スピノザ

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873考える名無しさん:2014/07/30(水) 00:51:52.28 0
>>870 ゴメン、文字化けしてた。

During World War II, Jacques Soustelle operated as a British intelligence
agent. He was deployed into Charles De Gaulle's Free French apparatus in
London, rising in its intelligence bureau (BCRA). Soustelle played a key
role in the arrangements which gave Irgun terrorists from Palestine-including
Menachem Begin refuge in France after the war.
874考える名無しさん:2014/07/30(水) 17:16:01.07 0
>>870-873
和訳も書いといてよ。
読むのがめんどくさいじゃない。
875考える名無しさん:2014/08/05(火) 12:16:03.08 0
福居純の本って良いですか
876考える名無しさん:2014/08/05(火) 12:31:38.82 0
>>875
ドゥルーズ研究者もそうだが、デカルト経由の人は面白くない
逆にデカルト好きには面白いのかもしれないが
877考える名無しさん:2014/08/05(火) 12:41:27.47 0
>>876
経由しない人ってあまりいなくないですか
878考える名無しさん:2014/08/05(火) 12:48:11.36 0
>>876
漏れなく全員デカルト経由だろ
879考える名無しさん:2014/08/05(火) 16:03:55.99 0
>>878
現象学限定だろ?
880考える名無しさん:2014/08/05(火) 16:06:38.44 0
>>879
デカルト経由してないのて誰?
881考える名無しさん:2014/08/05(火) 16:56:02.92 0
>>880
カント、ヘーゲル、その他大勢。
882考える名無しさん:2014/08/05(火) 16:59:31.60 0
>>881
おまえカントもヘーゲルもその他も読んでないのすぐ分かるぞw
883考える名無しさん:2014/08/05(火) 17:08:46.61 0
>>882
あのね、デカルトなんて、なんでも結びつければ結びつくという以上のものじゃないんだよ。
カントやヘーゲルがデカルトの影響下にあるなんて言ったら、すべての哲学者がギリシア哲学の後継者だというようなもの。

でも、そんなことより、カントでもヘーゲルでも、ついでにマルクスでも、どこがデカルト経由に見えるのか検討してみようよ。
まず、カントから、どうぞ。
884考える名無しさん:2014/08/05(火) 17:21:58.30 0
>>883
カントのデカルト批判は知ってるか?
885考える名無しさん:2014/08/05(火) 17:37:14.57 0
>>884
知ってるとか読んでるとか、夏休みの高校生みたいな会話する気はないから、書きたくなければ書かなくていいよ。
886考える名無しさん:2014/08/05(火) 17:39:51.62 0
まさかと思ったら・・
887考える名無しさん:2014/08/05(火) 17:46:05.87 0
>>877
経由というのはデカルト研究で身を立てようとして挫折してからスピノザ
へ行ったということ
どうしてもデカルトの体系にスピノザを近づけようとする
國分はこのパターンではない
888考える名無しさん:2014/08/05(火) 17:47:59.58 0
国分ってあのプロ市民が何か?
889考える名無しさん:2014/08/05(火) 17:52:28.18 0
ちなみに、マルクスの哲学博士としての学位論文はギリシア哲学。

