フロイトは1930年のインタビューでニーチェを賞賛している。
「ニーチェは最初の精神分析者の一人です。彼の直感がどれほどわれわれの発見を先取りしていたかは驚異的です。
それまで誰も人間行動の二重の動機と,終わりのない支配に執着する快感原則を彼以上に深く認識していませんで
した。ツァラトゥストラは言います。
苦しみは
泣き叫ぶ、なくなれ、と
だが、快楽は永遠を求める
消えない,永遠を」
(文芸春秋『インタヴューズ1』p382より)
ちなみにフロイトが無意識を定義して与えた名称である「エス Es」はドイツ語で非人称の主語、「それ」のこと。
諸説あるがフロイトがグロデック経由でニーチェから借りた言葉と言われる。そのあたりのことは邦訳『エスとの対話』解説に詳しい。
以下、同書の指摘するニーチェによるエスの使用例。
「論理学者たちの迷信に関して言えば、私はこれらの迷信家たちが承認したがらないひとつの小さな簡短な
事実を何度でも繰り返し強調しようーーひとつの思想というものは「それ es」が欲するときにやって来
るもので、「われ ich」が欲するときにやって来るのではない、と。」(ニーチェ『善悪の彼岸』第17節より)
202 :
考える名無しさん:2008/12/25(木) 03:15:20 0
表紙はラカンとバタイユボーイズで千手観音。作画は榎本ナリコを推薦。
203 :
考える名無しさん:2008/12/25(木) 03:16:38 0
BLで脱獄は無理だと分かっただけでも収穫といたします。
204 :
考える名無しさん:2008/12/25(木) 17:54:25 0
アンパンマンのチーズはなぜ喋れないのか。カバですら喋ってるのに、しかもチーズ、裸・・。
205 :
考える名無しさん:2008/12/25(木) 22:18:41 0
「アンパンマンのマーチ」の歌詞にはニーチェの思想が読み取れる
206 :
考える名無しさん:2008/12/27(土) 02:56:30 0
1.ニーチェが「ホモソーシャルの結束を保証するのは去勢不安だというがそれは実は去勢願望の抑圧ではないか」とか言い出して、
劇中人物すべてが形成外科に駆け込む。
2.後々「読み違いかも」とか言い出して再びみんな病院に
3.「これはオレのだ」「俺のどれだ」「見栄はるな」
4.↑冒頭に戻る。
207 :
考える名無しさん:2008/12/28(日) 09:49:07 0
プレジールとジュイッサンスって道徳と宗教の二源泉にあったなあ。
208 :
考える名無しさん:2008/12/29(月) 03:29:10 0
エスは根源的一者で黄金でできてるというはなしとモツがピンクという話がどう結びつくのか分からん。
209 :
考える名無しさん:2008/12/29(月) 03:33:35 0
わかったけども一瞬梅図が通ったのは気にくわん。
210 :
考える名無しさん:2008/12/29(月) 19:46:59 0
女性を自分という空白を埋めるのに利用しない、男性の男性によるしんり小説。
女性のかわりにショーペンやワグナを埋めようとしてBLになるも、結局は自分が埋められてしまう。
題名はミラージュとかなんとか。作画は前半よしながふみを、後半あーみんを推薦します。
211 :
考える名無しさん:2008/12/29(月) 19:59:29 0
白鯨。
212 :
考える名無しさん:2008/12/30(火) 18:55:10 0
ハイデガーはリーマンものです。彼氏に「本当の自分だの自分じゃないのそんなことどうだっていいんだよッ!生活かかってんだから!」と怒られる。
213 :
大垣:2008/12/30(火) 19:16:54 O
それはアレだ大餓鬼だ
214 :
大垣:2008/12/30(火) 19:17:40 O
大垣
215 :
岐阜:2008/12/30(火) 19:32:42 O
飛騨
216 :
考える名無しさん:2009/01/04(日) 11:02:56 0
美麗!滝川クリスタル学園 標準偏差値34
217 :
考える名無しさん:2009/01/04(日) 16:53:56 0
1幼少期ムンクを受信
2青春期ルオーに呪われる
218 :
考える名無しさん:2009/01/04(日) 18:29:16 0
よく言われるルサンチマンの解釈はまちがってるんじゃないかとおもいます。
単に感情を反復するという言葉そのまんまの意味でいいんじゃないのかと大昔思ったけれども。
いつからあんな解釈になったのだろうか。
220 :
考える名無しさん:2009/01/05(月) 06:07:13 0
ハイデガー(さいでっかー)
221 :
考える名無しさん:2009/01/05(月) 14:22:23 0
新左翼の教師に「なんでそんなに楽観的なの。
ニーチェが美男子であるアポロンではなく醜悪なディオニュソスに同一化したということを
もっとよく考えないといけない」と言われたことがある。ちょっと気になる。
関係ないがその人の村上春樹評は「あんな軽いののどこがいいの!?」で
大島弓子評は「あの人は期待されていたほどにはたいしたことにはならなかったからね」であった。
脱線ついでにサルトルと大江健三郎がデートでジェットコースターに乗るというのはどうだろう。
222 :
考える名無しさん:2009/01/05(月) 15:36:21 0
ニーチェは脳梅毒の頭痛もちで酒は飲めんから、
ディオニュソスと同一化は無理じゃね?
