+限りなく吸血鬼に近づく方法+

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ネタとかではなく本気で吸血鬼になろうと思います
でもほんとにドラキュラみたく食べず飲まずで
人の生き血を吸って生きていけないのは分かってます
そこでどうしたらバンパイアに近づけるか
頼もしい意見をお聞かせ下さい
今こそ哲学者さん達の鋭い知恵が必要なのです
2ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/08(土) 13:35:28 0
実況版に立てた時に貰った主な意見

◎良い意見◎
・トマトジュースを飲む
・光と十字架と大蒜(ニンニク)を恐れて夜に活動する

◎つまらない意見◎
・死んで来世に賭ける
・ルーマニアで山籠もりする
3ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/08(土) 13:37:13 0
関連スレ貼ろうと思ったら僕のブラウザでは
リンクが表示されなかった
よかったらドラキュラ原作スレと
吸血鬼の映画スレを貼ってくれたまえ

それと吸血鬼関連の本なども紹介してくれるとありがたい
4ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/08(土) 13:39:14 0
一週間書き込み失敗してたが漸く書き込めた
情報よろしく
5考える名無しさん:2009/08/08(土) 15:32:42 0
>>1
情け容赦もなく倫理もない、
資本家になればいいんじゃないか。
じっさい、よく人の生き血を吸う存在に
喩えられてるじゃないか。
6The リベラル・ヴァンパイア:2009/08/08(土) 16:30:30 0
 税金を吸い上げる
 人気取りで当選
 複数の家の屋根と屋根の間にぶら下がってる
 色んな家にお招きに合う

 血を吸っているのを途中で止めたり、血を吸ってる途中で他の生贄を誘惑したり、
 血液成分で我慢できる
 生贄との出会いを大切にして血を吸って奴隷にしない

 磁性を帯びている
 ちょっと離れたところにいる人が最高、例えば、空に浮かぶと高いが宇宙に行くと高いと言わない
 でも、圏外は嫌い

 十字架でも、どちらかというと、相手にダメージが行く場合がある
 合流してやっつけないと駄目
7考える名無しさん:2009/08/08(土) 17:12:22 0
>>1
美女を誘惑し寄生するヒモになるとよい。
ゾンビ系よりエロカッコいい路線で。
8考える名無しさん:2009/08/08(土) 17:13:19 0
浣腸とか思い出話が好きとかも、かなり吸血鬼っぽい
9ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/09(日) 04:34:05 0
資本家いいかもね
株でもやるかな

そういやドラキュラって何気に社交的だったな
僕は社交性ないから新しい吸血鬼を目指すよ
吸血鬼の型を崩さない程度に

まぁ人間が嫌いだから吸血鬼になるんだけどね
美少女の血なら本当に吸ってもいいけどね
どねどね

僕も美少女のヒモになりたいよ
外見も吸血鬼みたくしたら
果たして食いつく美少女はいるかしらん?

浣腸ってスカトロ系?なぜ?
10ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/09(日) 04:35:07 0
外見も自力で吸血鬼みたく出来るかな?
犬歯にする方法知らない?
11考える名無しさん:2009/08/09(日) 16:40:41 0
正体は秘めねばならん。
12ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/10(月) 02:06:52 0
それもそうだね
地味な感じに仕上げよう

取り敢えずトマトジュースをゴクゴクしてる
13ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/10(月) 02:11:45 0
でもほんとの吸血鬼になりたいな
人間が想像出来ることは何でも実現できるとか言葉があるよね 
ほんとに僕もなれるかもしれない 何か方法があるかもしれない
ここ見ると吸血鬼と呼ばれた犯罪者とゆうのが存在するらしい

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%B8%E8%A1%80%E9%AC%BC

犯罪者になったら自由が効かなくなるから僕には出来ません
手を汚さずに吸血鬼になりたい
14考える名無しさん:2009/08/10(月) 02:17:00 0
>>1
トマトジュースで健康的に生きる。
200歳まで生きられたら、吸血鬼を自称しても異論は出ないだろう。
15考える名無しさん:2009/08/10(月) 16:14:27 O
>>10
アメリカならその手の整形手術してくれるとこあるっぽいよ
随分前にテレビでみたけど、爬虫類になりたいって人がいて、舌の先を二股に割ったり、
顔も形いじったり全体に鱗の刺青入れたりで、かなり爬虫類人間っぽかったよ
歯をちょっと尖らすぐらいやって貰えるんじゃない?
削るわけだから、普通より虫歯になりやすく、脆く、固形物食べにくくなると思うけどね
16ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/11(火) 00:56:41 0
整形したら意味ないんだ
自然に吸血鬼にならないと
イメトレでもするか
17ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/11(火) 00:57:49 0
でも僕十字架のアクセサリー持ってたりして結構好きだから
十字架系の吸血鬼になるかな 夜行性なんでこれは丁度いい
18ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/11(火) 00:58:58 0
あとね恋愛は諦めた
駆け引きとかの過程が気持ち悪いからね
かわいいあの子の為に努力とか
人間の必死さが肌に合わない
19ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/11(火) 01:00:24 0
でもやっぱ美少女の血は吸ってみたい
金があれば釣られてくれるかな?
もし血を吸ったらその子の性格とかも
混じってくるだろうか 僕は誰なの?
20:2009/08/11(火) 01:04:11 O
バカだなあ
駆け引きとか努力なんて人間の中でも底辺のブサ面のすること
俺くらいの立派なヴァンプになると女なんかあっちから寄って来て
吸って吸ってとばかりに金を置いては消えていく。
21考える名無しさん:2009/08/11(火) 01:18:53 0
そもそもお前の「吸血鬼」の定義が何なのか、を知らないとアドバイスできないな。

俺の中では「血をすう化け物」が定義だが。

>>1で不可能といっているが、
血液とその加工品だけで生活するのは、栄養的には可能だと思うよ。
食事が楽しくないし、不健康だけど。

あと、普通に食事をするけど、人を襲って血液を飲む、というのも十分吸血鬼と思う。
そういう人は実際にいるしね。
生き血を飲むと性的に興奮する人とか。
22:2009/08/11(火) 01:23:26 O
まずは形から入ろうじゃないか。
>>1は語尾に「ざます」でしゃべってくれ。
23考える名無しさん:2009/08/11(火) 10:23:58 0
兄に吸血鬼扱いされている女子です。
少しでもお役に立てれば幸い。

生まれつき日光過敏症気味なのと、目が弱いのとで、学校以外は昼間はあまり出歩きません。
結果、不健康な色白です。
ひどい八重歯です。
犬歯が噛み合らさらないので、尖りっぱなしで牙みたいになってます。
犬歯を尖らすだけでも、それっぽくなるのではないでしょうか?
貧血気味なので、生肉やレバー系を好んで食べます。
トマトジュースとワインは苦手ですが、紅茶はよく飲みます。
にんにくも匂いがきつくて食しません。

以上で兄や、周囲から吸血鬼だとネタにされています。
あと居住地が田舎なので、餌を狙ってかコウモリがびゅんびゅん家の周りを飛んでいます。 (ドラキュラ屋敷ですってw)
撒き餌をしてみてはいかがでしょう。
案外愛らしいですよ。

長文失礼致しました。
お役にたてればよいのですが…。
24考える名無しさん:2009/08/11(火) 10:32:41 O
とりあえず、燕尾服・マント・シルクハット・洋風棺は揃えないとな
25考える名無しさん:2009/08/11(火) 11:10:39 0
血を飲む≒牛乳を飲む
ttp://www.zennoh.or.jp/milk/chisiki06.htm

主食は乳製品で頑張れ!

26考える名無しさん:2009/08/11(火) 12:25:38 O
ドラキュラは実際に居た可能性がある。
多分、DNAが突然変異したものであろう。
ルーマニアかどっかの起源と言われる国ならまだそのDNAを持ってる人間がいるだろう。
あとは遺伝子工学の権威かなんかにドラキュラにして下さいと頼め。
自己責任で。
27ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/12(水) 02:03:19 0
>>俺くらいの立派なヴァンプになると

その方法をぜひ


吸血鬼=ドラキュラかな やっぱ

ドラキュラに憧れてとゆうか
そもそもジェレミーのシャーロックホームズの
吸血鬼の回に出てくる吸血鬼に憧れてる少年ジャックを
見て自分もなってみたいとか思ったんだけど

吸血鬼と言えばドラキュラなので基本ドラキュラ
でもまだ吸血鬼のことよく知らないから
定義と言われてもこっちが聞きたい状態
28ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/12(水) 02:05:19 0
>>血液とその加工品だけで生活するのは、
栄養的には可能だと思うよ。

そうなの?加工品って?血液の加工品?人の?

>>あと、普通に食事をするけど、人を襲って血液を飲む、
というのも十分吸血鬼と思う。
そういう人は実際にいるしね。
生き血を飲むと性的に興奮する人とか。

それは犯罪じゃないの?
別に襲う気はない
美少女の承諾を得て見合った額を施して
お互い同意の上で吸ってみたい
でないと警察に追われて落ち着いて
生活できないだろ
生き血を飲むとそんな刺激があるんだ
いよいよ試したい フッ
29ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/12(水) 02:06:26 0
3「ざます」のどこが吸血鬼なんだ?
めがねかけたおばさんしか思い浮かばない

でも不健康だといろんな趣味に打ち込めないよね
以外に結構多趣味なんだよね
健康はキープしないと何も出来ないです

その犬歯の尖らし方が分からないんだ
左右の犬歯を尖らせたいんだけど

蝙蝠を寄せ付けれたら
大分それらしくなりそうだね
30ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/12(水) 02:07:39 0
でもほんとにドラキュラみたいな格好で
街とか歩いたら目立っちゃうよな
やっぱ容姿は地味目にしないとね
ドラキュラも正体隠してるし

牛乳は最近飲むと気持ち悪くなったから
やめようと思ったんだけどまた買ってみようかな
でも動物系の食品は毒って聞いたんだけど真相は?

手術は整形だからそこまではいい
もっと自然に近づきたいんだ
31:2009/08/12(水) 02:13:44 O
死ぬわ人 人身御供
32考える名無しさん:2009/08/12(水) 04:05:38 O
十字架で連想したんだが、「結婚式の曲」ってあるじゃん

あれなんであんなにセンス悪いんだ?

きっと毛虫みたいなやつが作曲したんだろうな
33考える名無しさん:2009/08/12(水) 04:11:28 O
君が代もすげー嫌いなんだよ
ダサいし


そもそも「式」が嫌いっぽいね

クズどもと同列に扱われる感じもやだ

なんで俺がクズどもと同時に「起立」しなきゃいけねーんだ
34考える名無しさん:2009/08/12(水) 06:25:33 0
規律の義務を拒否でき無い程度には、
クズと同列だから。
35考える名無しさん:2009/08/12(水) 07:21:33 0
ようやくやつらの真実を直観しましたね
36ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/13(木) 00:58:03 0
将来は洋館みたいな家に暮らしたい
広すぎても掃除が大変だからこじんまりとしたやつ
かわいいメイドを雇えばいいけど所詮人間だし
信用できない
僕の人生に本物の吸血鬼が登場したら
面白いのに
人里離れた所に住んで静かに死んでゆこう
37ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/13(木) 00:58:57 0
屋敷みたいな家っていくら位で買えると思う?
38考える名無しさん:2009/08/13(木) 04:11:28 O
古い家を狙うべきだな。

広い家を手に入れて一部を居住用に、
残りの部屋を廃墟にすれば趣あると思う。
39:2009/08/13(木) 09:31:07 O
>>29
何歳?
今の若い子は怪物君知らないと言う現実を目の当りにして、おじさんは悲しくなったよ。
40ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/13(木) 23:53:48 0
怪物君って確か藤子系だよね?
藤子系はあんま好きじゃない
とゆうか怖い
ドラキュラとかホラー系とかの怖さは
好きなんだけど
藤子系は哀愁的な感じが強くてリアルに怖い
絵が怖いんだよね
もぐたんは好きだけどね
まぁどうでもいいことだけど
41ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/13(木) 23:54:56 0
唇を真っ赤にしたい
どうしたらなるだろ?
あと吸血鬼の顔の色って何色なんだ?
紫っぽいイメージなんだけど
あと髪型はM字だっけ
42ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/13(木) 23:55:54 0
蝙蝠
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%83%A2%E3%83%AA

人間が自然に蝙蝠に化けれるかな
43ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/13(木) 23:58:38 0
赤いカラーコンタクトとかしてみたいけど
いい大人がカラコンとかただの痛い人になっちゃうよね
勇気が出ない
44考える名無しさん:2009/08/14(金) 00:02:56 O
>>34

こういう低脳の血を飲むことによって、吸血鬼ができていうわけだな(笑)
45考える名無しさん:2009/08/14(金) 16:13:01 0
できていうw
46ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/14(金) 23:16:56 0
レンフィールドみたいな精神病的な怖さが好きなのかもしれない僕
例えばこうゆうの
471/5 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/14(金) 23:20:59 0
これは小さい頃、秋田にある祖母の実家に帰省した時の事である。
年に一度のお盆にしか訪れる事のない祖母の家に着いた僕は、
早速大はしゃぎで兄と外に 遊びに行った。
都会とは違い、空気が断然うまい。僕は、爽やかな風を浴びながら、
兄と田んぼの周りを駆け回った。
そして、日が登りきり、真昼に差し掛かった頃、ピタリと風か止んだ。
と思ったら、気持 ち悪いぐらいの生緩い風が吹いてきた。
僕は、『ただでさえ暑いのに、何でこんな暖かい 風が吹いてくるんだよ!』
と、さっきの爽快感を奪われた事で少し機嫌悪そうに言い放った。
すると、兄は、さっきから別な方向を見ている。
その方向には案山子(かかし)が ある。
『あの案山子がどうしたの?』と兄に聞くと、
兄は『いや、その向こうだ』と 言って、ますます目を凝らして見ている。
僕も気になり、田んぼのずっと向こうをジーッと 見た。
すると、確かに見える。何だ…あれは。
482/5 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/14(金) 23:23:55 0
遠くからだからよく分からないが、人ぐらいの大きさの白い物体が、
くねくねと動いている。 しかも周りには田んぼがあるだけ。
近くに人がいるわけでもない。僕は一瞬奇妙に感じたが、
ひとまずこう解釈した。
『あれ、新種の案山子(かかし)じゃない?きっと!
今まで動く案山子なんか無かった から、農家の人か誰かが考えたんだ!
多分さっきから吹いてる風で動いてるんだよ!』
兄は、僕のズバリ的確な解釈に納得した表情だったが、
その表情は一瞬で消えた。 風がピタリと止んだのだ。
しかし例の白い物体は相変わらずくねくねと動いている。
兄は 『おい…まだ動いてるぞ…あれは一体何なんだ?』と
驚いた口調で言い、気になって しょうがなかったのか、兄は家に戻り、
双眼鏡を持って再び現場にきた。兄は、 少々ワクワクした様子で、
『最初俺が見てみるから、お前は少し待ってろよー!』と言い、
はりきって双眼鏡を覗いた。
493/5 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/14(金) 23:27:18 0
すると、急に兄の顔に変化が生じた。みるみる真っ青になっていき、
冷や汗をだくだく 流して、ついには持ってる双眼鏡を落とした。
僕は、兄の変貌ぶりを恐れながらも、 兄に聞いてみた。『何だったの?』
兄はゆっくり答えた。 『わカらナいホうガいイ……』
すでに兄の声では無かった。兄はそのままヒタヒタと家に戻っていった。
僕は、すぐさま兄を真っ青にしたあの白い物体を見てやろうと、
落ちてる双眼鏡を 取ろうとしたが、兄の言葉を聞いたせいか、
見る勇気が無い。しかし気になる。 遠くから見たら、
ただ白い物体が奇妙にくねくねと動いているだけだ。
少し奇妙だが、 それ以上の恐怖感は起こらない。
しかし、兄は…。よし、見るしかない。どんな物が兄に
恐怖を与えたのか、自分の目で確かめてやる!
僕は、落ちてる双眼鏡を取って覗こうとした。
その時、祖父がすごいあせった様子でこっちに走ってきた。
僕が『どうしたの?』と尋ねる前に、 すごい勢いで祖父が、
『あの白い物体を見てはならん!見たのか!お前、その双眼鏡で見たのか!』
と迫ってきた。僕は『いや…まだ…』と少しキョドった感じで答えたら、
祖父は『よかった…』
と言い、安心した様子でその場に泣き崩れた。
僕は、わけの分からないまま、家に戻された。
504/5 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/14(金) 23:30:22 0
帰ると、みんな泣いている。僕の事で?いや、違う。
よく見ると、兄だけ狂ったように 笑いながら、
まるであの白い物体のようにくねくね、くねくねと乱舞している。
僕は、 その兄の姿に、あの白い物体よりもすごい恐怖感を覚えた。
そして家に帰る日、祖母がこう言った。
『兄はここに置いといた方が暮らしやすいだろう。
あっちだと、狭いし、世間の事を考えたら数日も持たん…
うちに置いといて、何年か 経ってから、田んぼに放してやるのが一番だ…。』
僕はその言葉を聞き、大声で泣き叫んだ。
以前の兄の姿は、もう、無い。また来年実家に 行った時に会ったとしても、
それはもう兄ではない。何でこんな事に…ついこの前まで仲良く
遊んでたのに、何で…。
僕は、必死に涙を拭い、車に乗って、実家を離れた。
515/5 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/14(金) 23:32:14 0
祖父たちが手を振ってる中で、変わり果てた兄が、一瞬、
僕に手を振ったように見えた。 僕は、遠ざかってゆく中、
兄の表情を見ようと、双眼鏡で覗いたら、兄は、確かに泣いていた。
表情は笑っていたが、今まで兄が一度も見せなかったような、
最初で最後の悲しい笑顔だった。
そして、すぐ曲がり角を曲がったときにもう兄の姿は見えなくなったが、
僕は涙を流しながら ずっと双眼鏡を覗き続けた。
『いつか…元に戻るよね…』そう思って、兄の元の姿を 懐かしみながら、
緑が一面に広がる田んぼを見晴らしていた。そして、兄との思い出を
回想しながら、ただ双眼鏡を覗いていた。
…その時だった。
見てはいけないと分かっている物を、間近で見てしまったのだ。

