1 :
考える名無しさん:
人はいずれ死ぬ
2 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 02:00:31 0
安養浄土でやすらかに。
3 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 02:02:39 0
非常な親日家だったですよね。
惜しい方を亡くしたが、大往生という表現がぴったりです。
5 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 08:02:18 0
160歳位までは生きていて欲しかった
6 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2009/11/04(水) 08:23:50 O
サルトル、レヴィ、フーコーですね。
7 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 08:30:03 0
8 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 09:37:20 0
冥福を祈る
もしかして中公の「世界の名著」最後の存命者だったの?
20世紀の思想をリードした1人だな。
彼がいなければもっと世界の人々はもっと殺伐としていたかもしれない。
ご冥福をお祈り申し上げておく。
12 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 10:26:29 O
レヴィ・ストロースがいなければ、京極夏彦の京極堂シリーズも生まれなかった。
合掌。
13 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 12:30:58 0
こういうのが現在的構造主義。w
911テロと旧アフガン政府は無関係。ビンラディンですら起訴されていない。
すべてが茶番だった(笑)知識人は何をしてるの? 米軍は日本に負担金返せ〜!
http://news.livedoor.com/article/detail/4343169/ ●「9.11テロ疑惑国会追及―オバマ米国は変われるか」が書籍刊行され、
鳩山も推薦、激励挨拶するが、マスコミは不気味な沈黙 (CIA下請けの宮崎哲哉は猛反発w)
日米軍事協定を揺さぶる、911真相追及はタブーなのか?
・ノルウェー議員から08年度ノーベル平和賞候補に推薦されていたグリフィン博士の「9.11
の矛盾・議会とマスコミへの公開質問25」(きくちゆみ訳)要約を緊急収録。
・福田、麻生総理、各大臣と藤田幸久参議院議員の数度にわたる
「9.11国会質疑答弁」概要収録。 政府は早く「日本独自の911調査委員会」を発足すべき!
・CNN「80%近い米国民が米政府公式見解を疑わしいと考えている」と報道。
14 :
二酉:2009/11/04(水) 12:34:08 O
ほんとに偉大な方でした。
ご冥福をお祈りいたします。
後進のフーコー、ドゥルーズ、デリダ、アルチュセールらの
誰よりも長生き(survive)したのが笑える
16 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 13:19:10 0
一時代の終末の表徴。
>>15 ドゥルーズが死んだときにすでにその予感はあったが、
デリダが死んだときにやっぱりなあとおもった
18 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 13:55:48 0
ひとつ思想史が終わったか。
デリダの時はやはりきた感があったけど、ストロースは衝撃だ。
ドゥルーズが死んだのが一番衝撃的だった。死に方も含めて。
レヴィ=ストロースは生き過ぎたな、いずれにせよ・・・
ドゥルーズの死の衝撃をリアルタイムで経験してみたかった。
ドゥルーズが死んだ後からドゥルーズを読み始めたものとしては。
21 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 16:17:30 0
俺も無理してフーコー、デリダ、ドゥルーズ、バルト、ラカン、いろいろ読んでが全く内容を思い出せない。
22 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 17:14:28 i
(;ω;)
23 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 17:15:07 i
(>ω<)
ぴかぁ〜や二酉が知識人仲間みたいな顔で
追悼コメントしているのは、何とも寒いが、
レヴィ・ストロースのイメージは俺にはかなり悪いのだ。
というのも、結局、こいつのお陰で未開すら数式を取り込めば
支配できる=結局、グローバリズムスタンダードを暗黙に肯定させる理論
の逃げ道を作っちまったってのがあるんだよね〜
>>20 別にネットとか普及して無い時期だし、こんな盛り上がり方はしてないよ。
あ、何か死んだらしい……。
壮絶な最期だったみたい……。
みたいな感じ。
まあ、二酉やぴかぁ〜は暗黙に
アメリカ万歳のグローバリストなので、
レヴィ最高!と叫ぶロボットでしかないが、
未開すら数式的に支配できる、という思い込みは、
結局はアメリカ式グローバルスタンダードを押し付ける
良い口実だ。
これからはレヴィ・ストロースは間違い無く、
そういう『使い方』をされるね。
出るだろうレヴィ・ストロース論者の一例↓
ぴかぁ〜『レヴィは女性の交換の効率化を目指して
数学的にシステムが成されていると言いました
これはアメリカ式貨幣システムを取り入れる事で更に
コミュニケーションの発達と女性の貨幣による更なる交換を促進します。
従って、今回のアメリカによるアジア地域への侵攻は
数学的に公平な配分システムの拡大、と考えるべきで侵略等ではありません』
等と。
もはや、こうなるといくらでも言えますからね。
こういう『余地』を構造主義は作り出してしまいました。
サルトルなら?
