1 :
考える名無しさん :
2010/09/26(日) 13:12:32 0
2 :
考える名無しさん :2010/09/26(日) 16:34:13 0
_____ + へ/ \ へ + ___./\i / \ /\___ + / \.r/ ⌒ ⌒ ヽ-/ \ + / ./~\.`l:::: ◞≼◉≽◟l─l◞≼◉≽◟ |._./~\. \ /. /,- ―-.`|:::::::::::::::: __ ::::: |.-―- 、.\. \ ^^ {. ト--=--イ } 本日は脳内睡眠物質の ヽ. ヽ. ⌒⌒ ノ / 蓄積により就寝させて頂きます ヽ. ヽ、`==´ / / . ヽ ` ‐--‐ ´ / へ/ \ へ + ___./\i / \ /\___ + / \.r/ ⌒ ⌒ ヽ-/ \ + / ./~\.`l::::::::: |._./~\. \ \ ` .◞≼◉≽◟l─l◞≼◉≽◟ / \.. / ー-' ヽ / \ トェェェェェェェイ / まあオウムのセミナーみたいなもんだな i. ヾェェェェェ/ /
これから出る本 2010 No.17 近刊図書情報/9月下期号(16〜30日) 木綾『異質な自分との内的関わりについて:青年期を軸に』風間書房 ゲアハルト・シェーンリッヒ 加藤泰史監訳『カントと討議倫理学の問題:討議倫理学の限界と究極的基礎づけの価値/代償について』晃洋書房 ジョン・デューイ 栗田修訳『経験としての芸術』晃洋書房 福澤諭吉 伊藤正雄訳『現代語訳:文明論之概略』慶應義塾大学出版会 三浦國雄『朱子伝』平凡社ライブラリー707 平凡社 石飛道子『構築された仏教思想:龍樹 あるように見えても「空」という』佼成出版社 宮地正人・河内祥輔・藤井讓治他編『新体系日本史4:政治社会思想史』山川出版社 芝紘子『地中海世界の〈名誉〉観念:スペイン文化の一断章』岩波書店 岩崎俊夫『社会統計学の可能性:経済理論・行政評価・ジェンダー』法律文化社 野中陽一編『教育の情報化と著作権教育』三省堂 奥井智之『社会学の歴史』東京大学出版会 浅野弘明『実習で学ぶSPSSと統計学の基礎』プレアデス出版 澤田康次研究代表者『認識と運動における主体性の数理脳科学』高等研報告書0905 国際高等研究所 三宅正樹『スターリンの対日情報工作』平凡社新書540 平凡社
4 :
考える名無しさん :2010/09/29(水) 02:09:23 0
これから出る本 2010 No.18 近刊図書情報/10月上期号(1〜15日) マイケル・J・サンデル『完全な人間を目指さなくてもよい理由:遺伝子操作とエンハンスメントの倫理』ナカニシヤ出版 大山正『心理学史:現代心理学の生い立ち』サイエンス社 ハンス・ヨナス 加藤尚武監訳『責任という原理:科学技術文明のための倫理学の試み〔新装版〕』東信堂 H・ヨナス 盛永審一郎・木下喬・馬渕浩二・山本達訳『ハンス・ヨナス「回想記」』東信堂 池田宗彰『物質・生命・心理とは何か:社会・人文科学序説』御茶の水書房 森和朗『甦る自由の思想家 鈴木正三』鳥影社 山田卓生『山田卓生著作選集第4巻:医事法 生命倫理』信山社 コンラート・ボルンハック『國家論』日本立法資料全集別巻650 信山社 菊地進・岩崎俊夫他2名編著『経済系のための情報処理』専門基礎ライブラリー 実教出版 エリック・ラスムセン 細江守紀訳『ゲームと情報の経済分析[基礎編]〔改訂版〕』九州大学出版会 井上俊・伊藤公雄編『日本の社会と文化』社会学ベーシックス10 世界思想社 日本デューイ学会編『日本のデューイ研究と21世紀の課題:日本デューイ学会設立50周年記念論集』世界思想社 グレッチェン・C・デイリー他『生態系サービスという挑戦:市場を使って自然を守る』名古屋大学出版会 石村貞夫・石村友二郎『SPSSでやさしく学ぶ多変量解析〔第4版〕』東京図書 許夏玲『意味論と語用論の接点からみる話し言葉の研究』白帝社
5 :
考える名無しさん :2010/09/29(水) 12:21:25 0
岩波書店〔11月刊行予定の本〕 長尾真・遠藤薫・吉見俊哉編『書物と映像の未来:グーグル化する世界の知の課題とは』 佐藤幹夫『人はなぜひとを「ケア」するのか:老いを生きる、いのちを支える』 ウンベルト・エーコ 堤康徳訳『パウドリーノ 上下』 椎名亮輔『狂気の西洋音楽史:シュレーバー症例から聞こえてくるもの』 秋道智彌『コモンズの地球史:グローバル化時代の共有論に向けて』 ロビン・エッカースレイ 松野弘監訳『緑の国家:民主主義と主権の再考』 岡ノ谷一夫『さえずり言語起源論:新版 小鳥の歌からヒトの言葉へ』〈岩波科学ライブラリー176〉 セルバンテス 牛島信明訳『ドン・キホーテ 前篇(三)』ワイド版岩波文庫 ゴンチャロフ 井上満訳『断崖(二)』岩波文庫 プルースト 吉川一義訳『失われた時を求めて 1』岩波文庫 ジョン・ロック 加藤節訳『監訳 統治二論』岩波文庫 藤田正勝編『哲学の根本問題・数理の歴史主義展開:田辺元哲学選III』岩波文庫 石川真澄・山口二郎『戦後政治史 第三版』岩波新書 理化学研究所脳科学総合研究センター編『脳科学の教科書:神経編』岩波ジュニア新書 山形辰史・高橋和志『国際協力ってなんだろう:現場に生きる開発経済学』岩波ジュニア新書 『寺田寅彦全集(第15回第15巻):科学雑纂 2』 『荷風全集(第20回第20巻):裸体 偏奇館吟草』 『フロイト全集(第18回第3巻):1895-1899年 心理学草案 遮蔽想起』
>>1 スレたててくれてありがとう。
このスレのおかげで自分の関心外の哲学書の情報もえられて助かるんですよね。
>>3-5 いつもありがとう。
『カントと討議倫理学の問題:討議倫理学の限界と究極的基礎づけの価値/代償について』を
図書館に頼もうかな。
そんなことより近所の図書館に新しく入る本教えてくれ 新書買う奴なんているのかw
>>7 買わないと、新刊が出なくなりますよ。
少し前の話ですが定価の6-7割が出版社の取り分ということでした。
いかに出版社が厳しいかわかるかと。
買うと、新刊が出るんだよ。くだらない奴が次々とね。 なんでくだらないアニメがこんなに増えた? なんでくだらない漫画がこんなに増えた? なんでくだらない映画がこんなに増えた? なんでくだらない韓流スターがこんなに増えた? ”それである”と云うことだけで価値が生み出されるからだよ。 もし哲学の本だからと言うだけの理由に価値を見出すと、その先にどのような結果が待ち受けているか。 本当に良い本は埋もれ、みんなが流行を求めにいくだろう 例えば「今、構造主義を取り入れていない哲学書は認められない」このような一大旋風が巻き起こると 下手な構造主義でも数打ちゃあたるという、現代の出版業界がやってることと何も変わらなくなってしまう。 だから厳しいんだよ。出版社は。
>>9 図書館にリクエストするだけでも本の売り上げに貢献できるよ。
12 :
考える名無しさん :2010/10/01(金) 02:33:00 O
歴史の哲学
11月 『青色本』 ウィトゲンシュタイン ちくま学芸文庫
15 :
考える名無しさん :2010/10/03(日) 02:29:43 0
>>13 中山のカントのように、平易化で解説もりだくさんかな?
産業の青色のような内容かな?
まあとりあえず買うけど。
うむ
18 :
11月 :2010/10/04(月) 10:51:01 0
「ツァラトゥストラ(上)」 ニーチェ 丘沢静也 光文社古典新訳文庫 「アンソロジー 二十世紀の思想」 市村弘正編 ちくま学芸文庫 「慈悲」 中村元 講談社学術文庫 「エウセビオス「教会史」(上)」 秦剛平 講談社学術文庫 「光の領国 和辻哲郎」 苅部直 岩波現代文庫 「内田魯迅山脈(上)〈失われた日本人〉発掘」 山口昌男 岩波現代文庫
19 :
考える名無しさん :2010/10/06(水) 02:29:27 0
>>15 新版って何が違うんだ?
買ってしかも読んでないんですが
こんなこと前例あった?
20 :
考える名無しさん :2010/10/07(木) 21:03:18 0
筑摩から出る『渡邊二郎著作集』の詳細を知っている人がいたら教えて。
21 :
考える名無しさん :2010/10/07(木) 21:39:25 0
完全受注生産Boxセット "渡邊二郎Archives"
22 :
考える名無しさん :2010/10/07(木) 22:29:36 0
>>22 リアルで口にしたら学界から干されかねない一言だな・・・
>>20 初回のみ1/8二郎フィギュアが付く。
黒いコート着てるやつ。
>>25 あの人のフィギュアが付くならば、喜んで買う人いるんじゃないか。
ただし、何に使うのか、知らんが (´・ω・`)
大陸系の学者を中心に、あのスタイルが定着したよなw
>>27 そこでま影響力はねーよ。
大学の中では別だが。
つーか渡邊二郎って何がいいかさっぱりわからん。 二冊ぐらい無理して読んだことあるけど、 延々と教科書的な祖述をしているだけじゃん。 なんでこんなものありがたがられてんの?
「いい」んじゃなくて怖いんだよw
29が読んだのは、教科書的というかもともと放送大学の教科書そのもの(かその文庫化)だと想像。
この人は、書いたの読んだときと話を聞いたときの印象の違いがわりと大きかった。 あと原典購読とかでの直伝されるのみの部分で優れていたとか? 翻訳を読めば推測はできるんだろうけど。
33 :
考える名無しさん :2010/10/09(土) 16:18:02 0
これから出る本 2010 No.19 近刊図書情報/10月下期号(16〜31日) 上田閑照『折々の思想』燈影撰書 31 燈影社 セクストス・エンペイリコス『学者たちの論駁 3:自然学者たちへの論駁・倫理学者たちへの論駁』西洋古典叢書 第IV期 京都大学学術出版会 日本感性工学会感性哲学部会編『感性哲学 10:感性へのまなざし』東信堂 鏡味治也『キーコンセプト 文化:近代を読み解く』世界思想社 岡本真一郎『ことばの社会心理学』第4版 ナカニシヤ出版 廣松渉『資本論の哲学』平凡社ライブラリー 708 平凡社 仲正昌樹編『自由と自律』叢書 アレテイア 12 御茶の水書房 長谷正當『浄土とは何か:親鸞の思索と土における超越』法藏館 上村忠男『知の棘:歴史が書きかえられる時』岩波書店 石崎嘉彦『ポストモダンの人間論:歴史終焉時代の知的パラダイムのために』ナカニシヤ出版 並川孝儀『構築された仏教思想:ゴータマ・ブッダ:縁起という「苦の生滅システム」の源泉』佼成出版会 向井考史『人間の光と闇:キリスト教の視点から』関西学院大学出版会 岡野守也『仏教とアドラー心理学:自我から覚りへ』佼成出版会 岡村久道『著作権法』商事法務 加藤哲郎・丹野清人編『21世紀への挑戦 7:民主主義・平和・地球政治』日本経済評論社 青柳和身『フェミニズムと経済学:ボーヴォワール的視点からの『資本論』の再検討』第2版 御茶の水書房 久保憂希也『文系ビジネスマンでもわかる数学力の教科書:当たり前なのに3%の人しかやってない仕事の数字をつかむ術』大和書房
34 :
考える名無しさん :2010/10/09(土) 16:19:08 0
赤坂憲雄『内なる他者のフォークロア』岩波書店 潮谷有二・杉澤秀博・武田丈編著『Minerva 社会福祉士養成テキストブック 5:社会調査の基礎』ミネルヴァ書房 吉田匡興・石井美保・花渕馨也編『来たるべき人類学:宗教の人類学』春風社 浮ヶ谷幸代『身体と境界の人類学』春風社 宮内洋・好井裕明編著『〈当事者〉をめぐる社会学:調査での出会いを通して』北大路書房 駒井洋『貪欲に抗する社会の構築:近代合理主義をこえる仏教の叡智』明石書房 谷泰『牧夫の誕生:羊・山羊の家畜化の開始とその展開』岩波書店 武田一哉編著『確率と確率過程』新インターユニバーシティ オーム社 キース・デブリン 原啓介訳『世界を変えた手紙:パスカル、フェルマーと〈確率〉の誕生』岩波書店 ジェームス・D・ワトソン他著『ワトソン 遺伝子の分子生物学』第6版 東京電機大学出版局 小澤一史・千田隆夫・高田邦昭監訳『トートラ 解剖学』原書11版・第2版 情報処理学会歴史特別委員会編『日本のコンピュータ史』オーム社 ナタリー・エニック 佐野泰雄訳『芸術家の誕生:フランス古典主義時代の画家と社会』岩波書店 藤原保明『言葉をさかのぼる』開拓社 言語・文化選書 22 開拓社 籾山洋介『認知言語学入門』研究社 羽生善治・茂木健一郎『自分の頭で考えるということ』大和書房 田原『谷川俊太郎論』岩波書店 日本ヘルマン・ヘッセ友の会・研究会編・訳『ヘルマン・ヘッセ エッセイ全集:第8巻 時代批評』臨川書店
個人的には哲学と直接は関係ないんだけど、 > 岡村久道『著作権法』商事法務 > 谷泰『牧夫の誕生:羊・山羊の家畜化の開始とその展開』岩波書店 これが気になった。 後者はThe Cove関連ということで。 野生動物の捉え方と家畜の利用(風土と関連している)には、 関係があるだろう。
平凡社のデリダ『精神について』の新版には驚いた。 今日、本屋で見てきた。 新版のポイントは、驚くなかれ、出版社間の著作権の問題で、これまでに収録されて いた自伝的なインタビューが削除されたということ。 これで、古本市場では旧版『精神について』の価格が高騰するな。 俺は既に持っているから、どうでもいいけど。
田辺元の論文集が岩波文庫で出たね。 分厚いのがいきなり2冊も。
なかなかしぶいね
ロールズ『正義論』の新訳が出るね 訳は川本隆史とのこと
ようやく出るの?w 前から出る出る詐欺だったけどw
>>37 懺悔道としての哲学だっけ。
教行信証は難しそうだけど、今村仁司も最晩年はこの本に掛かり切りだったし、ヨマンといかんな。
岩波のは古くて読みにくい。どこかいい本ないかな。
>>41 本願寺出版社の傍注のついた本がよろしい。
見たよ、本屋で渡邊二郎の著作集。 『ハイデッガーの実存思想』。 筑摩が出してるんだな。 いろんな経緯でそうなったんだろうけど、図書館以外に誰が買うんだろうな。 でも、個人的には、これと『ハイデッガーの存在思想』だけならば、金が余ってたら 買ってもいいだけど。
44 :
考える名無しさん :2010/10/23(土) 08:49:43 0
今どき電話帳なんか買い揃える意味あんの?
放送大学で『自己をみつめる』とかはかなり人気あったみたいだから、 受講した人の中に買う人もいるんじゃないか。 受講料に較べれば安いもんだろうし。
『多元論的自然主義の可能性』 井頭昌彦 クワイン、デイビットソン、パトナムなんかを論じているらしい。
多元論的? どっから、そんな話が出てくるんだ?
パトナムはともかく前二者は全然多元論じゃないよね
パトナムは、いつから多元論者になったんだ? ところで、彼はまだ生きているんだっけ?
これから出る本 2010 No.20 近刊図書情報/11月上期号(1〜15日) 中山康雄『ブックガイドシリーズ 基本の30冊:科学哲学』人文書院 小泉義之『ブックガイドシリーズ 基本の30冊:倫理学』人文書院 市田良彦『アルチュセール:ある連帯の哲学』平凡社 松永澄夫・鈴木泉編『哲学への誘い:新しい形を求めて:I巻。哲学の立ち位置』東信堂 松永澄夫・高橋克也編『哲学への誘い:新しい形を求めて:III巻。社会の中の哲学』東信堂 松永澄夫・伊佐敷隆弘編『哲学への誘い:新しい形を求めて:IV巻。世界経験の枠組み』東信堂 祖父江典人『ビオンと不在の乳房:情動的にビオンを読み解く』誠信書房 桑瀬章二郎編『ルソーを学ぶ人のために』世界思想社 笠原英彦編『日本行政史』慶應義塾大学出版会 不破哲三『マルクスとともに現代を考える』新日本出版社 青柳まちこ『国勢調査から考える人種・民族・国籍』明石書店 石原俊『殺すこと/殺されることへの感度:2009年からみる日本社会のゆくえ』東信堂 リー他 内田治・秋田カオリ訳『官能評価データの文さん分析』東京図書 G. Upton他 白旗慎吾監訳『統計学辞典』共立出版 赤坂甲治・丹羽太貫・渡辺一雄『新版:生物学と人間』裳華房 濱尾章二『フィールドの観察から論文を書く方法:観察事例の報告から研究論文まで』文一総合出版 山西健司『情報論的学習理論』共立出版 Steven Bird他『入門:自然言語処理』オーム社
52 :
考える名無しさん :2010/10/27(水) 21:31:45 0
ベンヤミン・コレクション 5 思考のスペクトル 5 ちくま学芸文庫 発売予定日 2010年12月10日 予定税込価格 1,680円
>>53 戦前の貴重な哲学書も入ってるので
さっそく通販で注文した。情報サンクス。
迷宮としての世界が岩波文庫で。
56 :
考える名無しさん :2010/11/02(火) 22:24:36 0
これから出る本 2010 No.21 近刊図書情報/11月下期号(16〜30日) アンリ・ベルクソン 竹内信夫訳『新訳ベルクソン全集:第1巻。意識に直接与えられているものについての試論』白水社 湯浅邦弘編著『概説 中国思想史』ミネルヴァ書房 栗原隆『現代を生きてゆくための倫理学』ナカニシヤ出版 J. S. ミル 川名雄一郎他訳『功利主義論集』近代社会思想史コレクション 京都大学学術出版会 ルイ・アルチュセール 西川長夫他訳『再生産について:上』平凡社ライブラリー711 平凡社 ルイ・アルチュセール 西川長夫他訳『再生産について:下』平凡社ライブラリー712 平凡社 ジョン・ロールズ 川本隆史・福間聡訳『正義論』改訂版 紀伊國屋書店 ジャック・デリダ 港道隆訳『新版:精神について』平凡社ライブラリー713 平凡社 門脇俊介『破壊と構築:ハイデガー哲学の二つの位相』東京大学出版会 H. マイアー 石崎・飯島・太田監訳『レオ・シュトラウスと神学‐政治問題』晃洋書房 荒井献・大貫隆編訳・解説『ナグ・ハマディ文書・チャコス文書:グノーシスの変容』岩波書店 西本豊弘・新美倫子編『事典:人と動物の考古学』吉川弘文館 星野英一『法学入門』有斐閣 中林真幸・石黒真吾編『比較制度分析・入門』有斐閣
57 :
考える名無しさん :2010/11/02(火) 22:27:04 0
川村覚昭編著『教育の根源:人間形成の原理を問う』晃洋書房 明道智彌『コモンズの地球史:グローバル化時代の共有論に向けて』岩波書店 杉本貴代栄編著『女性学入門:ジェンダーで社会と人生を考える』ミネルヴァ書房 S・B・メリアム編 立田慶裕他訳『成人学習理論の新しい動向:脳や身体による学習からグローバリゼーションまで』福村出版 宮淑子『セクシュアリティ・スタディーズ』新水社 澤佳成『人間学・環境学からの解剖:人間はひとりで生きてゆけるのか』梓出版社 井上俊・長谷正人編著『文化社会学入門:テーマとツール』ミネルヴァ書房 小倉襄二『流域:社会福祉と生活設計:戦後福祉状況をめぐる断章』高菅出版 富井篤編『科学技術英語翻訳集中ゼミ』オーム社 服部哲也『理工系の:確率・統計入門』増補版 学術図書出版社 環境省自然環境局生物多様性センター編『日本の生物多様性:自然と人との共生』平凡社 トム・ガリー『英語のあや:言葉を学ぶとはどういうことか』研究社 金森修『ゴーレムの生命論』平凡社新書548 平凡社 奥武則『熟慮ジャーナリズム』平凡社新書 549 平凡社 伴野準一『全学連と全共闘』平凡社新書552 平凡社
58 :
考える名無しさん :2010/11/02(火) 22:41:48 0
岩波書店 新刊・既刊 12月刊行予定の本 佐伯順子『「色」と「愛」の比較文化史』岩波人文書セレクション 清水憲男『ドン・キホーテの世紀:スペイン黄金時代を読む』岩波人文書セレクション 小沢浩『生き神の思想史:日本の近代化と民衆宗教』岩波人文書セレクション 三谷太一郎『近代日本の戦争と政治』岩波人文書セレクション 野本寛一『地霊の復権:自然と結ぶ民俗をさぐる』岩波人文書セレクション ヘーラルト・トホーフト 二宮正夫、二宮彰訳『サイエンス・ファクション:疑り深い科学者のための宇宙旅行入門』 檜垣立哉『瞬間と永遠:ジル・ドゥルーズの時間論』 田中三蔵『駆けぬける現代美術:1990-2010』 ユルゲン・ハーバーマス 三島憲一、鈴木直、大貫敦子訳『ああ、ヨーロッパ』 若生謙二『動物園革命』 山口瑞鳳『評説:インド仏教哲学史』 ロビン・エッカースレイ 松野弘監訳『緑の国家:民主主義と主権の再考』 セルバンテス 牛島信明訳『ドン・キホーテ:後篇:一』ワイド版岩波文庫 山口昌男『内田魯庵山脈:下:〈失われた日本人〉発掘』岩波現代文庫 マーク・C・ベイカー 郡司隆男訳『言語のレシピ:多様性にひそむ普遍性をもとめて』岩波現代文庫 兵藤裕己『王権と物語』岩波現代文庫 ジャン・ジュネ 渡辺守章訳『女中たち バルコン』岩波文庫 ゴンチャロフ 井上満訳『断崖:三』岩波文庫 グスタフ・ルネ・ホッケ 種村季弘、矢川澄子訳『迷宮としての世界:上:マニエリスム美術』岩波文庫 藤田正勝編『死の哲学:田辺元哲学選IV』岩波文庫 藤井貞和『日本語と時間:〈時の文法〉をたどる』岩波新書 高瀬正仁『高木貞治:近代日本数学の父』岩波新書 河田惠昭『津波災害』岩波新書 馬場雄二『漢字のサーカス:常用漢字編1』岩波ジュニア新書 『寺田寅彦全集(第16回第16巻):書評 序文 ほか』 『荷風全集(第21回第21巻):断腸亭日乗1』
59 :
考える名無しさん :2010/11/03(水) 14:23:52 0
12月 『哲学の教科書――ドゥルーズ初期』 ジル・ドゥルーズ 河出文庫
『プラトンに関する十一章』 アラン 森進一訳 『ワーグナーとニーチェ』 ディートリヒ・フィッシャ 新井秀直訳 『思考のスペクトル』 ヴァルター・ベンヤミン 浅井健二郎・土合文夫訳
61 :
考える名無しさん :2010/12/04(土) 14:23:05 0
流石に1箇月何もないのはまずいな 河出文庫12/03 哲学の教科書―ドゥルーズ初期 ちくま学芸文庫12/08 プラトンに関する十一章 ベンヤミンコレクション5 思考のスペクトル ワーグナーとニーチェ
今やこのスレぐらいにしかこの板の価値はないからな
スレ違いかもしれませんが 哲学書が一番充実してる書店はどこですか?
>>63 神保町の東京堂書店。
叢書ウニベルシタスの品揃えは圧巻。
シリーズ現代哲学への招待 『知覚のなかの行為』 A.ノエ著 門脇俊介 / 石原孝二監訳 飯嶋裕治 / 池田喬 / 吉田恵吾 / 文景楠訳 (春秋社) 四六版 440頁 発行日:2010年12月 ISBN:978-4-393-32314-4 税込定価:3,990円 突然爆発音が聞こえる、目の前を鳥がよぎるのが見える――われわれの日常感覚では、 知覚とは受け身のものという印象が強い。しかし本書は、何かが見えているといった 知覚でさえ、もっと能動的であり、あえていえば「行為」であると力説。実際には目 はたえずすばやく動いているのに視角像は安定していること、何か映像を見ていると き映像の一部の色や形が徐々に変化してもなかなか気づかないことなど、多数の具体 例をあげながら、知覚とは一種の行為であり、われわれの知覚経験はその行為(運動) の技能によって構成されるという「エナクティヴ・アプローチ」を提唱して話題の心 の哲学のニューウェーヴ。
67 :
考える名無しさん :2010/12/19(日) 00:24:01 0
ベルクソン全集を買ってきたぞ。 装丁が素晴らしいので思わず衝動買いした。 月報のイラストは、しりあがり寿画伯でしたw
68 :
考える名無しさん :2010/12/23(木) 21:51:10 0
ドナルド・デイヴィドソン『真理・言語・歴史』春秋社 帯には「デイヴィドソン哲学の到達点」、「最後の論文集」 「言語などというものは存在しない」というキャッチコピーがある。
春秋社の一連の本、内容はいいんだけど、 装丁を何とかしてほしい。 高い本なんだから、平背じゃなくてちゃんと丸背にしてほしい。
あの装丁かっこいいじゃん 別に読みにくくないし
俺は丸背とやらよりも読みにくいと思うけど。 丸背とかいうのは一度力を加えればその後開き続けるために力を加え続けなくてもいいけど、 平背とやらは力を加え続けなければならないぶん集中力が落ちる。
俺が本の読み方というか物理的な扱い方に習熟していないだけなのか?
そんなことはないよ。丸背のほうが上級だといわれている。
どうでもいいことが気になるんだな
>>68 立ち読みしたけど
デイヴィドソンって以外に小物だと実感した
英米哲学ってあんまり大胆なことは言わないからね 最後は常識に訴えかけるし
>>75 具体的にどこがどう?そして
そこをどう言えば「大物」なの?
そのへんを言ってくれないと。
さりげなく、小倉貞秀『ペルソナ概念の歴史的形成』(以文社)などという恐ろしい本が出ていたんだが、読んだ?
