1 :
考える名無しさん:
亀を助け、そのお礼で龍宮城へ行き接待され、
帰る際に、開けてはならぬ「玉手箱」をもらう。
地上はあれから700年経って帰る所なし。
玉手箱で、再起不能になる。こんな仕打ちありか。
この話はナニを伝えたいのか?
2 :
NAS6 ◆o1AYEkZmQU :2008/04/18(金) 17:54:49 0
ハーレムなんかねぇよ
騙されてやんの
ざまぁみろ
でしょ
玉手箱には700年分の時間が詰まっていたから。
4 :
ka:2008/04/18(金) 18:09:51 0
実は乙姫だっけ?が、遊女だった。っていううのを本で読んだことがあるよ。
マジレスしますね
玉手箱を誰かにやれば未来が見れるつー事じゃねーのか?
その神の使いが亀
人間の愚かさを話してるじゃねーのか?
あー開けなきゃよかったわけか
じいさんになるまで遊んだつー事か
700年たってて生きてたらまだ感謝できるかも
徳の上にのるなつー事か?
9 :
考える名無しさん:2008/04/18(金) 22:02:36 0
人は弱いものよ
そしてはかなきもの
此の浦島が年を龜が計らひとして、筥の中にたゝみ入れにけり、さてこそ七百年の齡を保ちけれ。明けて見るなとありしを明けにけるこそ由なけれ。
御伽草子より
つまり、亀が700年分の時間を玉手箱に畳んで入れていた。
それを明けちゃったので(ry
11 :
考える名無しさん:2008/04/19(土) 00:10:44 0
E=mc2
12 :
考える名無しさん:2008/04/19(土) 01:15:19 0
亀すごくね?
13 :
考える名無しさん:2008/04/19(土) 01:17:24 0
遊んで生きても、家族がいなければ、年老いてから不幸だよ。
14 :
考える名無しさん:2008/04/19(土) 19:53:36 O
そりゃそーだ
15 :
1:2008/04/19(土) 22:45:02 0
遊んだのは、亀を助けたお礼であって、玉手箱は開けたらならない物。
それを恩人に渡すってのは、どぉよって思うのよ。
700年分一気に年取ったら、生きていけないわけで、
瞬時にミイラよ。箱開ける→死を意味するでしょ。
何で亀助けて酒を振舞われて死ななきゃいけないの?
自分の人生の時間が詰まったものだから、本人が持つしかないんじゃないか?
誰も自分の人生を代わりに誰かに持ってもらうことはできない
↑意味分からん。
18 :
考える名無しさん:2008/04/20(日) 00:37:12 O
他人の時間を玉手箱としてもその開けた人は老化するのだろーか
他人の時間に老化は足せるのかタイムスリップのみの応用じゃないか、
七百年の時間を自分を老化させただけだろうか
恩人に渡すかどーかは人それぞれじゃないか
玉手箱は浦島だけに伝えた事だったはず
この話たしか年おえた父親との葛藤が描かれていた様子な気がする
>>恩人に渡すかどーかは人それぞれじゃないか
恩人に渡したら失礼です。
太郎が地上に戻ると時が700年経っているのを
竜宮城の姫は知っていた?
20 :
考える名無しさん:2008/04/20(日) 01:00:28 O
しっていたのだろう
浦島に七百年の幸せを望んだんじやゃないか人間だと生まれて精々百年
それ以上に浦島を愛したんじゃないか
軽く引くけど
女の怖さもかいまみる
21 :
考える名無しさん:2008/04/20(日) 01:34:11 O
浦島は七百年後愕然としたとは思えない
老化は浦島が望んだんじゃないかと今考えて思う乙姫に止められていたが受け入れたんだろう
>>17 玉手箱には浦島太郎の時が畳み込まれていた。
浦島太郎の時ってのは、要するに浦島太郎の人生そのものだ。
浦島太郎以外の人間が持つことはできない。
人生は他の誰かがかわりに持つことはできないんだから。
だから、浦島太郎に玉手箱は渡されなければない。
遊び暮らしてきた間、向き合わされずに過ごしていた時間に向き合ったとき、老人の自分を発見した。
畳み込んで向き合せなかったのは亀(お伽草子では乙姫と同一存在)だけど
その「時間」と向かい合うこと浦島太郎本人が引き受けざるをえない。
それが時というもの。
現実でもそうでしょ?
親に甘やかされてニートしてる内にあっという間に30代なんて奴は山程いる。
ある日、まわりのみんなは社会に地位を持っていて友達なんていない、おっさんおばさんの自分を見つけるんだよ。
23 :
考える名無しさん:2008/04/20(日) 02:22:36 O
乙姫は何故玉手箱を開けるなと話したと思う?
24 :
考える名無しさん:2008/04/20(日) 02:36:04 O
何故数日が七百年の月日だと思う
25 :
考える名無しさん:2008/04/20(日) 22:17:01 0
空けてほしくなかったんじゃないか?
26 :
考える名無しさん:2008/04/20(日) 22:50:05 0
>>23 良い質問だ。
>>24 年数の問題ではない。
「離別」として考えよ。
>>25 そうだ。開けてほしくなかったんだ。
そしてどうすればハッピー・エンドになったか考えよ?
27 :
考える名無しさん:2008/04/21(月) 01:58:48 O
乙姫を現在へ連れて行けば浦島はハッピーかもしれない
乙姫はそれを待っていたかも知れない
ただ乙姫は現世で生きていけるかそこが問題
浦島が乙姫を愛したかは解らない
28 :
考える名無しさん:2008/04/21(月) 04:09:22 0
明治末期から戦後にかけて編纂された
国定教科書での「ウラシマノハナシ」がまぬけすぎ。
「親切心が仇になるかも」「いいことしても約束破るとこんな目に」
みたいな話になっちまってる。ところが、
『御伽草子』とか丹後半島に伝わる伝説とかを参考にすると・・・
弁当だと思って、浦島太郎さんが重箱を開けると、
たちまちにして鶴になっちまった。
「いったい、こんなことってあり?」
失意の太郎さんは、亀の化身である乙姫に文句付けた。
すると乙姫さんはこう言った。
「あなたはここで過ごした日を三年と思われているかも知れないけど、
実は七百年も過ぎているのよ。人間は七百年も生きてはおれませんよね。
その歳月を重箱に閉じこめたのよ、私」。
「なんと?およよ?だから、鶴なのかよ?」太郎さん、絶句。
「そうなの。鶴は千年の命を与えられています。あなたが死んでしまわないように
鶴になることをわたくしは願ったのです。…」
こうして浦島太郎さんは残りの三百年を亀と共に過ごしたとさ。
めでたし、めでたし。・・・という話しになるだろ。
29 :
考える名無しさん:2008/04/21(月) 19:55:39 0
>>27 違います。考えすぎ。
もっと女性のことを勉強して。
30 :
考える名無しさん:2008/04/21(月) 20:04:09 O
天照大御命
月読命
スサノオ(ノ゜O゜)ノ
31 :
考える名無しさん:2008/04/21(月) 21:29:54 O
女を勉強するってどやって?
32 :
考える名無しさん:2008/04/21(月) 22:56:22 O
三段のお重ですよ。
一段目に煙。ジジイ化
二段目に鏡。自分がジジイになったことを知るタロー
三段目に羽根。これが背中に付いて鶴になる。
西へ飛び去る鶴タロー
33 :
考える名無しさん:2008/04/22(火) 07:47:17 0
34 :
考える名無しさん:2008/04/22(火) 12:30:39 O
かわいそうじゃないけど
35 :
考える名無しさん:2008/04/22(火) 22:33:59 0
女を勉強するってどやって?
どやって?
かわいそうじゃないけど
36 :
鬼:2008/04/22(火) 22:59:32 0
浦島←黒人
亀←チョン
乙
37 :
裏史魔田芦鵜:2008/04/23(水) 00:00:29 0
どうせ釣りでしょ?
人間がまだ平等だった時にだね
ごく身近に美人がいて一緒に暮らしていてだね
昔、かわいい人がいたなあ
てスケベなやつ
38 :
考える名無しさん:2008/04/23(水) 23:14:36 0
↑意味不明。
39 :
考える名無しさん:2008/04/24(木) 23:03:17 0
乙姫は太郎に結婚を申し込んだんだよな?
ここにずっと暮らしましょうと。
岸田秀の浦島太郎論読んどけ
41 :
考える名無しさん:2008/04/26(土) 03:27:36 0
読まねぇ
42 :
考える名無しさん:2008/05/04(日) 02:32:14 0
0
43 :
山:2008/06/05(木) 13:09:37 O
太郎は元々老夫婦と住んでいて、二人に恩があったとかいう設定もどこかにあったと思う。
だから楽しいあまりに恩を忘れてしまったから報いが来た。とかそう言う感じ?
44 :
亀太郎:2008/07/13(日) 16:26:56 0
皆さん浦島太郎の物語にはこんな説もあるんだよ。
浦島太郎というヌケサクが悪徳なキャッチに引っかかり、ぼったくりキャ
バクラで飲み食いした挙句、法外な請求を受けるという一種の教訓譚。
亀をいじめる悪童は、ぼったくりキャバの仕込みであり、悪童と亀コンビ
のぼったくりの罠にまんまと引っかかった太郎は、ぼったくりキャバのキャッ
チ要員である亀によって竜宮城というぼったくりキャバに連れ込まれる。
悪童からの救いの返礼と勘違いした太郎は、竜宮城というぼったくりキャバ
で好きなだけ飲み食いし散々はめを外した挙句、店を後にする。
「故郷は一変し、知人は一人もいなかった」ことは現実の世界に太郎がまだ
戻っていないこと、即ち店を出た後も酔いが醒めていな状態を表す。そして、
店を出るときに渡された玉手箱即ち、法外な請求書の入った封筒を太郎は開
ける。法外な請求書の金額を見た太郎は、一瞬で顔面蒼白になって髪が白む
ほど驚き、ここでようやく太郎がぼったくりの被害者となったことに気付く。
太郎は一気に酔いが醒め現実の世界へと引き戻されるのであった。
世の中には様々な手を使って、善人を罠にはめる悪人がいるから気をつけ
ましょうというのが、浦島太郎の教訓なんだな。
良い子は大人になったらこの話をしっかり思い出してね。
マジレス。
「精力とは使い果たすもの」というメッセージ(この表現が下品なら「命は燃やしつくすためのもの」〔布袋寅泰〕とでも)。
46 :
考える名無しさん:2008/07/13(日) 23:16:01 0
俺もマジレスw
いいことをしたからといって、そのお礼を当然のことと思ってはならない、
傲慢になるなよ、という教訓。
47 :
考える名無しさん:2008/07/14(月) 21:57:49 O
地球空洞説?!