勿論、こういう事には反対してくれた事でしょう〜
二酉やぴかぁ〜がレヴィ万歳!でサルトル死ね!なのは、
分析好きで、己が理系だと思い込んでるから、
個人の内面を重視する実存という、
曖昧なものに付き合うってのが嫌なんですな。
ところが、こういう思い込みが結局は、
>>27の様な、
かえってヨーロッパ中心主義を加速させ、反ヨーロッパ中心主義と
なるサルトルを批判する、という逆の現象が起こってしまう。
まあ、通説ではレヴィはサルトルより優れている、
レヴィはサルトルに勝った、という通説なので、
つまりは、勝敗結果から言えば、
グローバリズムを支持する俺はサルトルに勝ったレヴィを
支持しているのと同じ事なので、勝敗結果から言えばグローバリストの勝ちだ、
という思い込みを安易に肯定してしまう。
まあ、こうして、
レヴィ支持の人ってのは、
実質ヨーロッパ中心主義に陥ってるのに、
表面上、反ヨーロッパ中心主義のつもりでいられる、という
複雑な事情が発生する訳ですな。
やっと現代思想で追悼特集が組める
33 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 19:57:04 i
純一という人は頭の可哀想な人?
34 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 19:59:54 O
良くも悪くもユダヤはアウトサイダー。
35 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 22:09:17 0
いまさらアメリカ式グローバルスタンダードなんて・・、もう古いだろ。
竹中平蔵と一緒で。
ヨーロッパだってなあ、
いまや反アメリカ式グローバルスタンダード欧州地域主義とでもいおうか。
ジーセブンですら時代遅れと言われてるし。
今の時代の思想を代表するのは大学教授より、オバマとか小沢とかプーチンかな・・。
ポストモダンは遠くなりにけり。
それ以外を立てるようで、ある意味ヨーロッパ凄いって事になってしまうのはその通り
浅田も柄谷もそういうところに自覚的な上でレヴィ・ストロースの偉大さを語っていたよ
彼の研究対象であった土人は、外にも自分たち同様かそれ以上の文明が
あるなんて考えもしなかったでしょってな感じ
37 :
考える名無しさん:2009/11/04(水) 22:25:43 0
>>31 こいつらが出てきた時点でこのスレは失敗。
というか、ぴか〜にしても純一にしても、まともにレヴィ=ストロース
を読んでいるとは思えん。
ご冥福をお祈りします
>>25 いやいや、そんなことはないでしょ。
当時「現代思想」をはじめ、多くの雑誌で追悼特集が組まれて
マスコミも大騒ぎしてたし、丹生谷貴志とか
それだけで「死体をどうとか」という本を一冊書いちゃったしね。
そういうのが衝撃の大きさを物語っている
レヴィ読んでるとか読めてるとは言う人は、
ラカンと一緒で、なんでもかんでも数学やってりゃ分かるっていう
イデオロギー(要はヨーロッパ中心主義)が好きなんであって、
別に未開とか他人を理解しようとしてんじゃないだろって話さ。
レヴィ・ストロースはむしろ、
なんでもかんでも数学理論を当て嵌めて、
他者を理解した『気』になってるだけで、
それを相互理解と言っちゃうレヴィ支持の
無防備さが凄いって話さ〜
構造主義の四天王・・・
フェルディナン・ド・ソシュール
クロード・レヴィ=ストロース
ジャック・ラカン
ルイ・アルチュセール
44 :
考える名無しさん :2009/11/05(木) 00:00:53 0
構造人類学は
面白いことは面白いけどね
大体、構造主義好きな人ってのは、
自分が構造理論で定義されるのに死ぬ程抵抗する癖に、
他人を構造で分析したがるからな〜
例えば、構造上、ニートという身分なのに、
必死でそれを否定するが、相変わらず他人には構造を適応しまくるぴかぁ〜とかな。
要は構造主義好きな人ってのは、
ともかく他人事ならば、やたらと構造を適応したがるが、
自分が構造で説明されるのが嫌なら他人に適応するなってんだよ。
その辺が身体的に分かってない人間が
飛びつき易い理論なんだよ。
まだ生きてたの?
