神秘の宝石騎士団5

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447A 千年王子 Z
神と人類の創造ゲーム

全人類(の肉体)が滅んで、この宇宙がブラックホールに呑まれて消滅したとしても、魂までは消滅しない。
全人類に分裂していた魂がたった一つの魂=宇宙意識に戻っただけである。

しかし、それは振り出しに戻っただけ、リセットされただけだ。
もとの宇宙意識に戻った神は、しばらくすると、また現実の世界、物質界に自分を投影したくなり、性懲りもなく、次の宇宙を創造する。
「光あれ」
こうして次の宇宙のサイクルが始まる。

しかし、神も全く学習しないわけではないだろう。
前回の失敗の経験を活かして、次の宇宙ではもう少しましなものを創るのではないだろか。

それに、この宇宙が最初の宇宙である、とは限らない。
神も既に何回も失敗を繰り返してきていて、この宇宙も何回目かのサイクルかもしれない。

どの魂もこの宇宙の始めから終わりまで生きているのだから、それぞれの魂に与えられた時間は同じである。
全部の魂がスタートした時は同じである。
魂は途中から派生しない。

ただし、それぞれの魂においては、輪廻の回数と、霊界と人間界にいた時間の割合は違う。

スタートの時点で、魂の波動、性格に、ゆらぎ、ばらつきがあった。
各魂は、それぞれ自分が好きなもの、興味のあるものを目指してそれを得ようとして進んでいく。
それで、永い期間に、学習程度、才能にこれだけの差ができてしまった。

しかし、それも、全て自己責任であり、その意味では平等である。