48 :
考える名無しさん:2008/07/14(月) 23:10:03 0
それはね
何百年も長持ちする家を建てて、恒常的な文化を持っていて、地震が無く気候が穏やかな自然に囲まれていてだね、
外に出て行くのは一番極端な部類の技術であってだね、
一番極端なものが異国に根付いてすごい流行った、
もう十分なので故郷に錦を飾ろうと思ったら、
いままでこうやってずっと暮らして来た田舎の実家には電話線も通ってなかった、
みたいな話しなんだと思うよ
49 :
ラプラスの悪魔 ◆daemontaDA :2008/07/14(月) 23:31:06 0
楽しいひと時は一瞬で終わるよって意味。
遊びほうけてると爺になって何も出来ないぞって話だろ。
50 :
ラプラスの悪魔 ◆daemontaDA :2008/07/14(月) 23:35:15 0
桃太郎の話は昔は全然違ったらしいね。
あれは桃を拾ってきて食った爺と婆が元気になっちゃって
夜しこたまやったら孕んじゃったって話だそうなw。
で、生まれた子供が鬼退治にいったそうな。
51 :
考える名無しさん:2008/07/15(火) 12:41:53 O
浦島太郎 裏の島太郎
52 :
ラプラスの悪魔 ◆daemontaDA :2008/07/15(火) 20:57:01 0
浦島がお持ち帰りした玉手箱は開けてはならない箱。
つまり現実が詰まった箱さ。
53 :
考える名無しさん:2008/07/19(土) 03:55:00 0
動物を助けるという優しさを持ちながらも、
たった1つの約束を守れなかったという点では
“鶴の恩返し”と同じだな
偶然かな
54 :
考える名無しさん:2008/07/19(土) 04:09:43 O
約束を破る人間は、信用を失うということがずっしりと伝わってきた。
55 :
考える名無しさん:2008/07/20(日) 18:04:46 0
村を捨てて竜宮城に行ったのは「裏切り」。
村が恋しくなり、竜宮城を離れようとしたのも「裏切り」。
他人がどう思おうと知ったことではないが、「裏切り」は成立してしまう。
勝手にはいかないもんだね。
56 :
考える名無しさん:2008/07/20(日) 18:09:37 0
「んなわきゃないだろ」という観測は破られる、という教訓。
結局、浦島太郎の
「開けてはいけません、ってこたぁないだろ」という観測は破られた。
57 :
考える名無しさん:2008/07/20(日) 18:11:49 0
そうそう「数日しか経っていない」という浦島太郎の観測もはずれてたw
観測?
59 :
考える名無しさん:2008/07/31(木) 01:22:31 0
>村を捨てて竜宮城に行ったのは「裏切り」。
村を捨てて竜宮城に行ったのはないから「裏切り」説は成立しない。
恩義を受けない事が、それはそれで相手に失礼だから。
>村が恋しくなり、竜宮城を離れようとしたのも「裏切り」。
これは変な解釈。乙姫のずっとここにいてほしい、という気持ちには応えて
やれなかった。帰りたいのは自然な本能では?
ぼったくりキャバクラ説もおかしい。それが教訓として込められているのであれば、
イジメられている者を救ってはならない。なぜならばそれは全てワナだから。
ということが成立する。
イジメられている者を見ても、知らんふりしなさいよ。これが教訓??
今の世知辛い世の中を語っていたのか?
60 :
Q:2008/07/31(木) 01:31:23 0
昔話には世界的にも共通点が多いそうだ。
禁忌があり、からなずそれは破られ、ひどい目にあう。
鶴の恩返しもそうだし、パンドラの箱もそうだし。
決して振り向いてはいけないという禁忌を破る話は、ギリシャ神話にも古事記にも似たような話
がありますよねえ。
61 :
考える名無しさん:2008/07/31(木) 02:20:27 0
そこで本題の
>>1が言いたい、
亀を助け、そのお礼で龍宮城へ行き接待され、
帰る際に、開けてはならぬ「玉手箱」をもらう。
地上はあれから700年経って帰る所なし。
玉手箱で、再起不能になる。こんな仕打ちありか。
この話はナニを伝えたいのか?
62 :
考える名無しさん:2008/07/31(木) 03:27:12 0
本物の伝記「浦島太郎」の話では、
玉手箱は二段になっていて、
上の段が煙
下の段が鏡
で結局太郎は、煙に包まれて爺、次に鏡を見て鶴になって
一声鳴くと空に飛んでった となっているそうだ
冒頭に出てきた亀と、響宴、そして長寿、〆に鶴でおめでたいなんて話もある
日本人の宴会好き、長寿志向って根強いものだし、これが有力じゃないかな
つまり
>>1からして間違ってる。
63 :
考える名無しさん:2008/07/31(木) 03:33:43 0
↑鏡じゃなくて羽だわw
64 :
考える名無しさん:2008/07/31(木) 07:09:49 0
ロマンチックだよな。
亀をかわいそうだと思う気持ちを昔の人達も持っていた。
亀と会話できればいいなと想像する人がいた。
何でそんな気持ちを持つのだろうか。
不思議だ。
浦島が行ったのは実は「エデンの園」であった。
そのまま居れば永遠の命が約束されていた。
玉手箱には「知恵」が入っておったのである。
つまり、旧約聖書の話と起源が同じであるか、または浦島の話が
イスラエルあたりに伝わったのだと考えられる。
66 :
NAS6 ◆o1AYEkZmQU :2008/08/01(金) 09:51:00 0
永遠の命なら今ここにありますよ
永劫回帰です
死んだら同じ人生を永遠に繰り返すんです
67 :
考える名無しさん:2008/08/01(金) 10:00:49 0
海は女性の子宮の象徴で、亀は男性性器。
浦島太郎は精子。
68 :
考える名無しさん:2008/08/02(土) 00:13:36 0
人生の無常を教えている、と考えているのはおいらだけかのう。
>>65 旧約聖書自体が古代文明神話からの変形態で、それらの神話は世界各地に広がり
独自の進化を経たのではないか。旧約聖書、日本神話、ギリシャ神話の根は同じである。
キリスト教の象徴であるキリストも実在していたのではなく、キリストという概念は遥か以前に
存在していてそれを、独自に発展させた、日本の厩戸皇子もキリストと同様なルーツからの
うまれた象徴人物である。
浦島太郎伝説もそのルーツや関連性を調べると何か出てくるかも。
日本には浦島太郎にゆかりのある神社がいくつか存在する、その中でも
日本屈指の古社である籠神社との関連性は興味深い。
この神社、別名を籠宮大明神といい龍宮城とリンクする、更に、社家の海部氏は
漁業を中心とする海人関係の氏族であり、4代目は神武東征の際に亀に乗って
神武天皇の前に現れ、大和国へ先導したといわれる。
またイスラエルの紋章、六亡星が神社の裏家紋とされ、境内の狛犬は龍の形をしています。
70 :
考える名無しさん:2008/08/03(日) 01:48:45 0
本題からズレまくりですわ。
71 :
考える名無しさん:2008/08/03(日) 02:03:23 0
>>69 イエスの誕生という映画をみればよくわかるが、その民俗や情景はインドと極似している。
ここからも、文明が日本→インド→西洋と電波したことが察しられるのである。
神武の功業を模したのがアレクサンダーの東征であることは云うまでもない。
72 :
考える名無しさん:2008/08/03(日) 02:05:07 0
ありきたりだけど因果応報ってことじゃないかなー
この話に理不尽な感じがするのは、太郎が亀を助ける行為が玉手箱のあだで返ってくるように
見える点だろうけど、よく考えたら亀を助けるっていうのは相当ありふれた、小さな善意だよな。
その小さな善意に対して竜宮のパーティーに招待されて夢のような幸福を得てしまっているわけだ。
だから、最後に釣り合いを保つためにマイナスの不幸要因=玉手箱がドスンと来る、と。まあ命までは落とさなかったし、
それなりに楽しんだから、善意に対する幸福もトントンだ、みたいな。
要するに小さな善意を過信すんじゃねえぞというお話
しかし、700年というと
文明がずいぶん違ってそうだな。
平安時代なら→江戸時代へ
鎌倉時代なら→現代へ
74 :
考える名無しさん:2008/08/03(日) 09:36:53 0
>>72 キコリが池に斧を落とし、その池から池の精が出てきて言いました。
「お前が落としたのはこの斧か?」と銀の斧を見せました。
違うとキコリが言うと、池の精は次に金の斧を出し同じ質問を言った。
また違うと言うと、池の精は「おまえは正直だ」と言い金と銀の斧をキコリにあげました。
>>72の理論だとこのキコリはこのあと因果応報ってことで不幸にならなければならない。
正直に答えただけでぼろ儲け=
小さな善意を過信すんじゃねえぞというお話 =
最後に釣り合いを保つためにマイナスの不幸要因=
その金と銀の斧で自分の子供を○○。自分も○○。
理不尽と言い出したら、亀と喋れるのだって変だし、
海の底に竜宮城があるなんてのも理不尽。
玉手箱で一気に老人になるのも理不尽だろ。
この話の真実はね、浦島太郎は記憶喪失だったいうのが本当なの。
浦島太郎は亀を助けた。亀をいじめてた少年に恨みを買って、
少年に殴られて気絶。そして記憶喪失になった。
77 :
考える名無しさん:2008/08/03(日) 12:05:29 0
浦島太郎は少年から殴られて気絶している間、竜宮城の夢を見ていた。
意識が回復した時はすでにオジイサン。40年50年、植物状態で眠り続けた。
浦島太郎は若いときに植物状態になって、寝たきりで、老人になって
やっと意識を取り戻した。そういう話だよ。これが真相。
現実は、太郎が亀を助けた時に後ろからいじめっ子に頭部を殴られて気絶。
意識を失っている間に浦島太郎の見ていた夢は、
亀に感謝されるシーンから玉手箱を開けて白髪じいさんになるシーンまで。
夢の中で玉手箱を開けて爺さんになるシーンで、
突然夢から覚めて意識を取り戻し、現実に帰ってきた。
その後、浦島太郎は神秘主義に傾倒して宗教を開くんだ。宝石を売ってありがたい意味を説明する
仕事をする。
浦島は嘘つきじじいで、亀を助けたのも竜宮へ行ったのも嘘っぱちで
最後にバチが当たって死ぬ。という話である。
82 :
考える名無しさん:2008/08/03(日) 23:26:06 0
そうかもしれません。
83 :
考える名無しさん:2008/08/04(月) 00:24:56 0
>>77 40年50年、植物状態で眠り続けた。
って、誰が介護したの?
ま、いいか。ガキの戯言だし。
84 :
考える名無しさん:2008/08/04(月) 01:14:43 0
>>83 馬鹿じゃないの。家族だよ。
頭悪い人はこのスレに来ないでね。
85 :
考える名無しさん:2008/08/04(月) 22:35:44 0
>>84 当時の環境で植物状態の人間を、
40年50年も生かすことが出来ると信じているんだね。
うん、いい子、いい子。
86 :
考える名無しさん:2008/08/04(月) 22:46:55 0
>>85 馬鹿じゃないのw
座敷牢って知らないの?