数式を取り込んだから
グローバルスタンダードを暗黙に肯定させたとか行ってるアホは
馬鹿だろ。
そういう馬鹿が出る『余地』を作った学者が
レヴィ・ストロースなんだろ。
>>27は絶対にこういう事を言う奴が出てくる。
そういう誤解を与える論述をしている訳だ。
しかし、今日は寒いな〜
実存そのものではなく実存を成立させている
歴史的文脈や構造に目を向けるという方法は
道具主義に傾いていく契機を孕んでいる
道具主義の方法論的限界を
見据えておかないとまずいことになる
>>48 ある学者の著作を馬鹿が馬鹿な誤解をして
馬鹿な事を掲示板にバカバカ書き込んだとしても
それはその学者の責任ではない。
レヴィ・ストロースも彼の数学も、そして数学そのものも
グローバルスタンダードを振り回す馬鹿とはなんの関係もないし
そして「レヴィ・ストロ−スがグローバルスタンダードを暗黙に肯定させた」
とか言う馬鹿とも何の関係もない。
レヴィ=ストロースがサルトルの実存主義を
「西洋近代・人間中心主義」だと言って非難したのは
間違っていたと思うな
現在ほど“人間不在”の時代なんてないのに
そして人間はそれほど賢くもないし、強くもない。
俺、人間やめるわ。
しかし、悲しき熱帯以外も読んでいる人ってどれくらいいるの?
55 :
考える名無しさん:2009/11/05(木) 03:56:26 0
二十数年前、一度本物を見た。なんかすでに「生き神様」って感じだったなぁ。
俺の中で次の「生き神様」はハーバマス。
56 :
考える名無しさん:2009/11/05(木) 09:04:23 i
57 :
考える名無しさん:2009/11/05(木) 09:10:11 0
>>52 >現在ほど“人間不在”の時代なんてないのに
>そして人間はそれほど賢くもないし、強くもない。
人間不在なんだったら、ますます人間中心主義を
唱えたサルトルの言ってることは間違ってるだろ。
人間不在の世界を見抜いたレヴィ=ストロースの構造主義こそ21世紀の思想だ。
リーバイスも死にそうですね
レヴィストロースが数学を使ってるのは『親族構造』だけだろ
あれ使ってたか?
396 考える名無しさん [sage] 2009/11/05(木) 22:34:24 0 ID: Be:
浅田彰 レヴィ=ストロースの死
11月1日、坂本龍一からのメールで、レヴィ=ストロースが100歳で死んだことを知る。1960年代からの構造主義の先頭を走り続けてきたこの人類学者を失って、20世紀思想もいよいよ終わったという印象が深い。
頑固に前衛的な作風を守り続けてきたレヴィ=ストロースは、一時派に読者に飽きられたかとも思われたが、近年、若い読者に「再発見」され、翻訳も次々に出版されている。
最近の翻訳の中でもパロール・ドネ (講談社選書メチエ)という一冊はいかにもレヴィ=ストロースらしいものだった。レヴィ=ストロースはさまざまな著作を残したが、とくに重要なのは大量の神話を
ダイナミックかつストキャスティックに動かしてみせる「神話論理」だろう。
それは、アマゾン川源流近くに住むトゥクナ族の狩人モンマネキの神話、主人公がカエルや鳥やミミズやインコと結婚しては別れ、際限なく続くかともみえるその物語は、次々に挿話が付加される
通俗連載小説に似ていながら、なお明確な感覚的特性の対比によって組み立てられる神話の構造から生まれてきた、爆発的なエネルギーをもつ著作なのだ。
とくに、南北アメリカ大陸先住民の813の神話を扱いながら、自然から文化への移行を読む驚くべき想像力、南アメリカのボロロの神話から北アメリカまで範囲を広げた地理的運動のダイナミズム、
神話の論理にみられる二項対立の思考への構造分析の緻密さは、読むのが苦痛と言っていいほどの剥き出しの力でわれわれを襲う。
それを最大速度で読み流しながら、恐るべき神話の洪水に身をさらすことこそ、一切の妥協を知らなかったあのフランス語の美文家にふさわしい喪の作業なのかもしれない。
中沢の新ちゃんの追悼文が読みたいな
63 :
考える名無しさん:2009/11/07(土) 13:39:18 0
というか中沢新一ってまだ生きていたのか
エビスとロース
去年、実物を見たよ。新宿ブックファースト、「鳥の仏教」での講演。
猿研究したくて京大行きたかったけど、大学紛争で入学試験がなく、
東大へ。だったかな。DNAどうのこうのを試験管とにらめっこして、
こんなのをやりたかったんじゃなかったとか。理系の人だったんだね。
知らなかった。
学部は理系、院から文系じゃない?