223 :
考える名無しさん:2009/01/05(月) 19:36:25 0
「軍隊時代に看護兵、赤い血みると失神し、そうこうするうち病気がち、結局除隊(クビ)になっちゃった!虚弱体質、哲学者♪」
というラップがあった。
224 :
考える名無しさん:2009/01/05(月) 19:39:04 0
その人を理解しようとするときはその人が「何ができるか」ではなくて「何をみれてないか」に注目した方が早道そうな気が。
225 :
考える名無しさん:2009/01/05(月) 21:44:26 0
スピノザやってる友人に「あんた、そんなもん読んで!」とたしなめられたことがある。
スピノザのほうが過激だと思いますが・・。彼はほんとに良いやつだった。
鏡大のレヴィナス研究室に行ったバタイユ好きの二股男が大切に育てた鉢をパリーーンと割って恨まれていたのがちょっと面白かった。
226 :
メカラッタ:2009/01/06(火) 16:12:04 0
レヴィナスは読んでないけど裏倫理学でしょう。倫理学在籍で二股とは。
システム批判はよりよいシステムの構築でしか可能ではないけども、それがこのスレのテーマとも通じるんだろうけど、
ニーチェの可能性の中心ってヴァーチュアルなところにあって、アクチュアルにはただの風雅論に近いような。
227 :
考える名無しさん:2009/01/06(火) 20:44:51 0
丹生谷先生の「家事哲学としてのクロソウスキー」は昔鋭いなって思ったけども。
228 :
考える名無しさん:2009/01/08(木) 13:12:54 0
デリダの議論を井筒俊彦が浅いとかなんとか論文で言っていた。
229 :
考える名無しさん:2009/01/10(土) 01:42:09 0
85.14
230 :
考える名無しさん:2009/01/22(木) 15:07:30 0
↑変更
231 :
考える名無しさん:2009/01/25(日) 19:56:28 0
>>1 三島由紀夫も重要なニーチェ読解者の一人だよ。
そもそもニーチェに可能性を見いだすこと自体違うんじゃねの?
あれは暗黒の孤独王国に落ちて行く過程がインパクトあっただけで。
三島由紀夫のほうがリアルでやっちゃってるぶん、
損だか得だかわかんないけど詩的なアジテーションしてるよね。
まだ社会の希望や変革を、見えるわかりやすい形でやった体現者だよね。
どっちがチキンかわかんないけど、ニーチェはただ暗闇の孤独に落ちて、
神は死んだとか言いながら、自分と神だけのシンプルなゆりかごを
作っただけだよね。その過程が人々を魅了したけど、ニーチェは
人を光に導く事は絶対できないよね。暗黒の孤独の王国で、
人を道連れに心中したいだけ。彼は絶対に人を光に導かない。
哲学というより、文学とか散文詩として読んだほうがいいんじゃね?