昔は狂人や病人をそこに閉じこめて生かしてたんだよ。
昔の記録を読むと何十年も座敷牢で病人を世話したという話がある。
君は無教養の馬鹿なんだから、僕みたいに頭がいい人には意見しないでねw
87 :
考える名無しさん:2008/08/04(月) 23:37:48 0
へぇ、流動食も無い時代に植物状態の人間を、
40年50年も生かすことが出来るんですね。
仮に生きていて目覚めたとしても、声帯は使っていないしまともにしゃべれないだろう。
しゃべれたとして、そこに閉じこめた狂人や病人の絵空事を誰が聞くんだ?
>>87 しつこい馬鹿乙w
>流動食も無い時代
ぷぷぷッ
お前馬鹿すぎwwww
りゅうどうしょく【流動食】
重湯(おもゆ)・葛湯(くずゆ)・スープなどの流動性食物の事。
重湯というのは、水の量を多くして米を炊いた上澄みの糊状の汁の事。
乳児や病人に食べさせる。
昔から乳幼児の食べ物は、ドロドロした流動食なんだよ。
大昔から重湯や葛湯や汁などの流動食はあるんだよボケw
君みたいな無知な人間は、僕のような教養ある秀才に語りかける資格はないんだよw
89 :
考える名無しさん:2008/08/05(火) 18:14:09 0
植物状態の人間に重湯(おもゆ)・葛湯(くずゆ)・スープなどの流動食を
食べさせることは出来るの?
>>仮に生きていて目覚めたとしても、声帯は使っていないしまともにしゃべれないだろう。
しゃべれたとして、そこに閉じこめた狂人や病人の絵空事を誰が聞くんだ?
これについての反論は?
91 :
考える名無しさん:2008/08/05(火) 20:28:36 0
>私の身の回りで発生したことは全部分かっていました。
ただ体を動かすことができず、話すこともできなかったので・・・。
>>79 突然夢から覚めて意識を取り戻し、現実に帰ってきた。
てことは40年50年も意識があり、夢もみていた。
突然夢から覚めて意識を取り戻し、見てきた夢の話をした。
コレで満足かい?
>>90 今の設備で19年だけと、昔々に40年50年ってのはねぇ。
喧嘩がめちゃくちゃ強いんですか?
この物語はやっぱり浦島太郎というただの人間如きが
竜宮城という神秘にふれてしまった罰と捉えるのが妥当じゃないかな。
いくら亀を助けたからって神秘に触れることは許されないという不条理。
知識や智恵の泉につかるともう後戻りはできない。
神秘にふれることはできるがその代償は大きい。
そのうえ開けてはいけないといわれた玉手箱まで開けるという始末。
ただ単純に「楽しい時間は早く過ぎてしまいますよ」だなんて簡単な説教じゃないと思う。
93 :
考える名無しさん:2008/08/06(水) 02:04:24 0
でもその竜宮城という神秘に案内したのは
乙姫の使いの亀でしょ。
お礼がしたいという申し出を断るのが正論?
それとも1日位でで帰るのが正論?
>>93 二つとも正論だと思うけど、
でも最初から浦島に選択の権利なんかなかったんじゃないかな。
いや、正確にいうとなにも知らされない突然の不条理。
事故みたいなもの。
人間は無意識にふとしたことで神秘に触れてしまうものだから
一つ忘れていることがある。
なぜ、子供達は亀をいじめていたのか?
実は、亀は異界へ誘う魔の象徴だったのだよ。いや、亀という言葉が露骨に示していると言うべきか。
子供達は、それを察知し亀をいじめて異界へ追い返そうとしていた。
ところが、純粋無垢な浦島は亀を助けてしまった…
96 :
考える名無しさん:2008/08/06(水) 05:18:52 0
物語の始めは亀が苛めに会っている。
子供が亀を苛めているのだ。
浦島太郎は子供をいさめて、亀を助ける。
亀はお礼に竜宮へ案内する。
これが話しの基本方針だ。
なぶり殺しとか、苛めに対する哀れみや正義観が基本であると考えます。
正義観は報酬を期待しているのです。
他人に従ったものは良識をもち、自分で考えることを止めるということですね。
まるで、老人のようにです。
このように、体面を幻想的に物語っているのです。
97 :
考える名無しさん:2008/08/06(水) 09:15:15 0
では竜宮へ行った時点で浦島の結末は決まっていた、ということ?
浦島を竜宮へ連れて行く手段に「亀」と「子供」を使った、と?
運悪く浦島は魔に狙われたということ?
98 :
96:2008/08/06(水) 13:54:55 0
>>97 物語は歌ですね。起承転結ですね。始めがあって、良いと認めることがあって、話が逸れる要素
があって、それらを加えてどうなるという結論です。
陸が私の世界を表していて、海という客観の世界へ出て行ってしまうのでしょうね。
美人がおり、形の優れた鯛や図的な平べったいヒラメやエイがいる、立派なところへ行きます。
しかし、報酬をいただけるようになることが話しの筋が逆転する場面ですね。報酬を期待したと
ころで我が為に働くようになる、と。
子供は良識の無さを表現しているのでしょう。これに対して、良識のある、老人や時間が早くなが
れる、自分自身を知らないなどがあります。子供的な要素を排除すると老人以外に無い。ところ
どころで、問題点として配置してるのでしょう。
亀は長生きしますね。見通しの良さとか、物堅さですね。
こういった、変わった話なんだと思いますよ。
>>1は、「浦島はよいことをしたのに、ひどい仕打ちを受けた」という常識から抜け出せないでいる…
100 :
考える名無しさん:2008/08/06(水) 22:43:55 0
史実として考えると、
裕福なな網元、浦島屋の息子だった太郎は、遊女「亀乃」の危ういところを救けた。
以後、二人は深い仲となった。
太郎は、遊郭に長逗留し、鯛やヒラメの刺身を食ったりして贅沢の限りを尽くしていた。
しかし、金の切れ目は縁の切れ目で、ついに追い出された。
箱には高額の請求書が入っていた。
ショックで浦島太郎は一夜にして白髪となり、じきに死んだ。
網元の家が破産したことはいうまでもない。
太郎も死んだ。
101 :
考える名無しさん:2008/08/06(水) 23:28:39 0
では、仮説で問題。
子ども達に苛められている亀を助けた浦島は、お礼に竜宮城へ案内された。
浦島はそこで(自分の感覚で)1日だけ過ごしたとする。
さて乙姫は、帰る際に開けてはならぬ「玉手箱」を渡すのか?
102 :
考える名無しさん:2008/08/06(水) 23:42:06 0
ちょっと待ってくれ。まず子どもたちがどうやって亀を苛めたのか、
そこからはっきりさせる必要がある。
実は亀はMで、余計なことをして中断させた浦島に、意地悪をしたのかもしれませんね。
乙姫様がSだとすると、話の辻褄が合います。
亀は喋らないし、竜宮城と乙姫の存在は妄想。
>>79が真実。
105 :
考える名無しさん:2008/08/07(木) 00:34:43 0
79=104
106 :
考える名無しさん:2008/08/07(木) 00:36:57 0
いやいや、どうやって龍宮城まで行ったかが問題!
海の中って息吸えないじゃん。
>>104 ちょっと待て。その時代では、意識を取り戻す前に死んでるってのが定説だろ。
浦島は、障害をきたしていた精神が、死ぬ直前に奇跡的に正気に戻ったというのが真実。
死ぬ直前、あらん限りの力そ振り絞って、自らの妄想を記述した。
学術的に、極めて重要なテキストだ。
そこで問題となるのは、そのような妄想を抱いた浦島は
いかなる精神障害をきたしていたのか、というところに焦点が絞られる。
109 :
考える名無しさん:2008/08/07(木) 09:13:28 0
精神障害の妄想が重要なのか?
110 :
考える名無しさん:2008/08/08(金) 00:04:50 0
夢はフロイド的解釈可能な心的現象というよりも、
脳のアイドリング状態みたいなもので、
記憶をシャッフルしているものらしい。
良い夢を見ている最中に、急展開で不味い状況に陥り、
ドキドキして目覚めるという事がある。
おそらく太郎は老化に対して強い恐怖感を持っていたのだろう。
111 :
考える名無しさん:2008/08/09(土) 06:08:57 Q
人助けは良い待遇を受けられる示唆であり、約束を守らない場合は時間はなくなる!
【説明とある解釈】
正義は世の中の人助けにもなり、結果的に自分が良い待遇をしてもらえる示唆。
約束ごと(例えば法律)を守らない場合は、どんなにボランティアをしようが、人格者であれ、良い経験をしても束縛され人生の時間が不本意に経過してしまう。
112 :
考える名無しさん:2008/08/09(土) 06:50:38 0
113 :
考える名無しさん:2008/08/09(土) 06:59:03 0
花輪和一の御伽草子になかったっけ?