81 :
考える名無しさん :2010/12/28(火) 00:05:07 0
>>75 私もそう思います。
なぜあの程度のつまらんものを有難がる人が多いのか不思議です。
それにしても大物がいなくなりましたな。
十二分に大物だと思うけど(苦笑)。
大物ってより天才肌が減ったんじゃないのかな
デイヴィドソンは読者を選ぶからな。 読み手に哲学的素養がないと、 つまんないことをチマチマ論じている ように見えてしまう。そして それ以上先に行けない。
それが「小物」なんだろ
デイヴィドソンやマクダゥエルは、ある種の典型例なんだよな。 一定の研究共同体が厳然と存在していて、そこでの論争状況を前提して論文を書いて いる。だから、読む側にかなりの前提知識を要求してしまう。 つまり、いい意味でも悪い意味でも玄人の世界なんだ。 それを「よし」とするかどうか、これはまた別問題だが、でもね、それを非難したと ころで、あるゲームのプレイヤーに向かって「おまえは別のゲームをしていないのは 何故だ?」と文句を言うようなものだろ? ましてや、大物や小物といったような、どうでもいいような表現でコメントするなど、 ただのルサンチマンとしか見えないぜ。
>>86 たしかに、読み手にかなりの前提知識を要求しているというのはあるね。
前提から説明して、学者の議論の状況を分かりやすく概観した上で
書いてくれるとありがたいとは思うけど、一定以上のレベルの読み手には
紙面の無駄でしかない。
>>86 まあルサンチマンは2ch哲板名物ですからw
89 :
考える名無しさん :2010/12/28(火) 18:37:06 0
典型的な「大物」の言葉: 「哲学者はいかなる観念共同体の市民でもない。まさにそのことこそが彼を哲学者にするのだ。」 こういう種類の「哲学」をする人に比べると、たしかにデイヴィドソンとかマクダゥエルとかは全くの「小物」だな。
>>89 まあ、これはもちろん的外れな指摘だが、デイヴィドソンやマクダゥエルの話とは
別にして、気になるのはやはりプラトンだな。
プラトンの中期以降の著作には確かに、とても「台所」では読めないようなものもあ
るが、それでもプラトンには著作家として何かしら異常なところがある。
そういえば、デイヴィドソンの今回の訳本には彼が若い頃にやっていたプラトン研究
に関する論文があるんだよな?
今度の年末年始に楽しみに読むつもりだ。
91 :
考える名無しさん :2010/12/28(火) 19:28:31 0
>>89 ところが、アホどもが群がって「大物だぁ!」って騒いでいる奴の大部分は、
ちょっと知識があったりものを考える能力がある人から見れば、
ただのほら吹きだったりするだよなw
>>89 ごめん
大物というよりそのセリフ
ちょっと馬鹿っぽくね?
哲学と中二は紙一重・・・
94 :
考える名無しさん :2010/12/28(火) 21:33:24 0
総合的に見て人間の知的能力が最高度になるのが中学2年生ぐらいだって知ってる?
95 :
考える名無しさん :2010/12/28(火) 22:03:50 0
ウィトゲンシュタイン『断片』455節。
あーなんか納得w
75だけど 小物というのは、常識的なことをあたかも自分の専売特許みたいな言い方をするところね。 真理条件意味論にしても法則的一元論にしても 当たり前のことをもったいぶって言ってるようにしか思えない。
まあ確かにタルスキの真理定義とか最初聞いたときは殴ってやろうかと思ったな ジョークにしては気が利いてないし
だから 悔しいのはわかるけど 続きはもうドナルドスレでやれってw 下の方にあるぞ
101 :
考える名無しさん :2010/12/29(水) 18:36:54 0
102 :
考える名無しさん :2010/12/29(水) 18:41:45 0
103 :
蝙蝠ちゃん出没中 ◆MINORKEYcM :2010/12/29(水) 22:51:55 O
>>53 アテネ文庫って弘文堂が出してる薄いやつ?
あれいいよね、薄いから背表紙で見つけにくいけど
古本屋で『スピノザの生涯』みつけたよ
装丁はあのままで、旧字体だけ少し改めて欲しいところ
104 :
考える名無しさん :2011/01/03(月) 19:02:12 0
研究共同体が厳然と存在していて、そこでの論争状況を前提して論文を書く人と、 いかなる観念共同体の市民でもないがゆえに、そのことで哲学者になる人とでは、 そもそも「哲学」の意味が違いますね。 しかし、後者の哲学者も結果的には「共同体」を作り出してしまうんだよね…
現象学と分析哲学をたっぷり勉強した人じゃないと哲学語っちゃいけないルールを作るべきだよ。 これが現代哲学の正しいあり方だと思う。
(´・ω・`)そんなん語る人がいなくなりますがな
ダメット限定ってことになりそうな予感
現象学w
109 :
考える名無しさん :2011/01/04(火) 20:49:47 0
分析哲学w
110 :
考える名無しさん :2011/01/04(火) 20:52:42 0
いかなる観念共同体の市民でもない人しか哲学を語っちゃいけないことにすべきだ。 それが哲学の正しいあり方だと思う。
「いかなる観念共同体の市民でもない人」って、一体、どういうことだ? 例えば、誰がそうなんだ? いいか? せめて、自分が使っている言葉の意味くらいは理解した上で語れよ。 哲学以前の問題であり、すべての話はそれからだ。
112 :
考える名無しさん :2011/01/05(水) 23:34:36 0
だから、例えばウィトゲンシュタインがそうなんだろ?
それはウィトゲンシュタインの私的言語否定論を前提としたギャグですか?w
114 :
考える名無しさん :2011/01/06(木) 10:45:54 0
じゃなくて、自分でそう言っているんだろ?
ウィトゲンシュタイン(笑)
116 :
考える名無しさん :2011/01/06(木) 18:07:58 0
「哲学者はいかなる観念共同体の市民でもない。まさにそのことこそが彼を哲学者にするのだ。」 は、いうまでもなくウィトゲンシュタイン(『断片』455節)からの引用。 それが話の前提になっているのですよ。
ハイ・コンテクスト化した哲板のスレに書きこむときは火傷しないように気を付けないとね・・・
アンスコムの微妙に間違った英訳と日本では多分永井のマニフェストのせいで、微妙に勘違いされているが Der Philosoph ist nicht Buerger einer Denkgemeinde. Das ist, was ihn zum Philosophen macht. 「哲学者は、みな同じ考えをする田舎町の住人といったものではない。 そのことが、彼を哲学者にさせるのである。」 って話で、別に哲学的思考の普遍性を否定してるわけじゃないのよ。 (nicht) Buerger einer Denkgemeinde「同じように考えるどこかの田舎町の住人(ではない)」 「考えを共有するどこかのローカルコミュニティの市民(ではない)」が 英語でcitizen of any community of ideasとか微妙に間違って訳されてるから、変に解釈されがちだけど。
119 :
考える名無しさん :2011/01/06(木) 22:27:48 0
要するに
>>116 みたいな半可通が最も恥ずかしい
という教訓だな。
120 :
考える名無しさん :2011/01/06(木) 22:40:55 0
ハイ・コンテクスト化した哲板wwwwwwwww た・・たしかに・・wwww
>>118 Buerger einer Denkgemeinde「同じように考えるどこかの田舎町の住人」
これは、ちょっと無理がある訳ではないかい。
アンスコムの英訳が「微妙に間違った」とは思えないけど。
>>121 ドイツ語を普通に読んだら、そうなるでしょ。
Gemeindeは基本的に地方自治体の事。
さらに、ここでは、前にBuergerがあるから、
一般的な共同体や同好会という意味でよりも
連語としてGemeindeの意味として要請されるのは地方自治体ということになる。
地方自治体というと比喩として分かり辛ければ、英語でローカルと言ってもいい。
考えを共有する特定のローカルなコミュニティから外れること、を語っているのであって
あらゆる思考の共同体の外といった抽象的な話をしているのではないことが重要。
Denkgemeindeについているのが不定冠詞であること、
それをアンスコムはnot〜anyと否定の意味を強める形で訳している事にも注意。
(この翻訳の問題は英語圏のウィトゲンシュタイン論文でもたまに言及されている)
もう少し噛み砕いて言えば、元のウィトゲンシュタインの言葉の意味は
「(その人が所属する、所属するとされる)ある特定の、同じ考えをする集団から外れることが、哲学者を発生させる」
というような話で、
アンスコムの訳を通して読まれてしまうような、哲学者の「あるべき姿」を普遍的な形で分かりやすく描いている、というのとは
微妙に違うのよ。
うん、最大のポイントはアンスコムの not〜any にあるということだな。 久しぶりに実のある文章を読んだ気がする。 しかし、そうすると、問題の文章の意味としての相違点は次のようになるだろ。 アンスコム風: 哲学者とは、どんな思考の集団の一員でもない 2ch風: 哲学者とは、ある特定の思考の集団の一員とは限らず、別の集団の一員であ る(かもしれない) ここでの問題は、「2ch風」に読んだとき、これは別に「哲学者」に限らず、実に当 たり前のことを言っているに過ぎない、そう思うのだが、どうだ?
124 :
考える名無しさん :2011/01/07(金) 00:24:18 0
ある集団から外れることにより哲学者となるのであれば それが哲学者のあるべき姿であるという風に解釈してしまうのも 無理ないかもね。
125 :
考える名無しさん :2011/01/07(金) 01:03:44 0
だから、アンスコム風に読むほうが正しいんじゃない?
>>125 いや、そうじゃないんだ。そんなに簡単な話ではない。
俺は
>>123 だが、わかりにくくなるのでコテをつけてみた。
少し前に、「いかなる観念共同体の市民でもない」とは一体どういう意味だ、との書
き込みがあったと思うが、それも俺だ。
仮に
>>123 がアンスコム風の読み方を支持する論点になったとしても、では、その
意味は一体何かという本質的な問題は頑強に残ると思っている。
127 :
考える名無しさん :2011/01/07(金) 01:20:21 0
しかし、このスレ的には 86の「一定の研究共同体が厳然と存在していて、…」 との対比で出てきた話のようだから、どちらの解釈でも同じことでは? どちらにしても、ウィトゲンシュタインは「大物」ということになるw
129 :
考える名無しさん :2011/01/07(金) 01:52:19 0
哲学者とは、どんな思考の集団の一員でもない。 哲学者とは、どんなグループのテーゼからも離れた者である。 結局ウィトゲンシュタイン自身のことだろね。 いかにもウィトらしい。考え方常人じゃないしw
130 :
考える名無しさん :2011/01/07(金) 02:31:28 0
おまいらはあらゆる観念共同体の市民である。まさにそのことこそがおまいらをねらーにするのだ。
おい、新刊情報書く場だろ。スレ違いなんだよ。
>>122 しかし、こともあろうにアンスコムの英訳にケチをつけるというのは、とっても生産
的な議論だと思うなぁ。
刺激的な論点、本当にありがとう。
ただね、
>>122 に対する素朴な疑問として、英語では否定詞と共に使われる不定冠詞
は any の意味を持つ場合があるだろ? これは原則としてドイツ語でも同様。
しかし、この語学的な論点は、ただアンスコムの英訳は語学的には可能というだけで、
そうでなければならないということを帰結する訳ではない。
そこで、
>>123 の俺の論点だ(笑)。
つまり、
>>122 の読み方をすれば、それは実に自明なことを言っているに過ぎないこ
とにならないか、そうだとすれば、アンスコムの読み方(英訳)にも充分に意味があ
ることになる。
更に、
>>122 の読み方をもう少し展開してしまえば(詳細は省くが)、それは限りな
くアンスコムの読み方に近づいてしまうのではないか、と思う。
以上、とりあえず、まとめてみた。
「大物」とか「小物」とか まるでとんちんかんな話を しはじめた奴が悪い
引きずってるのはその話じゃないだろ
現代の哲学を大別すると、 ウィトゲンシュタインを批判したものとカントを批判したものの二つになる。 両方ともお互いを軽く見ているの同じだが、 前者の態度が基本的に無関心であるのに比べて、 後者は前者に対して先輩面をして、 よくわかってないのに色々口出しして来る。これがうざがられてるわけ。 アメリカの哲学科から「現代思想」が締め出しを食らったのは象徴的な事件だった。
136 :
考える名無しさん :2011/01/13(木) 04:43:47 0
NHK内部、外部を問わずに人選をやり直すが、新たな人選方法について 委員会内で合意には至っていないという。 経営委では、11日に会長就任を拒否した安西祐一郎・前慶応義塾長(64) のほかに、白井克彦・前早稲田大総長(71)
137 :
考える名無しさん :2011/01/19(水) 18:59:14 0
1月上期は個人的にめぼしいのが少なくてさぼっていました これから出る本 2011 No.1 近刊図書情報/1月上期号(1〜15日) 井筒俊彦『神秘哲学:ギリシアの部』慶應義塾大学出版会 美馬達哉『脳のエシックス:脳神経倫理学入門』人文書院 中川辰洋『ジョン・ローの虚像と実像:18世紀経済思想の再検討』同文舘出版 好井裕明編著『差別と排除の〔いま〕第6巻:セクシュアリティの多様性と排除』明石書店 藤村正之編著『差別と排除の〔いま〕第4巻:福祉・医療における排除の多様性』明石書店 西川静一『森林環境と社会』ナカニシヤ出版 E. R. デ・ザーゴ/山本学治他訳『SD選書 256:機能主義理論の系譜』鹿島出版会 ル・コルビュジエ/井田安弘訳『SD選書 255:建築十字軍』鹿島出版会 坂本一成『建築に内在する言葉』TOTO出版 高木直史編著『新インターユニバーシティ:論理回路』オーム社 農文協編『TPP反対の大義』農山漁村文化協会 小田希望『英語の呼びかけ語』大阪教育出版 伊藤和夫『英文法教室〔新装版〕』研究社 高橋俊章『教育文法的観点による日本人英語学習者への冠詞指導』溪水社
138 :
考える名無しさん :2011/01/31(月) 09:33:30 0
>>137 >伊藤和夫『英文法教室〔新装版〕』研究社
まだ出ているのか。
「新装版」って。。。。。。
下のほう哲学関係あらへん
伊藤和夫は旧制東京帝大哲学科最後だか新制東大哲学科最初だかの卒業生らしいな。 経済状態や健康に問題があり院進学ができず研究者を諦めて、 翻訳業から塾講師になったそうな。
図書館新刊遅くて使えない
142 :
考える名無しさん :2011/02/01(火) 00:37:51 0
伊藤和夫、田村秀行、入不二基義は駿台の人気講師だったんだっけ
143 :
考える名無しさん :2011/02/01(火) 03:45:23 0
これから出る本 2011 No.2 近刊図書情報/1月下期 2月上期合併号(1/16〜2/15) 高畠純夫『アンティフォンとその時代』東海大学出版会 吉野裕子『居場所に向けられたまなざしの分析:室内画を通してみた〈わたし〉の在り方の多様性』風間書房 青木滋昌『精神分析治療で本当に大切なこと:ポスト・フロイト派の臨床実践から』誠信書房 玉井真理子・大谷いづみ編『生命倫理』有斐閣 今井道夫『哲学教科書シリーズ:生命倫理学入門〔第3版〕』産業図書 山田弘明『哲学書概説シリーズ 第一巻:デカルト『方法序説』』晃洋書房 堅田剛『独逸法学の受容過程:加藤弘之・穂積陳重・牧野英一』御茶の水書房 氣多雅子『哲学書概説シリーズ 第十巻:西田幾多郎『善の研究』』晃洋書房 加茂英臣『欲望論:プラトンとアリストテレス』晃洋書房 不破哲三『「科学の目」で見た日本と世界』新日本出版社 出水忠勝『名城大学法学会選書 9:現代北欧の法理論』成文堂 山本武彦編著『政治経済叢書:国際関係論のニュー・フロンティア』成文堂 佐藤泰裕・田渕隆俊・山本和博『空間経済学』有斐閣 田中淳平『ケインズ経済学の基礎:現代マクロ経済学の視点から』九州大学出版会 長岡慎介『現代イスラーム金融論』名古屋大学出版会 上川孝夫編『国際通貨体制と世界金融危機(仮題)』日本経済評論社 八木紀一郎・服部茂幸・江頭進編『進化経済学の諸潮流』日本経済評論社 日本統計協会編『統計でみる日本 2011』日本統計協会 古川久雄『学術選書 051:オアシス農業起源論』京都大学学術出版会
144 :
考える名無しさん :2011/02/01(火) 03:46:46 0
サックス,シェグロフ他 西阪仰訳『会話分析基本論集:順番交代と修復の組織』世界思想社 松原岳行『教育学におけるニーチェ受容史に関する研究:1890-1920年代のドイツにおけるニーチェ解釈の変容』風間書房 「SAPIO」編集部編『「ハーバード白熱教室」が日本にもあった』小学館 岡本博司『環境科学の基礎〔第2版〕』東京電機大学出版局 石田基広他訳『R初心者のためのABC』シュプリンガー・ジャパン 石田基広他訳『Rで学ぶベイズ統計学入門』シュプリンガー・ジャパン C. タッジ 野中浩一・八杉貞夫訳『生物の多様性百科事典』朝倉書店 OECD教育研究センター編著『脳からみた学習:新しい学習科学の誕生』明石書店 加藤幹郎監 杉野健太郎編著『映画学叢書:映画とネイション』ミネルヴァ書房 D・ソロモン 林寿美・太田泰人訳『ジョゼフ・コーネル』白水社 小林正弥『平凡社新書 553:サンデルの政治哲学』平凡社 植村邦彦『平凡社新書 559:市民社会とは何か』平凡社 ジャラール・ボネ 西尾彰泰他訳『文庫クセジュ 954:性倒錯』白水社 A・シュヴァイツァー 竹山道雄訳『白水uブックス 1121:わが生活と思想より』白水社
145 :
考える名無しさん :2011/02/01(火) 03:47:27 0
これから出る本 2011 No.3 近刊図書情報/2月下期号(16〜28日) 金井淑子『依存と自律の倫理:〈女/母〉の身体性から』ナカニシヤ出版 J. R. カービィ他著 田中道治他編訳『学習の問題への認知的アプローチ:PASS理論による学習メカニズムの理解』北大路書房 チャールズ・テイラー 上野成利訳『近代:想像された社会の系譜』岩波書店 菅原潤『「近代の超克」再考』晃洋書房 葛生栄二郎『ケアと尊厳の倫理』法律文化社 長谷川宏『初期マルクスを読む』岩波書店 松沢哲郎『想像するちから:チンパンジーが教えてくれた人間の心』岩波書店 クセノポン 内山勝利訳『西洋古典叢書 第IV期:ソクラテス言行録 1』京都大学学術出版会 三浦要『パルメニデスにおける真理の探究』京都大学学術出版会 東條由紀彦・志村光太郎『ヘゲモニー・脱ヘゲモニー・友愛』ミネルヴァ書房 小林利夫 徳永雅編『『方法序説』をめぐる六つの試論:日本の思惟と西洋の思惟の介在する深淵』春風社 吉村文男『ヤスパース:人間存在の哲学』春風社 天谷祐子『私はなぜ私なのか:自我体験の発達心理学』ナカニシヤ出版 水本正晴 "A Theory of Knowledge and Belief Change: Formal and Experimental Perspective" 北海道大学出版会 ユルゲン・コッカ 松葉正文他訳『市民社会と独裁制:ドイツ近現代史の経験』岩波書店 ジーン・A. ブラッカー『ルネサンス都市フィレンツェ』岩波書店 初瀬龍平『国際関係論:日常性で考える』法律文化社 チェーザレ・ベッカリーア 小谷眞男訳『犯罪と刑罰』東京大学出版会 山川洋一郎『学術選書 55:報道の自由』信山社 飯田和人『グローバル資本主義論:日本経済の発展と衰退(仮題)』日本経済評論社 塩出省吾・今野勤『経営系学生のための基礎統計学』共立出版 Thomas K. McCraw『シュンペーター伝:革新による経済発展の予言者の生涯』オーム社
146 :
考える名無しさん :2011/02/01(火) 03:48:09 0
大野道邦『可能性としての文化社会学:カルチュラル・ターンとディシプリン』世界思想社 T・ベネット他編 河野真太郎他訳『新キーワード辞典:文化と社会を読み解くための語彙集』ミネルヴァ書房 高橋雄一郎・鈴木健編『パフォーマンス研究のキーワード:批判的カルチュラル・スタディーズ入門』世界思想社 粟屋利江・松本悠子編著『ジェンダー史叢書 第7巻:人の移動と文化の交差』明石書房 白石壮一郎『文化の権利,幸福への権利:人類学から考える』関西学院大学出版会 牧野雅彦『マックス・ウェーバーの社会学:『経済と社会』から読み解く』ミネルヴァ書房 小倉明彦・冨永恵子『シリーズ〈生命機能〉3:記憶の細胞生物学』朝倉書店 富田忠雄・長塚朗・瓦林達比古『ヒトの一生の生理学:生から死まで』九州大学出版会 ハワード・グッドール 松村哲哉訳『音楽史を変えた五つの発明』白水社 F・エンドラー記 吉田仙太郎訳『カラヤン:自伝を語る〔新装版〕』白水社 アルマ・マーラー『マーラーの思い出〔新装版〕』白水社 安原和也『英語論文基礎表現717』三修社 澤村美幸『日本語方言形成論の視点』岩波書店 林浩平『テクストの思考:日本近現代文学を読む』春風社 増田裕美子・佐伯順子編『二松学舎大学学術叢書:日本文学の「女性性」』思文閣出版 御子柴道夫『ウラジーミル・ソロヴィヨフ:幻視者・詩人・哲学者』岩波書店 ジャック・ボドゥ 新島進訳『文庫クセジュ 955:SF文学』白水社 佐藤克文『平凡社新書 568:巨大翼竜は飛べたのか』平凡社
だから哲学に関係ない本入れるなって
これどこからもってきてるの? 半分以上関係ないんだが
150 :
考える名無しさん :2011/02/02(水) 20:49:14 0
新刊情報に文学関係の書籍が少数含まれて書き込まれても何の問題もない 書き込んだ人、今後もお願いします
まぁ哲学好きなら、普通に考えれば数学文学社会とかにも関心ある人おおいだろうし
哲学もジャンルによっては文学との境界が曖昧、というか文学に吸収されてるところもあるからな
同じく。 周辺の情報もあったほうがいい。 参考にしてるんで、今後もよろしく。
154 :
考える名無しさん :2011/02/02(水) 20:57:00 0
いくらなんでも周辺すぎるわ
上川孝夫編『国際通貨体制と世界金融危機(仮題)』日本経済評論社 なんてのも貼っちゃってるところからして 貼ってる奴は哲学知らない奴だろ
157 :
考える名無しさん :2011/02/03(木) 08:21:04 0
こういう散漫なリストを容認しちゃう弛緩した精神って何なんだろうね
PHP研究所 『吉本隆明と柄谷行人』合田正人 3/17 \777
吉本と柄谷って哲学科からみると、解釈間違いすぎだよな。 合田さんもなんでいまさら書くんだろ
出版社、タイトル、著者、どう考えても理解しがたい本だな。 どんなこと書いてるか楽しみではある。
柄谷が出したアイデアを膨らませて、柄谷の名前を出さないで学術論文にするのが 最近の流行。『スピノザの方法』にもその傾向がある。
中年は自分の青春を美化したいんだよな。 青春を黒歴史として認めれる人が成功する。
柄谷の『内省と遡行』は3ページで捨てたよ。 あっ『イデーン3』が出てたのかよ。 しかも二郎・千田訳で。完訳に30年かあ。
真実は嘘っぱちの生き方をしている人間を苦しめる。
>>158 合田は「批評空間」で柄谷からイジメを受けたでしょう 柄谷は吉本派だった過去を隠そうとしている まさか江戸の仇を十数年後に取っていないよな
合田と柄谷の対談とかリアルで聞かされたら拷問だろうなw
岩波書店/新刊〔3月刊行予定の本〕 芦部信喜/高橋和之補訂『憲法 第5版』 菅野昭正編『知の巨匠 加藤周一』 レイモンド・ワックス/中山竜一他訳『〈1冊でわかるシリーズ〉法哲学』 辻村みよ子『〈岩波テキストブックス〉比較憲法』 藤田正勝『西田幾多郎の思索世界:純粋経験から世界認識へ』 加藤薫『ディエゴ・リベラの生涯と壁画』 三島憲一『ニーチェ以後:思想史の呪縛を超えて』 大橋秀子『金子喜一とジョセフィン・コンガー:社会主義フェミニズムの先駆的試み』 日本西洋古典学会編『西洋古典学研究 LIX』 イブン・イスハーク/イブン・ヒシャーム編註 後藤明他訳『〈イスラーム原典叢書 2〉預言者ムハンマド伝 第2巻』 ジョン・グレイ/松野弘監訳『ユートピア政治の終焉:グローバル・デモクラシーという神話』 一ノ瀬正樹『確率と曖昧性の哲学』 小林直樹『暴力の人間学的考察』 森岡孝二編『〈岩波ブックレット〉就活とブラック企業』 井上達夫『現代の貧困:リベラリズムの日本社会論』 柳田国男『狐猿随筆』岩波文庫 D・O・ヘッブ/鹿取廣人他訳『行動の機構:脳メカニズムから心理学へ(上)』岩波文庫 サルトル/海老坂武・澤田直訳『自由への道(六)』岩波文庫 橋元良明『メディアと日本人:変わりゆく日常』岩波新書 藤岡靖洋『コルトレーン:ジャズの殉教者』岩波新書 マハートマ・ガンディー/鳥居千代香訳『ガンディーの言葉』岩波ジュニア新書 『荷風全集』(第24回 第24巻) 和田春樹他編『〈岩波講座 東アジア近現代通史 4〉社会主義とナショナリズム』
170 :
考える名無しさん :2011/02/10(木) 20:42:55 0
『愛も正義もない処で――吉本隆明と柄谷行人』PHP研究所 合田正人 3/15 \777
『構造主義進化論入門』池田清彦、講談社学術文庫 これも哲学書に入るよね。 この人の本は『構造主義〜』が多いけど、構造主義は枕詞なの?