これ豆な。
890考える名無しさん:2014/08/14(木) 20:15:51.37 0
ロンドンの図書館漁るルンプロ。
これ釣りね。
891考える名無しさん:2014/09/01(月) 08:39:44.73 0
岩波文庫版『知性改善論』
文字ポイントが小さい小さい
昔の人は眼が良かったのかなあ
892考える名無しさん:2014/11/03(月) 16:00:50.19 O
デカルトの方法的懐疑。
全ては疑える。しかし、疑っていること自体は疑えない。
一つ一つの事には正しいと思った事が誤ってたり、
正しくないと思ったことが正しかったりは普通にあるだろ。
しかし、正しいなり間違ってるなりの全体が存在してるのは疑えない。
デカルトが曖昧に語ることを明晰にすればこうなる。
そして徹底する。
有限の立場なら疑えても無限の立場に立てば絶対確実なことはある。
個々具体的な感覚の中で計測したりするユークリッド幾何学の、
三角形の内角の和は二直角ではない。
しかし、無限の操作性の元、形式的に語られる定理としての三角形は、
内角の和は二直角。
では人は何故、間違うのか。
無限の立場に立たず内面や目的や感覚で都合な良い物語を語るから。
イワシの頭も信心からで都合良く語られる秩序、神学、目的は、
人間に夢を見させ可能性を縮めるものだ。
そういう畜群道徳からの解放を。
身体があって、心が道具としてあるのに、欲望や衝動があって、
道具として理性があるのに、取り違える観念論の批判。

ライプニッツの神による予定調和。
カントの理論では得られないが実践理性の下に現れる神。
ドイツ観念論、ヘーゲルエトセトラ。
先回りでスピノザが批判してたのにスピノザを誤読しわけのわからない、
批判かまして誤魔化すやからからの解放。