『くねくね』
521/2 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/16(日) 00:23:32 0
僕はいつも学校に行くためにバスに乗ってるんですけど、
そのバスは右に曲がった
そのいつも乗ってるバスで、ある日おかしな事があったんです。
だって、いつものような、おばあさんもがいるから、
最後まで行ったんです。痛いから。
それで、そこまでは別に良かったんですけど、めちゃくちゃ
大きい紙袋の紙じゃない版みたいなのがあって、
ボールみたいなのもあって、シルクハットをかぶってる人も
いっぱいいたんです。
おかしいですよね?普通の道を通ってるのに。
それでもバスはずうっと普通に進んでたんですけど、
ある道を左に曲がった所で、いきなり急ブレーキをしたんですよ。
それで、本当に急にキー−−−って止まったんで、
中に乗ってた人が、バランスを崩してこけそうになったんです。
僕は席に座ってたんで大丈夫だったんですけど。
532/2 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/16(日) 00:24:43 0
でも、本当におかしい事は、学校に行く直前に起こったんです。
そのバスはいつも、大きな公園の横を通って行くんですけど、
その頃、ちょうどそのいつもの道は工事してたんで、
ちょっと遠回りして、トンネルがある方の道から行ってたんです。
それで、そのトンネルのちょうど真中ぐらいまで通ったところで、
そのバスが”ガチャ”とか言いながら止まったんです。
僕はもちろんおかしいな、と思いました。
で、気づくと、バスは既に学校前のバス停に着いてました。
僕は、あれ?おかしいなぁ?とか思いながらバスを降りて、
その日も普通に学校に行きました。
そのバスに乗ってた人はもうみんな死んだんですけど。
54ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/16(日) 00:26:08 0
現実では中々むずいから小説でも書こうかな
吸血鬼の小説を書き続ける生涯も結構いいかも
リアルでも吸血鬼を目指しながら
55えるむ:2009/08/16(日) 00:30:57 O
56考える名無しさん:2009/08/16(日) 13:26:25 0
>>41
吸血鬼は血色が悪い方がらしいと思いますよ。
だから多分、唇の色も紫っぽいのが良いのでは?
顔色も俗に言う青っぽい色をオススメします。
57考える名無しさん:2009/08/18(火) 07:18:58 O
小説の方がよっぽど建設的
58ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/18(火) 23:41:41 0
そうかな
でもそうしたら口紅しかない気がするし
ビジュアル系っぽくなっちゃうし
そしたら目立っちゃうよね
服装は地味目に黒とか暗い色に統一しようかな

建設的って何だ?
59コピペ ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/18(火) 23:46:01 0
クリスマス、トムはサンタクロースからのプレゼントを楽しみにしていた。
朝起きるとクリスマスツリーの下にプレゼント箱が3つあった。
窓からサンタが中を覗いているのが見える。
サンタはニタニタと笑いながらトムを見ている。
トムはニタニタ笑っているサンタを見て
少し不機嫌に思いながらもプレゼントの置いてある所に行った。
トムはまず一つ目のプレゼントを手に取った。
サンタは更にニタニタと笑っている。
プレゼントの箱を空けると中から長ズボンが出てきた。
トムは少しがっかりしたような表情をしながらも次の箱を手に取った。
サンタは腹を抱えて笑っている。
二つ目の箱を開けると中からサッカーボールが出てきた。
トムはますます不機嫌になり、とても腹が立った。
トムは続けて一番大きな最後の箱を開けた。
すると中から自転車が出てきた。
サンタは雪の上を転がりまわって笑っている。
トムはとうとう耐え切れなくなって泣き出してしまった。
60弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/18(火) 23:47:34 0
ちょwwwwサンタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
61弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/18(火) 23:49:52 0
サンタこわいよサンタ
62弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/18(火) 23:51:00 0
※コピペはこのスレのイメージです
63考える名無しさん:2009/08/19(水) 17:26:30 O
吸血鬼関係ない
64考える名無しさん:2009/08/20(木) 01:25:36 0
65ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/22(土) 00:58:09 0
その動画は吸血鬼に関係あるの?
アカウント持ってないと見れないっぽいけど
卑猥系?美少女が出てくるなら見たいけど
どうせ大したことないだろう 僕は理想が高めだし
66弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/22(土) 01:00:12 0
余りネタがないのでしばらくコピペで繋ぎます
67コピペ ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/22(土) 01:02:39 0
「おい、まだかよ?」
俺は、女房の背中に向かって言った。
どうして女という奴は支度に時間が掛かるのだろう。
「もうすぐ済むわ。そんなに急ぐことないでしょ。…ほら翔ちゃん、
バタバタしないの!」
確かに女房の言うとおりだが、せっかちは俺の性分だから仕方がない。
今年もあとわずか。世間は慌しさに包まれていた。
俺は背広のポケットからタバコを取り出し、火をつけた。
「いきなりでお義父さんとお義母さんビックリしないかしら?」
「なあに、孫の顔を見た途端ニコニコ顔になるさ」
俺は傍らで横になっている息子を眺めて言った。
「お待たせ。いいわよ。…あら?」
「ん、どうした?」
「あなた、ここ、ここ」
女房が俺の首元を指差すので、触ってみた。
「あっ、忘れてた」
「あなたったら、せっかちな上にそそっかしいんだから。こっち向いて」
「あなた…愛してるわ」
女房は俺の首周りを整えながら、独り言のように言った。
「何だよ、いきなり」
「いいじゃない、夫婦なんだから」
女房は下を向いたままだったが、照れているようだ。
「そうか…、俺も愛してるよ」
こんなにはっきり言ったのは何年ぶりだろう。
少し気恥ずかしかったが、気分は悪くない。俺は、女房の手を握った。
「じゃ、行くか」
「ええ」
俺は、足下の台を蹴った。
68弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/22(土) 01:05:02 0
あと俺も意味が分かると怖い系の文書いてみた
あと少しで完成する 早くて今日、遅くても来週のうちには載せる予定

お楽しみに〜おさしみ〜おやすみ〜そのまま死ねや!!
69弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/22(土) 01:06:24 0
うんうんうんそして目覚めて吸血鬼になると わぁい♪


馬鹿目が!!!
70弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/22(土) 18:49:24 0
一応出来た「意味がわかると怖い」+「洒落にならない怖い」的なやつ
そんなに吸血鬼感はないかもw
ではどうぞ
71黄緑の缶(1/2) ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/22(土) 18:52:33 0
穏やかな真夏の或る日。
水分不足の青年みるくは漸く自販機を見つけました。
その出で立ちはまるで老人のようでした。
喉の渇き切っていたみるくは大急ぎでお金を入れてボタンを押しました。
缶の色は黄緑色で「変」と書いてありました。
みるくは青林檎かマスカットかメロンのジュースだと思いました。
しかしいざ飲んで見ると全く味がしません。しかも少し生温いのです。
ですがとにかく喉が渇いていたので一気に飲み干しました。
一分後みるくは自分の手が黄緑色に変化してることに気づきました。
焦ったみるくは自販機をもう一度見てみました。
そこで缶の殆どがカラフルなラベルに「変」と書いてあることに気づきます。
しかし真ん中に一つだけ透明な缶がありました。
そしてラベルには見えるか見えないかの文字で「戻」と書いてありました。
みるくはそれを見つけると急いで買って一気に飲み干しました。
するとすぐに吐き気を催して口から橙色の塊をその場で吐き出しました。
そして眩暈がしてその場に倒れました。
しばらくすると美少女こおひいに起こされました。
「あたしについて来なさい」とこおひいが言ってきたので
言われるままについていきました。
72黄緑の缶(2/2) ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/22(土) 18:54:46 0
一方こちらは暢気な太陽まどらあ。いつものように笑ってます。
今日も地球を見渡してます。すると見慣れない塊に気づきます。
好き嫌いの少ないまどらあ。
キャンディーのように少しずつ舐めて溶かします。
なんだか鉄のような・・・今まで知らなかった味・・・。
よく分からないまま塊は消えていきました・・・。
やがて完全に消え果てました。
その瞬間です!まどらあは青い皿に載ってる食物を一気に平らげました!
そうです!まどらあは怒っていました!自棄食いです!
ただ唯一嫌いな珈琲牛乳を残す理性は保っていたようです。

所でここは或る廃墟。
今日も蛇使いは一匹の蛇と戯れます。

太陽はメラメラと燃えています。
73弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/22(土) 18:56:28 0
どうよ?
案外楽しかったのでまた創る予定
次回こそ吸血鬼に だんだん吸血鬼に近づく目論見
目標は「ドラキュラ」並みの傑作を創ること 
文句ある?あん?
74考える名無しさん:2009/08/22(土) 19:55:05 0
>>65

精神が暗黒物質で満たされて阻害される
75ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/23(日) 02:14:45 0
そうゆうのも禁止なのか
何かイメージ沸かないな
ちょっと面白そうだけど
登録面倒なのでパスします
76弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/23(日) 02:16:16 0
こうゆうのも怖いな
流れぶった切ってごめん(´・ω・`)
オカルトかどうかよくわからんのだけど、ついこの間怖い思いをしたよ。
夜中の2時頃なんだけど、起きてたらちょっと腹が減っちゃったから
チンするハンバーガーでも食べようと思って、電子レンジ使ったのね。
ハンバーガー入れて、時間を2分30秒に設定して、
スタートボタンを押した。
そしたら30秒も経たないでいきなりバチン!て音がして
部屋の照明が切れた。
俺は飛び上がったんだけど、何の事はなくて
ただブレーカーが落ちただけだった。
急いで玄関に行ってブレーカーを上げて、
台所走ってくと電子レンジを開ける。
チンするハンバーガーって中途半端に暖めて放っておくと
ガチガチに硬くなって美味くなくなるじゃない。
アレはどうしても避けたくて、急いでリセットボタン押して
秒数打ちなおして扉を閉めようとした。
そしたらハンバーガーがなんか「あぐ」て鳴いたの。
しかもよく見るとハンバーガー、なんか濡れてる。
爆発でもしたかなと思って部屋の電気つけて取り出そうとしたら、
なんか違う。 爆発とか、そう言う話じゃなくて、もうハンバーガーじゃない。
なんて言うか、誰かの顔の皮みたいなのが、
電子レンジの中にほかほかになって入ってる。
それが今度は目の前で「ふぁぐ」て気の抜けるような声を出した。
こう、なんか文章にすると間抜けだけどもその時の
俺は持っていたマヨネーズを握りつぶすくらい驚いたの。
驚いて、訳も分からないままレンジの扉を閉めると、急いで手を洗って、
その日は怖かったからそのまま布団をかぶって寝る事にした。
結局ハンバーガーはあきらめた。
中途半端にチンしたらあんな気持ち悪いものに
変わるようなハンバーガーは食べたくない。
朝になって、明るくなった部屋を見た俺はちょっと強気になってた。
昨日のあの気持ち悪いのは見間違いだと思うことにして、電子レンジを開くと、
やっぱりあるのはカッチカチになったハンバーガーだけだった。
こんな事だったら昨日あんなにビビらないで食べて置けば良かった。
と後悔しながら朝御飯を買いにコンビニに行くことにする。
そして、今家を出ようと、玄関でポケットの中の
小銭を確認しながら靴を履いているときだった。
すぐ横の靴箱の上から「うぁぐ」と言う音がした。
反射的に振り向く。鍵の横にアレがいた。
人の顔の皮をちょうどティッシュみたいに丸めたような形のそいつは、
目みたいな形に開いた穴から俺を見てた。
俺は泣きそうになりながら、部屋の鍵もかけずにコンビニに走った。
79弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/23(日) 02:25:03 0
でも今まで貼ったやつとか
書いたやつはわかりやすいとゆうかわざとらしい感があるな
もっと外見は普通の話なんだけどよく読むと怖い的なのが書きたい
>>67とかも最後の一行が不自然だろ?もっと自然な落ちで収めたい
そうゆう話を考えていきたいと思います でも相当難しそう
長い旅になりそうです
80考える名無しさん:2009/08/24(月) 20:32:53 O
       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
       |  おまえらも  |
  ∩_∩  |          |
 (´ー`) <  暇な奴ら   |
 (   )  |          |
  | | |   |  だなぁ    |
 (___)__)  \_____/
81考える名無しさん:2009/08/26(水) 03:47:43 O
       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
       |  おまえらも  |
  ∩_∩  |          |
 (´ー`) <  暇な奴ら   |
 (   )  |          |
  | | |   |  だなぁ    |
 (___)__)  \_____/

       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
       |  おまえらも  |
  ∩_∩  |          |
 (´ー`) <  暇な奴ら   |
 (   )  |          |
  | | |   |  だなぁ    |
 (___)__)  \_____/

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       |  おまえらも  |
  ∩_∩  |          |
 (´ー`) <  暇な奴ら   |
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  | | |   |  だなぁ    |
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       |  おまえらも  |
  ∩_∩  |          |
 (´ー`) <  暇な奴ら   |
 (   )  |          |
  | | |   |  だなぁ    |
 (___)__)  \_____/
82此の世の全て ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/26(水) 18:56:43 0
海で鱈子は寝そべっていました。
そこへ化粧前の御飯が現れます。
若布と烏賊が磯で踊ってます。
鱈子は段々大きくなります。
「最後はキュートに3つで抜けば?」
美少女にそう言われて逆走しました。
そして悟った僕は言いました。
「これが此の世の全てだ!」と。
83哀しい先輩(1/2) ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/26(水) 19:00:49 0
俺の職場での話

俺の職場の先輩は面倒見がいいし、仕事もスゲーってほどじゃないけど
確実で取引先からも指名で仕事が来たりする。
ただ、ちょっと困ったとこは異様に家族のことを大切にしてること。
奥さんや娘さんのことを話し出すと止まらなくって、休日明けなんかは
家族となにをやった、どこへ行ったってことを
写真を見せびらかして話してる。
それだけならいいお父さん、で済むんだけど問題は奥さんと娘さんが
既に他界されてること。
それ以外は本当に頼りになる人で、仕事にも支障がないからみんな
触らないようにしてすごしてる。

で、いつぞやの忘年会のこと。
その年は割とデカイ仕事が成功したこともあって、
忘年会はかなり豪勢だった。
先輩もいつになく上機嫌で普段は絶対にしない深酒をして、
終いには歩くどころか、 いすに座ってるのもままならないことになってた。
そんな状態だから一人で返すわけにもいかないけど、
先輩は家族が待ってるからと、 帰るといってきかない。
しかたなく社長命令で俺ともう一人の同僚で送っていくことになった.。
84哀しい先輩(2/2) ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/26(水) 19:02:31 0
同僚は下戸で車に乗ってきていたので、
その車で先輩のうちまで行くことになった。
(本当は同僚だけが送っていけといわれたのだけど、
見捨てられずついていった)
先輩はどっから見ても酔いつぶれてるってのに、
いつの間にか持ち帰りを頼んでて、 それをしっかり抱えてたのを覚えてる。

先輩の家につくと、当たり前なんだけど家の中は真っ暗。
いくらか回復してた 先輩は「もう寝ちゃってるなー」といって笑った。
お茶くらい出すからというのを、
とっくに日付も変わってるしと断っていると
トタタタタタ ガチャ 玄関が開いた。
「なんだー、起きてたのか。お土産あるぞー」と、どこか嬉しそうな先輩。
真っ暗な家に入っていく先輩に俺らは、それじゃといって車に乗り込んだ。

車の中でガチガチ震えてる俺ら。
「……なあ、先輩は、なにと住んでるんだ?」

今でも先輩は、誰も写ってない奥さんと娘さんの写真を見せてくれる。
85弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/27(木) 01:16:32 0
哲学板なんで哲学的要素も入れていきたい
ピーナッツとかムーミン的な
やっぱだらだらと長く書くのもアレだから
短くてインパクトがあるのがいいよな
コピペは製作の為の材料ってことでよろw
いろいろ探したけどやっぱ吸血鬼ものは見当たらなかった
発想が纏まったらまた載せます
俺の爺さんには従兄がいたらしいんだが、10代前半で亡くなっている。
それがどうも不自然な死に方だったというので、
死んだ当時は親戚や近所の連中に いろいろ騒がれたんだそうだ。

戦後すぐの物がない時代のある日、その従兄は友達と
何か売ったり食べ物と交換したりできるものはないかと、
実家の蔵の中をあさっていた。
その従兄はうちの本家の人間だったので、
蔵にはガラクタとも骨董品ともつかないものが
ごちゃごちゃとあったらしく、
その中から何か見つけてやろうと思ったらしい。
探しているうちに、ひょっとこのお面を見つけたそうだ。
そのお面が気に入ったのか、従兄はそれをかぶって
とおりに飛び出しでたらめに踊りだした。
もちろん一緒にいた友達連中にもバカ受けで、ひとしきり大騒ぎして
そのまま夕方までひょっとこの面をかぶって遊んでいたらしいんだが
そのうちに従兄が何かにつまづいたか、
突然転んで道に倒れて動かなくなった。
最初はふざけてるのかと思ったが、呼んでもゆすっても返事がないので
様子がおかしいと思い、すぐに抱え上げて、本家の座敷に連れて帰った。
倒れたままの状態で身体はほとんど動かないが、かすかな声で
「面を・・・面を取ってくれ・・・」とうめくのが聞こえる。
あわててひょっとこの面を取ると、顔色は土色、唇は紫、
すっかり生気がなくなっていてまさに死人の顔だったという。
もうほとんど呼吸もはっきりしない状態の従兄をみて、
家族も半ば覚悟して 医者を呼んだ。
従兄が倒れてから医者が来るまで実に30分と経っていないはずだった。

しかし、駆けつけた医者は従兄をすこし見てすぐに、厳しい調子で家族に言った。
「どうして放っておいたんですか!?亡くなってから半日は経ってます」
88弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/27(木) 01:26:27 0
さぁ盛り上がってまいりましたー
89考える名無しさん:2009/08/29(土) 16:35:55 O
はぁとでストーリーモードをクリアしてみた。
……酷いな。
紙芝居部分の立ち絵ぐらい……やめとこう。
何言っても既出だろうし。

しかし、なんて愛のない移植なんだ。
おろろーんorz
90弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/30(日) 00:13:08 0
それどうせナポリタンみたく意味のないやつだろ
全く文章に繋がりがない まだナポリタンの方がましである

序でに貼って置きます
    ↓
91恐怖のナポリタン ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/30(日) 00:15:33 0
ある日、私は森に迷ってしまった。
夜になりお腹も減ってきた。
そんな中、一軒のお店を見つけた。
「ここはとあるレストラン」
変な名前の店だ。
私は人気メニューの「ナポリタン」を注文する。
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。
……なんか変だ。しょっぱい。変にしょっぱい。頭が痛い。
私は苦情を言った。
店長:「すいません作り直します。御代も結構です。」
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。今度は平気みたいだ。
私は店をでる。
しばらくして、私は気づいてしまった……
ここはとあるレストラン……
人気メニューは……ナポリタン……


ヴァイオリンを自在に操る


93弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/30(日) 00:22:15 0
  ↑

随時追加予定
94月のレシピ ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/30(日) 00:25:30 0
気温は40度を越えていた。
コンクリートは鉄板のようだった。
だけど一部冷たい場所があった。
日陰でもないのに冷たかった。
気持ち良さそうなので僕はそこに耳を当ててみた。
血がどくどく流れ出た。いつの間にか右耳は千切れてた。
ついでなので左耳も同じように当ててみた。
案の定左耳も千切れた。僕は両耳を失くした。
そこで僕は考え込んだ。「う・・・う〜ん・・・」

気温は−40度に達してた。
コンクリートは鉄板のようだった。
だけど一部熱々の場所があった。
日向でもないのに熱かった。
温まろうと思って僕はそこに顔を当ててみた。
血がどくどく流れ出た。いつの間にか顔が転がってた。
ついでなので首から下も同じように当ててみた。
想定通り首から下も千切れた。僕は輪郭を失くした。
そして僕は考え続ける。「む・・・む〜ん・・・」
95誰かの生首(1/2) ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/30(日) 00:30:37 0
私が牛乳を飲もうと冷蔵庫を開けると、誰かの生首が入っていました。
私はビックリして、思わず冷蔵庫のドアを閉めてしまいました。
きっと今のは何かの見間違いであろうと思い直し、
再び冷蔵庫を開けると、
なんとそこには誰かの生首が白目を向いていたのです。
私は思わずドアを閉めましたが、
きっと疲れていて見えもしないものを見てしまったのだと思い直し、
覚悟を決めて、改めて冷蔵庫を開けました。
するとそこには、何者かの生首が白目を向いて、
ほのかにほくそ笑んでいるのです。
私はビックリして、冷蔵庫のドアを閉めましたが、
きっと幻覚を見たに違いない、最近あまり寝てないから、
見えもしないものが見えてしまったのだと思い直し、 冷蔵庫を開けました。
するとそこには、白目を向いた生首が入っていたのです。
96誰かの生首(2/2) ◆dw9CTxB5Ik :2009/08/30(日) 00:33:02 0
驚いた私は、気がつけば冷蔵庫の扉を閉めていましたが、
気のせいだと思い直し、 再びドアを開けると、
やっぱり白目を向いた生首が、ほのかに笑っているのです。
思わず扉を閉めてしまいましたが、きっと幻覚に違いありません。
最近寝てなかったから。
と、思い直し冷蔵庫を開けると、やっぱり誰かの生首が入っているのです。
思わず冷蔵庫を閉めた私でしたが、これは何かの間違いに違いない。
疲れているから見えもしない物が見えたのだと思い直し、
冷蔵庫を開けると、 そこにはなんと白目を向いた生首が……、
うわっと思い冷蔵庫を閉めましたが、
きっと疲れのせいで幻覚を見たに違いないと自分に言い聞かせ、
再び冷蔵庫を開けると、
なんと誰かの生首が白目を向きながら笑っているのです。
思わず冷蔵庫の扉を閉めましたが、きっと気のせいで、
何かと見間違えをしたのだと自分に言い聞かせ、扉を開け直すと、
なんとそこには、何者かの生首が白目を向いて笑っていたのです。
97考える名無しさん:2009/09/01(火) 19:05:24 O
吸血鬼の妄想したらボッキしてきた…
98考える名無しさん:2009/09/01(火) 19:14:33 O
やくみばっかりだ。やくみやくみやくみ・・・サディステックリバー 深い川
99考える名無しさん:2009/09/01(火) 23:49:16 O
深いなあ
100弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/02(水) 01:29:19 0
>>97
確かに女吸血鬼はペニスに来ますな
美少女限定だけどな
でも吸血鬼ってだいだい美女のイメージだから
そんな心配はいらないかもしれない
101弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/02(水) 01:31:11 0
>>98
あぁん?ww日本語でおk?ww

>>99
どこが!!


