そもそもシュタイナーがホメオパシーに関して肯定的に述べたことってあるの?
全範囲を網羅したわけじゃないから何ともいえないけど、
「シュタイナー用語事典」にホメオパシーの項目すらないし、
シュタイナー以後のホメオパシ系の人が勝手に結びつけて言ってるような気がしてならない。
シュタイナーのあらゆるスレで批判しまくってる例のP氏じゃないけど、
「シュタイナー」という名前が付いていればすべて賛成とは到底言えないし。
植物の根は、地面に縛り付けられているかぎり、満腹した銀行家の印象を与えます。
人間が根を食べると、すぐさま根は変化し、上方へと向かって努力します。
それに対して、物質を光へともたらした花は、下方にとどまらねばなりません。
植物の根は、食べられると、それ自身の本質をとおして、人間の頭へと向かっていきます。
(...)
私たちが植物を食べると、完全に消化され、頭のなかに行きます。
そして、そこで霊的宇宙に向かって上昇し、宇宙と結び付きます。
たとえばシュタイナーの言説はこういったもので、
完全に唯物論を超越していて、
詩的、あるいは美的に理解するか、人智学徒としてしか理解できない。
「唯物論者に理解してもらおう」といったおもねりは皆無。
ホメオパシーの考え方は中途半端に唯物論的。
だからこそ一般受けするんだろうけど、
シュタイナーが言ってることとは乖離を感じる。
ちなみにシュタイナー用語時点には「砂糖」とか「蜂」とか「鳩」とか「皮」とかまで出てくる。
「砂糖」や「皮」より編者(西川氏)に重要視されない「ホメオパシー」っていったい・・
Amazonの和書で「ホメオパシー」と検索すると617件、「シュタイナー」だと1028件ヒットするが
「ホメオパシー シュタイナー」と検索すると、14件しか出てこない。
なお、シュタイナー・ホメオパシー医学講座と題された「健康と病気について」を読んでも
ホメオパシーについて出てこず、何のためにそんなタイトルを付けたか疑問ではある。
それに、「病気と治療」「人智学から見た家庭の医学」といった、シュタイナーの
医学にとって重要な講演録が一冊もヒットしない。
ホメ・シュタPの奴が出鱈目を書きなぐっているから、一応こちらとしても調べているんだけど
そもそもシュタイナーがハーネマンの世界観に興味を示した証拠が全くないので
物すごく面倒くさい。
>シュタイナー・ホメオパシー医学講座と題された「健康と病気について」を読んでも
ホメオパシーについて出てこず、何のためにそんなタイトルを付けたか疑問ではある。
やっぱりそうなんだw
シュタイナー用語辞典全体で検索かけて、
「ホメオパシー」が見つかるのはその著書名だけ。
その著書の中にすら書いてないなら、もう「ない」と言っても差し支えないと思う。