玉手箱を開けたら、太郎が赤ん坊に戻っちゃったって話。
114 :
26:2008/08/09(土) 11:03:14 0
>>112 この物語は無常ではないよ。
よく物語を読め。
115 :
考える名無しさん:2008/08/10(日) 02:14:55 0
116 :
考える名無しさん:2008/08/10(日) 03:13:37 0
太郎は当時不可能と思われた海底旅行を実行して、
竜宮城で遊び暮らした。
これは誰にも経験出来ない楽しいものだった。
あまりにも楽しくて時の経つのも忘れるくらいだった。
太郎の人生に悔い無し。
人間に生まれたのなら、太郎のような面白可笑しい人生を
送らなければ負け犬である。
人生は短い。あっという間に年を取る。
だからとことん遊んで暮らせ、という教え。
117 :
ネオマトリクス:2008/08/10(日) 03:23:12 0
>玉手箱で、再起不能になる。こんな仕打ちありか。
ここが限られた思考ゆえの問題点だ。
答えは、単に
『玉手箱の性能が悪かった』です。
音姫の意図は、竜宮城で楽させた後は
2000年後くらいに復帰して、
未来人に過去の生き証人として、貴重な人として世話してもらいつつ
未来の優れたテクノロジーで浦島は楽しく過ごす、です。
太郎の症状は重症の潜水病である。
海の深い所から勢いよく海面に上がると、水圧変化で血管閉塞を起こすのである。
この後遺症で太郎は生活が困難になって人より早く老化してしまった。
宇宙旅行も船内でフワフワ浮いていると骨や筋肉や心臓が弱くなって、
地球に帰還した直後は、おじいさんのようにヨロヨロと歩くのである。
肉体には適正な重力や圧力が必要であるという教えではないだろうか。
119 :
考える名無しさん:2008/08/10(日) 03:39:41 0
乙姫様が「本当に太郎を愛している」のならば、
太郎を陸に帰さなかったはずだ。しかし、乙姫様は太郎を陸に帰した。
という事は、「太郎の事は嫌い」だった。
なにせ、たかが亀を助けたくらいで傲慢になって、
タダ飯を食うわセクハラするわ、とても嫌な奴と化していたからね。
安い店で店員に威張る嫌な客っているでしょ。
玉手箱は一種の復讐だよ。
「決して開けてはなりません」→鶴の恩返しの鶴の台詞
つまり、乙姫様の正体は件の鶴の一族だったわけだ、だから浦島も鶴にされた。
鶴になった浦島は、鶴の恩返しの話に帰還する。
121 :
考える名無しさん:2008/08/10(日) 04:15:45 0
とにかく開けちゃいけないんだね。
障子を開けなければ鶴の姿がバレずに、
おじいさんと鶴娘は暮らせたんだし。
開けることで、今まで順調だった物事が破壊される。
原子爆弾とかパンドラの箱とか。
122 :
考える名無しさん:2008/08/10(日) 05:04:06 0
>>1 この話は仏教の経典からのパクリ
しかも元ネタと全く違う話になってる
経典の方には知るべき教訓が隠されているが、こっちにはそれもなし
知ろうとするだけ時間の無駄だよ
123 :
考える名無しさん:2008/08/10(日) 05:40:48 0
124 :
↑:2008/08/11(月) 00:37:19 0
お前はバカだ。
こんな話、いい加減な伝承と思いつきをいい加減に混ぜて組み合わせた
空想の作り話で、こんな嘘話に正しい解釈なんかねーんだよボケ。
125 :
考える名無しさん:2008/08/11(月) 03:04:14 0
それがあるんだなw
126 :
考える名無しさん:2008/08/11(月) 03:11:31 0
そう、正しい解釈はある。それは116の解釈。
127 :
考える名無しさん:2008/08/11(月) 03:30:11 0
世界中に「箱を開くな、中を見るな、後ろを振り向くな」の物語がある。
これは、お母さんが子供に教訓を与えるために作り出した話である。
留守中にお母さんの財布を勝手に開けたらあなたを殺す、
と子供に伝えたい。
そう脅せば、子供は母親のタンスからお金を盗まなくなる。
しかし、それではあまりにもストレートで子供にはショッキングなので、
おとぎ話というオブラートでくるんだというわけだ。
128 :
考える名無しさん:2008/08/11(月) 03:33:29 0
鶴の恩返しは、親子の間にも礼儀やマナーが必要だという話である。
いくら娘でも嫌らしい気持ちで部屋を覗くのはよくない。
同じ家族でもプライバシーを大事にしようという教えである。
>>122 >仏教の経典からのパクリ
いや、はるかに驚愕すべき事実が隠されているのだが。
130 :
考える名無しさん:2008/08/11(月) 03:56:53 0
人間が海の生物だった頃の記憶だろうな。
竜宮城とはウツボの巣である。ウツボは龍のモデルでもあるのだ。
ウツボは人間の指を食いちぎるほど獰猛な生き物。
無意識で竜宮城を畏れた太郎は、亀から竜宮城行きの話を持ちかけられた際に、
非常に怯えたであろう事は容易に想像できる。
131 :
考える名無しさん:2008/08/11(月) 04:10:37 0
因幡の白ウサギの話と構造は全く同じである。
・白ウサギは海を渡って向こう島に行きたい → 太郎は竜宮城に行きたい
・ワニ(サメ)を騙して橋代わりにする → 亀を騙して潜水艦代わりにする
・ワニの頭の上でウサギが有頂天になる → 竜宮城で遊びすぎ
・渡りきろうとした時にワニに余計な事を言ってしまう。詰めが甘い →
玉手箱を開けてしまう。詰めが甘い
・皮をむかれて血だらけのウサギ → シワだらけのお爺さんになる
ほら、全く同じ話だ。
132 :
考える名無しさん:2008/08/11(月) 04:26:25 0
浦島太郎の物語で最も奇妙な箇所は、竜宮城に竜王が居ない事である。
乙姫様がまるで未亡人であるかのように描かれている。
実は、竜宮城の留守を頼んでいた竜王はヤマタノオロチだったのだ。
何人も人間の娘を食べていたヤマタノオロチは、
また娘探しに出かけたために、竜宮城には居なかったのである。
主人が留守の間に、太郎は乙姫様と不倫関係に陥った。
怒り狂ったヤマタノオロチの復讐を恐れた乙姫は、
太郎の口封じを考えた。
玉手箱は今で言う炭疽菌箱のようなもので毒が入っていたのである。
あやうく太郎は毒殺されかかった。というお話です。
133 :
考える名無しさん:2008/08/11(月) 04:37:27 0
うーむ
>>132が最も説得力あるな。もしかして作者本人が降臨した?
134 :
考える名無しさん:2008/08/11(月) 05:48:19 0
>>49 が一番近いんじゃないか?
この話にはいくつかのバリエーションがあるけど、
そのひとつに、玉手箱を渡すときに
「どうしても辛くて悲しくなったら、この箱をお開けなさい。」
と乙姫が浦島に言うというのがある。
現代でも結婚せず母親と二人暮しって言う男がいるが、
この話は一人の男がマザーコンプレックスを克服できず、
なすべきことをなせないまま年をとってしまうという
現代にも共通の普遍的な悲劇を示していると思われ。
つまり、
>>49 +アニマ課題+マザコン問題
普通の男なら、故郷に残してきた母親は気になっても
乙姫を捨ててまで帰るのが正しいかどうか。
少なくとも乙姫をとるか故郷を取るか、おおいに悩まねばならないが
結局母親の元へ帰っちゃってるわけで、
マザコン君の悲劇を描いてるということでしょう。
日本は親孝行の美名の下にマザコンに対する許容度が高いゆえに
この話が恩をあだで返す話に見えちゃうけど、
西洋人が読んだら、
「なんで男のくせに絶世の美女を置いて帰るのよ?」
と不思議がるはず。
具体的に浦島の母が出てこなくても
故郷が母の象徴であることは言わずもがな。
135 :
考える名無しさん:2008/08/11(月) 05:53:33 0
ついでながら、昔話の成立期はまだ
合理的自我の萌芽以前だから、
昔話の内容を倫理観点から裁くのには
無理があるケースが多いと思われ。
136 :
考える名無しさん:2008/08/11(月) 08:23:42 0
これは動物の権利を訴える物語である。
日本人は古来から人権を尊んできた民族であった。
さらには世界に先駆けて動物の権利まで大事にする美しい民族だった。
まず太郎は、子供達に亀の生存権利を諭した。
次に、竜宮城の未亡人乙姫に奴隷亀の解放を申し出る。
民主主義的解決によって、亀は奴隷制度から解放され、
感謝の涙を流しながら太郎を陸に帰す。
ところが、前近代的封建主義者の乙姫は玉手箱生物兵器で
太郎を攻撃するのだった。
これは民主主義を勝ち取るために闘う血みどろの大衆物語でもある。
137 :
26:2008/08/11(月) 09:36:24 0
乙姫の気持ちを考えてみては・・・・?
浦島太郎の以前に招待した人間がいたのか?
138 :
考える名無しさん:2008/08/11(月) 11:47:55 0
139 :
考える名無しさん:2008/08/11(月) 20:52:36 0
状況証拠から見て、乙姫に殺意があったと言えると思う。
玉手箱を渡して「決して開けてはなりませぬ」と伝えれば、
人間心理として、必ず隠れて箱を開ける事になる。
隠れて人影で玉手箱を開ければ、遺体発見が遅れて腐乱するかミイラ化する。
そうなれば当時の科学水準からして死因不明で迷宮入りする。
ロシアのスパイ養成機関の教科書に出てくるような、見事な手際の良さだ。
しかし、乙姫は太郎を愛してしまった。
致死量をはるかに越えた毒ガスを仕込むつもりが、
無意識で減らしてしまった。
愛する者をあやめる苦しみ。
141 :
26:2008/08/13(水) 02:47:46 0
>>140 するどい、もう少し乙姫の気持ちを考えてみては・・・・?
国語の授業かよww
143 :
考える名無しさん:2008/08/13(水) 18:59:51 0
桃太郎も、自由、平等、友愛の価値を世に訴える物語だ。
桃太郎は、差別されて苦しんでいた猿犬キジに食料を与えて、
近代的契約関係をもって動物と平等に接し、
悪の鬼帝国と闘って自由と平和と民主主義を勝ち取った英雄だ。
自由、平等、友愛という素晴らしい価値観を、
俺は子供の頃に桃太郎物語から教えてもらった。
今、近代化を目指す日本に生きている俺たちが勇気をもらえる物語だ。
浦島太郎と桃太郎。
動物の身分差別という巨悪を東西の二大太郎は許さなかった。
浦島さんは京都出身ですよ?
昔話の板とか、スレでも沢山ある板知らない?
146 :
考える名無しさん:2008/08/14(木) 03:36:19 0
鶴を助けたり亀を助けたり雀を助けたりと優しいんだよね。
異類婚姻譚は世界に広くあると思うのだけど、
日本の話は異様に動物に対して優しい。
フランシスコ・ザビエルが日本にやってきたときに、
日本人は動物の肉を食べないと書いたらしい。
日本には、動物は異界の使者で宝物を持ってきてくれる
みたいな信仰でもあったのだろうか。
147 :
考える名無しさん:2008/08/14(木) 18:47:21 O
マルコ・ポーロの東方見聞録には、日本人は人肉を食べる民族と書かれていたらしいな
マルコ・ポーロは日本に来なかったので、
日本の記述は大陸で聞いた噂話を集めたものらしいね。
フランシスコ・ザビエルは日本に来て
詳細に土地と住人の行動記録をとっていたので、
当時を知るための資料として重要と言われている。
なぜ、そんな昔の人が相対論の概略を知っていたのか?
150 :
考える名無しさん:2008/08/17(日) 03:43:44 0
特殊相対性理論の概略を知っていたわけではないだろ
桃から生まれた桃太郎も生物工学の体外受精技術によるものだからな。
152 :
考える名無しさん:2008/08/17(日) 17:00:08 O
楽しいこと見つけたんだ…
楽しいこと見つけて…そればっかりやってて…
何が悪いんだよ!
700年もの間に天災でもあったのかも知れない。
154 :
考える名無しさん:2008/08/18(月) 00:02:00 0
700年経ってたんじゃなくて、竜宮城から他の星に連れてかれたんだろうな。
太郎は元の地球上に戻ってきたんだと思いこんでいるが、
そこはもう地球とは全く違う星で。
海底生活を可能にする乙姫と亀の技術力なら、その程度の事は出来る。
155 :
考える名無しさん:2008/08/18(月) 00:28:52 0
亀が海底生活をするのは当たり前のことだが。
おそるべし乙姫。
霊界は時間の過ぎるのが速い。
157 :
考える名無しさん:2008/08/18(月) 01:14:30 0
昔の人の想像力をみくびってはいかんぜよ
158 :
考える名無しさん:2008/08/18(月) 04:12:06 0
>>155 >亀が海底生活をするのは当たり前のことだが。
いや、一部の亀は腸呼吸をするけど、亀は基本的に肺呼吸だから、
いつまでも海底に潜っているわけにはいかないのだよ。
いつまでも海に潜っていられないのは人間と同じだ。
159 :
26:2008/08/18(月) 09:07:21 0
乙姫は何を考えて玉手箱を渡したのか?
