428 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2009/07/25(土) 23:12:11 0
たとえば資本主義というように、経済は資本が中心にある。
資本とは貸し借りだ。ここでも信頼が重要。
コンビニでガリガリくんを買うときには、誰でも60円あれば、
帰るが、お金の貸し借りはそうはいかない。
金融ローンなら審査も簡単で、客観的だが、
融資のような大金では、社会的な信頼や、
知り合いだと優遇される。
このようにエリートたちは信頼関係の排他的ネットワークを
形成して、富を独占する。
今回の新自由主義も、古典自由主義のもつ楽観主義
=「社会的信頼」、神の手があるか大丈夫、と考えるが、
エリートの独占を生み出した。
429 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2009/07/25(土) 23:16:09 0
というか、話がループしているな。
>>309-310とかでした話だし・・・
あとは勉強してくれ。売買!
430 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2009/07/25(土) 23:45:01 0
言い忘れた。
古典自由主義のもつ楽観主義を批判したのがケインズだね。
こう簡単にいかない。特に問題視したのは、資本投資だね。
投資って、生活に根ざしてない金持ちの道楽金なので、
資本家の気分で、動きやすくて、神の手のように自然に動かない。
それを公共投資で安定させようということ。
ハイエクのリバタリアンは、古典自由主義のもつ楽観主義を
非難する。ほっとけば何とかなるではなく、
きちんと経済的な自由の制度を作りましょうということ。
偏在する信頼関係を分断し、個人個人が自己責任で
経済活動に参加し、生活すること。
ハイエクが国家を排除するのは、経済活動であって、
政府は自由な経済活動が行えるような基盤をつくること。
まあ、実際に運営された新自由主義は、ハイエクが考えるよりも、
自由放任で、結局、エリートたちにいいように利用されて、
みごとに格差を広げた。
共産主義が、エリートの独占で腐敗したように、
新自由主義も同じことが起こった。
結局、どのような制度も、腐食から逃れることは難しい。
逆に言えば、社会的信頼がいかに人間にとって根強いものか。
それは、他者よりも自分の親子を愛してしまうことと同じ根ねんだよね。
以上です。
431 :
383:2009/07/25(土) 23:58:32 0
>>419 民と管の癒着など珍しくもないし、根絶もできない。
上位に上れば上るほど、自分達やその所属する組織を優位な立場にする為に
競争に勝つためとる手段としては当然だ。
それができない者はこの社会では実力も能力もあるとは評価されない。
それら上位者が下位者の氾濫によって滅ぼされない為に
下位者にも権利を与える。
そうする事によって下位の者は不満を上位の者に伝達できる。
下位の者は努力により上位にいける仕組みも手にできる。
現代はここまできている。
波平はそこから何を望むのか?
432 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2009/07/26(日) 00:11:25 0
>>431 そこがいまのボクの思考の位置ですね。
問題意識としては、
>世界でもっとも裕福な人々上位千人が保有する純資産の
>総額は、世界の最低貧困層二十五億人の資産総額の約二倍に相当する。
ここまで格差が広がっているのに、みごとに批判されることがない
ことが恐ろしい。なにか自然なことのように捉えられている。
かつて格差というのは、ブルジョアとして左翼によって捉えられ、批判された。
なのに、いまは、誰も批判しない。
問題として捉えられず、まだ批判するための言説がないのだ。
だから、さきに
>>415、
>>418などのように、のんきな発言が一般的だ。
こわい・・・
市場リバは、市場参加者としてのプレーヤーの質を軽視しすぎている。空間と時間的に、生身の人間と異なり、無限に拡大する法人、具体的には株式会社をなんとかしなければ、格差は、固定再生産し続けるだろう。
434 :
383:2009/07/26(日) 00:30:25 0
そうだな。もはや資本家と一般人は居住区も交友関係もすでに違い、
厳然たる格差が存在する。
ただ現代の金持ちは国を越えることが容易なので攻撃の対象にもなりにくく、
一般人も自由と思えるだけの自由は与えられている。
ただ派遣労働者のように上に行くチャンスが無いと嘆く者もいる。
だがそれは自助努力、自己責任という言葉で終わらせられているな。
435 :
383:2009/07/26(日) 00:40:19 0
こういうことだろ。経済発展は必要だが勝ち組は勝ち続け、負け組みは負け続ける
仕組みではダメだ。
共産主義でなくとも、せめて負け組みにチャンスを与えろ。勝ち組に重税を課せ。
だけどこれは無理な話。勝ち組から資産を取れば、次の資産を生めなくなるし、
負け組みにチャンスといっても雇用の創出ぐらいしかできない。
暴力革命で勝ち組から資産をぶん取っても、非生産的な負け組みでは次の
財を生み出せない。どんどん貧困に向かう。
結局、才能のある人間を活かしてこそ成果も発展もうまれる。