スピノザは何も難しいこと言ってるわけでもなく、
ドゥルーズや国分やらスレでもかしましいがこのことさえ、
押さえれは後のことはどうでもいい。
893考える名無しさん:2014/11/08(土) 03:00:41.87 0
いや、明晰に語っているつもりかもしれませんがドゥルーズや國分やらより曖昧な言葉遣いが多くて何を言っているのかわかりません。
894考える名無しさん:2014/11/10(月) 03:23:16.21 0
    我
    思
    う
疑いつつ+ある スピノザ
    我
    あ
    り
   デカルト
895考える名無しさん:2014/11/10(月) 05:06:48.81 0
〇〇経由の話だったら、本書以外の記述も読み漁って
誰某が誰某をこのように評価している、という部分を知らなければいけない
ヘーゲルはデカルトに殆ど言及してないよね
スピノザやソクラテス以前の考え方を褒めていることはあるけど
896考える名無しさん:2014/11/27(木) 00:38:36.60 0
ララビアータ
田島正樹の哲学的断想
2014年11月26日
スピノザ再論(1)
http://blog.livedoor.jp/easter1916/archives/52397180.html
897考える名無しさん:2014/11/27(木) 09:16:35.05 0
ララビアータ
田島正樹の哲学的断想
2014年11月27日
スピノザ再論(2)
http://blog.livedoor.jp/easter1916/archives/52397317.html
898考える名無しさん:2014/11/27(木) 10:22:42.13 0
>>896 >>897
なかなかいいね。最近新訳が出た「神学・政治論」の時代錯誤的な反ユダヤ主義の解説よりずっと筋が通っている。
899考える名無しさん:2014/11/30(日) 13:30:07.14 0
哲学にしても宗教思想にしても最終的に行き着く先は根拠のない信念であり、
宣言だ。では、哲学と宗教思想はどう違うのかといえば、その根拠のない
信念/宣言が誰の役に立つことを追求しているのかが違う。特定の個人や
集団に役に立つことを追求するのが宗教思想であり、不特定の人間に
役に立つことを追求するのが哲学だ。故に、宗教思想は、普遍的であろう
とするならば、哲学に途を譲らざるを得ない。
900考える名無しさん:2014/11/30(日) 22:46:56.88 0
私にとってスピノザは一度も理解したことのないような人物です。
スピノザについて教えたこともあるし、いささか知っているし、スピノザについて講義することもできます。
しかし、「ありうるかぎり最も異質」に見える哲学的な企てをもった思想家なのです 。
901考える名無しさん:2014/12/01(月) 04:36:28.72 0
千葉雅也 Masaya CHIBA ‏@masayachiba 11月24日
いやはや『アンチ・モラリア』激ムズだな。スピノザオタクはすぐ飲み込めるのかもしれないけど……。
清水高志 ‏@omnivalence 6月30日
『アンチ・モラリア』江川隆男、こりゃまた根性入った本だなぁ。。
千葉雅也 Masaya CHIBA ‏@masayachiba 11月25日
『アンチ・モラリア』はすごい本ですね。ただ、これは読む前に、スピノザ『エチカ』の用語を知っておく必要がある。
白江 Shirae ‏@ttt_cellule 11月29日
アンチ・モラリアでツイッター検索かけると腕試しの猛者応募会場みたいになってる
junker_1973 ‏@junker_1973e 11月29日
合田先生が「人間をやめよ、愛はそこにしかない」と帯に書いた『アンチ・モラリア』だけど、
これってこの国のどの層向けに書かれたのか分からないぐらい難しい。実力が相対的に測れる良書。ちなみに僕は3割も解る。
幡ヶ谷洋服店 ‏@tailor_hatagaya 11月25日
江川隆男さんの『アンチ・モラリア』は、ぼくも含めて理解できていない人間が大勢であるように思われる。
902考える名無しさん:2014/12/01(月) 09:00:26.52 0
他人が理解できないのは当たり前だわな。他人だから。
903考える名無しさん:2014/12/06(土) 02:06:19.46 0
ララビアータ
田島正樹の哲学的断想
2014年12月04日
スピノザ再論(3)自己原因
http://blog.livedoor.jp/easter1916/archives/52398290.html
904考える名無しさん:2014/12/06(土) 02:10:50.52 0
『知の教科書 スピノザ』の詳細情報
著者 [著者区分] ■チャールズ・ジャレット [著・文・その他]
■石垣 憲一 [翻訳]出版社 講談社 レーベル
本体価格 (予定)1800円 シリーズ 講談社選書メチエ
ページ数 288p Cコード 0314発売予定日 2015-01-10
内容紹介
17世紀のオランダの生んだ大哲学者・神学者スピノザの著作は、その進歩的思想により、
刊行当時禁書とされました。
18世紀後半になると、「汎神論論争」が起こり、スピノザの評価が大きく変化します。
ヘーゲルは、スピノザがあらゆる哲学の出発点となったと宣言し、ニーチェはスピノ
ザに先駆者の姿を見出しています。二〇世紀、フロイトやラッセル、アインシュタイ
ンもスピノザを評価しています。二〇世紀後半には、スピノザ・リバイバルが起こり
ます。これはフロイデンタール、ゲプハルトらによる初期の歴史研究、原典研究に依っ
ています。バリバール、ネグリ、ドゥルーズなどの現代思想家たちも影響を受けてい
ます。スピノザの思想の重要性は、現代において増大しています。
しかし、スピノザの思想は、ハードルの高いものです。というのもスピノザの思想は、
形而上学、精神哲学、認識論、倫理学、政治哲学といった哲学的主題から、宇宙論や
心理学、物理学までと幅広いこと。そして主著『エチカ』は、中世後期のスコラ哲学
の語彙で書かれ、「幾何学的な秩序で」提示されることからも、大変難解です。
本書では、スピノザの生涯と思想形成をたどり、『エチカ』『神学政治論』『国家論』
といった主要著作の概要がつかめるように、おおきくまとめて語られます。スピノザ
入門(初級・中級)の決定版です。
目次 序文
第一部 はじめに 第一章 一七世紀のオランダ 第二章 スピノザの生涯と思想 第三章 知性改善論
第二部 『エチカ』を読む 第四章 『エチカ』概論 第五章 『エチカ』第1部 神について
第六章 『エチカ』第2部 精神と認識について 第七章 『エチカ』第3部 感情について
第八章 『エチカ』第4部 倫理について 第九章 『エチカ』第5部 精神の力と至福について
第三部 政治的著作について
第一〇章 『神学政治論』 第一一章 『国家論』
追記 スピノザが与えた影響について 注釈 参考文献 索引
905考える名無しさん:2014/12/07(日) 06:54:03.61 0
ララビアータ
田島正樹の哲学的断想
2014年12月06日
スピノザ再論(4)神の存在証明
http://blog.livedoor.jp/easter1916/archives/52398636.html
906考える名無しさん:2014/12/09(火) 01:11:19.39 0
柄谷や國分が強調するように、スピノザの定義は起成原因を伴う
(例えば円の定義は円を作図可能にするものでなければならない)
これがなければ定義も衒学趣味である