172 :
考える名無しさん :2011/02/11(金) 00:19:33 0
森岡孝二編『〈岩波ブックレット〉就活とブラック企業』 天下の岩波のタイトルに「ブラック企業」とは。
173 :
考える名無しさん :2011/02/11(金) 00:57:02 0
わろた
一ノ瀬正樹『確率と曖昧性の哲学』 これ面白そう。
一ノ瀬はクセが強すぎだろ。 『原因と理由の迷宮』と『原因と結果の迷宮』という類似する題名の本を出すこと からして、空気を読んで読み手に分かるようにモノを書くタイプではないことは わかりそうなもの。
一ノ瀬はカント以降の哲学を無視しすぎなので それだけでダウトだ。
>>カント以降の哲学を無視しすぎなので 分析哲学だと、カント→(ミル)→フレーゲって流れが普通だお ヘーゲルとか無視だお
『愛も正義もない処で――吉本隆明と柄谷行人』 合田の本のタイトルがさらに凄い事になってるな
179 :
考える名無しさん :2011/02/12(土) 14:54:28 0
一ノ瀬正樹『死の所有:死刑・殺人・動物利用に向きあう哲学』 これって、同じ人なのか
一ノ瀬正樹は確率や偶然性を分析哲学的視点から 考察してる人だけど、「人格知識論の形成」の最後では団藤重光だかを 引きつつ死刑廃止を擁護していたような気がする。 ヒュームを訳したりもしてるし、田口ランディの エッセイにも登場していたっけ。
ベッカリーア『犯罪と刑罰』げと。風早岩波文庫版と構成が全然違ってた。
ヘーゲルもフッサールもベルクソンもカントを批判した哲学だが、 フレーゲやウィトゲンシュタインはカント批判した哲学とは言えない。 ゆえにフレーゲやウィトゲンシュタインを批判した哲学は、 カントを批判した哲学とは別の道を進んでいる。 で、これはなぜかあまり知られてないことなのだが、 カント研究の先進地域というのはイタリアや東欧など相対的後進国。 明治期の日本がそうであったように、 カントとカント批判の哲学が強く評価される土壌というのは、 自由と解放を求めることにリアリティがあるようなところでしかない。
おれはただ女のカントが欲しいだけなのに
うまいか?
ちょっとスレ違いだけど、茫然としたので質問させてくれ。 つい先ほど古本屋で『ゲーデル 未完哲学論稿』を見つけた。 何となく眺めていると、そのオビに「数学的概念の実在性を強く主張するカルナップ 論文を中心に」と書いてあるのを見て驚愕し、思わず中身を覗いてみたが、そもそも カルナップ論文そのものが存在しなかった。 好意的に解釈すれば、このオビはカルナップに対するゲーデルの批判論文(遺稿)と いう意味なのかもしれないが、しかし、そもそもカルナップが「数学的概念の実在性 を強く主張」したということ自体、驚天動地の事実だ。少なくとも俺にとっては。 これは果たして事実なのか?
ゲーデルが、カルナップについての論文で、数学的概念の実在性を強く主張したってことだろ
>>187 そういうことか(苦笑)。
なら納得。
でもね、今、検索したらオビの全文は以下。
「ゲーデルの数学思想の核心を簡潔に表明したギブス講義と、数学的概念の実在性を
強く主張するカルナップ論文を中心に、ゲーデルの思索の軌跡を精緻に追跡」
一瞬、目を疑わないか?
ゲーデルがカルナップへの批判論文をついに公刊しなかったということは知っていた
が、それはそれとして、普通「カルナップ論文」といえば「カルナップが書いた論文」
と思うだろう?
せめて、「カルナップ論文」ではなく「カルナップ批判論文」とでも書いてくれれば、
と思うが。
いや、すいません。お騒がせしました。
まあオビって編集者権限の仕事で訳者に口出しさせてもらえることってあんまりないのよ だから学問的に問題のあるモノが出来ることは多々あるんだ
190 :
考える名無しさん :2011/02/14(月) 08:47:48 0
あ
うーん。 しかも、林先生が『ゲーデル 未完哲学論稿』の翻訳の出来を罵倒しているな。 これはぜひ買いに行こうっと(苦笑)。
192 :
考える名無しさん :2011/02/14(月) 14:42:47 O
194 :
考える名無しさん :2011/02/17(木) 15:01:15 0
新刊も大事だけど、特に岩波は復刊が熱い。テンニエース、ケルゼン、ボエティウス、アンデルセン。
何か現象学系でおすすめの新刊ない?
196 :
考える名無しさん :2011/03/08(火) 08:20:28.82 0
ほしゅ
『哲学への権利』西山雄二 勁草書房 『不可能、不確定、不完全』J.D.スタイン 早川書房
現代の貧困- リベラリズムの日本社会論 井上 達夫 (岩波現代文庫) ■体裁=A6.並製・330頁 ■定価 1,365円(本体 1,300円 + 税5%) ■2011年3月16日 ■ISBN978-4-00-600249-7 C0110 私たちの生きる場を包む諸関係は,深刻な危機に陥っているのではないか.天皇制に見ら れる「関係の貧困」,会社主義という「共同性の貧困」,戦後民主主義のコンセンサス原理に 典型的な「合意の貧困」の三つのレベルから,日本社会の病を診断.リベラリズムに基づく 社会の再編へむけて,ラディカルな青写真を描く.
200 :
考える名無しさん :2011/03/31(木) 01:56:06.79 0
201 :
考える名無しさん :2011/03/31(木) 07:21:17.76 0
吉本隆明と柄谷行人(仮) PHP新書 ※発売日が変更になりました。 予約 お客様おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 著者/訳者 合田正人/著 出版社名 PHP研究所 (PHP研究所) 発売予定日 2011年4月18日 販売価格 777円
202 :
考える名無しさん :2011/04/06(水) 18:15:48.21 0
Saul Kripke, Philosophical Troubles 2011 Autumn
>>203 夭折した Evans はともかくとしても、McDowell なんかも自著を出版するのはずいぶ
ん遅かったけど、Kripke は極端だよなあ。
でも、"The First Person" という論文も書いているんだねぇ。例えば、あの難解な
Anscombe の論文などを踏まえているんだろうか。
誰か読んだ人、いますか?
>>204 "The First Person"はビデオは出てるけど、出版はまだっぽい。
ところで『数学基礎論講義』(田中一之、日本評論社)が重版中らしい。
まだ売ってないみたいだけど。ぜひ買いたい。
206 :
考える名無しさん :2011/04/18(月) 15:37:42.46 0
単行本 ロウドウノテツガクヒトヲハタラカセルケンリョク 「労動」の哲学 人を働かせる権力 濱本 真男 著 定価2,100円(本体2,000円) ISBN 978-4-309-24549-2 ● Cコード 0010 ※未刊 思想界に28歳の鬼才、登場。アレント、フーコー、ネグリらを批判的に参照し ながら、権力としての労働を根底から問い直し、近代をかつてないかたちで顛 倒させる驚くべき力編。 濱本 真男 (ハマモト マサオ) はまもとまさお 1983年生まれ 立命館大学大学院在学中 46 ● 192頁 発売日 2011.05.18
207 :
考える名無しさん :2011/04/18(月) 15:38:46.26 0
単行本 ナゼマルクスハタダシカッタノカ なぜマルクスは正しかったのか テリー・イーグルトン 著 松本 潤一郎 訳 定価2,520円(本体2,400円) ISBN 978-4-309-24548-5 ● Cコード 0010 ※未刊 思想界の巨人・イーグルトンがあらゆるマルクスへの批判をうけとめな がら、ユーモアをまじえてそれに反論するかたちで、マルクスの可能性 と魅力を伝える究極にして最高のマルクス入門。 46 ● 224頁 発売日 2011.05.18
208 :
考える名無しさん :2011/04/18(月) 15:40:07.91 0
数学の文化史 モリス・クライン 著 中山 茂 訳 定価3,990円(本体3,800円) ISBN 978-4-309-25248-3 ● Cコード 0041 ※未刊 数学が学校で教えるような無味乾燥なテクニックではなく、西洋文明の 中を生き生きと流れ、それをつちかう上で重要な役割を果たしてきたこ とを明らかにする古典的名著。 モリス・クライン (クライン,モリス) 46変 ● 488頁 発売日 2011.04.22 発行日 2011.04.30
>>203 クリプキの新著っていまどき浅田彰が500ページの書き下ろしを出版するようなもんか
なんでそこで浅田とか出てくるかなぁ(笑)
クリプキはデイヴィドソンと並んで20世紀後半の代表的哲学者として歴史に残るだろう。
どうなんだろうなぁ。 浅田というよりも、かつての冴えているときの柄谷が数年に一度しか論文を発表せず、 それをちっとも論文集として出版しないという感じだろうか。 こんなことを言うと、Kripke を柄谷と同レベルにするなと叱られそうだけど。
柄谷は論文なんて書いてないよ
クリプキは過大評価されている 彼の言っていることは実にあらが多い
>>214 そうだと思う。
どういう意図なのか、よくわからんところも多いし。
でも、クワイン、デヴィドッソン、クリプキと、現代哲学のある特定の流れを領導し
てきたテーマセッターとしての意義は偉大だったと思うよ。
様相論理に基づく論理的意味論はおそらく、 21世紀の哲学的展開に最大の影響を与える。 だからクリプキはどうやったって歴史に残る。 クリプキの名前が載ってない哲学の教科書は哲学の教科書じゃないw
>>216 うん。
ただ、「最大」かどうかについては、いろんな意見がありそうだが…
>>210 ここで浅田の名前を出したら、突っ込まれるとは思っていたw
でも、他に極端な寡作なのに、ネームヴァリューが落ちない哲学者・思想家を思いつかなかった。
柄谷なんかは、逆に多作のイメージがあるしな。
いずれにせよ、今からパンツを脱いで待っている。
タイトルを見ると論文集かな?
219 :
考える名無しさん :2011/04/19(火) 11:24:38.48 0
英語圏の哲学者は本なんて全く読みませんよ。 論文でさえさほど読まない。
何いきなりデンパ飛ばしてんの?
クリプキは大学院に行ってないんだもんなあ 凄いよホント
クリプキは固有名の固定性とかいうけど そもそも指示の固定性が成り立つのかという問題をスルーしちゃっている
そもそも指示の固定性がなければ固有名とは言えないんじゃないの?
そこは「権利上の固定性」といって言い逃れるわけよw でも、それって固定指示子は単一の指示対象を指示するものとして使う語なわけだから当たり前じゃんということになる
>>216 様相論理はクリプキ、言語哲学大全などを読んだが、「この理屈がなんの役に立つのか」
という疑問を感じたな。
数学や物理学に応用できる実用性がイマイチ分からなかった。
もっかい言語哲学大全読みなおせよ馬鹿
>>227 だから、5通りの正解があるって時点で実用性は疑わしいだろww
実用性を求めるなら法学でもやってればいいのに。
230 :
考える名無しさん :2011/04/19(火) 19:18:29.85 0
実用性というと、教育学部のバカ連中が すぐに浮かぶんだが。 あいつら、単なる低脳だろっていつも思っている。
そもそも「必然」と「可能」を論理的に分けることって意味があるのかな。 量子論では両者が混在して、確率でしか語れない。 んでもそれを多世界解釈で理解すれば、「可能世界」として様相論理に関係する。 超ひも理論が5通りの解法に大別できるのは、様相論理と似ているが、 どこかでつながっている・・・わけないか。
>そもそも「必然」と「可能」を論理的に分けることって意味があるのかな。 掛け算と割り算を論理的に分けることって意味があるのかなというぐらい無意味な発言
意味があるのかというか 意味は明らかに違うでしょうw
234 :
考える名無しさん :2011/04/24(日) 16:53:43.68 0
存在論―なぜ無ではなく世界が存在するのか 相沢 義男 (単行本 - 2011/4) 新品: ¥ 3,150 内容説明 なぜ〈無〉ではなく、世界が〈存在〉するのか!? 大学までの「数学」への想いを脱し、フランス文学へ転向した著者。東大・仏文 では徹底的にモーリス・ブランショの「レシ(物語)」を読んだ。〈無為〉の 作家といわれたブランショから〈存在〉の哲学者ハイデガーへ。そして約30 年、〈存在〉をめぐるノートを書きつづけることになった。在野の哲学者として、 「常識」「一般了解」「予断」をカッコに入れ、考察を継続する。ハイデガーを 軸に、〈存在〉〈時間〉を考えた思想家たち(カント、デカルト、ベルクソン、 サルトル、レヴィナス、ヴィトゲンシュタイン、マクタガード)の論文を徹底 的に読み込み、〈存在〉そのものへ深く鋭利なメスを入れ、切り込んだ瞠目の論攷。 著者について 相沢 義男 (アイザワ ヨシオ) 1953年新潟県村上市八日市生まれ。早稲田大学理工学部数学科中退。東京大学文学部フランス文学科卒業。現在、塾講師。
Enderton 3rd でるんだね 来年とかワロタ
>>174 これ読んだ人いる?
一ノ瀬の「迷宮」2冊は、まさに迷宮入りの訳の分からなさだったが、
目次を見てなんとなく買ってしまった・・・
第1章 知識は自然現象か−自然主義のゆらぎ
第2章 因果は確率的か
第3章 生命現象は偶然的か
第4章 曖昧性は矛盾を導くか
第5章 自由は生命現象か
目次からは、最近はやりの生物学(進化論)の哲学を取り入れて、
量子論での実在性の確率化を因果論に絡めて、確率論でベイズを論じて、
量子の不確定性を人間の自由意思に関連させるという流れに見えて
いいとこどりで面白そうだったが、まだ1頁も読んでいない。
読んでから書いて
一ノ瀬の本は数学ができないと読めない
一ノ瀬正樹? 読んでないけど、黒田旦が指導教官だったの? まるで芸風がちがうみたいだけど。 黒田旦はまともなヴィトゲンシュタイン研究という印象。
そう、亘 手抜きしたら間違えた
243 :
考える名無しさん :2011/04/28(木) 01:38:59.42 0
>>237 売れ筋を小奇麗にまとめる力量があったら今までにやってるだろ。
>一ノ瀬の本は数学ができないと読めない 算数の間違いでしょ
そういえば、かつて「亘、世間に鬼はなし」という言葉があったなぁ。
246 :
考える名無しさん :2011/04/28(木) 09:17:34.86 0
>>219 全員顔見知りでいつも直接議論しているから、
その議論の結果として書かれるものをわざわざ読む必要がない、
(確認のために眺める程度)という話は聞いたことがある。
日本人はその議論には参加せずに書かれたものを「原典」として読んで、
それについて日本語で(だから決して読まれない)論文を書く。
つまりやっていることが全く違うそうだ。
というか、分析哲学者は文献学的な論文はあんまり書かない。 黒田と一ノ瀬だと、一ノ瀬の方が英米圏における標準的な分析哲学者。 日本のドイツ哲学研究者みたいに、 ウィトゲンシュタイン研究をする学者というのが英米圏にはあんまりいない。
英語論文は大学の紀要から出てるよ。 単著になることがないから一般の読者には決して読まれないだけで。
黒田と一ノ瀬だと、黒田の方は一応安心して読める。 一ノ瀬の方は本の目次や本人の経歴を眺めるとトンデモではないか という疑念が湧いてくるが、読んだことがないので知らない。 黒田はヴィトゲンシュタインに依拠した哲学論考で分析哲学 という括りは合わない。
一ノ瀬ってオックスフォードの(客員)教授か これは海外厨垂涎だな
分析哲学の研究者ならそういう伝統の権威に垂涎の人がいるのかも。 でも、神の権威するら認めない哲学者にはどうでもいい、余計な ことに過ぎない。陰謀論者なら、ああその筋の人か、ぐらいに思うはず。
熱心なクリスチャンや神学者以外で、神の権威を認める現代の哲学者っているの?
マリオンとかアンリとか神学的転回以降の現代フランスの哲学者はむしろそんな感じだな。
現代の哲学者で熱心な宗教信仰者がいくらでもいるけど、そりゃ ユダヤ教でもキリスト教でも「信仰者以外で」ということならいないよw ヴィトゲンシュタインとの関係で知られているアンスコムなんて合法な 中絶に反対する宗教活動で逮捕までされているが。
255 :
考える名無しさん :2011/04/28(木) 17:12:18.58 0
>>250 >一ノ瀬ってオックスフォードの(客員)教授か
おいおい、客員なんとかってのは、コネさえあれば
誰でも(というのは言い過ぎかもしれないが、要はアカデミアの
中の人間なら)取れる資格だよ。
オックスブリッジだろうが、ハーバード、シカゴだろうが
どこでも同じ
だいたい「客員教授」という訳語が間違っている。 「訪問研究者」が正しく、教授が訪問してるから 「訪問」教授となり、講師なら「訪問」講師。 「教授」は訪問先から与えられた資格ではない。
まぁ石黒ひで以来の海外に通用する哲学者ってことで期待しとこう
人格知識論を読んだ印象から言うと、 言葉遣いはやや大袈裟に感じる所もあるけど、 内容的には堅実に興味深い解釈を展開している感じ。 ちなみに文章は、黒田の論文に比べると端正ではない気もするが、読みやすい。
みんなで御託を並べるが、結局
>>174 を読んだ人はいなかったwww
6/8 ちくま学芸文庫 「公共哲学 政治のなかの道徳をめぐる小論集」 マイケル・サンデル 1470円
これでサンデルの著作はすべて邦訳されたのかね
サンデル、読んでる。 新潮文庫の100冊
263 :
考える名無しさん :2011/05/01(日) 02:29:57.80 0
数学基礎論 新井 敏康 ■体裁=A5判・上製・カバー・550頁 ■定価 5,670円(本体 5,400円 + 税5%)(未刊) ■2011年5月18日 ■ISBN978-4-00-005536-9 C3041 -------------------------------------------------------------------------------- 特別な予備知識を仮定せずに,数学基礎論における核心的な結果,技法やア イデアをもれなく,説明した本格的教科書.「不完全性定理」や「連続体仮 説の独立性証明」などの結果が,どのような考え方によって得られたのか, その完全な証明を通して本書で解説される本格的な教科書.より深い理解の ための演習問題と丁寧な解答を付した.
>>260 相も変わらず、
ちくま学芸文庫は文庫なのに値段が高いな。
これで何冊目になってしまうんだか…。
新訳の学術書なのに多くを望みすぎ。 文庫サイズにすることによって節約できる紙代なんてしれたもんだろうし。
文庫で1000円が出始めた頃高くなったなと思ったけどもう1500円の時代か
267 :
考える名無しさん :2011/05/01(日) 10:35:13.09 0
田島正樹『正義の哲学』河出書房
文庫で1500円とかないわw
269 :
考える名無しさん :2011/05/01(日) 16:21:42.77 0
「正義」を考える―生きづらさと向き合う社会学 大澤真幸 京大をやめて生きづらくなったのでしょうか。 自分のやった行為を題材に「正義」を考えるというなら 読んでもいいけどね
270 :
考える名無しさん :2011/05/02(月) 02:44:46.28 0
>>243 一ノ瀬は、「功利主義と分析哲学」(2010年3月)という放送大学の教材で
学説を小奇麗にまとめている。あの子はやればできる子。
本人来てるねw
一ノ瀬みたいな輝いてる人にこんなところで嫉妬しかできないなんて惨めだな〜
クリプキの翻訳は進んでるの?
どの翻訳?
277 :
考える名無しさん :2011/05/04(水) 19:54:09.73 0
一ノ瀬必死だな
279 :
考える名無しさん :2011/05/04(水) 20:37:47.57 0
土屋賢二って過激なきがする
土屋、W鷲田が哲学界の3大チンドン屋。
281 :
考える名無しさん :2011/05/04(水) 21:07:29.18 0
282 :
考える名無しさん :2011/05/04(水) 22:18:37.63 0
身長を20cm高くしてくれと言っているのは実はおれ。
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/05/05(木) 07:16:03.01 0
土屋:学術論文も書かず女子大でどんじゃらほい 鷲田清:臨床哲学だのいっていかがわしい 鷲田小:最近は哲学とは関係ない本を出している
鷲田清は自分の専門で大したことないけど一応の仕事はしたし、 それ以上のことなんかできないんだし、 もう人生下り坂なんだし好きなことやってていいんじゃない。 よくやったと思うよ。許してやれよ。
現象学屋ってなんか頭の弱そうな奴が多い 現象学専門のやつが書いた文章に鋭さを感じたことがない
鷲田先生は阪大の学長になっただけでもお釣りがくる。
288 :
考える名無しさん :2011/05/06(金) 18:05:46.90 0
>>286 >現象学専門のやつが書いた文章に鋭さを感じたことがない
なんか、こねまわすような文章が多い気がするな
>>287 そりゃ蓮見ですら東大の総長やってるんだもの。
290 :
考える名無しさん :2011/05/06(金) 23:03:02.81 0
>>289 蓮実と鷲田を比較したら、いくらなんでも蓮実に失礼だろ
>>284 >鷲田清:臨床哲学だのいっていかがわしい
阪大の総長に向かってなんてことを・・・
>>287 ということで阪大も「総長」みたいなんで
よろしく。
292 :
考える名無しさん :2011/05/06(金) 23:21:54.68 0
>>291 >阪大の総長に向かってなんてことを・・・
たかが阪大でしょww
でも「総長」だし いちお
フロベール論はどうなったんだろうか?
>>294 まあどっちもどっちだな
勝者のいない引き分けというか
297 :
考える名無しさん :2011/05/11(水) 08:47:31.84 0
総長のどっちがすぐれているかなんてどーでもいいから 新刊情報お願いします
test
299 :
考える名無しさん :2011/05/13(金) 06:15:20.83 0
ラカン派精神分析の治療論―理論と実践の交点 赤坂 和哉 (単行本 - 2011/6/16) 新品: ¥ 3,465 内容紹介 本書は、ラカン派精神分析の実践について書かれている。ラカンの精神分析は、 理論的には比較的知られているが、その臨床実践の部分はこれまであまり明ら かにされてこなかった。著者は、現在もパリで続けられているミレールの講義 (セミネール)を基にして、ラカン派の理論から実践の在り方を導き出した。 したがって、本書には、ラカン派の技法が描かれており、加えて、後期を含め たラカンの思想体系の概要が記されている。 単行本: 250ページ 出版社: 誠信書房 (2011/6/16)
300 :
考える名無しさん :2011/05/13(金) 23:43:28.15 0
6月下旬刊 エルンスト・ユンガー 『パリ日記』 1941-44年、ドイツ占領下のパリに国防軍将校として配属されていた作家ユンガーが パリの作家・芸術家たちとの交流、祖国への破滅的な運命に対する省察、ヒトラー暗殺計画グループへの 関与などをつづった日記文学の白眉。 (月曜社 予価3990円)
刊行未定 オサマ・ビンラディン特選「ポルノビデオ・コレクション」 2001-11年、パキスタンのアボタバードにアルカイダ最高指導者として潜伏していたテロリスト、 ビンラディンがが米国海兵隊特殊部隊に銃殺される運命の日を迎えるまでの破滅的な 日々を送るなか、心の支えとした珠玉のコレクション
302 :
考える名無しさん :2011/05/15(日) 07:02:28.19 0
現代文明論講義 ニヒリズムをめぐる京大生との対話 [単行本] 佐伯 啓思 (著) Like 1305410509 false -1 0 0 0 (0) -------------------------------------------------------------------------------- 価格: ¥ 924
>>226 非古典論理がAI研究をはじめとする情報科学でどんだけ役に立ってると思ってんだ
たいして役立ってないよ
事物のしるし 方法について [単行本] ジョルジョ アガンベン (著) 単行本: 195ページ 出版社: 筑摩書房 (2011/5/11) ISBN-10: 4480847189 ISBN-13: 978-4480847188 発売日: 2011/5/11
<法政大学出版局> 『ウィトゲンシュタイン読本(新装版)』 飯田 隆 編 税込価格 : \3675 (本体 : \3500)2011年5月刊 「新しいウィトゲンシュタイン像を求めて」「ウィトゲンシュタイン解釈の現状」 「ウィトゲンシュタインの遺産」を主題に、最近の研究動向を紹介する。 付録「ウィトゲンシュタインの遺稿」も収録。
「現状」は大きく変わってるわけだが… しかし『読本』をあのまま再刊するだけでも大きな意義はある。
310 :
考える名無しさん :2011/05/21(土) 22:46:28.39 0
『道の手帖 ウィトゲンシュタイン』河出書房新社 2011年6月刊 1500円
ウィトがフロイトに対して評価をしつつも反対もしていたところが 面白いよな
312 :
考える名無しさん :2011/05/26(木) 02:32:25.89 0
いままさに放射能安全神話が築かれつつある 原発安全神話が崩れ去った今 放射能安全神話が築かれつつある
313 :
考える名無しさん :2011/05/26(木) 02:39:39.33 0
314 :
考える名無しさん :2011/05/26(木) 17:52:53.96 0
稲恭宏って、なんかすごいね。 新興宗教の教祖みたいだよww
『ニーチェ全詩集』 フリードリヒ・ニーチェ 著 税込価格 : \2940 人文書院
316 :
考える名無しさん :2011/06/08(水) 21:51:59.52 0
亜ガン便ってなんでそんなにもてはやされているの?
そういわれてみれば放射能に徐々に蝕まれて行くいまの日本の感じはアガンベンのアウシュビッツに似てる
318 :
考える名無しさん :2011/06/09(木) 01:13:29.22 0
『ヒューム読本(新装版)』中才敏郎 編 法政大学出版局 \3,570
もともとイタリアはカント研究の先進国なので、 「批判哲学」の新展開が欲しい人が「現代思想」として飛びついた。 ところが、日本のアカデミズムはライバルだった現象学派がイマイチぱっとせず、 分析哲学派が主流になってしまった。 比較カントの地位が低くなりつつあるのが昨今。
320 :
考える名無しさん :2011/06/15(水) 21:36:12.39 0
滝浦静雄氏死去(東北大名誉教授・哲学) 滝浦 静雄氏(たきうら・しずお=東北大名誉教授・哲学)14日午前2時55分、 胃がんのため仙台市の病院で死去、84歳。岩手県出身。自宅は仙台市太白区茂庭台 3の27の15。葬儀は18日午後1時から同市青葉区木町通2の2の13の斎苑で。 喪主は長男真人(まさと)氏。(2011/06/15-18:45)
てかまだ生きてたの?
アリストテレス全集の新しいのが出るって話はどうにかなったの? 2011年だけどそういう話が聞こえてこないんですが
兄妹出版会から出てるじゃない
アリストテレス全集とは違うし、それとは別に岩波から出るって話だったと思ったけど。
兄弟出版会(笑)
サールによるリプライ付きのサール哲学に関する論文集か
>>326 の本読んでるけどおもしろい。
近著"Making the Social World"からさらに一歩思想を進めて、倫理学と美学について論じてる。
モーリス・メルロ=ポンティ『知覚の哲学−ラジオ講演1948年』(ちくま学芸文庫)
最近面白い哲学書でないな・・・ リクのマンハイムパクリ本もおもんなかった。
どうおもろないのかを書け
リクールって学者のあいだでは軟派なところがないから人気だけど、 キリスト教を古典的手法で再生を試みたり、一般人が読んでも、特に論旨の目新しさはないのでは?