普段の服装は暗めのものを好む






103弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/02(水) 01:37:25 0

ちょっと開けすぎた

それはともかく
コツを掴んで来た
最近勝手に思い浮かんでくる
もしかしたら週2で投稿出来るかも
しかも吸血鬼系のやつがもうすぐ出来るので
うまく行けば土曜ら辺に載せれるかもです
おさしみ〜
104陽気な日々(1/2) ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/02(水) 01:39:56 0
外は晴天。

子「ママがちょっと前から苦しんでる、救急車って何番だっけ?」
受話器越しにお父さんの慌ただしい声が聞こえます。
父「ちょっとそのままで待っていて下さい、すぐ帰りますから!」
いつもより少し遅れてお父さん到着。
子「何それ?」
父「新品の包丁です、高いの選んだので切れ味抜群ですよ!」
子「何すんの?」
父「ママを殺すんですよ。」
子「なぜ?」
父「このままでは埒があかないので安らかにしてあげるんです」
子「なるほど、その手があったか!」
お母さんは死にました。
105陽気な日々(2/2) ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/02(水) 01:43:05 0
数日後・・・

外は土砂降り。
子供が病気で寝込んでます。

夜お父さん帰宅。

父「どうしたんですか?」
子「風邪ひいたみたい、苦しい」
父「それは錯覚ですよ。
  その苦しいと思い込んでる感覚は実は気持ちいいんですよ」
子「じゃあなぜあの時ママを?」
父「気持ち良さ絶頂の時、
  つまり人生で一番幸せな瞬間に死なせてあげたかったのです」
子「ふーん」
父「なのであなたも今死ぬべきなんです」
子「でも僕怖いよ」
父「やってみたら分かります、すぐに楽しくなりますよ」
子「パパはやったことあるの?」
父「私はやったことはありませんがあなたのことは誰よりも理解しています、
  あなたが気持ちよくなることも知っています、私はあなたの父親ですよ?」
子「うん、分かったよ、じゃあ殺してくれ」
父「自分でやるんですよ、ママは意識が朦朧としてたので仕方なく
  他殺という形になりましたが、本来は自分でやるべきです!
  さぁこれを使って」
お父さんはスーツの内ポケットから拳銃を取り出して息子に渡します。
父「心臓に撃てば一発ですよ」
子「うん」
子供は死にました。
家の中は腐敗臭でいっぱいです。
お父さんはいつまで経ってもそのことに気づきません。
そして今日も元気に出社。ごきげんな一日の始まりです・・・。
106黒いキューピー人形 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/02(水) 01:47:29 0
生後数ヶ月の赤ちゃんを1人で養う母親。
赤ちゃんが眠りについたので赤ちゃんを家において
買い物に出かけた際に交通事故で死んでしまった。
身元不明のため連絡が取れず無縁仏とされてしまい、
赤ちゃんは部屋に1人取り残されてしまったが、
身寄りがいないため誰にも気づかれずそのままにされてしまった。
数週間後、家賃が滞納されているので大家さんが部屋を訪ねるが返事が無く、
他の住人に聞いてみると、ここ最近姿を見ないということなので、
「こりゃ夜逃げされたな。」と考え
合鍵を使って部屋に入ってみると部屋の中は締めきっていて薄暗い。
明かりをつけようとしたが、電気も止められているらしく明かりがつかず、
薄暗い部屋の中を見まわしてみると、
部屋の中は、生活感そのままの感じで家具とかがのこっていて、
部屋の真ん中にキューピー人形が置き去りにされていたのを、
「よほど慌てて逃げたんだな」と拾い上げると
黒いキューピー人形はバラバラと崩れ去り、
無数のゴキブリが散り散りに逃げて行き、
手の中に残ったのは赤ちゃんの骨であった。
107考える名無しさん:2009/09/02(水) 18:40:48 O
いまいち
108考える名無しさん:2009/09/04(金) 14:09:30 O
田村はまだか
109弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/06(日) 01:05:06 0
>>107
きっとだんだん増しになっていくと思うので
たまに覗いてみよう♪
そしてこのスレを冷たく見守ろう♪

>>108
誤爆か?
110弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/06(日) 01:06:16 0
短く纏めたかったんだが結局長くなってしまった↓
『時間が出来たので久々に都会に遊びに行った。
わいわい賑やかだったんだけど一つだけ浮いてる店があった。
気になったので吸い込まれるように入っていった。
そこはアクセサリー屋だった。中には店員が5人ほど居た。
入った途端に一斉に「いらっしゃいませ!」と聞こえた。
太った眼鏡かけたおばさんの前のショーケースの中に
十字架っぽいアクセサリーがいくつかあったので
見ようと思ったんだけど、おばさんは動かずに何も言わずに
マネキンみたいに固まってる。しかもずっと笑顔で。
まぁいいか、選んでる時に店員に話しかけられるのが嫌な
俺は丁度いいと思って品定めしてた。
良いのが見つかった、銀色の十字架で交差してるとこが赤く光ってるやつだ。
ちょっと高かったけど、これを買おうと思って「これ下さい」って言っても
おばさんは動かない。もう一度大きい声で「あの!これ欲しいんですが!」
って言ったんだけどやっぱり笑顔のまま固まってる。仕方がないので
諦めて他の店員に「あのショーケースの中のやつが欲しいんですけど」って
言ったんだけど同じように全く反応がない。4人とも最初のおばさんのように
マネキンみたいに固まってずっと笑顔だった。気味が悪かったんだけど
イライラもしてた。なのでもう盗もうと思って最初のショーケースのとこへ
戻った。そしておばさん側へ行って鍵を探してたら、ショーケースに隙間が
あるのに気づいた。もしやと思って開けてみたらあっさり開いた!
ラッキーとか思って急いで十字架を盗んで出入り口に向かった。
そしたらまた来た時と同じように「いらっしゃいませ!!」と聞こえた。
オート式なんだろうとか思って特に気にせず店を後にした。
一週間後、あの店が気になってまた行ってみようと思って
一週間前に盗んだ十字架を下げて出掛けた。
どうせもう潰れてるか最初っからないことになってるんだろうなとか
思って行ってみたら普通にあった!相変わらず客は一人も居ない。
でもあの時の5人はいた。しかも服も変わってる。
店に入ると「いらっしゃいませ!!!」とまた前と同じ調子で聞こえた。
店員を見てみると前は笑顔だったのに今度は全員無表情になってた。
また来週来てみようと思い店を後にした。

一週間後、店はまだあった。入るといつものように
「いらっしゃいませ!!!!!」と聞こえた。
その時初めて気づいたんだが、毎回5つの声がハモってて
段々うまくなってる気がした。
そして5人の顔を見て驚いた。5人とものっぺらぼうになっていた。
流石に怖くなって慌てて、出入り口目指して走った。物など何もなかったのに
躓いてしまった。転んだ地面を見てみると「当店のいらっしゃいませという
音声を7回聞くと二度とこの世界には戻れないのでご注意下さい」とゆう
断り書きが彫ってあった。でもまだ3回しか来てないから
ギリで大丈夫だと思ってドアに向かおうとした瞬間
「いらっしゃいませ!!!!!!」とゆう音声と共に一人の紳士が入ってきた。
彼はスーツを纏って頭にはシルクハットを被っていたので顔は
よく見えなかった。
でもそんなことはどうでもよかったのでとにかくこの店から出ようと思って
一目散に自動ドアに走った。所がドアは寸前の所で一旦しまってしまった。 
だけどブレーキも利かなかった。そしてドアが開いた瞬間赤い光に包まれた。
最後にハーモニー楽団級の声が揃って聞こえた。
「いらっしゃいませ!!!!!!!ようこそ☆Я@Л〆∀$へ!!」』
吸血鬼に憬れてた俺がまだ人間だった頃の話。
今は人間と吸血鬼の狭間、非常に中途半端な時期。
もうすぐ完全な吸血鬼になって
この記憶も消えると思われるのでここに記して置く。
114変な約束(1/2) ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/06(日) 01:17:39 0
コピぺ
中学二年の終わりに引っ越すことになった。
引越しの前日、家の前を同級生のM君が
ブツブツ独り言を言いながら、歩いているのを見つけた。
M君とは、幼稚園から中二まで同じ学校で、家も近所だったが、
小学校の低学年以来、話すことは殆どなかった。
M君は小太りで運動神経が鈍く、気の弱い、友達の少ないタイプで
私は苦手だった。だから何故、あの時、M君に声をかけたのか自分でも分からない。
でも、その時の会話はハッキリ覚えている。

「何ブツブツ言ってんの?」
「変な約束しちゃったよぉ、変な約束しちゃったよぉ」
「誰と、どんな約束したの?」
「約束だから言えない…でも転校するんだっけ?じゃあいいかなぁ。
俺が俺じゃなくなるんだ…ア〜やっぱダメだ。約束だから言えない」
そしてM君は行ってしまった。(続く)
115変な約束(2/2) ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/06(日) 01:19:20 0
(続き)
先月、中学二年まで在籍していた中学の同窓会があった。
途中で転校した私も出席させてもらった。
懐かしい面々の中、知らない顔。しかもカッコイイ。
私は友達に「あの人誰」と尋ねた。
友達は「M君だよ」と教えてくれた。私はビックリして
「M君変わったね。別人みたい。昔はドンくさかったよね」と言った。
すると友達は「え〜、M君昔から人気あったじゃん。今と全然かわんないよ」と。
他の友達数人も、M君はスポーツ万能、リーダー的存在、モテモテ…等
私の記憶とは、まったく違うことを言っていた。
その日はM君と会話することはなかった。

家に帰り、M君の写っている筈のクラス写真や、小学校の卒アルを探したが、見つからない。
やっと見つけた一枚は、幼稚園の時の写真。小太りのM君。
母や姉にM君であることを確認し、印象を聞いてみると、私の記憶と同じ。
で、中学の友達に、中学の卒アルを借りてきた。
そこには、同窓会で見たM君の面影があるカッコイイM君が写ってた。
私が最後に会ってから、一年くらいしか経っていない写真なのに。
母や姉も「これM君じゃないよ」とおどろいていた。
そしてアルバムに書いてあったM君の寄せ書きの言葉は、
「俺は俺さ。約束だからな」だった。

他の友達に話したら「少し見ないうちに、劇的にカッコ良くなっちゃう奴っているじゃん。
それじゃないの?」って言われた。
でも中学の友達との記憶の違いや、M君と最後に交わした会話が気になって
ついオカルト的のことを考えてしまう。で、直接本人に聞こうと思っているんだけど
何て聞いていいか分からない。
突然「あんた、本物のM君?」て聞いたら、へんだしね。
116考える名無しさん:2009/09/08(火) 00:15:45 O
 ぼくは盗むっていうのが不自然とおもいました。
117考える名無しさん:2009/09/09(水) 02:02:57 i
吸血鬼に対する一般的なイメージは、
・太陽に焼かれる
・十字架で弱る
・聖水で火傷をする
・大蒜が苦手
・鏡に映らない
・川などを泳げない
以上の弱点の代わりに
・人間の何十倍もの身体能力を有する
・狼などを手懐けることができる
・コウモリや煙といったものに変身できる
自分が知っているのはこのくらいですが、欠如している部分はありませんか?
118考える名無しさん:2009/09/09(水) 02:12:20 i
とりあえず、以上の条件から考察してみても、鏡に映らない、コウモリや煙といったものに変身することできる点を除けば、理論的には吸血鬼がいた事もあり得ますよね。
119考える名無しさん:2009/09/09(水) 02:24:05 i
今の時代に存在する吸血鬼に関する専門書に書かれている吸血鬼になる方法は、自殺や教会から迫害されるといった、非常に曖昧なものですが、
120考える名無しさん:2009/09/09(水) 02:24:58 i
先日、大学の図書館で、吸血鬼になる条件の詳細が記述されている本を探し当てました。限りなく細部まで書かれていますが、結構に複雑で大掛かりです。
121考える名無しさん:2009/09/09(水) 16:31:36 O
じゃあおれは狼人間の成り方の本を書こうっと。
122考える名無しさん:2009/09/09(水) 17:36:19 O
>>117
・燕尾服に襟の立ったマントを着用している

を追加
123考える名無しさん:2009/09/09(水) 22:10:45 0
重要なことは、吸血鬼というかバンパイアは一度死んでいるという事実。
つまり、>>1がまず試さないといけないのは、一度死んでみること。
そして次に、そこから何とかして生き返ることだ。
124弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/10(木) 02:47:41 0
>>116
自分はこうゆう唐突さが好き
全く繋がりがないのもアレだけど
余り詳しく書き過ぎると説明的に
なってしまいますしね
もっとスマートに書き上げたいものです ララ

>>118-120
昔なら本当に蝙蝠や煙にも化けられたような気もします
とゆうか今も方法を知らないだけでこの世界のどこかに
隠れてるとゆう気がしないでもないです
何か不思議なこと起こらないかね ララ

>>117>>122
次スレのテンプレに活用させてもらいますね
物語にも織り込んでみます ララ
125弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/10(木) 02:50:40 0
>>121
そういえばすっかり忘れてた
狼も登場させてあげなきゃね ララ

>>123
>>2

でも寝る寸前まで考えてたことが夢に反映するように
死ぬ直前に吸血鬼のことで頭をいっぱいにしてみたら
もしかしたらと思います
なので今出来ることは吸血鬼の研究をして
頭の中に吸血鬼の知識を詰め込むことなのかも知れません ララ
126震度9(1/2) ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/10(木) 02:58:27 0
バイトが終わって家まで30分の道をいつものように帰ってた。
すると突風が、俺目掛けて?俺だけを狙うように?吹き付けて来た。
お気に入りの帽子が高く高く舞い上がって遠くへ飛ばされた。
俺は夢中で追いかけた。中々追いつかない。
一旦地面に着いて安心するも、いざ採ろうとするとまた浮き上がって飛ばされる始末。
そんなことを彼此15分位繰り返してたらとうとう帽子を見失ってしまった。
気づいたら知らない場所に居た。改めて前の方に視線を移すと深緑の旗が揺れてる。 
真っ白い店のような家の前でバサバサと揺れてた。
何だろう?と思ってその店の方向に歩いてみた。中々店に着かない。
ずっと目の前に見えてるんだけどなぜか近づけない。それでも諦めずに歩き続けてると
それまで吹き荒んでた風が急に止み、瞬き一つしてる間になぜか白い店の前に立ってた。
深緑の旗がアイロン掛けたみたいにぴんと張って立っていた。
そこには白い文字で「人肉屋」と書いてあった。
「いらっしゃい」目の前に50代位のダンディっぽい男が立ってた。
俺「人肉って人間の肉を売ってるんですか?」
ダンディ「そお、一度試してみなよ、良いことあるかもよ。」
俺「良いことって?」
ダンディ「例えば・・・ほら来た。」
いつの間にか俺の隣に美少女が立ってた。
美少女「お願いします。」
この美少女確かにかわいいんだけど、なんてゆうか顔が死んでた。
まだ若いのに何年も生き続けてるようなそんな気配だった。
ダンディ「ちょっと待っててくれ。」
ダンディと美少女が店の奥へ消えていった。
30分後、肉の塊を持って出てきた。
俺「さっきの子ですか?」
ダンディ「そう、野菜たっぷり入れて鍋にして食ってみな、うまいよ。」
俺「いくらですか?」
ダンディ「無料だよ、俺の趣味だからね。」
俺「あぁそうですかどうも。」
127震度9(2/2) ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/10(木) 03:00:50 0
美少女の肉の入った袋を受け取って瞬き一つした途端、今度は俺んちから
10分のスーパーの前に立ってた。袋もちゃんと持ってた。
丁度いいと思って余り細かいことは気にせずに野菜とビールを買って家へ帰った。
もう外は真っ暗だった。腹も空きまくってたので早速もらった肉と買った野菜を
鍋に入れて煮込み始めた。5分位したらフルーティーな香りが漂ってきた。
「なんかまずそ・・・。」とか思ったんだけど、いざ食べてみるとこれが激うま。
食感もブランドもの級の柔らかさで味も香りもいいので
何もつけずにあっとゆう間に平らげていた。

翌朝、顔を洗いに洗面所へ行ったあたしは鏡を見て気づいた。
鏡の中には昨日見た美少女そっくりの女?男?が立っていた。
でも昨日の子よりも少しやつれた感はあった。

部屋に戻っていつものように音楽をかけた。
なんかイライラする。部屋を見渡すと自分の趣味とはかけ離れたものばかり。
取り敢えず外に出た。無意識に家から3分の公園へ向かってた。
公園の出入り口で瞬きした瞬間、また例の肉屋の前に立ってた。
美少女「お願いします。」
コツコツコツ右の方から足音が聞こえる。
杖をついた一人の老婆がやってくる。
美少女「そういえば良いことって何だったの?」
ダンディ「他人の不幸は蜜の味だろ(笑)」
美少女「そっちの良いことかよ。」
ダンディ:バンバン!ガタガタ!ドンドン!(大爆笑!!!)
冬。

