>>79 >「無限」とは?
これも前記に関連して最重要な論題である。
無限とは、純一なものが無限に存在する場合のみ、言いえる状態である。
純一が必須の条件である。何かが混在しているような、今の宇宙のような存在は、
無限の空間とは決していえないのである。
Aと言う物質とBという物質が有る場合、それらが混在しているなら、Aと言う物質は、
Bという物質の締める体積分だけ、無存在であるのだから、Aと言う物質が無限にあると言うことは
出来ないのだ。Bという物質の場合も同じである。
したがって、混在してるものの場合、あるものが無限にあると言うことは不可能である。
純一なものの存在の場合のみである。
もし、両者ともに無限にあると言うなら、矛盾を来たしているのである。
そして無限と言うなら、その有るものは、識別できないものである。故に
存在として消滅するのである。Aが無限であると言うなら、Aは消滅してなくなっているのだ。
そこには識別できるものはない、ので、無と言われなければならない。混在していては決して無限と言うことはありえない。