそんな事は出来ない。カントなら、
純粋理性批判→プロレゴーメナ→純粋理性批判 と言う形で読んだ方が、その著者の思想の全貌を
ある程度感じれる。別に解説書から入ってもいいんだけど、どうしても、解説者の主観が入ったり、
内容が貧弱になってしまう上に、結局は、主著を読むわけだから、最初から読んでおいたほうが
早道ということになるのだと思う。

つまり、陸で泳ぎのフォームを学んでから水に入るより、がむしゃらでも最初から水に飛び込んだほうが泳ぎの上達は
早いと言うこと。
初心者に、いきなり主著からって言うと、初心者から見ると心もとないという気持ちも分からないでは無いけどね。
985考える名無しさん:2011/09/17(土) 23:55:28.71 0
>>984
でも、そういうやり方は、どんな分厚い本でも、根性で読んでしまう能力のある人ならいいけど、
読んでも中身がちんかんぷんで数ページで断念してしまうような人には勧められないのでは。

哲学の類を主著から勧める人は、スポーツ万能な人の○○なんて簡単だよという台詞と同じで、
あまり参考にならんような気が。
986考える名無しさん:2011/09/18(日) 00:13:07.14 0
>>985
まあ、確かに読む側に相当の読書力を要求する本も無いわけではない。
それに、最初から最後まで一字一句目を通して内容まで完璧に理解して
初めて「読んだ」と言えると言う人もいないではないけれど、私は、適当に
パラパラと目を通すでもいいと思う。ホントに興味を持っているなら、その
くらい出来て当然だと思う。それすら出来ないのなら、その人には、その本は
合わないって事だと思う。このスレの大半は趣味の度合いが大きいだろうし。

そもそも哲学書が、全部方法序説くらいの軽さなら問題ないのだけどね。。。。
987catt ◆.catt24qAw :2011/09/18(日) 00:17:11.54 0
>>985
>読んでも中身がちんかんぷんで数ページで断念

それ哲学に向いてないよw
988考える名無しさん:2011/09/18(日) 00:21:59.44 0
このスレ的に、それ言っちゃだめだろ。。。
989考える名無しさん:2011/09/18(日) 00:24:15.93 0
むしろ解説書読んだくらいで理解が偏って自分の考えを持てなくなる人間の方が哲学に向いてないだろ
990catt ◆.catt24qAw :2011/09/18(日) 00:36:28.29 0
>>988
まあ、初学者がサルトルからつーのがどだい無理があるな。
991考える名無しさん:2011/09/18(日) 00:38:44.70 0
初心者にアドバイスをしているようで、自分のことを自慢したいだけの輩も多いな
992考える名無しさん:2011/09/18(日) 00:41:18.46 0
>>989
これは、主著と解説書どちらを先に読むかの問題でしょ。
コンテクストもなく、いきなり解説書を読めるとは思えないが、
それに、解説書と入門書は別のもの。
993考える名無しさん:2011/09/18(日) 01:18:43.62 0
>>992
解説書でも入門書でもどっちでもいいわ
最初はとっつきやすい易しいものを読んで、そこから主著に入ればいい
解説書なり入門書なりに引っ張られて主著で自分なりの理解ができない人間はそもそも向いてないという話
994考える名無しさん:2011/09/18(日) 01:40:54.40 0
誰よりも親切な俺が、哲学としての実存主義を知りたい人間には、
サルトル『実存主義とは何か?』が第一に薦められることを断言しよう。
次に『自我の超越』が薦めれる。
この2つを読んだら『存在と無』ではなく、
次はメルロ=ポンティの哲学を読んでいくことをすすめる。
995考える名無しさん:2011/09/18(日) 15:37:43.23 0
というか、原作は原語で書かれてるわけじゃん。
その訳書を原書外国語訳、原書邦訳、
解説書を日本の原書解説書、外国の原書解説書とすると
初心者が原書から入るのはまず無理。
原書外国語訳や外国の原書解説書でさえまず無理。
だから、原書邦訳か日本の原書解説書の2択になる。
しかしだ、そもそも原書を邦訳するだけで外国語の壁があって
さらに原書が書かれた時代によって、時代背景や言葉遣いに当然現代との違いがある。
しかも、内容自体がネイティブが読んでも理解できるかわからなかったりするものだ。
つまり、原書邦訳を読もうと原書解説書を読もうと
それはその訳者なり解説者の理解解釈で読むことに変わりがないんだよ。
だから、どちらから入っても同じ。
ただしその訳者なり解説者のレベルで、その翻訳や解説のレベルが上下する。
だから、大事なことはどの人の邦訳、解説書かということだろうな。

大体その道の研究ではこの人が一番って人がいるもんだから。
そういう人は原文の解釈を内外さまざまに比較検討して、最も妥当な解釈を下してる。
それを素人がそもそも覆すことなど普通は不可能。
だから、講談社学術文庫とかのを読めばいいと思うよ。
大体第一線の研究者が書いてたりするから。
996考える名無しさん:2011/09/18(日) 15:40:38.69 0
才能ある奴は
初心者でもちゃんとした本に出会えるだけの直感を持っているもんだよ
997考える名無しさん:2011/09/18(日) 15:53:23.77 0
>>996
そりゃそうです。
998考える名無しさん:2011/09/18(日) 16:03:15.00 0
>>996
>>初心者でもちゃんとした本に出会えるだけの直感を持っている
って、万民に共通の聖書みたいな本を直感で区別できるって事?
それとも、自分にあっている本を直感で判別できるって事?

まあ、どっちでも本質的には変わらないけど、つまりは、いい本って言うのは
みんなに共通していい本なのか。その人個人にあう本がいい本なのかって事。
前者は、いいとしても、後者は、このスレ的にどうしようもない。
999考える名無しさん:2011/09/18(日) 16:15:02.60 0
>>998
違うよ
哲学みたいに過酷な思考を要求する読書は
そもそもの時点で何を初めて読んでも何らかの血肉になるものさ
道が開いてくるし道を開く力も始めからある
だから推奨本なんて聞いてくるようなやつは
やる気もそこそこ
できるやつは何読んだっていいんだよ
1000考える名無しさん:2011/09/18(日) 16:26:25.53 0
>>999
確かに、ほんとに好きで興味があるなら、勝手に読むわな。
そもそも、このスレ自体初心者と銘打って、自分の好きな本を
自慢したりしたいだけだからね。聞く事自体あれだわな。
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。