東浩紀302──アニマル批評家列伝

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590第三の波平 ◆JXLBbnYqTY
ザクティ革命というWeb2.0

マルクスをもちだしておおげさと思うかもしれないが、ぜんぜんそんなことはない。これがマ
ルクスが行為論へ転回したときの有名なことばだか、状況的には第三世代から第四世代
に似ている。そしてマルクスは失敗した。というか行為のとりいれはそれほどむずかしい。
本質的に語りえないからだ。ザクティをもちだすのはあたらしい。冗談ではなく、思想史的
にもあたらしい。なぜならネットとかニコニコとかザクティと人類がいまだかつて経験したこ
とない状況だからだ。

東もいうように批評はもう死ぬかもしれない。いやしんでいるのか。それを救う、新たに批
評を生み出すのは藤田かもしれない。そういう状況だ。ただザクティ革命の大変さは止まる
とおわりということだ。そしてこの革命は一人というよりまわりとの運動でつくられる。まさに
ネット向き、Web2.0だ。おまえらも革命の一部なんだぜ。思想史の最先端にいるんた
ぜ!なにをいおうが、ザクティ革命ニコニコ動画ないののコメントと同じなんだよ。
ではもう一度いおう。

「哲学者たちはただ世界をさまざまに解釈してきたにすぎない。肝腎なのは、世界を変革す
ることである。(マルクス)」