ご冥福をお祈りします。
何だか、一番の大物が死んだ感じで、グッと力が抜けてしまった。
フランスでの反応はどうなのよ
71 :
考える名無しさん:2009/11/19(木) 03:50:38 0
>>43 ふつう、ソシュールではなくフーコーをあげる。
72 :
考える名無しさん:2009/11/19(木) 13:15:28 O
内田樹によればロラン・バルトが四天王だよ。アルチュセールじゃなくて。
内田樹はマルクス主義アレルギーが強いから。
74 :
考える名無しさん:2009/11/19(木) 23:02:54 0
レヴィ・ストロースだってマルクスの影響が無茶苦茶強いんだが。
75 :
考える名無しさん:2009/11/19(木) 23:04:39 0
やくざま
>>43 言いっぱなしで、なんとでもいえることを、なんとでも言った人たちだな
77 :
考える名無しさん:2009/11/21(土) 19:56:04 i
口ほどにもない
>>50 そういう批判って科学を知らない文系学者の分析哲学批判にもありがちだけど。
テキストしか分析や解釈のソースがないので、
具体的な方法や知識や経験や実践がないことの僻みで
そういうことを言ってるだけ。
科学を知っていれば万能だと思いこむ人の典型ですな
ていうよりも、自然科学の方法論(対象のなかに見えない要素を想定し、要素間の関係を理論化することで、対象を説明する)
を、自然科学が対象としない領域(無意識、神話、婚姻、知などなど)に持ち込んだ、ってだけの人たちのことでしょ。
しかも、説明(それもアドホックな)ができるだけ。予測も制御もできやしない。
こんなもんをありがたがってる連中の気がしれないな。100年後には、全部滅びてるだろう。
自然科学の方法論について、厳密に考察した分析哲学の認識論だけは、哲学の本流として
学ぶ価値はあるとおもうけどね。あとはチラシの裏程度のもんでしょ。
構造主義は科学認識論とは全然違うんだが
おまえアホだな
@構造主義は自然科学の方法論を自然科学が対象としない領域にもちこんだ(けどたいしたことはできてない)
A自然科学の方法論の背後には認識論があり分析哲学が分析している
ってまとめてやらないとわからないのか?
