東スレの純一物語の続き↓
さて、そんなこんなで自殺未遂までやってしまった純一だが、
もはや実家に帰った時は、死んだ魚の目と化していた。
荷物も一人暮らしの時に殆ど処分したので、
残るのはダンボールに詰まった最低限もの、
本も荷物になるから、殆ど捨ててしまっていた。
ただ、入学した時に買ったpcがあり、
今までは携帯しか使っていなかったが、
それでネットでもやっていこうか〜等と思っていた。
昼間っからカーテン閉めっ放しの生活が続いた。
昼夜を故意に逆転させた、一般人には会いたくなかったし、
夜の方が集中できた。
昼間は言わば、俺にとっては昼の狂気でかなく、
夜だけが、俺の居場所を無干渉というマイナス的形で
辛うじて確保してくれた。
よく水島の工業地帯が見えるところまで
ドライブした、lexusのscでオープンにしながら、
セロニアス・モンクとかかけながらね?(嘘)
海はタールみたいだったし、海を挟んで見る工業地帯ってのは、
俺から見ると、キラキラ輝いてて、あそこに行けば幸せになれる
街みたいに見えたものだ。ふっ…
崖の上から海を見たが、月が丁度、海に映っていて、
まさに昼間版ランボーの永遠、見つかった!何が!
永遠が!海と溶け合う月が、という感じだった、
つまり、夜版海と溶ける太陽(月)
でも、その辺って火垂るの墓の蛍的位置が
俺にとってたまたま月の海や工業地帯の光だった訳さ。
でも、その時の精神状態は最悪で、
でもああいう光とかの美しさは変に分かるもんなんだな。
実際、そういう時の方が心に響く感じがしたね。
そういえば、コンビニやスーパーにいくよりも、
自販機の方が気楽だった、人がいない分ね?
だから逆に、自販機には暖かさを感じてたね。
明るいし、何かね。
...-ー、,-─
.-=・=- i、-=・=-
.. / ー-' ヽ . .
.. -=ニ=- 222ゲットじゃよ?
.`ニニ´
/ ̄ヽ - `ー、
/ : ヽ.
i ノ : i i
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さて、その当時、俺は
体系哲学を作ろうとしていた、それは
広松が体系哲学を模索していたり、俺の好きなバタイユが
死ぬまで1個の巨大な体系を計画していたりとか
知ってからの影響もあったかもしんない。
でも、最後の一手が無く、生みの苦しみ?があった訳だ。
そんな時に、1個の映画を見た、
Nobody Knows 7
http://www.youtube.com/watch?v=QUhA6KRz9wY これ↑見た時にアレッ?これって火垂るの墓じゃねえの?
って思ったね。でも、この映画が最後の一押しになり、
今の純一統一理論の体系哲学としてのモチベーションに繋がっていく。
それは要するに、子供って事なのさ、
神に、あるいは世界によって殺される子供の精神、
俺はこれを神を、世界を殺す事によって
子供の精神を守るのだ、そういうモチベーションで
純一統一理論を作った訳だ。
まだ、完全公開はしていない。
ネグレクト家庭と神学か
俺は理論完成したら死んでも良いと思ってたんだが、
何故か知らんがダラダラ生きる。
アウトノミア運動でだめ連や高田馬場のあかね、
ロフトプラスワンに出入りする様になる。
アウトノミア運動でだめ連や高田馬場のあかね、
ロフトプラスワンに出入りする様になってから、
藤田とかぴかぁ〜とかポールタイプの駄目人間に会う、
神や世界へ反抗するポーズをとりながら、
結局、私腹を肥やす事しか考えられない人間、
結局、一発逆転的なものを狙って、隙あらば
他人を蹴落とそうと考えている人間、
哲学の実践とは言え、人間は結局、
こんな風に堕落してしまうのか?とアウトノミア運動全般に絶望。
アウトノミア運動で、メンヘルの女の子とかを
思いっ切り騙しにかかる藤田やポールタイプ。
なるほど、そこまでして私腹を肥やしたいのか?
と当時の俺はホールで見ながら思った。
メンヘルのあの子もやがてはポールや藤田タイプという
どうでも良い偽者とできあがっていく、
そうして、tsutayaへの俺は流れた。
だめ連やあかねやロフトは
出入りに金が必要でも、収入を得られた訳ではなかった。
そこでtsutayaで最低限働く事になる。
アウトノミア運動の精算でもあり、軽い失恋も忘れる為でもあったが、
今から考えると、たぶん、失恋っていうよりも、
結局、子供の精神みたいなものが藤田とかポールという結局、
『世界の一部』に飲み込まれる経験が効いたんだろうね。
ああ、結局、お前もそっちか、みたいなね。