神秘の宝石騎士団5

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443A 千年王子 Z
キリスト教、教会、信者達の最大の誤解、勘違いのひとつは、
「神は完全である」
とする考え方である。
この思考を基にしていたら「神の計画」は決して理解できない。

神は完全なる存在ではない。

神に関する誤解のもうひとつのことは、「神は完全で善であり、闇、悪の部分はかけらもない」とする考え方である。
神は完全、完璧ではない。
神が人類になったのだから、神が最初から完全だったら、この世界も完全で、全人類が天使的人間であり、この世に悩みや苦しみ、悲しみ、不平等などが存在するはずはない。
全ての人類の想念、性格を総合したものが神だった。
神は不完全で、むしろ、闇の部分、エゴが勝っている部分の方が多いのである。
聖書でも、神は「私は嫉む神である」と言っている。非常に嫉妬深い性格なのだ。
しかし、神は不完全でも、神の計画は完全である。
つまり、不完全な神が、自らが完全になろうとして、完全なプラン、計画を立てて実行中なのだ。
まあ、ぐうたらで嫉妬深く、怠け者の学生が、勉強の計画表だけは完璧なものを作って、果たして本当に実行できるのかな、と悩んでいる、こんなところだろう。
ただし、神=人類はこの計画の最終達成時点だけは予め決めておいた。
それが、今の西暦では1999年にあたる。
ただし、どの時間系、どの歴史でそれが達成できるのかは、神=人類自身にも判らない。