クリシュナムルティ

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885考える名無しさん
●鈴木大拙

・「1920(50歳)・・・この頃よりセオソフィカル・ソサエティ(霊智学会)の
 会合に出席し、自宅でも会合を開く」
・「1928(58歳)・・・三月、セオソフィカル・ソサエティ(霊智学会)
 京都マハーヤーナ・ロッジ(大乗支部)の責任者となる」

『クリシュナムルティの世界』p19−20


・「小林一正氏『J・クリシュナムルティの人間形成』中には、
 小林氏が鈴木大拙の秘書をしておられた別宮美穂子氏から聞いたという次の話がのっている。

『大拙はクリシュナムルティに二回ほどしか会っていないが、
「彼はいつも高いところから語っており、自らはお金にも触れず、手を汚さず、泥に少しもまみれていない」
 という内容の感想を漏らしたことがあるという。クリシュナムルティの表現には禅的なところがあり、
 回りの人に彼について度々問われたこともあったので、大拙も彼の著書を何冊か読んでいたという』。

 別宮氏によると、両者は1951年の冬に一回ニューヨークで、またそれ以前に少なくとも一回は出会っているというが、
 前掲文中の感想からは、25歳年上の大拙はクリシュナムルティにあまり好感を持っていなかったことがうかがえる。」

『クリシュナムルティの世界』p199−200
886考える名無しさん:2008/05/22(木) 19:15:24 0
●禅僧 千崎如玄
『クリシュナムルティの世界』p197−200(禅僧千崎如玄のオーハイ訪問および禅界との交流)

「寺を建てたり教権を振りまわしたりして、そのじつ何ら伝道の迫力のない日本の坊さんなど、
 一度きいて見るがよい。千余人の聴衆、青天井の下でも、誰一人たばこをのむ者もいない。」p198

●今東光、今日出海『クリシュナムルティの世界』p331−341
両氏の父君である今武平氏は神智学徒。

●原始仏教学者の羽矢辰夫氏によるクリシュナムルティへの論考。
『クリシュナムルティの世界』p358−363(雑誌『春秋』1995年1月号に収録とのこと)

「現代に生きるわたしたちがクリシュナムルティを考えることは、
 ブッダとの関連を呼び起こし、生の全体性をとりもどす絶好の機会を与えてくれると思います。」p363

羽矢辰夫氏
ttp://www.nebuta.ac.jp/kyoin/profiles/haya.html
ttp://fallibilism.web.fc2.com/089.html

●玉城康四郎
・クリシュナムルティと仏教との交照   藤仲孝司 氏
ttp://www7.ocn.ne.jp/~jkgyk/fu02.html
玉城康四郎氏のクリシュナムルティに関する論文
「仏教と他との対比・交照 − クリシュナムルティの場合 − (『仏教と異宗教』所収、平楽寺書店 1985)」

玉城康四郎氏の誤訳・誤読・見落としを追求されている。

・高岡光氏『クリシュナムルティ・水晶の革命家』p73−83にも玉城氏への反論がある。
887考える名無しさん:2008/05/22(木) 20:33:33 0
>>886 ●玉城康四郎氏の補足です。
クリシュナムルティと仏教との交照 ― 玉城康四郎氏の誤読を正す(1)
ttp://www7.ocn.ne.jp/~jkgyk/fu01.html
クリシュナムルティと仏教との交照 ― 玉城康四郎氏の誤読を正す(2)
ttp://www7.ocn.ne.jp/~jkgyk/fu02.html