436 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2009/07/26(日) 00:44:11 0
問題は格差そのものではなくて、格差が自然現象のように言われていること。
競争の結果、格差が生まれる当たり前だ。
このような不可視の権力を、このたび、「セカイ系権力」と名付けました。
小さすぎて見えない巨大権力
歴史の不可逆性(1回性)がマクロレベルでは管理されず、無数のミクロレベルから生まれ
る不確実性であるとすれば、マクロレベルの管理の発展はミクロレベルのゆらぎを増幅し、
歴史の不可逆性を加速させているといえるだろう。
蝶の羽ばたきが地球の裏側の気候変動を引き起こすというようなマクロレベルの確率論
(カオス理論)の話ではない。権力の話である。マクロレベルへ行使するチャンネルに近い
者=権力者のミクロな私感が、マクロレベルへ「短絡」し大きな影響として波及してしまう。
戦争であり、政治であり、経済であり、金融であり、グローバル化するマクロレベルへ容易
に「短絡」してしまう。
仮に、ネグリの「帝国」など最近のサヨクがいうように、グローバルな権力が透き通って捉え
にくいとすれば、それは単に「生権力」と呼ぶだけでは不十分なのである。生権力というマ
クロレベルへ影響を与える権力者たちの行為があまりにミクロになりすぎて見えなくなって
いるのだ。
ここでいう権力者はかつてのように終身的な権力をもっているわけではなく、また大きなイ
デオロギーや世界を変えようと言う意図を持っているかどうかに関わらず、小さな部屋の中
でのその場の私欲というミクロレベルがマクロレベルへ影響を与えてしまう。たとえば今回
の世界を巻き込んだ大不況が一人の男のささやきによって起こったとしてもおかしくない状
況なのだ。
437 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2009/07/26(日) 00:45:37 0
セカイ系権力の誕生
少し前に「エヴァンゲリオン」などの作品が「セカイ系」と呼ばれて流行った。主人公の行為
がセカイの破局へ影響を与えてしまう。しかし主人公はヒーローではない。使命をもってセ
カイを救うわけではなく、身近な者を助けたいという卑近な想いがセカイの運命へ短絡する。
ここで起こっていることも権力者が思想や意志をもって世界を変えようとすることではなく、
ミクロで卑近な想いが自らの想像をこえたマクロレベル(グローバル)に多大な影響を与え
てしまう。これは「セカイ系権力」とでも呼べるようなものだ。
セカイ系権力のひとつの問題はこのような権力をいかに捉えて語るのかということだ。もは
や世界を左右する権力を語れないのはマクロに透明であるからではなく、ミクロに私感的
すぎるからだ。おそらくこのようなミクロに私感な権力を知識人は語らないだろう。セカイ系
権力はあまりに不可逆(一回性)でミクロであるために再現性がなく怪しく、学問をすり抜け
る。歴史家が語るには早すぎるだろう。ノンフィクション作家はどこまで内通できるだろう
か。だから限りなくゴシップの領域に近づく。
あるいは時代遅れの左翼か、非現実的な「陰謀説」としてDQN扱いされる。ボクのような知
識人としての社会的な立場を持たないネット発言だからこそ言及することが可能な領域といえる。
■なぜ知識人は現代の超・格差を語れないのか セカイ系権力の誕生
http://d.hatena.ne.jp/pikarrr/20090724#p1
おうおうニート閑人ここでも大暴れかw
439 :
383:2009/07/26(日) 00:57:46 0
あきらめて受け入れろ波平。
世界を見ろ。山もあり谷もある。川もあり海もある。丘もあれば平原もある。
どこにも平坦な環境が無いように、競争の無い世界も、勝ち負けの無い世界も無い。
人生にもだ。平坦な世界や平等な世界なんて、全人類に特徴を無くすのと同じぐらい
つまらない世界を望むことと同じだ。
440 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2009/07/26(日) 01:10:05 0
>>439 あきらべずに生きろ。
完全なリバタリアンなどない、格差もなくならない。
でも生きて、言葉を発し続けるのだ。
441 :
クオンタム ◆HfD2XMemw6 :2009/07/26(日) 01:16:04 0
>>440 それが波平の哲学なんだね。いいと思うよ。俺はさ。
442 :
考える名無しさん:2009/07/26(日) 02:06:06 0
ウィトゲンシュタインが他我問題において気づいたように
「他者や生活世界を超えた世界が存在する」ということ自体が形而上学に足を踏み入れている。
しかし他者など存在しない、と言えばナンセンスであるように
「完全なリバタリアンなどない、格差もなくならない。」と言えばナンセンスであるように思われる。
格差はなくなる、と空想(形而上学)を信じて盲進するしかない。
443 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2009/07/26(日) 02:21:46 0
にわかくんは、全部ちょっとずつ惜しいんだよな。
ウィトは独我論を否定はしない。
ナンセンスってなんだよw
444 :
アセンションシステムは実在している!:2009/07/26(日) 03:12:10 O
いるぞ!