構造主義が科学認識論と同じだなんてぜんぜん言ってないだろ
どっちも間違いだからね
86 :
考える名無しさん:2009/11/22(日) 13:43:27 i
>>81 説明ができるだけかもしれないけど、そもそも説明する以外どうしようもないジャンルじゃん。
人文科学不要論を前提にしてるから、構造主義の意義を捉え損なう
構造主義は万能では全くないが
ある一面をクローズアップしてくれる
それだけでも立派なことだ
>>86 そういう謙虚さが必要だよね。
>>87 不要どころか、ものすごく必要だろ。日本がこれからアメリカとどういう関係であるべきなのか、とか、
自称アイヌをどう「保護」すべきなのか、とか、若年者の雇用をどうするか、とか、
人文科学はものすごく必要だよ。なのに、そういうことを考えていく上で、構造主義とやらが、
まったくなんの役にもたたないんで、なにをそんなにたてまつってるのか不思議なだけ。
もちろん、専門家や同好の士にしかわからない価値ってのがあるのは当たり前。古い蒸気機関車の車輪だとか。
しかしそれならそれで、ちょうどいい騒がれ方、ってものがあるでしょ。
実力以上に騒がれてるんじゃないの?おおかた、出版社の営業政策や研究者モドキの見栄のために。
>>89 >自称アイヌをどう「保護」すべきなのか
超差別主義乙
そういうレッテルはりだけがうまくなるんだろうなw
>>89 ぜんぶ人文科学じゃなくて社会科学の領域だ
93 :
考える名無しさん:2009/11/23(月) 09:09:13 0
>>88 構造主義もそれ位のスタンスが一番バランスがいいよね。
神話分析等に構造分析するとかなり面白い。
レヴィストロースにしても数学を勉強して、行列や集合論を駆使して、「構造」
を浮き彫りにした手法は見事だけど、それを追従した学者達が、それをきちんと
勉強せずに、形だけ取り入れたから、却って構造主義の評判を落としてしまった
ともいえる。
いずれにしても、万能ツールは存在しないってこと。限界があるから、創発も
生まれるってこと。「主義」ってのは必ず転換を迎えるってこと。あと、レッテ
ル貼りが起こるのは、なにも「構造主義」に限らないってこと。レッテル貼りは
差別の温床であること。差別された人間達による内部間の差別の方が恐ろしく強
烈に発動すること(これは2ちゃんねるを見れば一目瞭然だが)。出版社や研究
者達の間には「政治」があるってこと。
ふふ、人文科学(人文学)がもともとになっていた広汎な領域からどんどん退却させて、
せまーい領域へとセクト化することで、守ろうってわけか。大笑いだな。
ま、対象はなくならないから、細々と食ってけるんじゃないか?研究者としての席はないだろうが。
>>88 >>ある一面をクローズアップしてくれる
NHKスペシャルみたいなものか。なるほど、とおもわせて、しばらくあとには忘れている、という。
そういう謙虚さは大事だとおもうよ。
あと、超差別主義だのとレッテルはりする以前に、やはりアイヌとはなんなのかとか、民族とはなんなのか、とか
いま日本でアイヌと言ってる人たちはどういう人たちなのか、とかいろいろ考えたり調べたり学んだりしなきゃならないだろ。
構造主義を勉強すると、そういう努力がバカバカしくなっちゃうのかなw
>>93 そもそもレヴィ=ストロースが数学的な分析を厳密な形で使ったのは
親族の基本構造だけだし、それもヴェイユの助けを借りてだよ
本人自身が、厳密な数学的分析なんて、それ以外ではしてない
もちろん、だからといってレヴィ=ストロースの意義がないわけではなく
フランスで今あるような形で人類学がまともに定着したのは彼のおかげ
人類学者としていい仕事をしたってだけと皆がおもってるなら、こんなに囃されないし、
本も売られないだろ。
でも実像は、人類学者としていい仕事をした、ってだけなんだろ。あとは、よってたかって虚像を
ふくらませたんだな。別に本人のせいじゃないが。
98 :
考える名無しさん:2009/11/23(月) 13:16:35 0
99 :
考える名無しさん:2009/11/23(月) 13:18:14 0
>>95 まさか、よしりんのアイヌ論に踊らされている可哀想な方?
>>96 厳密な数学の応用は親族構造の分析のみで、
むしろ数学の「構造」と「変換」というコンセプトに影響を受けた事が需要だよね。
物語の構造分析は、別にトンデモ理系じゃないしな
102 :
考える名無しさん:2009/11/23(月) 16:21:21 0
果たして、数学は理系なのか?
103 :
93:2009/11/23(月) 16:23:45 0
まあ、
>>96の言う通りなんだけど。ラカンみたいな似非数学的な書きっぷり
が異様に流行したよね(今でもいるけど)。その悪影響で不本意ながら、
そういう時流で括られてしまった時期があった。
私はレヴィ・ストロースの「悲しき熱帯」とか読んだりしてたから、そう
いう方法論より、ナラティブ(物語的)な書きっぷりの方が好きだ。
そもそも「構造分析」の方法論ってとても面白い割に意外と活用してる人
がいないってのも摩訶不思議。
>>103 流行してないよ
ソーカル的な叩きがむしろ流行ってた
>>100 影響を受けたんだ。ふーん、で、なんかまともなものをつくりだしたの?
