【俺はまだ】東浩紀スレ316【本気出してないだけ】

このエントリーをはてなブックマークに追加
121考える名無しさん
私の頭の中は、今でもこのように、雑然とした理解で成り立っている。生活実感で理解できないと「理解」と
いうのはそもそも成り立たない。私はもの書き言論人としては、素人さん(一般大衆)レベルでの実感での理解、
というのをものすごく重視する。わけの分らないことを書く人や、その文章を毛嫌いする。
このことは、私は、「オッカムの刃」 Occam’s razor と言う考えを自分の思考原理に置いているからだ。
全ての事柄(事象)を徹底的に明晰にしようとする 思考方法であるオッカムの刃 については、そのうち書く。
この日本語という限界言語によってでも、私は、明確なものをぎりぎりまで追究して、死んで行こうと思っている。
(副島隆彦「今日のぼやき」2001.5.21より抜粋)


これが、14世紀のイギリスのノミナリスト(個物派)神学者ウイリアム・オッカムの、
「オッカムの刃 Occum's Razor オッカムズ・レイザー」と言います。オッカムの剃刀(かみそり)とも言います。
「すべてを、ばっさりと大きく、大きく、簡単にして、ぐさりと、切り裂いてみせる態度、および、言葉の使い方」のことです。
このオッカムの刃、の凄(すご)みが分からないようでは、日本の知識人階級などというものは、東アジアの土人だ。
土人のまじない師階級だ。「お前だってそうだろ」と悪罵を投げつけられるなら、「当たり前だ」と即座に答えます。
(副島隆彦「今日のぼやき」2001.11.18より抜粋)