リクールは時間論と物語論だろ 神学的転回以降のフランス現象学派とはちょっと違う
ボヤン・マンチェフさん本書かないかなぁ
山内の新著は、どうだった? 誰か読んだ人、感想を
あぁ存在の一義性を求めてとか言う神本か。
しかし高いな 350ページの本で7000円って岩波は正気かよバカじゃねえの
知泉とかだとよくある話し。 中世は売れないんだろうな。
無名の著者の博士論文みたいなんを中小がその値段というのは仕方ないとこもあるけど 岩波みたいな大手が山内クラスのメジャーな著者でっつのがいまいちだ
メルロ・ポンティの『知覚の哲学』の訳注、労作じゃないか。 テクストを読み込む手助けになるし、決して訳者の勝手な自説主張ではない。 この訳注の価値を理解できない池田信夫はアホウだな。
341 :
考える名無しさん :2011/08/02(火) 21:55:38.84 0
>>337 たしかに価格設定がちょっとおかしい気がする
でも昔みたいにぺらっぺらに薄くて安い分量だと単価を稼げないって理由で 編集がやたら長い解説書けとか言ってくることがあるのも事実ではあるよ この場合もそういう世知辛い事情が透けて見える気はしないでない
けど、大半の読者はメルロなんて知らずにこの本を買う。 んで、10頁ほどで挫折。 そこで訳者解説を読む。あらすじが分かる。 本文を読み直す。 あらすじを知って読んでいるので、理解した気になる。 という流れではないかと・・・
ちょっと皮肉が過ぎる気もするが… 訳者解説って、まあものにもよるけど、非常に重要だと思うぞ。
菅野先生の場合は訳文が大変問題があるケースが多いので 自分の解説のほうが多いというのは全体として質を向上させている可能性大!
知覚を特別視する哲学って、なんか哲学者のためだけの哲学って感じで 不毛な議論であるという偏見があって興味が湧かないなあ。 ギブソンとかを読んだ方が良いというのはダメか?
それは健全
350 :
考える名無しさん :2011/08/08(月) 09:55:07.60 0
ダメ。
哲学わからん奴にはギブソンぐらいがちょうどいいだろ まだ需要はあると思うよ
哲学わかる、って言ってもなぁ…
353 :
考える名無しさん :2011/08/09(火) 01:02:31.42 0
ドラマも車も興味がないから 40万のギブソンのアコギを買いました.
ギブソン(笑) 心理学板にでも行ってろよw
いま高3で受験終わったら哲学書読み漁ろうと思うのですけど、 これだけは読んどけってのはありますか? ちなみに哲学科はいかないです。
今は余計なこと考えないで、受験に没頭しろ。 そうしないと、来年も受験になるぞ。
受験かー俺と同じだな。お互い受かるといいなぁ。 ちなみに俺も哲学科は行かないです。
俺みたいな高校中退のニートで哲学板見てる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは
>>355 最近は認知哲学の方が勢いがある感じもする。
昔ながらの形而上学的な心の哲学は議論が出尽くした感もある。
マンネリ感は否定できない。
それで進化論の哲学とか量子論の応用とかの学際の波打ち際で
仕事をあさろうというアサリ哲学者も増えてきた。
しかしなぁ…。 哲学科に行かないで(ある程度は専門的な訓練を受けないで)、哲学書を理解できる はずもない。これ、哲学に限らず、当たり前のこと。 でも、他方では、いまどき哲学科なんぞに行くのは、自分の将来を棒にふるようなも の。これ、疑問の余地なし。 結局は、狭い象牙の塔に閉じこもるか、あるいは勘違いマニアの慰みものになるか、 そのどちらかにしか哲学の未来はないということか。
高校を病気で中退してNHK学園と放送大学を卒業して 宅建とか基本情報処理とか比較的取りやすい資格は取ったが 三重(病)苦で働けない哲学ファンならいるぞ。
>>362 そこで哲学塾ですよお兄さん
んなワケない
もうほとんど廃墟のようなスレだからと正当化して暴れさせてもらうが、 「哲学書」とか「理解」とか大雑把に一般化しすぎなんだよ。
量子論の哲学とか大変だし目立たないけど昔からいるだろ。北大とか。 ダメットの翻訳もしてる藤田って人の博士論文はそれ系だな。 あと講談社現代新書から量子論の哲学の入門書が9月に出るみたいだな。
哲学科には行かないけどこれから大学行く人には 週1時間でも専門の講読系の授業聴講して欲しいな やっぱり読み方も技術だから経験のあるなしで全然違う
>>365 暴れてもらって結構だけど、それほど大雑把だとは思っていない。
何でもいいけど「まっとーな哲学書(「入門書」も含む)を読む」という経験がある
人であれば、ほぼ例外なく、それを理解することの困難さに同意するはずだ。
もちろん、ここでの理解は「0か1か」ではなく程度を許すものではあるが、既に書
いたように、一定の訓練を受けていない人には、その程度がほとんど「0」に近い。
これは、どうしようもない事実だ。
で、繰り返すが、これは何であれ専門領域に関しては例外なく言える自明の事実に過
ぎない。典型的には、数学を想起せよ。
一定の訓練っていうけど、資格試験みたいに統一カリキュラムみたいなのできてるのか? 一緒に読む人の質に依存してるんじゃないか。 たとえば論理学とかクリシンとかを自習しており、日本語を読むための基本的習慣とかがあって、 読むのが古典ならばそれに関する歴史的知識とかがあればだいぶ違うと思うが。 ほとんど0に近い理解が、少し分かった気になるだけかもしれないが。 まあこれもものによって度合いがかなり違う感触だ。 「専門性」という言葉の意味するものについても疑問があるな。 たとえば一部の資格試験には専門的な知識を問うものがあるわけだが、 自習で対応できる場合もあると思うけど。これは「専門性」には含まれないのかな。 数学について何を想起すればいいんだ? 高度な専門家も子供の頃から親とか先生とかと一緒に 計算ドリルとか地道な訓練をしてきたってことか?
もう一つまずいのは「まっとー」って言葉の使い方だな。 なんか本の「理解」度をチェックする方法があったとして、 専門的な訓練とやらを受けてない人が哲学の本だとされているものを 少なくとも「理解」はしていたのが分かったとしても、 読んだのが実は「まともな哲学書」ではなかったとか言えてしまう。
学部レベルだったら、一般人に毛が生えた程度だと思う。 他学科(医薬除く)だってそうだろ? 俺が院に進んだとき、他学部から哲学に専攻を変えた変わり者がいて、別段他の院生より読めていないということはなかった。 差といえば、語学力くらいだった。 一人を一般化するのはよくないけど、学部なら進学したいとか考えている人じゃなければ、読めている人は多くないよ。 とか言う、俺も未だに読めているかどうかわからないけどねw。
中島義道は哲学書を独学で読むのは難しいと言いつつ、 日本的な訓詁学は教育的に不毛だと言っている。 カントの影響でヘーゲルやフッサールが出てきたと言うけど、 ヘーゲルもフッサールも専門的に言えば、 カントについて解説書読んだ程度の知識しかない。 なのに、訓詁学のムードが彼らに近づけるかのように錯覚させている、とのこと。 ついでに言えばカント本人より新カント派の方が一般的な意味では頭が良いだろ? とかw
えーっとさ。 もっと、ずっとずっと手前の話なんだ。 例えば、「日本の哲学は所詮は訓詁注釈学に過ぎない」などというような「高級な話」 をしているんじゃない。 そんなことは、一部のジャーナリストか、あるいは表面的なことにしか反応できない 素人マニアにやらせておけ。 考えてみれば、分析系の文献が日本でも浸透してきたことが、それ以前と比較したら ずいぶんと哲学への入門のハードルを下げてくれたと思っているが、それですら現実 には哲学の裾野(?)を広げてくれたという実感は持てないだろ? そもそも、学部レベルでカントやヘーゲルなんて本当は無謀でしかない。 永井均でも中島義道でもいいけど、素人を呼び寄せる哲学の広告塔とでもいうべき連 中がいるが、でも彼らが実際に行なっている議論は相当に難しい。 ただ、この難しさは、彼ら特有のものでじゃなくて、哲学一般の難しさに由来する。 その難しさ、これには二つの種類があると思っている。 一つは、言うまでもなく、哲学固有の難しさだ。これには、一種のセンスも絡むので 言語化すること自体にすら難しさがあるし、ずいぶんと高級な話だ。 しかし、今、問題にすべきは、もう一つの(ずっと手前の)難しさであり、これは専 門領域としての難しさだ。 ただし、これは哲学固有のものではない。何であれ、専門的な知識は一定の訓練を前 提にしなければ理解できない、という自明の事実に基づく。 ここまでは同意してもらえるだろうか?
その「専門」の「訓練」とやらの内容が漠然としているから、 その内容が具体的に示されないと同意しようがないな。 その「訓練」は哲学科でなければできないことなのかということをまずはっきりさせるべきだし、 より条件を厳しくすれば独習はできないのかということもはっきりさせるべきだ。 たとえば計算ドリルや漢字や外国語の語彙の書き取りは訓練だと思うが、 哲学科以前に小中学生くらいのときに真面目なやつはやってるだろうが、 ふつうの意味で専門的ではないし、独習もできる。
うん、これもまた、それほど漠然とはしていないと思っている。 哲学の場合の「専門的な基礎訓練」が、要するに「精読(特に外国語での)」である ことは周知の事実だと思う。 要するに、その代名詞は一体何を指しているのか、だとか、その副詞のスコープはど こまでか、だとか、ある意味では、おなじみの「煩瑣な話」だ。 これができない人には、哲学の文献は読めないし、従って、哲学的な議論も構成でき ない。 ただし、断っておくが、これは必要条件ではあっても十分条件ではないことは当然だ よね。 これができたからといって、哲学的に優れた業績が挙げられるとは限らないが、それ また、別の「高級な話」に過ぎない。 問題は、この種の訓練が独学できるか、という点にある。 俺は、無理だ、と思っている。 元々、別領域で一定の文献購読の訓練を受けた人を除いて。
「精読(特に外国語での)」と「精読(特に母語での)」は分けたほうがいいと思うが。 いわゆる「原典」を興味をもった一定の人々と読むのは専門的な訓練だと認めるし、重要だろうな。 だが母語での「煩瑣な話」の訓練はふつうの意味で専門的とは思えない。 ただしこれは小中学校から訓練していることで、独習できるかどうかは分からない。 哲学でとりわけ重視される論理学とかクリシンとかは高校卒業までに真面目にやったやつなら、 いい教科書があると思うので独学できると思う。
クリシンって何のことだかわかんないけど、論理学については違和感があるなぁ。 まさか、「論理的な思考をするために論理学を学ぶ必要がある」なんて、思ってない よね? 哲学の基礎的な訓練に、いわゆる論理学の学習が必須だとは思わない。 その学習は、もう少しだけ高級な部類に属すると思う。 ただ、分析系の場合には、初歩的な論理学をやっていると便利であることは確か。
クリシンは 「クリ」ティカル「シン」キングの略。
それは、哲学と何か関係があるんですか?
「哲学 クリティカルシンキング」とかでググってみれば関係があるのはわかる。
批判的に沈んでいくんですね、わかります。
>>362 そうか?
大学で哲学科に進んでもせいぜい2,3年しか専門的な勉強はできない。
その2,3年でやれることは限られている。
対して趣味でやる分には時間無制限。
自分は哲学教科書シリーズとかの入門書から地道に読み進めてきた。
分かることから地道にやれば理解できないことなどない。
ということでどんどん哲学書を購入しようww
哲学に興味ないのに単位とるためだけに適当に講義聴いてる学生みたいなのの やっつけレポートとか読みすぎて人間の能力にたいして悲観的にでもなったのか?
>>382 おまえは出版社の回し者か(笑)?
確かに、そんなスタンスもあるよね。
ちなみに、どんな本、読んでるの?
新宿ジュンク堂にて 哲学科(?)の学生三人がやってきて、メルポンを手にとり「たけー」と言えば もう一人の男が「俺、本買うとき、ページあたり幾らか換算するんだけどw」畳み掛けるように女がヤスパースを手にとり、「精神病を哲学でよみとくとか終わっている」 最後にコジェーヴをめくって、「ヘーゲルとかみんな理解できるからwww全然わからないってことが」
概ね間違ってない 将来有望だな
>>384 取っ掛かりは哲学教科書シリーズ、慶大出版会の教科書、言語哲学入門などの入門書。
これを4〜5回くらい読めば、大体の基礎はつく。
次にライカンの言語哲学、言語哲学大全T〜Wなどを3〜4回くらい読む。
大全は実は結構難しいね。
これと併行して科学哲学入門とか哲学関係の啓蒙書を読む。
クワイン、デイヴィッドソンなどの翻訳ものはつまづいたら基礎に戻って読み直す。
翻訳書は理解できる部分から虫食い的に読み進む。
ヒマなときに富田の小説風の哲学書や伝記などを読み飛ばす。
ネットで読める哲学文献を斜め読みする。「科学哲学」とか。
用語については哲学辞書とか道具箱とかを読む。
論理学の入門書なども何冊か読む。
>>387 おみそれしました。
揶揄ではなく、すごいと思う。
ただ、クワイン、デイヴィッドソンは辛いだろうなぁ。
大全も、おっしゃる通り、深いところは難しいよね。
ちなみに、一体、どういう方ですか?
>>388 論理思考というかロジカルシンキングはどんな仕事にも役に立つので、
読んで損はないと考えて、論理学の入門書に手を出したのが運の尽き・・・
たしかに仕事には役に立っているとは思うが・・
わりと重要な点で間違ってるな。ヤスパースは元々精神医学の専門家で、 「精神病を哲学でよみと」いているわけではないだろう。
まあ確かに「哲学で精神病を」うんぬんみたいなのは実際結構あって、 そういうのよりは実証的なやつのほうがいいとは思うけど。
ヘーゲルについても言いすぎじゃないかなあ。 ヘーゲル以外についても色々書いてる専門家のヘーゲルの研究書とか読んでも、 ヘーゲル以外について書かれたのよりも著しく難しいわけだが、 それでもヘーゲル自体よりはかなり分かりやすくはなってる。 あんだけ難しいものをこの程度の難しさにするだけでも凄いとか思ったり。
まあネタにマジレスかっこわるいだな。
ネタじゃないし、本当にいたから… 金ないから買う本悩んで、三時間くらいいると、色んな人みかける。 以前はやっぱり七階の哲学コーナーで、「ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ!ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ!マジかっこいい名前じゃない?」とか言ってる人いたし… くまざわでは、哲学コーナーあさってる爺が店員にキレてたし、色んな人いるよ。
本当にいるかいないかはどうでもいいんよ。 その言動自体がネタ的、つまり冗談半分だろうってことね。
マラルメ語ってるキモオタ風二人組なら神保町の三省堂で見た 相手にされないだろう某女性研究者の名前出しまくっていて キモかった
マラルメなんて「意味不明だよな」ぐらいしか語ることないだろうに。
マラルメ好きはキモメン ボードレール好きはイケメン ソースは俺
大全は3巻まででいいだろ。 4巻は(日本語意味論に特別な興味がある人以外は)読まなくていい。 というか読めればもちろん読んだほうがいいけど、その労力で論理学でも やったほうが有益
>>399 そうか?
日本唯一(?)の Davidosonian の記念碑的業績だぜ。
まあ、しかし、繰り返せば、素人には辛いな。
言語哲学大全は時間を置いて読み返すたびに面白みが増していくという……
402 :
考える名無しさん :2011/08/18(木) 10:37:12.41 0
第1巻を今の実力で書き直してもらいたいね。
>.402 いや、あれはあれでいいんだ。
山本道雄氏の二冊目の本と犬竹正幸氏の自然哲学の本が楽しみだ……
10月12日 講談社学術文庫 上野修 『デカルト、ホッブズ、スピノザ 哲学する十七世紀』 『精神の眼は論証そのもの』の文庫化かな?
日本人はスピノザが好きだよな。 しかし、エチカ以外は古本でしか手に入らない。
神学政治論は新訳を出すべき
408 :
考える名無しさん :2011/08/30(火) 03:40:33.98 0
むしろ18世紀が少なすぎる。 ルソーとかどういう研究がいまあるのか気になる。
ロールズの政治哲学講義の訳者が誰か気になるデスよ。
日本でまだ紹介されていない海外の大物哲学者っていますか? あるいは、そのように演出するに値する哲学者っていますかね。
411 :
考える名無しさん :2011/09/03(土) 20:45:38.49 0
偽ディオニシオス
>>411 わろた。意表を突いて、うまい。
ただ、「紹介されていない」ということはないなぁ。
>>411 中世思想原典集成に主要著作は翻訳されてないか?
415 :
考える名無しさん :2011/09/04(日) 19:21:05.24 0
哲学書って論理学も入るのか?
入るだろ。 言うまでもない。
417 :
考える名無しさん :2011/09/04(日) 19:37:53.17 0
記号論理で図解が入ったわかりやすい本を教えてください。 今のところ、以下の本を買う予定です。 論理学のことが面白いほどわかる本 よくわかる記号論理 それと、論理学のことが面白いほどわかる本よりわかりやすく面白い本あれば教えてください あと、小野田 博一の「論理力を強くする」のようなプログラムを交えた書籍も興味があります。 また、様々なジャンルでの勉強、理解に生かせるわかりやすい論理学本も知りたいです。
418 :
考える名無しさん :2011/09/04(日) 20:14:04.71 0
Epouserlanotion Epouserlanotion lethal_notionがリツイート
本日(現地)仏国営ラジオでまたもやジャック・ラカン特集。先ほどの
番組とは別番組。ポッドキャスティング可能。Jacques Lacan ( 1901-1
981)
http://bit.ly/nzoeOZ 恐るべしFrance Culture!めっちゃレベル
高すぎ!
9月3日
モニク・ダヴィド=メナールが来てるのか
語学で飯がくえるかね〜っっw
421 :
考える名無しさん :2011/09/04(日) 21:15:18.69 0
>>421 了解。
適切なアドバイスをしよう。
あなたの目的は、例えば「ビジネスで生きるロジカル・シンキング!」とか(そんな
本が存在するのかどうか知らないが)、その種類のものだと思うので、このスレでは
なくて、別のところに行った方がよいと思う。
ここの連中に紹介されるような本だと、気が狂うと思うよ。
>>417 クワインの『論理学の方法』がお勧め。
第三版の方ならまだ入手しやすいと思う。
哲学的なところから論理学が面白いほどよく分かる。
424 :
考える名無しさん :2011/09/04(日) 22:27:09.82 0
425 :
考える名無しさん :2011/09/04(日) 22:36:42.64 0
あおりでなくて論理学以前に受験用の現代国語でもいいと思う。 哲学、論理学とかレトリックがどうとかいう以前にちゃんと本が読めない人が膨大にいる気がする。 そういう人に限って分析哲学を持ち上げてる気がする。
426 :
考える名無しさん :2011/09/04(日) 22:47:37.80 0
>>425 論理学について聞かれてるのに
受験用の現代国語がどうとか抜かしたり
根拠なく「気がする」の連発したりとか
お前の国語力がいちばん問題だろうw
>>426 425ではないが、野矢の「論理学トレーニング」だっけ?
あれはそんな感じだよね。あんまり面白くないけどw
429 :
考える名無しさん :2011/09/04(日) 23:56:42.55 0
>>428 どうも、候補に入れておきます、他にオススメは?
430 :
考える名無しさん :2011/09/05(月) 00:29:04.95 0
>>418 宣伝だけじゃなくて、内容の簡単な紹介とか感想とか書いたら?
ところでアルチュセールと担当した精神科医の関係についてまとめたサイトないかな?
伝記的にはそこらあたりが鍵だと思うんだけど。
馬鹿だな、おまえら。 クワインなんて、そんなもの読めるヤツだと思うか? ビジネス・コーナーを紹介しておけ。
野矢茂樹や三浦俊彦の論理トレーニングの本あたりが417の求めるところに近い、 ……気がする。 一般論で言うと、論理学を勉強しても論理的思考が身につくとはかぎらない。 頭の整理にはいいかもしれないが迂遠な印象は否めないだろう。 野矢や三浦のトレーニング本は論理学を背景に書かれているので、 彼らの本を読んで良いと思ったら、あらためて論理学を学んだらいいだろう。
433 :
考える名無しさん :2011/09/05(月) 09:56:37.70 0
>>432 おぉ、初めてまともな意見。参考にしてみる
あと、チェスチャンピオンらしい小野田博一の本ってどうなんだろう?知ってる人いたら教えて。
ごめん、俺はその人は全然知らない。 ぱっと検索した感じ哲学に縁の深そうな人には思えないな。
実用性を求めるのなら、ちょっと古いけど野崎昭弘さんの「詭弁論理学」も悪くない
436 :
考える名無しさん :2011/09/05(月) 10:33:41.92 0
論理学に実用性はない 論理哲学やっていても現実の社会について何一つ洞察を得ることも できないのは、彼らの社会についての発言(ゼロに等しい)を見てれば 既に実証済みだろ
社会について発言してる人たちが大した根拠もないのにテキトーなこと言ってるだけだよw
ラッセルが『結婚と性道徳』でノーベル文学賞とってるだろ。
ベルグソンは『婚活とセックスの二源泉』でノーベル文学賞とってるだろ。 サルトルは『醜男と醜女とその教え子の公認三角関係』でノーベル文学賞とってるだろ。 賞と社会に関する洞察はほぼ無関係。 仮にあったとしても、それは論理哲学やっている人間に帰せられるものではなく、 ラッセルその人に帰せられるものだと思います。
ラッセルやアンスコムは社会について饒舌に語っている。 論理哲学をやっている人が社会についての発言がゼロに等しい、 ということは少なくとも実証されない。
何よりも、ダメットを想起せよ。
アンスコムみたいに避妊や、中絶にキリスト教原理主義の立場から 強硬な反対活動して逮捕されることが社会的に発言力を有すること なら、別の論理哲学やる必要ないんじゃね?
そりゃアンスコム同様の活動をして論理哲学をやらないことは可能だろうなw
>>441 移民推進政策も経団連が喜ぶだけで別に論理哲学が必要なわけじゃない。
人種問題?ダメットが何か論理哲学の観点から貢献したか?
>>444 > 人種問題?ダメットが何か論理哲学の観点から貢献したか?
なんだそりゃ?
論理学の哲学の立場から人種問題を論じるのか?
そんなやつは、人類史上、未だかつて存在しないだろ。
ダメットだって、そんなことはヒトコトも言っていない。
というかさあ、昨夜から書いてるように、元々のタコにはビジネス・コーナーでも紹
介しておけって。
バカバカしくなってきた。
446 :
考える名無しさん :2011/09/05(月) 12:03:27.63 0
>>445 いや、ビジネスとか社会には興味ないんだよ。
様々なジャンルを論理的に読解する技術を習得したいんだよね
447 :
考える名無しさん :2011/09/05(月) 12:10:49.49 0
「論理力を強くする」を読み進めてるが、やっぱ、俺は小野田博一系みたいだ 類似本でもっとわかりやすく面白い本あるなら教えて
448 :
考える名無しさん :2011/09/05(月) 12:13:04.09 0
その場合の「論理的」というのは論理哲学の論理じゃなくて、 「理屈の捏ね方」でしょ。ジャンルごとに多様だから多読するしかない。 ダメットとかアンスコムとかの代表的な論理哲学者は自分の信仰と 哲学の関係さえ論理的に説明することのできない人たちだから。
論理哲学をやることによって「現代社会への洞察」を得られるかという話を、いつのまにか 論理哲学が直接社会問題の解決に役立つかという話にすりかえている馬鹿がいるな。 こういう奴にこそ広い意味での論理学が必要なんだろう。
450 :
考える名無しさん :2011/09/05(月) 12:35:16.26 O
みみず書房から出た「メタフィジカル倶楽部」は良いね。
>>446 > 様々なジャンルを論理的に読解する技術を習得したいんだよね
このセリフを見てみろ。
論理学そのものとは何の関係もない。
繰り返すが、ロジカル・シンキングとか、その類のビジネス・コーナーに行けよ。
蛇足だが、一つだけアドバイスしておく。
世の中には、非常に誤解を招きやすい学問、というか、学問の名前が二つある。
それは、論理学と心理学だ。
論理学を勉強すれば「論理的に思考できる」、あるいは、心理学を勉強すれば「心理
的な洞察力が高まる」という勘違いが生まれる。
これは、明確に言っておくが、両者の学問の実際の内容に無知な人特有の勘違いだ。
わかってもらえたろうか?
精神分析とかも、その類いだよね…
453 :
考える名無しさん :2011/09/05(月) 13:28:32.12 0
>>451 わざわざwご指摘ありがとうwおけげで方向性が見えましたw
アンスコムが代表的な論理哲学者(論理学の哲学に主に貢献した人って意味か?)とかひどすぎ。 アンスコムが重要な貢献をしたのは行為論とウィトゲンシュタイン関係だろ。 「自分の信仰と哲学の関係さえ論理的に説明することのできない人たち」とかいってるけど、 それに関して独創的な貢献とかしてないからわざわざ言わないか注目されてないだけだろ多分。
「心理的な洞察力」とか漠然と大雑把なこといってるけど、少なくとも、 たとえば服従実験についての人間の心理的な弱さについての知識とか 認知療法とかでの人間の知的な弱さについての知識とかは 心理的な洞察みたいなのに寄与すると思うけど。
実在論は神にこそ相応しく、人間には反実在論こそが相応しい立場だ、とか筆を滑らせればいいのかね。
いまだに哲学は全人格を支配すべきようなものでなければならないと思っている馬鹿は死んでほしい
>>451 記号論理学についてはその通り。
高校で習った数学が社会で役に立たないとの同じ状況だね。
論理学一般については、そうでもない。
正しい論理とか論証を学ぶことは社会でも役に立つ。
でも論理学と銘打った本でそんな内容を書いているものはまずないww
超初歩だが、高校の数学でやる対偶とかそういうこと忘れてたら読めない本多いと思うけどなあ。
高校で習った数学役に立つし、俺は仕事で使うよ・・・エンジニアだからだけど・・・
461 :
考える名無しさん :2011/09/07(水) 13:24:39.24 O
で、今月は面白そうな哲学書は出るんですか?
9月 中公新書 伊藤邦武 『経済学の哲学 19世紀経済思想とラスキン』
463 :
考える名無しさん :2011/09/07(水) 20:55:26.28 0
464 :
考える名無しさん :2011/09/08(木) 21:11:56.59 0
叢書・ウニベルシタス 960 言説、形象(ディスクール、フィギュール) ジャン=フランソワ・リオタール:著, 合田 正人:監修, 三浦 直希:訳 四六判 / 706ページ / 上製 定価:7,000円 + 税 ISBN978-4-588-00960-0 C1310 [2011年09月 刊行] 見ることと語ること、言葉と像のあいだで、意味はどのように生まれ、欲望は何を成就するのか。現象学と言語哲学、 構造主義と精神分析、美学と記号学の領野を自在に移動しながら、メルロ=ポンティやラカンを批判的に乗り越え、 言説と形象の空間的厚みを比類ない知性で探究した初期リオタール哲学の頂点。翻訳不可能といわれたポスト構造 主義の記念碑的著作、刊行から四〇年後の全訳。
さぞや、読みにくい日本語なんだろうなぁ。 結局さあ、この種の翻訳本て(デリダとか典型例)原書を読むための手がかりにしか 使えないよね。 日本の翻訳だけ読んで、どうにかなるもんじゃないからなぁ。
三浦さんは合田さんの弟子みたいだけど、翻訳は合田さんより読みやすいと思う。 合田さんは訳が悪いと言われているけど、少し読み辛いってだけで、超訳や誤訳とかではないよね。
それにしてもまた7000円か 法政は貧乏だし図版もそこそこある本だし 今回は仕方ないとはいえ辛い
468 :
考える名無しさん :2011/09/08(木) 22:54:09.86 0
700ページで7000円だから努力してるとは思ふ 山内のスコトゥスは400ページ弱で7000円
学術書としては妥当な値段だと思うけどねー。 売れないだろうし
この値段で文句言わないのは科研のついてる奴らだけだ!
