ニーチェを読むと、「ニーチェやばいwww」ってな状況になって狂気におちいる、なんていう人も多いんですね。
私も人に薦められて、ツァラトゥストラを読んだ時は、ディオニソスに操られたように興奮して、感激を語りまくったものです。
時間の感覚がなくなって、ひたすら本に没頭し、本を読み終わったら朝だったということもあります。
寝不足からくるめまいや吐き気の中で、ニーチェのアフォリズムが生む混沌に浸り切っていました。
ドゥルーズは良質のニーチェ論を語っていますが、読書についてこう言ってます。
「本を読んで電撃で打たれたように舞い上がるのはいい読書で、チマチマと分析的に読むのは陰険でつまらない読書」だと。
このスレでニーチェを読んで興奮したという人は、いい読書をしたということになるのです。