160 :
考える名無しさん:2008/08/18(月) 09:25:20 0
乙姫が一人しか居ないという証拠はないだろうな。
別の者が乙姫の振りをして渡したのかもしれないし。
それだったら、筋が通る。
助けて貰った亀は太郎に恋をした。亀はメスだった。
太郎さんありがとう、太郎さん素敵・・・
しかし、乙姫と太郎の仲むつまじい所を見て嫉妬したメス亀が、
乙姫に化けて玉手箱を渡したのだ。
この話って誰が話したの?
乙姫?亀?
天涯孤独の身の太郎お爺ちゃんが、近所の人を集めてホラ話を吹いたんでしょ。
近所の人もへーなんて納得しちゃって、それが伝わって有名になっちゃった。
だからこの話は、太郎の嘘なんだよね。
太郎お爺ちゃんは孤独だから、お話を作って、人を集めて話をするのが大好き。
162 :
26:2008/08/19(火) 11:05:53 0
>>160 なかなか面白い。
しかし、送り向かいは亀がしたのだと思う。
そして乙姫は一人です。
これで考えてみて。
>>161 天涯孤独は地上に帰ってきたらだよね。
誰も知り合いの無い世界で近所というものは存在しない。
まず、どうしようも無いので玉手箱を開けたのでは?
近所の人を集めてしないし、誰も納得しちゃわないと思う。
>>162 >天涯孤独は地上に帰ってきたらだよね。
いいえ、浦島太郎の話は、全て、身寄りのない孤独な老人が考えた作り話です。
浦島太郎のお話は、最初から最後まで作り話なので、
地上に帰ってきてからとかそういう発想はナンセンスです。
竜宮城も亀の潜水艇も老人の嘘です。
地上に帰るとかそういう以前に竜宮城に彼は行ってませんから。
>誰も知り合いの無い世界で近所というものは存在しない。
僕の家の近所に、身寄りのないお婆さんが住んでいますが、
彼女は確かに人付き合いはしませんが、犬の散歩をしている時に、
そのお婆さんと話はした事があります。
結婚経験が無くて子供も兄弟もいないそうで、
生活保護なのか年金生活なのかよく知りませんが、
そのような孤独な老人が近所に住んでいます。
>まず、どうしようも無いので玉手箱を開けたのでは?
ですから、玉手箱など存在しません。老人の嘘話なのですから。
>近所の人を集めてしないし、誰も納得しちゃわないと思う。
子供というのは、このような話が好きなのです。
小泉八雲のような、お話を集める人々は大昔から存在しました。
納得というのは、面白いという意味での納得です。
SFや聖書などの嘘話でも、何か心に訴える真実が潜んでいます。
嘘話の中の真実を味わう気持ちを、納得という言葉で表現したまでです。
700年は無駄な世界なので消したと言う事で THE END。
165 :
考える名無しさん:2008/08/30(土) 01:59:36 0
>>163 全て、身寄りのない孤独な老人が考えた作り話です。
作り話は分かってる。
166 :
考える名無しさん:2008/08/30(土) 09:47:47 0
結局、太郎が玉手箱を開ようとしなければこんな災難は起こらなかった。
この退屈な物語が指し示しているのはたったそれだけ。
167 :
考える名無しさん:2008/08/31(日) 01:53:30 0
白髪じいさんになった浦島太郎 → アインシュタイン
亀 → ガメラ
アインシュタインの発見が、眠っていた亀を覚醒させ巨大化させてしまった。
それがガメラである。
168 :
考える名無しさん:2008/08/31(日) 01:55:17 0
弱い者いじめを注意する太郎の勇気と正義感。
恩義を感じてお返しをする亀の礼儀。
良いことをすれば、何か良いことがあるという希望。
当時は宇宙旅行と同等のワクワク感があった海底旅行の冒険。
乙姫との愛。
亀型潜水艇というメカガメラのアクション。
時間論の哲学。
海を漂いながら酒池肉林の陶酔感。
夢のような世界。
最後は、人生あっという間に終わるんだよという死の不安と恐怖。
子供時代に最も好きな物語だった。
169 :
考える名無しさん:2008/08/31(日) 02:08:27 0
作り話なんだけど、何を教えようとしているのかが、さっぱり。
国定教科書に載せるような物語にしあがっていない。
「この世の無常」を教えようとしているととらえはじめるのだが
「玉手箱」の不思議がそれを一掃してしてしまい、何とも言えぬ割り切れなさが残る。
大昔に、所変われば時間の進み具合が違う、という発想ができたのはすごいことだけど
それだからなんだというのだ・・
170 :
考える名無しさん:2008/08/31(日) 02:14:05 0
ところで、玉手箱の効果はあまりにも中途半端ではないだろうか?
700年も経っていたらのなら、浦島は年寄りじゃなくて塵になってる。
168のでふと思ったの^^人生は気が付いた時には老人になっている
よく要らない物をくれる人っている、どうせ貰えるなら良い物がほしい^^
172 :
考える名無しさん:2008/08/31(日) 17:02:19 0
173 :
考える名無しさん:2008/08/31(日) 20:27:37 0
何か借りがあれば恩義を返す、という規範がある。
これは竜宮城の世界でもおなじらしい。
しかし借りがある相手にとって不都合となると分かっているものを、
相手の自由にさせてはいけないという規範はなかったのだろうか。
「開けてはいけない」のなら玉手箱は預けてはならないのである。
人間世界は「思いだけで、そのままにしておく」ことがほとんどない世界なのだ。
驚いたら、何に驚いたのかを他人に伝えたくなる。
人を好きになったら、その人に思いを伝えたくなる。
蓋が閉じられているのなら、眺めるだけではなく、開けてみたくなる。
乙姫は人間の世界と、竜宮城では時間の進み方が違うという事を知っていたが
人間の好奇心についてはほとんど知らなかったのだろうか。
そんなことはあるまい。
亀の誘いに乗って竜宮城とやらに行きたいと思ったのは
ほかならぬ浦島太郎の好奇心だったはずであり、
亀の誘いは「話ばかりではなく、見てみたいに違いない」という
人間心理を前提としている。
700年も経っていたらのなら、現代日本になっていて、相当戸惑うだろうな
175 :
考える名無しさん:2008/09/02(火) 00:41:06 0
お、ここも竜宮城か と
176 :
考える名無しさん:2008/09/02(火) 15:21:08 0
海の中での遊びの時間と、陸上の労働の時間の流れは異なる。
この真実を伝えた素晴らしい物語。
傑作である。
177 :
173:2008/09/03(水) 01:18:28 0
浦島太郎は漁師であった。
鯛やヒラメを獲って生計を立てていた。
亀をいじめた子供たちに突き出した“おあし”は、その売り上げ金の一部であった。
浦島太郎の“助ける動機”は、正義感というよりも罪滅ぼし程度のものであった。
漁師は徒に海に棲む命を奪っているのではない、という言い訳めいたものもあったかも知れない。
ところが、太郎は、“助けた”亀の竜宮城招待を申し出を聞いた途端、
「助けたのだから、招待をうけて当たり前かも」という妄想を抱いてしまった。
竜宮城への興味で頭がいっぱいになり、自らを省みる事はなかった。
鯛やヒラメを獲っては金銭に替え、当然食してもいた存在が、
海の住民の“大事なお客様”として扱われるという不自然さに気づかなかったのである。
178 :
考える名無しさん:2008/09/03(水) 02:35:55 0
日本人の深層心理にある海亀信仰を伝えた物語。
海亀は、海の神様の使者である。
亀は何を象徴するのか?
亀の顔や首を見ると、シワシワの老人のようではないか。
日本人は亀の姿に自分の中の老人性を投影するのである。
太郎は玉手箱を開けて亀の仲間=老人になったのだ。
太郎は亀になるという奇譚だったのだ。
179 :
考える名無しさん:2008/09/05(金) 03:28:53 0
↑これらの中に物語の真をついているものは無いという気がする。
↑気がするという意見には全く論理的な根拠はない。
気がすると権威者が言うならばまだしも、一介の庶民に過ぎない者が
気がすると言うだけでは何の価値もない。
181 :
考える名無しさん:2008/09/06(土) 00:34:45 0
ただ言ってみたかったんだよね、ね。
↑分かる気がする。
183 :
考える名無しさん:2008/09/09(火) 01:47:22 0
↑
>>180 の言い分ではこれも「何の価値もない 」
ということ。
>海亀は、海の神様の使者である。
も何の根拠もないのにー。
184 :
↑:2008/09/09(火) 01:59:59 0
甘いな。
浦島太郎の物語自体が何の根拠もない。
竜宮城の存在は根拠はなし。
玉手箱を開けてじじいになったというのも根拠無し。
亀に海底に連れられたというのも根拠無い。
しかし、根拠が無くても人々の心を揺さぶるのである。
こういうのは根拠がなくてもいいのだ。
舌切り雀がお爺さんつづらを与えたという根拠もない。
意地悪婆さんが重いつづらを雀からもらったという話も根拠がない。
185 :
考える名無しさん:2008/09/09(火) 23:13:09 0
また振り出しに戻ったね。
>>1 この話はナニを伝えたいのか?
186 :
考える名無しさん:2008/09/11(木) 03:45:41 0
へんてこなおもしろ話として残っているだけで
何か教訓めいたものを伝える話としては残っておらん
確かに、カフカだと思えば、違和感は無いな。
188 :
考える名無しさん:2008/09/11(木) 04:58:02 0
逆に、へんてこじゃなければ、長く残ってないよ。へんてこだからこそ残る。
ホメロスのオデユッセイアは最初から最後まで意味不明だ。
セイレーンという、顔は人間で体は鳥の怪物がいる。
その怪物は歌を歌う。その怪物がいる島の側を船は通過。
セイレーンの歌を聴いた者は、全記憶を失って餌食になるのだ。
しかし、オデュッセウスはその歌が聞きたくなって、
船をこぐ仲間たちの耳を蝋で塞いで、自分は柱に縛り付けもらって、
身動きできないようにして通過しようとする。
オデュッセウスは、「セイレーンの島に進め!」と叫ぶが、
仲間たちは歌もその言葉も聞こえないので、そのまま無視して進んだのだ。
アホか?アホかっちゅうの。
189 :
考える名無しさん:2008/09/12(金) 10:07:43 0
↑
おもしろい!!!!
