クリシュナムルティ part2

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982考える名無しさん
174 「常に戒を身にたもち、智慧あり、よく心を統一し、内省し、
よく気をつけている人こそが、渡りがたい激流を渡り得る。」

クリシュナムルティは戒律云々は説かない。

182 「この世では信仰が人間の最上の富である。徳行に篤いことは安楽をもたらす。
実に真実が味の中で美味である。知慧によって生きるのが最高の生活であるという」

クリシュナムルティは信仰も説かない。


220 両者は住所も生活も隔たって、等しくない。在家者は妻を養うが、
善く誓戒を守る者(出家者)は何ものをもわがものとみなす執著がない。
在家者は、他のものの生命を害って、節制することがないが、聖者は
自制していて、常に生命ある者を守る。

クリシュナムルティは、在家者・善く誓戒を守る者(出家者)と謂う様な宗教的生活スタイルの別を設けない。


221 譬えば青頸の孔雀が、空を飛ぶときは、どうしても白鳥の速さに及ばないように、
在家者は、世に遠ざかって林の中で瞑想する聖者・修行者に及ばない。

日常の生活社会を離れ山林に篭る修行や宗教的な聖者などという分別もしない。