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純一:
私が孤独というのは的を得ています。
本当は現実に出ないとか本音を言わないのではないのです。
本音を言えば何らかの妨害を受けたから言わないのであるし、
また、現実で起こそうとして失敗したから2ちゃんねるの哲学板でやろうとしたというだけでしょう。
つまりは、現実に追い立てられたからここに居るわけであって、
現実での機構が崩壊していなければ私純一はそっちで活動していたのではないかと思います。
現にアソシエは失敗しました。これではどこへも行けません。でも、私はまだ諦めていないのです。
現実に実行可能なのは、何も直接的な反抗だけではないのです。何らかの妥協を経た、別の
やりかたがあるのです。私はここ数年間、ただひたすらそれを探していました。最近は主に、
ヒスパニック系コミューンによる反グローバリズム文化、即ち、チカーノラップやローライダーが、
事実上のアウトノミア運動やマオイズムの後継者なのではないかと思っているのです。
アウトノミア運動やマオイズムは弾圧を受けますが、ヒスパニック文化はむしろ、商業を通じて、
我々の例えばナイキの広告であるとかにいつの間にか侵入しています。これは誰でも弾圧できない。
ここに我々が加わる隙があります。サンプリングやグラフティーは一般的感覚では違法行為です。
たが、それは何故か我々の広告媒体を通じて、ファッションとして消費されている。ここに
デコードを無意識的に行える隙があります。ですから、私の感覚ではこれがマルチチュードですね。