190 :
考える名無しさん:2008/09/13(土) 00:25:19 0
花咲か爺さんの話は分りやすいよね
灰を撒いて花を咲かせる場面はおどろきだけど
話じたいは何を伝えたいか分るというか、へんてこではない
>>188さんが紹介している話はへんてこどころか
もうナンセンスなんだよね
まさに、アホか?アホかっちゅうの級w
191 :
考える名無しさん:2008/09/13(土) 00:36:51 0
花咲爺さんの話は子供がそんなに好む話ではないよね。
浦島太郎は人間の持つ弱さや人生の不条理を感じて、
子供心に響きました。
192 :
考える名無しさん:2008/09/13(土) 00:42:26 0
↑
いやいや浦島太郎はアドベンチャーだから子供に受けるw
193 :
173:2008/09/13(土) 01:32:44 0
花咲爺さんの話が子供にそんなに受けないのは、
親の扶養をうけているために、「金銭的ごほうび」に興味がわきにくいからだろう。
少々いたずらをしようが成績が悪かろうが、ご飯は普通に食べられるし、お小遣いもくれる。
「枯れ木に花を咲かせる」なんていうのは農耕民族的発想で、働かずして食える子供には関係ない。
人生の辛酸をなめていない子供には、「正直に生きていけばきっといいことある」とか
「正直者がばかをみるような世の中ではいけないよな」というような観念を抱きにくいのだ。
子供は、それよりも大空を自由に飛び回ったり、見た事もないような世界にご招待されたいのだ。
「灰を撒いたら枯れ木に花」も「玉手箱を開けたら、あっという間におじいさん」も
子供にとつては「呪文を唱えたら大変化」みたいな、理屈なしに「おもしろい話」でしかない。
194 :
考える名無しさん:2008/09/13(土) 01:48:17 0
浦島太郎は、起:亀の恩返し 承:竜宮城でのもてなし
転:帰宅して社会不適応 結:意味不明な老化
結末の後味が悪いね。
ちょっとばかり良いことをしたからって天狗になってれば、
罰を受けるという事だろう。
こっちは気を使ってもてなしているのに、客だからって過大な事は要求するな、
という厳しい教え。
195 :
考える名無しさん:2008/09/13(土) 02:00:45 0
花咲爺さんが子供に受けないのは、報酬を得るすじ道が、
遠回りしているからではないか。
かわいい飼い犬を隣人に殺されるお爺さん。
それを見た桃太郎ならば、隣人の鬼を退治するはずだ。
ところが、花咲爺はキレなかった。
キレない事によって報酬がどこからともなく自然に与えられる。
短絡的な子供は、このような態度に我慢できない。
怒りを復讐によって発散して、宝物を隣人から強奪したい。
子供は残酷でストレートなんだよ。
196 :
173:2008/09/13(土) 02:13:51 0
そうそう、
子供時代は「回り回って自らに返ってくる」という考えをあまり持たないよね
197 :
26:2008/09/13(土) 08:44:59 0
なぜ、乙姫が浦島に玉手箱を渡したのか?
のくだりが重要なのにそこはスルーだな。
198 :
考える名無しさん:2008/09/13(土) 11:16:25 0
で、原文(と思われる物は)どれ?
さらには、それのインスパイヤ元があるならそれはどれ?
URLくらいあるかと思ったんだけど・・・
鼈甲で装飾品など作っている人はどんな考えだろう。。
鼈甲で装飾品など作っている人はどんな考えだろう^^
乙姫は一人暮らし。
ペットの亀たいヒラメと暮らしてる孤独な人。
亀は浦島太郎に恩返しするよりも、
寂しい乙姫の孤独を癒してあげたかった。
しかし、竜宮城にやって来た太郎は乙姫の気持ちに鈍感だ。
彼はホームシックになって、家に帰りたいと言い出す。
ガッカリする乙姫と亀。
202 :
173:2008/09/13(土) 15:36:41 0
太郎にとって竜宮城は「ずっと居たい世界」ではなかった。
大事なお客様として扱われる与えられた楽しさは持続しなかった。
太郎は平凡な漁夫として暮らせる住み慣れた「元の世界」に戻りたいと望んだ。
乙姫は太郎の「戻りたい」という申し出をどう捉えたのか。
太郎が再び「元の世界」に戻ることはどういうことだったのか。
鯛やヒラメを獲って生活する漁夫たる太郎を乙姫はどう考えていたのだろうか。
自分や亀、鯛やヒラメとともに暮らすこの(竜宮城)世界の太郎と、
鯛やヒラメを獲って生活するであろう漁夫たる向こう側の太郎。
203 :
173:2008/09/13(土) 15:39:14 0
乙姫は太郎の望み通りにならないことを知っていた。これは、明白である。
乙姫はあちら側の世界と、竜宮城では時間の進み方が違うという事を知っていたからである。
太郎は元には戻れずに、身内や知り合いがもはや居ない別の世界(未来)に送られることになった。
「太郎が元の世界に戻れない」ということを乙姫は知りつつ、そのことを太郎に伝えなかった。
しかも、乙姫は「不都合な贈り物」であることを伝えず、「開けないで」とだけ伝えて玉手箱を渡した。
太郎が「不都合な贈り物」を開けてしまうであろう事は、「予め分っていた」可能性がある。
太郎はそのことを「思い知らされる」結果となるが、乙姫はそれさえも「予め分っていた」可能性がある。
さらに妄想を拡げるならば、太郎が亀を助けるであろうことさえ「予め分っていた」可能性がある。
逆じゃねーの?
この物語は輪廻思想を伝えるお話だ、という仮説を立てた。
亀は長生き老人を象徴する生き物(だと思う)。
玉手箱を開けた浦島太郎は亀の仲間になった、と解釈できるだろう。
何故、太郎は亀になったのか?
それは、太郎に助けてもらったメス亀が、太郎に恋をしたから。
亀子は同じ亀なら結婚できると考えた。
しかし、亀になった太郎は砂浜で少年にいじめられてしまう。
調度良くそこを通りかかったのが、例のあの人である・・・
それも気分の問題だろ
207 :
考える名無しさん:2008/09/14(日) 22:27:11 0
>>173 残念だな、深読みしすぎてオナニー状態だ。
乙姫と太郎のロマンスがお前には欠落しとる。
お前、女心がちーとも分かっとらんのぉ。
彼女おらんだろ。
208 :
173:2008/09/14(日) 23:02:42 0
>>207 おいおい妄想馬鹿の登場かよ?
毒まんじゅうくわされるロマンスならいらねーよ
お前こそオナニー中毒 マゾかいな 気色わるw
女心がちーとも分かっとらんけど、結婚2年目だわw
209 :
考える名無しさん:2008/09/14(日) 23:18:37 0
乙姫って何歳よ?700歳越えてるんじゃないの?
竜宮城は不老長寿の液体カプセルで出来ていた。
太郎はそのカプセルから出たので急速に老化したのだ。
玉手箱を開けた事で太郎は老化したように思いこんでいるだけ。
その前から起こっていた老化運動は、玉手箱を開けた瞬間に
タイミング良く偶然にピークに達したのである。
玉手箱によっておじいいさんになったというのは嘘だと考えれば
辻褄が合う。乙姫様に悪意はなかったと信じたい。
乙姫の良心を信じたい気持ちが、この物語の理解しがたさを生んでいるから。
210 :
618:2008/09/15(月) 19:09:49 0
「浦島太郎」そっくり話
「洞庭湖の竜女」
211 :
ラプラスの悪魔 ◆daemontaDA :2008/09/15(月) 20:01:01 0
まったまた、元型探しですかぁ?。
212 :
ラプラスの悪魔 ◆daemontaDA :2008/09/15(月) 20:09:27 0
裏筋太郎ばんざい。
どーでもいいけどさ
三角筋姫子サイテー。
「ステロイド?多少飲んでいるわ。」
きっと海底人の法により
何人も地上と海底の時間差に干渉する事は許される事ではない
とあるのだろう。
乙姫は地上に浦島太郎を返したくはないが、帰ろうとする浦島太郎を引き止める事も出来ず、
法によりやむを得なく本来の地上であるべき時間の流れに順ずる老化を与える為の、急激な
細胞促進を促す薬物を渡すしかなかったのではないかな。
半分そーなんじゃねーの
「決して玉手箱を開けないでください」と乙姫が言ったのは何故?
それは、竜宮城の財政逼迫のためにお土産が用意できなかったので、
空玉手箱(カラタマテバコ)を渡してしまい、空なのがバレては困るから。
ヤクザがよくやる手口である。
ヤクザから金を封筒に入れたのを渡されるが、
家に帰ると封筒には一円も入っていない。泣き寝入りである。
太郎が玉手箱を開けて老化したのは、乙姫がヤクザの情婦だったのを知ってショックを受けたからだ。
218 :
考える名無しさん:2008/09/16(火) 00:18:02 0
珊瑚の2、3個もくれればよかったのに・・(太郎)
竜宮城は長くつつ゛かないとお互い分かっていたけど
太郎は思ってたよりカスになりきれなかったからムキになった?
竜宮城から追い出したいけどなかなか出なかった太郎?
宅間加藤みたにしようとしてるヤカラが社会現象でうざくなった?
222 :
考える名無しさん:2008/09/16(火) 22:05:29 0
>>220 3年(700年)も居つきやがって、
帰るんだったらこれまでの心労をしこたま玉手箱にこめてやるみたいな? w
223 :
考える名無しさん:2008/09/16(火) 22:24:30 0
玉手箱(タマテバコ)はタマゲル箱である。
たまげるは漢字で「魂消る」と書く。
つまり、魂が消える箱である。
なぜ、そんなものを乙姫が渡したのか。
それは、竜宮城は死者の世界だからである。
太郎を死者の世界に誘って、乙姫の世界で一緒に暮らさせるために
箱を渡した。なんでそんな遠回しの事をしたかというと、
血を見るのが嫌だから。
224 :
考える名無しさん:2008/09/17(水) 01:19:35 0
う〜ん、実にするどい
いいか!絶対に空けるなよ!絶対だぞ!
226 :
26:2008/09/17(水) 09:39:16 0
>>215 乙姫は地上に浦島太郎を返したくはないが、〜
なぜ返したくなかったんだい?
物語には何らかの意味や教訓が秘められている。
自然には何一つ無駄な物はなく全てに存在する意味や意義がある。
このような言葉は耳にする機会も多く信じている人も多いと思うんだけど、
製作者が一切教訓を込めていない純粋娯楽的な物語など腐るほどあるだろう?
読み返したら何か変な事書いてるなー
娯楽とかあんまなかったぞ女遊びもつつ゛かねーしとんねるずのギャグあたりから
竜宮城とか言ってるけどよー
どっからが竜宮城よ
俺から見りゃよー何かグダグダの中にまだいてよー
栄養失調中の周りに元気になった年寄りとか不平不満あるやつがいきがっちゃってどーしたの?とか
なかむずまじい夫婦を横目に仕事やっとみっけたかなぐらいだぜ
鯛や平目食ったのだれだ?