俺は趣味人だけど、文句ないよw 金は本と、たまの飲み会くらいしか使わないしね。
>>464 この初期リオタールの四十年越しの伝説の書の
翻訳が出るんだから、7000円でも安いぐらい!
倍の値段でも俺は買うぜ!
リオタールねえ…
474 :
考える名無しさん :2011/09/09(金) 00:35:23.31 0
@parages yusuke miyazaki 私見では、リオタールの『ディスクール、フィギュール』と『リビドー経済』、 ドゥルーズ=ガタリの『アンチ・オイディプス』と『千のプラトー』、デリダ の『弔鐘』と『絵葉書』、これら70年代の実験的な著作群の可能性をどう読 み解くのかにフランス現代思想の未来がかかっているように思う。 8月20日 Echofonから
もう、いいんじゃね? おフランスは。
476 :
考える名無しさん :2011/09/09(金) 00:49:32.05 0
なんか極東の土人が読んでもねえw
合田訳に7000円は勇気がいるな 買うけど
478 :
考える名無しさん :2011/09/09(金) 01:41:51.61 0
フランス現代思想wとか言って机上で消費してどうすんの 未来?w その前に、現地の新聞くらい読めと言いたい
ロールズの政治哲学史講義の翻訳は政治学とか政治思想史系の人たちか。 キムリッカの入門もそうだったと思うけど問題感じなかったし大丈夫かな。
東京以外の場所の事情はわからないけど、発売から一年以上たった本なら基本的に、 身近な図書館に都立図書館から取り寄せてもらえるよ。 問題は二十年以上経った本で、それらは都立から貸してもらえなくて、 しかも山田晶のエッセ研究とか都内に一冊もなくて、取り寄せもできないという。
二十年以上は間違いで、正しくは三十年以上だった。
エッセ研究は今更読まなくても・・・
エッセ研究は読んでないから判断できないが、 レス研究は、古代から近世までの哲学史、とくに概念史に興味あるなら 読んでおいてもいいと思うけどね。話が込み入っている割に読みやすいし。
>>477 合田は監修でしょ。
何か変なところあれば指摘するくらい。
そのへんはひとによりけり 目を通しましたというレベルの人も居ればがっつり直す人も居る 今回は何か大変そうなこと言ってたからそれなりに手を入れたんじゃないの
名義だけで弟子にやらせて、訳文放置の人もいるよね。
叢書・ウニベルシタス 965 哲学者の使命と責任 ジャンニ・ヴァッティモ:著, 上村 忠男:訳 四六判 / 208ページ / 上製 定価:2,800円 + 税 ISBN978-4-588-00965-5 C1310 [2011年10月 刊行] イタリアの哲学者であり政治家でもあるヴァッティモの思想エッセイ。 すぐに効果があらわれなくとも哲学は長い時間をかけて変革を成し遂げるはずであり、それも哲学の負うべき責任のひとつだ、哲学にはなすべきことがたくさんあると説く。 彼が有名な解釈学「弱い思考」を提唱するに至る経緯とその意義を論じたダゴスティーニの充実した解説付き。
書を捨ててアニメを見ようみたいなやつたまに見るけど何なんだw 東浩紀あたりから流れてきてるのか
ああ、業界内では有名な話だな。 でもね、そのサイトで書いてあるほど、パトナムの英語が明晰だとは思わない。 やっぱり、難しいんだよ、哲学は。
分析哲学の明晰というのは論証的ということなので、 読みやすいということとは微妙に違う。 ただ俺もパトナムが難しいとは思わないな。
492 :
考える名無しさん :2011/09/14(水) 19:16:03.57 0
>>489 ひどい・・・というより
学部生が演習でやっても恥ずかしいレベルだろ
それwwww
機械翻訳といい勝負だな
495 :
考える名無しさん :2011/09/14(水) 23:53:00.81 0
ジャンニ・ヴァッティモ
Member: Political Leaders for 9/11 Truth
http://pl911truth.com/ >They have established beyond any reasonable doubt that the
>official account of 9/11 is false and that, therefore, the
>official “investigations” have really been cover-up operations.
496 :
考える名無しさん :2011/09/15(木) 04:57:12.31 0
死は真っ赤な嘘 梶原 和義 (− - 2011/9/20) 新品: ¥ 1,890 内容(「BOOK」データベースより) 死は真っ赤な嘘です。人間は二〇〇〇年以上も嘘を信じ込まされてきた のです。人間は、死ぬに決まっている命を自分の命だと思い込んでいま す。これは愚かというか、気の毒というか言い様がないほど、馬鹿げた ことなのです。 344ページ 出版社: JDC出版 (2011/9/20)
(´・ω・`)
ローティなんか英語の方がわかりやすいといわれたから、「哲学と自然の鏡」の英語読んでみたが、結構難しかったよ。 邦訳はかなりわかりやすかったw
>>417 『東洋の合理思想』末木 剛博 講談社現代新書 1970
記号論理学入門書というよりも哲学入門書だが、、、
とにかくスケールが大きい本
支那表記を中国に直した単行本も出ているが、新書版が安く古書で手に入るはず
500 :
考える名無しさん :2011/09/17(土) 02:55:09.75 0
>>499 態々、有難う。
悪いけど全く興味ないわ、、、
水声社 『スピノザとわたしたち』 アントニオ・ネグリ/信友建志訳 10/- \2,625
NHK出版 『ナショナリズムは悪なのか』 萱野稔人 萱野先生ktkr!!!
この頃スピノザ関連多い気がする 萱野もスピノザ論出しそうだし
504 :
考える名無しさん :2011/09/23(金) 14:27:05.23 0
ハイデガー「存在と時間」入門 渡邊二郎:著・編/ 岡本宏正:著/ 寺邑昭信:著/ 三冨明:著/ 細川亮一:著 未定 11/10 学術文庫
ん?
506 :
考える名無しさん :2011/09/23(金) 15:08:37.01 0
新・現代思想講義 ナショナリズムは悪なのか (NHK出版新書 361) [新書] 萱野 稔人 内容紹介 危機の時代を現代思想で読み解く、 俊英が満を持して放つ挑発的論考! 今、なぜナショナリズムを考察するべきなのか? 格差・貧困問題から 経済復興までの喫緊の課題は、「国家」「民族」などのナショナルな意 識に訴えかけることなくしては、もはや解決しえない。ナショナリズム を否定するだけの従来の議論を徹底的に批判し、ドゥルーズ=ガタリや フーコーなど現代思想のキーテキストを読み解きながら、ナショナリズ ムの社会的・政治的な可能性を考える。 新書: 224ページ 出版社: NHK出版 (2011/10/6)
でもやっぱ目玉はコレだな 法政大学出版局 『コペルニクス的宇宙の生成 ?』 ハンス・ブルーメンベルク/座小田豊、後藤嘉也、小熊正久訳 10/7 \4,515
>>506 萱野は最終的に北一輝的なものに回帰するだろう
という俺の予言が真実味を帯びてきたな・・・
510 :
考える名無しさん :2011/09/23(金) 23:25:11.41 0
萱野先生の言動を聞いていると、留学時代に日本人サヨク留学生仲間に 相当いやな目にあったような気が汁 その経験が、サヨクと距離を取ってる原点っぽいんだよね
現代思想てだいたいリバタリアンもどきだし 萱野みたいなのも、たまにはいい ヘーゲルとかじゃなくて、フーコーとかドゥルーズで ナショナリズムに繋げんのもあんまないし、
むしろ貧乏でサヨクの仲間に食わせてもらって生き延びてたと聞いたよ その屈辱をわすれたいんじゃないかな
514 :
考える名無しさん :2011/09/24(土) 17:49:56.65 0
『 デカルト・ポリティコ 』 (仮) アントニオ・ネグリ 著/中村勝己 訳
ネグリはもういいかなあ…。
516 :
考える名無しさん :2011/09/24(土) 18:58:09.49 0
実存と構造 (集英社新書) 三田 誠広 (新書 - 2011/9/16) 新品: ¥ 735 内容紹介 今こそ役立つ実存と構造の考え方とは? 20世紀を代表する思想──実存主義と構造主義。表裏の関係にある両 者を、人生に指針を与える思考モデルとして読み解く。サルトルやレヴィ =ストロース、大江や中上を論じつつ、生きるヒントを呈示。 二十世紀を代表する二つの思想―実存主義と構造主義。この「実存」と 「構造」という概念は、実は表裏の関係にあり、人生に指針を与え、困 難な時代を生きるための思考モデルでもある。同時代的に実存主義と構 造主義の流れを体験してきた作家が、さまざまな具体例、文学作品等を 示しつつ、今こそ必要な「実存」と「構造」という考え方について、新 たな視点で論じていく。 新書: 192ページ 出版社: 集英社 (2011/9/16)
三田誠広ってあの三田誠広か。昔「僕って何」を読んだなあ。
>>516 時代錯誤もいいかげんにしろと。
半世紀前の本かと思ったわ。
半世紀まえなら画期的な業績だったと思うけどw 1961年だぜw
ここまで賞味期限切れ感が漂ってるものも珍しいw
大江とか、冗談でも読む気にならんな。 ソ連崩壊、中国の資本主義化、北朝鮮の王朝国家化から目をそむけて偽りの栄光に しがみつくアナクロ左翼の回顧録だろ。
まあそういう発想そのものがアナクロサヨク特有の「総括癖」のしっぽなんだけどね 批判者は批判対象にもっとも似る
524 :
考える名無しさん :2011/09/25(日) 15:02:56.84 0
heibonshatoday 平凡社 deja_luがリツイート 平凡社のアガンベン刊行情報です(9月21日現在)。『開かれ』平凡社ライブ ラリー版が10月8日、岡田温司『アガンベン読解』が10月22日、『裸性』が11 月17日より発売開始予定(地域・店舗により多少異なります)。詳細は随時 ご案内します。 9月21日
526 :
考える名無しさん :2011/09/25(日) 20:51:27.76 0
それにしても 大江なんぞが左翼だとみなされるとは 時代も変わったもんだなあ
文学の優劣の判断はイデオロギーだけではないからな 自由主義者が王党派の詩人に感動することもあるだろう
>>526 えっ!普通にウルトラ極左じゃん・・・
まあカルト過ぎて左翼という枠におさまらないかもしれないがww
予想通り早稲田の文学部だったな ワセブンワセブンワッセブーン
幾ら新書変酋長が元人文出身だからって、そのまま平凡社の廉価版にするのは企画力無さ杉だろう
1961というより、三田の生年の1948だろ 親族の基本構造は1949年刊だし
532 :
考える名無しさん :2011/09/28(水) 21:30:34.13 0
開かれ―人間と動物 (平凡社ライブラリー) [単行本(ソフトカバー)] ジョルジョ・アガンベン, 岡田 温司, 多賀 健太郎 Like 1317212929 false -1 0 0 0 (0) -------------------------------------------------------------------------------- 価格: ¥ 1,365
533 :
考える名無しさん :2011/09/30(金) 12:03:05.42 0
駅弁地底の器用貧乏バカは 「名付け→連呼」のサヨクコンボしかできない無能かよw
大江は今で言うなら左翼だろうな。 ただ学生運動とか盛んなときなら、進歩的知識人止まりなんじゃないの。 煽りあいしても仕方ない。どっちの言っていることもわかる。
まあ、下位地底と駅弁は万能気取りだけど 努力以外に能はないからね。 シコシコやってりゃ誰でも通るくせに地方民に洗脳されて勘違いしてる。 あらゆるものが70点。 こりゃ使いもんになりません。
【XTM春夏秋冬母家】 S:X. A:T>M. B:春=夏=秋=冬. C:母>家. [X] ?個人単位?あとからできるから◯◯?冷静さが大事?他人に見せびらかさない [T] TS10漆原慎太郎小倉弘英数物化センター国語模試奨学金 [M] 文2小幡道昭柴田孝之伊藤真ハイエクマルクスフリードマン塾講師のバイト司法試験心理学社会心理学 []
537 :
考える名無しさん :2011/10/04(火) 22:27:12.03 0
538 :
考える名無しさん :2011/10/05(水) 22:15:33.66 0
>>526 確かに、大江はマルクス主義者でさえないので、左翼なんてとんでもなかったな。
マルクス主義を標榜していても、共産党や協会派ならもう「右翼」だったから。
熊野純彦訳の『純粋理性批判』(作品社)が話題になってますな
540 :
考える名無しさん :2011/10/05(水) 23:28:10.71 0
廣松直伝の漢字だらけのカントですか?
541 :
考える名無しさん :2011/10/07(金) 22:42:54.51 0
言語哲学への新視角―ウィトゲンシュタインはソシュールを読んだ! [単行本] 川崎 誠 (著) この商品の最初のレビューを書き込んでください。 Like 1317994749 false -1 0 0 0 (0) -------------------------------------------------------------------------------- 価格: ¥ 3,150 単行本: 301ページ 出版社: 理想社 (2011/10)
>>541 ウィトゲンシュタインとソシュールを並べて
解釈するなんて昔からあるじゃん。
つまんなさそうな本だ。
え? そうなんだっけ。 例えば?
544 :
考える名無しさん :2011/10/08(土) 00:41:02.76 0
ヴィトゲンシュタインとデリダなんて本も 昔出ていたな。ヴィトゲンシュタインは脱構築する なんて帯が付いていて、笑ってしまったな
545 :
考える名無しさん :2011/10/08(土) 01:34:08.01 0
選書メチエ 西洋哲学史1 「ある」の衝撃からはじまる 著者: 神崎繁 著者: 熊野純彦著者: 鈴木泉 発行年月日:2011/10/10サイズ:四六判ページ数:451 ISBN:978-4-06-258514-9 定価(税込):1,995円 内容紹介 これが「哲学史」だ! 「存在」をめぐる思考の醍醐味 パルメニデス、プラトン、ソクラテス、アリストテレスそしてニーチェ、ハイデガー 待望の「哲学史」、全4巻、ここにはじまる! 「ポスト・モダン」という呼称さえも色あせてきた二一世紀にあって、 あえて、「哲学史」の下限をパースやベルクソンあたりにまで押し上げる。 ニーチェやハイデガーは第1巻で論じる。 パルメニデスの「存在」をめぐる思考に西洋哲学の起点があることを 再確認し、中世を暗黒の時代ではなく、絶えず再生を繰り返した時代 として、とらえ直す ──。 従来の固定的な哲学史叙述を排し、「現代哲学への通路」としての魅 力ある哲学史を 提唱する、渾身の画期的シリーズ、ついに刊行開始!
546 :
考える名無しさん :2011/10/08(土) 01:36:03.22 0
目次 序論 哲学と哲学史をめぐって 熊野純彦 1 パルメニデス 納富信留 2 エンペドクレスとアナクサゴラス 木原志乃 3 古代ギリシアの数学 斎藤 憲 4 ソクラテスそしてプラトン 中畑正志 5 アリストテレス 金子善彦 6 ニーチェとギリシア 丸橋 裕 7 ハイデガーと前ソクラテス期の哲学者たち 村井則夫 8 「哲学史」の作り方――生きられた「学説誌(Doxographia)」のために 神崎 繁
>>541 それ目次みると、ウィトゲンシュタインとソシュール
をきちんと比較対照する研究ですらないみたいだ。
ただの論文集。確実にどうでもいい本。
分析哲学入門 (講談社選書メチエ) 八木沢 敬 (単行本 - 2011/11/11) 単行本: 445ページ 出版社: 講談社 (2011/11/11)
549 :
考える名無しさん :2011/10/08(土) 19:58:22.24 0
超訳「哲学用語」事典 (PHP文庫) 小川 仁志 (文庫 - 2011/11/2) 新品: ¥ 680 出版社: PHP研究所 (2011/11/2)
>>548 世界の八木沢さん、ついに日本語で書いたのか・・・胸熱
551 :
考える名無しさん :2011/10/08(土) 23:46:32.39 0
日本ではクリプキの訳者ってだけだろ。
553 :
考える名無しさん :2011/10/09(日) 01:50:07.75 0
>>549 岩波の哲学思想事典買おうと思ってたけど高いから少しためらってたんだ。
こっちにしようっと。
哲学エッセイばかりのPHPの本と、学術的にきちんとした岩波の 辞典を一緒にするなよ。
OEDを買うかわりにシケタンを買うようなもんだな
556 :
考える名無しさん :2011/10/09(日) 11:36:55.13 0
>>548 しかし選書メチエで445ページって気合い入ってるな
通常の二倍くらいじゃねw
編集も渋ったろうけどそこまでの期待があったんだろうな
メチエのレベルを遙かに超えた専門的な本になってるヨカーン
でも、メチエで6,626円は高すぎだわ
メチエのくせに定価6000円超えてるんだが・・・
メチエで四捨五入すると70000円ってww
分析哲学自体が無意味だから、いくら無意味なものを大量に 積み上げても専門的に無意味になるだけの余寒 本屋の棚で見かけたらパラパラめくってみるけど
562 :
考える名無しさん :2011/10/09(日) 15:48:07.31 0
>>558 >でも、メチエで6,626円は高すぎだわ
おいおい、出す本屋間違えてるだろw
著者がオックスフォード大学出版局から出してる本のアブストラクト 読むと、だいたいどういう本か想像できちゃうんだよね。 オックスフォード大は長年ブランド名の濫用しすぎて、ど素人 にしか権威(コケ脅し)が通用しなくなってるし。
青山拓央『分析哲学講義』(仮題) のほうがちゃんと入門レベルの入門書だろうな
566 :
考える名無しさん :2011/10/09(日) 18:18:31.82 0
入力ミスじゃなくて、ある関係の本みたいに、どこかから圧力がかかって 公立図書館とか大学の図書館が購入させられたら... と想像してみると怖いな
分析哲学入門ブームだな 青山の方の価格設定が気になる
「分析哲学」の入門書を称する本って竹尾冶一郎や大庭健のが出てるけど 広すぎて無理があるんじゃないかな。 「言語哲学」や「心の哲学」や「現代形而上学」の入門書ならわかるし、 実際それぞれ良書が出てるけど。 それにそもそも「分析哲学」という呼称自体が死にかけてる
570 :
考える名無しさん :2011/10/09(日) 23:56:16.47 0
大庭の産業図書の本も「大河路線」入門書の飯田の本も 最後にデイヴィッドソンを持ってきて締めくくる点では 共通しているな(飯田は第3巻の予告では最後の第4巻で ダメットを取り上げる予定だったそうだが)。 大庭は概念枠(「経験主義の第3のドグマ」)の批判を 取り上げていたし、飯田は、デイヴィッドソンの枠組みを 日本語の分析に適用していたと思うが、デイヴィッドソンは それほどのビッグネームなのは何でだ? 俺みたいな素人にはよく分からん。
571 :
考える名無しさん :2011/10/10(月) 00:44:19.27 0
>それほどのビッグネームなのは何でだ? 哲学を人畜無害でなんの効力もないものにするから ビッグネームにしとけば政治的に都合がいいということ
572 :
[―{}@{}@{}-] 蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs :2011/10/10(月) 02:28:04.56 P
いいからスピノザの文庫をもっと多彩に!
青山がセオドア・サイダーの論評用意してるみたいだから期待してる
デイヴィドソンが扱われやすいのは、ごく簡単な理由で、 現代哲学の中心的なテーマである行為論・知識論・言語論のどれを研究しても、 デイヴィドソンの諸説は無視できなくなる。 「デイヴィドソンの思想」みたいなのがあって、 それが見事「時代精神」をあらわしている、 みたいな観念論的大物なわけではないw
575 :
考える名無しさん :2011/10/12(水) 20:51:09.25 0
576 :
考える名無しさん :2011/10/13(木) 08:06:18.70 0
『脱原発「異論」』 市田良彦、王寺賢太、小泉義之、すが秀実、長原豊 予価:1800円(税別) 「3・11」以降の思想的・運動的状況を総括して、議論なきまま「脱原発」 に流れ行く風潮に異論を呈し、射程はるかな資本主義批判の視座を提示す る、5人の論客による、過激にしてまっとうな討論! 本書で出されている諸「異論」は、決して、現在の多様な反原発運動や、 それを準備・組織してきた、あるいは、直接的には無関係な、これまでの さまざまな運動の存在を単純に斥けるものではない。また、今後の運動を、 一意的に方向づけようとしているわけでもない。われわれは、運動し組織 してきた者を基本的に尊敬しているし、今後もそうであろう。また、われ われ自身、何らかの「現場」に向かうことが、三・一一以前からもあった し、これからもあるだろう。ただ、繰り返せば、小泉も討議で言っている ように、議論の「厚み」と「蓄積」が、運動と組織には必要だと考えてい るということである。そのために、われわれのあいだの討議も、相互の 「異論」の交差となっているはずである。(すが秀実「あとがき」より)
577 :
考える名無しさん :2011/10/13(木) 08:39:25.68 0
こんな連中に「反原発」とか言われてもw 山本太郎のほうがインパクトがあるし、影響力もある。
>>577 汚染された土地を返せって「非現実的な要求」を出す市民団体と
かかわってる人間は単なる基地害だろう。
地元の人間はこれからどう暮らしていくかを考えているのであって、
都会の人間の薄っぺらなイデオロギーは関係ない。
>>579 それで、この討議に参加した人たちは地元の住民に対して何かやったのか?
まさか、ただ話し合ってただけじゃないだろうなw
581 :
考える名無しさん :2011/10/13(木) 19:09:08.20 0
単に社民とかその系列の反核団体とかそういうのに対する反感だけで書いたんだと思うよ しかもこのメンツだと「真正サヨクとして」誇りをかけて書いてそうだから怖いwww
582 :
考える名無しさん :2011/10/13(木) 20:15:41.83 0
企画は吉本隆明の反核異論のパクリ 吉本の時代にあれを言ってれば偉いけど今だとある意味時代迎合的とさえ言える点に気付かないアナクロっぷり どこまで行っても終わってるな
タイトルは吉本のもじりだろうけど、核兵器反対と原発反対は似ているようでずいぶん違う
西尾幹二全集 国書 一瞬ハッとした私って
585 :
考える名無しさん :2011/10/15(土) 16:52:55.13 0
今度は熊野訳の純粋理性批判とか
586 :
考える名無しさん :2011/10/15(土) 18:10:21.82 0
熊野はもうカント超えてるだろ。いまさら訳さんでもいい
587 :
考える名無しさん :2011/10/15(土) 23:55:12.10 0
588 :
考える名無しさん :2011/10/16(日) 06:10:44.63 0
平凡社ライブラリー 大森荘蔵=著 定価:1785 円 (本体:1700 円) (未刊) 大森荘蔵セレクション 大森荘蔵=著 飯田隆 丹治信春 野家啓一 野矢茂樹=編 定価:1785 円(本体:1700 円) 2011.11 ISBN978-4-582-76748-3 C0310 NDC分類番号 121.6
590 :
考える名無しさん :2011/10/16(日) 15:55:58.19 0
経験した女の数とかなら間違いなく!
哲学者マキァヴェッリについて レオ・シュトラウス 飯島昇蔵/訳 厚見恵一郎/訳 出版社名 : 勁草書房 発売予定日 : 2011年11月中旬 予定税込価格 : 7,350円 「悪の教師」の真のすがたとは?近代哲学を初めて発見した「哲学者」マキァヴェッリのすがたをスリリングに描き出す。
592 :
考える名無しさん :2011/10/17(月) 16:02:55.12 0
いつもいつも同じ愚痴でスマンがあれか最近の人文書は7000越えがデフォか?
593 :
考える名無しさん :2011/10/17(月) 18:10:58.01 0
すがちんってまだいたんだ 今は誰のコバンザメしてるんだ?
594 :
考える名無しさん :2011/10/17(月) 18:36:23.62 0
>>592 俺は英独仏の翻訳書は買うのやめた。無理して洋書でやりくり。
おれも哲学書の翻訳買うたび「原書安いのに…」って思うわ まあ原書読めないから翻訳買うけど
>>592 7000円越えの方が少ない。
高いとインパクトがあるから、沢山そんな値段で売っているような気分になるだけ・・・
597 :
考える名無しさん :2011/10/18(火) 21:54:49.09 0
<徳間書店> 『ついに宇宙人が最終戦争後のシナリオを用意しました』 田村 珠芳 著 税込価格 : \1470
熊野ってドイツ語できたんだ。意外
熊野は何でもできるよ
東大の教授をなめんなよ
しかし熊野の書く本はとにかくつまらないしくだらない メチエ新刊の『西洋哲学史』の熊野の論文も他の著者に比べて群を抜いてひどかった なんであんなのが東大の教授やってんだろ
602 :
考える名無しさん :2011/10/21(金) 07:41:07.26 0
一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル 東 浩紀 (単行本 - 2011/11/22) 新品: ¥ 1,785 近日発売 予約可。 この商品は2011/11/22に発売予定です。 内容説明 ルソーの見た夢が現代の日本で実現するのかグーグルやツイッターなど、 人々の無意識を可視化する情報技術を民主主義の組み替えにつなげる──。 政治の新たな可能性を拓く大胆な構想、待望の単行本化!