夜遅く帰ると
「あれ 今帰ってきたの?」
と 母が言った。

そうだと答えると
「ふうん。」
と 首をひねってから私に背を向けた。
何か合点がいかないようだった。

多少気になったものの飯を食べ終わる頃には、
そんな事 忘れてしまった。

何日か後。
夜遅く帰ると
「あれ 今帰ってきたの?」
と 母が言った。

そうだと答えると
「ふうん。」
と 首をひねってから私に背を向けた。
何か合点がいかないようだった。
そしてある秋。
夜 居間でくつろいでいた私は 頭上から聞こえる微かな音に気付き
天井に目を向けた。
台所に居た母が炊事の手を止めた。

「音と気配」が二階の部屋を ややゆっくりと歩き回っていた。
きちんと 人間の体重が乗った音。

「・・・これかい?」
と 私は尋ね
「・・・そう これ。」
と 母は答えた。
130弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/10(木) 03:09:23 0
多分次の更新は早くて土曜
山葵用意しておさしみ
131お湯が沸いてます! ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/12(土) 03:09:42 0
孫:祖父お粥食べていい?
祖父:孫沸騰させて10秒以内にね。
孫:祖父ゼリー食べていい?
祖父:孫噛まずに5個一遍にね。
孫:祖父餅食べていい?
祖父:孫喉に詰まったらもう一個追加なさい。
孫:祖父トンネルに落書きしていい?
祖父:孫通勤ラッシュにしなさい。
孫:祖父おもちゃ盗んでいい?
祖父:孫目立つようにな。
孫:祖父公園の蟻殺していい?
祖父:孫一匹残らず片付けなさい。
孫:祖父庭の蜂殺していい?
祖父:孫必ず素手で叩きなさい。
孫:祖父祖父殺していい?
祖父:孫駄目だ。
孫:祖父なぜ?
祖父:孫おじいちゃんが死んでしまうからだ。
孫:祖父おじいちゃんが死んでしまうんだね?
132ゴミ箱 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/12(土) 03:11:55 0
ある男が家に帰る途中のどが乾いたのでジュースを買った
すぐに飲んでしまって缶を捨てようと思ったらゴミ箱がない
しかたなく道に置いてこうと思ったとき、少し先に公園が見えた
どこの公園にもあるようにそこにもゴミ箱があった
だが捨てようとした缶が入らない、どうやらゴミがいっぱいらしい
男は一つくらい入るだろうと缶を押し付けながらかがんでみると
ゴミ箱の入り口に女の顔が挟まっていた
女は自分の顔に押し付けられている缶をにらみつけ
半分ほど食いちぎると一生懸命もぐもぐ噛み始めた
しばらくして男と目を合わせると顔を痙攣させながら笑った
口から缶の破片と一緒に黒っぽいものがどろどろとこぼれた
133自慰竜−オナニードラゴン:2009/09/13(日) 00:16:39 O
こういうスレは容量オーバーするね
134弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/13(日) 02:36:08 0
>>133
オーバーすると何か起こるのか?
落ちやすいとか??
135チンモクヤブリーナ♪ ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/14(月) 00:33:57 0

――――し〜ん――――



じゃねぇ!!!
136ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/14(月) 00:36:16 0
ふと思ったんだけど十字架とか聖水とか
神に関係するものが嫌いなのに
神が創ったとされる人間の生血が好物なんて
なんか変な感じ これは矛盾しないのか
13720時間(1/3) ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/14(月) 00:37:54 0
夜10時位に寝て真夜中蚊の声で目が覚めた。
でもどうせ電気つけたらどっかに逃げて見つからないんだろうと思ったので
しばらく横になってたんだけどうるさいし蒸し暑いしで眠れなかった。
もう既に3時半だし朝7時に出なきゃいけないから今寝ても目覚まし聞こえないだろう
と思って起きることにした。まだ少し眠かったから外の冷たい風に当たって
眠気を覚まそうと思って歩いて20分の海へ行った。
13820時間(2/3) ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/14(月) 00:39:18 0
最初は頭が禿げてて髭がもじゃもじゃのじいさんだと思ったんだよね。
でも家族らしい人や看護婦さんとかと話してるの見てたらどうも違うらしい。
だっておでこが声のする度開いてたからさ、つまり顔が逆だったんだよね。
でも頭と首はしっかり繋がってんの。当たり前か。離れてたら息出来ないもんな。
喋ってる声も全然分からなかったんだよね。いやイントネーションは普通だったんだけど
なんか呪文にしか聞こえないし外国人かなとか思ったんだけどドクターとかは日本語で
喋ってたからやっぱ日本人なんだなとか思って。違う日に僕が薬待ってる時隣にこの前の
じいさんが座って来たんだよ。それでなんか僕に向かって喋りかけて来るわけ。
でも近くで聞いてもやっぱ聞き取れないんだよ。もう帰ります。席立って数メートル歩いたら
知らない先生が「逆再生してみなさい」とか言ってすぐ居なくなっちゃったからもうその日は
寝た。テープレコーダー持って待ってたら逆じいさんが来たんだろ。もごもご言い出したから
鼠色のボタンと赤いボタン押してみたの。家で逆再生したら「明日また来てよ」とか入ってたし。
別に用なかったけど暇だし行ってみたんだよね。そしたらいつもより青白い顔して
僕の手握って来たんだよ。「よだれくおてうも」とか言って。そしてその日に死んだみたい。
13920時間(3/3) ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/14(月) 00:40:45 0
30代位の女の人が一人なのに笑顔でハキハキ言ってて怖かった。セリフの練習か何かかなとも
思ったんだけど別に台本とかも持ってなかったし棒読みだったから多分違うだろう。
あと顔をずっと右に傾けて喋ってて動きも不自然だし兎に角不気味だった。
翌日仕事から帰っていつもの日課をさっさと済ませて早目に寝た。
真夜中また目が覚めた。時刻は4時ちょっと過ぎ。今日はそんなに暑くはなかったけど
窓開けてたからか蚊がまた耳元でうるさい。
昨日の変な人を思い出して気になったので良い機会だと思い海へと出掛けた。
海には誰も居なかったんだけど浜にテープレコーダーが落ちてた。
昨日の人のかなと思って再生してみた「ねたしまいましていき」。
何だ?と思ったんだけど昨日の「逆再生してみなさい」って言う言葉が残ってたので
逆再生ボタンを押した。それ聞いた途端夢中で逃げるようにその場を後にした。
。時一前午今てしそ。上のドッベ。る居にずけつ寝々中らがなえ考とこの日数ここ
140ぼくのにっき ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/14(月) 00:42:55 0
きょうまぁーくんといっしょにあそんだ
だけどまーくんとけんかした、だからきらいなった
まーくんわぼくにぱんちした、でもいたくなかった
ぼくわはまーくんをおかあさんにいった、そしたらおかあさんはやさしい
ぼくわはおこった、おかあさんもあっちいけ
だけどこんどは、おにいちゃんとおとうさんがぼくがわるいった
ぼくわたくさんないた、ねこのももこにけった
そのときおとうさんが、おこってぼくをものおきにいれた
くらくてなにもみえなっかった、またないた
ぜんぼまーくんのせいだ、まーくんゆるさないよ
でもおあなかがすいたから、おとうさんにあけてーあけてーってなんかいもいった
おかあさんにもいった、でもおにいちゃんにはいわない
それからずっとあかないからおなかがすいたから
よくみえないけど、ものおきのなかをいろいろしらべた
おにいちゃんが、ここにひみつのちかがあるっていてた
どこかわかんないけどいっしょうけんめいさがした
そしたらおくのゆかに、とびらみたいのがあってあけた
かいだんがあるみたいでもくらいけどこわいけど
おりっていたら、きのどあがあったからあけた
まっくらだ、でもかべをいろいろさわってたらぼたんがあったからつけた
そしたらべっとがあった、ぼくわここでねようとおもった
でもなんかぶきみ、ろうそくがたくさんあった
へんなこけしみたいのがあった
あとなわとかむちみたいのもあったよ
ぼくわこわくなって、ものおきにもどろうとした
そしたらそこにおとうさんがたってて、いった『みたな』
きい〜っておとがした
141ぼくのにっき ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/14(月) 00:44:48 0
こういうひらがな系のやつは見た目だけで怖いけど落ちが弱い
途中で落ちが読める「はじめてのかていか」よりは増しだけど
142弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/14(月) 00:45:58 0
あ、上は俺です
吸血鬼 は 書かないのか?
ジャック君
144弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/15(火) 01:17:58 0
10月辺りから吸血鬼ものオンリーに
なるとかならないとか
洒落怖読んでると結局レンフィールドみたいな
精神病の人が登場するのが一番怖いと気づいたので
吸血鬼+精神患者的なのを創っていくとかいかないとか
精神患者の研究などもしてみたいと思います

あれ?それってドラキュラみたいになっちゃうねw
まぁ最初はドラキュラのオマージュみたいな感じで
物語をどんどん書いてくうちにまるで新しい吸血鬼ものが
出来たら良いかなと今は考えてます

あと今吸血鬼についていろいろ調べてるので
たまにそうゆう情報も載せていきたいと思います

ちなみに物語を書いてるのはジャック2世ではなく
俺ですw
145自慰竜 ◆vbccqlWes6 :2009/09/15(火) 13:07:41 O
ジャック二世とジャック酸性は 区別すべき存在なのだね。
わきまえるよ
146弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/16(水) 01:20:48 0
>47-51の元ネタ
   ↓
わたしの弟から聞いた本当の話です。
弟の友達のA君の実体験だそうです。

A君が、子供の頃A君のお兄さんとお母さんの田舎へ遊びに
行きました。
外は、晴れていて田んぼが緑に生い茂っている頃でした。

せっかくの良い天気なのに、なぜか2人は外で遊ぶ気がしなくて、
家の中で遊んでいました。
ふと、お兄さんが立ち上がり窓のところへ行きました。
A君も続いて、窓へ進みました。
お兄さんの視線の方向を追いかけてみると、人が見えました。
真っ白な服を着た人、
(男なのか女なのか、その窓からの距離ではよく分からなかった
そうです)
が1人立っています。
(あんな所で何をしているのかな)と思い、続けて見るとその
白い服の人は、くねくねと動き始めました。
(踊りかな?)そう思ったのもつかの間、その白い人は不自然な
方向に体を曲げるのです。
とても、人間とは思えない間接の曲げ方をするそうです。
くねくねくねくねと。
A君は、気味が悪くなり、お兄さんに話しかけました。
「ねえ。あれ、何だろ?お兄ちゃん、見える?」
すると、お兄さんも「分からない。」と答えたそうです。
ですが、答えた直後、お兄さんはあの白い人が何なのか、
分かったようです。
「お兄ちゃん、分かったの?教えて?」とA君が、聞いたのですが、
お兄さんは「分かった。でも、分からない方がいい。」と、
答えてくれませんでした。

あれは、一体なんだったのでしょうか?
今でも、A君は、分からないそうです。
「お兄さんに、もう一度聞けばいいじゃない?」と、
私は弟に言ってみました。
これだけでは、私も何だか消化不良ですから。
すると、弟がこう言ったのです。
「A君のお兄さん、今、知的障害になっちゃってるんだよ。」
149弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/16(水) 01:25:39 0
最後の一行がじわじわ来ます

アンカー付いてなかった
>>47-51
150考える名無しさん:2009/09/17(木) 00:57:13 0
151弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/20(日) 03:15:34 0
>>150
おぉでかした
と思って訳詞見てみたけど
どの辺が吸血鬼なんだ?
メロはそれらしいけどな
152てるてる坊主 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/20(日) 03:18:07 0
仕事を3つ掛け持ちしていたてるは毎日死にながら生きていました。
そんな或る雨の夜のことです。
てるは3つ目の仕事が終わってどひどひしていました。
何やら揺れる気配を感じたてるは傘をずらして上を見てみました。
するとマンションの4階のベランダでてるてる坊主が揺れていました。
好奇心旺盛なてるはそのベランダへ攀じ登りました。
『何だ自殺か。』そう思ったてるは次々に疑問をぶつけてみました。
「何してんの?」
てるてる坊主は答えます。
「去ってる。」
「何か失くしたの?」
「待ってる。」
「明日の降水確率分かってんの?」
「知ってる。」
そこでてるは重大なことに気づきました。
「もしかして君本当はってるってる坊主なんじゃないの?」
てるてる坊主は眠そうに欠伸をして何も言いません。
「君は生きてんの?」
「・・・・・。」
とうとう目を瞑ってしまいました。
どうやら0時を回ったようです。
オークションでPS2買ったら電源さす所に鼻くそみたいなのが憑いていた。
汚いからテイッシュでふき取って出品者に文句言おうと思ったけど怖いからやめた。

FF11がやりたいので祖母に金くれと言ったら「金なんかあらへんわ!」と言われた。
しかし弟に聞いた通りこたつの下をどけてみたら二万円があった。

金を盗って2階にあがろうとした時仏壇の所にノブみたいなのが見えた。

朝起きたら庭に猫の死体があった。
FF11は売り切れていて怖いから部屋に鍵をかけた。


鍵を掛けたのに ノブが入ってきた。
恐ろしかった。
154弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/20(日) 03:23:25 0
>恐ろしかった。

うんお前がなw
155レストラン:2009/09/22(火) 03:13:39 O
いいのだよ
156考える名無しさん:2009/09/22(火) 03:29:20 0
ヴァンパイアハンターズ
157考える名無しさん:2009/09/22(火) 03:30:00 0
武蔵国某所に
158考える名無しさん:2009/09/22(火) 21:20:11 O
真祖
159カフェイン ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/23(水) 01:42:01 0
女「あの、すいません。」
男「はい何でしょう?」
女「おちんちん痒いんですけど。」
男「はい?」
女「さっき自転車乗ってたら眠くなって来ちゃって。」
男「はぁ・・・それで何か?」
女「揉んでくれませんか?」
男「女性ですよね?」
女「女です。」
男「名前が女とかではなくて?」
女「名前は達男といいます。」
男「あぁ元男で手術とかはしてないんですね?」
女「生まれてからずっと女です。」
男「ふーん・・・あ、僕急いでるのでもう行きますね。」
女「あ、ちょっと待って。その前に私を殺してから行って下さい。」
男「畏まりました。今のやりとりで大分ストレス溜まりましたので。
  丁度マイナイフも持ってるし。じゃあ首切りますね。」
男はナイフを振り翳した。
男「えっ!」


それが後のアベコベーコンである。
160母親 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/23(水) 01:43:44 0
大学時代一人暮らしをしていた俺は夕方のアニメの再放送を見ながらアパートにいた。
買い物帰りでバイクのメットをかぶった母親がやって来る。
玄関先で壁に頭を打ち付けたりしながら

「ヘルメットを取ると脳みそがはみだしちゃうのよー」

とか、そんな意味不明なことをつぶやいているので訝しく思っていると、父親から電話。
「母さんが交通事故にあって死んでしまった」と言われて
「なに言ってるの、母さんなら今うちに来てるよ」
と後ろを振り返ると母親の姿はなく、
ビニール袋に入った血まみれの長ネギだけが残っていた。
161ゴメス:2009/09/23(水) 02:36:52 O
つまんねー
162弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/26(土) 00:51:20 0
(マント越しに)正にヴァンパイア ヶヶヶ☆
163地下鉄 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/26(土) 00:53:23 0
A「ボウリングやらない?」
その他全員「いいよ。」
A「じゃあ俺が最初にやるから並んでて。」
その他全員「オーケー。」
ゴロゴロゴロゴロドーンパラパラン
通行人「ストライク!」
164ネズミの正体 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/26(土) 00:55:10 0
前にみんなでディズニーランドに行った時の事 
僕らはあらかたのアトラクションに乗り終えて休んでいたよ
そんな時ミッキーに会ったんだ
そのとき友達の一人が言ったのさ
ミッキーの中身ってなに?
そらーきっと夢とか希望とかがいっぱい詰まってるのさ
でもどうしても僕らは確かめたかったんだ
さあミッキー狩りの始まりです
ミッキー! ミッキー!
僕らは掛け声に合わせてミッキーの頭を押します
あごのあたりを下から掌底で
ミッキーの頭は今にもすっとれそうです
うたげもピークを迎え
僕らのテンションもピークを迎えたころ
ミッキー(中身)の怒りもピークを迎えたのでした
突然友達の体を、首をつかみ壁に押さえつけたミッキー!
友達が足をばたつかせようとも 彼の足は地面に着いていないのです
そのときようやく騒ぎを聞いて 小人やトランプたちがかけつけました
「○○さん!なにやってるんですか 落ち着いてください!」
その隙に僕らは命からがら逃げました
ディズニーランドに行くとそのことを思い出します
ヤツはただのねずみではないことを
165ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/26(土) 00:56:50 0
ヴァンパイアランドみたいのが出来たら面白いのに
そしたらそこで働きたい 勿論裏方で

3度の飯よりインテリア

167ジャック2世 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/26(土) 01:00:39 0
ドラキュラといえば貴族
貴族の館には大概肖像画や絵画などが飾ってある
纏まった金が入ったら買って飾ってみよう
雰囲気出るかも
168考える名無しさん:2009/09/28(月) 02:18:43 O
吸血鬼なら筋トレしてるよな?
169考える名無しさん:2009/09/28(月) 04:24:23 P
うん もちろん
170弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/29(火) 01:48:24 0
ドラキュラも怪力だしある程度はした方がいいかもね
あんまり熱心にはなりたくないけど 健康の為に位なら
深夜ファミレスに行った。貴族が双眼鏡越しにこっち見てた。
そして僕に気づいて手招きして来た。
あぁ奢ってくれるのか。貴族の座ってる隅の席に行った。
なんでしょうか?案の定貴族「掛けなさい、ご馳走するよ。」
トマトジュースデラックスに決めた。
「それだけでいいのかね?」「余りお腹は空いてないので。」
ウェイトレスがアイスコーヒーを持ってきた。「トマトジュースデラックス。」と貴族。
受話器越しに「最近中野が物足りない。」と青山。
どう物足りないの?「刺激がまるでない。」
そのことを瑠璃に話す。「日曜に隣町で餅つき大会があるから伝えといて。」
日曜日。4人集まる。中年の男が叫ぶ。「餅になりたい人はいませんかー?」
静寂。「青山やってみたら。俺じゃ物足りないんだろう?」中野が言う。
「でも死んだりしないの?」「この大会は日本で100人以上参加して殆ど死んじゃったけど
成功すれば永遠の命が手に入るみたい。今の所日本人だけでも5人餅人間が存在するわ。」と瑠璃。
何でそんなに詳しいんだろう?と思ったが黙ってた。「へぇ、ずっと生きられるならやってみたいわね。
成功しそうな予感でいっぱいだし。」そして青山が挙手。どよめく会場。
中年女に促されてもち米と一緒に臼に入る青山。餅つき開始。
中年男が杵でつく。中年女が手水する。悲鳴だけが響き渡る。なぜか嬉しそう。
どうやら成功したらしい。産み親面の二人。臼から出てくる青山。みんな息を呑む。顔も身体も柔らかくなってる印象。
骨が無くなったようだ。でもちゃんと立ててる。少し気持ち悪い。俺達に近づいてきた。凄く気持ち悪い。
どうだった?「最初は痛かったけど段々気持ち良くなって来た。あたしこうゆうのを求めてたんだわ。」澄ました青山。
3人「・・・・・。」中野はその日に死んだ。青山は何も言わずどっかに消えた。
それ以来俺達は青山を見ていない。俺と瑠璃はその日を軸に呪いから解かれたような心が浮き立つような
とても清々しい日々を過ごしている。こうゆうのを求めていたのか・・・。