445 :
考える名無しさん:2009/07/26(日) 03:35:04 0
>>440 どんな言葉を発するんだ? いったいお前は何が言いたいんだね?
資本主義に格差などない。ある人の資本は必ず消費に変わり、次の人の資本になる。
格差があると考えるのは世界全体の資本が足りないからだ。
資本が充実すれば金利は必然的に下がる。
お前が何か有用な物を生産すれば必ずカネは回ってくる。
つべこべ言わずに働け
446 :
考える名無しさん:2009/07/26(日) 03:46:48 0
>>443 独我論が正しいならば
「完全なリバタリアンなどない、格差もなくならない。」という神の視点を受容する必要はどこにもないと思われます。
リバタリアニズムの成否は、歴史と合理性が審判を下すでしょうから
このスレッドで語り合ったところで無駄だと思われますが。
447 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2009/07/26(日) 04:23:54 0
にわかくんは、みごとにちょっとずつ残念なんだよね。
>独我論が正しいならば
正しいのではなく、否定できないということ。
>「完全なリバタリアンなどない、格差もなくならない。」という神の視点を受容する必要はどこにもないと思われます。
なんでこれが神の視点?経験でしょ。
>リバタリアニズムの成否は、歴史と合理性が審判を下すでしょうから
>このスレッドで語り合ったところで無駄だと思われますが。
合理性が審判を下す???
448 :
考える名無しさん:2009/07/26(日) 06:21:53 0
寝ずに粘着でつかwwwwwwwww
ぴかぁ自演警報
450 :
第三の波平 ◆JXLBbnYqTY :2009/07/26(日) 12:36:05 0
自由競争は下流層から進む。たとえば現代ならフリーター・派遣である。
彼らはもっとも自由競争にさらされている。それに比べて正社員の雇用は
会社に守られている。そしてもっとも自由競争が進まないのが金持ち、
政治家など上流層だ。特に数少ない超階級同士の助け合いは強固で根強い。
451 :
考える名無しさん:2009/07/26(日) 12:49:10 O
ニートの上から目線(笑)
つうか、キーボードふけよ。
きたねえよw
にわかです。
よく理解できないので、初歩的な質問になってしまいますが
説明してもらえるとたすかります。
ぴかぁ〜さんは、歯磨きってしたことありますか?
いえ、ぴかぁ〜さんの高度な自己言及からは読み取れないもので。
454 :
じぽ:2009/07/26(日) 18:29:20 O
な
おまいら、そろそろモテ期ですよ
フリーライダーが、寄りかかる全ての社会制度を全廃する以外、道は開かれない。「制度に従え。」?。バカ言ってんじゃねーよ。
457 :
考える名無しさん:2009/10/02(金) 23:53:01 0
子供手当に対して所得制限を設けるべきだと福島瑞穂氏は主張しているわけだが、
もし民主党が新自由主義左派的な感性で子供手当をやろうとしているのなら、
福島瑞穂氏の要求は受け入れられないことになる。
社会民主主義で言う福祉とは階級闘争史観に基ずく弱者救済だが、
新自由主義左派の福祉とは社会システムの再構築であり、
どのようなシステムにすればパレート効率性が高まるのかを考えることに他ならない。
弱者、強者なんぞという2者対立ではなく、社会全体の信頼、コンセンサスの向上が
高い福祉を実現させるのだという考えが新自由主義の基本であることを理解しなければならない。
ベーシックインカムや子供手当を貰うに当たって一切の道義的責任を感じてはならない。
民間の効率性に対する期待値が1であるのに対して(弱者強者を問わずに!)