603 :
考える名無しさん :2011/10/21(金) 08:05:35.54 0
>>601 しかも、廣松の文体まで真似しているからな
熊野は英独仏希羅できる上に現象学も現代思想も分析哲学も何でも知ってるからな。 東大教授にふさわしい人材。
605 :
名無しさん@英語勉強中 :2011/10/21(金) 12:55:36.49 0
東大教授にふさわしい人材 熊野=生きる哲学の教科書、歩く哲学の大学入試センター試験
606 :
考える名無しさん :2011/10/21(金) 14:51:06.75 0
反対に熊野の学生は凡庸揃いの様子
熊野は編集ばっかだな。
新書しか読んだことないけど、 熊野は1961年くらいまでの知的状況は 上手くニュアンスを伝えてると思うけどね それより先は放り投げてる印象があるが
609 :
考える名無しさん :2011/10/21(金) 16:46:51.55 0
もともと掘り下げるのが苦手なんだろ。 そうじゃなきゃ哲学史分野だけでそんなふうに 手を広げようとは考えないはず どの時代の哲学をとりあげても、 時代社会状況まで立ち入るととても1人の人間が カバーしきれるわけもないんだし。
哲学研究者にそこまで期待するのがおかしい
熊野の悪口いってるやつは、 素人相手の啓蒙書じゃなくて『差異と隔たり』読めよ。 本物の哲学者としての実力が出てるから。
>他なるもの―それは私との隔たり・差異である. >しかし,〈他なるもの〉との関係を私は避けて通ることはできない. 問題設定を見ると『実力』の程度が一目瞭然 レヴィナスの文章なぞって解説でもやってるのがちょうどいい ついでに「Monsieur Chouchani」の正体も解明してくれるといいんだけど
倫理関連は面白い。
>>612 アマゾンに出てるような書誌紹介をなぞられてもねぇ。
ちなみに本書にはレヴィナスは全然でてこないから。
高低差ありすぎて耳キーンなるわ。
野矢が熊野=レヴィナスを軽く論破してた
618 :
sage :2011/10/22(土) 18:50:24.92 0
619 :
考える名無しさん :2011/10/22(土) 22:47:02.30 0
それより野矢の『語りえぬものを語る』のほうが、 なんでこんなのが……と思ったな。
野矢はびっくりするほど物を知らないからな。
自分の専門以外では、とんでもなく無知というのは大学教授にはよくあること。 野家が左翼史観にどっぷり漬かっていて、「歴史を哲学する」でつくる会を 名指して批判していた内容のレベルの低さには引いた。 まあタミル語で人生を棒に振った感のある国語学者よりはましだが。
>>621 >野家が左翼史観にどっぷり漬かっていて、
>「歴史を哲学する」でつくる会を
>名指して批判していた内容のレベルの低さ
野家は、幼稚なウヨも批判していたが、
左翼史観もきっちり批判していたけどね。
博識という点では野家のほうが、
野矢は比べものにならないぐらい上。
野家は、博識が仇になって、哲学者より
整理屋になっているぐらいだから。
>>622 「歴史を哲学する」の26頁以下は、感情論丸出しで理性がふっとんだ感じだよ。
あれにはドン引き。
まあ誰にでもウィークポイントはあるだろうし、俺も野家の本はこれからも読むけど、
彼が博識というのはちょっと違うと思う。
三浦俊彦の「戦争論理学」は左右に偏らずバランスが取れていたけど、あのレベルを
他の哲学者に求める気は毛頭ない。
三浦俊彦ねえ・・・
文章の芸がある器用な人だけど、
哲学観の幅が狭いし、
全体としては物の見方が浅いという印象だな。
まあ一般受けはするだろうけど。
>>623 野家は、そういう緩い文章より
高橋哲哉と論争になった著書(『物語の哲学』とか)
のほうが面白いよ。
>>621 > まあタミル語で人生を棒に振った感のある国語学者よりはましだが。
誰のこと?
大野晋のことなら、その点は微妙だな。日本語のタミル語起源説をのぞいても、人生を棒に振ったとは
とても言えないような業績を残しているし、たしかに微妙すぎるタミル語起源説に注いだ労力を、
他の研究のために使っていたらと思わなくもないけど、タミル語起源説だからこそ、あれほどの研究意欲
をそそったのだとも言えるし、第三者がとやかく言うような話でもない気がする。
>>624 野家より三浦の方が上という気は毛頭ないよ。
一般向けの啓蒙書だからと言ってあれをやられるとドン引きするというだけのこと。
三浦だってのぞき学はドン引きだし。
高橋哲哉はドン引きどころではない丸出し左翼だし、哲学者としても読むべきものが
なさそうなのでこっちは批判の対象にする気も起きないけど。
>>625 大野のあれは、「箸にも棒にもかからない」の典型だろww
比較言語学で普通に行われている基礎語彙の統計比較さえもしていない。
100年前なら学説史的な価値くらいはあったかもしれないが、戦後にあのレベルを
本気で学説として発表するドンキホーテぶりには驚くしかない。
中身を見ても万葉時代の日本語の発音についての音便変化が恣意的で
議論の俎上に乗せるのも恥ずかしいから本職の比較言語学の学者からは
無視されているとしか言えないレベルだし。
大野の国語学者としての著書が好きだった自分にしてみれば、あれほど
痛々しい晩年はないと思うよ。
大野晋のタミル語起源説の場合、問題は無知とかじゃないでしょ。 方法論に対する自己検証能力の欠如。専門の国語学についてまで 正しい方法論を使っていたのか疑問符がついてしまうこと。
>>627 > 中身を見ても万葉時代の日本語の発音についての音便変化が恣意的で
> 議論の俎上に乗せるのも恥ずかしいから本職の比較言語学の学者からは
> 無視されているとしか言えないレベルだし。
以前、国際日本文化研究センターが出していた学術誌で、センターが大野先生を招いて、
大野先生のタミル語起源説をテーマにシンポジウムを開いたときのペーパーが載っていたんだけど、
本職の比較言語学者(タミル語研究者だったかもしれない)が、タミル語起源説はきちんとした方法論に
則ってやれば、説の正しさは別としても、それなりの研究になるんだけど、大野先生がそういう助言に
聞く耳を持たないので、残念なことになっているみたいなコメントを残しているのが印象的だった。
いまの東大教授に型破りな思想家はいないな 哲学科の話ね
仕事を廻して貰ってる弟子もネット口だけ番長
自由に独立して考える人間が出ないようにゲートキーパーを育成訓練する ことだけを教育の目的にしてるのだから、哲学者なんて生まれようもない。
文章が引用されるときの傾向として、 野矢茂樹のが整理屋で、野家啓一のが新しいことをしようとしている人、 という扱いだと思うんだけどね。 それと三浦俊彦は90年代まで様相論理についてあてずっぽう的な理解しかしておらず、 土屋俊や飯田隆にこっぴどくやられている(そしてそれへの反論は永井均の擁護に丸投げしている)のに、 なぜか可能世界論の専門家みたいな顔をして啓蒙書を書き殴っている人なので、 上のような評価は驚きだな。 戦争語ったら偉いのか、へ〜、という感じ。 そういうのって副業みたいなもんじゃないのか。
土屋俊『文学者に出番はない』か あれは小気味よかった
>>634 そんなのがあるんだ。
いかにも土屋さんが書きそうな文章のタイトルだけど、それはどこで読めますか?
637 :
考える名無しさん :2011/10/24(月) 21:13:03.44 0
土屋って、なんかデブだし、暴力デブ太郎って 感じだね
論文の一つも書いたことのないネット哲学者略してネトテツの皆さんが 東大哲学科にケチをつけるスレはここですか(笑)
哲学に興味があるのに、東大の威を借ったってしょうがないよ。 何の意味もない批判やね。
>>636 ありがと。
なるほどねぇ、土屋さんらしいね。
いや俺はなんで君たちがそんなに自信満々なのか不思議なだけだよw
土屋なんかでも哲学者自称してるんだから何でもありでしょ。
>>636 可能世界については、可能世界を実在の世界に近づけた解釈をする人もいるから、
いちがいに三浦の考えを誤りと言えないのでは。
まあ多数説から見れば、少数説を前提にした質問は腹立たしいってのもあるかもしれないけど、
あの回答は厳密には誤りだし、「もしかして多数説しか知らないのかな?」という疑問符も・・・
土屋だし。
その「少数説」と「多数説」とは、一体、何のことか説明してもらえる? 生まれて初めて聞いた(見た)。
>>641 ツイッター番長の君ほどではありませんよw
>>646 みたいな無知からあんなことを書いたのかな。
649 :
考える名無しさん :2011/10/25(火) 03:25:56.09 0
>>633-636 確かに三浦さんは土屋さんにこてんぱんにされたけど、
それに対して(養老だの茂木だの竹田みたいな文化人気取りと違って)
無視せずに必死に勉強して『虚構世界の存在論』を書いて、それを読んだ
土屋さんが感心して「出番が無かったのは哲学者のほうだった」って
書いた、っていう良い話じゃないか
( ;∀;) ええ話や…
>>649 ほんとかい?
仮に土屋さんがそんな発言をしたとしても、あの人は読まずに言うからなぁ?
「虚構世界の存在論」が出たのは、件の特集が載った「文藝」が出た次の年だから、 特集の時点で「存在論」のほうもほぼ書かれていたんじゃないの
>「出番が無かったのは哲学者のほうだった」 これは土屋じゃなくて永井だろ?
654 :
考える名無しさん :2011/10/25(火) 10:41:56.23 0
▼メチエ 書 名 著者名 定価 (税込) 発売日 魂と体 計算機とドゥルーズで考える心身問題 西川アサキ 未定 12/09
656 :
考える名無しさん :2011/10/25(火) 18:53:51.15 0
理論哲学 (イスラーム哲学とキリスト教中世 第1冊) 竹下 政孝、 山内 志朗 (単行本 - 2011/11/26) 新品: ¥ 7,875
657 :
考える名無しさん :2011/10/25(火) 18:55:40.39 0
学術文庫 書 名 著者名 定価 (税込) 発売日 ドイツ貴族の明治宮廷記 モール,O.von.:著/金森誠也:訳 未定 12/12 二人であることの病い ラカン,J.:著/宮本忠雄:訳/関忠盛:訳 未定 12/12 国家と革命 レーニン:著/角田安正:訳 未定 12/12 藤原行成「権記」上 倉本一宏 未定 12/12 だれのための仕事――労働vs余暇を超えて 鷲田清一 未定 12/12
658 :
考える名無しさん :2011/10/25(火) 20:48:55.23 0
国家と革命 レーニン:著/角田安正:訳 未定 12/12 って光文社文庫落ち?
659 :
考える名無しさん :2011/10/25(火) 21:55:10.14 0
竹下 政孝の本が出るってありがたいじゃないか。 というかイスラーム哲学研究してる若手哲学史家をネットで結構見るから アカデミックには結構研究の蓄積が日本でもあるんだろうけど 書籍では重鎮クラスの本がやっとでてくるレベルなのか
イスラーム哲学は原典がろくに日本語で読めないのがなんとかならないだろうか
662 :
考える名無しさん :2011/10/25(火) 23:48:59.12 0
そもそも原典を読める研究者が少ないんだから仕方がない
663 :
考える名無しさん :2011/10/26(水) 22:02:29.04 0
朝日新聞書評ボツ本][書評]リオタール『言説、形象』:で、結局なんなの? 無意味な本。 言説、形象(ディスクール、フィギュール) (叢書・ウニベルシタス) 作者: ジャン=フランソワ・リオタール,合田正人,三浦直希 出版社/メーカー: 法政大学出版局 発売日: 2011/09/21 メディア: 単行本 クリック: 38回 この商品を含むブログ (5件) を見る いやあ、監修の合田正人は会社の後輩の父君だというのであまり悪口はいいた くないんだけど、あれもある、これもあるとうだうだしくポモ文が続くんだけ ど、結局なにが言いたいのかわからんのよね。これはぼくにそういう素養がな いというだけではない。合田の解説を見ても、やっぱりあれもある、これもあ ると羅列するだけで、結局なんなのかはまったく説明できていない。しかも合 田は「あれ」や「これ」の部分がなにやら傾聴に値する話だと思ってるようだ が(でもなぜそうなのかは説明できていない)、ぼくはまったくそれに意義を 見いだせない。まあお好きなら隅っこで適当にやっててください、という感じ。 (こんなものを書くためだけに600ページ以上も一応読んだ努力は、だれもほ めてくれないだろうが、でもほめてほしいなあ、とは思うがほめてくれないの で徒労というやつか)
ドゥルーズの『無人島1969-1974』に所収されている「評価」という、 リオタールの国家博士論文『ディスクール、フィギュール』をドゥルーズが 試問委員として評している短文があるのですが、とてもいい文章。 「本書(『ディスクール、フィギュール』のこと)の重要性は、シニフィアンに ついての最初の一般化された批判だという点にある」
665 :
考える名無しさん :2011/10/26(水) 23:20:19.92 0
まあ確かに見た目以上にコンテクスト依存型の内容ではあるんだよね 時代を離れてしまうと意図が取りづらいところもあるし
>>663 この山形ってやつホント馬鹿だねぇ
600ページ全部読んだーとか言いいながら、こんなことしか書けないのかと。
しかも本文への批判じゃなくて、合田正人の解説を揶揄してるだけだし。
お前こそ、結局なんなの?って感じ。アホかと。
>>666 ディスクール、フィギュールが良い本か駄本かは別として、山形はこれで物書きだからね。
小谷野なんかもそうだけど、ネットでの文章を見ると、これがプロの物書きなのかと思うよ。
>>667 試験の運営や試験内容の評価をする団体を作って天下るという目的が明確だなあ・・・
ゴミ本をまともに論評しろとか至難の業だよな
山形を揶揄してるだけじゃ同じ。 どうどうと内容があるなら内容を論評すればいいだけ。
多少哲学書を読んでいても、博士論文になるような大著の書評は、素人には無理だろ。 本に難癖をつける前に、そんな本の書評を素人に任せようとした奴に文句を言えよ。
じゃおなじじゃん
自分に批判がくるとスルー。
合田正人云々の部分をバッサリ切っても、 ポモなんかつまんねー俺には興味がないってのは十分伝わるし、 下らない本の書評に費やす作業を半分以下にできそうなんだけど、 著者のリオタールを差し置いて、訳者の三浦直希さえもスルーして、 のっけから監修の合田正人にターゲットを定めるってのは何なんだろう 実は後輩の合田某くんの事が嫌いなのかなw
朝日の書評の選書は書評委員の自発的な意志によるものだろ。 山形がこき下ろしたいがためにリオタールをとりあげたのは明白。 で、手に負えないから、合田叩きにしたと。 ほんとゲスな野郎だ。
リオタールなんてどうせ読まないし、合田正人は「真摯」なふりをして 都合の悪い問題には完全黙秘するから、批判するのは結構だ。だが、その 批判の仕方がやはり都合の悪い問題については一切語らずに、批判的態度 をとっているふりだけをするのはいただけない。
679 :
考える名無しさん :2011/10/29(土) 13:24:52.94 0
あの地味なぼそぼそ喋りの抑鬱おっさんがテレビ向きに喋れるのかしんぱいだw
リオタールは昨今評判の悪いポモのなかでも 一段と評価ひくいからなあ
合田正人って聞いた感じでは劣化浅田彰みたいだな
682 :
考える名無しさん :2011/11/01(火) 00:12:34.48 0
とはだいぶ違うぞ
683 :
考える名無しさん :2011/11/01(火) 00:21:48.97 0
ていうか、いまさら、理央タールってなんなの? 季節外れの扇風機じゃあるまいし。
684 :
考える名無しさん :2011/11/01(火) 00:48:57.68 0
リオタールはポストモダンの条件ばかりが知名度が高いせいかポモブームの悪い側面のように見られてるが ちゃんとした仕事はちゃんとしてる ディスクール、フィギュールはその中でも間違いなく代表作の部類なんだが確かに時宜を失した感はあるな
ちゃんとした仕事って何? 大学で授業するとか?
ディスクール、フィギュールは博論なんだから「ちゃんとした仕事」の代表例だろう
日本語では白水社から出てるクセジュの『現象学』も「ちゃんとした仕事」。 リオタールはかなり早い時期に現象学の良質な啓蒙書を出して、フランス現象学の 発展に貢献している。 「ポモ」なんていうレッテルは、リオタールのかなり矮小化した理解。
どうせお前ら読んでないんだろ。
俺は読んでないから質問しているが、抽象的な答えしかかえってこないw 博士論文だから「ちゃんとした仕事」とか、現象学の啓蒙書だしたからといって学術的に革新的なことをなしているとはかかれたいないしなー。
リオタールの博論の素晴らしさについては、
>>664 にあるドゥルーズの簡にして要を得た評価に尽きている。
691 :
考える名無しさん :2011/11/03(木) 15:09:03.67 0
問題はそれが何を意味しているのかを分かる奴が少ないということだ
浅い感想で言って、 現象学って先に進めようとする人の言うことも、批判しようとする人の言うことも、 全部フッサールが言っていて、 フッサールを読み返すたびにフッサールを一歩も出ていない感じがするな。
俺の作った料理も超一流で素晴らしいが、問題はそれを分かる奴が少ない。 多分、俺しかいない。
694 :
考える名無しさん :2011/11/05(土) 16:00:09.15 0
宮廷人と異端者 ライプニッツとスピノザ、そして近代における神 マシュー・スチュアート 著 3,800円+税 人文 ISBN978-4-902854-92-3 C0010 四六判上製 464ページ 2011/11 発行 哲学的対決のドラマ 初めて明かされる哲学者ライプニッツの生身の姿、そしてその哲学の意義。 そこから逆照射されるスピノザ哲学という「世界革命」の真価と可能性。
695 :
考える名無しさん :2011/11/05(土) 16:54:17.26 0
アラン『幸福論』 2011年11月 (100分 de 名著) [ムック] 合田 正人 (その他) 5つ星のうち 5.0 レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー) 1レビュー 星5つ: (1) 星4つ: (0) 星3つ: (0) 星2つ: (0) 星1つ: (0) › カスタマーレビューを見る Like 1320479623 false 0 4 4 3 (4) -------------------------------------------------------------------------------- 価格: ¥ 550
696 :
考える名無しさん :2011/11/05(土) 19:54:08.50 0
宮廷人と異端者 ライプニッツとスピノザ、そして近代における神 マシュー・スチュアート 著 3,800円+税 人文 ISBN978-4-902854-92-3 C0010 四六判上製 464ページ 2011/11/9 発行 哲学的対決のドラマ 初めて明かされる哲学者ライプニッツの生身の姿、そしてその哲学の意義。 そこから逆照射されるスピノザ哲学という「世界革命」の真価と可能性。 *発売日を追加。
あ・・・合田
なんだ、その「世界革命」っていうのは? もうカンベンしてくれよ…。
699 :
考える名無しさん :2011/11/06(日) 11:50:14.00 0
スピノザとわたしたち アントニオ ネグリ (単行本 - 2011/11/9) 新品: ¥ 2,625 近日発売 予約可。 この商品は2011/11/9に発売予定です。 通常配送無料
新刊書情報載せるのはいいけど 出版社名ぐらい書けよ。
701 :
考える名無しさん :2011/11/06(日) 13:37:01.15 0
どうせ読まないくせに
bakanoatsumari
703 :
考える名無しさん :2011/11/07(月) 01:10:24.42 0
平凡社 『完全言語の探求』 ウンベルト・エーコ/上村忠男、廣石正和訳 12/- \1,995 エーコもなんとなく今さら感だがどうなんだろう
それ前に出てたでしょ
>>703 > 平凡社 『完全言語の探求』 ウンベルト・エーコ/上村忠男、廣石正和訳 12/- \1,995
これ随分と以前に出てたけど、品切れになったのが復刊ってことか。
ハードカバーだったのが平凡社ライブラリーに入るんだね
708 :
[―{}@{}@{}-] 蝙蝠 ◆MinorKeyQs :2011/11/07(月) 19:51:12.78 P
709 :
考える名無しさん :2011/11/07(月) 22:27:53.75 O
表紙がヤバいよこれ
711 :
考える名無しさん :2011/11/08(火) 01:09:33.32 0
優秀な先生だと聞くが単著の表紙はどれも確かにヒドイw 美学はやめた方が良いな多分w
712 :
考える名無しさん :2011/11/08(火) 01:27:30.57 0
にわかで非常に心苦しいが 海外に居て日本の本が手に入らない・・・ でも哲学書的なものを読みたいんだが、なにか概略的でもいいので、ネット上にある いいサイトあったら教えてください
さすがにその心構えは腐っているだろ。
714 :
考える名無しさん :2011/11/08(火) 01:41:22.01 0
なんか、すまんな・・・なめてたな・・・ なんとかしてみるわ・・・
717 :
考える名無しさん :2011/11/08(火) 02:11:50.11 0
>>715 おお、ありがとうございます!
やっぱ本は便買いしかないか・・・チャレンジしてみるか・・・
これは出版社の責任じゃないのか?w
721 :
考える名無しさん :2011/11/08(火) 07:48:30.82 0
まあ表紙は出版社だな普通 小さいところは外注する金がないから内輪でやるので時としてこういうことになる
著者には事前にチェックする責任がある
そういううざい著者には仕事が来なくなります
>>716 たしかに子ども向きの本っぽい構図だけど、そんなに酷く言われるほどのものかね。
で、左の肖像画はカントだけど、右は誰かな?
酷いのはむしろフォントとポイントの選択だよ。 素人仕事としても、むちゃくちゃなレベル。 顔写真入れるのももちろん変だけど。
零細出版社勤務の俺から言わせてもらうと、 こういうのは意外と作ってる方はいい気になってるもんなんだよ。 センスのかけらもないオッサンオバサン達が集まって、 「ああしたら」「こうしたら」言って遊びながら表紙を作ってる。 自分たちって上手いよねって思ってるんだよ。脳が腐りそうになるわ。
苦労してるな。 脳が腐るには、完璧に同意。
728 :
考える名無しさん :2011/11/08(火) 19:04:53.10 0
まあ表紙や帯を著者に相談に来る出版社もそんなにないけどね 口出したら嫌がるとまではいわないけど
でも著者にしてみたら自分の本でしょ。 俺なら、こんな白昼夢みたいな表紙が自分の本だったら、一生後悔する。 この主の出版社には、多少嫌がられても口出しすべきだろう。
730 :
考える名無しさん :2011/11/09(水) 20:14:40.09 0
内容を読んだら(そして理解できたら)そんなことはどうでもよくなるよ。
しかしカントの本ってでまくってない?
732 :
考える名無しさん :2011/11/09(水) 22:19:03.66 0
『ロラン・バルトモード論集』ロラン・バルト 著 ちくま学芸文庫 税込価格 : \945
数学者の哲学+哲学者の数学―歴史を通じ現... 砂田 利一、長岡亮介、 野家啓一 (単行本 - 2011/11/8) 新品: ¥ 2,310 概要:(以下,まえがき・あとがきより) 古来より数学と哲学は表裏一体の関係にありました.にもかかわらず,いつの 時代から水と油の関係となってしまったのでしょうか? ザ・哲学者であるピュタゴラス,プラトン,アリストテレス.数学史の中にも 名を残す大哲学者デカルト,パスカル,ライプニッツ.20世紀の哲学の巨匠フ レーゲ,ラッセルは数学科の学生,フッサールに至ってはワイエルシュトラス の助手でもありました.時代は違えど彼らは数学者と哲学者を兼務していました. ところが,抽象数学の飛躍的発展とともに,高度な数学理論は次第に哲学者の 理解を超えるものとなりました.両者の間の溝は埋めることができないほど深 まって行き現在では,数学と哲学は双曲線のように、交わるどころかその距離 を広げているようにさえ見えます. とは言え,このかけ離れてしまった数学と哲学にもわずかなつながりはあるは ずです.一つには,もとを辿れば彼らの職能の起源は同一の人物が行っていたわけです. そこで本書では,このわずかな「接点」を頼りに,現役の数学者である砂田利 一,同じく現役の哲学者である野家啓一が,歴史的考察を媒介にしながら、か け離れているかに見える数学と哲学との架橋を試みたものです.そしてそこに この両者のつなぎ役,触媒であり,ときに潤滑油として数学史の立場から長岡 亮介をむかえ,問題提起,さらには背景説明をふんだんに盛り込みました. 本書を通じ,現代を生きる思索をくみ取ってみませんか? またお酒のつまみ に,本から得られる数学や哲学の知識や教養はいかがですか? 単行本: 336ページ 出版社: 東京図書 (2011/11/8)
哲学という名の神話 三上 でこすけ (単行本 - 2011/11/7) 新品: ¥ 495
『知性改善論・短論文』 バールーフ・デ・スピノザ 佐藤一郎訳 [新訳]
長岡亮介って放送大学の任期が終わった後なにしてるのかと思ったら、あちこちの客員教授をしてるのな。 相変わらず受験参考書を書いてるあたり、山本義隆みたいなポジションなのかなあ、と。
>>735 微分方程式を現実世界で利用する場面での哲学的考察とかなら面白そうだが、
数式がほとんど出てこないつまらない本のような気がする。
740 :
考える名無しさん :2011/11/11(金) 21:52:17.28 0
>>738 >長岡亮介って放送大学の任期が終わった後なにしてるのかと思ったら、あちこちの客員教授をしてるのな。
客員教授って、普通給料もらえないと思うけど
印税で喰っているのかな
741 :
パルメザーン ◆JXLBbnYqTY :2011/11/11(金) 22:10:51.35 0
再販 ノヴム・オルガヌム ベーコン 百貨全書 ディドロ
今更ラカンの 二人であることの病が文庫化って、誰得なんだろうか……
>>739 書店でざっと見たけど数式はほとんどなかった。
その方が読者層は広くなるだろうけど。
数式に無理やり哲学的意味を見出そうとするほうがつまらんよ。 エセ哲学ってそんなのが多いし。
>>744 その理屈だと、数学がらみではなにやってもダメってことにならないか。
哲学の側の人間は数式が少ない方が面白いだろうけど、理系の側の人間は
数式も出さずに言葉ばかりだとつまらない。
数式の裏側にある調和とか、物理式相互の意外な調和だとか、統計を裏から見て
考察するとか、存在に関わる数式だとか、様相論理の確率的解釈とか、色々な
やり方があろうと思って少し期待したんだが、あれはがっかり。
期待通りだと読者層は狭くなるかもしれないけど。
数学の哲学とか数理哲学とか
2chの政治思想とか政治哲学のスレってどこかにある? こういうスレが政治学にもあるといいのに
政治哲学という概念が語義矛盾
ポリティクスはプラトン、アリストテレス以来の哲学の中心的テーマだよ
>>748 ちょwww哲板来るならプラトンぐらいは齧っとけw
>>566 八木沢敬、分析哲学入門 講談社選書メチエ 1700円(税別)
これは入門書として結構良いと思う。
哲学ファンが好きそうな題材をざっくりと書き流している。
野矢と芸風が似ているが回りくどさがないので読みやすい。
『ひとは生命をどのように理解してきたか』 山口裕之 (講談社選書メチエ) 最近はやりの生物学の哲学の基礎となる生物学の知識を再確認した上で、 哲学的な探究の意義を確認するという感じかな。 分子生物学とか遺伝子の最新理論を取り込むと、哲学で論じる部分が縮小しそうな気も するけど、そうじゃないんだというスタンスかな。 科学実験を重視する認知哲学の考えをこの分野でも生かして、哲学者の職域拡大に 努めているとか。
もうすぐ出るホッブズやシュニーウィンドの翻訳は、 値段を考えると図書館で借りるのが基本だろうが、 一回や二回の貸し出し期間で読むのは難しそうだな。
哲学書借りる奴なんてそういないだろうと余裕ぶっこいてると、 意外と予約が入って延長効かなくて読みきれなかったりするんだよな
青山拓央『分析哲学講義』(ちくま新書) 校正作業中
さいきん若手が目立つようになってきたな
757 :
考える名無しさん :2011/11/22(火) 20:23:27.05 0
出版社も若手をほしがってるからね 新書ならワントピックで書けるから引き出しの少ない若手でも一冊は何とか仕上がる 内容も比較的融通が利くし上手いとこ流行り物に被せられればなお良い 外した場合も単価が単価なのでダメージは少ないし まかり間違って人気のあがる奴が出てくればもうけものって算段だな
青山本人また来てるのか
759 :
考える名無しさん :2011/11/23(水) 12:59:08.98 0
確かに。 昔は新書といえばその道に精通した巨匠が、 その広い知識のなかからエッセンスをピックアップして 分かりやすく伝えるモノだったんですけどね。 いまは若いのが「俺これ知ってる!これ知ってる!」って キャンキャン吠える媒体になっちゃったかもしれませんね。
そうだね。 ネット検索で二三日資料収集したぐらいで 調べられるような程度のものを 切り貼りしたレポートみたいな新書が増えてる 気がする。誰もお前に聞いてないよ、みたいな 本ばっかでうんざりする。
昔は新書と言えば、岩波と中公とクセジュくらいしかなかったんだから、これだけ猫も杓子も新書を出すようになったら そりゃ質も下がるだろう
『引篭もりニートは脳内チャンピオン!』第三の波平 著 自費出版
763 :
[―{}@{}@{}-] 蝙蝠 ◆MinorKeyQs :2011/11/26(土) 22:38:08.28 P
765 :
考える名無しさん :2011/11/27(日) 00:39:28.95 0
「現代哲学への招待」シリーズ 『科学哲学、なぜ科学が哲学の問題になるのか』(春秋社) アレックス・ローゼンバーグ 「最良の入門書」とかいう触れ込みになっているが・・・ 科学哲学の入門書って大杉だけど、どれが良かった?