(あ、そういえばもう給料日か。今夜は黄粉シャワーにしようっと♪)
「お客様!どうされましたか!」店員が2人がかりで揺すってた。
僕は上を向いて水のコップとアイスコーヒーのグラスを目に当ててた。
貴族は居ない。トマトジュースもない。こめかみから垂れて来る。鉄の味がする。下唇が痛い。
174友達よな? ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/29(火) 01:55:06 0
仲の良い女の子3人組が和歌山市加太の森林公園へ遊びに行きました。
疲れたのでベンチで休んでいると、真ん中に座っている女の子が急に
「私らって友達よな?」と両脇の女の子に聞くと、両脇の友達二人は不思議そうに
「当たり前やん、私ら友達やで」と答えました。

すると、真ん中の子が「私の足下見て」と言い、両脇の子が足下を見ると、
地面から手が出ていて、真ん中の子の両足が掴まれていたのです。
それを見た二人は、慌ててその場を逃げ出したんやけど、しばらくしてから残してきた子が気に掛かり、
ベンチに戻ると気が狂っておかしくなってしまい、現在も市内の病院に入院中という話です。
175弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/29(火) 01:56:17 0
知的障害者の言動は他人から見れば異常だけど
当人にとっては当たり前の世界っていうのが何か凄いね
ちょっと怖いけどなぜかそそられます
適度なリアリティーが混じってる所為かも知れません
176山田まだー? ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/30(水) 01:13:13 0
「おう山田、俺自殺しようと思うんだけど、簡単な死に方知らない?」
「山田、もう逝くのか。俺今まで死のうなんて思ったことないから分かんないや。
山田なら知ってるかも。ちょっと今聞いてやるよ。」
トゥルルー・・・トゥルルー・・・パッ
「あぁ山田?俺だけど、何か山田が自殺の仕方教えて欲しいって。
・・・うん・・うん・・あぁそう分かった。じゃあ。」
ガチャッ
「山田知ってるって。今行くからそこで待っててだって。」
「え、だって場所言ってないよね?」
「言わなくても長年の勘で分かるってさ。自分で探し出したいって言ってたから。
きっとすぐ来るよ。じゃあ俺今から山田とデートだからもう行くわ。」
山田は2日間徹夜して待ち侘びてましたがとうとう溶けて流れてしまいました。
翌日の夕方漸く山田が到着しました。
「おはよう。」
「山田まだー?」
177苺味 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/30(水) 01:14:51 0
60歳くらいの老人が5歳ほどの少女に声を掛けてます。
「お嬢ちゃんおとし玉はいらんかね?」
「頂戴!頂戴!」
「じゃあ12年後にまたここに来なさい。」
「うん!」

12年後・・・
「あぁじいさん!まだ生きてたのか!」
「おぉ覚えていたかね。では約束通りあげるとしよう。
その前に何か罵ってわしの鳩尾を思い切り蹴ってくれないかね?」
「いいよ。じゃあいくね。
きめぇんだよ!このロリコンじじぃが!!」
ボフッボトッボトッ
「キ、キャー!」
泡を吹いたじいさん。とても幸せそうです。
178かわいい人形 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/30(水) 01:16:36 0
ある小学生の女の子がおばあちゃんの家に行きました。
そして女の子はおばあちゃんちの物置で、
古ぼけた、かわいい女の子の人形を見つけたのです。
その日は、お手伝いすることもなかったので、その人形で遊ぶことにしました。

人形は、なかなか面白い作りになっていて、
身を立てていると、まぶたが上がって目が開き、
仰向けに寝かせると、まぶたが下がって目が閉じるのでした。
女の子は、夢中になって遊びました。
目が開いて閉じて、開いて閉じて…

そこで少女はふと思いました。
うつぶせに寝かせたら、どうなるのだろうかと。

少女は、人形の洋服の背中の部分を手でつかんで、
空中でうつぶせになるようにして、
そして下から覗き込んだのです。

すると
人形が、
可愛らしかったはずの顔を歪め、
鬼のような眼光で、少女をにらんでいた。
179考える名無しさん:2009/09/30(水) 01:20:13 P
永遠の命を手にした青山
その後が気になってしかたないけど
ああっ続きがききたい
パパが言います。
「今日は達男の誕生日だからな。
高級レストラン予約しといたぞ。
もう時間だ、行こう。」
達男が言います。
「わーい楽しみ。」
ママが言います。
「メインはたっちゃんの好きな
オムライスよ。」
「わーいママのはいつも不味くて食べれないからわーい。」
一同「ヒッヒッヒッヒッヒッヒ。」
お店に着いて達男の第一声。
「あれ?なんか暗くない?誰も居ないの?」
「貸切だからな。オーナーにも言ってあるからゆっくり食べな。」
ランプをつけるとテーブルには既にフルコースが用意されてました。
「オムライスに、サラダに、スープに・・・これだけ?少なくない?」
「パパとママは別のがあるから達男が全部食べていいんだよ。」
そう言うとパパは積み上げられた煙草の山から一つ取り出して
スパスパ吸い始めました。
「ママは?」
「ママはこれよ。」ママは大量に並べられたワインを瓶から直接ガブガブ飲み始めます。
「みんなちゃんとあるんだ。よかった。僕も食べよう。戴きまぁす。ケチャップは?」
達男はナイフとフォークを取ってオムライスに取り掛かりましたが中々切れません。
「これで切るんだよ。どれ切ってやろう。」パパは大きな包丁でオムライスの真ん中を
突き刺しました。すると鮮やかなケチャップが髑髏マークを描き出しました。
「わーすごーい海賊みたーい。」
「たっちゃんスプーンで掬って食べなさい。」
達男はモグモグ食べ始めました。
「このケチャップ変な味がする・・・。」
「高級なケチャップだからな。達男にはまだ早かったかな。」
「そんなことないわよね?もう5歳だものね?」
「・・・うん・・・よく噛み締めてみたらおいしかった・・・。」
そんなこんなでパパはスパスパ、ママはガブガブ、達男はモグモグ、
それぞれしばらく続けてましたがとうとう達男が全部食べ終えました。
「あら綺麗に食べたのね、偉いわ。」
「さてそろそろ白状するか。達男実はオムライスの中身はオーナーだったんだ。
包丁を入れる前までは生きてたんだがな、それに毒も入れといた。すまんな。」
「どんな毒?」「死ぬまで苦しみ続けるカプセルだ。しかも自殺する気も
起こらないように調節しといたぞ。どうだ面白いだろう。これは結婚前から
決めていたことなんだ。そして実験台がお前という訳だ。仕方がないことだ。」
「面白いね。」
二人「ヒッヒッヒッヒッヒッヒッ。」
そして最後にはパパはスパスパ、ママはガブガブ、達男は悶々、
それぞれ各々の楽しみに耽るのでした。
182っていわれた。 ◆dw9CTxB5Ik :2009/09/30(水) 23:59:26 0
Oが大学に入ってからの話。

彼は真夜中に目が覚めた。
何かのうめき声で起こされたのである。
彼の下宿先はボロボロの、今にもくずれそうな木造住宅だ。
当然壁は薄い。
隣の部屋の会話や物音が聞こえるのは日常茶飯時だったので、気にせず寝入ろうとしたのだが…
声はぶつぶつぶつぶつ、、、止まりそうにない。

「…テイワレタ ……っていわれた。」

隣人(40歳前後 職業?)は何やら同じセリフ繰り返しているらしい…Oは壁に耳を当ててみた。

『あかんぼうっていわれた あかんぼうっていわれた あかんぼうっていわれた
 あかんぼうっていわれた あかんぼうっていわれた あかんぼうっていわれた
 あかんぼうっていわれた あかんぼうっていわれた あかんぼうっていわれた』

…幽霊に遭遇した時より怖かったそうですt
183弱酸性 ◆dw9CTxB5Ik :2009/10/01(木) 00:00:15 0
次回から特筆しない限りコピペ以外は吸血鬼ものとなります
多分ペース遅いけど のんびりやっていきます
184考える名無しさん:2009/10/01(木) 01:49:16 P
今日のも怖かった
こわかったそれなのに

なんだか怖さの加減がちょうどいいっ
185考える名無しさん:2009/10/02(金) 03:19:44 O

186考える名無しさん:2009/10/03(土) 12:01:56 O
8:俺より強い名無しに会いにいく 2009/10/03(土) 10:00:23 ID:lfI72RmYO[sage]
吸血鬼がどんなパンツを選んで穿くのかは興味ある
187弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/10/10(土) 22:40:21 0
多分色は赤か黒
188銀の泡(1/4) ◆OP/u0m0YWKCY :2009/10/10(土) 22:42:34 0
いつものように蜜時氏が素質のありそうな人材を探しています。
すると向こうの方から何とも相応しい容姿の持ち主が歩いて来るではありませんか。
蜜時氏は赤いカプセルを噛み砕きました。「あなた吸血鬼に興味ありませんか?」
男の人は反射的に答えます。「それどころか人生の最終目標が吸血鬼になることなのですよ。」
「それは当たり前のことです。吸血鬼になったら既に人間ではありませんしね。
私の言う通りにすればすぐにでもなれますよ。」こうして入江氏は蜜時氏に付いて行きます。

大都会の人込みの中で蜜時氏は言います。「ではまずその辺を歩いてる気に入った女性を
選んで下さい。」入江氏は躊躇いもなく美少女を選びます。「ではあの子を。」
蜜時氏は素早く飛び込んで美少女の顔をもぎ取りました。間を空けずにどこからともなく
蝙蝠の群れが集まり残った身体を天空へと運び去ります。
189銀の泡(2/4) ◆OP/u0m0YWKCY :2009/10/10(土) 22:44:41 0
二人は蜜時氏の中庭に立っていました。
「さぁゴムを縫い付けて置きましたからこの子の顔をリフティングの要領で
9回弾ませて下さい。9回目で今度は剣玉のように自身の首に乗せるのです。
では顔外しますね。スポーツはお得意で?」
蜜時氏は入江氏の顔をもぎ取り台に乗せます。
「いや、からっきし・・・。」顔が答えます。
「でもまぁ大丈夫でしょう。失敗しても構わないので取り敢えず今は練習に専念して下さい。」
入江氏の身体は早速リフティングのレッスンを始めます。
ポン、ダム・・・。ポン、ダム・・・。2時間ほど経ったでしょうか。
ポン、ポン、ポン、ダム・・・。ポン、ポン、ポン、ポン、ダム・・・。
中々上手くなってます。ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ダム・・・。
7回出来るまでになると入江氏の顔はある異変に気づきます。
それまで目を瞑っていた美少女の顔が悪魔の形相に変わって入江氏の顔を睨み続けていたのです。
そんな具合ですので入江氏の顔には冷たい黒蜜が流れ身体はガクガク踊り出します。
しかしポンダムポンダム続けているとだんだんと恐怖は怒りに変わってまいりました。
入江氏は意を決してリフティングに集中します。思い切り膝を顔に当てて行きます。
すると今度は美少女の方が膝に噛み付きました。「眠いっ!」入江氏のズボンの膝の箇所が破れて
真っ赤な血が噴き出し美少女の顔に降り掛かりました。美少女の顔は力を失い地面に転げ落ちます。
入江氏はここぞとばかりにリフティングに戻ります。
ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン!キリッ!!ついに嵌ったようです。
その途端に入江氏の顔は粉々に砕かれて風に吹き飛ばされました。
190銀の泡(3/4) ◆OP/u0m0YWKCY :2009/10/10(土) 22:46:03 0
蜜時氏が口を開きます。「やりましたね。万が一出来なかった場合は私が
直接乗せるという仕方もありましたが、どうやら出る幕はなかったようです。」
「そんな方法があるなら初めからそうしてくれればよかったではありませんか。
なぜ態々苦労させますかね?」
「あなた自身が遣り遂げないと吸血鬼になってからのあなたの弱点が一つ増えてしまうのです。
12時間やり続けても嵌らなかった時は已むを得ませんでしたが
やはり私が見込んだだけあります。」
蜜時氏は美少女の顔からゴムを抜き血の乾かないうちに化粧を薄く仕込みます。
「さぁ準備は整いました。吸血鬼になるまであと一歩です。
これから地下室に行って『悪夢のイメージ』を10時間見て貰います。」「なぜそんなことを?」
「吸血鬼になるには完全な悪魔にならなければなりません。
脳を麻痺させてあなたの中の良心を綺麗に追い払います。
人間特有の理性を壊すのです。それと映像を見ている間は絶対に瞬きしないで下さい。」
「10時間も瞬きしないなんて不可能ですよ。」
「途中で塩水が流れますが10時間以内に枯れ果てます。
既に第一段階はクリアしてるので心配しなくても平気です。」
191銀の泡(4/4) ◆OP/u0m0YWKCY :2009/10/10(土) 22:47:26 0
二人は城の中に入ります。地下室に続く階段を下りて蜜時氏はドアの鍵を開けます。
地下室は真っ暗で何も見えません。
「私が鍵を掛けたらスクリーンに映像が流れるので今言ったことを守って下さい。」
蜜時氏はドアを閉めて鍵を掛けました。
長い映画が始まりました。入江氏の目に地獄絵図が延々と突き刺しましたが
元々良心が薄かったようで早くも慣れたらしく何やらリズムを執り出しました。
しかし残り一時間を切ると飽きたのか疲れたのか微動だにしなくなったのです。
チッチッチッチッ・・・。約束の時間が近づいてます。
入江氏の涙はとっくに枯れて瞳は真っ赤に染まってます。
そして約束の時間・・・チッチッチップチ。部屋から光が消え入江氏は座ってた椅子から離れて
ふわふわと浮かび上がり用意されてた棺桶に仰向けに収まりました。
バタン、ガチャリ。蓋も鍵も勝手に閉まります。
4匹の狼達が喋ります。「館へ運ぼう。」「目覚めを待とう。」「霧に溶けよう。」「熱を冷まそう。」
狼達はひんやりとした夕暮れの中を駆け出しました。ドーナッツドーナッツドーナッツドーナッツ・・・。
192呼び辻 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/10/10(土) 22:49:17 0
先輩から聞いた話。

日本のどこかに、呼び辻っていう十字路があるらしい。
目印は真っ赤なポスト。
んで、そこを通りかかると後ろから呼ぶ声がする。
誰だろうって振り返ると何もない。声をあげてみても返事がない。
よくみてみるとなんかおかしい事に気づく。
後ろを振り返ったはずなのに、自分のちょっと前に十字路がある。
慌てて、又振り向くと(向き直ると)同じように十字路がある。
どちらにも真っ赤なポスト。怖くなる。
自分がどっちから来たのかもわからなくなってしまう。
でも、ここでパニックや、やけを起こしてはいけない。
もしも間違った方の道を選んでしまったら、
そこで一生さまよいつづけなければならないから。

これが先輩の話の全部。
先輩も具体的な場所とかは全くわからないそうだ。
一応、気を付けて
193考える名無しさん:2009/10/12(月) 00:52:41 P
去年だけど
あそこの山道の茶店の奥
七人連れの登山客がこちらを眺めてて
全員が蒼ざめた顔で魚みたいな目で不機嫌で無言で
まるで全員で
誰か殺して埋めてきたようだと
怖くなったわたしたちはメニューに無いものを
さがしにきたふりですぐ出たから
じっさいはなんだったのか知らずにすんだけど
ただ当り牌をつかんじゃった感じがあのときはしたんだ
194弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/10/17(土) 19:56:15 0
挿絵のない小説は少しさみしいけど(ドラキュラもカーミラもない)
案外ない方が良い場合が多いです
美少女とか自分の理想に当て嵌めたり出来るし
美少女とか好きに想像出来るし美少女とか(ry
メニューにはヌーとミーとリーの絵。
魔霧は一番綺麗なミーを指名しました。
絞りたての血がグラスに注がれます。
本当は鳥なのです。唯羽が割れてしまったのです。
でも大丈夫。浮力の勘は鈍っていませんでしたから。
周りは確かに賑やかです。だけど一つおかしなことがあります。
噴水の音だけは、柔らかい音色だけはちゃんと拾えているのです。
その挙げ句素敵なメロディーを生み出した訳ですが
それは朝のブラッシングに過ぎず手さえ擦れば簡単に洗い流せるのです。
犬歯も妖しく光ります。冷たい血が流れるように。
冷たい旋律に溺れるように。
196ヲタ ◆OP/u0m0YWKCY :2009/10/17(土) 20:00:27 0
今日、電車乗ってたら、前にキモオタが二人乗ってきた。

なんか一人がデカイ声で「貴様は〜〜〜!!だから2ちゃんねるで馬鹿にされるというのだ〜〜〜!!この〜〜〜!」
ともう片方の首を絞めました。
絞められた方は「ぐええぇーー!悪霊退散悪霊退散!!」と十字を切っていた。割と絞められているらしく、
顔がドンドンピンクになっていった。
渋谷でもう一人、仲間らしい奴が乗り込んできてその二人に声をかけた。
「お!忍者キッドさんとレオンさん!奇遇ですね!」
俺はもう限界だと思った。
「おお!そういう君は****(聞き取れず。何かキュンポぽい名前)ではないか!敬礼!」
「敬礼!出た!敬礼出た!得意技!敬礼出た!敬礼!これ!敬礼出たよ〜〜!」
俺は限界だと思った。
197考える名無しさん:2009/10/18(日) 22:00:09 P
>>194
やたらテンションさがってませんか
何かあったんだ
失恋とか失恋とか失恋とか?
198考える名無しさん:2009/10/24(土) 02:33:02 O
(@〇@)
あーっと!
>>1
がいないぞー!
199弱酸性(兼悪魔) ◆OP/u0m0YWKCY :2009/10/24(土) 23:49:40 0
悪魔は恋などしない ケケケ☆

ちなみにこのスレ機械タンのスレ並に続けるつもりですw
200蕩けるスーツ ◆OP/u0m0YWKCY :2009/10/24(土) 23:51:56 0
吸血鬼マニアの魔都馬兎(魔トマト)。とうとう髪にも手を出すようです。
所がいつも行く美容院が潰れて替わりに「カリスマ500」という店になっていたのでした。
「ほんとに500円なの?」「気に入らなければ代金は要りません。」カリスマ美容師が返します。
「今日はどのようにしますか?」「ドラキュラっぽくお願いします。」
カリスマは少し驚いた様子です。「そんな注文は初めてですよ。さてどうなることやら・・・。
所で外は寒かったでしょう。用意が出来る間、これでも飲んで待っていて下さい。」
魔都馬兎は温かいレモネードを受け取りしばらく待機します。
丁度飲み終わった頃、カリスマが声を掛けます。「ではこちらへお掛け下さい。」
「レモネードとてもとても美味でした。」「そうですか。最近開発した自家製です。
そろそろ効いて来る頃だと思います。」カリスマがそう言い終わる前に魔都馬兎はすやすや眠りに就きます。
カリスマは念の為、魔都馬兎にアイマスクをします。チョキチョキチョキチョキチョキ・・・・・・・・・。
10分後、魔都馬兎は目覚めます。アイマスクを自ら外すと真っ赤な眼が不気味に覗きます。
そして真っ青な唇を剥がすとカリスマの首筋に張り付けたのです。
唇が生き血を吸ってる間、魔都馬兎は目を見開いたまま微動だにしません。
美容室ではどこからともなく黒い液体が沸いて来ました。鏡にはカリスマが半分程映っています。
窓や壁もどんどん黒く塗り潰されて行きます。部屋はだんだん沈んで行くようです。

