東浩紀302──アニマル批評家列伝

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840第三の波平 ◆JXLBbnYqTY
3.
B「わかった、俺はもう何も言わない、ただお前は本当に生きたいなんて思っちゃいないよ、
お前のバカな頭でよく考えるんだな」
A「俺はバカじゃない俺はバカじゃ…俺はバカだ、バカかもしれない、そうだ、退屈しのぎに
生きたいなんて、死にたくても生きてしまう奴等も沢山いるのに、死んでる事に感謝もしな
いで、よし、もうちょっとこのまま死の世界で頑張ってみるよ」
B「お、お前!」
抜け落ちた大量の羽根を見て俺は愕然とした。羽根に寿命が来ていた事に気付きもしなかった。
A「ああ、なんて事だ」
俺は生きる事への恐怖で泣きじゃくった。

4.
A「オギャーオギャー」
あら、こんな顔くしゃくしゃにして泣いてるわ。よっぽど生まれて来るのが嬉しかったのね
え。しっかり生きるのよ、私達の可愛い天使ちゃん。

鳥居みゆきの「妄想月報」