>>766 1冊でわかるシリーズのが良かった
サミール・オカーシャ著
768 :
考える名無しさん :2011/12/02(金) 09:05:54.22 0
お母しゃんが書いた本ってちょっと萌える
読みやすくて標準的な科哲の入門書、といったら一番は伊勢田さんの疑似科学本じゃないかな
あれで良いならクマさんの「科学哲学の冒険」でも良さそう。 最近『「科学的思考」のレッスン』という本も出したね。
教科書なら与作の『科学の哲学』か。ほぼ全部網羅していて分厚い。 これをコンパクトにしたのが、内井の『科学哲学入門』 小林の『科学哲学』は薄い上に現代哲学に偏っている。 さらに記述にクセがあるのが中山の『科学哲学入門』
772 :
考える名無しさん :2011/12/06(火) 00:48:01.58 0
>>771 >さらに記述にクセがあるのが中山の『科学哲学入門』
そうか?
どの辺が偏っているのかな。
ざっと読んだときには気づかなかった
>>772 唯名論とレメオロジーは、他の本では一切出てこないだろ。
読んでないけど、レメオロジーってのが重要コンセプトな本なのか 確かにレメオロジーって聞いたことないな メレオロジーの安価な入門書ってなんかないかね 存在論の重要論題の一つになってるらしいがよくわからん
そんなもん、入門して一体どうするつもりだ?
最後に正しくメレオロジーと書くとは趣味が悪いw
>>775 メレオロジーを使った議論についていけるようになる。
778 :
考える名無しさん :2011/12/09(金) 20:26:22.05 0
レミオロメンで盛り上がっていると聞いて
779 :
考える名無しさん :2011/12/09(金) 21:28:44.30 0
ホッホッホッホッホ〜♪ 哲学の入門は まず純一に質問することじゃよ そして 失望する しかしすぐに ヤル気にかわる だろう なぜなら こんな馬鹿でも 偉そうに 哲学の話を するのだから 自分だったら てきとうな本の一冊も読めば 飛躍的に哲学がわかる そう感じるように なるから じゃよ うんこ
>>774 中山の『現代唯名論の構築』にメレオロジーが出てくるが、はっきり言ってよく分からん。
メレオロジーで検索すると論文がいくつか出てくるので、それを読んだ方が良いのかも。
というか、なんかすでにミニマムなブームが終わった学説史上の存在ではないかという気もする。
781 :
考える名無しさん :2011/12/12(月) 22:17:56.59 0
>>766 『理系人に役立つ科学哲学』(森田邦久)
理系向けといっても数式は出てこない。要点だけを教科書的にまとめている。
かなり割り切って図式化した説明に徹している。
「理系向け」というのは、文系が腰を落ち着けて読むような本ではないという意味か?
理系の学生が最短時間で要点だけをつまみ食いするという趣旨だろうか。
「図解雑学」シリーズとか、これ一冊で分かるとか、簡単理解とか、そんな感じで
さらっと要点をまとめている。
動物性と獣性を肯定して動物的に動物化して力強い生活をする野生味の有る野性の哲学が大好きですよねー。
作品社でヘーゲル大論理学の新訳が進行中なんだってね 楽しみ 訳者は長谷川宏じゃないらしいが
大論理学だと、あまり長谷川訳の意味もなさそうだし しっかりした訳だと良いでござるな
加藤先生じゃなかったっけ?
786 :
考える名無しさん :2011/12/15(木) 19:09:59.66 0
>>781 こっちよりオカーシャを勧める。
議論に流れがないと訳が分からない。
中近世哲学と分析哲学の研究者って翻訳や編集に熱心じゃないよな。 と、思ってたんだけど、 ドイツ観念論〜現代思想まわりが異様に翻訳熱心なだけかもしれないと最近気づいた。 左翼需要があるからか。
日本の左翼はかなり特殊だからな…… 特にフェミニズム関係はヤバい フーコーなんかもかなり曲解されてる
やっぱそうなの? あれが左翼標準かと思ってた そういえばフーコーはフランスやドイツでは左派の思想家 とみなされていないってチャールズテイラーが書いていた やっぱフェミニズムはやばいのか・・・
>>790 フーコーさんの弟子が右傾化したからなぁ・・・
792 :
考える名無しさん :2011/12/19(月) 13:48:46.10 0
>>790 いやいや、ふーこーは左翼だよ、フランスでも。アマゾンフラとかフランスの論文データベースで、「フーコー gauche」で検索してみ。
にほんのふーこー研究者に右翼がおおい
今の日本の左翼は不勉強だからな 東大の上○はホントに大学教授かってレヴェル
左翼っていうかニューアカがだよな。 ニューアカの影響下で物事を言ってる学者は本当にろくなのがいない。
796 :
考える名無しさん :2011/12/20(火) 20:41:36.01 0
フランス哲学はどうもとっつきにくい感じがするなあ。 論理よりも感覚重視的なイメージがある。
その「感覚」もきわめて陳腐なものだけどね。 とっつく価値無し。断言できる。
「実在」の形而上学/斉藤慶典
799 :
考える名無しさん :2011/12/21(水) 02:21:14.02 0
>>797 俺も似たような感覚で見ているが、フランス哲学は論理だけで決してはたどり着けない
場所で重要な議論をしているような気もするんだな。
気がするだけだが・・・
フランス哲学は傍流的で大上段に構えないのが面白いね
デリダとかってフランスの哲学者からはまともに相手されてなくて 「日本とアメリカじゃ売れてる人」って認識だと聞くが。 哲学じゃないが、イリガライはフランスでは反フェミニズムの人って認識で アメリカ人がフランスのフェミニズムの代表選手みたいな扱いするのにバタンテールらがすごい不満を表明してるとか
>・・・だと聞くが。 >・・・るとか 自分でもっと調べて、また後で報告してね
日本とアメリカの「リベラル」(笑)は デリダ好きだからねw
関野昂著作選〈1〉関野昂哲学論集 [-] 関野 昂 (著) 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 関野 昂 1989(平成元)年8月8日群馬県に生まれる。四歳のころより多くの物語を書き、 小学校六年生からは哲学への強い関心を持つ。館林市立第五小学校から館林市 立第四中学校に進み、中学一年生より生徒会本部書記。陸上部部長。中学二年 生の夏、館林市中学生オーストラリア派遣団に参加。帰国後の2003(平成15)年 8月24日夕刻、栃木県足利市内のJR線踏切に入り、自ら命を断つ。享年十四歳 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) -: 198ページ 出版社: 現代図書 (2005/8/8) 内容, 2008/1/25 By 編集部 - レビューをすべて見るレビュー対象商品: 関野昂著作選〈1〉関野昂哲学論集 2003年8月に14歳と16日で自らの命を絶った中学2年生の遺稿集の第1巻。「14歳から」 ではなく、「14歳までに」哲学と対峙し、格闘した軌跡を哲学論集としてまとめた。 「存在」と「認識」をめぐり、「現象はそれ自体として存在し、宇宙は認識によっ て存在しない」という結論を見出すに至るまで、小6から中2までの2年間、著者は悪 戦苦闘を続けた。「思惟すること」自体がはらむ問題と可能性を読者に突きつける。 哲学者入不二義基のHPの推薦コメント 20. 関野昂著、『関野 昂著作選1 関野 昂 哲学論集』、現代図書 14歳で自死した哲学少年の遺稿集。すでに或る高みに到達していて清々しい、 と同時に惜しい。
友人の誕生日に哲学の本をあげたいのですが、どういった本がいいでしょうか? 共に、学科は物理学科なのですが哲学に目覚めたようで大森荘蔵と言う人の本を読んでいました。 自分は哲学に関してはからっきし分かりません。スレ違いかもしれませんがお願いします。
>>805 じゃあ大森の本あげればいいのじゃないかね?
僕にも『新視覚新論』と『物と心』ください
809 :
考える名無しさん :2011/12/26(月) 22:15:14.52 0
田辺元の思想――没後50年を迎えて 思想の言葉 細谷昌志 (3) ― I ― 《対談》田辺元の思想 (7) 合田正人・杉村靖彦 死者と象徴 ――晩年の田辺哲学から―― 杉村靖彦 (36) 沈黙と偶然 ――田辺元『マラルメ覚書』をめぐって―― 加國尚志 (57) 近迫と渦流 ―田辺元・ハイデッガー対決が今私たちに突きつけているもの― 合田正人 (75) 田辺元のバロック哲学 ──絶対媒介の力学性と象徴性── 村井則夫 (117) 「転換」の論理 ──田辺的思考の生成と〈倫理としての論理〉── 田口 茂 (144) 田辺元の思索 ──「絶対無」の概念を中心に── 藤田正勝 (165) 田辺元のコミュニズム 小泉義之 (184) 田辺元の「数理哲学」 林 晋 (197) 〈資料〉田辺元のカール・ヤスパース宛電報 縄田雄二 (217) ― II ― ロゴスとアンチ・ロゴス 小林敏明 (219) 「種の論理」における「種」とは何か 檜垣立哉 (246) 「種の論理」の生成と構造 ――媒介としての生―― 竹花洋佑 (261) われ、ヒトにあらず ――田辺元における個と人類―― 丹野さきら (281) 〈資料紹介〉情報の宝庫、二つの田辺元文庫 林 晋 (303)
810 :
考える名無しさん :2011/12/29(木) 14:25:03.07 0
“数は人の心とは独立に「存在」するものなのか。古代ギリシア以来の歴史と最前線の考え方を辿りながら、数学の基礎について考える”
スチュワート・シャピロ『数学を哲学する』
http://t.co/Npkw3n2H
811 :
考える名無しさん :2011/12/29(木) 14:26:35.68 0
倫理学の道具箱 ジュリアン・バッジーニ,ピーター・フォスル著/長滝祥司・広瀬 覚訳 A5・288頁・2,800円 内 容 倫理学の基本概念や理論を集めた術語集。現代倫理学の理論や具体例への応用,論争などを,ウィットに富んだ解説で 紹介している。いかめしい専門的な事典の類とは異なり,読者の理解のしやすさが最優先にはかられているのが特徴。倫 理学にはじめて触れる初学者はもとより,政治学や社会学,法学や経済学などの隣接分野の学徒,さらには倫理学に関心 を寄せる一般読者にとっても便利な一冊である。前作の『哲学の道具箱』同様,各項目には参照すべき項目が付されており, 事典全体がいわばネットワークのような構造になっている。
『ソシアの錯覚、可能世界と他者』 新山喜嗣(2011、8、31) 1、ソシアの錯覚と私の同一性 2、「ソシアの錯覚」という錯覚 3、同一性否認が事物よりも人物に対してなされるのはなぜか 4、他者が別人になるとはいかなることか 5、ソシアの錯覚と可能世界 6、可能世界に住む自己の変異体 7、人間原理と貫世界同一性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 永井均、大庭健が好きな人にはお勧め。 三浦俊彦の問題意識とリンクする部分もある。
>永井均、大庭健が好きな人にはお勧め。 じゃあ読む価値ないな
その本前半だけ読んだけど、見事に 素人が永井哲学にハマってトンデモ本書いちゃったパターン
>>814 永井にはまっている割には永井説の骨格の全否定なんだが、実際の症例を
もとにした思考実験からこれが導ける点で面白いとは思った。
人間原理を普通とは全く違う定義づけで用いているのはちょっとあれだけど。
最近永井まわりの本が結構賑やかになってるな
817 :
考える名無しさん :2012/01/02(月) 21:41:15.64 0
『妊娠中絶の生命倫理』 作者: 江口聡 出版社/メーカー: 勁草書房
サンデルも売れたことだし、 現代倫理学の豊饒な議論がもっと広く膾炙してほしいな。 日本の倫理学者がんばれ。
819 :
考える名無しさん :2012/01/03(火) 00:35:01.83 0
サンデルの本が売れたのはハーバードの研究者というだけの理由。 戦後の日本では倫理の思想的前提なんてろくに検討されてないから、 倫理学なんてとっくに行き詰ってる。 原発事故に対して日本の倫理学者にまともな発言ができてない時点で、 インド思想なみに学問として終わってる分野ということが明らかになった。 実際サンデルブームも原発事故でぱったりと終わったからね。
原発問題だと、工学倫理か?日本の学者はあまり知らないな。 環境倫理学だとヨナスの世代間倫理を持ち出すんだろうな。 紫綬褒章先生はコメント出してたし、本もだしてたけど、読んでないな。 しかし、ヨナスは直観に基礎づけてるからあまり好きじゃないな。
認知心理学・認知科学 ジャン・ニコ講義セレクション6 ものと場所 心は世界とどう結びついているか ゼノン・W・ピリシン(ラトガース大学教授)著 小口峰樹 (玉川大学研究員) 四六判上製440頁 予価4410円(本体4200円) ISBN9784326199624 C3311 視覚が対象を把握するメカニズムに関する新たな理論=視覚的指標理論を精緻に構築。表象と 概念をめぐる哲学的な問題に示唆を与える。 古典的計算主義で知られる認知科学の重鎮・ピリシン。本書では独自の実験研究と近年の認知 科学の膨大な知見をもとに、われわれの視覚システムには対象を個別化し、選択し、指示する 非概念的なメカニズム(FINST)が存在することを主張し、緻密な理論を提案。「心は世界とどう 結びついているか」を論じるための確かな方向を示す。 [関連書籍]同著者『認知科学の計算理論』(産業図書) 2012年1月下旬刊行予定
822 :
考える名無しさん :2012/01/05(木) 00:29:56.08 0
03-01-2012 『「知」の欺瞞』が岩波現代文庫に!■[評][目]『「知」の欺瞞:ポストモダン思想における科学の濫用』 アラン・ソーカル,ジャン・ブリクモン[田崎晴明・大野克嗣・堀茂樹訳] (2000年5月24日刊行,岩波書店,東京,xxviii+338+30 pp., ISBN:4000056786 → 版元ページ|正誤表) 元のハードカバー版は今から十年以上前に出版されたが,その後は品切れになっていた.本書が今年2月に岩波現代文庫に入るとの情報を得て,ひそかに拍手をしている.イワナミ,えらいっ.文庫の「解説」は誰が書くのだろう?
823 :
塩なめくじ ◆P.1kwWtwlwvG :2012/01/05(木) 13:02:21.07 0
うはー テラホシス ギリシア語入門 新装版 [単行本(ソフトカバー)](2012/1/21) 田中 美知太郎 (著), 松平 千秋 (著) 内容紹介 初版刊行以来50年。学校で、カルチャーセンターや読書会で、多くの人々がこの本を使って古典ギリシア語を学んできた。日本のギリ シア語教育の「王道」ともいえる定番テキストが、文字を拡大してA5判に大型化、読みやすさに加えて持ち運びを考慮して軽量化も実 現。確かな内容と新たなに装いによって学びの希望に応える。
824 :
考える名無しさん :2012/01/06(金) 01:01:25.32 0
たしかに版重ねすぎで活字つぶれてたもんなあ
825 :
考える名無しさん :2012/01/07(土) 05:38:33.94 0
>>778 メレオロジーなんてもはや時代遅れもいいところ.
はっきり行って分析系を含め論理学も,もはや哲学では太刀打ちできない.
「現代唯名論の構築」の議論自体が現代の数理論理学からいったらゴミみたいなもの.
ソースは?w
827 :
考える名無しさん :2012/01/07(土) 12:28:24.45 0
>>825 >「現代唯名論の構築」の議論自体が現代の数理論理学からいったらゴミみたいなもの.
そうなのか??
kwsk
828 :
考える名無しさん :2012/01/07(土) 12:32:39.52 0
あの著者の方法論は,既存の,形式的な論理学を持ってきて,
それを社会科学とか哲学に応用するというアプローチだから
>>825 のようにいわれても仕方がないと思う.
でも,だからといって,哲学的,社会科学的に意味がないということにはならない.
829 :
考える名無しさん :2012/01/08(日) 21:49:12.12 0
哲学はもっと地産地消にならないと駄目だね。
わかったようなわからないようなw
831 :
考える名無しさん :2012/01/10(火) 16:31:16.88 0
森羅万象が流転する(パンタ・レイ)―ヘラクレイトス言行録 ルチャーノ・デ クレシェンツォ、Luciano De Grescenzo、Giovanni Piazza、 谷口 伊兵衛 (単行本 - 2011/12) 新品: ¥ 1,890
832 :
考える名無しさん :2012/01/10(火) 16:34:21.06 0
近世哲学史点描―デカルトからスピノザへ 松田 克進 (単行本 - 2012/1) 新品: ¥ 2,625 単行本: 254ページ 出版社: 行路社 (2012/01)
新刊はいいから復刊しろ。 ヒューム再評価の先鞭をつけた渡部昇一著『新常識主義のすすめ』の復刊を!
834 :
考える名無しさん :2012/01/12(木) 18:00:00.14 0
渡部先生のホンはカルトコーナー新刊情報で扱ってください
怪物ベンサム 快楽主義者の予言した社会 講談社学術文庫 土屋 恵一郎 1月12日発売
836 :
考える名無しさん :2012/01/22(日) 23:18:32.68 0
ついに熊野純彦訳の純粋理性批判が出た
どうだったですか?!
838 :
考える名無しさん :2012/01/22(日) 23:39:16.89 0
おれも昨日熊野と中山の訳の比較をしたやついない?と書きに来たのだが あいにく鯖が落ちていた だれかなんかあったら頼む
作品社はカント純粋理性批判ヘーゲル精神現象学やって あとハイデガー存在と時間か
840 :
考える名無しさん :2012/01/23(月) 01:47:27.85 0
現象学の根本問題はやってる 木田元だけに長年の出る出る詐欺ののちにようやくw
841 :
考える名無しさん :2012/01/23(月) 02:15:54.50 0
天野訳 篠田訳 高峯訳 有福訳 中山訳 熊野役
842 :
考える名無しさん :2012/01/23(月) 02:59:56.39 0
+ 原訳
以文社宇都宮
岩波文庫の篠田訳はやたら批判されるけど 意訳が多いから原書のアンチョコに使いづらいだけ。 翻訳でしか読まないなら大きな問題ない、むしろ良い訳
>>844 いいことを聞いた。
「誤訳が多い」のではなくて「意訳が多い」ということならわかる。
なぜ、改訳せずに出版され続けているかということの理由が。
846 :
考える名無しさん :2012/01/26(木) 21:21:17.81 0
いや、はっきりした誤訳も多い。
847 :
考える名無しさん :2012/01/26(木) 21:24:34.73 0
原著の論理構成をそのまま維持するという名目で、グーグル翻訳のような直訳をするのが 学問的という空気はあるかもしれないね。 安西の『英文翻訳術』では初っ端に否定されている考えではあるが、直訳幻想に囚われている人は 本当に多いね。学者にもそんなのがいるから困りもの。 学者よりも、翻訳業を主としている人の翻訳の方が意味が分かりやすいし、論理の筋も通っている と思うけど、学者は直訳したがるんだよなあ。ニホンゴを無視して。
直訳をしていると意味を取り違えても見落としがちなんだよね。 文章の構文の上では正しく見えてしまうから。 日本語に還元する意訳をする人は、意味と前後の流れを理解してやっているから誤訳は少ない。
原著に当たるときに見つけやすいから論文や本で引用するときは直訳のほうがいい。 ひどい意訳だと探すのにやたら時間がかかる。
直訳版と意訳版の両方を出せばいい。
それ理想 でもマイナー哲学者までカバーしてくれないからなあ
翻訳というからには日本語として意味が通るように最低限の意訳は必要だろ。 直訳を読むくらいなら原著を読めよw たまに日本語としては意味不明だが、原文が推測できて、そこから再翻訳して理解できる レベルの直訳もあるが、あのレベルになると翻訳の意味をなさない。
>>852 >たまに日本語としては意味不明だが、原文が推測できて、そこから再翻訳して理解できるレベルの直訳
個人的にはこれでいいわ
意訳の文章が流暢すぎて誤訳なのに気付かれないブルデューみたいなのもある
855 :
考える名無しさん :2012/01/27(金) 02:52:10.81 0
原著原文を参照する必要のあるレベルの人間は原著を読み その必要の無い一般読者は多少の誤訳はスルーしても美しい日本語の訳で読む のが普通だがこの国の専門家はレベルが低くて原著をすらすら読めないので そんな中途半端な直訳文体が好まれるようになったのです まあ自分の専門どまんなかならともかく周辺領域は楽をしたいし その方が時間も有効に使えるという気持ちも分からないではありませんが
妙な意訳より、正確な直訳、っていうのは ベンヤミンにいたる翻訳の哲学としてはむしろ正統な考え方。 直訳っ嫌って愚痴ってるのは直訳調の文章を読む リテラシーがないだけだろ。
直訳なんてものはないんだよ。 妥当な日本語訳かそうでないかの違いがあるだけ。 直訳なんて言ってる人は大学受験前におかしいと気づかなきゃダメなのに。 英語のこの型は日本語のこれこれという風に一対一に対応してるという妄想から抜けきれていない。
858 :
考える名無しさん :2012/01/27(金) 09:26:51.01 0
レヴィナス 定価1,800 円(本体1,714 円) ISBN978-4-7917-1241-0 昨年 『全体性と無限』 刊行50年を迎え、またフランスでは著作集が刊行さ れるなど、再評価の気運が高まるエマニュエル・レヴィナスを総特集。これま で多く論じられてきた倫理学のみならず、政治哲学やユダヤ学、そしてPTS D・疲労・不眠という精神病理学的な局面から新たにレヴィナスを読み直す。 〜予定ラインナップ〜 【未邦訳テクスト】( ) 「発話と沈黙」 他4篇 【討議】( ) 合田正人+村上靖彦 【『著作集』 読解】( ) J‐L・ナンシー 【レヴィナスの思想】( ) 港道隆 J‐M・サランスキ 檜垣立哉 【外傷/病理の哲学】( ) 村上靖彦 【政治哲学】( ) G・ベンスーサン J・ロゴザンスキー 【ユダヤ性】( ) C・シャリエ 永井晋 【芸術】( ) 郷原佳以 【思想的布置】( ) 田口茂 合田正人 【ガイド】( ) 「思想と生涯」 / 熊野純彦 「研究と文献」 / 藤岡俊博+渡名喜庸哲+小手川正二郎
859 :
考える名無しさん :2012/01/27(金) 09:28:25.33 0
精神のエネルギー 平凡社ライブラリー755 アンリ・ベルクソン 出版:平凡社 発行年月:2012.2 税込価格:\1,575 (本体:\1,500)
>>857 程度問題になるが、日本語としてのわかりやすさを犠牲にしても、
原文の構造を尊重した訳と、逆に原文の構造よりも日本語としての
わかりやすさを優先させた訳の違いはあるだろうよ
861 :
考える名無しさん :2012/01/27(金) 10:46:13.23 0
完全解読 フッサール『現象学の理念』 竹田青嗣 未定 03/09
>>853 >たまに日本語としては意味不明だが、原文が推測できて、そこから再翻訳して理解できるレベルの直訳
原著読めばよくね?w
863 :
考える名無しさん :2012/01/27(金) 11:26:48.45 0
ニーチェの歴史思想 須藤 訓任 (単行本 - 2012/1/19) 新品: ¥ 5,460
864 :
考える名無しさん :2012/01/27(金) 11:28:00.02 0
2012.02.14 発売予定 河出ブックス ドゥルーズ 群れと結晶 宇野 邦一 著 B6 ● ISBN:978-4-309-62440-2 ● 予価1,365円(税込) 日本のドゥルーズ導入と研究の第一人者がその潜在性と新たな姿を詩的 な断絶とともにうかびあがらせるドゥルーズ入門書の決定版にして世界 で最も美しいドゥルーズ的思考の実践。
865 :
考える名無しさん :2012/01/27(金) 11:28:46.81 0
思想の言葉 大澤真幸 (2) モンテーニュを再読するレヴィ=ストロース 出口 顯 (8) フランスにおける魔女と国家 ――魔女裁判と悪魔学における「近代性」―― 福田真希 (30) アレクサンドリアのフィロンにおける「神的な場所」の問題 ――『夢』におけるヘレニズム哲学的な視点を中心として―― 津田謙治 (48) 多と実在 野中哲士 (64) 思考の生成と媒介性 ――ハイデガーにおける超越論性の思考(2)―― 村井則夫 (82) 島恭彦の「東洋社会」論 ――「大東亜戦争」と社会科学のあいだ―― 小谷汪之 (109) 「高度成長」反対 ――藤田省三と「1960年」以後の時代―― 趙 星銀 (128)
866 :
考える名無しさん :2012/01/27(金) 11:59:15.73 0
反原発の思想史 ─冷戦からフクシマへ (すが) 秀実 「すが」は「いとへん」に「圭」 著 筑摩選書 四六判 368頁 刊行 02/13 ISBN 9784480015365 JANコード 9784480015365 定価1,890 円(税込)
867 :
考える名無しさん :2012/01/27(金) 12:09:41.11 0
存在の解釈学 ハイデガー『存在と時間』の構造・転回・反復 齋藤 元紀:著 A5判 / 510ページ / 上製 ISBN978-4-588-15064-7 C3010 定価:6,000円 + 税 発行年月2012年03月(書店発売日:2012年03月15日) 西洋哲学史を代表する思想家たちとの対決から切り開かれたハイデガー の思索の道には、テキストの解釈をめぐって数々の変化・起伏・反復が 内在する。初期から中期にわたる重層的な思考の展開を、従来必ずしも 正面から問われてこなかった「解釈学」の観点から包括的かつ批判的に 跡づけ、主著『存在と時間』の方法を支えるハイデガー独自の哲学史観 や歴史解釈の根本的意義を究明する画期的研究。
868 :
考える名無しさん :2012/01/27(金) 12:11:29.51 0
死すべきものの自由―ハイデガーの生命の思考 信太 光郎 (単行本 - 2012/1) 単行本: 206ページ 出版社: 東北大学出版会 (2012/01) 「人間だけが死ぬことができる」。あまりにも有名なハイデガーの命題 だが、その問題意識については、これまで曖昧な解釈にゆだねられてき た。人間を本質規定する「死すべきもの」というあり方に、形而上学が 長く覆い隠してきた「生命の論理」を探り出すことが、ハイデガーの真 の狙いであった。存在、力、時間という各論点をめぐって、形而上学と の対決のなかで明らかにされるその論理(ロゴス)は、最終的に人間の 「言葉」の可能性を説明するだろう。人間と動物、人間と神という差異 へのまなざしのうちに、「言葉をもって生きるもの(ゾーオン・ロゴン ・エコン)」の「自由」を、〈生命性〉の次元に捉えようとするハイデ ガーの「生命の思考」の展開が、テクストの詳細な読解を通じて明らか にされる。
869 :
考える名無しさん :2012/01/29(日) 13:00:16.82 0
没落する文明 (集英社新書) 萱野 稔人、 神里 達博 (新書 - 2012/2/17) 新品: ¥ 756 近日発売 予約可。 この商品は2012/2/17に発売予定です。
870 :
考える名無しさん :2012/01/29(日) 17:48:20.85 0
2012年2月下旬発売予定【ジャンル:人文・哲学】 ヘーゲル弁証法とイタリア哲学 上村忠男:編訳 A5判上製304頁 本体3,800円 ISBN978-4-901477-91-8 19世紀におけるナポリ・ヘーゲル派の異才スパヴェンタ(1817-1883)による 弁証法を〈改革〉する試みと、それに対する20世紀のクローチェ、ジェンティ ーレの応答を収める。イタリアでのヘーゲル受容の百年におけるもっとも重要 な一幕を再現するアンソロジー。シリーズ「古典転生」第6回配本(本巻第6巻) 収録論文 ヘーゲル論理学の最初のカテゴリー (ベルトランド・スパヴェンタ) 区別されたものの連関と対立するものの弁証法 (ベネデット・クローチェ) 変成の概念とヘーゲル主義 (ベネデット・クローチェ) ヘーゲル弁証法の改革とB・スパヴェンタ (ジョヴァンニ・ジェンティーレ) ヘーゲルと弁証法の起源 (ベネデット・クローチェ)
871 :
考える名無しさん :2012/01/29(日) 17:53:14.02 0
世界思想社の新刊 旧約聖書を学ぶ人のために 並木 浩一 編/荒井 章三 編 定価2,415円(税込) 四六判/356頁
872 :
考える名無しさん :2012/01/29(日) 17:55:23.32 0
2012.02.17 発売予定 ニーチェのように考えること 雷鳴の轟きの下で 榎並 重行 著 46 ● ISBN:978-4-309-24579-9 ● 予価2,940円(税込) ニーチェに学ぶのではなく、ニーチェとなって語れ。孤高の哲人が「思 考すること」の危うさに極限まで身をさらしその強靱な思索を結晶させ た徹底して反時代的なアフォリズムの集成。
>>855 >原著原文を参照する必要のあるレベルの人間は原著を読み
>その必要の無い一般読者は多少の誤訳はスルーしても美しい日本語の訳で読む
世の「原著原文」が英語だけなら良いんですけどね……世の中言語は多種多様ですから、全部をカバーなんて……。
哲学だと、フランス語古文とか重要になるかもですけど、そこまで来るともう……鬱。(´・ω・`)
……直訳版は、やっぱり欲しいですね。
874 :
考える名無しさん :2012/01/30(月) 18:04:47.48 0
哲学で中世フランス語の出番なんてほとんど無いのでその意味不明な「フランス語古文」がそもそも必要ない 仮にあったとしてもしそれを専門に扱うならそもそも原書で読めなければ論外 同情の余地があるとしたら周辺領域でちょっと参照したいんだけどってときだけかな
>>856 ベンヤミンの翻訳論に同意するかどうかとは別に歴史的コンテキストは抑えておいた方がいい
彼の翻訳論は、異端ですよ
西洋の翻訳理論の伝統から言っても
彼は、たとえばヘルダーリンの翻訳が「ひどい」と言われる状況に反論するために
あえて、ああいう理論を立てる必要があったんだから
876 :
考える名無しさん :2012/01/30(月) 18:15:52.33 0
そもそもベンヤミンの構想した雑誌だとかれの言うスタイルでの翻訳と原文と 両方載せる対訳方式だったという文脈も抜けてるよな
憶測だけれども、デカルト辺りになると、今のフランス語とは相当違うんだろうかなー。
細かい綴りの違いをのぞけば全く 学部の購読で読ませて十分な明快さだよ
では逆に、現代語と違いすぎてて難しい重要著作って何かありますか? エックハルトの『ドイツ語説教集』とかどうなんでしょう?