真夜中、シルクハットの紳士が子供たちにキャンディーを配っています。
吸血鬼が繁殖する時もそう遠くはないかもしれません・・・。
201あの時と・・ ◆OP/u0m0YWKCY :2009/10/24(土) 23:53:58 0
俺には4つ違いの弟がいます、って言うかいました。
俺が6歳の頃に弟は亡くなってしまいました。
でも、弟は俺の夢の中に度々登場します。
弟は必ず俺の夢に出てくると、俺がムカツクようなことばかりします。
俺が大学生になったある日、いつもの用に弟の夢をみました。
弟は俺が子供の頃大事にしてた置物をいじってました。
「さわるな!!!」と弟に叫びましたが、完全に無視されてました。
このやろうと思い、思いっきり弟の首を目掛けて蹴りを食らわせました。
弟は地面に倒れこみましたが、すぐ起き上がりまた俺の置物を触りだしました。
怒りが頂点に達した俺は弟を突き倒して、思いっきり首を締めました。
すると弟が苦しそうにこう言ったのです。
「あの時と同じだな」
202考える名無しさん:2009/10/25(日) 12:10:15 O
サイエンスだ
203考える名無しさん:2009/10/26(月) 20:48:18 P
さいきん自転車で転倒させられすぎ
どうみても乗り手にさからって
すれちがう自転車がじゃれついてくる
馬と飼主が別のいきもののように
自転車と乗り手も別のいきものなのかも

なんか自転車ひきよせちゃってる
誰かへんな呪いかけてない?
で疑わしくない順にきいてるんだけど あなたか?
204考える名無しさん:2009/10/26(月) 23:11:05 O
682:Liz◆bitchzBk4s 10/26(月) 20:35 w6tt4UGw0 [sage]
みんな 何かしらの モノを このスレから得てもっていってね。
ストレス解消でもいいし 寂しさを紛らわすでもいいし 暇つぶしでもいいし
なんだかかんだニーズがあるから このスレも賑わってるんだろうしさ。
上前次1-新書写板覧設AA
205考える名無しさん:2009/10/26(月) 23:12:52 O
690:Liz◆bitchzBk4s 10/26(月) 20:39 w6tt4UGw0 [sage]
明日は物故気確定っぽくね?w

でも あたしも 糞尿の嫉妬やイラだちや いろんな無意識の想念を利用して
自分のエネルギーにしている気がする。 ちょっとMAHAOの気の概念に似てるかもだけどwww

でもこれは本当テクニックがいることなので一般人にはお勧めできないし
諸刃の刃で自分が狂うことも多々ある。

あれ・・・オカルト?!w
上前次1-

695:Liz◆bitchzBk4s 10/26(月) 20:41 w6tt4UGw0 [sage]
やべーー 魔女の手法ペラってしまった・・・
696:10/26(月) 20:42 2mwxnZxs0[sage]
206考える名無しさん:2009/10/27(火) 00:47:27 P
学問はいつも研究中で
ならう知識はぜんぶ中間発表って思ってるので
魔法があってもべつにかまわないけど
でも
使えるのかなって疑問がすこし
207考える名無しさん:2009/10/28(水) 21:51:23 O
フィクションの中では使えるんだから
それ以上はぜいたくってもんよ
208考える名無しさん:2009/10/30(金) 06:40:58 P
ああそっか
なんと
わかりやすい
209考える名無しさん:2009/10/31(土) 15:01:03 P
ここ見てるかも○○さん
いい作品つくるために
わざと誤解してるんだと思うのですが
相手役つとまんなくてなんかごめんなさい

スレ主さんじゃましてごめんなさい
助言ありがとうございました
210考える名無しさん:2009/11/02(月) 20:39:59 O
電波
211考える名無しさん:2009/11/04(水) 23:58:54 0
ルーマニアに行って
ドラキュラ城を観光しました。

城の案内人に
「あの時と同じだな」と
言われました。
212考える名無しさん:2009/11/27(金) 22:09:22 0
ツェペシュは何故恐れられねばならなかったのか?
213かた:2009/11/27(金) 22:36:54 O
葉隠
214考える名無しさん:2009/11/27(金) 23:49:18 O
ジャックはネタ切れか
215考える名無しさん:2009/11/28(土) 00:44:55 0
overdrive
216不要に、婆ちゃん、かあちゃんの血筋に拘る:2009/11/28(土) 09:28:51 0
  ,ノ___  ヶヶ 仝_|_ ┬ノ┬ 車殳   --、  七_  l__ゝ ー|ー l 丶丶
 _|」_|_|_ 官  土 |  ⊥ 乂  手  (ノ _) (乂 )  __)  9  ヽ_ノ

                            ,. -─- 、
                ,. -─- 、       l    ボ l
               l  ペ   l         ヽ、 l ノ
               ヽ、.イ ノ       / ナ ン\
     ____         / .ジ \      |  ム   |
   /       \       |      |     ,、/> ̄ ̄ ̄´,. -─- 、
  /    ス     ヽ      ̄_| |_ ̄   /  く       l   プ   l
 l             l   __\/___ 厶- ''´       ヽ、ラ ノ
 l     ト      l  | r‐───‐┐|    ,、       / .ン \
. ヽ、         , '  | 血管針攻撃| /└──┐ |  ト   |
   ヽ、 様  /   |│       |│ \┌──┘   ̄ ̄ ̄
.   /      \   佝ニニニニニニ..」    `      ,. -─- 、
.  /r────‐、ヽ/r r r r r r r r/   ____    l   ジョ  l
 │l 波紋オタク | | r r r rュ r r /     \  く   ヽ、 l  ノ
 │| 容赦なし |│========"        ヽヘ. \  / .ン \
 └─────‐┘                  \ > |__ズ___|
217考える名無しさん:2009/12/03(木) 00:52:30 0
ところでこのスレ何?
218考える名無しさん:2009/12/03(木) 20:11:56 O
>>1
がポエムと運知を行っていた。
依頼すれば削除されるような内容物が詰まった宝石箱。
219考える名無しさん:2009/12/04(金) 21:21:49 0
>>172
自称貴族とは笑わせてくれる
220考える名無しさん:2009/12/05(土) 02:30:05 O
蚊を差す蚊がいて、それが血を吸ってるように見えるんだが、実際は血を注射してたんだ

小さな蚊のほうが血を注射したのにどうして、大きな蚊は笑っていたんだろう

もしかして、
221弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/05(土) 22:33:37 0
>>218
>運知を行っていた

意味が分からないんですが・・・大丈夫か?wwおん?www
もう来なくていいけど

>>219
あなたの解釈の方が笑えます
222弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/05(土) 22:35:06 0
飛び込んで来たパラダイス
ノンレム睡眠に浚われよう
消え入りそうなストーリー
サーカスの中へ包まれよう
223しいえむ ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/05(土) 22:36:41 0

らるくあんしえるさんまいどうじなんおんせえる
(vampire/vampire/other)

ヨットに乗り込む魔朱紅(マシュク)。
ゆらゆらゆら風で揺れます。
骨が崩れても時々降る血のお陰でまた持ち直します。
バタバタバタ蝙蝠が飛び交います。
鞄は既にいっぱいでした。
砂の上を片足でなぞって星座を探す魔朱紅。
早過ぎたような遅過ぎたようなまるで掴めません。
慎重さも乱れ幾重もの紙が溢れました。その瞬間です。
緩いカーブを走り、低いテーブルを造り、赤ワインの泉が聳えます。
これぞ正にホールインワン!
「ワンワン♪」
225オーガニックリボン ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/05(土) 22:41:05 0
魔河(マカワ)とスパイスの会話

「昨日嫌な夢見たよ。」
「私はドーナツです。」
「森で橙色の耳を拾った。」
「いえいえ5円玉ではありません。」
「少し尖ってたんだが、くにゃくにゃしてた。」
「私の腹を潜ったものはみんな冷たくなります。おまけに砂糖もつきます。」
「突風に吹かれてどっかに消えた。所で君の耳も中々の尖り様だね。」
「勿論眩暈が先でしょう。少しずつ消されて行くのです。甘い余韻に浸れますよ?」
「もしかして偽装したのか?一瞬で僕も?」

魔河とスパイスの会話を盗み聞きしてた地球儀とライオンの会話

「火をつけたら回り始めるのでお気に召すまま。」
「睡魔も酷いが空腹には勝てまい。」

本を閉じた魔李異(マリイ)の呪文

「成程成程確かに耳が熱い表紙も赤い窓辺も淡い・・・。」
226古い朝、蒼い熊。 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/05(土) 22:43:26 0
風「以下の理由によりドレシグ氏の言葉を人様にも解るように翻訳した次第です。
  少々ノイズも入りますがその辺は御了承願います。」


「『98体の血まみれのピエロが頬杖をつき
足をばたつかせてこちらに迫って来るのですよ。
私は檻の中に居たので身動きが執れないのですねぇ。
そのうちに44番目のピエロが鏡に向かって石を投げつけるのですが
一向に当たる気配がしないのですよ。結構な至近距離なのにですよ?
埒が明かないのでビー玉を磨いてみたのですわぁ。
そしたらまもなく焦点が合い始めたのですよ。
そこで初めて気づいたのですが葡萄と蜜柑と林檎が
それぞれ丸い皿に乗ってくるくる回っていたのですねぇ。
終わりが見えた私は懸命に隙間を探したのですよ。
だって呼吸は出来てる訳ですから無ければ辻褄が合わないでしょう?
そうこう考えてるうちに重たいマラカスが両手に乗っていたのですねぇ。
特に良い案も浮かばないので取り敢えずマラカスを振ってみたのですよ。
所が愈々以て頭の中はこんがらがって来たものですから
疲れに身を任せて後ろの凸凹に凭れ掛ったのですわぁ。
暫くしたら微かに首ら辺が涼しくなって来たのですよ。
ですから急いで蜜柑の皮を剥くことに専念したのです。
全て剥き終えた頃には針も縮まって来たので自然と解れるまま
細い春風に溶かすことを決意したのですねぇ・・・ねぇ・・・?』


・・・パリンッ・・・」
227壊れた人 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/05(土) 22:45:25 0
鋭く、個性的な評論で有名な某氏が、雇っていた
ある青年の話が怖い。

やみくもに手を広げず、なるべく手ずから仕事を仕上げる
主義の氏の所は、その青年も含めて数名で自らの事務所を
運営していた。
地方出身の真面目な青年だったが、だんだん精神的に
不調をあらわしてきて、氏も他の従業員も困り始めていた。
そんなある日、仕事中に「○○さん!来てください」という声で
職場にあるシャワー室に駆けつけると、その青年が完全にいっちゃった
様子で、浴槽を磨いていたそうな。
にたりにたりしながら、問いかけにまともな返事をせず歌いながら
浴槽を磨いている青年の姿は正にホラー(と書かれていた)。
もう一人の従業員も精神的にあてられてしまって、しゃがみこんで
いるという修羅場だったとか。

氏は"郷里の超がつくほど素朴な両親の考えと、大都会で
創造的な仕事をしている現状とのギャップに壊れたか゛みたいな分析を
していたが、これを読んだときは「狐憑きみたいでコワイ」と思った。
てか、あんまり怖くないか、スマソ
228弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/05(土) 22:46:21 0
コピペは保険または口直しですw
229考える名無しさん:2009/12/06(日) 16:16:30 0
>>108
daresore
230考える名無しさん:2009/12/06(日) 21:54:03 O
トマトジュ−スで我慢して語尾に「ザマス」と付ける事から始めてみよか?
231田村:2009/12/06(日) 23:38:52 O
おれは、ここにいる
232考える名無しさん:2009/12/11(金) 16:23:30 0
>>158
なんのこっちゃ
233考える名無しさん:2009/12/13(日) 01:02:09 O
洞窟の奥にこもって、吸血コウモリだけを生でバリバリ食べ続けていれば、キミもそのうち…



ギャアアアアアアアアアアアアアイイアア

(((゜д゜;)))
234考える名無しさん:2009/12/16(水) 12:19:04 0
>>232
さぁ
235考える名無しさん:2009/12/16(水) 12:49:46 O
莫大な資産をもってて時々寄付をし社会良識などをメディアでのべるとよいぞ
236考える名無しさん:2009/12/17(木) 00:53:08 0
>>176
どこの山田だよ
237弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/19(土) 03:50:01 0
>>230
ザマスとか言ってるのはAだけだろw
俺の吸血鬼概念にはまるで当て嵌まらない

まぁキャラはいつか落ち着かせようと思うがね

>>235
悪魔が寄付とか良識とかw
フン!

>>236
そんなことよりホカホカペニスをキンキンデスクに載せてみなさい

全て解決します♪
魔瑠は狼に跨りましたが
既に足跡は沢山あったので理由も随分余ってます。
森は寒くて堪りませんが毛皮が懐かしいのでした。
木々に触れてマグニチュードを予測するのです。
青い湖を覗き込み、やはりそこには空と雲しか
見えないことに安心します。まるで果てのない景色です。
魔瑠は絶好のタイミングで風船を放しました。
どこかで誰かが弓矢を引きます。
カラフルなガムが空気を研ぎ澄ますように降って来ます。
口を大きく開けて待ち焦がれてます。
濃の深まるミネラルウォーター。
決して気の所為ではありません。
239黒い手 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/19(土) 03:55:10 0
どっかで聞いた話。絶対実話じゃないと思うけど。

ある男が黒い手に命を狙われていた。
空中に手だけが浮かんでいて、焦げたように真っ黒な手。
初めてその手に襲われたのは小学校の頃で、それから何度も黒い手は現れた。
いつも自分はなんとか回避することができるが、その度に近くにいた人が殺された。
男はひどい自己嫌悪に陥っていた。
「自分さえいなければあの人たちは死なずにすんだのに」と思い、悩んでいた。
自殺も考えたが、自分が死んでも犠牲になった人たちが生き返るわけではない。
そして、男はあることを思いついた。
時間をさかのぼって過去の自分を殺し、自分がいなかったことにすれば、
自分のせいで死んだ人達は生き返るのではないだろうか。
男は呪いの本を読んだりして、ついにその方法を知ることができた。
その呪いは、一度実行すれば、過去にさかのぼり
標的を殺すまでいつまでも追い続けるというものだった。
そしてその呪いのためには自分の片手を犠牲にしなければならなかった。
男は真っ黒に焦げた自分の手を見て初めて気付いた。
自分が使ったこの呪いこそが、あの「黒い手」だった。
240怖い絵 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/19(土) 03:57:07 0
「僕はそろそろ僕を殺します。
 如何様せずに活かしてみせます。
 僕の中の僕の哀を。
 心の中の残りの思いを。」
魔城は線路の上を大の字に構えます。
牛宮生壱は緑の絨毯の上で難しいリズムを執ってます。
ビリビリと静電気に痺れているのです。
「炭素繊維の孕むかなりヘビーな実験だけど
 僕は心臓が破れても死なない気がするんだ。
 だから僕は魂を洗うのさ。
 上手く行けば素敵な洗剤に塗されるだろう。
 しめやかな花瓶の世界が。ぬかるんだ満月の虚像が。」
魔城は警報機の振動を確認します。
粥飯未実美はずるずるぴんぴんと笊蕎麦を啜ってます。
断じて噛まない為に神経を集中させるのです。
「この日の為に靴も帽子もスーツも手袋も
 全部丈夫な作りに新調しといたんだ。
 そう僕は壁に心臓を縫い付けるのさ。
 勿論額縁用の文句も押さえてある。
 淡い流れを守るんだ。今は列車を待つだけだ。」
車掌は魔城を発見しましたが佇み加減を不愉快に思い
轢くことにしました。アクセルに更なる力が加わります。
それから裏声巻き舌で静かに叫びます。
「トゥルルル・・・ヤッホイッ。」
窓は割れませんでした。魔城は車掌に獲り付く勢いです。
二人の身体がぶつかり双方の縦半分が合わさりましたが
二人の性質は水と油なので混ざりはしないのです。
但し一応くっついてはいる為か相乗効果は発揮するようです。
彼らの頭からの煙で乗客の理性は吸い取られます。
そんな怪しい霧が晴れた頃、魔城の気分も燦々模様。
車掌は急いでUターンするも、客の記憶は戻らぬまんま。
生壱はこのリズムを愛する余りエレキギターになったのでした。
未実美は溶け切れてなかった山葵にツンツンと痺れていました。
魔城は走ってる間中、上の空で囁くようにぼやいていました。
列車はレールから外れ魔城と他の乗客は未実美の立ち竦む公園に
放り出されました。未実美は生の蛙千匹の皮膚を剥がし
魔城に縫い付けました。それで以て己の髪の繊維の効力が落ちないうちに
よく冷ました蕎麦湯をたっぷりと掛け涼しい日陰へ放してやりました。
顔が真っ二つだと目立ってしまうからです。
未実美の仕事はまだあります。魔城達の残りの身体を
繋ぎ止める為に正気を失くした乗客に灯油と炎を浴びせます。
その特別な煙で双方の身体は一つになります。
未実美の美学は此処でも活きます。
魔城の身体を蛙模様に塗り、車両を一つ拝借して棺桶を作り
ドライフルーツと共に中へ寝かせます。
未実美は蛙の銅像の下に棺桶を埋めて、万年筆を手に取り
硬い紙に魔城のぼやきを認め、掲示板に貼り付けました。
未実美は生壱を持って魔城の最後の思いをなぞります。
「段々凍える天使の腕よ
 早々微笑む霙の果てよ

 僕は光の味を知りません
 真夜中の夢を彷徨います

 それは近き青空の無関心
 紅花に縋る過程の不穏感」

黒い雲が増えて豪雨が生壱を叩き付けました。
生壱は人間に戻りましたが核は破損した儘でした。
未実美は感電して死にました。
未実美のロック人生の始まりです。

沼はぴょんぴょん賑やかです。
ケロケロ・・・・ケロケロ・・・・シロシロ・・・・。
245おんぶ ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/19(土) 19:23:17 0
あるところに、お父さん、お母さん、男の子、女の子の4人家族がいました。
最近、お父さんとお母さんの中は冷え切り、ケンカばかり。
そんな家族ですが、旅行に行きました。
しかし、子供達が寝てから、夫婦はまたケンカになりました。
カッとなったお父さんはお母さんを殺してしまいました。

次の朝、お父さんは子供達に何も言わずに3人で出発しました。
色々と見て回り、疲れたので休憩することにしました。
すると、お兄ちゃんが、
「お父さん、なんで朝からお母さんのことおんぶしてるの?」
246洋館的一曲 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/19(土) 19:24:43 0
247考える名無しさん:2009/12/20(日) 15:50:08 0
ツケが回ってきたんだよ
248考える名無しさん:2009/12/20(日) 15:53:22 0
>>247
なんのこっちゃ
249弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/26(土) 19:01:22 0
>>247-248

リアルレンフィールドかぇ?