>>227 あったには あったよじゃねーともーやーめただよ
232 :
考える名無しさん:2008/09/17(水) 23:14:36 0
↑
意味不明だし。
浦島太郎は記憶喪失者であるという説を主張する。
亀をいじめていた少年達に背後から殴られて記憶を失い、
記憶を取り戻した時はかなり老化が進んでいたという説である。
竜宮城探検の細かな描写は、自我同一性の崩壊を防ぐために
浦島太郎の無意識が捏造したフィクション、
自己防衛上必要悪としての幻覚である。
竜宮城は霊界だから
235 :
考える名無しさん:2008/09/23(火) 19:57:12 0
丹波哲朗が亀として御案内するのか?
236 :
考える名無しさん:2008/09/24(水) 00:41:23 0
>>232 【解説】
製作者が一切教訓を込めていない
純粋娯楽的な物語など腐るほどあるだろう?
これに対し
あったには あったよ(教訓を込めていない純粋娯楽的な物語があった事はまちがいない)
じゃねーと(そういうことでなければ・このことが肯定できないとすれば)
もーやーめただよ (もう、止めようぜということだ・このスレ終了だぜ)
やはり、いまいち分らないなw
237 :
考える名無しさん:2008/09/24(水) 01:27:42 0
いや、単なる真実を示しているに過ぎない、浦島の話は。
霊界の一時間は3次元界の1年に相当すると。
えっと、竜宮には数日いた設定になってるよな?
3日として、72時間で72年。
238 :
ラプラスの悪魔 ◆daemontaDA :2008/09/24(水) 01:34:09 0
>>237 裏筋太郎は竜宮上に30年いたと思いきや、
実は300、400年いたことになってる。
本日は脳内覚醒物質の減少により就寝いたします。
239 :
考える名無しさん:2008/09/24(水) 01:51:12 0
海地上と竜宮城を何往復もして、どういう事やねんw
240 :
考える名無しさん:2008/09/24(水) 01:56:31 O
彼は亀を持って帰ってスープにしようとしたに違いない。
あれは食欲を満たす話なのさ。
241 :
考える名無しさん:2008/09/24(水) 08:00:28 0
常識的に考えようよ。
太郎が海底で長時間呼吸を我慢できるはずがない。
つまり、太郎は海で遭難して消えたんだんだよ。
「太郎は海底できっと幸せに暮らしているさ」
と村人達が納得するための想像場の楽園が竜宮城。
そして「太郎はきっと帰ってくる。太郎は帰ってくるけど、
俺たちが生きている間は会えない」というのが地上と海底の時差理論。
玉手箱は太郎の時間感覚を地上モードに戻すための仕掛け。
242 :
考える名無しさん:2008/09/24(水) 08:05:36 0
生存者からの視線ではなく、太郎という死者の視線から世界を説明した物語だ。
昔の物語は死者や神の視線から世界を語ったものだが、
今の文学は俗界に生きる人間の視線から世の中を語るので堕落している。
243 :
考える名無しさん:2008/09/24(水) 10:26:40 0
えっ・・・と
「こんな仕打ちありか。」っていうような不条理な出来事が人生にはあるよ
ということを子供たちに伝えたかったのだが
あまりにもリアルな話だと顰蹙ものだし、子供たちの興味をひくためには
こういう作り話で面白くしかもやんわりと教えた方がよいかと考えたわけだね
太郎は死んだ。
でも太郎は自分が死んだことに気づいていない。
亀が太郎に話しかけている時点で意識状態は怪しい。
その時点で臨死体験を起こして、ある意味三途の川だった。
海に沈んで竜宮城に行った頃にはもう既に太郎は死んでいる。
太郎は漁に出かけていき、帰らぬ人となった。
荒れ狂う海で太郎を失った村人達の悲しみが、
死者である太郎からの視線で世の中を見るという、
神話的効果のある物語を生んだと言えるのではないだろうか。
245 :
考える名無しさん:2008/09/24(水) 21:24:34 0
俺を竜宮城へ連れて行っておくれ
246 :
考える名無しさん:2008/09/24(水) 21:51:22 O
彼は亀を持って帰って味噌汁の具にしようとしたに違いない。
(b^ー°)
247 :
考える名無しさん:2008/09/25(木) 00:53:49 0
乙姫が美人だったという前提で議論が進んでないか。
太郎だって実際老け顔だったかも知れんし。
老け顔だったくせに玉手箱を開けたら余計老けたとか
化粧品のクレーマーみたいなこと言ってるかも知れんし。
僕の手を掴んだまま乙姫はふすまを開けた。
乙姫の手は少しひんやりとしてわずかに湿度が高いようだった。
大広間に出ると40台半ばとおぼしき美しい女性が微笑んでいた。
乙姫の母親なのだろうか。
249 :
考える名無しさん:2008/09/26(金) 21:56:07 0
なぜ龍宮城を霊界だとか、もうすでに死んでいたとか
勝手に解釈しているんだ。
バカだな。
250 :
考える名無しさん:2008/09/26(金) 22:24:37 0
そういうスレだからw
ウソツキ太郎が亀をいじめていたのが真相だ。
皆に咎められたのを、長く恨んで、爺イになったころに
嘘話しをでっち上げて言いふらしたのだった。
単に統合失調症患者の話し。
百人に一人という割合でほぼランダムに起こる統合失調症の突然の不条理。
いじめられている亀を助けたために全てを失う突然の不条理。
どちらもこの世の自然、神秘、不思議、智恵などに触れたために起こる罰。
253 :
考える名無しさん:2008/09/28(日) 12:49:32 0
時は一方向に等速度で進む、
というありがちな時間概念を破壊するアイデアを思いついたのだが
「時というのはのう・・」といくら説明しても村人はちっとも分らず、面白がってくれなかった。
そこで、こんな話を作って披露したら、そりゃぁ面白がってくれたわい。
みな、他所の村にも行って、「面白い話きかそうか」と、どんどん広めてくれた。
儂的には、めでたし、めでたし、じゃ・・がのう。
254 :
考える名無しさん:2008/09/30(火) 01:08:47 0
浦島太郎の間違いは「大きな玉手箱」を選んだことだった。
小さな玉手箱に金銀財宝が入っていたのだ。
乙姫は浦島が浅はかで欲深なのを「ダメな人ね」と哀れみつつ、
開けないように忠告したのだった。
他の昔話とごちゃ混ぜにすなw
256 :
考える名無しさん:2008/10/01(水) 05:01:41 0
さぁーーーー混沌としてまいりました なんでもありですね、わかります
257 :
考える名無しさん:2008/10/05(日) 17:46:50 0
太郎は、SOHOである。独身で、パソコンを使った小さな商売を一人でしている。
3年間みっちり仕事した成果で、以前居た所より田舎だが、事務所を持つことができた。
まだこの土地での固定客は少ない。勧誘とか訪問セールスとか寄付の依頼の客が多いほどだ。
きょうも、寄付のお願いが来たので、5,000円の出費。やれやれと思いながら
机に向かっているとまた、「◯◯協会の者で、今夜行われるチャリティーの・・」と来る。
「5,000円か。行かれないけど、地区のことだから仕方ないね」と言いながら金を渡す。
なにげに渡された領収書をみると、何と、さきほど寄付した所と同じのものだ。
「ええっ、先程払ったぞ。・・なんで同じ地区をばらばらに動いて寄付もらっているの、あんたら・・」
太郎は、やるせない気持ちになった。腹立たしくもあった。ふと腹が減っているのに気づいた。
コンビニに行って弁当を買ってこようと、外に出た。ところが一向にコンビニが見つからない。
小一時間も歩いてようやく一軒のスーパーを見つけた。店先には総菜とおにぎりのパック詰めが並んでいた。
でも、値段が表記されていない。が、他の商品を見るとかなりお得であるに違いない、と思った。
店のネームプレートをつけたおばさんに「これ1つもらうよ。いくら?」と声をかける。
258 :
考える名無しさん:2008/10/05(日) 17:47:21 0
おばさんはむすっとした表情でだまったままだ。
「安いよね、ここ。ねえ、いくら?買うよ。」太郎は不思議に思いながらまた訊いた。
すると、「16,500円! 16,500円だ。」おばさんは、面倒くさそうにそうにそう言い放った。
「はあ?何でこれが16,500円なんだよ。10倍以上だろ、それじゃあ。」太郎は憤慨した。
「誰が買うんだよ、ふざけんな。まったく。いらねえ!」太郎はさんざん文句垂れながら店を後にした。
緩やかな坂を登って行った。いつの間にか、派手な服を着た女が後をつけてきているのに気づいた。
女は、追いつくと、なにやら含み笑いをしながら、何か誘うような仕草をする。
「何か用?おれ、気分が悪いんだ。ほっといてくれ。」太郎は、早足に歩いた。
しかし、その女はなおも追いつくと、「忘れた?さまかでしょ。今日来るんでしょ?」と言う。
「忘れたも何も、初めて見るぞ。きみなんか知らない。」太郎は不思議に思いながら、振り切ろうとした。
と・・足がもつれて、転倒した。足下を見ると、鼻緒が切れた下駄が転がっている。
「なんで、下駄?下駄なんて、じいちゃんの田舎で一度履いたったきり・・何で?おれが履いてきた?」
太郎は目が覚めた。ソファに寝ていたのだ。足下には、エアコンのリモコンが転がっていた・・・。
259 :
考える名無しさん:2008/10/06(月) 06:49:49 0
浦島太郎は携帯小説というジャンルでは絶対に生まれない、
天才的な傑作だ。
260 :
考える名無しさん:2008/10/06(月) 06:56:47 0
浦島太郎は生者であり死者でもある。
舞台はこの世でもありあの世でもある。
登場人物は神でもあり悪魔でもある。
時間を飛び越え、空間もネガとポジのように反転する。
このようなダイナミックな昔物語に昨今の携帯小説は勝てない。
261 :
考える名無しさん:2008/10/06(月) 07:08:12 0
ほんと、突拍子も無い話だよね。
突拍子も無い話に、教訓なんたらかんたらは通用しないよねw
262 :
考える名無しさん:2008/10/06(月) 07:15:18 0
悪夢的なリアリティがあるね。
朝方うなされて起きるような。
263 :
現代版浦島太郎:2008/10/06(月) 09:01:28 0
日本で引っ込み思案の外国人が子供じみたことで苛められてた。それを助けてあげると、
海外にある私の家に遊びに来てくださいと誘われる。遠い海外に出かけてみると、すごい
金持ち。美人のフィアンセがいて、引っ込み思案の彼を助けてくれてありがとうとお礼をさ
れる。毎日、ご馳走してもらい、スタイルのいいモデルや横の繋がりを持ってる女を紹介し
てもらい豪遊の日々。そろそろ、日本が恋しくなり、クレジットカードをもらって帰国する。
日本に帰ると、仕事は退職金を前借して退社したことになっていて、ツテを頼ろうにも退社
してたり、外国に行ってた人には冷たい。生活に困りだしたところでクレジットカードを思い出
し限度額を確認しに行くと、生涯掛けても反せないだけの借金が自分名義で借りられていた。
それで、頭髪が真っ白になり、言語障害で話の骨子を読み取るだけの男になったという話だ。
264 :
NAS6 ◆o1AYEkZmQU :2008/10/06(月) 16:02:20 0
浦島太郎はキリストからの視点を書いているんですよ
3年間布教活動して最後は事切れる
ほかの信者から見れば磔でしたけどね
265 :
考える名無しさん:2008/10/07(火) 02:19:55 0
浦島太郎は光るクラゲに夢中になっておった。乙姫はあきれておった。
しかし浦島の研究は七百年の後にノーベル賞に輝いたのじゃった。
267 :
考える名無しさん:2008/10/10(金) 21:17:22 0
面白さを追求すれば本質から外れる恐れもある。
おもろなくても真理を突き止めることを忘れてはいけない。
浦島太郎は竜宮城で面白さのみを追求した。
本来の自己の目的を忘れた太郎。
面白さに流されてしまった太郎の結末を見よ。
269 :
考える名無しさん:2008/10/11(土) 11:57:41 0
竜宮はやっぱ霊界
270 :
考える名無しさん:2008/10/14(火) 08:30:38 0
教訓なんかないと思うよ。
単なるお話として楽しめばいいじゃん。
かぐや姫だって男に散々貢がして
結婚を迫られると無理難題を押し付け相手を亡き者にし
それでもクリアする男が現れると
月に逃亡する話だ。
271 :
考える名無しさん:2008/10/14(火) 18:38:03 0
教訓
・たかが亀を助けたくらいで、ただ酒ただ飯を求めるのは虫が良すぎる。
・調子に乗って遊んでいると、すぐ時間が過ぎ去る。時は金なり。
・宴席に招かれた時は、空気を読んで早めに帰る。
・知らない人から物は安易にもらわない。後から収賄の疑いで脅迫される。
浦島太郎は大人力(おとなりょく)が低い。
行動が子供っぽいので社会人として通用しない。
見かねたオツ姫様が、玉手箱を渡して老化スピードを早めてあげた。
玉手箱は真実の入った箱なのだよ。真実が知りたいなら開ける、バーチャルの虚構世界に生きるのなら開けない。
274 :
考える名無しさん:2008/10/16(木) 18:09:35 0
真実ではあるだろう。事実ではないだけだ。
太郎とアインシュタインは精神的な成長に難があった。
彼らの脳はある時期を境に急速に知的成長した。
この物語はその事を伝えたかったのだろうな。
その事に興味が無い人にとって、だから何だって話だな。
276 :
考える名無しさん:2008/10/23(木) 20:41:29 0
太郎は帰れただけラッキーだ。
本当は・・・にされるところだったんだよ。
お次どうぞ
↓
太郎は遊び過ぎて気が付いた時には老人になっていた^^
278 :
考える名無しさん:2008/10/26(日) 21:12:39 0
一見亀のように見える異次元のUFOに誘われて、時間の流れの異なる世界でいい暮らしをして、返りたくなったので帰ってきたら地球では700年経ってたってだけなんじゃね?
