■慣習と慣習が交差するときリベラルが生まれる
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NHK教育で「ハーバード白熱教室」 Lecture1 犠牲になる命を選べるか
http://d.hatena.ne.jp/happysmiletalk/20100408/p1 あなたは時速100kmのスピードで走っている車を運転しているが、ブレーキが壊れていることに
気付きました。前方には5人の人がいて、このまま直進すれば間違いなく5人とも亡くなります。
横道にそれれば1人の労働者を巻き添えにするだけですむ。あなたならどうしますか?
さらにサンデル教授は別のケースを提示します。「では路面電車の別のケースを考えてみよ
う。こっちのケースでも『5人を助けられるなら1人が死んでも仕方がない』という原理をみんな
が支持し続けるかどうか、見てみよう。
今度はキミは路面電車の運転手ではなく、傍観者だ。電車の線路のかかる橋にいて見下ろし
ていると電車の来るのが見えた。線路の先には5人の労働者がいる。ブレーキは効かない。こ
のままだと電車は猛スピードで5人に突っ込み、5人は死ぬ。今回はキミは運転手ではない。
『なんにもできない』と諦めかけたとき、自分の隣に橋から身を乗り出しているものすごく太った
一人の男がいることに気づく。もしキミがこの太った男を突き落とせば、彼は橋から走ってくる
電車の前に落ちる。彼は死ぬが5人を助けることができる。さて、『彼を橋から突き落とす』という人は?
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