まさか、影響をうけたのが偉いとかw
それにしても、青信号で渡ろうね、ってわざわざ注意してあげたら、警察の影響を受けたかたですか?って
かえされた気分だな。
>>101 末端のライターレベルにまで普及してるのは確かだが、それで
どういうおもしろい物語がつくられたというんだろ。
>>103 「流行した」なんて、そんなひとごとみたいに。積極的に糾弾すべきなんじゃないの?そのくだらなさに対して。
>>方法論より、ナラティブ(物語的)な書きっぷりの方が好きだ
こういう素直な感想には共感できる。
107 :
考える名無しさん:2009/11/23(月) 18:02:15 0
まあ、この様に、
構造主義好きな人は大体陰険な理系の奴が多い。
手法に理系を使ってるから、そこに自己を見出す訳だ。
すると、その手法である理系方法論だけをピックアップし、
その説(レヴィストロースとかの)がその方法を使って、
一体を何を言いたかったのか?という点が見られなくなる。
プロップのような形態学は理系じゃねえよ
>>103 二段落目は分かるし、「流行としての」構造主義の祖として間違って使われた
レヴィ=ストロースではない本人の評価としては正しいと思うけど、ラカンの件については、結構複雑よ
ソーカルの影響で(実際にはソーカルももうちょっと複雑に書いてるけど)いっしょくたにされてるけど
イリガライの悪い意味で自覚的な濫用と、クリステヴァの流行に乗るための濫用と
意外なことに数学者とのコラボレーションが元にあるラカンのマテーム狂いは結構違う
ソーカル的な、実はフランスの文脈ではすでに流行が終わってからずいぶん遅れて出た批判では
一緒にされたけど(元々ソーカルが念頭においていたのはアメリカでのフレンチスタディーズ)
(フランスでの)時代的な流行という話で言うと、ラカンのマテーム狂いはちょっと主流とはずれていて
クリステヴァが流行に合わせて使っていた話とは一緒にしないほうが生産的かと思われます
112 :
考える名無しさん:2009/11/24(火) 09:17:02 i
「人間の数学」は必読。
ほ〜らな、手段である筈の数学が
結局は目的になり、
結局最後の方になると、
『論理的なヨーロッパ万歳』という
下らないイデオロギーに堕ちて行く。
そうなるともはやレヴィ・ストロースが
何を言いたかったかなんて見られなくなり、
数学のこの理論がどうという関係無い話になる。
114 :
考える名無しさん:2009/11/24(火) 21:56:54 0
純一って残念な子?
40過ぎたおじさんです
116 :
考える名無しさん:2009/11/24(火) 22:55:43 0
おじさんの割には…
117 :
考える名無しさん:2009/11/24(火) 23:41:44 O
要するにレヴィ=ストロースが何を言いたかったか、なんて
誰も興味を持っていないんだよw
118 :
考える名無しさん:2009/11/25(水) 12:07:57 0
亀
>>117 だろうな〜
構造主義好きな奴なんて
殆ど数学で相手を見下したい
という動機だけで動いてるからな〜
>>111 ラカンは初期の方法論が行き詰って
マテームで打開しようとしたが
けっきょくは焼け石に水だっただけ
>>191 科学哲学やるだけの知識のない、中途半端な大学2年レベルの数学科学の知識しかないアホがやる学問だな。
高校2年レベルの数学の知識しかないヘーゲルやマルクスを
翻訳で読んでるようなドアホよりはマシだけど。
まあ、この様に分析好きに構造主義は好かれがちだ。
すると、元来の分析の性格の悪さが災いし、
レヴィ・ストロースの意図した結論とは逆に、
単なる論理的なヨーロッパ万歳主義になってしまう。
>>76でおれがはじめて書き込んでから、ここまで、こんだけのスレをかさねて、
構造主義が役に立つ場面て、
>>93の「神話分析等に構造分析するとかなり面白い」が
あっただけ。大笑いだな。
スパコンすら要らないと言われてる現在、おまえら全員事業仕分けだw