233 :
考える名無しさん:2009/01/26(月) 02:18:17 O
共産主義なんかが再燃するような昨今、民主主義をじっくり見直すいい機会なんだし、ニーチェを読み直し、彼の提示した問題を考察するのは意義深いと思う。
現代社会とっては、三島再読よりずっと意義深い。
三島は優れた文学者。ただの神憑った文学者。
文学ファンに読まれ続ければいい。
234 :
考える名無しさん:2009/01/26(月) 18:40:47 0
三島てwスレの水準が一気に下がったから余所でやってくれ
ニーチェってイタリア系か、クローチェみたいな名前だな、彼がローマに拘ったのはそういうことかね
236 :
今だからこそブッシュ万歳:2009/01/31(土) 05:10:13 0
ニーチェは自分でも後でわかってただろうが自由こそ最強なんだよ
これを○ともいえない全くフリーダムでとらえようのない超越したもの、それが自由だ
ジェファーソンが言ったように自由こそ神の賜物、科学の原理とも言える
ニーチェは多分何か自惚れで新しい権威を考えようとしたんだが神しかいない
ヤハウェは「私が在る」から始まった、エゴイスト?構わないんじゃないか。選民、強者、支配者は富を貪っていいのだ。
共産主義だ?資本主義だ?ファシズムだ?どうぞ御託の思想信条ご勝手に。だが君がそういうことを考え、主張し、行動するのも自由があればこそなんだよ。
わが国の漫画スーパーマンを見たまえあれが自由だ
ニーチェのやってきたことは無駄骨だった
そんなのわが国のエマーソンの超越主義がとっくにやっていた
ニーチェは文才あるが、それは言葉の綾だ、ただパフォーマンスで印象深い言葉を選んでるに過ぎない、言葉は真実では無い、言葉は必然的に嘘である
それは言葉に拘束されえない自由があるからだ
この世界は自由だ、俺の意志なんか構わず自由に動いている、お前が何を言おうが構わない、存在が自由だ、この世界は自由だ、神に思うままに自由に操られてる
ニーチェは真実は無いと言ったが、これもわかる、要するにそれは人間の想像力まで関知できないってことだ
だがデカルトの言うように己が真実である以上その主観の集積たる民主主義こそがこの不確実不確定不確全な世界における真実への糸口なのだ
残念ながらこれを実現するのは古くて腐ったヨーロッパでは無く、新天地アメリカなんだよ
君も伝統に縛られた世の中が嫌ならアメリカに行こう
ニヒリズムは欧州の苦し紛れの産物に過ぎない
神じゃない、哲学の役割はもう無いのだ、さあ好きなだけ食え、飢え、遊べ、働け、楽しめ、悩め、喜べ、自由だぞお前は!
アメリカは素晴らしい
237 :
考える名無しさん:2009/01/31(土) 05:11:27 0
ネオコンマンセー
ニーチェはマッチョじゃないよ。万hole、マンホール受け。
ニーチェはそういう無邪気なところがあるから好きだ。
右左あっちこっちひきずりまわされてかわいそうなベンヤミンもまたよし。
うすうすになって散らばる
フロイトとかラカンとかマルクスとか「所詮おじさん文化」の息の根を止める
「ズリネタの愚痴500」。
ニーチェの唯美主義をスピノザに否定してもらう。
今の日本は「オタクに媚びるか、腐女子に媚びるか、スイーツに媚びるか」
らしいので、それ風に変換する。
ミラノに屹立する三本ビルに思わず苦笑しながらも801。
鬼畜街をハイデガー主人公の漫画に変換するにーせさん。
モーニングへのネタ流しがあるとするならば即刻やめていただきたいものです。
248 :
考える名無しさん:2009/04/18(土) 13:53:09 0
ニーチェの晩年、「ニーチェの病跡」金剛出版。
2月3日 糞便糊塗あり。
4月1日 糞便糊塗あり。
4月5日 靴の中に放尿し、その尿を飲む。
4月18日 糞便を食べる。
4月27日 糞便を自分のからだに塗りつける。
7月2日 水コップに放尿する。
7月14日 糞便糊塗あり。
7月16日 糞便糊塗あり。
7月18日 尿を頭に塗りつける。
8月6日 片方の脚に糞便を塗りつける。
8月10日 夜尿あり。
8月14日 また尿を飲む。
8月20日 糞便を紙に包んで、机の引きだしに入れる。
9月10日 また尿を飲む。
↑M浦T彦の日記かと思った。
良い季節になってきたので、ここを閉鎖して「スピノザの可能性の中心」に変更。