俺が書いたもの
>>2を、新スレが立つたびにコピペするのはもう止めてほしい。
俺としては学問的な話がしたかったのだけど、ここには人生論しか関心がない者が多いことが判ったし、
雑談したいだけの人が集まってきて、哲学的議論をしない板だと判って失望している。
このような知的好奇心もなく、知愛の精神もない人達が、チャット感覚で書き込むので、
よい問題提起があっても流されて、議論できる状態とはなっていないのだ。
もうここには来ないようにしようと思っているので、俺の書いた2をコピペするのは止めてほしい。
そして、去る前に、俺が述べた決定論について誤解があるようなので、改めて補足説明しておきたい。
決定論的な思想の源流は古代ギリシャの「動者」説に遡及できると思うが、
本来の意味での、決定論という語が注目されるようになったのは、近代になってニュートン力学が確立してからだ。
ラグランジュやハミルトンが力学の体系を整え、ヘルムホルツがエネルギーを力学へ等価に置換できるとして、
エネルギー保存の法則を立て、万物を力学に還元して表す、力学還元主義という科学思想を生んだのだが、
これが近代の決定論の端緒となっているので、キリスト教の予定説と混同して非難するのは間違いなのだ。
その後、科学哲学の研究が発展するに伴って、全体系を決定論的に論じることはなくなったが、
科学批判の受けて反省し、現代で決定論という語を論文中に使う場合は、閉鎖系に対してや
範囲を厳しく決めて、「一年後の惑星の公転位置は、決定している」などと、
因果関係を強調する比喩的表現として、「決定論、または決定論的」と使うにとどまっている。