故意か天然か知らんが
レス内容毎度バロスw
どうやら魔乃は
ケースを開け放した儘
無我夢中な様子。

十字架を磨いてます。
もっと艶を出す為に祈ってます。
大蒜を味わってます。
そっと包み込む時を計ってます。
マグカップに入ります。
目は回りませんが頭が離れて行きます。
コーヒーを沸かします。
根は萎れませんが蕾が捻じれ出します。

銀のヴァイオリンに塗りたくります。
ホイップクリームは白すぎるのです。

生まれ立てのナイフとフォーク。
しかし今宵は満月です。
またの機会を待つとしましょう。

どうにも魔乃は
目蓋を開け放したまま・・・。
251点滴 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/26(土) 19:06:50 0
私、喘息の発作が起きて救急病院で点滴された時、点滴間違えられたよ。
普段は点滴されると楽になるのに、その日に限ってえらい動悸がしてきて
死にそうに苦しくなったの。

あわててナースコールしたら、看護婦があわてて医者を呼びにいった。
半分意識を失っていたけど、その時の会話が怖かった。
「おまえなにしてんだよー。」
「だって、苗字が同じだったんですぅ」
っておい!

そして落ち着いてから、医者に何があったのか問いただそうとしたが
病院の職員すべてが妙に私に親切になり、上手くいえないけど聞いては
いけいことが起こった気がして何も聞けなかった。

そしてそのことを親に言ったら「医者が間違えるわけないでしょ!」と
一笑された。実は親の台詞が一番怖かったんだが・・・w
252オカルト的一曲 ◆OP/u0m0YWKCY :2009/12/26(土) 19:08:38 0
253考える名無しさん:2009/12/30(水) 03:47:59 0
254考える名無しさん:2009/12/30(水) 04:08:48 0
 霞 み
255弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/09(土) 21:29:18 0
度度謎持参乙www
256弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/09(土) 21:31:04 0
ちんちんかゆいあのこはかわゆい

あの子の膝枕で寝てる振りして血吸って不死者になって・・・

そして一緒に吸血鬼人生歩みてぇ〜

終わらない旅路を・・・ケケケ☆
257トリートメント山脈 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/09(土) 21:34:13 0
吸血鬼けえき店で吸血鬼けえきを売る前の薔薇夢(ばらむ)と買う前の魔路翻(マロン)

「苛ッシャイませ〜?」
「お勧め有りますか?」
「吸血鬼けえきになさい〜?」
「どんな味ですか?」
「トマトケーキになさい〜?」
「幾らですか?」
「英世出しなさい〜?」

吸血鬼けえき店で吸血鬼けえきを買って家路に着いた魔路翻

「美味しいのかな?
 美味しい?
 もう無くなった?
 直後倒れる僕?」

吸血鬼けえき店で吸血鬼けえきを売った後の薔薇夢

「さらさら〜・・?
 さらさら〜・・?
 御馳走様〜?
 世卯来蘇〜?」
258こたつの中(1/2) ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/09(土) 21:36:52 0
こたつでぽ〜っとしてついつい寝てしまいました。
ふと目が醒めると電気は消え真っ暗になっていました。
こたつ布団に肩まで入った状態で寝ていたため出ようともがくと
すねに何か当りました。
足です。
そう言えば、くだらないテレビを妹と一緒に見ていたんだ。
一気に腹筋に力を入れて起きあがり、妹の肩をたたいて起こしました。
妹は眠そうに起きると、何も言わず二階に上っていきました。
風呂から上がって水を一杯飲みながら、テレビをつけるとスポーツニュース
がやっていました。風呂から出たばかりは暑いため、こたつには
入りませんでしたが、あとから入る時に冷たいのは嫌なので
スイッチを弱にあわせておきました。
サッカーのダイジェストニュースが終わり、次は見たかったプロ野球です。
そろそろ寒くなってきたなと思い、こたつに入るとこつんと足に当りました。
妹がいたずらして入っているのかと思った瞬間、はだしの足が氷に
包まれたように冷たくなりました。
足を引きぬこうともがこうとすると、足に鋭い痛みが何度も走りました。
息が止まるほどの恐怖を感じ、全力で足を引きぬこうとしますが、
まったく動きません。
足の痛みが尋常ではなく、冷や汗を掻いてきました。
足首から先の感覚はなく、痛みはだんだんすねのほうに上がってきていました。
たまらずこたつ布団を上げて中を覗き込みました。
しかし弱にあわせたこたつの光ではよく中が見えません。
私はこたつのコントローラーに手を伸ばし「強」につまみを合わせ
布団を上げようとすると・・・・・・・・・


259こたつの中(2/2) ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/09(土) 21:38:01 0
目前に青ざめた初老の男の顔が浮いていました。
どう見ても、首が無いのです。
男は数秒、私と目を合わせると振りかえりました。
その時です一番恐怖を感じたのは。。。
おとこの後頭部からはブランと何かがぶら下がっているようでした。
目を凝らすと、それは腕でした。
男の顔は手首の代わりに腕から生えていたのです。
それを見て私は気を失いました。
朝、足を見てみるといくつもの歯型がついてました。
たぶんあの男のほっぺたあたりで私の足を押さえていたのでしょう。
私が足を引きぬこうとした時に噛みついてそれを防ごうとしたようです。
しかし、一体何人いたのでしょうか???
261弱酸性(兼決定論者) ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/09(土) 21:43:37 0

桑タンかあいいよ桑タン


僕が吸血鬼になることも決まってるのさ
263弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/16(土) 21:05:45 0
去年「吸血鬼ドラキュラ」の続編が出たみたいです
作者の子孫と研究家の共作みたいですが
500ページに及ぶとか何か派手に滑ってそうな悪感・・・
日本で翻訳されるのは来年くらいかな?
楽しみではありますが少し心配でもあります
まぁ取り敢えずだんご4兄弟、孫びいき、マツケンサンバ3等の
二の舞にならないように軽くお祈りしときますw

でも例え不評だとしてもブラム・ストーカーが滑った訳ではなく
「吸血鬼ドラキュラ」自体は不朽の名作に変わりないよね!そうだよね!うん!
右手に緑の手袋を嵌めた魔史。
右手で緑のドアを開けます。
すると途端にグリーンミントの香りが漂って来るのです。
暖かい部屋に緑の帽子を被ったカロラインが待ち構えてます。
カロラインはパープルの餃子とグリーンアップルソーダを差し出します。
煌々とした餃子の心地いい食感、ソーダに浮かぶ真っ白い氷の眩しさ。
余りにも変わった刺激だったので、見た目も味も一瞬にして浚われました。
カロラインの胸ポケットに挿してある百合の花がそうさせたのでしょう。

左足に青の靴下を履いた魔史。
左足で青のギアを壊します。
やがて前方からブルーミントの香りが誘って来るのです。
涼しい箱には青の帽子を被ったキロテインが待ち構えてます。
キロテインはバーミリオンの大蒜とブルーハワイソーダを差し出します。
津々とした大蒜の慎ましい触感、ソーダに浮かぶ真っ赤な氷の明るさ。
極めて珍しい反射の仕様だからか、匂いも感触も一瞬にして奪われました。
キロテインの腰ポケットに挿してある薔薇の花がそうさせたのでしょう。

魔史は2つの壁を出る間際に見たのでした。
初春に2人の丸く柔らかい小さな耳を。
真夏の陽に綺麗に生え揃った白い歯を。
初秋の樹に弱々しく飾られた棘無き鼻を。
そして真冬には毒の抜けた黒々しい眼を。

それから嗚呼、2つのベロが各々器用に騒いでいます。
血の気のない、吸血鬼の頃の方が可愛く思えたのです。
265消えた姉(1/2) ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/16(土) 21:11:46 0
友達から聞いた、ある姉妹の話。
その姉妹は実家住まいで、ふたりで一部屋に住んでて
夜はその部屋に布団を並べて敷いて寝ていたそうです。
ある夜の事。その姉妹はいつも通り寝ていたんだけど、
姉がふと起きて部屋を出て行って、しばらくしてからまた
戻って来て布団に入ったそうです。
隣で寝ていた妹はその気配でなんとなく目を覚ましたんだけど
「ああ、トイレに行っていたのか」と思ってまた寝たそうです。
それからしばらくして、また姉が部屋を出て行って、またすぐ
戻って布団に入る。妹はやっぱり目を覚ましてしまって、
「またトイレかー。普段こんな夜中に起きる事ってないのになー」
と思いながらも再びウトウトしました。
さらにしばらくして、また姉は起きて部屋を出て行ったそうです。
妹は「これで3度目じゃないの...」とちょっといら立ちながら目を覚まし、
「戻って来たら何してるのか聞いてやる」と思って
横になったまま、姉が戻って来るのを待っていたそうです。
しばらくすると、部屋の入り口の方から「あっ!」という姉の声がしました。
266消えた姉(2/2) ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/16(土) 21:13:58 0
妹もびっくりして入り口の方を見ると、姉が立っています。
姉の顔をよく見ると、物凄くびっくりした表情で、自分の寝床を
見ています。
どうしたんだろう、と思って妹が姉の布団をふっと見ると、
入り口に立っているはずの姉が布団に入って寝ていました。
どうゆう事!? と思って入り口の姉をまた見た時、姉は
驚愕の表情のまま、足元からスーッと消えてしまったそうです。
そして、「もうひとりの姉」はスヤスヤと隣で眠っている...。
妹は、それからいつの間にか眠ってしまったらしく、気がついたら
朝だったそうです。
姉はいつも通りの姉で、妹もあの夜の事をなんとなく口に出来ないまま
今も普通に暮らしているそうです。
でも妹は、「あの時消えてしまったお姉ちゃんが本物で、
今のお姉ちゃんは、本当は違う人だと思う...」と言っているそうです。
267弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/16(土) 21:16:03 0
創作が結構楽しくなって来たので
次回からもうちょっと練ってみようと思います
月つきムーン☆彡
268弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/23(土) 21:08:22 0
http://www.youtube.com/watch?v=xMw6lN9Fe3U

バス(笑)シルクハット(笑)

全体的に不気味な感じも
>>52-53とリンクします
269弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/23(土) 21:11:05 0
【吸血鬼に近づく為の考察#1】

吸血鬼になるには死ぬ前に何か後悔することが条件だそうです
それなら誰でもなれそうな気がしますが大きさや量などが関係するのかしらん?
いろんなことに手をつけて中途半端なエピソードを増やし捲ってGoodnight!
270スプーンの瞬き ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/23(土) 21:16:31 0
白い家にノックの音が聞こえます。
部屋にミルクを浸してた蘇宇主(ソース)は
ドアを思い切り開けました。
ミルクは全部流れてしまいました。
それはそうと目の前にはゼリーみたいな手首が浮いてます。
手には変な鞄を持ってます。
蘇宇主は商人を中へ入れ鍵を閉めます。
しかしそのブリリアントレッドのゼリーが余りに
鮮やかだったので思わず闇へと放り込んだのでした。
「この悪魔みたいな舌触り、毒々しい余韻、
 求めていた理想に近い・・・。」
天井から青白い喋り声が響いて来ます。
「専用赤ワインを全身に塗って
 電子レンジに入って下さい。
 中に丸いダイヤルと三角のスイッチがありますので
 扉を閉めてから49分に合わせてスタートです。
 商品は二つとも鞄に入ってますので
 優しく撫でて取り出して下さい。」
しばらく後、花瓶は割れ、レンジは潰れ、
商人の呼吸さえ消え果てました。
トマト果汁は部屋の外へ溢れ出します。
余計な破片は全部赤血球が追い出してくれます。
どうやら空っぽだったミルクの瓶が重くなったようです。

所であれから赤い家にはノックの音が途切れないとか。
271ぬか漬け ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/23(土) 21:18:32 0
俺のばあちゃんの話。
俺のばあちゃん、かなり痴呆が進んでて、
まともにコミュニケーションがとれない状態だったんだけど、
ぬかづけだけはせっせと漬けてて、これがめちゃめちゃ美味くて、俺大好きだったのね。
けど俺以外(両親や親戚)は全く食べようとしなかった。
バクバク食う俺を見て、ばあちゃんはボケてるなりに嬉しそうなリアクションしてたから、
「みんなも少しは食ってばあちゃんを喜ばせろよ」と思ったもんだ。
で、そのばあちゃんも数年前に他界したんだけど、これはそのときに叔母に聞いた話。
ばあちゃんの旦那(俺のじいちゃんね)は終戦直後に亡くなったんだけど、
かなり厳しい人で、ばあちゃんに対してもキツイことばかり言ってたんだけど、
ぬかづけだけはよく褒めてて、ばあちゃんはそれが自慢だったとか。
でもじいちゃんが亡くなった際、ばあちゃんはちょっと気が触れたみたいになって、
「この人、私のぬけづけが大好きだったのよ」なんて言いながら、
じいちゃんの脳味噌を自慢のぬか床に混ぜちまったらしい。
まさかと思ったが、当時は終戦の混乱もあって遺体の扱いは結構アバウトだったとか。
それだけじゃなく、その後どこからか犬猫の死体を持ってきては脳味噌を漬けこもうとして
家族に止められたんだそうだ。
で、俺以外はみんなこの話を知っていたわけだが、
さすがに誰一人食わないんじゃばあちゃんが可哀想だから黙っていたとか。
俺はスケープゴートにされたってわけだ。
(ちなみに俺が登場する前は、叔父とか従兄弟がその役目を担ってたとか)
さすがにムカついて母さんを問い詰めたら、「そんなワケないでしょ」と笑われた。
でもぬかづけを食おうとしなかったことについては言葉を濁すんだよね。
確かめようにも(見てわかるのかわからんが)、
ぬか床は葬式の際処分しちゃったし。
272弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/23(土) 21:20:03 0
さぁ盛り下がってまいりましたー
273ジャック2世 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/30(土) 19:15:26 0
【独毒手記(ドクドク)#1】

カーテン近づく。
風も暖か。雪は強か。
アロマは許されない。
そして居た。確かに見た。
素敵な黒で。無防備な型で。
冬でも途中。色まで自然。
よく考えれば分かることさ。
三日月でも、似ていても、
目と目が合った気がした。
蜂蜜被りたい西瓜削りたい。

嗚呼。
274弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/30(土) 19:17:31 0
背筋で粗筋なぞる謎
ラスクを楽々砕くなら
闇で病み付き黄身を見よう
異様な酔いから醒めるには
鰐の輪の中乾かそう嘘
沸かそう御茶ちゃちゃっとね
ブラッド図書館には勿論吸血鬼の本しか置いてありません。
フォークをくるくる回して刳り貫けばいいのです。
それなら陶器以外の皿を割り続ければいいのかもしれませんが
ややこしいことにガラスのコップを飲み込むようなので
そうも行かないみたいなのです。
それでも高速道路で歯磨き粉が包帯に沿って
くねるのを目の当たりにしました。
その高速道路にはある地点に小さな庭がありました。
風もないので狐は自力でブランコを漕がなければなりません。
その都度狐はぼやいていました。
「髭がもっと生えてくれれば芸術家になれるのに。」
ドライブ真っ最中の鬼はその言葉を聞き逃しませんでした。
パーキングエリアでソフトクリームを溶かしてた蘇実(ソミ)は言いました。
「やっぱり100%じゃないと話にならないね。」
276お楽しみ ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/30(土) 19:20:53 0
とある町に小さな楽器屋があったんだ。
その楽器屋に、いつも笛を見に来る少年がいて、それを見た店主は
「その笛、そんなに欲しいのかい?」って聞いたんだ。そしたら少年は
「うん。今これを買うためにがんばってお金をためてるんだ」って元気よく答えた。
それを見た店主は、「この笛はこの少年以外には絶対売らない」と心に誓ったんだ。

そんなある日、金持ちの男が来店して、少年が欲しがっていた笛を見て、
「私はあの笛がどうしても欲しい。いくらつんでもいい。売ってくれ」って頼んだんだ。
しかし店主は少年のことを思い、
「いや これはどうしても売れないんだ」と、金持ちに笛を売らなかった。

またあくる日、ついに少年はお金をためて笛を買いにきたんだ。
「おじさん!お金たまったよ!笛を売ってくれよ!」
店主は目を輝かせてきた少年に笛を差し出し
その場で叩き折ったんだ。
「これが唯一の楽しみ」
ってね。
277ヤモリ ◆OP/u0m0YWKCY :2010/01/30(土) 19:22:49 0
一旦冬眠しまーす
278弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/03/06(土) 03:14:34 0
再開します
279弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/03/06(土) 03:16:09 0
【吸血鬼に近づく為の考察#2】

はっきり分かるくらいの犬歯は中々難いし
ほったらかしてても口が壊れそう だから
いっそ光るくらい真っ白にしようかと検討中
逆に雰囲気でそうだし(オーラを消すように)
ホワイトニングも出てるようだし
いつか試してみようかと考え中

真っ白な歯・・・今、吸血鬼の歴史が変わろうとしています

ホワイトトゥース
281免疫夜景 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/03/06(土) 03:20:59 0
鶏と同じ温度の手を持つ男が
卵を温めた暫くして雛が産ま
れたがビー玉は吸い取られ元
に戻って見え過ぎる位に鮮明
に映った燃えるような赤い瞳
がそして悟った本当に生まれ
たのは俺の方だということを
282精神科 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/03/06(土) 03:22:37 0
友人(拙者と同じく“視え”“感じる”友人)がいるでござる。
彼は『もらいやすく』、少々キツいモノを『もらい』過ぎると
テンパッてしまって、ちょくちょく“心の病院”に入院するのでござる。

(拙者は防御値がある程度高いため、『もらって』も軽度の
損傷で済むのでござるが…)

ある時、『もらい入院』(w)した友人を拙者はさっそく見舞いに
行ったでござる。(その病院は知人の病院)(彼は“感じる”精神科医)

閉鎖病棟でござったが、その食堂にて面会。
色々話しこんでいると、「ピチャポチャ…」と水の滴る音が…
(『誰か水でもこぼしたか…?』)
あたりを見まわす拙者。

と、そんな拙者の視界に驚くべき光景が…!?