そもそも、役に立つの定義をせずに言っているのが精神的に貧しい。
じゃあ、精神的に、とか、貧しい、とか、言っている、とか、そもそも、とかの定義をしてから言え、って話だな。
>>123 別に意味不明でも構わないが、
金正男万歳と言ってる人間にその逆の主張を教えるのは難しい、
という話だ。
あ、違うか、
金正成だな〜
ラカンってのは、一般的に
(つまり、ここで書き込んでいる人みたいな人種にとっては)
数学で他人を支配できる、という幻想を与える理論なのさ。
レヴィ・ストロースは数学で社会を支配できる、
という幻想を与える商品として消費されている、
それだけの事さ。
そして、そんなのに乗っかるのは理系の厨房だけって話さ。
まともな理系が構造主義に乗っかってるなんて話は絶対にない。
ソーカル以前は、それでも、敬遠の対象だったが、
以後は、侮蔑の対象だな。
まあ、擁護派は、ポストモダンと構造主義とは違うのどうの、って反論してくるが、
いや、全部同じようなもん。
未だにソーカルを引き合いに出して叩いてるやつなんて2chぐらいだが。
羽入論争ですら終わってるのにいつまで10年前のネタやってるんだか。
つまり、論争が続かないくらい、ソーカルのほうが有利だったってことだろw
134 :
考える名無しさん:2009/12/11(金) 10:43:34 i
それは無い
だったら、戦略的に、ソーカルを相手にしなかったんだな。それはつまり、負けってことじゃんw
元々寝言みたいな論文がたまたま査読を通過して、それを寝言でしたと暴露した
だけのつまんない話だからな。
結局寝言なので誰も相手にしなかっただけの話。
それは玩味すべきポイントを歪めてるだろ。
査読を通過して、ってところが玩味すべきポイント。もともと論文が相手にされることなんか
ソーカルは夢にもおもってなかったのに、査読者は相手にしたのだな。つまり、この話全体が
ポストモダン哲学wに対するコントなんだよね。
そんなことは誰でもわかってたことなんだけど、カタチにしたのは、えらいよ、ソーカルは。
その後の議論が深まらなくて学術誌の権威を傷つけただけで終わったけどね。
それがレヴィストロースとどう関係あるのか誰も言及できてないし。
議論が深まらないのは、ソーカル側は完全に勝利したから、議論する実益がない上に、
本質的なことはすでに提出してて、何も加えることがないからでしょ。
ニュートンの運動方程式になにも加えることがないのといっしょ。
学術雑誌側は、完全に負けたから、黙って頬かむりしているってことでしょ。
レヴィストロースは、大きく括れば、議論で負けた連中のラスボスみたいな括りでみられてるんでしょ。
それが違うというなら、違うともっと宣伝しないとね。できれば、だけど。
まあ、ソーカルがどうとかとは関係なく、レヴィストロースの位置づけがとうかとも関係なく、
「サルトルからこっちのフランス現代思想の役目が徐々に終わってる」って感じは受けるなあ。
いずれまた見直されたりもするんだろうけど。
141 :
考える名無しさん:2009/12/17(木) 09:01:11 i
そもそもソーカルはレヴィ・ストロースに言及すらしていないという最低限の事実すら踏まえない連中
つまりソーカルすら読まずにソーカル、ソーカル言ってるバカどもは、ソーカルに踏まれてくるといいよ
ゴーギャン
144 :
考える名無しさん:2009/12/18(金) 00:19:07 0
145 :
考える名無しさん:2009/12/18(金) 01:00:57 0
>>142 >>ソーカルはレヴィ・ストロースに言及すらしていないという最低限の事実
「大きく括れば、議論で負けた連中のラスボスみたいな括りでみられてる」ということ。
「それが違うというなら、違うともっと宣伝しないとね。できれば、だけど」。
>>146 みられてるってどこで?
そもそもソーカルは、一貫性のないむちゃくちゃな概念の使用を批判しているのであって
構造主義自体を批判しているわけではないんだけど、君ソーカルも読んでないんじゃないの?