880 :
考える名無しさん :2012/01/31(火) 10:38:15.04 0
「知」の欺瞞――ポストモダン思想における科学の濫用 (岩波現代文庫) アラン・ソーカル、ジャン・ブリクモン、田崎 晴明、 大野 克嗣 (文庫 - 2012/2/17) 新品: ¥ 1,554 内容紹介 科学をめぐるポストモダンの「言説」の一部が「当世流行馬鹿噺(ファッショ ナブル・ナンセンス)」に過ぎないことを示し、欧米で激論をよんだ告発の書。 名立たる知識人の著述に見られる科学用語の明白な濫用の数々。人文系と社会 科学にとって本当の敵は誰なのか? 著者らが目指すのは“サイエンス・ウォー ズ”ではなく,科学と人文の間の真の対話である. -------------------------------------------------------------------------------- 登録情報 文庫: 464ページ 出版社: 岩波書店 (2012/2/17)
881 :
考える名無しさん :2012/01/31(火) 10:40:21.68 0
増補 自己と超越――禅・人・ことば (岩波現代文庫) 入矢 義高 (文庫 - 2012/2/17) 新品: ¥ 1,365 内容紹介 唐・宋代の禅語録を、テキストにそって精確に解読することで、旧来の 伝統的解釈に囚われない新たな禅語録の語学的・文学的研究を確立した 著者の代表的な論考、随想をまとめる。今回、新たに8篇の論文を増補し た。中国の禅者(馬祖、雪峰、雲門)、日本の禅僧(寂室、良寛)たち の語録、詩偈を通して、個性豊かな生き方と境涯を描く。(解説=小川隆) -------------------------------------------------------------------------------- 登録情報 文庫: 368ページ 出版社: 岩波書店 (2012/2/17)
882 :
考える名無しさん :2012/01/31(火) 10:50:52.11 0
近代日本思想の肖像 大澤真幸 未定 03/13
884 :
考える名無しさん :2012/01/31(火) 23:31:17.14 0
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_,、 ,/'i、 ,r-,,_ 〈゛ ヽ .'li,、`i、 ,,,iil广',! 丿 .,illliii,,,_ .r‐-l,,, .゙l ゙l, lllli,,-'ナ ,,,,iilllll!°丿 .,/ ,,illllllllllllllliii| .llllii,,,.゙l,!''''゙l'lllll ./ ,,,il''''''''゙゙゙゙゙゙゙゙′ '――ーッ .,/` ,,llllllllllllllllllllll、 .lllllllllli,ヽ .゙lllll / ,,iiilll!!--,,,,,,,,, .___ l゙ ,i´ ,illlllllllllllllllllllllll 'lllllllllllllii,,i、lllレ.,,iil!!゙゙,,,,,,,iiiiiilllll°,,iiiiiiiillll ,l゙ ,/ .,,illllllllllllllllllllllllllll 'lllllllllllllllllliiilliillliiiiillllllllllllllllll!°.,illlllllllllll ,l゙ ./′ ,,illlllllllllllllllllllllllllllll .lllllllllllllllll!l゙`゙!!llllllllllllllllllllll°.,illlllllllllllll ,l゙ 丿 .,,lllllllllllllllllllllll!!!!!!゙゙| .llllllllllll!l゙` ゙゙!lllllllllllll!゙ ,illllllllllllllll″ | .ヘ,,,、,illllll!!!!!゙゙゙゙゙″ .| .lllllll!l゙` .゙゙!!lll!゙ ,lllllllllllllllllll″ l゙ `゙″ | .ll!!゙` ゙゙'-、/ .゚゙゙!!llllllllll .l゙ ゙''''''"’ ゙゙゙!!-,,,,,,l゙
886 :
考える名無しさん :2012/02/01(水) 10:27:51.18 0
香山が馬鹿なのはその通りだがその辺の罵り合いはしょせん三文文士の縄張り争いがコンテクストだからな
>>880 ソーカル事件の一番の肝は、文系の「論文」なるものがいかにレベルが低いかという一点なんだ。
サイエンスウォーズなんてのは、それをごまかすための方便 w
橋下が首相になって大阪府立大みたいに文系学部なんて全部つぶしてくれれば良いのに
文系がなくなったら理系を顎でこきつかう人がいなくなるじゃないか
そういうのは理系の一部を再教育した方が速いんだってさ 誰でもできることだから
>>888 あんたソーカル、ソーカルって連呼するだけで中身読んでないだろ?
レベルの低い論文って実は理系の方が大量にあるよ。 単なる実験屋さんのバカでも書ける土方作業のような論文がほとんど。 理論的な業績というのは、一握りの凄い連中の論文の中にしかない。 理系文系という分け方が乱暴で、一握りの理系と大部分の理系では違う。 で、文系叩きやってる連中はたいてい業績皆無の落ちこぼれ理系というのが相場(笑)。
ていうか 哲学書新刊情報スレでピンボケレスしかできないような奴ばっかだから いつまでたっても理系は相手にされないし馬鹿にされるんだよ。 理系の面汚しだ。消えな。
896 :
3/31発売予定 :2012/02/03(金) 13:45:51.79 0
「心と世界」 ジョン・マクダウェル 神崎繁、河田健太郎、荒畑靖、 村井忠康 訳 (勁草書房)
>>896 あー、やっと出るかぁ。
マクダウェルを訳するのは大変だったろうに、本当にご苦労様でした。
「低線量被曝のモラル」 一ノ瀬 正樹、伊東 乾、影浦 峡、 児玉 龍彦 (河出書房新社)
899 :
考える名無しさん :2012/02/09(木) 23:08:20.53 0
フランス語古文なんて言ってる奴がいるけど、普通にフランス語ができれば 『ロランの歌』だろうがラシーヌだろうが読めます。文法がかっちりしているからね。
900 :
考える名無しさん :2012/02/09(木) 23:25:59.16 0
>>899 どの程度「読む」かだな
経験論に詳しかった俺のお師匠先生は「電子辞書でロックは読めない」という名言を残したがな
電子辞書にOEDとロックの時代の英語の完璧なテキストデータベースが 組み込まれてもそう思うのかね、その先生は
いやさすがに『ロランの歌』は古仏語文法やらないと読めないよ・・・
日本語がきっちり出来れば萬葉集だって読めるよ!
精神のエネルギー アンリ・ベルクソン 平凡社
ベルグソンは、良い翻訳が多いね。
>>904 レグルス文庫(そうか)から平凡社ライブラリーとはたいした出世だ
907 :
考える名無しさん :2012/02/20(月) 05:12:44.49 0
3月9日 平凡社ライブラリー『政治と思想 1960-2011』柄谷行人 3月9日 平凡社ライブラリー『科学的精神の形成』ガストン・バシュラール
908 :
考える名無しさん :2012/02/21(火) 15:41:27.11 0
現代ドイツ思想講義 仲正昌樹 本体1,800円 ISBN978-4-86182-382-4 発行2012.02 ハイデガー、フランクフルト学派から、ポストモダン以降まで。資本主義を根底から批判し、近代の本質を暴露した思考の最前線を、《危機の時代》の中で再び召喚する。
911 :
考える名無しさん :2012/03/17(土) 04:37:31.68 0
数理論理学 戸次 大介 ISBN978-4-13-062915-7, 発売日:2012年03月中旬, 判型:A5, 320頁 さまざまな分野で用いられている論理学.本書は哲学系・数学系・情報系・言語系のいずれかに偏ることなく,その共通部分となる初歩の部分が身につくことを目指したテキストである.予備知識はいっさい仮定せず,一からていねいに解説する.具体例や演習問題も豊富. 主要目次 I 一階論理の統語論と意味論 第1章 予備知識 第2章 論理学とは何か 第3章 一階命題論理:統語論と意味論 第4章 二進法とデジタル回路 第5章 一階述語論理:統語論と意味論 第6章 タブロー II 一階論理の証明論 第7章 ヒルベルト流証明論 第8章 自然演繹 第9章 シーケント計算序論 第10章 ゲンツェン流シーケント計算 第11章 カット除去定理 第12章 タブロー式シーケント計算 第13章 健全性と完全性
一階述語論理までの教科書は日本語文献でこれ以上必要ないから、 高階述語論理以降のトピックを増やした本出してほしいな。
913 :
考える名無しさん :2012/03/17(土) 15:15:16.21 0
>>912 ほしいね。お前書けよ。
厚くていいからクソ丁寧なのを希望。
その本は数学基礎論のトピック大きく扱ってるのが売りっぽいな
916 :
3月 :2012/03/23(金) 12:04:45.56 0
「科学的精神の形成―客観的認識の精神分析のために」 ガストン・バシュラール 及川馥訳 平凡社ライブラリー
『近代哲学の人間像 』(佐藤 康邦著 放送大学教育振興会) 『ネオ・プラグマティズムとは何か−ポスト分析哲学の新展開−』(岡本 裕一朗著 ナカニシヤ出版)
「間主観性の現象学 その方法」 エトムント・フッサール 浜渦辰二 ・山口一郎
数学基礎論には哲学が欠けている。 数の存在そのものの基礎を論じていない。 数えることを1対1対応として説明する場合、既に1の存在を前提としており、 1がどのように存在するかという最も根本的な基礎を問うことがない。
920 :
考える名無しさん :2012/04/03(火) 02:05:57.56 0
大隅書店近刊(4/25予定) 『これが応用哲学だ!』 (戸田山和久、美濃正、出口康夫編/A5変形/2520円) ようこそ、知の広場(アゴラ)へ―2008年秋に設立された応用哲学会のメンバーや大会シンポジウム登壇者によるマニフェスト集。
数学基礎論と数学の哲学を混同してる奴がいるな
つまり、数学基礎論に数学の哲学はなく、 分析哲学には数学基礎論もどきしかなく、数学の哲学はない ということですね。だから「1」と「多」の存在を前提とする ような様相理論とか似非哲学が出てくる。
数学基礎論と哲学は繋がってるからね。 フレーゲやクワインを読んでもうちょっと勉強しようね。
存在論の問いはすべて意味論の問いに置き換えられる byフレーゲ
有名人の名前を出して何か言ったような気になってるのは哲学からかけ離れた姿勢 どうでもいいから、1という数が存在するとはどういうことか自分の言葉で説明してみろよ
一と存在は同義じゃん
0も複数も無限小も無限大もマイナスの数も存在しない。
新刊スレじゃないころでやってくれ。
『日本思想史事典』石毛忠、石田一良 (2012/5/15) ¥5985
930 :
考える名無しさん :2012/04/06(金) 01:29:12.33 0
熊野純彦「マルクスをどう読むか――時間論としての資本論――」『立命館哲学』第二十三集、平成二十四年三月。 立命館大学での講演原稿です。いささか私秘的なことも語られていますが、こ こでは措きます。興味のある方は直接お読み下さい(なお、三批判書とハイデ ガー『存在と時間』の邦訳が予告されています)。
岩波文庫電子文庫化か
>>931 おお!まじすか
この機会に旧仮名遣いを直してもらえるとありがたいが
岡本裕一朗『ネオ・プラグマティズムとは何か』がトンデモ本だった。 大陸系のやつって頭悪いのになんで事情通ぶりたがるんだろう。
岡本のはクワインやパトナムやデイヴィドソンのアーギュメントに全然踏み込んでなくて苦笑だったな あんなんじゃわざわざ彼らを取りあげる必要ないんじゃないの? 流行の先端にいたいんだろうなってミーハー精神だけは分かったw
ア、アーギュメントw
はいはいw
『これが応用哲学だ!』 なかなか良書だった 応用哲学会はtwitterも熱かったな
938 :
考える名無しさん :2012/04/28(土) 13:13:49.21 0
2chでも「またカネ刷れ厨か」とかが沸いて デフレを推進してるもんなw
デフレかインフレかなんて偽の議論に過ぎない 債務にしろ年金にしろ、核心は「空約束問題」だ 人を働かせなければ経済は成り立たないが、空約束で働かせていれば 必然的にやってくる破綻はさらに大規模になる 約束が空である以上、有るはずのものが無くなることになる 誰にとって何がなくなり、それをどう納得させるか、 納得させることができなければ、大混乱だけが待っている
貨幣とは「一般化された約束」である その最も基本的で当たり前のことを忘れた経済学は形骸化する
941 :
考える名無しさん :2012/05/02(水) 13:34:31.00 0
『心と世界』ジョン・マクダウェル 勁草書房 税込価格: \4,305 理性を「第2の自然」として自然のうちに回復し、心と世界をめぐる哲学的不安の解消を目指す。 分析哲学の枠を超えて、現代哲学の新しい方向を指し示す書。 神崎繁による解説も掲載。
ツイッターで院生から誤訳指摘されてたな いい時代になった
岡本裕一朗 昔、D=Gなんかを一生懸命説明してたけどどう見ても半可通だった。
無理してファッションなんか語ろうとするからそうなる。
経済の原理は実は極めて単純である。 1)力を合わせること、つまり、協力することと、 2)手分けすること、つまり、分業すること、この2つだけであり、 親族、氏族などの成員の相互の義務関係ではなく、一般化された個人の間で この2つを結び付けているのが「一般化された約束」、つまり、貨幣である。
分業は協力の一種じゃないの
1人で動かせない重い物を2人で運ぶとき、それは協力ではあるが 分業ではない。交換を前提としてある活動に専念するとき、その 活動を分業と見ることができる。交換の活発化が、結果として 協力としての分業を拡大することになる。その交換を支えている のが「与えたものに見合う見返りを受け取る/受け取ったものに見合う 見返りを与える」という一般化された約束としての貨幣である。
貨幣が一般化された約束であるという事実は、資本主義の仕組みが事実上、 返済義務のねずみ講であり、返済義務の無限拡大が不可能である以上、 本来的に破綻を生じるものであることを示している。資本主義の本質は 株式という形式をとるにせよ、借金で集めた資本金で生産した商品を より多くの人間に借金(クレジット)で買わせることにある。
初期の資本主義は貨幣経済の浸透していない農村地域の人口に商品を借金で 買わせ、その借金の返済のために農閑期に季節労働者として働かせるという 形で拡大してきた。
農村の貨幣経済化の進行とともに都市に農村から人口が流入し、 人口の自然増加につれて商品をクレジットで買うねずみ講は拡大を続け、 人々は豊かになり、返済義務は永遠に履行可能でありつづけるかのように 見える。
しかし、すべてのねずみ講がそうであるように、ひとたび拡大が止まる と破綻が必然的に待っている。つまり、返すことの不可能な借金の 返済義務に生活のすべてが縛られることになる。その破綻の合理的な 解決法について経済学はなんら答えを有していない。
>>952 >日本では意外に隠れ人気があるのか
まあアドルノも今やこういう扱いだよなw
その紹介だけ読むと電波本だなw
どこが?
「だいたいヴァーグナーのせい」史観はたしかに電波っぽい
「時間の前で 美術史とイメージのアナクロニズム」 ジョルジュ・ディディ=ユベルマン 小野 康男・三小田 祥久 訳 紹介 ベンヤミン、アインシュタイン、ヴァールブルク……。二十世紀前半、大文字の〈歴史〉の破局のなかで 閃光のように出現した知の星座が形づくるイメージ人類学とは何か。 連続的時間を解体する歴史の弁証法がかいま見せる「徴候」「モンタージュ」「残存」を注視しつつ プリニウスの古代からバーネット・ニューマンの現代までを往還し、アナクロニズムとしての美術史を 実践する著者の理論的画期作。 法政大学出版局 「正義のフロンティア 障碍者・外国人・動物という境界を越えて」 マーサ・C.ヌスバウム 神島裕子 訳 紹介 健常者/障碍者、国内の人/国外の人、人間/人間以外の動物は、これまでリベラリズムにおいて 恣意的な境界によって分断され、差別的な扱いを受けてきた。 本書は、ロールズが正義の主題から排除せざるをえなかった存在者を、政治哲学、フェミニズム論 国際開発論その他の分野を横断しつつ、センを踏まえた独自の可能力アプローチによって包摂し 現代リベラリズムに一石を投じる。 法政大学出版局
354ページ 上製 定価:3,800円 ユベルマンは最近の法政にしてはまともなお値段だな助かった
959 :
考える名無しさん :2012/05/10(木) 03:43:23.00 0
たかいわ
え? 貧困層が哲学すんなよ
貧困の哲学 哲学の貧困
貧困そして/あるいは哲学
俺たちwwwww
はじめて神保町に行ったら『世界の名著』全巻見つけたから5万ほどで買ったったったwww 生活費全部無くなったったったったwww
世界の名著 全81冊 正編66冊+続編15冊 画像あり 福永懐徳堂南田辺店 38,000円 貧乏人への最高のいやがらせはこういうのだな
966 :
考える名無しさん :2012/05/11(金) 21:16:05.50 0
古本のくせに続編のアクィナス、フィヒテ・シェリング、芸術論はやたら高価
967 :
考える名無しさん :2012/05/15(火) 23:35:05.41 0
世界の名著 正編66冊, これ全巻4000円代で買ったわ。地方のブコフのような店で叩き売り。 もって帰るのがたいへんすぎた。
線引いて読むんじゃなかったら図書館で借りればいいのに
>>968 こういう古典は手元において
いつでも読めるようにしておくのが重要なんだよ。
わかってないな。
図書館から借りて、返却期限に追われて必死に読むというのも捨てがたい
971 :
考える名無しさん :2012/05/16(水) 20:45:37.09 0
叢書・ウニベルシタス 973 眼に映る世界 映画の存在論についての考察 スタンリー・カヴェル:著, 石原 陽一郎:訳 四六判 / 382ページ / 上製 定価:3,800円 + 税 ISBN978-4-588-00973-0 C1310 [2012年04月 刊行]
昔は
>>969 みたいに思ってたけど
引越しを機に500冊くらい処分してすっきりしたわ
近くにいい図書館があればこそだが
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106160451 西洋哲学の軌跡 デカルトからネグリまで
三崎和志/編 水野邦彦/編
晃洋書房 2012年04月
目次
第1部 あたらしい世界観の成立(デカルト―真理の不確信からの脱却
ホッブズ―早すぎた民主主義?
スピノザ―無神論者と世慣れた有徳の人)
第2部 啓蒙と批判の哲学(ルソー―文明が生んだ自然人
スミス―経済と倫理の哲学者
カント―近代哲学の「第一人者」)
第3部 観念から現実へ(ヘーゲル―自由と共同の哲学
シェリング―悪と芸術
フェイエルバッハ―キリスト教批判と感性の哲学
マルクス―資本主義非販としての素材の思想)
第4部 哲学の再出発(フッサール―アルケーの探求者
ハイデガー―存在の歴史との対話
アドルノ―“アウシュビッツ以後”の哲学
デューイ―日常的な経験の探求者
ウィトゲンシュタイン―言語批判の哲学)
第5部 哲学の最前線(アーレント―政治と人間
ハーバーマス―コミュニケーションと民主主義
フーコー―真理・権力・倫理
ネグリ―グローバル資本主義を転覆する革命の探求)
●ポランニー社会哲学の最重要論考 初邦訳!
……………………………………………………………………………………………
『市場社会と人間の自由――社会哲学論選』
カール・ポランニー[著] 若森みどり/植村邦彦/若森章孝[編訳]
3,990円(税込) ★5月23日配本
……………………………………………………………………………………………
経済と民主主義の危機という経験から、市場ユートピアを根源的に批判したポ
ランニー。人間の自由を追究しつづけた、その知的格闘が浮かび上がる15編。
日本の政治・経済の混迷を問い直す参照点として。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b100763.html
「日本語版への序文」カリ・ポランニー=レヴィット 第T部 市場経済と社会主義 第1章 われわれの理論と実践についての新たな検討 第2章 自由について 付録1 マルクスにおける「ある」と「あるべき」 付録2 個々人に対する疎外の作用 第U部 市場社会の危機、ファシズム、民主主義 第3章 経済と民主主義 第4章 ファシズムの精神的前提 第5章 ファシズムとマルクス主義用語――マルクス主義を言い換える 第6章 共同体と社会――われわれの社会秩序のキリスト教的批判 第7章 ヨーロッパにおける哲学の対立 第8章 ファシズムのウィルス 第V部 市場社会を超えて――産業文明と人間の自由 第9章 複雑な社会における自由 第10章 普遍的資本主義か地域的計画か? 第11章 議会制民主主義の意味 第12章 経済決定論の信仰 第13章 ジャン・ジャック・ルソー、または自由な社会は可能か 第14章 自由と技術 第15章 アリストテレスの豊かな社会論 解説 ポランニーの市場社会批判と社会哲学
Principles Of Mathematics Bertrand Russell (ハードカバー - 2037/1/1) 新品: ¥ 9,829 近日発売 予約可
ホワイトヘッドは
プリンキピア・マテマティカとは別の本。というか、ペーパーバックで2千円なのに 1万の新刊って高いね。どこか新しいの?
飲茶って誰だよ 学術的な論究するのに 名を明らかにしない奴の本なんて読む気にもならんのだが。 自著に「世界最強の〜」なんて冠したり なんとも押しつけがましい上、宗教くせぇ
「史上最強の〜」だった。なお悪いがw
飲茶と適菜収はまぎれもない糞