公務員はそれ以下にならざるを得ない。
故に新自由主義において左派右派問わず公務員は削減すべきなのである。
下らない運知活動してる暇があったら勉強するべき
リバタリアニズムを達成するための国家社会主義ってのはどうだろうか
なんかいま思いついたんだけど
460 :
考える名無しさん:2009/10/26(月) 23:13:41 O
日本チリ化計画?
チャベスのように全ての報道機関の取締役に軍人を派遣するのがベスト
ロン・ポール共和党下院議員
豆長者ブログ
2008年11月20日(議会議事録の「Extensions of Remarks」の部)
議長、多くのアメリカ国民は、私たちが直面している経済問題を、新政権が
解決してくれるものと期待しております。しかし、そうはなりそうにありません。
なぜなら、問題をたくさん抱え込んでしまっている今の混乱から、私たちは
どうやって抜け出すのか、新大統領の経済顧問たちも理解していないからです。
それは、そもそもどうしてこの危機が引き起こされたのかを、今までの政権も
議会も理解していなかったのと同じことです。
ごくごく少数を除いて、議会のなかで、オーストリア学派の自由市場経済学を
知っている人はいません。この80年間、私たちの政府の立法府、司法府、
行政府が、完全にケインズ主義の経済学の影響のもとにあったからです。
もしも、彼らが、景気循環についての、オーストリア学派の経済学の解釈を
いくらかでも理解していたら、困難に満ちた悲惨な修正が必ずやってくる
危険なバブルを起こすことなど、決して許しはしなかったでしょう。
今日、とてつもない経済危機が展開しております。日々、政府の新しい施策が
開始されています。今後の計画もどんどん練られていっています。こうしたもの
はすべて、私たちが今のこの困難な状況にあるのは、自由市場資本主義と
健全なお金が失敗したからだ、という信念に基づいています。
さらに支出し、さらに不良な投資を救済し、さらに借金を重ね、さらにドルの
価値を低下させることに、取り憑かれているのです。私たちの抱える問題を
解決するには、世界の中央銀行の設立、「fiat」(命令で「お金」にする)の
たった一つの通貨への統合という国際的な答えが、私たちには必要なのだと、
多くの者たちが言っております。しかし、こうした提案は、まさに私たちの
この困難なる状況をつくり出した諸政策を、さらにまたやるということに
過ぎません。失敗に終わる運命にある提案です。
同様の過ちは、1930年代にやっているのです。
それが、「ニューディール」(フランクリン・ルーズベルト大統領の新経済政策)、
「フェアディール」(トルーマン大統領の政策)、「偉大なる社会」(リンドン・ジョン
ソン大統領の政策)の時代へとつながり、そして、ついには保守主義者たちに、
財政赤字なんてたいしたこっちゃないと確信させてしまった、「サプライサイダー」
たちの時代にまで導いてしまいました。彼らは、費用のとてもかかる赤字財政の
アメリカ帝国をまわす資金を、どう調達しようかと心配していたからです。
大恐慌以来、すべての政治施策は、景気後退しないように、不況にならない
ようにというものでした。しかし、そうして為されたすべてのことは、すべての歴史
において最大の金融バブルとなる種を蒔くことだったのです。この理解がないために、
今、金融制度の大規模な国有化、そして、本当に生産手段をも大規模に国有化
してしまおうというお膳立てが整えられています。
ケインズ主義者たちは、なにもかも間違っていて、干渉主義と中央での経済計画は
うまく行かなかったことは明らかなのですが、私たちは、この困難なる状況から抜け
出せる助言を求めて、誰の話を聞いているでしょうか?残念ながら、ケインズ主義者
たち、社会主義者たち、大きな政府を提唱する者たちの話を聞いているのです。
無視されてきたのは誰でしょうか?オーストリア学派の自由主義経済学者たちです。
この者たちこそ、大恐慌を予測したのみならず、今日、私たちが対応しているこの
大災難をも予測していたのです。危機は、予測可能であったこと、説明可能である
こと、ならば、どうして、誰も話を聞かなかったのでしょうか?それは、ただでランチが
食える、それが可能だと、新しい経済規範(経済におけるパラダイム)が到来したと、
あまりに多くの政治家たちが信じ込んだからです。しかし、それは何か聞いたことの
ある話です。鉛を金に変えることのできる「賢者の石」のように。働かずに繁栄を謳歌
することが、長年の夢なのです。
そして、さらに、通貨供給量(マネーサプライ)を管理支配する者たちによって、