読まずに適当に使用するって、まさにソーカルが批判した身振りそのものだね
148 :
考える名無しさん:2009/12/18(金) 10:21:04 i
んだんだ。
今回レヴィストロースが死んだことによって本当に死んだのは、
実はレヴィストロースではなく、彼が行おうとしていた構築的な思想から、離脱すべきであるという、構築しないための構築のほうだったのかもしれません
物理学者に、ニュートンのプリンピキアを読んでるか?って聞いてごらんよ。
アホ扱いされて終わりなんだよ。ま、そういうことだ。
まあ、俺は「知」の欺瞞は読んでるが、別に読んでなくたって、それが何か?ってわけだ。
ソーカルの議論は本質的な点をついてるから、その点さえわかれば、誰を批判してるが誰を批判してないなどの
アホな文献研究は、非オタクには不必要なんだよ。
未開社会であろうと、文明社会であろうと、運動法則はかわらんし、量子力学も成立する。
人間関係に関しても抽象化のレベルをあげれば同じだよね、と。 それがそうおもわれてなかった時代には一定の衝撃があった
考え方でも、それが当たり前な今ではもう、思想史的な価値しかなく、それ以上の発展はないんだよ。
王様は裸だ、って言った子の役割は、そこで終わりなわけ。
ところが、その子が、数学をうまく利用してたように見えたから、その後、わかりもしない数学を使って
議論をでっちあげる、権威に弱くアタマも弱い有象無象が流行になったわけだ。まあ、その子のせいじゃないとも言えるし、
せいだとも言えるし。しかし、非オタクがみてると、源流はその子あたりにあるな、とおもうわけで。
そこを非オタクにも区別して欲しけりゃ、じゃあなにが今更レヴィストロースなの?と。単に死んだからっていう商売目的なら、
有象無象と変わらんでしょ?と。もうすぐ2010年現在の今、なにがどう役立つのか、まあ、提出してみてごらんよ。
できるのならw
>物理学者に、ニュートンのプリンピキアを読んでるか?って聞いてごらんよ。
向こうの物理学者は結構読んでる
大きな仕事をしてる人たちはね
日本でも、有名な人たちは目ぐらい通してるよ。
科学者たちの教養をバカにしてる。
150は、ただの知ったか。
>>150 > まあ、俺は「知」の欺瞞は読んでるが、別に読んでなくたって、それが何か?ってわけだ。
> ソーカルの議論は本質的な点をついてるから、その点さえわかれば、誰を批判してるが誰を批判してないなどの
本を読んだのに、本質的な点を理解できなかったようで。
彼が批判しているのは、そうしたなんちゃって理解を自分の議論に良いように適当に敷衍することであって
自分たちの本についても、そういう使い方はするな、厳密に対象を限定している、と本の中ではっきりと述べているのに。
君が書いていることは、科学的な手続きとは程遠いものですよ。
まさにソーカルたちが批判した思考法。
と思ってしまうところが、まさにソーカルのポストモダンな振る舞いなのですよ。
155 :
考える名無しさん:2009/12/19(土) 09:01:57 0
156 :
考える名無しさん:2009/12/19(土) 22:31:25 0
「ル・サンチマン™」・・・その意味を、あなたの頭脳が「理解できるか否か」は、それらの「証明の正当性」
には、なんらの影響を及ぼすことは無い・・ということです。
本日は脳内睡眠物質の蓄積により就寝させて戴きます。
提供 ル・サンチマン™
158 :
考える名無しさん:2009/12/23(水) 18:13:36 0
↑またまたこらえきれずに出てきたようだな
狂信担当編集wwwwwwwwwwwww
159 :
考える名無しさん:2010/04/07(水) 23:56:47 O
まぁいいじゃないか、全ては交換だし。
160 :
考える名無しさん:2010/05/23(日) 16:08:24 i
そして変換
161 :
考える名無しさん:2010/05/24(月) 12:28:55 0
ついでに転換
162 :
考える名無しさん:2010/05/25(火) 00:13:50 0
そしてエドウィン
163 :
考える名無しさん:
構造主義共和国