吉本隆明

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33考える名無しさん
「517」 前回の続き。ようやく私のPCのウィルスが駆除できました。大晦日に紅白歌合戦と格闘技番組をみながら、
「人類はどこに向かいつつあるのか」ということについて考えていました。 2004.1.07

副島隆彦です。 今日は、2004年1月8日です。
 以下の文章は全て、一昨日の6日に私が話した内容をテープに採ったものを、アルル君が素早く文章に起こして(これを、
トランスクライブ transcribe と英語では言います。)、ここのぼやきに載せてくれたものを、ようやく2日間に渡って、
時間を見つけながら少しづつ私が手を入れて何とか、自分の気に入るように加筆して、修正したものです。最小限度の手直し
しかしていません。
(中略)
これまでは、ただみんなの前で上手に歌を歌うだけの歌手、ミュージシャンという存在が、国民のアイドルであり、
国民的な憧(あこが)れやうらやましさの対象であったのだが、これがどうもウソ臭いということが少しずつ明らかに
なってきた。作られた共同幻想(きょうどうげんそう)なのである。全ての共同幻想を解体することが、私たち人類が
向かうべき道なのである。

この「共同幻想(政治や宗教を含めて)を解体することが、人類の向かうべき方向である」という課題については別の
機会に論じる。今も存命である優れた日本の思想家・吉本隆明(よしもとりゅうめい)が打ち立てた。
この「共同幻想の解体」という重要な課題については、後日、正面から論じたい。