政治権力は管理支配されるということを理解していた者たちが、その上にいたのです。
ロン・ポール共和党下院議員『Stop Dreaming』(日本語字幕埋込版)
http://www.woopie.jp/video/watch/ea9685b3a882daea 【アメリカ】2009.7.16 ロン・ポール、Tech Tickerに出演
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7691154
465 :
考える名無しさん:2010/02/09(火) 23:36:41 O
無税国家の実現を目指そう
1980年、マリー・ロスバード
「リバターリアニズムについての神話と真実」から
http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-534.html リバターリアンたちが、方法論上、政治上の個人主義者であることは、確かです。
個人のみが、考え、価値を判断し、行動し、選択するものだと考えています。
強制的な干渉を受けずに、各個人が、自分自身の身体を所有する権利を持っていると考えています。
しかし、目標、価値観、仕事、職業において、いつも、人々が、
お互いに影響を及ぼし合っていることを否定する個人主義者はおりません。
この必然的に生じる過程に、何の問題もないことは確かです。
リバターリアンたちが、反対しているのは、価値観について、任意の説得ではなく、
強制力と警察力を用いて、強制的に押しつけることに対してです。
リバターリアンたちは、自発的に、個人間で協調すること、共同することに、全く反対していません。
反対しているのは、国家によって押しつけられる強制的な偽りの「協調」に対してです。
ケインズに死を
2010-01-30 豆長者
http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-539.html 1950年10月30日、ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス
「ケインズ卿とセイの法則」
彼が主張した諸政策は、まさしく、彼の「一般理論」が出版される前に、
英国も含めた、ほとんどすべての政府たちが、すでに、採用していたものでした。
経済問題に対処する新しい手法の革新者でも擁護者でもありません。
むしろ、彼の貢献は、すべての経済学者たちが、破滅的であると見なしていたにもかかわらず、
権力の座にある者たちに人気があった、諸政策を明白に正当化することにあったのです。
彼の業績は、すでに実践されていた諸政策の理屈付けでした。
彼は、彼に精通した者たちが呼んでいるような「革命家」ではありませんでした。
「ケインズ革命」は、ケインズが、それを支持し、いかさま科学で正当化する、
ずっと前に起こっていました。
彼が、実際にしたことは、政府たちが広く行っていた諸政策を擁護するものを書くことでした。
468 :
考える名無しさん:2010/04/25(日) 03:53:31 0
トーマス・ウッズ
「忘れ去られた1920年の恐慌」
http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-543.html 1920年の経済状況は、厳しいものでした。その年までに、失業率は、4%から12%近くまで跳ね上がりました。
国民総生産(GDP)は、17%低下しました。ハーバート・フーバー商務長官は、
誤ってレッセフェール(無干渉主義)の経済学の支持者だとされている人物ですが、
当然、ハーディング大統領に、経済を転換させるための、たくさんの干渉を検討するよう要請しました。
でも、フーバーは、無視されました。
ハーディングは、「財政における刺激策」(財政出動)の代わりに、1920年と1922年の間に、政府予算を半分近く削減しました。
ハーディングの残りの取り組み方も、一様に、レッセフェール(無干渉主義)でした。税率は、どの所得者層に対しても、大幅に引き下げました。
国家債務は、三分の一、削減しました。
それに、ほとんど、連邦準備制度の活動が、注目を引くこともありませんでした。「連邦準備制度は、収縮の厳しさにもかかわらず、
通貨供給量を上向けて、収縮と戦う権限を用いることはしなかった。」と、
経済の歴史家が書いてます。
1921年の夏の終わりまでに、回復の兆しが、すでに見えるようになりました。
明くる年、失業率は、6.7%にまで下がり、1923年まで、2.4%だけでした。