なんと、すぐそばに座っていた他の患者が、ムシャムシャと
指を食べていたでござる。『ぷっ!』と爪を吐き出す患者。

水の滴る音は、滴る血の音(大量出血)でござった。
(やってきた看護人は、『ふぅ〜』とため息ひとつ、処理にあたっていた)
283弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/03/06(土) 03:24:08 0
近日吸血鬼の研究本みたいの買ってみて
だんだんこのスレも華やかに
でもまぁ知識がない時にしか書けない云々
今はそれを満喫する云々
悔しい脳wwwwww悔しい脳wwwwww
284弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/03/06(土) 03:25:00 0
構成纏まったらまた来ます
285ジャック2世 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/03/21(日) 03:15:20 0
【独毒手記#2】

まずは蔕を取ってから綺麗に洗って汲み取ろう。
干からびる前に冷凍しよう。
悪の光に晒すのさ。
自然解凍で生まれよう。
それは水平線を切り裂いた地平線の腕の様。
虹模様。春の紅葉。

嗚呼。
286手毬をつく少女 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/03/21(日) 03:17:49 0
リース&ミント

「メス。」
「ねこじゃらしだぁ。」
「ナス。」
「途中下車しまぁす。」
「キス。」
「ふわふわ温い。とことこ緩い。」
「ミス。」
「・・・。」
「最善を尽くしましたが元には戻りませんでした。
 しかしこれはもしかしたら成功と言えるかも知れません。
 今までの非常に退屈なレールに比べたら寧ろ心地いい程です。
 外れた車輪は放って置くに限ります。」
「あなたが既に人間ではないとしても。」
287弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/03/21(日) 03:19:43 0
吸血鬼
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%B8%E8%A1%80%E9%AC%BC

本も入手したのでウィキと本の情報を軸に考えていきます
288弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/03/21(日) 03:21:42 0
ドラキュラのうた(なぜかカットVer)
http://www.youtube.com/watch?v=zMJZX11fHXs

一応見つけたけど
なぜピザブスのヌード・・・
どうせなら美少女にしろゆw
子供の歌声もイラッと来るね
289精神病院にて肝試し ◆OP/u0m0YWKCY :2010/03/21(日) 03:23:51 0
もう5年も前の話なんですけど。。。
怖いもの知らずだった10代の私は、酔っ払って気が大きくなっていた事もあり、
一緒に飲んでいた友人と京都の北山にある精神病院に肝試しに行きました。
SRV車に友人5人で乗り込み現地に着きました。
2人ずつ精神病院の門まで行くという、とても簡単なルールで始めた肝試し。
というか、相手は人間なので(精神病院の入院患者)下手に刺激しなければ大丈夫なはず、
と思いながら恐る恐る歩き出しました。
門まで着いた時友人がクラクションを鳴らし。。。
突然精神病院の鉄柵が「ガー−!」と揺れ始めました。
なんと患者の皆さんが起きてしまったようで。。。一心不乱に鉄柵を揺すってらっしゃる。。。
すごい勢いで揺れる鉄柵。走って逃げようとしましたが、
とうとう鉄柵が外れてしまった模様で、皆さん走って追いかけてきます。
もつれる足を何とか走らせ車に乗り込んだ私達。
もう、あんなことはしないようにしようと心に決めました。

教訓を胸に秘め1年後、別の友人と話していた所その話になりました。
「怖かったよー。」と私。
「え?あそこの精神病院とっくの前に閉鎖されてるでしょ?」
290考える名無しさん:2010/03/29(月) 23:46:47 0
吸血鬼の事はこのブログ見れば、
一通りの事はわかるよ。
ttp://ameblo.jp/nami-sakura/theme-10018204626.html
291弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/04/10(土) 01:58:46 0
最近規制多いのう

>>290
セブン
一つの記事が長くてスペースも多くて読み難いな
いれんな意味でコワスw
時間と気力がある時にでも目を通してみます
292弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/04/10(土) 02:00:50 0
精神病
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%97%85

>>幻覚・妄想を中心症状とした、統合失調症に似た精神病。

レンフィールドは多分これに当たるのかな
ドラキュラに操られてる感もあるけど
最初読んだ時レンフィールド=ジョナサンだと思ったゆw
293いし ◆OP/u0m0YWKCY :2010/04/10(土) 02:02:50 0
コンクリートに咲いてる一輪の花を見て少女は言う。
「変わらないものなんてあるのかな?」

道端で拾った石を口にした青年が医師に言った。
「今度こそ髪を刈って眉毛を剃ってきます。」
後日青年を見た医師は言った。
「なぜ眉を緑に染めたのかね?それにしても鮮やか過ぎる。
 落ち着きがないなぁ。髪の毛もモップのようだ。」
青年は答える。
「最近ちょっと胃が荒れてて意思が
 上手くコントロール出来ないのです。」
医師は護謨を手に取り青年の顔を擦り始めた。
すると青年の顔は愚か身体すらも見る見るうちに消えていった。
しかし可笑しなことに胃袋だけはどうしても消えなかったのである。

スクーターに轢かれて散る花びらを見て老婆は言う。
「変わらないものばかりだねぇ。」
294ハンバーガー(1/3) ◆OP/u0m0YWKCY :2010/04/10(土) 02:04:58 0
今住んでるマンションから徒歩十数分のところにハンバーガー屋が
ある。フランチャイズ店ではなく、手作りの味を売りにしている店
だ。セット(バーガー+ポテト+ドリンク)で頼むと800円以上
はするし、すごく美味いってわけでもないせいか、いつ行っても
客がいない。店内はそのくせわりと広いので、ちょっと寂しささえ
感じるほどだ。

店は中年男性がレジと厨房、その奥さんらしき女性が
ウェイトレスや雑用を担当している。店の奥は彼らの住居に直接
繋がっている作りで、よく言えばアットホーム、悪くいえば生活感
があり飲食店としてはだらしない感じ。店も店の二人も70年代を
感じさせるスタイル。それもオシャレな感じじゃなく、ちょっと
陰気な、貧乏臭い感じのものだ。

フロアの中央には各種調味料が置いてある。おれの好きなサルサソース
も置いてあるので、他に食べたいものがない時に消去法でここに来る
ことがたまにあった。

調味料置き場には、「当店のハンバーガーには独自の味付けを
しております。調味料の類は一度召し上がってからお付け下さい」
というメッセージが書かれている。独自の味付けっていっても
ケチャップとフレンチドレッシングがかかっているだけだ(たぶん)。
おれは最初からサルサソースをドバドバかけて食っていた。
295ハンバーガー(2/3) ◆OP/u0m0YWKCY :2010/04/10(土) 02:06:31 0
確か3度目にこの店を訪れた時だったと思う。レジでの注文時に
「うちのハンバーガーはそのまま食べてみて下さいね。あまり
調味料を使うと味がわからなくなりますからね」
と言われた。おせっかいだなぁと思いながらも、「ええ」と
だけ無難な返事をしておいた。

その日も結局いきなりサルサソースどばどばで食べた。

それからなんとはなしにその店に行かなかったのだが、
2,3ヶ月は経ってからふとまた食べたくなり、久しぶりに
店を訪れた。

「うちのハンバーガーはそのまま食べてみて下さいね。あまり
調味料を使うと味がわからなくなりますからね」
はっきりと覚えているわけではないのだが、前回と同じセリフを
そっくりそのまま言われた。で、今回はおっさんの顔がちょっと
引き攣っていて、口調も何か感情を押し殺した様に、変に棒読み
なんだ。口元なんかちょっとプルプル震えて、どもりをすれすれ
で免れた感じ。

ここに至って初めてちょっと不審に思った。この店はレジが
一階にあり、客が飲食するフロアは階段を上ったところにある。
ウェイトレスの奥さんも注文した品を席まで届けると、飲食
フロアの奥にある自宅へと引っ込んでしまうので、おれが
ハンバーガーを食べているところを彼らに直接見られた記憶が
ないのだ。でも、さっきの口調は通り一遍の説明ではなく、
はっきりとおれへの非難が感じられるもの。いつもおれが
サルサソースどばどばやってるのを見られていたのかな。
296ハンバーガー(3/3) ◆OP/u0m0YWKCY :2010/04/10(土) 02:07:50 0
まあでも、客がどんな食い方をしようと勝手だ。奥さんが
注文したセットを置いてフロアの奥の方へ向かったのを確認して
おれはまた調味料コーナーへ向かい、バーガーのバンズを取り、
サルサをどばどばかけた。

なんかおっさんが押し付けがましいのがムカつくけど、
たまに食うとわりと美味いなーと思いながらむしゃむしゃ
やっていた。

半分くらい食べたところだったか、不意にガシャンという
ガラスの割れる大きな音がした。驚いて音のする方を反射的に
振り返ると、それはフロアの奥の店主達の住居の入り口。

そこから半身だけのぞかせ、店主と奥さんがこちらを凝視していた。

店主は何かを床に叩きつけた直後の様な姿勢で、顔だけこちらを
向いている。一瞬だけ視線が合ったが、すぐに目を逸らせて
小走りに店を出た。ただただ、怖かった。

彼の表情はおれに暴力的な危害を加えようというような、つまり
殺気を感じさせるようなものではなかった。自我の崩壊という
ものが表情に表れるとしたら、ああいう感じではなかろうか
と思わせるものだった。

さらに数ヵ月後、店の前を通りかかった。

店は売りに出されていた。貼り紙から察するに、最後に店を
訪れてからほどなくのことのようだった。
297逆様ニュース ◆OP/u0m0YWKCY :2010/04/24(土) 02:17:15 0
夜空の窓、騒々しい星達。
パレットは、パレードを描きます。
キラキラの肘が、蜘蛛を呼び寄せるのです。
「星座じゃなかったのか!」
分かり切ったことが、冷たく溶け込みます。
「でもこんな暑い日にシチューも悪くない。」
まだまだ若いのに杖を選ぶというのです。
夕暮れには地面を軽く叩けばいいでしょう。
こつ、こつ、こつ。
なにやら豹のようなジェル。
包むや否や、秘密を、散らかし放題。
答えを、紛らし作戦。穿鑿。
それがあの額に飾ってある優雅とは程遠い?
「!!!」
298ノイローゼ ◆OP/u0m0YWKCY :2010/04/24(土) 02:19:07 0
洒落にならない〜ほどじゃないかもしれないけど・・・スマソ

わたしの友人は以前セミナー見たいのに行ってました
鬱みたいななんか精神的な葛藤と戦う集まりみたいなものだったそうです
そこで、同じセミナーの男性と交際していました
さわやかで、好青年でした
2人は結婚を意識して、家のこととか話すようになったんです
その彼がいいにくそうに母親の話をしてくれたそうです
(友人は母親に会ったことがあるのですが、さわやかでやさしそうなお母さん
だったそうです)

彼が高校生の頃、テスト勉強していてふと顔をあげると、
机の正面の窓から(外から)ジイイイッと青白い顔をして彼を見ていると言うのです
何度もです・・・
母親はノイローゼ気味で、その他にもいろいろ奇怪な行動(一人でブツブツ・・とか)
いろいろあったそうで、憶えてないんですが・・・
なんでわざわざ外(屋根の上)から息子をみていたのか・・・・??
心配だったんだろうけど・・・

結局2人はうまくいかず、別れてしまいました
彼は幼少からの母親のトラウマが強かった・・・と友人が言っていました
299メロンライス ◆OP/u0m0YWKCY :2010/05/15(土) 01:22:23 0
おとこの子「牛、牛牛、牛牛、牛だぁ。」
おんなの子「虫、虫虫、虫虫、虫よぉ。」
おばあちゃんっ子「いや、サタンだ。サタンがナイフを入れたんだ。
         じゃあ僕は瓶に戻るから。精々残りを楽しめよ。」

血の雨。夏の大地。夜の湖。

マスター、シャカシャカシャカ。
おとこの子、次々とピンクの瓶へ牛乳を注ぐ。ドバドバドバ!
おんなの子、続々とオレンジの箱へ虫を並べる。カサカサカサ!
おばあちゃんっ子、ペロリと密かに舌舐めずり。
マスター「どうぞ。」

日傘。雪達磨。紅筆。
300壁一面に ◆OP/u0m0YWKCY :2010/05/15(土) 01:24:18 0
不動産屋で働く友人から聞いた話。

その友人が担当するマンションの空室に
一部屋だけ他と雰囲気の違う部屋があった。
その部屋に入ると、いつもなにか違和感を感じていたのだが、
ある日その部屋の廊下が、他の部屋より1m位短いことに気づいた。
他の部屋よりも短い廊下が、いつもこの部屋で感じる違和感の原因なのかと
友人は思ったそうだ。
しかし、なぜ短いのだろうかと思い、廊下の突き当たりの壁を叩いてみると
どうやら本来の壁と、今叩いている壁との間に空間があるようだった。
イヤな予感がした友人は支店長の許可をもらい管理人と一緒にその壁を壊してみた。

友人:「白骨死体でも出てきた方がスッキリしたんだけどさ。」


でも実際は、その空間の壁一面にびっしりと子供の絵でミッキーマウスらしいものが描かれていて、
それをグチャグチャに塗りつぶしたような跡があった…そうだ。

            ―――終了―――
結局子供がミッキーマウスの絵を描いたら
ディズニーの刺客が子供ごと消しにきたということらしい。
301マシュマロ骨折 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/05/29(土) 01:42:55 0
夏は曇り過ぎて冬の様だ。
しかし街は霧に蕩けそうだ。

ハニー「深読みしたら生気を吸われるぞ。
    今は2回汲めば消えるようになってる。」
バニー「それなら片手で固定して両目で捩じればいい。
    洗濯機に入れたら勝手に絡まるけどね。」
ハニー「それは自転車でも言えることだ。
    この間なんて車輪にちょっと違和感持って
    振り返ったら猫の死骸だったしね。
    とっくに息絶えてたようだが!」
バニー「籠の取っ手は忙しそう!
    そして僕の手にもフィット仕様!
    鮮やかなフルーツでも盛って待つとしよう。」
ハニー「ではそろそろ俺も珈琲を沸かそう。
    ランプが消えるまでには片付くだろう。」
バニー「香りが強すぎて飲み込まれないかが唯一の気掛かりだ!」


二人「これで迷彩は完璧だ!・・・・・・・・・ん?」

そう二人は自らスパイを引き出したのである。

「・・・フフフフ。」
パイン趣は欠伸をして最後のカウントダウンを始めた。
302コオロギ ◆OP/u0m0YWKCY :2010/05/29(土) 01:45:11 0
小学校の時。
同級生が一軒家に引っ越したが、水まわりがイカレていたのか、
そういう土壌だったのか、コオロギが大量発生するのだ、と話してくれた。
お母さんが一日じゅうコオロギを退治するのだ、と言っていた。

それから半年ほど経って、その子の家に遊びにいった。
いわゆる建て売り住宅。玄関を開けると土間のところに一匹のコオロギ。
ああ、そう言えば大量発生で大変なんだっけ、と思い出しつつ中に入った。
台所でモーターの唸る音がする。それが止むと奥から友人の母親が出てきた。
友人と二人、台所に通され、菓子を御馳走になっていた。
と、キッチンに大きめのミキサーが置いてある。さっきの音はこれらしい。
だがチラリと見て、違和感を感じた。ガラスの容器の中身。胡麻?漢方薬?
そこに母親がどこからか戻ってきた。手の中には大量のコオロギ。
それをミキサーの中に投げ入れるとスイッチをひねり、それをじっと見つめている。

「ウチのお母さん、少しアタマおかしくなっちゃったの」
友人は少し困ったような顔をして、菓子をほおばっていた。
303弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/06/12(土) 03:19:39 0
漸くカーミラ読み終えた(遅)
レズものだし文も丁寧だしで
作家は女と勝手に思ってた
レ・ファニュてのもそうっぽいし
訳者のあとがきで種明かし
何気に夢遊病とか医師登場とか
ドラキュラに共通する部分が垣間見られた
304弱酸性 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/06/12(土) 03:21:21 0
遡って今はフランケンシュタインを読んでる最中
ドラキュラに比べてこちらも文が綺麗な感じ
ドラキュラは何かごちゃごちゃうるさいw
まぁ結局名作なんだけど飽くまで二作と比べると
やっぱ文はスマートな方が良いと思う
国語でも勉強し直すかな
このスレが100スレ行く頃には
結構な名作が出来てるはずですwケケケ☆
305ジャック2世 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/06/12(土) 03:23:33 0
【独毒手記#3】

傘みたいな蝙蝠で狙う。
天秤の振動を活かす。
後は痕をアートした。
それを雲から授かった。
茜雲から燃え落ちた。
危険で冷たいハンモック。
大きく広まる甘い蜘蛛。
苦悶苦悶。もくもく。木曜日。

嗚呼。
306まなこ3ページ眼 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/06/12(土) 03:25:52 0
輪っかの境界線ずらして反射。
分裂する時、弾けたアーモンド。
噛み締めてる。繋げている。
鋏が降っても、トライアングル。
響いた。覚えた。燃え尽きた。
そもそも灰は消えないことを、
季節の丸ごと去らないことを、
飲み込んだ上での煙ばかりが。
今では雲を信仰中。
白さが薄れても。乾いても。
高層。
307踊り ◆OP/u0m0YWKCY :2010/06/12(土) 03:27:17 0
友達からたった今聞いた話。

夜、会社からの帰り道。いつもと同じ道を歩いていると、
何となくとあるマンションが目に入りましたた。そして、
そのうちの一部屋の明かりを何となく見ていました。
そこには、激しい踊りをしている人の影が見えました。
それからは、帰り道にいつもその部屋を見るのが習慣となりました。

ある日、ふとしたきっかけでそのマンションの大家さんと
知り合う機会がありました。早速聞いてみました。
「あの部屋の人はプロのダンサーか何かですか? いつも熱心ですね」
すると大家さんは、今その部屋は誰も使っていない、と答えました。
しかし、現に毎晩あの部屋の明かりと激しく踊る影を見ています。
それを話すと、大家さんは真っ青になって言いました。
「それはおそらく以前住んでいたAさんではないでしょうか」

大家さんは何もかも話しました。
ずいぶん前に、Aさんがその部屋で首つり自殺したこと。
そして、死の間際に苦しさで激しく暴れたらしいこと・・・
308ジャック2世 ◆OP/u0m0YWKCY :2010/06/26(土) 02:51:15 0
【独毒手記#4】

それは電信柱。
針金くねる。
リップクリームなぞる。
苺でいいから苺でいいから。
自ら!水玉!
それとテーブルクロス。
容易に悟れる。
流石名人です。

嗚呼。
309融通エキス ◆OP/u0m0YWKCY :2010/06/26(土) 02:53:38 0
ぱらそる「メソメソメソメソ!」
きゃんでぃ「何がそんなに可笑しいの?」
ぱらそる「違う!毒トマトの所為だ!誤った!」
きゃんでぃ「その頬の痣みたいな青さは?」
まだまだ伸びる。底なしの谷。
遍く血液の流れ。盲目が浚おう。
やがて冷え切った誉れ。凸凹に伝おう。

きゃんでぃ「そして血眼で十字を切ってたんだよ〜。
      何か『あの方の頭脳には敵わん。
      一応陽の沈まぬうちに肌へと聖水を
      馴染ませたつもりだが分からん。
      暗闇の中で鋭い視線を感じた。
      心臓を貫かれた気がした。』とか
      まるで呪われたように復唱してたし。」

梟「ほお・・・・。」
310三本足のリカちゃん ◆OP/u0m0YWKCY :2010/06/26(土) 02:56:46 0
年末は、紅白かつまんないTVしかやってないので
ある女性に聞いた話。
その女性の小学校だか、中学校ではやった話なので聞いた事があるとは思うが、

ある女性が公衆トイレに入った。
用を終わった後、汚物入れの横にリカちゃん人形が置いてあった。
何でこんなところにと思って持ち上げてみた。
服がかなり汚れていたので、かわいそうにと思い、手で拭いてあげると
なにか、違和感があった。
よく見ると、足が三本あった。
お尻のところから他の足とは質感の違う肉色の三本目の足があった。
ビックリして放り投げると、三本目の足で立上り
こっちを見て、抑揚の無い機械的な、そうリカチャン電話で流れるあの声で
「わたしリカちゃん。呪われているの。わたしリカちゃん。呪われているの。」
壊れたみたいになんども繰り返ししゃべっていた。
あまりの怖さにそのトイレから逃げるようにとび出し家に帰った。
耳障りなその声は家に帰ってもいつまでも聞こえ、
怖さのあまり、近くにあったボールペンで耳を突き鼓膜を破った。
そして、彼女は病院に運ばれたが、鼓膜は治らず耳が聞こえるようには
ならなかった。しかし、あの声はいつまでも聞こえ続け彼女は
精神病院へそのまま行ったという。

そして、三本足のリカちゃんは何処かのトイレで次の犠牲者を待っていると言う。
311考える名無しさん:2010/07/05(月) 09:29:17 0
>>1の人はまだ吸血鬼に近付く方法を模索しているのだろうか
312なりたい:2010/07/07(水) 16:58:19 0
限りなく吸血鬼じゃなくて本当になるには!!「儀式、サイト」をおしえてください
313考える名無しさん
根源の渦に至れば