何故、人を殺してはいけないのか?2

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554466、467
>>471
>>>466-469は「道徳的・社会倫理的観点」を、正当防衛のケースについて限定して問題にすることで、
>殺人が「一般的に」正当化されるイメージを与えようとする詭弁を弄してるだけでしょう
以下3パラグラフに対する、反論。
長文、連レス失礼。

この立場の人は、自分と思考の基本的枠組みの違う立場に対する理解が著しく欠如しているように思う。
「原理主義的」と感じる理由のひとつがここにある。
というのも、この人は、ある殺人についてそもそも正当防衛の構成要件を満たすか否か
(罪となるか否か)が問題になるのは、前提としていかなる殺人も悪であるからであって、
そうでなければ「論理的に」そもそも問題になりようがない、と考えている。
いわば、ある行為について罰するべきか罰を免除するか、
情状酌量の余地があるかどうか等が問題になるとしたら、
そもそもの前提として、その行為が例えば「盗み」「殴る」のような悪い行為の場合に限られるのであって、
「息をする」「公道を歩いた」というような、そもそも悪くもなんともない行為について、
そんなことが問題になることは「論理的にありえない」って理屈だ。