猿の惑星のような現象だよ。
279 :
考える名無しさん:2008/10/27(月) 02:32:30 O
全部よんだ上で…
誰も触れなかったがこの話に何か教訓があるとすればやはりコレしかない。
『亀を助けた』⇔『竜宮城に招待』で助けてあげたお礼は終わり。
なのに浦島はまたそこで玉手箱を貰う。
1つの助けに対して2つのお礼を受ける浦島の傲慢さを示したお話。
そしてその傲慢さが自分を滅ぼすという教訓。
竜宮城と地上の時間がずれているので、
玉手箱で多少の修正を試みたってわけ。
寿命を超えているから何百年も修正できないかったけどね。
2つの場の時間の流れが違う事を強調したかった故の演出で、
それを頭に入れておけば不自然な話ではない。
ファジーな理屈だけど。
ほのぼの系の話だったのに、急に時間論のSFになって、
太郎が老人になった瞬間に軽くホラーの要素が入ってくるから
バランス悪いんだよね、この話。予定調和を崩している。
282 :
考える名無しさん:2008/11/01(土) 18:14:51 0
●『洞庭湖の竜女』(中国)。
作品の舞台は海ではなく湖だが、姫に渡された玉手箱を開けると白い煙が出てきて
老人になる展開までそっくり。最後は煙を浴びた主人公が湖のほとりで野垂れ死ぬ。
●『鯉を放ち龍女を得る』(韓国)。
日本版では玉手箱の用途がハッキリしないが、韓国版では箱に呪文を唱えると、
海が割れ龍宮城から陸に続く道が現れる。陸で箱を開けた為に使用不能になり、
龍宮城に戻れなくなる。
●『ギンガモール』(フランス)。騎士が理想郷から故郷へ戻ったら、
既に300年経ってたというのが一緒。玉手箱でなく、リンゴを食べて老人になっちゃう。
●『不死の国』(ロシア)。
こちらも理想郷に300年滞在している。
望郷の念に取りつかれた主人公は「故郷が恋しくてたまらない。
若さや永遠の命は、もうこの胸を熱くしない」と故郷へ戻るが、親も友人も愛する人は
全て他界していて絶句する。
永遠の命が必ずしも幸せではないというメッセージが哲学的なのです。
とか
>>282 詳しいね。
宇宙人との遭遇話でしょ、これ。
なぜ、老化したのが不明だけど。
違うよ。
太郎の臨死体験を記した物語だよ。
死ぬような目に遭って、記憶喪失で別人格になってしまったので、
家族や隣人との関係記憶を思い出せずに苦しんだ。
その苦しみの誇張表現が老化。
本当の父や母を、本当の父や母に思えないという、
世界に違和感を感じる記憶喪失者の苦しみを誇張表現した。
赤ちゃんやお婆さんになったりと別人格になる解離現象みたいなもの。
以上の説明でスッキリ理解できる。
ドキュメンタリー番組で見たことがある。
事故に巻き込まれて意識を失って、意識を取り戻した時に
記憶喪失者になっていた人。
親しい人、心配する親・兄弟・友人が話しかけてくるのに思い出せない。
全く関係ない他人にしか思えないんだ。
そして、別の新しい人格として生きていく。
それと、解離現象を起こした人のドキュメンタリーを見たこともある。
人格が小さい子になったり、おばあさんになったりする。
太郎ヤバい。
286 :
考える名無しさん:2008/11/03(月) 21:05:39 0
ヤバいよね。
『洞庭湖の竜女』みたいに明確に夫婦の関係になると、大人向けにヤバい物語。
そのへんをぼかすことで、子供には超ヤバくて、理屈抜きに面白い物語になった。
287 :
ラプラスの悪魔 ◆daemontaDA :2008/11/03(月) 21:23:33 0
288 :
考える名無しさん:2008/11/03(月) 21:31:39 0
そうだね。
「コップひとつでも哲学は始められる」と聞いて
小躍りして喜んだのはサルトルだっけ。
289 :
ラプラスの悪魔 ◆daemontaDA :2008/11/03(月) 21:37:25 0
まちげた、哲学こそ、まさに解釈学だwww。
(※解釈学という学問はありません)
>>288 哲学には正解って物が無いからね。
哲学が人を納得させられたらそれは、
哲学にとっての勝利だろう。
290 :
ラプラスの悪魔 ◆daemontaDA :2008/11/03(月) 21:48:41 0
裏筋は舐めてもらおう太郎。
wwww。
独りでウケタww。
まあ常識的に考えて浦島太郎のモデルは精神に障害を持った人だろう。
健常者だったが、事故に遭って脳機能に少し障害が残った。
292 :
考える名無しさん:2008/11/04(火) 15:38:13 0
293 :
考える名無しさん:2008/11/05(水) 02:27:11 0
海難事故に遭い記憶喪失になった漁師の話だね。
あまりもの恐怖ですっかり老人のようになってしまった太郎。
しかも、恐怖の記憶を遠ざけるために、無意識の自己機制が働き
脳内で勝手に「亀を助けたお礼に、竜宮城に招待された記憶」が出来上がった。
太郎本人は、記憶を失ったため周囲は見知らぬ人ばかり、
本当に「数百年経った地上に帰った」と信じ、人々に体験談を話しまくったのだ。
村人たちの間で、しばしば「竜宮城の話」が真実味をもって語られていたのは、
過去にも太郎と似たようなケースがあったからだろう。
浦島太郎の話は、「黄泉がえり」の話である。
竜宮城は「海のずっと底にある極楽の世界」でありながら「死人・霊の世界」である。
294 :
考える名無しさん:2008/11/05(水) 02:32:46 0
臨死体験(ニセの記憶)はその時代の文化に依存しているという。
現代は潜水艦によって竜宮城の存在は否定されたので、
臨死体験において竜宮城は現れない。
現代では、肉体から離脱して、救命活動する医師と看護師と自分の肉体を
斜め上から眺めるというイメージがパターンのようである。
僕の知り合いにも、交通事故で意識不明を経験してから
数年ほどは肉体離脱のイメージが度々起きて困ったという人がいる。
296 :
考える名無しさん:2008/11/05(水) 12:42:36 0
>>279 お土産も差し上げてまでが「お礼」だろうが。
バカか!!
竜宮城において亀がどれだけ重要な存在だったのかは謎。
当時の価値観は分からないが、尋常ではない豪華な接待を考えると、
亀は乙姫の旦那か花婿候補だったのかもしれない。
亀が乙姫の旦那か愛人だとすると、太郎に嫉妬して玉手箱に毒を仕掛けた。
全ては太郎の妄想だから真相は分からないけどね。
箱を開けてはならない玉手箱なら貰わなければいい
何が言いたいのやらさっぱり判りまへん。。
299 :
考える名無しさん:2008/11/10(月) 00:14:44 0
試したんだろうね。太郎の意志力を。
太郎が箱を開かない約束を1年間守れば、乙姫に信用されて婚約。
太郎が箱を開ければ、信用できない男として罰を受ける。
竜宮城の事は遊びのつもりだったのね、という罰。
300 :
考える名無しさん:2008/11/10(月) 00:29:29 0
太郎と乙姫が恋仲であった、というのは感傷的妄想かと。
もともとの話はそうだったかも知れないが、「子供向け」に記述を省略。
大人はそれでも「恋仲に成るのが当然だ」と決め込んで、いろいろと妄想。
これでいいのだ。
亀が太郎と乙姫に二股かけたのでが、太郎と乙姫が亀を取り合ったのかもしれないしな
302 :
考える名無しさん:2008/11/10(月) 00:41:37 0
亀はぜひ欲しいよな。
なんせ、その亀に乗っている限りは、酸素ボンベ無しで海中を自由に動き回れるし。
玉手箱=化粧箱
化粧箱を開けた浦島は亀である妻の正体を知ってしまったことになる
そのために離婚しなくてはいけない
離婚することで竜宮城の住人である権利を失ったために
ただの人になって、止まってた今までの時間が流れ出した
仙人になったりもするけどな
ただの娯楽小説さ