また、思惟と延長は無限にある属性のなかの唯一人間に感受し得るふたつだ
これは直観を盲信しないための歯止めとしてカントの批判哲学との共通点たり得る
思考回路だ

さらに、当時のユダヤ教徒の前時代性より、オランダ各都市の資本主義国家としての
成熟を強調した方が世界史理解には役立つ
ウェーバーが論じた(オランダでは権力を持った)カルヴァン派を単なる悪役に
設定すると間違う
カルヴァン派とスピノザは(政治的には反対でも)思想的には実はかなり近い
907考える名無しさん:2014/12/09(火) 01:14:07.57 0
蛇足:
ディズニー『インサイド・ヘッド』予告編
http://youtu.be/MJE7tt7W71w

スピノザ的には、喜びの反対が悲しみ。恐怖の反対が(希望)。嫌悪、憎しみの反対が(愛)。
欲望の一種である怒りの反対が(感謝)。下図参照。
( )に入れた未登場の感情要素を見出す映画なのだろうか?

        欲望〜完全性追求
悲しみ_減少する_/ | \_増加する_喜 び
|||\憎しみ_外的要因を伴って__愛/|||
||絶望___確か/_|_\_____安堵||
|恐怖________|__不確か___希望|
反感_______偶然によって______好意

『エチカ』は確かに読みにくいが、こうした図の設計図(上図は第三部のもの)
として考えればわかりやすい。
レンズ作りを思わせる鬼のようなシンメトリーである。
908考える名無しさん:2014/12/09(火) 01:19:12.26 0
上記図は『カラー図解哲学事典』の図↓をAA化したもの
http://1.bp.blogspot.com/-MVjfvh4gayY/TYDLrMUKthI/AAAAAAAABfA/OeAN6eU0IzQ/s1600/spinozakannjyouscan-004.jpg
909考える名無しさん:2014/12/10(水) 04:21:21.90 0
http://nam21.sakura.ne.j p/spinoza/#note1f
…さらになぜ神はすペての人間を理性の導きのみによって導かれるようなふう
に創造しなかったかと問う人々にたいしては、次のことをもって答えとする
ほかはない。すなわち神には完全性の最高程度から最低程度にいたるまでの
すべてのものを創造する資料が欠けていなかったからである、あるいは(もっと
本源的な言いかたをすれば)、神の本性の諸法則は、定理一六で示したように、
ある無限の知性によって概念されうるすべてのものを産出するに足るだけ
包括的なものであったからである、と。…
910名無しさん@そうだ選挙に行こう:2014/12/14(日) 03:35:30.79 0
ララビアータ
田島正樹の哲学的断想
2014年12月08日
スピノザ再論(5)倫理
http://blog.livedoor.jp/easter1916/archives/52398865.html

2014年12月13日
スピノザ再論(6)第三種認識
http://blog.livedoor.jp/easter1916/archives/52399632.html
911名無しさん@そうだ選挙に行こう:2014/12/14(日) 15:34:31.15 0
Yoshi Kato ‏@yoshiyuki79 12月7日
スピノザの『神学・政治論』の英訳では、恩師ヤフィー先生のものがよい。
現在某出版社で進行中の『スピノザ全集』の『神学・政治論』を担当され
ているお二人からも高評価をいただいている。訳文のみならず、解説もかなり参考になる。
http://www.amazon.co.jp/dp/1585100854/?tag=hatena_st1-22&ascsubtag=d-eek53
912考える名無しさん:2014/12/17(水) 06:09:58.01 0
江川隆男『アンチ・モラリア』で重要なのは、スピノザをライプニッツと比較し
た部分だ(61頁)。
スピノザの無限の属性(実在的区別)とライプニッツの共可能性(離接的総合)とを
対応させている。
が、これだと「二つ」の属性が認識可能という意味が薄くなる。
(巻末で論述されてはいるが)ポイントはスピノザもライプニッツもカントもドゥルーズも
並行論者だということだ。
スピノザだけが彼らに共通の思考の条件を供給している。
同書42頁の図も、工藤喜作の図↓の方が優れている。
https://lh4.googleusercontent.com/-tNh14CCVdio/VIxuI93QDKI/AAAAAAAAoOI/xZLdhAPsE5g/s640/blogger-image-1388598679.jpg

