【ゼロアカ】東浩紀スレッド109【レベル低過ぎ】

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 三品秀徳

長い…。二つの作品の差異と共通点を両方扱っているため論の中心が絞れず、
まとまりのないものになっている。結論が前半の差異を押し出したものであるため
そちらだけで十分だったはずである。
そして「破壊・崩壊」とあるのは全て「破壊」で統一した方が良い。
インドの3神シヴァ・ブラフマー・ヴィシュヌをなぞって立論しても面白い。
さて、この筆者がゼロ年代の作品では主体の「破壊」「再生」のみならず、「創造」が
見られるとするのは正当性をもった主張と言えるだろうか。
それは否定されるべき議論である。
なぜなら「創造」というのは『神様ゲーム』の鈴木太郎という神に許された行為だが、
それと同じくしてゼロ年代以前、人類史が始まって以来「捏造」という力が与えられていたからである。
人間は「創造」の代わりに「捏造」する。「破壊」される対象は人間が「捏造」したものだ。
神の「創造」は必要ない。
この論文の細部を見ると、「ミステリの多くが、その世界を「破壊・崩壊」することに対し、『神様ゲーム』においては、世界は「破壊・崩壊」されない。」何を以って「破壊・崩壊」なのか非常に曖昧である。そのため評価する方も曖昧な評価しか下し得ない。
悪い意味で掴み所のない文章である。BかB−。