この期間における、アメリカの反応を、日本のそれと比べることは、教訓的です。
1920年、日本政府は、物価を人為的に高く維持する目的で、計画経済の基礎を導入しました。
経済学者のベンジャミン・アンダーソンによると、「大銀行たちと、集中化した産業たちと、政府が協力して、
市場の自由を破壊し、商品(コモディティー)価格の低下を阻み、
七年間にわたって、日本の価格水準を、低下していく世界水準より高くした。その期間、日本は、慢性的な産業の停滞に苦しみ耐えた。
ついに、1927年、非常に厳しい銀行危機が起こり、多くの産業は、もちろん、多くの大支店銀行制度が破綻した。愚かなる政策だった。
一年間の生産に相当する在庫品の損失を回避しようとして、日本は、七年間を失ったのだ。」
トーマス・ウッズ『メルトダウン』(金融溶解)
経済学者のジェームズ・K・ガルブレイスは、「アメリカ国内に15000人いる経済学者の中で、
経済危機が来ると予想していたのは、わずか10人から12人だけだった」と述べた。
ガルブレイスと付き合いのあるお仲間の経済学者たちには、経済危機の到来を予想した人はほとんどいなかった。
しかし、ミーゼスが発展させたオーストリア学派に属する経済学者の多くは、経済危機を予想していた。
オーストリア学派に属する経済学者たちは、誰よりも早く住宅バブルに警告を発していた。
また、もし経済危機が起きれば、それは長期化するとも警告していた。
ほとんど経済学者は、オーストリア学派の景気循環理論について何も知らず、
ビジネススクールで教えられることもほとんどない。
オーストリア学派のアプローチは、その他の経済学派のアプローチよりも、
経済で起きた事象を正しく説明することができる。
それによって、私たちの経済に対する理解が深まる。
世界中で急速に信奉者を増やしている経済思想であるオーストリア学派だが、彼らは長い間無視されてきた。
経済学の主流派の人々は、1920年代に、「恐慌などは過去の遺物で再び発生することはない」と触れて回っていた。
また、1990年代には、「新しい経済が到来し、恐慌は発生しなくなった」とも述べていた。
経済学者の大部分が現在の経済危機の到来を予測できなかった。
だがそれぞれのケースで、オーストリア学派の経済学者たちは、他の人々が見落としていた問題をきちんと把握していた。
これだけでも、彼らが信用するに値し、彼らの学問的業績を研究する価値があるのではないだろうか。
私たちの前には二つの選択肢が用意されている。
一つは、大恐慌を長引かせ、日本経済を20年間もの最悪の大不況に陥れた方法を採ることである。
もう一つは、素晴らしい業績を持ち、何が起こっているのかを正確に解説できる理論に基づく、
これまでとは全く異なった内容の提案を採ることである。
国家は国家に対してある
一国平和主義はあり得ないのと同じで
新自由主義も一国ではあり得ない、帝国主義全盛の時代に無防備都市宣言すようなもんw
ワシントンコンセンサス、新自由主義の聖地のように言われる
アメリカすら現実的には国家資本主義である
原理主義者が喚いたところで
所詮アンチグローバリズムかアナーキストと同根の現実なき理想主義にすぎない
リバタリアン VS リバターリアン
http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-549.html ワシントンD.C.の政府近くにいるリバタリアンたち、
特に、リーズン・マガジン(Reason magazine)と、
ケイトー研究所(Cato Institute)にいる者たちは、
最初から、ロン・ポール現象に対する敵意をむき出しにしてきた。
とりわけ、景気循環は、中央銀行の信用拡大が原因であると説明する、
経済学者ルートヴィヒ・フォン・ミーゼスが展開した理論を、ポールが適用していることと、
そこから必然的に導き出される政策的処方、それは、ポール論者のスローガン、
「END THE FED!」(連邦準備制度を廃止せよ!)に現れているが、
そのせいで、自分たちは、そういうリバターリアンではないんだと、
ワシントンのカクテル・パーティーで、いらいらしながら説明しなくちゃならないからだ。
473 :
考える名無しさん:2010/07/14(水) 00:23:17 0
サンデルがブームだそうですね
この板の常駐者は名前すら知らなそうですけどw
サンデルがブームだから覗いてみたら閑散としていて絶望したw
分析哲学厨の俺からすれば
サンデル(笑)
って感じなんですけど。
あなたのような高尚な存在がこんなところで(笑)しか言えない日本に絶望した
いえいえ あくまで厨ですから。