スピノザとライプニッツの調停法は一つしかない。それは可能世界のない世界が可能世
界的に一つだけあるというものだ。
913考える名無しさん:2014/12/18(木) 13:33:49.70 0
スピノザ 神学政治論 悪魔の書扱いの本を読み時代を読む

速読 多読 一月万冊 清水有高
https://www.youtube.com/watch?v=aeumfY94P14
914考える名無しさん:2014/12/18(木) 16:08:53.40 0
千鳥足って辞書で調べてみ
915考える名無しさん:2014/12/18(木) 16:58:05.42 0
スピノザスレの人に聞きたいんだけど、どこが良くて一生懸命スピノザ読んでるの?
916考える名無しさん:2014/12/19(金) 07:13:38.62 0
スピノザとショーペンハウアーさんは哲学者なのにふつうに幸福だからな。
そこにレヴィナスとかいうおとこが嫉妬していた。
なんで哲学者のくせに幸福なんだ!
ゆるせん!ってね
917考える名無しさん:2014/12/19(金) 16:34:52.76 0
>>916
スピノザ読むと幸せな気分になる人がいるの?


人それぞれには違いないな。
918考える名無しさん:2014/12/20(土) 02:32:31.05 0
>>904
もう入門書はいいよ。ゲルー訳してくれ。
919考える名無しさん:2015/01/03(土) 19:20:39.04 0
東京商科大学教授中村為治の生涯とロバート・バーンズ
照山 顕人
人文・自然研究 2, 226-268, 2008-03-01
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/15677/2/jinbun0000202260.pdf

「スピノザ倫理学 羅和対訳」 山本書店 1979.8を出した中村為治の紹介。
スピノザ翻訳についてp253にちょろっと出てくる。
920考える名無しさん:2015/01/05(月) 01:04:02.18 0
ウリエル・ダ・コスタ:『人間生活の実例』
Uriel da Costa: A Specimen of Human Life
工藤 喜作
KUDO Kisaku
目白大学人文学部地域文化学科

http://ci.nii.ac.jp/naid/110007001028
921考える名無しさん:2015/01/05(月) 14:20:11.38 0
スピ ノザ エチカ(倫理学) 下
畠中尚志

https://itunes.apple.com/jp/book/supi-noza-echika-lun-li-xue-xia/id884942339?mt=11

iBooks
kindle版もあり
922考える名無しさん
國分功一郎さんコメント
 言わずと知れたスピノザの主著。はっきり言って、冒頭から読み始めたため
に脱落するひとが多い! 確かに「自己原因とは、その本質が存在を含むもの
云々」なんて始まってたら、なかなか読み進められません。ですので、まずは
第四部から、特に第四部の序言を熟読するところから始めるのをお勧めします。
第一部の冒頭については、『スピノザの方法』を読めば、なぜあのような話か
ら始まっているのか、実際にどのように議論が進んでいるのかが分かるはずで
す。また、パラパラめくりながら、気に入ったことばを拾い上げていくのもい
いでしょう。どんな言葉にも「どこどこの定理を参照」と書いてあるわけです
から、遡って読んでいけばよいのです。そうするとだんだん自分の気になって
いる筋がどこにあるのかが分かります。